2016-06-02 14:17

スペルマン枢機卿の証言 その2 ルーズベルトの真意

 オバマ大統領の広島訪問に関するエントリーでは、色々なご意見を頂きました。
 それでこれに関連して、以前エントリーした「スペルマン枢機卿の証言」についてもう一度考えてみたいと思います。

 一応おさらいすると、スペルマン枢機卿の証言とはハミルトン・フィッシュが著書「ルーズベルトの開戦責任」の中で取り上げている話しです。

 スペルマン枢機卿はアメリカカソリック界の最高位聖職者であり、またルーズベルト大統領の友人でした。

 1943年9月3日、このスペルマン枢機卿(当時は大司教)は、ルーズベルトと私的に会って雑談をしたときに、ルーズベルトは第二次世界大戦後の世界秩序に関するプランを話ました。

 その話が後に「スペルマン枢機卿物語」と言うスペルマン枢機卿の伝記に掲載されて、これをハミルトン・フィッシュが引用しているのです。

 で、その内容は以下の通りです。

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スターリンはバルト三国、フィンランド、ポーランドの東半分とベッサラビアを取るであろう。 東ポーランドの住民は概ねロシア人になる事を望んでいる。

 またルーズベルトの計画では世界は四大強国によって分割される事になっていました。

 「中国が極東地域を、アメリカが太平洋地域を取り、イギリスとロシアがヨーロッパとアフリカを分割する。  英国が世界に植民地を確保しているところに鑑みると、ロシアがヨーロッパの殆どを勢力下におくであろう。

 「もちろン希望的観測と言われるかも知れないが、ロシアの勢力下にあってもその支配のやり方は穏健になるだろう。 共産主義の勢いは今後とも強まるであろう。 フランスについて言えばレオン・ブルムが政権を取っていれば、共産主義者はそれで十分だと考える可能性がある。」

 「ロシア経済が見せた驚くべき躍進は見逃す事ができない。 ロシアの財政は健全である。 ロシアの勢力下に入るヨーロッパ諸国はロシア的システムに舵を切るのに激しい変革が必要になるだろう。 ヨーロッパ諸国はつまりフランス、ベルギー、オランダ、デンマーク、ノルウェーに加えて現在の敵国ドイツとイタリアも含むのであるが、ロシアの影響下で生きる事に耐えなければならない。 十年イヤ二十年経てばロシアと上手くやれることを期待しながら頑張らねばならない。

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 物凄い話でしょう?
 ホントにこんな事、ルーズベルトが話たのでしょうか?

 フィッシュはこれはこれはホントだと言うので、ホントにルーズベルトがこう言ったと言う事で、話しを進めます。

 しかしホントにルーズベルトがこんな話をしたとして、現実にルーズベルトはこれを実行しようとしていたのでしょうか?

 タダの夢物語、夢想だったのでは?

 けれどもワタシはこれは只の夢想ではないと思います。
 なぜならこの1943年前半までのアメリカ軍の軍事行動は、このスペルマン証言に適合しているのです。

 スペルマン証言によるルーズベルトの第二次大戦後の世界秩序では、ソ連がヨーロッパを支配する事になっています。

 これを実現するためにはどうしたらよいでしょうか?

