2016-10-13 13:48

ポリティカルコレクトネスの行き着く果ては?

 先日の「頑張れ、アメリカ白人!!!」のエントリーで頂いたコメントで知ったのですが、アメリカではとうとう聖書までポリティカルコレクトネスの槍玉にあがるようになったそうです。

 天にまします我等の父よ

 と祈ると、「何で母じゃないんだ?」「女性差別だ!」と言われるのだそうです。

 ああ、やっぱり、そう言う事になってきましたね。
 実はワタシは「差別反対」「あらゆる差別を許さない」などと言い続けたら、こう言う事になると思っていました。

 実際、キリスト教に限らず、伝統宗教の多くは、男尊女卑の時代に作られたので、殆ど皆明確に男尊女卑です。

 儒教だって「女と小人は養い難し」と言ったりして、凄い女性蔑視です。

 またヒンズー教のように階級差別を内包した宗教もあります。

 そして一神教のような物は、そもそも他の宗教を認めません。 他の人々の全否定する事が、教理の根幹になっているのです。 

 これはもう宗教差別そのものの規定です。

 そして歴史を学べば、こうした宗教がマジョリティーだった地域では、宗教差別による激しい迫害や差別、それどころか虐殺まで起きているのです。

 だから差別禁止を厳格化しようと思えば、当然こうした宗教が問題になるのです。

  勿論古典的な宗教や思想だけでなく、近代の宗教や思想、哲学、文学だって、こんな風に差別禁止でポリティカルコレクトネスを突き詰めれば問題になるものは山程でてきます。
 
  しかしこうなると民主主義国家で保障された思想・宗教・心情の自由と言うのは、どうなるのでしょうか?

 元来、近代民主主義国家のルールは、血みどろの宗教戦争の末に生まれました。

 近世ヨーロッパでは宗教戦争の嵐が吹き荒れ、人口が激減する程の殺し合いをしたのです。 その結果人々が悟ったのは「国家は人の心に入ってはイケナイ」と言う事でした。

 宗教のような人の内面の問題に、国家や社会が介入して、他人に「正しい信仰」などという物を押し付けようとしたら、血みどろの殺し合いをするしかない。
 
 だからもう人の心に国家が介入してはならない。

 だから宗教のような精神の問題、人の心の問題はその人の自由に任せて、国家は外面の問題だけを扱おう。

 このように決めたのです。

 そこで思想・宗教・信条の自由を保障したにです。 
 また法の下の平等を保障する事で、身分や人種だけでなく思想・宗教・信条によって、公的権利に差をつける事も禁止したのです。

 これが本来の民主主義国家における平等権の原則だったはずです。
 法の下の平等ですから、個人が他人を平等に扱う事までは、保障していません。

 もしも平等権を法の下の平等から、個人の下での平等まで、拡大して全て人は、他の人の平等に扱う事を、法や国家権力で要求されたら、個人の自由とか人格というもの自体がなくなります。

 だって法の下の平等だけでなく、個人にたいしても、他人を全て平等に対応する事、全ての差別を許さない事を国家権力や社会が強制したら、思想・宗教・信条の自由始め全ての自由を喪います。

 「天にまします我等の父よ」という祈りの言葉を、ポリティカルコレクトネスから禁止しようと言う現在の状況は、当にそれに向かって進んでいるのではありませんか?

 前述のように古典的な宗教や思想は、近代民主主義社会以前に作られた物ですから、現在の感覚で言えば差別満ちているのです。 だから差別禁止を絶対化すれば、それを全部禁止するしかないのです。

 しかしこんな社会がマトモな社会でしょうか?

 勿論人を差別しないで、平等に扱うと言うのは、現代の欧米先進国や日本では、道徳的に絶対正義です。

 でも道徳って元来人によって、また宗教や民族によって違う物です。 だから日本では日教組や日弁連など、反差別、人権を標榜する団体が、小中学校の道徳教育に猛反対したのです。

 そして反差別・人権を標榜する人達が、国家によるモラルや道徳教育に反対するのは、欧米でも同様でしょう?

