2016-04-13 12:57

反権力と言う愚

 少し前、自称ジャーナリスト7人が政府に対して何やら大層な抗議を行いました。 つまるところ彼等は「自分達は権力批判を行う正義のジャーナリストであって、自分達にはテレビを私物化する権利がある」と言いたいようでした。

 この7人に代表されるように、日本では「反権力」を無条件に正義だと信じている人が少なくないようです。

 しかしなぜ?
 反権力って正義なんでしょうか?

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 イヤ、ワタシだって北朝鮮や中国などの独裁国家でなら、反権力を標榜して活動している人達は、無条件で正義だと思います。
 だってこういう独裁国家では、そもそも国民には権力批判ができません。 だから権力の問題点は改善不能なのです。

 そういう国だったらとにかく反権力を掲げて活動する事が、社会を改革し民主化していく原動力になります。 

 しかし既に民主主義化した社会でこれをやっても意味はないでしょう?
 だって民主主義国家での権力は国民に依拠するのです。

 国民が選んだ議員から生まれた内閣に、反権力を掲げて戦いを挑んでも、それは国民の選択に文句を言っているだけです。
 しかも民主主義国家では、権力を批判しても罵倒しても、それで処罰されるわけではないのでやりたい放題です。

 北朝鮮や中国で権力批判をすれば、自分は勿論、家族や友人までも危険に晒すのとは大違いです。

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 けれども自称ジャーナリスト等、反権力を標榜する連中はこれが非常に勇敢でカッコイイ事だと勘違いしているようです。 
 イヤ、君達がホントに権力批判したいなら、取りあえず放送法改正を訴えたら?
 
 放送法は公共の電波を格安で使う特権とセットで、公正中立の報道を条件にしているのだから、放送法を変えて電波使用を自由化したら、君達の好きな正義を幾らでも放送できるから。

 こんな特権に守られて権力批判も糞もないでしょう?

 エッ? そんなことしたらテレビ局に干される?
 つまり君達はテレビ局の特権に寄生して、高給を得ながら、正義の味方を気取りたいのね?

 正義の味方を気取って、国民が選んだ政治家を罵倒したいのね?
 政治家がそれに一切、反撃しない事を前提にね。

 これってもう、檻の中のライオンに石をぶつけて苛めるとか、主人をエスコート中の盲導犬にタバコの火を押し付けるみたいな、卑劣極まる行為ではありませんか?

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 ワタシも70年代に青春時代を送ったので、こうした「反権力=正義」と言う発想に特に違和感を感じずに生きてきました。
 しかし真面目に民主主義を考えれば、これはオカシイのです。

 実はワタシは今、塩野七生の「ギリシャ人の物語」を読んでいます。
 で、夕べはテミストクレスが、対ペルシャ戦争に備えて、政敵となった対ペルシャ穏健派次々と陶片追放に掛けてアテネから追い出したところまで読んだのです。

 これは古代ギリシャだけではありません。 古代ローマでも或いはフィレンツェやヴェネツィアのような中世の共和政都市でもそうですが、こうした権力闘争は結構熾烈なのです。
 そして偉大な政治家として歴史に残るような連中も、権力闘争に勝ちあがり最高権力者の地位を得る為には、随分エゲツナイ事をやって政敵を追い落とすし、また自分も追い落とされた経験があるのです。

 しかもこうした古代や中世の民主制の議員も内閣に相当する役職についても、報酬はないのです。 政治活動は全額自費で行うしかないのです。

 勿論政治家になって得た権力を、自分や自分の一族のビジネスの利益誘導に使うと言う事は再々あって、それは当時でも問題になっていました。 だから色々それを防ぐ方策も取られていました。

 しかしそれでもヤッパリ、彼等が権力闘争をするのは、そればかりが目的ではないのです。 

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 成功した共和政国家について共通して言えるのは、その国家の国民が権力に対してきわめて肯定的だったと言う事です。

 一般のローマ人の人生の成功の証は元老院議員になる事した。

 それは無理でも幾らか生活に余裕ができたら、地方議員や地方の執政官などの公職に就きたいと思う。
 その為には私費で道路の補修や劇場や神殿を作る。

 なぜなら公職に就いて国家や自治体など公共の為に奉仕する人が、尊敬されるからです。 
 幾ら富があってもそれだけでは尊敬されません。 

 富から得られるのは奢侈ですが、これを楽しむには限界があるのです。 だから一定のレベルの奢侈を満足できるようになれば、皆敬意を求めて、公職就任を目指して頑張るのです。

