慰安婦像の撤去に関係なく、日本政府が韓国に10億円支払うと言う話が出ています。
これについて産経新聞の阿比留記者が、以下のような意見を述べています。
それでこれに絡めてワタシも自分の意見を少し述べたいと思います。
まず10億円を支払ったからと言って、韓国政府が慰安婦像を撤去する事は絶対にないだろうし、今後も政府や民間を挙げて慰安婦問題を狂乱絶叫し続けるでしょう。
10億円を支払うと言うのは、つまり「日本政府は日韓合意を完璧にまもり誠意を尽くした」と言う事の証明ですが、しかし日本が誠意を尽くせば、韓国が納得するならばそもそも慰安婦問題など起きなかったのです。
だって韓国が慰安婦をどのように解釈しようとも、日韓併合時の問題は1965年の日韓条約で「完全かつ包括的に解決される」事になっていたのです。
それを朝日新聞の捏造記事を元の、騒ぎ出したのは韓国側なのです。
そしてこの売春詐欺に追い銭と言うべき河野談話とアジア女性基金は、問題をさらに悪化させただけです。
つまり韓国にはマトモに問題を解決する意思も能力もありません。 それどこか韓国は官民を挙げて、慰安婦騒動を煽り続ける事しか考えていないのです。
それでは安倍政権はなぜ10億円払おうと言うのか?
ワタシはこれは個人の問題に擬えて考えればわかりやすいと思います。
例えば貴方の隣人が狂人で、その狂人が貴方の周りの人達、職場の上司や同僚や部下、近所の人達、友人達の所を回って、貴方を「強姦魔。 変態。」と誹謗中傷し廻っているとします。
本来はこの隣人と話をして、こんな事は止めさせるべきなのですが、しかし彼は狂人なので、合理的な説得は絶対不可能です。
でも幾ら狂人であっても、暴力的に黙らせるなどと言う事をしたら犯罪になります。
だからどんな事をしてもこの狂人に誹謗中傷を止めさせる事は不可能なのです。
その場合貴方はどうしますか?
狂人を正気にすることは絶対不可能なのですから、狂人が貴方を誹謗中傷を続ける事を止めさせる事はできません。
そのような場合は、狂人の誹謗中傷から自分の身を守るにはどうしたらよいでしょうか?
ワタシはこのような場合、唯一の方法はこの狂人が狂人であることを、友人知人にわかってもらう、「あれは狂人だから、ある事ない事言いまくるんだ。 あんな狂人に憑りつかれたのが災難。」と思って貰う、これしかないとでしょう?
しかしそれは友人知人に向かって「アイツは狂人だから相手にしないで欲しい。」と言ってもダメです。
下手にそんなことをすると、返って自分の印象を悪くしてしまいます。
そこで大勢の友人知人の前で、この狂人に対して誠意を尽くした対応をして、その後この狂人がどのような態度を取るかを、皆に見て貰うのです。
貴方が誠実に対応しても、狂人がその後も変わらず執拗に誹謗中傷を続けるを見れば、マトモな人間なら「なるほどこれは狂人だった。 こんな狂人はもう相手にしてはイケナイ。」と思うはずです。
ワタシは安倍政権が考えているのは、これだと思うのです。
そして阿比留記者が記事で書いている主旨もどうようでしょう。
韓国はもう何が何でも慰安婦問題で騒ぎ続ける。
韓国を説得して慰安婦問題を解決するのは不可能。
だからもう韓国は相手にしない。
しかし韓国の誹謗中傷を他の国々が信じるのは困る。
だからそれだけは絶対に防がなければならない。
そこで慰安婦に関する日韓合意を締結し、日本がこの問題に関して誠実に対応してきたことを世界に示す。
その後、韓国がこの合意を無視する行動に出たら、信用を喪うのは韓国。
信用を喪った国が、何を言ってももう誰からも相手にされなくなる。
慰安婦強制連行の否定など、本来の慰安婦問題の解決は、まず韓国をこうした状況に追い込んだ上で、民間団体や個々の政治家が地道にやってゆけば良い。
このような作戦ではないでしょうか?
勿論これにはリスクがあります。 日本側が強い意思を持たない場合、また河野談話やアジア女性基金の二の舞になって、売春詐欺に追い銭パート2になってしまいます。
しかし逆に言えば、そもそも日本側が強い意思を持たない以上は、何をどうしようと解決不能なのです。
狂人の対決は容易じゃないのですから。
けれども狂人は狂人である故の弱点もあります。
つまり自分の目的を達成するために合理的な判断や行動が絶対取れない、言動が常に支離滅裂になるのです。
実際、10億円拠出の話が出てから、これを巡って韓国内が大混乱になっているのです。
取りあえず金を受け取ってアジア女性基金パート2を狙う韓国政府と、金を受け取ったらこれでオシマイにされると心配する市民団体が対立して、狂乱状態です。
そして10億円拠出に反対する日本側の保守系国会議員の発言などが、この騒ぎに油を注いでいます。
ええ、日本側も政府以外、国会議員や民間団体・個人がドンドン韓国を怒らせる発言をして、油を注ぎ続ければ良いのです。
慰安婦騒動、加油!!!
こうやって燃料投下されて韓国内の対立がドンドン激化すると、朝鮮半島の伝統で、対立の中心が対外問題から国内の権力闘争に変わっていきます。 つまり対日問題から、韓国国内での10億円受け取り派と拒否派の血みどろの戦いになって行くのです。
こうなるともう韓国政府は10億円を受け取る事も、拒否する事もできなくなり、政府内で支離滅裂な言動を繰り返す事になるでしょう。
そして反政府・慰安婦像建設団体も、エネルギーを国内での騒乱に吸い取られて、他の活動に手が回らなくなります。
こんな状況を見ていれば、アメリカ始め他の国々はもう韓国なんかもう絶対マトモに相手にしなくなります。
これはもう日本にとって超理想的な状況です。
その意味では今の所、日韓慰安婦合意は大成功です。
だから日本側は、10億円を片手に「出そうかな?」「出しちゃダメ!!」と言う国内議論も、後暫く続けて良いと思います。
だってこの議論こそが今韓国を狂乱させているのですから、もう暫く油を注ぎ続けて、この狂乱を続けさせるべきなのです。
これはもう安倍総理の凄い高等戦術なのです。
だから我々国民とすれば、頑張って韓国の狂乱に油を注ぎ続けるべきです。
そしてその後、韓国の状況を見て10億円出すべきか? ヤッパリ止めるべきなのか?を決めれば良いのです。
慰安婦問題では日本はこれまで韓国側に振り回されてきました。
しかしそれは別に日本が馬鹿だったからではありません。
日本側にそもそもこの売春詐欺に毅然と対応する意思がないばかりか、「面倒だから金を出そう」或いは「金を出したくてたまらない」人達が対韓国外交を仕切っていたからです。
しかし韓国と言う国は、息をするように嘘を吐くし、条約や協定を守る意思のないヤクザ国家ではありますが、全然賢いとは言えないし、最低限の団結心さへありません。
だから日本人がホントにこの問題を解決する気になれば、こんな国を潰すのは簡単なのです。
日本人はだから冷静沈着にこの問題に対応してゆけば良いのです。
札幌はこの3日ほど30度を超える日が続いています。
入道雲も出るし夕立もありました。
とうとう真夏になりました。
でも暑くなって冷静を喪わなないように頑張って行きましょう。