 その彼等は国家による道徳の代わりに、多様性とか多文化とかを大いに推奨しているのです。

 そしてマイノリティの文化や習慣を尊重しろと言うのです。

 しかし普通に世界を見れば、現在の欧米や日本のように、男女平等や宗教差別、人種差別の少ない国は、例外的なのです。 女性差別が欧米より少ない地域って、タイやベトナムなどインドシナ半島の一部ぐらいです。

 だから欧米でマイノリティの多様無価値観など認めたら、つまりは「マイノリティーの皆様は、どうぞそのまま故郷と同様に女性差別をしてください。 名誉殺人でも、妻女殉死でもどうぞ」という事になってしまいます。

 だってそう言うマイノリティーの文化を、野蛮とか人権侵害とか言うのって、人権派、差別を許さない人々に言わせれば、マイノリティー差別、人種差別になりますからね。

 だからもうこのポリティカルコレクトネスの話は、完全に自己矛盾で、詰んでいるのです。

 でもそれを理解できいのか?
 或いは理解しながら、何か別の目的でやっているのか?

 何れにしても何とも気持ちの悪い話です。

 反差別も多様な価値観を認めると言う多文化主義も、一見大変道義的で、耳触りの良い話しです。

 しかしこれは元来つく詰めれば、矛盾して両立不能な話なのです。 けれども耳触りがよければ、明確に反対はしづらく、それどころか政治家な発言権の大きい人であればある程、反対し辛いと言う厄介な話なのでしょう。

 だからポリティカルコレクトネスなどと言う、元来自由世界、民主主義国家ではあり得ないはずに言論統制が、行われてしまう状況になったのです。 

 しかしこの状況をホントに放置しておいて良いのでしょうか?

  自由を失うのは、何もヒトラーのような独裁者に出現いるとは限らないのです。
地獄への階段は善意でできているのですから。

 
  1. レイシスト
  2. TB(0)
  3. CM(11)

コメント

これ、ようは端的に言うと米国民主党の票稼ぎ、利権団体放置の
結果だと思うんですよね。
本当にバカバカしい限りです。
  1. 2016-10-13 19:51
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  3. 柿食えば #QHTiNqpQ
  4. 編集

 ポリコレは、80年代に米国で始まったそうです。確か江崎道朗さんの話だと、その頃はレーガン大統領が圧倒的な人気で、それに対抗する為にサヨクは草の根活動を始めたそうでちょうどポリコレと時期が重なりますね。

 ジョージ・オーウェルの「1984」で全体主義国家に統制された世界は、言葉狩りをすることで国民を支配しています。これと似ているのが、「ハリー・ポッター」のなかでボルデモートは、自分の名前を口にすることをタブーにして魔法使いの世界を支配しました。そしてGHQのプレスコードは、タブーにされた言葉を自粛することでマスコミを支配して未だに続いていますが、統治の為のよくある手段なのだと思います。

 こうした状況を打破するにひたすら事実を追求し続けることにより、下記の記事によると、『日本のネットでも、いわゆる「ネトウヨ」と言われる保守的な主張が幅を利かせていますね。』となり『ネット上の争いでは、リベラルは99%負ける』という結果になります。米国にのネトウヨ界にも頑張って頂きたいです。

【「ネット上の争いでは、リベラルは99%負ける」 津田大介さんが訴える政治運動の姿とは】
http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/07/daisuke-tsuda-interview_n_12383414.html
  1. 2016-10-14 08:17
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  3. 都民です。 #-
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Re: タイトルなし

> これ、ようは端的に言うと米国民主党の票稼ぎ、利権団体放置の
> 結果だと思うんですよね。
> 本当にバカバカしい限りです。

そうですね。 在日特権なんかと同じ構図です。
耳触りの良い事を言って、自称弱者様に同調して置いた方が、無難という事で、反差別と多文化主義と言う、本来矛盾する概念が、ファシズム化して、社会を歪めるようになったのです。

でもファシズムも全体主義も皆、「オレはファシズム、言論弾圧をするぞ!」と名乗って乗り込む訳ではないのです。
一見誰にも反論しにくい、人道や道義を名乗って、こっそりと忍び込み、いつの間にか社会から自由を奪うのです。
  1. 2016-10-14 10:28
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

>  ポリコレは、80年代に米国で始まったそうです。確か江崎道朗さんの話だと、その頃はレーガン大統領が圧倒的な人気で、それに対抗する為にサヨクは草の根活動を始めたそうでちょうどポリコレと時期が重なりますね。
>
>  ジョージ・オーウェルの「1984」で全体主義国家に統制された世界は、言葉狩りをすることで国民を支配しています。これと似ているのが、「ハリー・ポッター」のなかでボルデモートは、自分の名前を口にすることをタブーにして魔法使いの世界を支配しました。そしてGHQのプレスコードは、タブーにされた言葉を自粛することでマスコミを支配して未だに続いていますが、統治の為のよくある手段なのだと思います。