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 古代や中世でも民主主義国家は皆資本主義国家でした。 また古代や中世では現在のように正確に所得を査定して、累進課税制度で富の再配分を図るような技術はありません。

 だから皆随分な格差社会でした。

 そういう格差社会で、安定した民主制が維持できるのは、結局こうした国民の権力への肯定的な意識があったからでしょう。

 国家に奉仕する事が礼賛されて、公職に就くことで尊敬される。
 だから富裕層は競って私財を投じて、公共施設を作り、自分達が国家に奉仕する人間であることを示そうとするのです。

 民主主義国家で権力の肯定は国民の意思の肯定であり、公共への奉仕の肯定なのです。
 だからこうした意識の強い国々は、古代でも中世でも成功した民主主義国家として繁栄したのです。

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 因みにこれと真逆なのが、現在の近畿地方だと思います。
 近畿地方には豊臣家滅亡の頃から、反権力の思想が強くありました。

 江戸幕府があった頃は、権力は武士のモノですから、反権力は武士に対抗する商人の力となり、大阪は栄えました。 
 しかし明治維新でもう権力は武士のモノではなくなったのです。
 それどころか大正時代には完全に民主主義国家になり、権力は国民のモノになりました。

 ところがなぜか近畿には反権力の思想だけが残ってしまったのです。
 結果生まれたのは、革新系の首長たちです。

273

 近畿地方の人達がホントに共産主義国家を信じているわけではありません。 それどころかむしろ井原西鶴の頃と同じ小商人根性と言うか、細かい私利には凄く執着しているのです。

 でも反権力の意思から気楽に革新系の議員や首長に投票するのです。
 共産党の首長が、産業界のニーズに配慮するわけもなく、地元企業を利益を守ろうと努力するわけもないのです。

 彼等がやり続けたのは公務員の待遇改善、在日特権の積み上げ、部落特権の肥大化などなど・・・・です。 或いは財源を無視したばらまき政策です。

 一方空港などの国家的なインフラ整備には、反権力の立場から絶対反対します。 

 国家のインフラ整備に反対するのは、反権力だから絶対正義なのです。 だからどんな汚い手を使って妨害しても、良心は痛みません。 マスゴミは無条件にそれを礼賛します。

 そして一般住民はこれに便乗して、小商人根性剥き出しで「賠償金」をむしろ取ろうとするのです。

 これではこの地域のインフラ整備は進まず、優良企業は逃げ出して、地域経済が衰亡していくのも当然でしょう。 
 ワタシは実は大阪生まれで、親族も皆近畿地方に居るので、これは凄く情けないです。

297

 しかしこうした愚劣な反権力ゴッコは実は、日本の自称リベラリスト、自称知識人の病気ではないかと思います。

 彼等が共産主義に共鳴したり、中国や北朝鮮のような独裁国家を礼賛したりするのは、別に彼等が本心こうした国々や体制を素晴らしいと思っているからではなく、とにかく現在の日本の「権力」に敵対するからでしょう。

 本心共産主義を信じているわけもないので、幾ら共産主義国家を礼賛しても、絶対に共産主義国家には亡命しません。 これは共産主義国家からは多くの人が資本主義国家に亡命したのとは大違いです。

 そして地上の楽園と礼賛し続けた北朝鮮が、拉致問題発覚で礼賛しては「不味い」となると、いきなり北朝鮮の不倶戴天の敵だった韓国礼賛に転換します。

 つまり日本に敵対する国ならどこでも良いのです。
 とにかくこうした国々を礼賛する事で彼等の反権力意識を満足させるのが目的なのですから。

303

 しかしこれって結局、日本と日本国民に対する嫌がらせでしかないのです。 つまり自分自身に対する嫌がらせをしているのです。

 自分自身を否定し、際限もなく嫌がらせを続ける事のどこがカッコイイのでしょうか?

 こんな事を続けたら、自分自身が劣化するばかりではありませんか?
 