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 簡単です。
 
 第二次大戦のアメリカ参戦前に、ドイツはルーズベルトがソ連に与えると言った国々をほぼ全部占領していました。

 だからアメリカとしては、ソ連軍を支援してこれらの国々を占領中のドイツ軍を撃破させて、代わりにソ連軍がそこを占領するようにさせればよいのです。

 そして完全にソ連軍がドイツ軍を撃破して戦争が終結したら、ソ連が占領している地域はそのままソ連のモノになります。

 だって一旦ドイツが降伏したら、アメリカ国民はもう戦争の継続は望まないでしょうから、何の問題もなくソ連の占領を既成事実化できるのです。

 その為にはアメリカはソ連を全面的に支援しても、地上軍は絶対送らないでソ連軍がドイツ軍の占領地を奪い取るのを放置すれば良いのです。

 アメリカの支援は、空爆や軍事物資の援助、更にドイツの補給路を遮断などに留めるのです。

 しかし1943年前半までの米軍の作戦行動はまさにその線で動いているのです。

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 勿論これは米軍の本意ではありませんでした。
 
 これについてウェデマイヤー将軍が、著書「ウェデマイヤー回想録 第二次大戦に勝者なし」で延々と書いています。

 ウェデマイヤーはマーシャル将軍の部下で、第二次大戦のアメリカ軍の作戦プランを立案した人です。 そして大戦勃発後も作戦の立案実行には中心的に関わりました。

 彼は実はアメリカの参戦直後、できる限り早くイギリスに物資と兵員を終結させて、ヨーロッパ大陸上陸作戦を敢行し、ドイツを急襲する作戦を立てていました。
 
 ドイツ本土に米軍が襲い掛かれば、ドイツ軍としては他の占領地何か放りだして、本土防衛に回るしかありません。
 また本土が陥落したら占領地のドイツ軍はもう降伏するしかないのです。
 
 ドイツのアメリカへの宣戦布告は1941年12月11日です。 ウェデマイヤーはだから1942年前半には、ヨーロッパ大陸への上陸作戦を実行する心算でした。

 「戦争とは即座に敵の喉笛に食らいつく事だ」と言うのが、ウェデマイヤーの信条だったのです。

 そしてこうして戦争を早期に集結させれば、結局双方の損害は最小限に食い止められるのです。 少なくとも泥沼のような戦いが続き民間人が巻き添えになって大量に虐殺されると言うような事態は防げるのです。

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 しかしこのウェデマイヤーのヨーロッパ大陸上陸作戦は、1944年6月6(ノルマンディー上陸作戦)まで実行されませんでした。 

 ウェデマイヤーの予定よりも、2年半も遅れました。 

 何でこんなに遅れたのか? 

 これについては「ウェマイヤー回想録 第二次大戦に勝者なし」でまず浮かびあがるのがチャーチルの奇怪」な行動です。

 簡単に言うとチャーチルはアメリカの褌で相撲を取ろうとしたのです。 つまり対独戦争の共闘と言う名目でアメリカ軍を利用して、中東や北アフリカやバルカン半島などに、イギリスの権益を広げようとしたのです。

 対独戦争が戦争が終結したら、もうアメリカは褌を貸してくれないので、戦争の早期終結よりもイギリスの権益拡張を優先したのです。

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 しかしそれにしてもアメリカが対独宣戦に参戦した当時、既にイギリスへのドイツ軍の空爆が日常化していました。

 そして高射砲でドイツの爆撃機に反撃するのは婦人部隊でした。
 王位継承者第1位だったエリザベス王女は日本式に言えば女子挺身隊員として軍用トラックの運転をしていました。

 だってもう男性は皆前線に出てしまって、本土防衛も国内生産も女性を動員しなければどうにもならなくなっていたのです。

 これって日本で言えば1944年末頃と同じ状況です。
 
 アメリカが参戦しなければ、あと1年と経たないうちにドイツ軍がイギリスに上陸しても不思議はないのです。

 そんな状態に追い込まれている国の首相の言う事を、アメリカがホイホイ聞いてしまう?

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 ウェデマイヤーは回想録で書いているのですが、イギリス高級将校達は皆上流階級出身で、ユーモアのセンスと教養に溢れた申し分のない紳士でした。 そして彼等はイギリスの国益の為なら、常に一致団結して平気で同盟国を嵌めるのです。

 しかしそれでもアメリカ側の軍人達が頑張って、このイギリス紳士達を説得したら、今度はチャーチルが乗り出してきて、ルーズベルトと話を付けて、戦争早期終結の為の作戦を潰してしまうと言うのです。

