2016-12-22 22:33

狂信化の奥にある物 「マートブ」

 随分昔ですが「マートブ」と言う本を読みました。
 何でこの本を思い出したのかと言うと、狂信化とテロに突き進むイスラム教徒の心理が垣間見えるように思えたからです。

 これはイランイスラム革命の少し前にイラン人と結婚したアメリカ人女性の手記です。
 少し長くなりますが、あらすじを説明します。

009

 著者ベティー・マムーディは最初の夫と離婚し二人の子供を抱えて働いていた時に、イラン人の医師ザイードと知り合い結婚しました。

 夫ザイードはパーレビ国王の近代化政策の一環でアメリカに留学したのですが、大学卒業後帰国せずアメリカで高校教師として働きました。

 しかしそれで満足せず仲間と起業して一応の成功を収めました。 けれども彼はその後、再度大学に入り今度は医師の資格を取りました。

 そして医師として働いていた時に、著者のベティーと知り合ったのです。 
 しかし彼は更に麻酔医の資格を取ります。

 医師の資格がありながら、離婚歴があり子供が二人もいる高卒の女性と結婚したのは、アメリカ女性との結婚がアメリカ市民権獲得に有利だと言う計算もあったようです。

 しかし結婚生活は幸福で、二人の間には娘が生まれました。 夫はこの娘にペルシャ語で「光」を意味する「マードブ」と名付けました。

 麻酔医になると収入が激増して、大きな邸宅にメイドを二人抱えて暮らす生活を送るようになります。

 ベティーは仕事を止め、夫の秘書になり、資産の管理や税務対策に専念するようになりました。 

 こうして夫婦が幸せの絶頂だった時、イランイスラム革命が起きます。

 すると夫ザイードはこれに舞い上がってしまうのです。
 ザイードだけでなく、当時アメリカに留学していたイラン人の学生達が皆これに熱狂しました。
 
 そしてアメリカ大使館人質事件が起きると、彼等は何とアメリカで反米デモを繰り返して気勢を挙げるようになります。

 ザイードは年齢と社会的地位の高さから、自然にこの反米イラン人達の中心に祭り上げられていくのです。

 これは妻ベティーには理解できませんでした。

 ザイードは元々信心深いイスラム教徒とは言えませんでした。 お祈りも適当にしかしないし、お酒も好きなのです。

 それなのに何でイランイスラム革命に熱狂して反米デモをやるのか?
 
 「これほどの生活をさせてくれる国に少しは感謝して欲しい」

 アメリカ人であるベティーは、夫の反米は非常に不満でした。

011

 イヤ、実際ワタシもこれが一番不可解なのです。
 普通に考えれば、イランイスラム革命は在米イラン人にとっては大変な災難なのです。

 イランでのアメリカ帰国者の立場も、アメリカでのイラン人の立場も悪くなるだけなのです。

 何より不可解なのは、ザイードもイラン人のアメリカ留学生達も、パーレビ政権のお蔭でアメリカに留学できたのです。

 勿論パーレビ政権には急速な近代化が貧富の差を広げたとか、伝統社会を破壊したとか、様々な問題がありました。 

 しかしザイードがそれを憂うような愛国者なら、そもそも国費で留学しながら快適で自由な生活の為にアメリカに留まるような事はしないでしょう?

 でも彼は敢えてアメリカに留まり、それでアメリカンドリームを実現しているのです。
 それなのに何で反米、イスラム狂信のイスラム革命に熱狂するのか?

 パーレビ国王もアメリカも彼にとっては何一つ不都合はなかったばかりか、大変な恩恵を与えてくれたのです。

012

 ザイードは他のイラン人達とアメリカでの反米活動に熱狂し続けました。

 アメリカは民主主義国家ですから、自国で外国人が反米デモをしても問題にはなりません。

 しかし一般アメリカ人の中には憤慨する人も沢山いました。
 そしてやがてそのような人々からの抗議の電話や手紙がザイードの所に届くようになります。

 するといきなりザイードはビビり始めます。

 こうした折にザイードが麻酔医として立ち会った手術で患者が死亡すると言う事故が起きます。

 これで事故原因の究明が終わるまでザイードは職務停止になってしまいます。
 事故原因が究明されてザイードのミスでない事が証明されるまで麻酔医として働けなくなったのです。

 そして事故原因の究明は遅々として進みませんでした。

 これでザイードは完全に疑心暗鬼に陥ります。 CIAやFBIが自分を陥れようとしているのだと考え始めるのです。

 そして彼は遂にイランに帰国する決意をします。 しかし妻には娘マートブをイランの祖父母に会わせる為の一時的な里帰りだと言いました。

 しかしイランに来て暫くするとベティーは夫からアメリカへ帰国する意思はない事を知らされます。

 そしてベティーはイラン人の妻としての生活を強制されます。

 一方夫ザイードのイランでの生活も惨めでした。 イランではアメリカの医師免許は通用せず、ザイードは潜り医者として働くしかなくなったのです。
 
 これが夫婦関係を悪化させました。

 ベティーは夫への愛情を喪い帰国を願いますが、イランでは妻からの離婚はできません。 

 しかしベティーは遂に娘を連れて夫の下から決死の逃避行を敢行したのです。 
 
 そして遂に祖国アメリカへ帰りつきました。

015

 この本は映画化されています。 映画ではこのベティーの決死の逃避行が中心になっているようです。

 この本が出た当時も、ベティーの決死の帰国を讃える評ばかりだったのを覚えています。

 しかしワタシが一番興味深かったのは、ザイードの心理です。

016

 一体彼は何を期待してイランイスラム革命に熱狂したのか?

 分別盛りで地位も収入もある男が、何の心算でアメリカでの反米運動なんかやったのか?
 そんなことをやるからには相応の覚悟がいるだろうに。

 しかし彼は覚悟も何もなく、唯子供のように舞い上がり熱狂した挙句に、怖くなってアメリカを逃げ出すと言う信じがたく愚かし事をやってしまいました。

 このような彼の行動を見ていると、ただもう何かイラン人の心の奥底にある何かが、反米に火を点けたとでも考えるしかないのです。

017

 パーレビ政権時代、アメリカには多くのイラン人が押し寄せました。 しかしベティーによると彼等の多くは、アメリカの生活には適応できなかったようです。

 ザイードの親族も何人か彼を頼ってアメリカに来たのですが、ベティーは彼等に辟易していました。
 
 彼等は能力もないのに自尊心ばかり高くて、結局アメリカを憎悪しながら帰国するのです。

 因みに当時のイランは豊富な石油収入に支えられた金満国家だったので、アメリカに渡航するような人々は、低賃金で肉体労働をする気なんかさらさらないのです。

 その意味では今、欧州に押し寄せている移民達に比べて遥かに恵まれていました。

025

 でもザイードはこんなイラン人達とは別物です。
 自分の意思と能力でアメリカンドリームを実現したのです。

 ザイード程の成功をする人間は、イラン人はもとより、アメリカに来る無数の移民の中でも極少数でしょう。

 そのような成功者がイランイスラム革命に熱狂して、反米に燃え上がったのです。

 一体何が彼を愚かしい反米運動と狂信の礼賛に駆り立てたのでしょうか?

