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2016-04-06 21:54

アメリカよお前もか!! China 2049

 夕べマイケル・ピルズベリーの「China 2049」を読み終えました。
 読んだ感想は?

 「アメリカよ、お前もか!」です。

 何がって?
 それは米中国交正常化から、現在に至るまでのアメリカの対中政策と、中国の対米政策の基本が、日本のそれとまるっきり同じなのです。

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 70年代アメリカはソ連との冷戦を戦う為に、当時ソ連と対立していた中国と国交を正常化して、中国を支援し始めたのです。

 著者ノピルズベリーはこの頃からCIA職員として、中国に関わるようになるのですが、この当時アメリカは中国は遅れた弱い国で、いずれアメリカの敵になるとは、思っていもいなかったと言うのです。

 そして中国が近代化すれば、いずれ民主的な国になると安易に楽観していたと言います。

 一方中国側も「自分達は弱い遅れた国」をアメリカにアピールして、支援を要請しました。

 その為アメリカは中国に膨大な経済援助をしたのみならず、対ソ防衛の為の軍事技術援助も惜しみませんでした。
 中国のミサイル技術や、衛星観測技術の基礎はこの頃のアメリカの支援によるのです。

 勿論中国はこうした支援に大いに感謝し、ことある毎に米中友好を唱えたのです。

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 ところがこうした外交姿勢とは裏腹に、80年代から中国国内の学校では反米教育が始まりました。 中国jの歴史教科書では初めて清朝と外交関係を持ったタイラー大統領、そしてリンカーン、ウィルソン、ルーズベルトなどアメリカ史を代表する大統領が皆中国を侵略し搾取しようと企てて来た事なりました。

 リ、りンカーンってあのリンカーンでしょう?
 イヤ、ワタシだってリンカーンが、言われる程善人だったかどうか疑っているけど、しかしねえ彼は大統領在任中、中国なんぞに関わってる暇はなかったと思うよ。
 それにあの時代のアメリカは外国に侵略するほどの軍事力もないしさ。

 しかし中国の歴史教科書ではそうなってるんです。

 それじゃルーズベルトは? 
 ルーズベルトは中国と日本を戦争させて、中国を衰弱させようとしたことになっています。

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 これを知った時はピルズベリーものけぞったようです。 そりゃそうでしょう。
 
 アメリカは日本と違って少なくとも中国とは一度も戦争はしていないし、抗日戦争では中国を支援していたのです。
 それなのこんな反米教育をされるなんて!!

 しかしこれはアメリカでは全く問題にされず、また当ノピルズベリー自身もこれを深刻には受け取りませんでした。 そしてアメリカの中国援助は続いたのです。
 
 90年代になり改革開放が始まって、中国の経済力が強まると、中国はビジネスを餌にアメリカの財界人を抱き込みます。
 これらの財界人達は、人権問題などで米中対立が起きる度に、アメリカ政府に「商売の邪魔だから止めてくれ」と言うようになりました。

 その為ダライ・ラマや民主化活動家などへのアメリカ政府の支援姿勢はドンドン後退して行ったのです。

 その一方で中国政府は、国内での人権弾圧を強め、軍事力を際限もなく拡張していきました。

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 これは幾らなんでもオカシイ。

 中国が豊かになり安定すれば民主的な国家になる。
 アメリカが善意の支援を続ければ友好関係を維持できる。
 そんなことは幻想ではないのか?

 ピルズベリーがこれに気付いて、中国の真意を探りなおすようになったのは、この本が出版される数年前頃から、つまり2010年前後からです。

 と、ここまでの過程を見たらわかるでしょう?
 これって大体、日中国交正常化以降の日中関係と殆ど同じなのです。

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 中国はやたらに日中友好とすり寄っていた頃には、米中友好と言っていたし、反日教育を始めた頃には、反米教育を始めたのです。

 そして日本もアメリカもその中国の諂いにコロリと参って、無邪気に中国支援をしていたのです。

 因みにご丁寧に自虐史観まで同じなのです。 
 アメリカにも自虐史観があるのです。

 ピルズベリーが大学で学んだ頃から(60年代)アメリカの大学では「中国は近代になって日本とアメリカから侵略されて搾取された被害国」と認識されていたと言うのです。

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 エッ? でもアメリカは日本と違って戦争したわけじゃないし、第二次大戦では中国支援していたでしょう?  アメリカがGHQからWGIPを受けたわけでもあるまいし、何でこんなワザワザこんなアホなことを考えるの?
 