言葉狩りを使用する統治は、共産主義者の特徴でしょう。
それにしてもオーウェルの1984年が、事実だっただなんて・・・・・・。
>
>  こうした状況を打破するにひたすら事実を追求し続けることにより、下記の記事によると、『日本のネットでも、いわゆる「ネトウヨ」と言われる保守的な主張が幅を利かせていますね。』となり『ネット上の争いでは、リベラルは99%負ける』という結果になります。米国にのネトウヨ界にも頑張って頂きたいです。
>
> 【「ネット上の争いでは、リベラルは99%負ける」 津田大介さんが訴える政治運動の姿とは】
> http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/07/daisuke-tsuda-interview_n_12383414.html

そうですね。 今欧州ではネット規制が厳しく、自国語ではポリティカルコレクトネスに反する話は書けなくなっているようです。
だからアメリカと日本で頑張るしかありません。

だからアメリカのネトウヨにも頑張って欲しいです。
  1. 2016-10-14 10:47
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  3. よもぎねこ #-
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善意という偽善と悪意

私は、双極性障害で精神障害者です。
差別と偏見の凄まじさは、身を持って体験しています、絶望の荒野地獄の淵を覗き、這うように生きる精神障害者の人権は、誰も守りません、自称反差別屋は、人権と言いながら精神障害者は無視、仕方がなく任意団体を造り戦っています、国民も国民を差別する、まあそんなものです、精神障害者の差別是正措置などありません、悲しい現実に立ち向かう、しんどいは手間隙かかるは、でも誰かが声をあげないと、世の中変わりません。
ですから、外国でも日本でも逆差別が横行しています、心のバリアフリーはどこにあるのか?
差別で食べている方々に聴きたいです。
ちなみに、しばき隊にも男組にも、メールを実名と連絡先記載して送っても返事なし、私には彼らはパヨクのというファシストです。

http://otokogumdoronikazu0000000.blog.jp/

http://wwwjtheravadanetsatoutesuroushibuykusyogaisyaombudsman0000.dreamlog.jp/

http://sesesekurokawashigeru.blog.jp/
  1. 2016-10-14 18:42
  2. URL
  3. 政界ウォッチャー三十年 #EZwnKxtc
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Re: 善意という偽善と悪意

> 私は、双極性障害で精神障害者です。
> 差別と偏見の凄まじさは、身を持って体験しています、絶望の荒野地獄の淵を覗き、這うように生きる精神障害者の人権は、誰も守りません、自称反差別屋は、人権と言いながら精神障害者は無視、仕方がなく任意団体を造り戦っています、国民も国民を差別する、まあそんなものです、精神障害者の差別是正措置などありません、悲しい現実に立ち向かう、しんどいは手間隙かかるは、でも誰かが声をあげないと、世の中変わりません。
> ですから、外国でも日本でも逆差別が横行しています、心のバリアフリーはどこにあるのか?
> 差別で食べている方々に聴きたいです。
> ちなみに、しばき隊にも男組にも、メールを実名と連絡先記載して送っても返事なし、私には彼らはパヨクのというファシストです。
>
> http://otokogumdoronikazu0000000.blog.jp/
>
> http://wwwjtheravadanetsatoutesuroushibuykusyogaisyaombudsman0000.dreamlog.jp/
>
> http://sesesekurokawashigeru.blog.jp/

ワタシも難病を抱えているので、福祉の隙間に落ちてしまった人達の大変さは、少しはわかるつもりです。 逆に医学の進歩で、実質的に障害が殆どなくなったのに、既得権益化している福祉もあります。

ところが隙間に落ちたところの救済が進まない一方で、既得権益化した部分は、そのまま温存され続けています。
結局一度弱者様になった人達への批判が、殆ど不可能だからです。

これもまたポリティカルコレクトネスの弊害です。
  1. 2016-10-15 10:27
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  3. よもぎねこ #-
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こちらのエントリや短足おじさんのところのエントリを見て昨今の大統領選挙の為体を見てると米国の劣化ということを如実に感じます。おそらくこれは国力の低下ということではなく国民の自信喪失というものではなかろうかという気がします。

売国は恐ろしいほどに健全な国家意識を持った国でした。ところがそれが溶解しつつあるのではないかという気分になります。この原因はおそらく80年代のレーガノミックスにあるんでしょうが、89年の冷戦崩壊後にソ連邦の崩壊でタガが外れてしまうと新自由主義者というグローバル馬鹿どもが国を占領し、中産階級を破壊しアメリカという国の土台を崩しつつあるような気がします。