 これがわかれば今、欧米で起きているイスラム移民によるテロや、更に今イスラム社会で燃え上がる狂信の根源もわかると思います。

 でもそれがホントに何であるのか?
 ワタシにはまだわかりません。
  1. 古本
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コメント

これを読んで、日本にいる在を思い浮かべました。
先進国になりきれない国の人は、こんなもの…と言っては失礼なのでしょうが、そう思ってしまいます。
自分の置かれてる環境を客観視出来ず、本国の騒ぎに舞い上がり、その挙げ句自分に不都合があると差別だなんのと被害妄想。
ご隠居さんがイスラムと韓国は似た様なものだとよく言っておられますよね。
  1. 2016-12-22 22:58
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  3. 猫娘。 #-
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群れ動物

これは自己正当化の問題です。人がなにより求めるのは自分の根っこからの正当性であり、それが否定されるのを死や病気よりも恐れるものです。
神話とは、その民族の自己正当化のファンタジーでした。時代が下って羊に土地を食べられた農民は、賃金労働者となって都会へ出、新聞を心の故郷(共通幻想)としました。そこに、ささやかな個性をもつ近代的自我の主人公が描かれ、共感でもって、みんなの会社が儲かりました。物語とは自己正当化のことです。人にはなんとしてでも、それが必要なのです。大人も子供も関係ありません。普遍なのです。なぜ朝鮮の人々にファンタジーの歴史が必要か、なぜ宗教で争いがたえないのか分かりますよね?
自己の正当性という地盤がぬかるんでいたザイードが、彼だけが、そこまでの学歴という高い塔が建てられたのかは、彼の生まれつきの個性が大ですが、逆にそうであるがゆえのハングリー精神、学歴という武器と鎧こそ、彼の心の拠り所だったからかもしれません。
うろ覚えですが、安倍公房(?) は英霊といのは、超正当性だと言っていたような気がします。それは帰属するグループ内でのゴールドならぬ、ブラックカードごときものかもしれません(笑)。
さらに話は飛びますが、なぜ拉致被害者は日本人が期待したように、北朝鮮を罵ってくれないのか、歯がゆく感じた人が多かったのではないでしょうか。それをマインドコントロールが解けぬせいだとか、未だ監視を恐れて本音を言えないだとか、解釈した人もいたでしょう。しかし、それらは間違いだったと思います。自分なりに解釈すれば、彼らの最も恐れたのは「自分が生きて来た時間を否定されること」なのではないでしょうか? それに加え、彼らはニセモノの病であるストックホルム症候群とは違い、生きるために祖国を批判せねばならぬ事態に陥ったことも、たびたび、あったはずです。人はウソをつくとき、本当にそう思ってついた方が、気が楽です。図らずもですが、彼らは自ら裏切り者になってしまったのです。彼らは自分の正当性をキヅモノにされて帰ってきたのでした。
  1. 2016-12-23 01:29
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  3. maiastra #-
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イランイスラム革命

私がアメリカに来た1979年がまさにその年で、アメリカ大使館が襲われて大使館の職員が一年半も人質になりました。

当時、パーレビ国王の下で裕福な暮らしをしていたイラン人、特にユダヤ・キリスト教徒たちが、どっとアメリカに押し寄せました。彼らは今のイスラム難民とちがって元々裕福で教養も高く、しかもモスレムではないので、質のいい難民だったと思います。アメリカに来れたことを感謝もしていたし。

パーレビ国王下では色々あったでしょうけど、異教徒でも安心して住めたし、女性たちも自由でした。今のイランとは雲泥の差があります。

最近、今では絶対に製作出来ないだろう映画の中にこの本の映画版「ノットウイズアウトマイドウター」が入ってました。娘と一緒でなければ帰れないという意味の題ですが、よもぎねこさんのご説明でザイードの心境の変化がもっとあきらかになりました。

映画ではやさしいアメリカナイズされた夫がイランに一時帰国したら突然人柄が豹変したような表現でしたが、そういう前提があったなら、まだ理解できます。でもそういう前触れがあったのなら、妻は娘と一緒にイランに行くなどすべきではなかったですね。

アメリカではイスラム圏の夫と結婚したアメリカ人女性が子供を連れ去られて二度と会えなくなったケースがたくさんあって、当時話題になっていました。

それにしても、そこまでアメリカという社会から恩恵を受けていて、反米になってしまうというのはどういう心境なんでしょうね?イギリスの地下鉄駅でテロをやった犯人たちもイスラム圏からの移民でしかも皆、医者の息子とか教養ある若者ばかりでした。

いったい何が彼らを駆り立てるのでしょう?
  1. 2016-12-23 02:00
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  3. 苺畑カカシ #-
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Re: タイトルなし

> これを読んで、日本にいる在を思い浮かべました。
> 先進国になりきれない国の人は、こんなもの…と言っては失礼なのでしょうが、そう思ってしまいます。
> 自分の置かれてる環境を客観視出来ず、本国の騒ぎに舞い上がり、その挙げ句自分に不都合があると差別だなんのと被害妄想。
> ご隠居さんがイスラムと韓国は似た様なものだとよく言っておられますよね。

 自己絶対化ですからね。

 しかしこのイランイスラム革命に対する在米イラン人の反応はやはり異常です。
 だってあの当時は、ホントにアメリカとイランが戦争になりかねない深刻な状況でした。

 パーレビ体制ならアメリカ留学組は帰国すればエリートのポストが待っていたのですが、イランイスラム革命でそれが吹き飛びました。

 だからホントなら親米を誓ってアメリカに残留するか、祖国へ帰るかの瀬戸際に追い込まれているわけです。

 ところがどうもそういう真面目さが全然感じられず、ひたすら舞い上がっているのです。

 アメリカの自由と民主主義が、彼等の感覚を狂わせたのかも知れません。
  1. 2016-12-23 12:59
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 群れ動物

> これは自己正当化の問題です。人がなにより求めるのは自分の根っこからの正当性であり、それが否定されるのを死や病気よりも恐れるものです。
> 神話とは、その民族の自己正当化のファンタジーでした。時代が下って羊に土地を食べられた農民は、賃金労働者となって都会へ出、新聞を心の故郷(共通幻想)としました。そこに、ささやかな個性をもつ近代的自我の主人公が描かれ、共感でもって、みんなの会社が儲かりました。物語とは自己正当化のことです。人にはなんとしてでも、それが必要なのです。大人も子供も関係ありません。普遍なのです。なぜ朝鮮の人々にファンタジーの歴史が必要か、なぜ宗教で争いがたえないのか分かりますよね?
> 自己の正当性という地盤がぬかるんでいたザイードが、彼だけが、そこまでの学歴という高い塔が建てられたのかは、彼の生まれつきの個性が大ですが、逆にそうであるがゆえのハングリー精神、学歴という武器と鎧こそ、彼の心の拠り所だったからかもしれません。
> うろ覚えですが、安倍公房(?) は英霊といのは、超正当性だと言っていたような気がします。それは帰属するグループ内でのゴールドならぬ、ブラックカードごときものかもしれません(笑)。
> さらに話は飛びますが、なぜ拉致被害者は日本人が期待したように、北朝鮮を罵ってくれないのか、歯がゆく感じた人が多かったのではないでしょうか。それをマインドコントロールが解けぬせいだとか、未だ監視を恐れて本音を言えないだとか、解釈した人もいたでしょう。しかし、それらは間違いだったと思います。自分なりに解釈すれば、彼らの最も恐れたのは「自分が生きて来た時間を否定されること」なのではないでしょうか? それに加え、彼らはニセモノの病であるストックホルム症候群とは違い、生きるために祖国を批判せねばならぬ事態に陥ったことも、たびたび、あったはずです。人はウソをつくとき、本当にそう思ってついた方が、気が楽です。図らずもですが、彼らは自ら裏切り者になってしまったのです。彼らは自分の正当性をキヅモノにされて帰ってきたのでした。