 なるほど権力は腐敗するし、間違いも犯します。

 だったらその腐敗や間違いを指摘して批判すれば良いのです。 それを権力そのモノを悪として批判するのでは、権力が糾されるわけもないのです。

 自動車を持っていれば故障する事もあります。 故障すれば修理は必要です。 しかしトラブルが起きるからと言って、自動車の存在そのものを否定するような事をしていても、自動車は治りません。 

 故障をするからと言って自動車を否定すれば、自動車のある便利な生活はできないのです。

 それと同じです。

304

 どんなに権力を否定しても、この世に人間が集団を作って暮らす限りは、その集団を中心的にリードする体制は必要です。
 それどころか人間でなくても群れをつくる動物には、必ず群れのリーダーが居るのです。

 群れをリードするのですから、これは権力者です。

 しかしリーダーが居ないと群れの秩序は成り立たず、幼弱者を守る事はできないので、群れを造る意味がないのです。

 民主主義国家ではその権力者を自分達で選ぶのです。

 自分達で選んだ代表の愚弄すると言うのは、結局自分達自身を愚弄する事だ。

 そのことに気付かない人間こそ馬鹿だと知るべきなのです。
  1. 戦後民主主義
  2. TB(0)
  3. CM(16)

コメント

自称ジャーナリストとか左派の反権力ぶりっ子は
実にイラっとしますよね、確かに。

(彼らにとって)ちょっとタカ派な世の中の動き、政策、
人権侵害の恐れがないでもない法案・・が出てくると、
そのたんびに「この一点が突破されたら平和が終わり
民主主義が滅びて暗黒の時代が到来してしまう」といって
大騒ぎして、事が終わってすぎてしまうと、そんな大騒ぎなど忘れてケロリとして、忘れたころに次の「ネタ」で
またまた「戦後最悪のなんちゃらかんちゃら」と大騒ぎして・・。もう無限ループですね。

一体、日本の民主主義や平和憲法は何回終わりになったんでしょうねぇ?

民主主義?なくなったんですか?未だに日本は複数政党制だし、誰でも立候補できる普通選挙は存在するし、世界水準で考えても民主主義なんじゃないですかねぇ。

終わったのはアンタが勝手に脳内でシミュレーションする
かくあるべき日本の民主主義だけなんじゃないの?
言論の自由もあるんじゃないの?終わっただの死んだだの
言ってるアンタだって現実の今の日本で立派に生活してるじゃない?
(それも高給もらって)
ホントに民主主義終わってたら、アンタ今頃難民ですよ?

と誰かこの反権力馬鹿たちに正面からつっこむ人いないんですかねぇ?(笑)
  1. 2016-04-13 14:48
  2. URL
  3. prijon #-
  4. 編集

ケントギルバートさんが語っておられましたが、米国でもかつては放送法のようなものが有ったそうです。
ケーブルテレビによる多チャンネル化により異なった意見をいくらでも言えるようになると、自然に消滅していったそうです。
現在の日本のテレビ、ラジオといったメディアが偏った考え方と主張をしながら、公正中立を装いネットに疎い年代の方々を欺く歪んだ状況ですね。

日本も多チャンネル化の方向には行くのでしょうが、(特に衛星放送が)放送するコンテンツが足りないから韓流ドラマで穴埋めをするといった有様らしいですね。
  1. 2016-04-13 15:43
  2. URL
  3. taigen #-
  4. 編集

近畿住まいの自分としては耳が痛いですね..

小さな範囲での経験だと、大阪近辺にも公徳心を持った、
昔からのお金持ちは少ないながらも居ることは居るのです。
でも、世代交代とともに関東に移っていたり、バラバラになって
住民票は中心部からはでていってしまってるんですね。
老舗の政治家も、一族の中で一番出来の悪いのが地盤を継いで、
気の利いた人は政治家のような汚れを継いではいないようです。
成功したマトモな人達も、関西で政治家になんかになって晩節を
汚したくないという意識のほうが多いし、成功する見込みもなさそうです。
選挙は汚いものだし、選挙区の様子を知れば知るほど
近づきたくないでしょう。

東京と決定的に違うのは、士族の風を受け継いだ凛とした
秩序感というのが皆無なことです。
霞が関や大手町のような空気はありません。

敗戦までは大阪城周辺は府庁や学校があり、お屋敷街が
続いていたそうですが、空襲で丸焼けのあとは、
いまのような「日本の痰壺」の有り様です。

もう、特別行政区とでもして、選挙で選ばれていない有識者と
国家公務員で運営していくしかないと思います。
戦国時代末期、博多や堺の商人の多くを天下の覇権を握った武将が
潰していった理由もよくわかります。
  1. 2016-04-13 18:09
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  3. くぬぎ #-
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Re: タイトルなし