 けれども幾らイギリス紳士達がハラグロ・サクソンで、チャーチルが強かでも、アメリカの支援が無ければ本土防衛も危ういような所まで追い込まれている国の言う事を、アメリカがホイホイ聞くと言うのは、何とも不可解なのです。

 ワタシはだから戦争を終結を遅らせたいと言う意思は、実はアメリカ側つまりルーズベルトにもあったとしか思えないのです。

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 そしてルーズベルトは他にも戦争終結を遅らせる手段を講じています。
 つまり1843年1月のカサブランカ会談で、既に枢軸国に対しては無条件降伏をする方針を確認しているのです。

 無条件降伏などと言われたら、枢軸国は最後まで抵抗するしかないのです。 そして実際に日本やドイツからの降伏と戦争終結への打診は全部封殺しました。

 こうした一連のルーズベルトの対応は、全てが戦争終結を遅らせその間にソ連軍を支援し、その占領地を拡大させると言う目的に適っているのです。

 ワタシはウェデマイヤーの回想録を読んだ時に、ルーズベルトの対応がチャーチル以上に奇怪に思えたのですが、しかしスペルマン枢機卿の証言を読めば、ルーズベルトの意図は極めて明確で、その意図に向かって合理的に行動していたと思わざるを得ないのです。

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 しかし幸いにして、このスペルマン証言によるルーズベルトの戦後プランは実現しませんでした。

 実はルーズベルトとスペルマン枢機卿が会談した1943年9月3日、アメリカ軍はイタリア本土に上陸しました。
 
 このイタリア上陸作戦を許可したルーズベルト真意はわかりません。

 しかしアメリカ軍がイタリアに上陸した事を考えると、スペルマン枢機卿とルーズベルトの会談は、実はイタリアの戦後プランについての懇談だったのかもしれません。

 何しろイタリアの運命はバチカンの運命です。

 アメリカカソリック界最高位聖職者としては、アメリカ軍占領後のバチカンの処遇を確認しない訳には行かないでしょう。
 その中で聞かされたのが「ヨーロッパはソ連の支配下に置く」と言う発言です。

 スペルマン枢機卿は驚愕したでしょう。 そして直ちにこのルーズベルト発言についての詳細な報告をバチカンに送ったのは間違いないでしょう。

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 アメリカ軍のイタリア上陸の5日後の1944年9月8日、イタリアはアッサリと連合国に降伏しました。 
 しかし在イタリアドイツ軍は、上陸してきたアメリカ軍に徹底抗戦を始めました。

 そしてこの年(1943年)の12月からルーズベルトの健康状態が明らかに悪化します。 
 この頃既に医師から執務は1日4時間以内に留めるように指示されているのです。

 この健康悪化とその後の米軍の行動は関係があるのでしょうか?

 因みに我が尊敬するkazkさんは、以前「スペルマ枢機卿の証言」をエントリーした時、「だからバチカンが消したのですよ。」とコメントしてくださいました。

 ボルジア家の毒薬でも使ったのでしょうか?

 いずれにせよスペルマン枢機卿から報告を受けたバチカンが、大変な危機感を持って、このルーズベルトプランの阻止に動きたした事は間違いないでしょう。

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 しかしルーズベルトもしぶとく頑張り続けて、4選目の大統領選挙に出馬します。 そして1945年1月20日に、アメリカ史上初の大統領4選を果たします。

 実は1941年1月20日の3選と言うのも、歴代アメリカ大統領としては十二分に異常なのですが。

 そして三選目の大統領選挙に出馬した頃には、直接ルーズベルトを見た人達は皆、その病みやつれた姿にショックを受けるような状態だったのです。

 それにしてもこの頃には既に米軍の勝利は目前なのです、大統領が変わっても差し支えないではありませんか?
 無理に4選して中途で倒れた時のリスクの方が大きいではありませんか?