 自己正当化はわかります。

 但しこのザイードのような場合は、アメリカで成功して麻酔医になった自分と、イラン人でイスラム教徒の自分があるのです。
 しかもそれほど熱心なイスラム教徒でもないのです。

 普通に考えれば、アメリカで高等教育を受けた人間として、祖国の狂信化に失望し、狂信政権のできた祖国と縁を切る道を選のではないでしょうか?

 でも彼はその逆をやったので非常に不可解なのです。
  1. 2016-12-23 13:04
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  3. よもぎねこ #-
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Re: イランイスラム革命

> 私がアメリカに来た1979年がまさにその年で、アメリカ大使館が襲われて大使館の職員が一年半も人質になりました。
>
> 当時、パーレビ国王の下で裕福な暮らしをしていたイラン人、特にユダヤ・キリスト教徒たちが、どっとアメリカに押し寄せました。彼らは今のイスラム難民とちがって元々裕福で教養も高く、しかもモスレムではないので、質のいい難民だったと思います。アメリカに来れたことを感謝もしていたし。
>
> パーレビ国王下では色々あったでしょうけど、異教徒でも安心して住めたし、女性たちも自由でした。今のイランとは雲泥の差があります。

 そうなのですよね。 パーレビ時代のイランは女性もベールなんか被らず、西欧風のお洒落を楽しんでいました。
 あの頃、ホメニイ政権の成立など想像した人は殆どいません。

 あのまま順調に近代化を続けて、遠からず西欧社会と変わらない国になると皆信じていました。

 今にして思うとあのイランイスラム革命と言うのが、現在のイスラム狂信化とテロの時代の幕開けだったのです。

  因みにこの著者のベティーによると、当時はイランからイスラム教徒の留学生も多数来ていました。 親米で裕福なパーレビ政権が近代化の為に大量の学生をアメリカに留学させたのです。
 彼等は祖国から十分な仕送りを受けて、優雅な学生生活を送り、帰国すればエリートのポストが待っていたのです。

 その彼等が何でその国王を追い出す狂信革命を支持するのあ?
 これはホントに不思議です。 

 日本で言えば明治時代にアメリカに留学した野口英世のような人達が反米運動に狂うような話ですからね。

> 最近、今では絶対に製作出来ないだろう映画の中にこの本の映画版「ノットウイズアウトマイドウター」が入ってました。娘と一緒でなければ帰れないという意味の題ですが、よもぎねこさんのご説明でザイードの心境の変化がもっとあきらかになりました。

 イランで夫の人格が変わるのはわかります。

 だって祖国に帰ったら、アメリカでの医師資格は通用せず、潜り医者と言う惨めな地位に落ち込んだのですから。 勿論収入も激減しました。

 しかし幾らアメリカの医療水準が高くても、イランとアメリカの関係が最悪なのですから、イラン政府がアメリカ帰りを冷遇するのは当然でしょう?

 そういう祖国へ自分の意思でワザワザ帰ったのですから、余計惨めでしょう。
 これだけ惨めな思いをすれば人格だって歪みます。

> 映画ではやさしいアメリカナイズされた夫がイランに一時帰国したら突然人柄が豹変したような表現でしたが、そういう前提があったなら、まだ理解できます。でもそういう前触れがあったのなら、妻は娘と一緒にイランに行くなどすべきではなかったですね。
>
> アメリカではイスラム圏の夫と結婚したアメリカ人女性が子供を連れ去られて二度と会えなくなったケースがたくさんあって、当時話題になっていました。

 このザイードの場合もそうですが、アメリカ人の妻を連れて帰る事は、アメリカでの成功の証だったようです。
 しかしそれだけでなくアメリカ人の妻がいれば、アメリカへの再入国や在留をしやすくなると言う実利も考えていたようです。

 このザイードはアメリカに邸宅を残して帰国したのですが、その後イランとアメリカの関係悪化から、アメリカへの再入国ができなくなります。
 それで妻に帰国して邸宅を処分させて、そのお金を得たかったようです。

 でもそれで妻がイランに戻らないと困るので、娘は絶対に渡さないと言っていたのです。

 こうした対応を見ていると、アメリカにも未練たっぷりなのです。

 だったら反米活動なんかするなよ!!

 と思うのですが、それをやってしまうから益々不可解なのです。

> それにしても、そこまでアメリカという社会から恩恵を受けていて、反米になってしまうというのはどういう心境なんでしょうね?イギリスの地下鉄駅でテロをやった犯人たちもイスラム圏からの移民でしかも皆、医者の息子とか教養ある若者ばかりでした。
>
> いったい何が彼らを駆り立てるのでしょう?


 ホントに不思議でしょう?

 希望を持ってアメリカに移民したけれど、適応できず惨めな生活を送る人なら、テロや狂信も理解できなくもありません。

 しかし実際にテロをやったり過激なイスラム原理主義運動に血道を上げるのは、実は裕福で教育のある人間ばかりなのです。

 一体何なのでしょうね?
  1. 2016-12-23 13:42
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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社会から疎外されたから原理主義に走ったという見解も、自分には今一つ納得できません。
次のような記事を見つけました。

比較的富裕で高学歴なムスリムほど過激化しているという現実
http://agora-web.jp/archives/2021908.html
一通り読んでみましたが、やはりしっくりきません。人もうらやむほどのエリートコースに乗り、経済的に何不自由しなくても原理主義に走る。
堕落した西洋文明を見下しながら、その西洋文明諸国に住みつき、離れようとしない。
嫌いなら嫌いでイスラム文明圏内で生活していればいいものをあの手この手で入り込もうとする。
わが国にも、何かといえば「差別された~」と騒ぎ、反日運動をやりながら鯨の皮膚に寄生しているフジツボのように離れようとしない妙な外国人集団がいます。自国があるのだから、自分達を差別するような国など捨てて帰国すればいいのにと思うのですけど、それもしない。
実に我々日本人の理解の範疇を超えているのですよね。
こうした矛盾した思考様式を持ち、過激化したムスリム達が、今後どのように社会に影響を与えるのか予断を許さないでしょう。