 しかし「自分達は悪い事をした。」と言う事を認めて反省すると言うのは、善人でいたい人間にとっては堪らない魅力なのかもしれません。
 そうする事で「自分に厳しく、自分の事をを客観的に見て、過ちは過ちとして認める事のできる人間」「自分は自国の事はひたすら礼賛する愚かな国粋主義者などとは違う教養人である」と思う事ができるからです。

 そして自分個人に請求書が回ってくるのでなければ、気楽に謝罪して善人を気取るのは至って簡単なのです。

 だからこの手の自虐史観は、実は世界中の自称良心派の全てに巣食っているのです。

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 こんなわけで中国は至って簡単に、アメリカ人の善意や良心に付け込んだのです。
 それで中国が何を企んでいたのか?

 ピルズベリーは「中国は1949年の建国から100年かけてアメリカを追い越す覇権国になる計画を実行してた」と言います。
 「その為にアメリカの力を利用できるだけ、利用しようとしていた」のだと。

 そして「中国はアメリカの善意や友好など最初から一切信用してない。 どんなに寛大な支援を受けようとも、敵国だとしか思っていない。」とも言います。

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 それではなぜこれまでそれに気づかなかったのか?
 勿論それは中国が極めて巧妙にその本心を隠したからとも言えます。

 しかし振り返れば、オカシイ事は沢山ありました。 アメリカから対ソ防衛の為に、軍事援助を受けていた70年代でも、中国はアジアやアフリカなどでアメリカの敵を支援していました。

 そして1989年の天安門事件は、中国が独裁国家であることを世界に再認識させました。

 また1999年のユーゴスラヴィアの中国大使館誤爆事件では、北京のアメリカ大使館が長期間中国人の暴徒の大群に囲まれ、大使館員の生命も危険と思われるような状況になりました。

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 当時アメリカ政府は、この中国大使館誤爆は、全くの不幸なミスであり、アメリカには悪意は全くないのだから、ちゃんと謝罪をすればそれで問題はないだろうと考えていました。

 ピルズベリーに情報を寄越した中国人の一人は「中国政府はこれを機会に、ナショナリズムのプロパガンダを煽り、大きな騒動を起こすだろう。」と言ったのですが、しかしピルズベリーもこの予想は信じませんでした。

 結局ピルズベリー自身も、またアメリカ政府も、見るべき物を見ない努力をして、聞くべき物を聞かず、「アメリカはこれまで中国に善意を尽くしたのだから、中国もそれに応えるはず」と信じ続けたのです。

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 考えてみれば歴史の教科書など、幾ら独裁国家でも秘密情報でも何でもないのです。
 教科書はその国の為政者が考える「あるべき国の姿」を現しているのですから、それを見ればその国の本心がわります。

 国家の本心を知るのには、別に007のようなスパイが、秘密基地に忍び込む必要はないのです。 教科書など普通に公表されている情報を素直に読めば済む事なのです。
 
 そして子供達に根拠のない悪意の歴史を教えるのは、マトモな国のする事ではないのです。
 だから単純にそう思えば良かったのです。

 これが個人の事だったら?