> 自称ジャーナリストとか左派の反権力ぶりっ子は
> 実にイラっとしますよね、確かに。
>
> (彼らにとって)ちょっとタカ派な世の中の動き、政策、
> 人権侵害の恐れがないでもない法案・・が出てくると、
> そのたんびに「この一点が突破されたら平和が終わり
> 民主主義が滅びて暗黒の時代が到来してしまう」といって
> 大騒ぎして、事が終わってすぎてしまうと、そんな大騒ぎなど忘れてケロリとして、忘れたころに次の「ネタ」で
> またまた「戦後最悪のなんちゃらかんちゃら」と大騒ぎして・・。もう無限ループですね。
>
> 一体、日本の民主主義や平和憲法は何回終わりになったんでしょうねぇ?
>
> 民主主義?なくなったんですか?未だに日本は複数政党制だし、誰でも立候補できる普通選挙は存在するし、世界水準で考えても民主主義なんじゃないですかねぇ。
>
> 終わったのはアンタが勝手に脳内でシミュレーションする
> かくあるべき日本の民主主義だけなんじゃないの?
> 言論の自由もあるんじゃないの?終わっただの死んだだの
> 言ってるアンタだって現実の今の日本で立派に生活してるじゃない?
> (それも高給もらって)
> ホントに民主主義終わってたら、アンタ今頃難民ですよ?
>
> と誰かこの反権力馬鹿たちに正面からつっこむ人いないんですかねぇ?(笑)

 自称ジャーナリスト達にすれば、こういうオオカミ少年みたいな行為こそが権力の監視だったのでしょうね。

 無責任な言動を繰り返す事で高給を得られるのですから、絶対に共産圏なんかには行きたくないでしょう。

 そして自分達の安泰が保障されているからこそ、無責任な反権力を振り回すのです。

 ホントにクズです。
  1. 2016-04-13 22:17
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> ケントギルバートさんが語っておられましたが、米国でもかつては放送法のようなものが有ったそうです。
> ケーブルテレビによる多チャンネル化により異なった意見をいくらでも言えるようになると、自然に消滅していったそうです。
> 現在の日本のテレビ、ラジオといったメディアが偏った考え方と主張をしながら、公正中立を装いネットに疎い年代の方々を欺く歪んだ状況ですね。
>
> 日本も多チャンネル化の方向には行くのでしょうが、(特に衛星放送が)放送するコンテンツが足りないから韓流ドラマで穴埋めをするといった有様らしいですね。

 これは出版社もそうですが、日本のメディアってそういうビジネスモデルの転換が異様に遅いですね。 出版社も新聞もひたすらネットを避けて紙に執着して、何とか今のまま利益を確保しようとして、自炊業者を苛めるだけです。

 テレビだって4Kテレビを録画不能にさせろとか、無茶苦茶言っています。

 日頃既得権益を非難して、革新を煽るクセに、自分達はトコトン既得権益にしがみつくのです。 だから自称ジャーナリスト達も絶対に放送法批判なんかしないのです。
 だって多チャンネル化したらテレビ局の既得権益がパ~だし、そうなったらこんな連中に高給払ってくれる所もなくなります。
  1. 2016-04-13 22:26
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 近畿住まいの自分としては耳が痛いですね..
>
> 小さな範囲での経験だと、大阪近辺にも公徳心を持った、
> 昔からのお金持ちは少ないながらも居ることは居るのです。
> でも、世代交代とともに関東に移っていたり、バラバラになって
> 住民票は中心部からはでていってしまってるんですね。
> 老舗の政治家も、一族の中で一番出来の悪いのが地盤を継いで、
> 気の利いた人は政治家のような汚れを継いではいないようです。
> 成功したマトモな人達も、関西で政治家になんかになって晩節を
> 汚したくないという意識のほうが多いし、成功する見込みもなさそうです。
> 選挙は汚いものだし、選挙区の様子を知れば知るほど
> 近づきたくないでしょう。

 政治家を汚れ仕事と認識したり、政治家になる事を「晩節を汚す」と思うのが致命的なんでしょうね。
 
 汚れ仕事を押し付けられている人間が善意で政治をすることを期待するのは不可能でしょう?