日・米・独―10年後に生き残っている国はどこだ
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E3%83%BB%E7%B1%B3%E3%83%BB%E7%8B%AC_10%E5%B9%B4%E5%BE%8C%E3%81%AB%E7%94%9F%E3%81%8D%E6%AE%8B%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%9B%BD%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%93%E3%81%A0-%E9%AB%98%E5%B1%B1%E6%AD%A3%E4%B9%8B%C3%97%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%81%B5%E7%BE%8E/dp/4584137528/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1482459438&sr=8-1&keywords=%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%81%B5%E7%BE%8E%E3%80%80%E9%AB%98%E5%B1%B1%E6%AD%A3%E4%B9%8B

この対談本の中で川口マーン恵美さんがおっしゃっていましたが、ドイツの在住のユダヤ人達は、中東からの移民難民に相当恐怖を覚えているというのです。ドイツでは反ナチス教育が徹底していますから、一般ドイツ人は本音はともかくユダヤ人に対しては痛々しいほど気を使いますが、中東からムスリムは反ユダヤ教育を受けているので、そうした遠慮がない。ドイツ在住のユダヤ人にとっては、ネオナチスより脅威になっているようなのです。
西洋文明を否定しながら西洋文明国に住みつき、加えて反ユダヤ主義に走り、対立構造が重層化、複雑化しつつあるように思われます。
日本としては、こうした対立に首を突っ込まないで傍観することが最良の策でしょう。
  1. 2016-12-23 14:49
  2. URL
  3. 名無しの権兵衛 #pMIAsfTs
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マートブ、スリリングですね

日本人もかつてそうだったのですが、近代=キリスト教文明なので、自分の文化宗教を一段低く見てて知らず知らずの間に鬱屈を貯めているのかもしれません。私の場合ですが、東南アジアの偉い人たちが太平洋戦争の日本を評価してる文章を読んだ時、なにやら心に光が差したような、視界が明るくなったような気がしました。イラン人エリートも熱心なイスラム信者ではなかったけど子供の時から馴染んで血肉になっていたイスラムの偉大な指導者の力によって、西洋文明を推進する国王を追い出したというのがとても痛快だったんでしょうね。自分たちは間違ってなかった!という自信が湧いたのかも知れません。西洋医学を修めて高収入の仕事をアメリカで得ている恩恵は微塵も感じない、、というか自分たちの文明でないので余計コンプレックスというか恨みを募らせるのかも知れませんね。お隣の民族は日本が作ったシステムに乗って発展しながら日本の木を抜く、日本の杭を抜く、日本の庭を…
日本人は宗教的な縛りが邪魔にならなかったので日本らしさを持ちつつ先進国の列に入ることが出来ました。未だに、欧米では〜といってひたすら日本の考え方をくさす日本人は、どっぷり西欧文明化しなければそんなものは認められないという、日本文明を一段低くしか見られない多様性を無視したファシストなんでしょうね。
  1. 2016-12-23 15:08
  2. URL
  3. こきち #97nXsu5.
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テロリストは自らの万能を信じているのではないでしょうか

 日本のテロリストも地位の高い人間が数多く含まれていますから、恵まれた人間が罹る一種の病気みたいなものだと考えなければ何とも理解できません。例えばですが、学生運動の残滓は、どちらかといえばエリート大学の一部に見受けられるような気がします。

 これはかなりの部分が推測の域を出ませんが、社会的地位の高い人間の中には、あたかも自分が万能だと思い込んでしまう人がいるのだろうと思います。日本の極左テロリストの思想を紐解くと、自分には資本主義で苦しむすべての人間を救うことができるというような、ある種の全能感に酔いしれたヒロイズムを感じてしまうのです。当然、人間が全能の存在であるはずがないので、そのような感覚は間違っていますが。
  1. 2016-12-23 15:18
  2. URL
  3. 凍え馬 #-
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 このザイードという人が、パーレビ国王のお蔭で米国に留学して成功しているのに反米になりイラン革命に熱狂したのは日本人からすると不思議ですね。やはりイスラム教が原因な気がします。

 wikiのイスラム教を読み、「神への奉仕を重んじ、信徒同士の相互扶助関係や一体感を重んじる点に大きな特色があるとされる。」という箇所が、よもぎねこさんが『イスラム世界雑感』で「アフガニスタンやパキスタン辺境では、到底公正な司法など期待できません。 このような社会では人倫の保障は宗教に頼るしかないではありませんか?」と書かれたことと同じでイスラム教に則た生活をして助け合わなければ生きていけないという、宗教が圧倒的な存在感を示している世界があるのだと感じました。

 災害は起りますが、恵まれた自然環境のお蔭で食べることが出来てしかも海に守られた日本に住んでいると、こういう強い宗教で相互扶助して生きてきた人たちの気持ちは図りかねます。

 米国でいくら恵まれた生活をしていても、イスラム教で繋がっている社会とは違う疎外感や戒律を守らない米国社会に理不尽な苛立ちを強く持つ人もいるのかと思います。それにパーレビ国王の日本を参考にした面もある西洋的な改革は、イスラム教徒からすると豊かになっても許せないと感じたのかもしれないですね。
  1. 2016-12-23 23:55
  2. URL
  3. 都民です。 #-
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以前どこかで見た事が有るのですが、イラン人は自分らはアーリア人だから白人種なのに欧米人は白人扱いをしてくれないと心の底で不満に思っているらしいですし、トルコ人などもそういう複雑な心理を持っているそうです。アラブ人ですら白人扱いをして欲しい深層心理を持っているようです。

その壁にぶつかり、頼りになるのはイスラム教のみとなってしまうのでしょう。

外見が明らかに違う日系米人は人種差別に対して、米国への忠誠心をおびただしい血を流す事によって証明しました。上記の人達とは対称的ですね。

在日問題の根の深さも日本人に成りすます事が可能である事に起因すると思います。
  1. 2016-12-24 10:32
  2. URL
  3. taigen #-
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学歴が高い人間ほど過激派になるのはなぜか?の答えは割と単純だと思います。賢い人ほど、なぜ自分の国はうまくいかないのか?と考えますよね。そうして歴史を学んでいくと、植民地時代に原因を見つけるわけです。欧米はただ搾取をしただけではなく、中間支配層を介して支配することで、社会構造を滅茶苦茶にしました。それが現在まで引きずっており、あまりに複雑になって、革命でもしないと変革できないのです。加えて、欧米の民主主義が最も優れていると教えられます。しかし賢い人ほど、この欺瞞にきづいてしまいます、これが理解できるようになるにはある程度の年齢や勉強を要します。自分の中でこのパラダイムシフトが起きたことで、ザイードは人が変わったように反米になったのでしょう。ISに影響されてシリアへ行く移民の子孫も同じです。パーレビ政権は欧米よりの世俗主義で、経済的にはこれでよかったのですが、一方で、イスラムの教えからはほど遠い支配体制でした。いくら社会体制から恩恵を受けている立場でも、この内心の矛盾はいつまでも消えることはありません。衣食足りて礼節(イスラム教義)を知る、という状態ですね。
  1. 2016-12-24 10:42
  2. URL
  3. ;;; #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 社会から疎外されたから原理主義に走ったという見解も、自分には今一つ納得できません。
> 次のような記事を見つけました。
>
> 比較的富裕で高学歴なムスリムほど過激化しているという現実
> http://agora-web.jp/archives/2021908.html
> 一通り読んでみましたが、やはりしっくりきません。人もうらやむほどのエリートコースに乗り、経済的に何不自由しなくても原理主義に走る。
> 堕落した西洋文明を見下しながら、その西洋文明諸国に住みつき、離れようとしない。
> 嫌いなら嫌いでイスラム文明圏内で生活していればいいものをあの手この手で入り込もうとする。
> わが国にも、何かといえば「差別された~」と騒ぎ、反日運動をやりながら鯨の皮膚に寄生しているフジツボのように離れようとしない妙な外国人集団がいます。自国があるのだから、自分達を差別するような国など捨てて帰国すればいいのにと思うのですけど、それもしない。
> 実に我々日本人の理解の範疇を超えているのですよね。
> こうした矛盾した思考様式を持ち、過激化したムスリム達が、今後どのように社会に影響を与えるのか予断を許さないでしょう。