 自分の前ではいつも感謝の言葉を述べる友人が、自宅では子供に向かって「アイツはお父さんに悪い事ばかりしてきた」などと教えていると知ったら、誰でももうそれでその友人と付き合うのは止めるでしょう。

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 でも不思議なことに、国家対国家ならそういう事も問題にされないのです。 それどころか国家の安全に為に情報収集をしているCIAがそうした情報を進んでい隠蔽してしまうのです。

 ピルズベリーはCIAの中国の新聞など公開情報を翻訳する部門で、翻訳される記事が米中友好を唱える鳩派の意見に偏っており、軍事拡大や対米強硬論を唱える鷹派の記事が異様に少ない事に気づきました。

 そこでそれについて問うと、「鷹派の記事を出すと、人権活動家や保守派を刺激して、米中友好に支障をきたすので、そういう意見はなるだけ翻訳しないようにしている」と言われたと言うのです。

 これっても朝日や毎日と同じでしょう?

 ま、まさかCIAがこんな「心遣い」をしているなんて、アメリカの保守派や人権活動家だって夢にも思っていなかったでしょう。
 でもCIAだって財界や政界や言論界が、米中友好で喜んでいる時に、嫌がられる情報を出して憎まれたくはないのです。

 情報収集機関でさへ、皆が見たくない物は見せないように努力してしまうのです。

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 でもこうした心遣いは米中友好には極めて有効だったようです。 お蔭でアメリカは中国鷹派の言動な一切無視して、中国への援助を続けました。
 そして気が付いてみれば、中国はもう化け物のような軍事力を蓄えていたのです。

 化け物はもう最近では、アメリカを恐れる必要がなくなったのか、アメリカへの悪意や覇権への意欲を隠さなくなりました。
 それでもまだ化け物を友人と言い募る人達がいるのは、これまた日本もアメリカも同じです。

 それにしても中国は正体を現すのが少し早すぎたのではありませんか? 2049年までまだ33年もあるのです。
 もう後10~20年は自重するべきだったのでは?

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 ピルズベリーがこの本を書いていた頃は、中国経済はまだ10%成長を謳っていました。
 それでピルズベリーも中国の経済成長がこのまま続き、2049年頃にはGDPがアメリカを超えると言う前提でこの本を書いています。

 しかし年明けからその前提が崩れ始めました。
 
 そして世界中の経済記事が、中国のこれまでの経済統計そのモノがインチキだったと言い始めました。

 これだと中国はまだ十分にアメリカと対抗する力を付けないウチに、自ら化け物の正体を暴露すると言う失敗をしてしまった可能性があります。
 
 自分の出したインチキ経済統計を信じて。

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 こんな中国に果たして中国はピルズベリーが考えたような遠大プランがあったのか?
 それほど精緻に組み立てられた政策に沿って行動してきたのか?

 ワタシはこれは少し疑問です。 むしろただ困った時には、誰彼かまわず金と力のある奴にすり寄って、助力を仰ぎ、少し金回りが良くなると途端に踏ん反り返って威張り出したと言うだけのような気もします。

 中国文化圏で他にもそういう国があるでしょう?

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 それにしても哀しいですね。
 アメリカは第二次大戦でソ連を支援した時も、善意と友好から化け物を育ててしまったのです。

 それなのにまた同じ事をしてしまったなんて・・・・・。 

 善意に善意が、友好に友好が返ってくるわけではない事を、二回も証明してしまったのです。

 日本だって中国にはアメリカと全く同じ失敗しているのですが、二回目でないだけマシかも知れません。
 
  1. 古本
  2. TB(0)
  3. CM(22)

コメント

うーん、元々欧米人って中国には甘い・・というか
過大評価する傾向が強いからって気もしますが。

まあ、前々からの私の意見ですが。ドイツなんて
米国どころでない中国寄りの姿勢ですし。

このエントリーの件なんかも

・いつもの過大評価、期待

⇒想像以上のお粗末な実態が明るみに

⇒これまで中国ageをしていた政治家、経済人、
評論家はダンマリまたは「転向」したり・・

という近代中国を巡る関係諸国の無限ループが繰り
返されているだけのような気もしますけど。

>自分の出したインチキ経済統計

これなんかも清の時代からそうだったんじゃないの?
と思ったりしますけどね、個人的に。
日清戦争なんて数字や表向きの清艦隊の装備だけみたら
日本に負けるはずなんかないのに、結果はアレでしたし。
  1. 2016-04-07 00:25
  2. URL
  3. prijon #-
  4. 編集