 でも肯定的に政治に取り組む人が出ない限り、行政何か良くなるわけはないのです。

> 東京と決定的に違うのは、士族の風を受け継いだ凛とした
> 秩序感というのが皆無なことです。
> 霞が関や大手町のような空気はありません。
>
> 敗戦までは大阪城周辺は府庁や学校があり、お屋敷街が
> 続いていたそうですが、空襲で丸焼けのあとは、
> いまのような「日本の痰壺」の有り様です。
>
> もう、特別行政区とでもして、選挙で選ばれていない有識者と
> 国家公務員で運営していくしかないと思います。
> 戦国時代末期、博多や堺の商人の多くを天下の覇権を握った武将が
> 潰していった理由もよくわかります。

 自分達で真面目に政治をやる意思がなければ、結局そうなるのかもしれません。 ヨーロッパの民主都市って殆ど皆商業都市で、商人達が誇りを持って政治を仕切ったのに、大阪商人はそういう気が無いのだから仕方ないですよね。
  1. 2016-04-13 22:31
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  3. よもぎねこ #-
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左翼が描く「ネット民主主義」の理想と現実

反権力も反体制も結構だけど、それなら中国政府や韓国政府のことも日本政府と同じくらい批判しろよと思いますね。

ちなみに、既存メディアで衛星放送やインターネットという新媒体にいちばん最初に取り組んだのは朝日新聞です。もともと『Asahiパソコン』というパソコン雑誌も出していましたし。

1990年代の朝日新聞系の雑誌には、よく「これからは権力者が情報を独占できなくなる『ネット民主主義』の時代が来る」と書いてありました。実際は、マスゴミによる情報の独占ができなくなり、彼らの期待とは裏腹に保守言論が活発になったわけですが。
  1. 2016-04-13 23:45
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

よもさん、資本主義っていうのは普通、産業革命後の英国の経済から始まるとされてるので古代ギリシャの資本主義っていうのは本来おかしな言い方ですよ。だから古代の自由経済とでも言っとくべきものです。自由経済の中から資本主義が生まれるんだがこの辺りは経済学上随分煩い所です。

政治家が歳費を取れるようになったのは英国の労働党政権の頃からです。
かつては政治家は名誉職であり、銭のためにやる職業ではないというのが建前でした。だから政治家は地方の地主だとか工場経営者だとかが自前の仕事を持っており金に不自由しない人々がやる前提だったのです。

しかし労働者が兵士となり戦争を戦うのですから労働者が参政権を持つことが当たり前になると無産階級が政治につくことになり生活のために給与が必要となったわけです。これが歳費の始まりになるわけです。

かつて政治というものがいわゆる小さな政府であった頃は政治は基本一部のインフラ整備と警察国防といった一事にすぎませんでした。これならば公共への奉仕でも良かったのです。

しかるに政治を業とする専門職が登場したらどうなったか。ここから利権政治が悪化したのだと思います。確かにそれまでもインフラ整備にかかる利権の誘導はあったはずですがそれだって税の投入となれば自分達が収めた税であるからまじめにやったわけなんです。構造的に腐敗は防止されていたとも言えるのですよね。

それまでは分かりやすかったのですが無産階級の登場と政府が拡大し行政が拡大されるともういけない、ここから利権政治が発生するのです。つまり自己の利益の極大化です。

本来ジャーナリストと称する人々はここから活動が始まるわけです。本来は権力の行使の方法を正すことしか出来ないはずです。権力の行使を嫌う理由は何もなかったはずです。なぜなら反権力は何者も生まず、本来国民の代表者の行為に対する反対ですから半国民的行為でも有るわけです。国民の意志が選挙で示されてるにもかかわらず反権力を標榜するというのは自分達が半国民的な勢力だと言ってるに等しいんかとさえ思います。

このあたり国防政策や産業政策の根幹は本来いかなる政権でもコンセンサスはあるべきでそれを拒否してるというのは、おそらく自分達は反国家的存在だという意思表示なんでしょう。