 ワタシもテロと貧困は関係ないと思います。 イスラム過激派だけでなく、古今東西のテロリストって殆ど皆裕福な家で生まれ育った高学歴者なのですから。

> 日・米・独―10年後に生き残っている国はどこだ
> https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E3%83%BB%E7%B1%B3%E3%83%BB%E7%8B%AC_10%E5%B9%B4%E5%BE%8C%E3%81%AB%E7%94%9F%E3%81%8D%E6%AE%8B%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%9B%BD%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%93%E3%81%A0-%E9%AB%98%E5%B1%B1%E6%AD%A3%E4%B9%8B%C3%97%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%81%B5%E7%BE%8E/dp/4584137528/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1482459438&sr=8-1&keywords=%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%81%B5%E7%BE%8E%E3%80%80%E9%AB%98%E5%B1%B1%E6%AD%A3%E4%B9%8B
>
> この対談本の中で川口マーン恵美さんがおっしゃっていましたが、ドイツの在住のユダヤ人達は、中東からの移民難民に相当恐怖を覚えているというのです。ドイツでは反ナチス教育が徹底していますから、一般ドイツ人は本音はともかくユダヤ人に対しては痛々しいほど気を使いますが、中東からムスリムは反ユダヤ教育を受けているので、そうした遠慮がない。ドイツ在住のユダヤ人にとっては、ネオナチスより脅威になっているようなのです。
> 西洋文明を否定しながら西洋文明国に住みつき、加えて反ユダヤ主義に走り、対立構造が重層化、複雑化しつつあるように思われます。
> 日本としては、こうした対立に首を突っ込まないで傍観することが最良の策でしょう。

 ユダヤ人は自分達の居心地を良くするために、多文化主義とかリベラリズムを煽ったのですが、結果はイスラム狂信者を欧米に招き入れてしまいました。

 因みにイスラム教の反ユダヤ主義は、コーランに書かれた物ですからコーランを修正しない限り消せません。
 今後非常に厄介な事になるでしょう。
  1. 2016-12-24 13:24
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  3. よもぎねこ #-
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Re: マートブ、スリリングですね

> 日本人もかつてそうだったのですが、近代=キリスト教文明なので、自分の文化宗教を一段低く見てて知らず知らずの間に鬱屈を貯めているのかもしれません。私の場合ですが、東南アジアの偉い人たちが太平洋戦争の日本を評価してる文章を読んだ時、なにやら心に光が差したような、視界が明るくなったような気がしました。イラン人エリートも熱心なイスラム信者ではなかったけど子供の時から馴染んで血肉になっていたイスラムの偉大な指導者の力によって、西洋文明を推進する国王を追い出したというのがとても痛快だったんでしょうね。自分たちは間違ってなかった!という自信が湧いたのかも知れません。西洋医学を修めて高収入の仕事をアメリカで得ている恩恵は微塵も感じない、、というか自分たちの文明でないので余計コンプレックスというか恨みを募らせるのかも知れませんね。お隣の民族は日本が作ったシステムに乗って発展しながら日本の木を抜く、日本の杭を抜く、日本の庭を…
> 日本人は宗教的な縛りが邪魔にならなかったので日本らしさを持ちつつ先進国の列に入ることが出来ました。未だに、欧米では〜といってひたすら日本の考え方をくさす日本人は、どっぷり西欧文明化しなければそんなものは認められないという、日本文明を一段低くしか見られない多様性を無視したファシストなんでしょうね。

 おお、「痛快」と言うのはわかりますね。

 在日朝鮮人や韓国人が北朝鮮を支持するのもこの「痛快感」でしょう。

 自分自身は日本で豊かで自由な生活を続けたい、でも日本に居れば朝鮮人として尊敬されない。 日本には腹が立つ。

 そのような心理の人にとっては、核兵器や拉致で日本人を脅す北朝鮮は痛快そのモノなのでしょう。

 北朝鮮は何度も「日本を火の海にする」と言っています。 ホントに火の海にされたら自分達だって焼け死ぬわけですが、しかしそういう事はホントは信じていないので、これを公言する北朝鮮に熱狂するのです。

 それを思うとこのザイードのイスラム革命への熱狂もわかります。
  1. 2016-12-24 21:46
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  3. よもぎねこ #-
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Re: テロリストは自らの万能を信じているのではないでしょうか

>  日本のテロリストも地位の高い人間が数多く含まれていますから、恵まれた人間が罹る一種の病気みたいなものだと考えなければ何とも理解できません。例えばですが、学生運動の残滓は、どちらかといえばエリート大学の一部に見受けられるような気がします。
>
>  これはかなりの部分が推測の域を出ませんが、社会的地位の高い人間の中には、あたかも自分が万能だと思い込んでしまう人がいるのだろうと思います。日本の極左テロリストの思想を紐解くと、自分には資本主義で苦しむすべての人間を救うことができるというような、ある種の全能感に酔いしれたヒロイズムを感じてしまうのです。当然、人間が全能の存在であるはずがないので、そのような感覚は間違っていますが。

 そうですね。 テロリスト達に共通するのは「万能感」でしょう。

 マキャベリ之弟子達のメディチ枢機卿暗殺計画なんか典型です。

 師匠の本に名前が出たお蔭で有名になり、師匠に可愛がられたら、完全に自分達が師匠を上回る人間だと思ってしまった。

 挙句にマキャベリ之弟子達が、超稚拙なテロを企てたのですから。
  1. 2016-12-24 21:52
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

>  このザイードという人が、パーレビ国王のお蔭で米国に留学して成功しているのに反米になりイラン革命に熱狂したのは日本人からすると不思議ですね。やはりイスラム教が原因な気がします。