> しかし「自分達は悪い事をした。」と言う事を認めて反省すると言うのは、善人でいたい人間にとっては堪らない魅力なのかもしれません。
 そうする事で「自分に厳しく、自分の事をを客観的に見て、過ちは過ちとして認める事のできる人間」「自分は自国の事はひたすら礼賛する愚かな国粋主義者などとは違う教養人である」と思う事ができるからです。


もう全く正鵠を得た分析だと思います!!
左翼脳、コミンテルン的思想に操られてる連中の出発点はここですよ。なんでこういう分析が保守層の言論の中心にならないのか? 左翼反日連中の言論所業を問題にしたり、矛盾を突いたり、虚構を暴くのもすごく大切なことだとは思いますが、ここの分析から始めないとなかなか真実にたどりつけないというか、リアリズムに基づく保守の拡散には道遠しという感じがします。
私は、産経新聞でも保守系雑誌でもかかる分析、言説にお目にかかったことがありません。

アメリカの対中国観はエドガー・スノーの昔から実にいい加減なものです。中国の歴史に何か東洋の神秘的な勘違いをしてます。もし、清、中華民国、中国人気質、中華思想、中国史に対する理解がもう少し深ければ、先の大戦も形が違ったものになったかも・・・。
パールバックも、魯迅も、アメリカ人のいい加減な歴史観のフィルターを通して理解されたことでしょう。悲惨な農民の暮らしを同情とか憐みとか、ある種の優越感をもってですが。
で、天安門事件もワイルドスワンも忘れて経済的友好を重んじる。そりゃ、中国共産党の思う壺です。中共が遠大なプランを建てたというよりは、アメリカ(欧州も)がその手助けを欧米的勘違いをもとにせっせとやってきた?
もちろん、日本も!!

前のエントリーにもありましたが、満州事変に至る経緯も
ご指摘のような匪族の跋扈が端緒になってるとは、殆どの人は知りませんものね。
できるだけ事実や本質に基づいて歴史を見ようよ!ってことですね。
ああ、「討匪行」って歌をカラオケで歌いたくなりました。♪どこまで続く泥濘ぞ・・・


  1. 2016-04-07 02:14
  2. URL
  3. boku #-
  4. 編集

 この80年代から反日・反米教育が中国で行われたというのは、天安門事件の前からということでしょうか?ユネスコ(*コミンテルン)の主導によって、各国での歴史教育などがどう行われていたのかが意外と重要なのかもしれないと思います。

 石原都知事が2012年4月16日の米国ヘリテージ財団での「尖閣購入」が極め付けですが、それ以外にも中国が反応せざるを得ないような事を次々に発言して挑発していました。中国ウオッチャーの冨坂聡さんが当時、「中国は反応してはいけないのに、反応してしまった。」と言っていました。中国は2011年にGDPで日本を抜き後は米国だけだという浮かれた気分があったとはいえ、わたしは石原さんの言動が中国の韜光養晦を崩した原因の一つだったのではと思っています。