この手の反権力が権力者の立場にかかわらず行われるならばまだ救われますが、我々は彼らのやり方というものを3年間見てしまいました。この時点でもはや信用はされていないんだああということが彼らは分かっていないのでしょうか。

彼らは所詮国の発展を阻害する売国奴の集団だろうとでも言う他はありません。

この国には二大政党制さえ必要ないのです。なぜならマトモな国民と売国奴しかいないからです。












  1. 2016-04-14 01:28
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

武士の誇りと武士への敬意

江戸期においては武士はいわゆる支配階級として意識されていたのでしょうか? 特に1700年代に入ると戦国時代の記憶も薄れ、槍一本でのしあがるというような気風もなくなり、公職というか官僚役人としての意識が強くなり、武士階級以外からもそのような感覚で捉えられていたのではないでしょうか? 公職意識が強く、建前としてはお家のため、万民のため、領民のために奉仕する誇りというものが、決して裕福でない彼らの矜持だったのではないかと。
それが維新により四民平等となり(戸籍上は華族、士族、平民の区別はありましたが。現代では皆無に近い意識ですね))、おそらく大正デモクラシーの頃には、政治家、官吏、軍人には公職意識より特権意識の方がくなってきたのでしょう。それが戦前の昭和期の迷走の一因ではなかろうかと考えます。
さらに戦後民主主義(左翼思想の解放及びGHQの政策)により、公職に対する誇りや敬意というものが人々の意識からが著しく喪失してしまっている状態の延長線上に今現在があるんでしょうね。
私、個人的な意見ですが、武士道的な気風が民主主義という制度の土台にあれば・・・と常に思ってます。
  1. 2016-04-14 04:34
  2. URL
  3. boku #-
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反権力は、マスコミの嗜好品ですね。

 本当に「反権力」が大好きで、そればっかりだから内容が陳腐化してしまい、煮ても焼いても食えない代物に成り下がってしまいました。このまま、腐臭漂う「反権力」と一緒にジャーナリストの皆さんはもう退場して頂く頃合いだと思います。

 マスコミの最盛期に、官僚・政治家をひたすら叩くことが正義とされました。この行き過ぎた「反権力」ブームは、どこぞの国からの指令の階級闘争を煽る工作ではなかったのではないでしょうか?。最近振り返ってみると、マスコミが善としたものは逆に悪ではなかったのかと思っています。皮肉な事に自民党を筆頭に政治家叩きが酷い時に、加藤紘一さんがマスコミのひとに「今は国民の批判が政治家に来ているけど、そのうちマスコミにいくよ。」と言ったそうです。大当たり~!

 戦後のGHQやサヨク反日勢力による戦前は全て悪だから、財閥や華族・士族・豪農も全て否定するという極端な考えを押し付けられました。日本人の過去をすべて否定された人間関係の隙間に共産主義など反日勢力が入り込み、様々な会社や官庁などなどに巣くっていきました。これを取り戻すのは大変ですが、やらないといけませんね。
  1. 2016-04-14 09:42
  2. URL
  3. 都民です。 #-
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Re: 左翼が描く「ネット民主主義」の理想と現実

> 反権力も反体制も結構だけど、それなら中国政府や韓国政府のことも日本政府と同じくらい批判しろよと思いますね。
>
> ちなみに、既存メディアで衛星放送やインターネットという新媒体にいちばん最初に取り組んだのは朝日新聞です。もともと『Asahiパソコン』というパソコン雑誌も出していましたし。
>
> 1990年代の朝日新聞系の雑誌には、よく「これからは権力者が情報を独占できなくなる『ネット民主主義』の時代が来る」と書いてありました。実際は、マスゴミによる情報の独占ができなくなり、彼らの期待とは裏腹に保守言論が活発になったわけですが。