 今、アヤーン・ヒルシ・アリと言う人の「もう服従しない」と言う本を読んでいます。
 この人はソマリア人の女性で、イスラムの女性抑圧を告発している人ですが、彼女は「イスラムのテロをイスラム教に結び付けないのは、レーニンやスターリンのやったことをマルクス主義に結び付けないのと同じだ」と言っています。
>
>  wikiのイスラム教を読み、「神への奉仕を重んじ、信徒同士の相互扶助関係や一体感を重んじる点に大きな特色があるとされる。」という箇所が、よもぎねこさんが『イスラム世界雑感』で「アフガニスタンやパキスタン辺境では、到底公正な司法など期待できません。 このような社会では人倫の保障は宗教に頼るしかないではありませんか?」と書かれたことと同じでイスラム教に則た生活をして助け合わなければ生きていけないという、宗教が圧倒的な存在感を示している世界があるのだと感じました。
>
>  災害は起りますが、恵まれた自然環境のお蔭で食べることが出来てしかも海に守られた日本に住んでいると、こういう強い宗教で相互扶助して生きてきた人たちの気持ちは図りかねます。
>
>  米国でいくら恵まれた生活をしていても、イスラム教で繋がっている社会とは違う疎外感や戒律を守らない米国社会に理不尽な苛立ちを強く持つ人もいるのかと思います。それにパーレビ国王の日本を参考にした面もある西洋的な改革は、イスラム教徒からすると豊かになっても許せないと感じたのかもしれないですね。

 自分の意思でアメリカで暮らし、完全にアメリカに適応しているように見える人でも、何か疎外感や違和感を感じているとしたら、イスラム教徒の西欧社会への適応と言うのは、絶望的なんですけどね。
  1. 2016-12-24 22:15
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 以前どこかで見た事が有るのですが、イラン人は自分らはアーリア人だから白人種なのに欧米人は白人扱いをしてくれないと心の底で不満に思っているらしいですし、トルコ人などもそういう複雑な心理を持っているそうです。アラブ人ですら白人扱いをして欲しい深層心理を持っているようです。
>
> その壁にぶつかり、頼りになるのはイスラム教のみとなってしまうのでしょう。
>
> 外見が明らかに違う日系米人は人種差別に対して、米国への忠誠心をおびただしい血を流す事によって証明しました。上記の人達とは対称的ですね。
>
> 在日問題の根の深さも日本人に成りすます事が可能である事に起因すると思います。

 そうですね。 
 同じイスラム教徒同士でも、実は熾烈な人種差別があるようですし、お互いに意味不明の優越感や劣等化を持っているようです。
 
 これが現在イスラム諸国の内戦の原因でしょう。

 でもこうした混乱を克服する唯一の拠り所がイスラムのようです。 と、言うか中東諸国、アフリカ諸国が独立して以降、最初は民主主義や社会主義を目指したのですが、結局無残に失敗しました。

 そこでイスラムだけが拠り所になったようです。

 これについてはいずれエントリーします。
  1. 2016-12-24 22:22
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 学歴が高い人間ほど過激派になるのはなぜか?の答えは割と単純だと思います。賢い人ほど、なぜ自分の国はうまくいかないのか?と考えますよね。そうして歴史を学んでいくと、植民地時代に原因を見つけるわけです。欧米はただ搾取をしただけではなく、中間支配層を介して支配することで、社会構造を滅茶苦茶にしました。それが現在まで引きずっており、あまりに複雑になって、革命でもしないと変革できないのです。加えて、欧米の民主主義が最も優れていると教えられます。しかし賢い人ほど、この欺瞞にきづいてしまいます、これが理解できるようになるにはある程度の年齢や勉強を要します。自分の中でこのパラダイムシフトが起きたことで、ザイードは人が変わったように反米になったのでしょう。ISに影響されてシリアへ行く移民の子孫も同じです。パーレビ政権は欧米よりの世俗主義で、経済的にはこれでよかったのですが、一方で、イスラムの教えからはほど遠い支配体制でした。いくら社会体制から恩恵を受けている立場でも、この内心の矛盾はいつまでも消えることはありません。衣食足りて礼節(イスラム教義)を知る、という状態ですね。

 植民地主義の責任すると、自分達の責任がないので至って気楽なのですが、そんなに単純じゃないでしょう?

 韓国が今でも全ての問題を日本統治にしているのを見れば、全てを植民地主義の責任にすると言うのは、魅力的なんでしょうね。
  1. 2016-12-24 22:29
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  3. よもぎねこ #-
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よもさん、実は分かってるんじゃないの。

小生が思うに「これは蛮族だからだ」というものです。
蛮族の蛮族たるゆえんは信仰を法の上位に置くことと。自己の客観視が出来ないことでしょう。
そして小生ユングという人はあまり好きではありませんが、彼の学説の中に集合無意識というものがあります。一定の集団、民族には個人のそれを超えた無意識がありそこにある情動が個人の思考や行動を規定するというものです。

イランに住むペルシャ人はその圧倒的多数がシーア派イスラム教徒ですが。その集団に内在する情動が個人に影響を与えるということです。これこそがペルシャ人がアヤトラ・ホメイニに共感し通常ならばなし得ないような不合理な行動を取ってイスラム革命やイライラ戦争を行った原動力だと思います。

パーレビ国王という人はおそらくこの手の情動こそが国の近代化の最大の阻害要素と見抜いたに違いありません。だからこそ王制という強権を発動し上からの近代化を進めるしか無かったのでしょう。しかしこんなもの一朝一夕に変わるもんじゃない。外見だけ近代化されたように見えてもエートスは蛮族そのものでしょう。

結局はイスラムの教えを法や経済的利益に優先させ、自分達の行為を客観視出来ず近代人から見れば基地外じみたことを行ったということです。

俗にイスラムは属地的な宗教と言われてきました。即ち、中東ではその戒律は守るがその土地を離れるとそれを守らなくなるということです。かつてはこれはかなり正論でした。しかし、西欧他の先進諸国の力をまざまざと見せられるようになると他の方も仰ってましたが自己アイデンティティの確立と言うことで、彼らの間ではイスラム教、それも原理主義が台頭してくるようです。そういう情動が集団無意識に働きかけて訳の分からない行動を取るのだろう。そうなるのだろうと思います。

こういう情動は集団ならばどこにでも本来はあるはずです。十字軍にしろ宗教戦争にしろそういう情動が動かなければ起こり得なかったはずです。でも先進国はそういう情動を乗り越えることに一応は成功してきたのです。それを出来ない連中を蛮族と言って何がおかしいでしょうか。
特亜のヒトモドキにしろ沖縄土人にしろ部族間の争いをするアフリカ原住民にしろイスラムとユダヤ、ヒンディーの対立にしろこれは皆同じ構図でしょう。

冷戦の時代は当事者が双方とも近代人でしたから最後の一線は越えませんでした。これからは本当に基地外に刃物の時代かもしれません。
  1. 2016-12-25 08:03
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  3. kazk #cPv2SIBE
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当時の社会情勢と結びつけて考えるなら

イラン・イスラム革命が起きたのが1979年ですから、当時の欧米は、日本人が考える以上に左翼運動が盛んで、反米・反体制ムードが強かったというのがあるかもしれません。

