これはもう,漫才でいうところの「ボケ」の域に達しているのではないかと.....
(気付いた方は是非,ツッコミを入れて差し上げてくださいw
と書いてはりました。そやから突っ込まさして貰います。
藤井センセが突っ込め言わはったんは、慶応義塾大学経済学部教授・土居丈朗の記事だす。
費増税は永久に先送りできるものではない 将来の大きな増税は日本のためになるのか
何やエライ長い記事ですけど、これ殆ど定性的な話ばかりで、定量的な話が全く出てきまへんねん。
そやからこの土居センセがなんぼ「増えた」とか「減った」とか書かはっても、減った分と増えた分の相殺がわからしまへん。
問題はその減った分と増えた分の相殺ですねん。
それやのに慶応義塾大学経済学部の教授たら言う人が、こんなええ加減な記事書いてええんですんやろか?
そやけど一番凄いのは、この一文です。
消費税率引き上げに伴う家計消費の落ち込みを懸念する一方で、デフレから脱却するときの物価上昇に伴う家計消費の落ち込みをまったく心配しないということでは、論理的に矛盾する
ウチもう腰が抜けそうになりました。
物価が上昇したら、家計消費は落ち込むんですか?
例えば手取り25万の家庭があったとして、その内5万は貯金やら生命保険の支払いやらに使い、そんで残りの20万は食費やら子供の塾代やら、水道光熱費の支払いに使うてるとします。
家計消費言うのはこの20万にあたるわけだす。
そんで物価があがったらこの20万減らせますか?
食料品が上がっても、子供にひもじい思いはさせられへん。 電気代やら水道代やらが上がっても、節約できる量は限られてます。
それまで毎月2回ぐらいやってた外食を一回するとか、お母ちゃんが新しい服我慢するとか、そうやって何とか20万で収まるようにするのがやっとやないですか?
お父ちゃんの給料あがらへんかったら、他にしょうないやん。
それでも足りんかったら、貯金を止めるしかありまへん。
物価が上がっても、家計消費は減らへんのです。
それどころか増えるんです。
消費される物やサービスの全体量は減るかも知れまへん。 そやけど消費に使われるお金は絶対に減りまへん。
そんでマクロ経済統計で言う「家計消費」とか「個人消費」とかは、家計が消費に使う金額、個人が消費に使う金額ですねん。
こんなもんウチみたいな低学歴ネトウヨでもわかります。 家計消費が減ったとか個人消費が減ったとかは、金額で出てるんやから他に考えようがおへん。
それを慶応義塾大学の経済学教授が「物価上昇に伴う家計消費の落ち込み」とか平気で言わはるんです。
もう滅茶苦茶ですがな。
漫才にもならしまへん!!
ほんなら消費税増税による家計消費の落ち込みは、どないだっしゃろか?
これはホンマに落ち込みます。
消費税は電気代からお菓子・大根・人参、不動産や株の売買手数料まで、大凡人間がこの日本でお金を使う限り全部にかかります。
逃げ道がおへん。
そやから生活費20万使うてる家やったら、確実に1万6千円国に持って行かれます。
これまでやったら1万円で良かったんやけど、消費増税してからは6千円余分に取られるようになったんだす。
お父ちゃんの給料が上がらへん。
将来の心配もあるから貯金も保険も止めるわけにいかへん。
それやったら6000円分は何か節約するしかあらへん。
しゃあない。 子供がガッカリするけど、外食やめよか?
お母ちゃん夏服欲しいけど我慢しょうか?
家計の消費額が確実に減るんだす。
これは消費税が続く限り未来永劫続きます。
もしこれで家計消費が増えるとしたら、それは景気がようなって、お父ちゃんの給料が上がる場合だけです。
そやけど皆が消費増税で、金使われんようになっては、景気がようなるわけもおへん。
そんでこのざまだす。
な、なんやコレ!!
消費増税以降、全く消費が伸びてないやん!!
「L」の字やんか!!
ここまで綺麗に消費増税の影響が出てるのに、「消費増税は個人消費に関係しなかった」なんてよう言うわ!!
そやけど中小企業はもっと大変だす。
この問題は、友遊さんが中小企業の立場から、何度も何度もエントリーして下はりました。
リンク先に友遊さんの消費税に関する話が全部でるようにしましたから、幾つかでも見てください。
これを見るとわかりますが、消費税は結局、それぞれの企業が客から税を集めて、場合によっては立て替え払いを強いられる税やと言う事だす。
そやけど資金繰りの苦しい中小企業やと、これが命取りになります。
それに増税分を価格に上乗せできへん企業も仰山あります。
資金繰りが苦しゅうて、ギリギリの経営をしとる企業でも、地域の雇用は守ってきたんだす。
経営が苦しゅうて税金を払われへん企業でも、雇用を守れば従業員は税金を払えます。
地域に必要なサービスもします。
そういう企業を安易に「ゾンビ企業」とか言うて潰してええんですか?
そうやって消費税を上げ続けた結果が、20年デフレとその挙句の少子化だす。
財務官僚が帳簿の数字を少し綺麗にして、天下り先を確保するためだけに、家計を細らせて、中小企業を潰して、若者が結婚もできへんようにしてきたんだす。
もうええ加減しなはれ!!
消費税増税を煽ってきたんは、「物価が上がれば消費が落ち込む」やなんて大阪のおばちゃんやったら、誰が考えても「嘘や!」としか言わんことを、平気で言い立てる高学歴知識人だす。
ホンマにコイツラこれで大学教授やなんて、恥も外聞もあらへん!!
こんなインチキな話する人が、一流大学の教授で高偏差値で一流大学に入った学生がこんな事教わって、大企業の幹部やら高級官僚やらになるんやもん。
そら、日本の経済も衰亡するわ。
以上、藤井センセに敬意を表して、関西弁でエントリーさせてもらいました。
ワタシ英語はダメ子ですが、関西生まれなので、関西弁と北海道弁のバイリンガルなのです。
それから以下の動画は上のグラフの元ネタです。
因みにこの動画の出演者も関西人です。 イントネーションで直ぐわかります。