少数の富裕層と大多数の貧困層に国家を分離し世界中から貧乏人を移民させるということをやり国民を貧困に陥れる真似をやり銭の亡者だけが栄え国家を支えてきた連中が自身を失ってる光景が今の米国という気がします。

こうなると嫌でも近隣の基地外共と我が国は対峙しなければなりません。本来リベラルというのは自由というものを愛する健全な人々であったはずです。これが平等至上のアカ共に乗っ取られてるという図式でしょうか。

この手のリベラルアカと言う赤馬鹿とグローバル馬鹿という黒馬鹿どもをなんとかしなくてはいけないはずです。本当に訳の分からぬ時代になってしまったという気分です。
  1. 2016-10-15 23:50
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  3. kazk #cPv2SIBE
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Re: タイトルなし

> こちらのエントリや短足おじさんのところのエントリを見て昨今の大統領選挙の為体を見てると米国の劣化ということを如実に感じます。おそらくこれは国力の低下ということではなく国民の自信喪失というものではなかろうかという気がします。

そうかも知れません。 或いは生命力の衰退かも。

でも現代社会の豊かさも、民主主義も全ては、西欧文化から来ているのだから、そんなにイジケないで欲しいんですけどね。
>
> 売国は恐ろしいほどに健全な国家意識を持った国でした。ところがそれが溶解しつつあるのではないかという気分になります。この原因はおそらく80年代のレーガノミックスにあるんでしょうが、89年の冷戦崩壊後にソ連邦の崩壊でタガが外れてしまうと新自由主義者というグローバル馬鹿どもが国を占領し、中産階級を破壊しアメリカという国の土台を崩しつつあるような気がします。
>
> 少数の富裕層と大多数の貧困層に国家を分離し世界中から貧乏人を移民させるということをやり国民を貧困に陥れる真似をやり銭の亡者だけが栄え国家を支えてきた連中が自身を失ってる光景が今の米国という気がします。

まるで第二次ポエニ戦争に勝利した後のローマですね。

でも基本的な構図は同じです。 そうなると、ユリウス・カエサルの出現が待たれるのかも?
>
> こうなると嫌でも近隣の基地外共と我が国は対峙しなければなりません。本来リベラルというのは自由というものを愛する健全な人々であったはずです。これが平等至上のアカ共に乗っ取られてるという図式でしょうか。
>
> この手のリベラルアカと言う赤馬鹿とグローバル馬鹿という黒馬鹿どもをなんとかしなくてはいけないはずです。本当に訳の分からぬ時代になってしまったという気分です。

そうです。 反差別ファシズム=平等至上主義の行き着くところは、共産主義です。
その意味では、今の反差別ファシズムは、実は共産主義者の陰謀では?

と、思ってしまうのです。
  1. 2016-10-16 10:33
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  3. よもぎねこ #-
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新自由主義の権力

(宗教思考)の「自由」を唱えながら、その実、自分たちだけのために全体規律を乱し声を上げているのは「(宗教を盾にした)利権団体」です。それは「不平等」ではなく自身のやり方を押し付ける我欲であり集団力を持つことで我を通そうとしている「自由」主義者です。そのような団体が政治家に金を渡しながら推しているのでしょう。

アメリカ崩壊の原因(本質)となる問題、背景にある「格差」というのは「新自由主義思考者(超大富豪)」たちによる汚いルール変更(大資本家・富豪優遇税政策。中間層増税、労働者に重税をかけながら、それを大富豪軍需複合体や大富豪銀行家の救済)にあり、その事実を理解している政治家たちや、裏で操っている張本人である1%大富豪たち。

「特権」を絶対に手放したくない政治家たちや超富豪たちが、米国の本当の問題から国民の目を逸らさせるために「自由!平等!」というスローガンを掲げ、わざわざセンセーショナルに戦争や宗教問題や人種問題に目を向けさせているとも言えますが。
  1. 2016-10-19 23:59
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  3. 罠です #-
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続きです

こちらのノーベル経済科学者スティグリッツ教授の記事は本質をついています。
http://www.financialpointer.com/jp/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84%EF%BC%9A%E6%96%B0%E8%87%AA%E7%94%B1%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%81%AE/