日本ではオイルショックの時期でさえ、社会や経済はまわっていましたが、1970年代までの欧米といえば、ストライキ・デモ・暴動が頻発して、社会が停滞していました。ヨーロッパなどは、ゼネストで経済活動が完全に止まってしまうようなこともしょっちゅうでした。
欧米が活力を取り戻したのは、アメリカのレーガノミクス、イギリスのサッチャリズムによる(左翼つぶし)改革が始まった1980年代以降です。

それに加えて第二次世界大戦後の、アルジェリア独立などのアラブ民族主義の台頭や、ベトナム戦争でのアメリカの敗北などを見て、「アメリカの時代はもう終わった」と思ったのかもしれません。
ちょうど、長期デフレと民主党政権の失政と東日本大震災でボロボロになった日本を見て、韓国人が「日本は終わった」と思ったように。
  1. 2016-12-25 10:57
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  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

なるほどね、ドイツ国内でイスラムがユダヤ人を狙って襲撃したり殺したりしたら、ドイツ人はどうするんでしょう。面白い、と言っちゃいけないけど興味ぶかいですね。アメリカ議会でユダヤ人に対するヘイトスピーチ禁止法が可決されたようだが、ドイツでも保護法みたいなものが出来るのだろうか。
そうすると、保護されないのはドイツ人だけなんてことに…
  1. 2016-12-25 11:45
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  3. ごじた #LkZag.iM
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Re: タイトルなし

> よもさん、実は分かってるんじゃないの。
>
> 小生が思うに「これは蛮族だからだ」というものです。
> 蛮族の蛮族たるゆえんは信仰を法の上位に置くことと。自己の客観視が出来ないことでしょう。
> そして小生ユングという人はあまり好きではありませんが、彼の学説の中に集合無意識というものがあります。一定の集団、民族には個人のそれを超えた無意識がありそこにある情動が個人の思考や行動を規定するというものです。
>
> イランに住むペルシャ人はその圧倒的多数がシーア派イスラム教徒ですが。その集団に内在する情動が個人に影響を与えるということです。これこそがペルシャ人がアヤトラ・ホメイニに共感し通常ならばなし得ないような不合理な行動を取ってイスラム革命やイライラ戦争を行った原動力だと思います。
>
> パーレビ国王という人はおそらくこの手の情動こそが国の近代化の最大の阻害要素と見抜いたに違いありません。だからこそ王制という強権を発動し上からの近代化を進めるしか無かったのでしょう。しかしこんなもの一朝一夕に変わるもんじゃない。外見だけ近代化されたように見えてもエートスは蛮族そのものでしょう。
>
> 結局はイスラムの教えを法や経済的利益に優先させ、自分達の行為を客観視出来ず近代人から見れば基地外じみたことを行ったということです。
>
> 俗にイスラムは属地的な宗教と言われてきました。即ち、中東ではその戒律は守るがその土地を離れるとそれを守らなくなるということです。かつてはこれはかなり正論でした。しかし、西欧他の先進諸国の力をまざまざと見せられるようになると他の方も仰ってましたが自己アイデンティティの確立と言うことで、彼らの間ではイスラム教、それも原理主義が台頭してくるようです。そういう情動が集団無意識に働きかけて訳の分からない行動を取るのだろう。そうなるのだろうと思います。
>
> こういう情動は集団ならばどこにでも本来はあるはずです。十字軍にしろ宗教戦争にしろそういう情動が動かなければ起こり得なかったはずです。でも先進国はそういう情動を乗り越えることに一応は成功してきたのです。それを出来ない連中を蛮族と言って何がおかしいでしょうか。
> 特亜のヒトモドキにしろ沖縄土人にしろ部族間の争いをするアフリカ原住民にしろイスラムとユダヤ、ヒンディーの対立にしろこれは皆同じ構図でしょう。
>
> 冷戦の時代は当事者が双方とも近代人でしたから最後の一線は越えませんでした。これからは本当に基地外に刃物の時代かもしれません。

 まあそういう事でしょうね。

 今のイスラムの問題を見ていると人間の適応力の限界を試されていると言うか、人間は何百年ものギャップを乗り越える事ができるのか?考えてしまいます。

 今のイスラム世界と言うのは結局、中世の世界です。

 個人的には頑張ってこのギャップを乗り越えて西欧社会に適応する人もいるのでしょうが、圧倒的多数はこれができないのだと思います。

 これは例えば15世紀のヨーロッパキリスト教徒がタイムマシンで今の欧米に来ても同じでしょう。

 問題は今の欧米の自称リベラリスト達が、このような現実を「あってはならない事」と封殺していることです。 
  1. 2016-12-25 13:42
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 当時の社会情勢と結びつけて考えるなら

> イラン・イスラム革命が起きたのが1979年ですから、当時の欧米は、日本人が考える以上に左翼運動が盛んで、反米・反体制ムードが強かったというのがあるかもしれません。
>
> 日本ではオイルショックの時期でさえ、社会や経済はまわっていましたが、1970年代までの欧米といえば、ストライキ・デモ・暴動が頻発して、社会が停滞していました。ヨーロッパなどは、ゼネストで経済活動が完全に止まってしまうようなこともしょっちゅうでした。
> 欧米が活力を取り戻したのは、アメリカのレーガノミクス、イギリスのサッチャリズムによる(左翼つぶし)改革が始まった1980年代以降です。
>
> それに加えて第二次世界大戦後の、アルジェリア独立などのアラブ民族主義の台頭や、ベトナム戦争でのアメリカの敗北などを見て、「アメリカの時代はもう終わった」と思ったのかもしれません。
> ちょうど、長期デフレと民主党政権の失政と東日本大震災でボロボロになった日本を見て、韓国人が「日本は終わった」と思ったように。

 そうですね。 そしてこのイランイスラム革命が、その後に続くイスラム原理主義の台頭の幕開けになりました。

 イスラム原理主義はこれから益々燃え上がると思います。

 日本に相応を覚悟をしないと大変でしょう。

  1. 2016-12-25 13:47
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> なるほどね、ドイツ国内でイスラムがユダヤ人を狙って襲撃したり殺したりしたら、ドイツ人はどうするんでしょう。面白い、と言っちゃいけないけど興味ぶかいですね。アメリカ議会でユダヤ人に対するヘイトスピーチ禁止法が可決されたようだが、ドイツでも保護法みたいなものが出来るのだろうか。
> そうすると、保護されないのはドイツ人だけなんてことに…

 こんな事をしているとドイツ人がブチ切れるのも時間の問題だと思ってしまいます。

 そしてドイツ人がブチ切れるとホントに怖いです。

 安易なセンチメンタリズムの結末は、恐怖の宗教戦争なんてことにならなければ良いのですが。
  1. 2016-12-25 13:50
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  3. よもぎねこ #-
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ヨーロッパはいずれイスラムに飲み込まれるでしょう

お久しぶりです。お加減は如何でしょうか?