 それでも4選を望んだのは、単なる権勢欲ゆえでしょうか?
 ワタシは絶対大統領職を退けない理由があったのだと思うのです。 
 そしてそれはこのスペルマン証言での戦後プランの実現ではないかと思えるのです。

 だってこんなプランを引き継いでくれる後継者はいないでしょうから。

 ともあれルーズベルトが4選後2ヶ月半の1945年4月12日に死んだ事で、ルーズベルトの戦後プランは完全に消えたのです。

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 それでもルーズベルトは死の直前に、ソ連に莫大な遺産を残してやりました。

 それがヤルタ会談です。
 これが結局戦後のヨーロッパのソ連の占領地を共産圏として維持する事をゆるしました。

 そしてソ連の対日参戦を即するために、対日戦でソ連が占領した地域も全てソ連に与える事を約束したのです。

 ルーズベルトの死後、大統領になったトルーマンはこれを知って腰を抜かしたのでは?

 だってもしソ連が北海道の半分だけでも占領したら?
 もし釧路港がソ連の支配下になれば?

 ソ連艦隊はいつでも太平洋に出られるようになるのです。

 これはアメリカの安全保障にどれだけ深刻か!!

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 北海道をソ連に渡してはならない!
 その為には一刻も早く日本を降伏させねばならない。

 ワタシはこれが原爆投下の最大原因だと思います。
 もし原爆投下がなく日本の降伏が遅れていたら、日本はドイツ同様米ソで分割されていたでしょう。

 原爆投下が非人道的であることが確かですが、戦争の現実とはこのようなモノです。

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 これ等の全てを考えると、このスペルマン枢機卿の証言は極めて重要なのです。
 
 バチカンがスペルマン枢機卿の報告書を開示するのはいつの話になるかわかりません。 
 豊臣秀吉時代のイエズス会の報告書が開示されたのが、1990年ですから。

 しかしこれが開示されたら、第二次大戦に関する評価が決定的に変わるのではないかと思います。


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コメント

マッカーシズム(赤狩り)も実はWASP対ユダヤの戦いであった

アメリカ:あるユダヤ国家 
http://bcndoujimaru.web.fc2.com/archive/a_jewish_state.html
A Yiddishe Medina
By Israel Shamir
http://www.israelshamir.net/English/Medina.htm
日本人に謝りたい
~ あるユダヤ長老の懺悔(ざんげ) ~
──ユダヤ長老が明かす戦後病理の原像──
http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_he/a6fhe800.html
分裂を始めたユダヤ人たち
http://oyakochoco.jp/blog-entry-859.html

>よもぎねこさんは北海道在住ですからそこにある危機としてのソ連、ロシアに目が行くのは理解できます。しかし、ソ連、コミンテルンに操られたルーズベルトという構図はまだ底に有るものまで見ていないように思います。
マッカーシズム(赤狩り)も実はWASP対ユダヤの戦いであったという説も有ります。
  1. 2016-06-03 10:17
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  3. taigen #-
  4. 編集

Re: マッカーシズム(赤狩り)も実はWASP対ユダヤの戦いであった

> アメリカ:あるユダヤ国家 
> http://bcndoujimaru.web.fc2.com/archive/a_jewish_state.html
> A Yiddishe Medina
> By Israel Shamir
> http://www.israelshamir.net/English/Medina.htm
> 日本人に謝りたい
> ~ あるユダヤ長老の懺悔(ざんげ) ~
> ──ユダヤ長老が明かす戦後病理の原像──
> http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_he/a6fhe800.html
> 分裂を始めたユダヤ人たち
> http://oyakochoco.jp/blog-entry-859.html
>
> >よもぎねこさんは北海道在住ですからそこにある危機としてのソ連、ロシアに目が行くのは理解できます。しかし、ソ連、コミンテルンに操られたルーズベルトという構図はまだ底に有るものまで見ていないように思います。
> マッカーシズム(赤狩り)も実はWASP対ユダヤの戦いであったという説も有ります。