 彼等は常に自分の都合の良い妄想をしますからね。 ワタシは彼等の行動の原動力は根拠のない優越感と歪んだエリート意識だと思います。

 「自分達は格別優れたエリートだから、愚かな大衆はそれに従うべき」そういう発想で、戦前は戦争を扇動し、戦後は妄想平和主義を扇動してきたのだと思います。
  1. 2016-04-14 12:28
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> よもさん、資本主義っていうのは普通、産業革命後の英国の経済から始まるとされてるので古代ギリシャの資本主義っていうのは本来おかしな言い方ですよ。だから古代の自由経済とでも言っとくべきものです。自由経済の中から資本主義が生まれるんだがこの辺りは経済学上随分煩い所です。
>
> 政治家が歳費を取れるようになったのは英国の労働党政権の頃からです。
> かつては政治家は名誉職であり、銭のためにやる職業ではないというのが建前でした。だから政治家は地方の地主だとか工場経営者だとかが自前の仕事を持っており金に不自由しない人々がやる前提だったのです。
>
> しかし労働者が兵士となり戦争を戦うのですから労働者が参政権を持つことが当たり前になると無産階級が政治につくことになり生活のために給与が必要となったわけです。これが歳費の始まりになるわけです。
>
> かつて政治というものがいわゆる小さな政府であった頃は政治は基本一部のインフラ整備と警察国防といった一事にすぎませんでした。これならば公共への奉仕でも良かったのです。
>
> しかるに政治を業とする専門職が登場したらどうなったか。ここから利権政治が悪化したのだと思います。確かにそれまでもインフラ整備にかかる利権の誘導はあったはずですがそれだって税の投入となれば自分達が収めた税であるからまじめにやったわけなんです。構造的に腐敗は防止されていたとも言えるのですよね。
>
> それまでは分かりやすかったのですが無産階級の登場と政府が拡大し行政が拡大されるともういけない、ここから利権政治が発生するのです。つまり自己の利益の極大化です。
>
> 本来ジャーナリストと称する人々はここから活動が始まるわけです。本来は権力の行使の方法を正すことしか出来ないはずです。権力の行使を嫌う理由は何もなかったはずです。なぜなら反権力は何者も生まず、本来国民の代表者の行為に対する反対ですから半国民的行為でも有るわけです。国民の意志が選挙で示されてるにもかかわらず反権力を標榜するというのは自分達が半国民的な勢力だと言ってるに等しいんかとさえ思います。

 つまり権力が国民のモノになったところから、反権力が始まるわるけですね。 
>
> このあたり国防政策や産業政策の根幹は本来いかなる政権でもコンセンサスはあるべきでそれを拒否してるというのは、おそらく自分達は反国家的存在だという意思表示なんでしょう。
>
> この手の反権力が権力者の立場にかかわらず行われるならばまだ救われますが、我々は彼らのやり方というものを3年間見てしまいました。この時点でもはや信用はされていないんだああということが彼らは分かっていないのでしょうか。
>
> 彼らは所詮国の発展を阻害する売国奴の集団だろうとでも言う他はありません。
>
> この国には二大政党制さえ必要ないのです。なぜならマトモな国民と売国奴しかいないからです。

 日本についてはその通りでしょうね。 そもそも自民党ができたのは、社会党に政権を取らせない為ですから。 社会党が政権を取ったら日本がソ連の支配下になってしまう、そういう危機を防ぐ為ですからね。

 当に国民対反国民です。

 今だってその状態です。 だからとにかく民進党を始末するしかないのです。
 
  1. 2016-04-14 12:33
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 武士の誇りと武士への敬意

> 江戸期においては武士はいわゆる支配階級として意識されていたのでしょうか? 特に1700年代に入ると戦国時代の記憶も薄れ、槍一本でのしあがるというような気風もなくなり、公職というか官僚役人としての意識が強くなり、武士階級以外からもそのような感覚で捉えられていたのではないでしょうか? 公職意識が強く、建前としてはお家のため、万民のため、領民のために奉仕する誇りというものが、決して裕福でない彼らの矜持だったのではないかと。
> それが維新により四民平等となり(戸籍上は華族、士族、平民の区別はありましたが。現代では皆無に近い意識ですね))、おそらく大正デモクラシーの頃には、政治家、官吏、軍人には公職意識より特権意識の方がくなってきたのでしょう。それが戦前の昭和期の迷走の一因ではなかろうかと考えます。
> さらに戦後民主主義(左翼思想の解放及びGHQの政策)により、公職に対する誇りや敬意というものが人々の意識からが著しく喪失してしまっている状態の延長線上に今現在があるんでしょうね。
> 私、個人的な意見ですが、武士道的な気風が民主主義という制度の土台にあれば・・・と常に思ってます。
 
 そういう面はありますね。 倉山満が「財務省の近現代史」で当にそれを書いていました。 「明治になって四民平等にして学力で役人を選んだら、特権意識に固まった集団ができてしまった」と。