◇レーガン政権中に行われたこと◇
■企業オーナー(富裕層)を優遇し、労働組合を弱体化、また潰した
■所得税減税政策により大富豪が益々肥え太り、超大富豪となった
■個人投資家と企業に減税恩恵がある減税制度を作り、投資を行わない中低所得者が貧困となる格差社会へ移行
■社会保障削減。医療給付費削除と民間企業への移行
(その結果、民間医療保険会社と医療機関(病院グループ)による市場独占、価格カルテルによるぼったくり治療費、富裕層による投資により更に価格高騰、莫大な医療費負担が米国民にもたらされた。国民の破産原因の第一位は医療費)
■庶民の命綱である年金制度を企業年金負担に移行しながら公的年金の支給開始年齢の引上げを実施。また貧困者援助計画が廃止縮小された
(労働組合が潰れ企業年金が受給できず、年金受給年齢が上がったため格差が広がり、さらにインフレによって庶民の貧困は広がった)
■軍事費の拡大(国民の税金はこちらに振り向けられた)
■規制緩和によって政府規制緩和作業部会(議長:ブッシュ副大統領)を作り、自動車関係環境・安全規制の緩和、鉄鋼業の大気汚染規制緩和、放送事業の認可等に関する緩和、金利自由化、預金の許可等銀行業務拡大、航空運輸業の規制を担当する政府機関(CAB)を廃止。
---環境汚染と超資本主義国家へ。規制緩和の結果、合理化が徹底的に行われ規制緩和された産業では例外無く労働者の首切りで総失業者は1,100万人、賃金引下げ、低賃金維持のための非組合員の雇用の拡大。そして寡占体質の再編成。市場モノポリー化が進み、金融引締め計画による中小企業の廃業また統合され、大企業が市場を独占し価格カルテルを推し進めた(富裕層による独占化)
  1. 2016-10-20 00:07
  2. URL
  3. 罠です #-
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Re: 続きです

> こちらのノーベル経済科学者スティグリッツ教授の記事は本質をついています。
> http://www.financialpointer.com/jp/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84%EF%BC%9A%E6%96%B0%E8%87%AA%E7%94%B1%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%81%AE/
>
> ◇レーガン政権中に行われたこと◇
> ■企業オーナー(富裕層)を優遇し、労働組合を弱体化、また潰した
> ■所得税減税政策により大富豪が益々肥え太り、超大富豪となった
> ■個人投資家と企業に減税恩恵がある減税制度を作り、投資を行わない中低所得者が貧困となる格差社会へ移行
> ■社会保障削減。医療給付費削除と民間企業への移行
> (その結果、民間医療保険会社と医療機関(病院グループ)による市場独占、価格カルテルによるぼったくり治療費、富裕層による投資により更に価格高騰、莫大な医療費負担が米国民にもたらされた。国民の破産原因の第一位は医療費)
> ■庶民の命綱である年金制度を企業年金負担に移行しながら公的年金の支給開始年齢の引上げを実施。また貧困者援助計画が廃止縮小された
> (労働組合が潰れ企業年金が受給できず、年金受給年齢が上がったため格差が広がり、さらにインフレによって庶民の貧困は広がった)
> ■軍事費の拡大(国民の税金はこちらに振り向けられた)
> ■規制緩和によって政府規制緩和作業部会(議長:ブッシュ副大統領)を作り、自動車関係環境・安全規制の緩和、鉄鋼業の大気汚染規制緩和、放送事業の認可等に関する緩和、金利自由化、預金の許可等銀行業務拡大、航空運輸業の規制を担当する政府機関(CAB)を廃止。
> ---環境汚染と超資本主義国家へ。規制緩和の結果、合理化が徹底的に行われ規制緩和された産業では例外無く労働者の首切りで総失業者は1,100万人、賃金引下げ、低賃金維持のための非組合員の雇用の拡大。そして寡占体質の再編成。市場モノポリー化が進み、金融引締め計画による中小企業の廃業また統合され、大企業が市場を独占し価格カルテルを推し進めた(富裕層による独占化)

冷戦に勝って共産主義を倒したのは良かったのですが、その後完全に資本主義の悪い面を抑制するものがなくなりましたね。

1950年代ならアメリカの累進課税の最高税率は、95パーセントにもなったそうです。
しかし当時のアメリカ経済は、現代より遥かに活力がありました。

政治理念として自由主義や共産主義を論じれば、単純な善悪論が可能でしょうが、現実の経済はそれ程単純ではないと言う事でしょう。
  1. 2016-10-20 15:32
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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