さて不穏なタイトルをつけましたが、タイトル通りになるのも時間の問題ではないかと思います。

以前何処かのエントリにもコメントしましたが、イスラム教は棄教出来ません。またイスラム教徒の父親に生まれた子供は自動的にイスラム教徒になります。父親は我が子を立派な(信心深い)イスラム教徒に教育する義務を負いますので、理論上イスラム教徒が減る事は無く(出生率次第ではありますが、彼らは多産の傾向にありますので)増え続けるだけです。
その上我が子を信心深いイスラム教徒に教育出来ない父親は信仰心に欠ける人間として最下層にランクされます。最悪の場合誰からもあらゆるものを売って貰えず、食べ物にも事欠く生活を強いられる事さえ有ります。しかも天国へ召される事も無く、永遠の地獄を彷徨わねばなりません。
※彼らはそう信じて疑いません

つまりイスラム移民を受け入れ出生率のドーピングを行っているヨーロッパ諸国はいずれイスラム教の国々に変って行くでしょう。

ザイード氏の問題も上記の事柄で説明可能かと思います。つまり信仰心に欠けるイスラム教徒であっても、イスラム教徒である以上コミュニティが出来上がってしまえば(もしくは形成されつつあれば)自動的に信心深くなってしまい、狂信的な行動さえ取る可能性がある訳です。

正直なところ宗教改革が成功する可能背は微塵も無かったとは思いますが。パーレビ国王が世俗化を推し進めるだけでなく宗教改革にも成功していれば状況は変わったかも知れませんが、現実は真逆になってしまいました。
  1. 2016-12-26 11:04
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  3. エピキュリアン #-
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やや重複してしまいますが

連投深謝。もう少し説明させて下さい

私はフランスで生活していた間に幾人かの北アフリカ系フランス人(アーリア系)でムスリムの方々と親交を持ったことがありますが、彼らが良く口にする言葉に『神の目』と云うのが有りました。

曰く、神の目は逃れられない。この地までは神の目も届かない
前者の場合信心深いイスラム教徒であらねばならず、後者は少しぐらいなら戒律を破っても問題無い(と云っても飲酒程度)となります。
イラン・イスラム革命以前に合衆国に留学していたムスリムの中には『この地までは神の目も届くまい』と、羽目を外す留学生も多かったそうですが革命後には『神の目からは逃れられないと』と、信心深くなってしまった留学生が増えたと聞いています。ザイード氏も似たような事を考えたのかも知れません。

そして、イスラム教を信じる敬虔なムスリムの多くはイスラム教のみが宗教であり、その教えを守る事によって死後は天国に召されると考えています。他の宗教は彼らにとっては宗教ですらなく、異教を信じる者は遍く地獄に落ちる運命を背負うと考えられています
  1. 2016-12-26 12:54
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  3. エピキュリアン #-
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Re: ヨーロッパはいずれイスラムに飲み込まれるでしょう

> お久しぶりです。お加減は如何でしょうか?
>
> さて不穏なタイトルをつけましたが、タイトル通りになるのも時間の問題ではないかと思います。
>
> 以前何処かのエントリにもコメントしましたが、イスラム教は棄教出来ません。またイスラム教徒の父親に生まれた子供は自動的にイスラム教徒になります。父親は我が子を立派な(信心深い)イスラム教徒に教育する義務を負いますので、理論上イスラム教徒が減る事は無く(出生率次第ではありますが、彼らは多産の傾向にありますので)増え続けるだけです。
> その上我が子を信心深いイスラム教徒に教育出来ない父親は信仰心に欠ける人間として最下層にランクされます。最悪の場合誰からもあらゆるものを売って貰えず、食べ物にも事欠く生活を強いられる事さえ有ります。しかも天国へ召される事も無く、永遠の地獄を彷徨わねばなりません。
> ※彼らはそう信じて疑いません
>
> つまりイスラム移民を受け入れ出生率のドーピングを行っているヨーロッパ諸国はいずれイスラム教の国々に変って行くでしょう。

 ワタシもそう思います。
 ヨーロッパ人がこのまま漫然と移民を受け入れて、摩擦を避ける為の妥協を続けたら、ヨーロッパはイスラム化して、闇黒社会になるでしょう。

 でもヨーロッパ人が抵抗を始めたら、熾烈な宗教戦争になると思います。
 何しろあれだけ狂信者を入れてしまったのです。

 無事では済みません。

> ザイード氏の問題も上記の事柄で説明可能かと思います。つまり信仰心に欠けるイスラム教徒であっても、イスラム教徒である以上コミュニティが出来上がってしまえば(もしくは形成されつつあれば)自動的に信心深くなってしまい、狂信的な行動さえ取る可能性がある訳です。
>
> 正直なところ宗教改革が成功する可能背は微塵も無かったとは思いますが。パーレビ国王が世俗化を推し進めるだけでなく宗教改革にも成功していれば状況は変わったかも知れませんが、現実は真逆になってしまいました。

 中世的な宗教社会を世俗化するのは非常に難しと言う事でしょうね。

 ワタシはフィレンツェでメディチ家追放後にサヴォナローラが政権を取ったと事を思い出します。

 盛期ルネサンス真っ盛り、多数の天才を抱えながら、全市民が狂信者に熱狂したのです。

 これを思い出すと、中世から近世への脱出って容易な事じゃないと思うのです。
 
  1. 2016-12-26 17:52
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  3. よもぎねこ #-
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Re: やや重複してしまいますが

> 連投深謝。もう少し説明させて下さい
>
> 私はフランスで生活していた間に幾人かの北アフリカ系フランス人(アーリア系)でムスリムの方々と親交を持ったことがありますが、彼らが良く口にする言葉に『神の目』と云うのが有りました。
>
> 曰く、神の目は逃れられない。この地までは神の目も届かない
> 前者の場合信心深いイスラム教徒であらねばならず、後者は少しぐらいなら戒律を破っても問題無い(と云っても飲酒程度)となります。
> イラン・イスラム革命以前に合衆国に留学していたムスリムの中には『この地までは神の目も届くまい』と、羽目を外す留学生も多かったそうですが革命後には『神の目からは逃れられないと』と、信心深くなってしまった留学生が増えたと聞いています。ザイード氏も似たような事を考えたのかも知れません。
>
> そして、イスラム教を信じる敬虔なムスリムの多くはイスラム教のみが宗教であり、その教えを守る事によって死後は天国に召されると考えています。他の宗教は彼らにとっては宗教ですらなく、異教を信じる者は遍く地獄に落ちる運命を背負うと考えられています

 そうですね。

 ヨーロッパではイスラム移民がドンドン増えた事で、「神の目」がヨーロッパにも届くようになったのでしょう。

 実は今、アヤーン・ヒルシ・アリの「もう、服従しない」と言う本を読んでいるのですが、この人はソマリア人の女性で、父親から望まない結婚を強制されたことからオランダに逃げて、オランダで国会議員になった人です。

 で、イスラム移民の立場からイスラム移民の問題を書いているのです。

 その中でオランダの多文化主義で、イスラム移民が祖国のコミュニティーをそのまま維持しており、オランダの文化を拒否している問題を克明に描いています。

 因みに彼女はこれイスラム教徒から暗殺される危険が出ているので、今は所在不明です。 
 居場所がわかると暗殺される恐れがあるので、居場所を明かせないのです。
  1. 2016-12-26 17:58
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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