 公職に敬意や誇りを持たない人間に、権力を与えたら特権意識や歪んだエリート意識だけが増大するしかないのでしょうね。
  1. 2016-04-14 12:39
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 反権力は、マスコミの嗜好品ですね。

>  本当に「反権力」が大好きで、そればっかりだから内容が陳腐化してしまい、煮ても焼いても食えない代物に成り下がってしまいました。このまま、腐臭漂う「反権力」と一緒にジャーナリストの皆さんはもう退場して頂く頃合いだと思います。
>
>  マスコミの最盛期に、官僚・政治家をひたすら叩くことが正義とされました。この行き過ぎた「反権力」ブームは、どこぞの国からの指令の階級闘争を煽る工作ではなかったのではないでしょうか?。最近振り返ってみると、マスコミが善としたものは逆に悪ではなかったのかと思っています。皮肉な事に自民党を筆頭に政治家叩きが酷い時に、加藤紘一さんがマスコミのひとに「今は国民の批判が政治家に来ているけど、そのうちマスコミにいくよ。」と言ったそうです。大当たり~!
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>  戦後のGHQやサヨク反日勢力による戦前は全て悪だから、財閥や華族・士族・豪農も全て否定するという極端な考えを押し付けられました。日本人の過去をすべて否定された人間関係の隙間に共産主義など反日勢力が入り込み、様々な会社や官庁などなどに巣くっていきました。これを取り戻すのは大変ですが、やらないといけませんね。

 階級闘争か反権力かどちが最終目標かわかりませんが、しかしこれはセットで拡大したのだろうと思います。

 反権力を喚いる人達は、共産主義には凄く甘いけれど、これは彼等がホントに共産主義が好きなのか?それとも現在の日本は資本主義国家なので、反権力を煽る為に共産主義を振り回しているのか?それが判然としないからです。

 ホントに共産主義を信じるなら、北朝鮮にでも亡命すれば良いのですが、彼等はそんなことは絶対にしたくないのです。 
 
 日本で高給を得て安逸な生活を保障されながら、反権力を喚くのが理想でしょう?

 そう言う人間にとって、ホントの意味での理想なんかないのだと思います。 だからこそ無意味な反権力を振り回して、理想主義者を気取るのかもしれません。
  1. 2016-04-14 12:47
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  3. よもぎねこ #-
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何時もながらの慧眼に拍手です。

こう言う連中(7人の馬鹿)の言う事に共感して、マスコミの言っている事は正しいと思い込んでいる人達にこそ読ませたいものです。

とても説得力が有るので、中学生の社会の副読本にでも載せれば、多くの若人に有益な読み物と成る事でしょう。
自分の頭で物事を考えるヒントと成ります。
”檻の中のライオンに石をぶつけて苛める”等の喩えも秀逸です。
何処かの出版社さん、よもさんの論考を出版して。

  1. 2016-04-15 12:10
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  3. 団塊ノンポリ #-
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Re: タイトルなし

> 何時もながらの慧眼に拍手です。
>
> こう言う連中(7人の馬鹿)の言う事に共感して、マスコミの言っている事は正しいと思い込んでいる人達にこそ読ませたいものです。
>
> とても説得力が有るので、中学生の社会の副読本にでも載せれば、多くの若人に有益な読み物と成る事でしょう。
> 自分の頭で物事を考えるヒントと成ります。
> ”檻の中のライオンに石をぶつけて苛める”等の喩えも秀逸です。
> 何処かの出版社さん、よもさんの論考を出版して。

 大変お褒め頂いて恐縮です。

 ワタシも団塊世代の尻尾の方ですから、反権力=絶対正義のテレビや新聞(我が家は朝日新聞を購読)を見て育ったわけですが、しかしヤッパリオカシイと思うのですよね。

 猿の群れでもボス猿は必要なのです。 ニホンザルのボスなど実に強大な権力を持っているわけですが、しかしその権力によって群れが群れとして生きていき、メス猿や子ザルを守る事ができるのです。

 権力ってそういう物なのです。

 それを絶対否定しても良い事があるわけはないのです。 必要なモノは肯定的に評価して、その上で具体的な問題を指摘して、その問題点を解決するしかないのです。
  1. 2016-04-15 13:10
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  3. よもぎねこ #-
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