 ユダヤ人って旧約聖書の時代からいつも分裂しているんですけどね。

 つねに非常に原理主義的で、論理の違う相手とはトコトン揉めてしまい、政治的な現実的な妥協ができない。
 小異に執着して大同を打ち壊す。

 これがユダヤ人の問題で、その為に国を喪い、その後延々と彷徨うハメになったのです。

 でもこの人達が一致団結して陰謀をめぐらすと言うのは、あり得ないです。

 因みに郵政民営化の頃、イスラエルのスポーツ紙に日本の陰謀と言うのが掲載されました。

 ①JPの株を(騙して)大量につかまされる。
 ②経営権を握ったとたんに、国民全部が預金を引き上げる。
 ③保有株は紙切れ同然にさせられる。
 ④株が大暴落した所で、日本政府が乗り込み、再国有化される。

 http://yomouni.blog.fc2.com/blog-entry-3005.html

 なるほど、常に分裂してお蔭で辛酸をなめ尽くした民族から見れば、日本はこう見えるのだと思いました。
  1. 2016-06-03 10:31
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  3. よもぎねこ #-
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先日オバマ大統領の広島訪問、被爆二世の私としては非常に感慨深いものがありました。オバマさんの献花と黙祷で、恨みとか憎しみとかではなく長い間の胸のつかえがとれたというか自然に水に流れたというか(流せたというのではなく)そんなスッキリした感情になりました。多くの被爆者や広島、長崎市民も同じような気持ちであったと思います。
米国大統領の広島訪問は確かに色々な意味を持つ政治的ショーでもありますが、この難しい訪問の実現に努力された安倍さん、オバマさんはじめ両国政府の関係者には素直に賛辞を表したいという思いです。

しかしながら、当時の認識からしても軍事施設でもない一般市民の居住地区に原爆を落とすこと、いや爆撃することだってイケナイことになってたはずですが、やはり戦争に対する認識が現代人とは格段にちがってたのでしょうね。残虐性からすれば東京大空襲の方がひどいような気もしますが・・・。
日本だってアメリカ本土を風船爆弾で攻撃したじゃないか、あれはいいのか? 天地ほどの違いはあれど厳密にはダメでしょうね。重慶爆撃は? ロンドン空爆は? ドレスデン爆撃は? キリがありませんね。もはや水に流すしかないでしょう。事実だけは正しく記録、記憶にとどめて。
  1. 2016-06-03 14:24
  2. URL
  3. boku #-
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Re: タイトルなし

> 先日オバマ大統領の広島訪問、被爆二世の私としては非常に感慨深いものがありました。オバマさんの献花と黙祷で、恨みとか憎しみとかではなく長い間の胸のつかえがとれたというか自然に水に流れたというか(流せたというのではなく)そんなスッキリした感情になりました。多くの被爆者や広島、長崎市民も同じような気持ちであったと思います。
> 米国大統領の広島訪問は確かに色々な意味を持つ政治的ショーでもありますが、この難しい訪問の実現に努力された安倍さん、オバマさんはじめ両国政府の関係者には素直に賛辞を表したいという思いです。

 そういうご意見もあるんですね。
>
> しかしながら、当時の認識からしても軍事施設でもない一般市民の居住地区に原爆を落とすこと、いや爆撃することだってイケナイことになってたはずですが、やはり戦争に対する認識が現代人とは格段にちがってたのでしょうね。残虐性からすれば東京大空襲の方がひどいような気もしますが・・・。
> 日本だってアメリカ本土を風船爆弾で攻撃したじゃないか、あれはいいのか? 天地ほどの違いはあれど厳密にはダメでしょうね。重慶爆撃は? ロンドン空爆は? ドレスデン爆撃は? キリがありませんね。もはや水に流すしかないでしょう。事実だけは正しく記録、記憶にとどめて。

 ワタシは原爆投下も東京大空襲も、無差別攻撃と言うよりは、非戦闘員の殺傷目的の攻撃だったと思っています。

 だって長崎原爆など、海から内陸へ細長く伸びた長崎市の交通の中心地に、通勤時間を狙って投下したので、通学中の学生など多くの一般市民が犠牲になりました。

 でも海岸にあった戦艦長門始め多くの海軍艦船を作っていた、三菱重工長崎造船所は無傷だったのです。

 三菱重工の元社長の一人は、これは「アメリカが冷戦を睨んで、長崎造船所は残そうとしたのではないか?」と言っていました。

 考えてみれば広島原爆も直ぐ傍に、呉と因島の海軍工廠があるのに、なぜかそこを外して広島に投下しています。

 それを考えると、原爆投下は最初から非戦闘員の殺害を主目的としたしか思えないのです。

 しかしそれはそれとして、もし原爆が投下されなければ、日本の降伏は遅れ、その間にソ連が北海道に侵攻したのは間違いないでしょう。

 そうなったらおそらくソ連の支配下になった地域で、粛清や虐殺が起きて、原爆の犠牲者の相当する程度の人が犠牲になっていたと思います。

 だから良い悪いと言っても仕方ないのです。

 ワタシは日本人がなすべきことは、アメリカを恨むとか戦争の悪を糾弾するとかではなく、こうした事実を学び考える事だと思います。

 これからアメリカが衰退して、中国が暴れ出すと、日本の安全保障も綱渡りになると思うのです。 綱から落ちない為には、こうした現実をシッカリとまなんで、冷静に現実的に生き延びる方法を考えるしかないのです。
  1. 2016-06-03 18:18
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

 戦時中の米国のステチニアス国務長官によると、このときの英国のイーデン外相は、複雑な問題を含むヤルタ会談の秘密協定にサインしないようにチャーチル首相に進言したそうです。しかしチャーチルは、英国が極東に踏みとどまれるようにするために調印すると自ら言ったそうです。チャーチルの英帝国の為の行動は、見栄えがしないですが理解はできます。

 それに引き換え訳が分からないのが、ルーズベルトです。ハミルトン・フィッシュの本を読んでいたら、良家の子弟なのに意外と劣等感が強くて自己顕示欲の強いルーズベルトは戦争が終わったら国連を使って世界大統領になろうとしていたのかなと思ってしまいました。ただ共産主義者ではなかったようなのに、なぜソ連に世界の半分をあげようとしたのがサッパリ理解できません。ルーズベルトは、資料も少ないし謎が多い人ですね。
  1. 2016-06-03 19:54
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

>  戦時中の米国のステチニアス国務長官によると、このときの英国のイーデン外相は、複雑な問題を含むヤルタ会談の秘密協定にサインしないようにチャーチル首相に進言したそうです。しかしチャーチルは、英国が極東に踏みとどまれるようにするために調印すると自ら言ったそうです。チャーチルの英帝国の為の行動は、見栄えがしないですが理解はできます。

 チャーチルのやったことは、結局愚にもつかない小博打と小細工で、イギリスと大帝国から小国に転落させたのです。

 しかしこの男を英雄にしないと、イギリス人は立つ瀬ないのでしょう。
>
>  それに引き換え訳が分からないのが、ルーズベルトです。ハミルトン・フィッシュの本を読んでいたら、良家の子弟なのに意外と劣等感が強くて自己顕示欲の強いルーズベルトは戦争が終わったら国連を使って世界大統領になろうとしていたのかなと思ってしまいました。ただ共産主義者ではなかったようなのに、なぜソ連に世界の半分をあげようとしたのがサッパリ理解できません。ルーズベルトは、資料も少ないし謎が多い人ですね。

 ホントに奇怪な人物です。

 そもそも三選目の大統領出馬と言うのが、異様なのです。 だってジョージ・ワシントン始めアメリカの伝説的な大統領も一切やらなかった事ですから。

 だから彼は最初に大統領になった時から、他のアメリカ人の政治家には理解不能な目的を持っていたのでしょうね。

 日本は政府はこの男をもっと用心するべきでした。
  1. 2016-06-03 22:14
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

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