 国境を接していない欧米にとっては、中国の事は分る気もなくて自分達にとって都合の良い儲け先だと考えているようで、その点ロシアは痛い目に遭っていますから現実的に見ていると思います。しかしどうやら中国・南北朝鮮派の人達は、日本・欧米問わずに「中国が、北が、南が、好きで好きで堪らないんだぁぁぁ~~~!」というハニトラで骨抜きになった人みたいになるようです。まさかとは思いますが、米国は3回目もまた中国へ貢いでしまうようなことはないですよね?悪夢のウルトラ♡パンダハガー、クリントン大統領時代の再現なんてことは、本当に心の底から迷惑だから絶対に止めて欲しいです。
  1. 2016-04-07 08:49
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> うーん、元々欧米人って中国には甘い・・というか
> 過大評価する傾向が強いからって気もしますが。
>
> まあ、前々からの私の意見ですが。ドイツなんて
> 米国どころでない中国寄りの姿勢ですし。
>
> このエントリーの件なんかも
>
> ・いつもの過大評価、期待
>
> ⇒想像以上のお粗末な実態が明るみに
>
> ⇒これまで中国ageをしていた政治家、経済人、
> 評論家はダンマリまたは「転向」したり・・
>
> という近代中国を巡る関係諸国の無限ループが繰り
> 返されているだけのような気もしますけど。
>
> >自分の出したインチキ経済統計
>
> これなんかも清の時代からそうだったんじゃないの?
> と思ったりしますけどね、個人的に。
> 日清戦争なんて数字や表向きの清艦隊の装備だけみたら
> 日本に負けるはずなんかないのに、結果はアレでしたし。

 欧米にとっての中国って、日本にとっての中東みたいなモノでは?

 ヨーロッパは中東イスラム圏とは、中世以前から対峙してきたので、常に危機感を持ってリアルに見ているけど、日本人にとっては月の砂漠みたいな夢の世界でしょう?

 漢字など読めるジャーナリストは殆どいないから、中国情報は絶対的に少ないし、そういう意味では中国にとっては凄くコントロールしやすい相手なのです。

 だから仰るような無限ループを繰り返すのでしょう。
 ヨーロッパ内ならリアルポリティークに徹してきたのにね。


 
  1. 2016-04-07 10:47
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> > しかし「自分達は悪い事をした。」と言う事を認めて反省すると言うのは、善人でいたい人間にとっては堪らない魅力なのかもしれません。
>  そうする事で「自分に厳しく、自分の事をを客観的に見て、過ちは過ちとして認める事のできる人間」「自分は自国の事はひたすら礼賛する愚かな国粋主義者などとは違う教養人である」と思う事ができるからです。
>
>
> もう全く正鵠を得た分析だと思います!!
> 左翼脳、コミンテルン的思想に操られてる連中の出発点はここですよ。なんでこういう分析が保守層の言論の中心にならないのか? 左翼反日連中の言論所業を問題にしたり、矛盾を突いたり、虚構を暴くのもすごく大切なことだとは思いますが、ここの分析から始めないとなかなか真実にたどりつけないというか、リアリズムに基づく保守の拡散には道遠しという感じがします。
> 私は、産経新聞でも保守系雑誌でもかかる分析、言説にお目にかかったことがありません。

 有難う御座います。

 もう一つ自虐史観を持つ人達は、実は自国が嫌い、自国民が嫌いと言う気持ちが強くあるのでしょう。 そういう気持ちを持つのは「こんなに優秀な自分を自国は正当に評価しない」と不満があるからだと思います。

 そこで自国の悪を暴く事で、そういう自国と自国民に復讐したいと言う心理があるのだと思います。 また自国や自国民を貶める事で「でもオレはこういう連中とは違うんだ。」と言う優越感に浸る事ができます。

 こういう人間は世界中にいるのです。 だから自虐史観も世界中にあるのだと思います。

> アメリカの対中国観はエドガー・スノーの昔から実にいい加減なものです。中国の歴史に何か東洋の神秘的な勘違いをしてます。もし、清、中華民国、中国人気質、中華思想、中国史に対する理解がもう少し深ければ、先の大戦も形が違ったものになったかも・・・。
> パールバックも、魯迅も、アメリカ人のいい加減な歴史観のフィルターを通して理解されたことでしょう。悲惨な農民の暮らしを同情とか憐みとか、ある種の優越感をもってですが。

 そうでしょうね。
 同様の事をラルフ・タウゼントが「闇黒大陸シナの真実」で書いていました。

 近代以降アメリカに中国の情報を送り込んだのは主に宣教師なのですが、タウゼントによると彼等がシナが好きで日本が嫌いなのは「日本が清潔な近代国家で、宣教師が助ける必要のない国だから」と言うのです。
 「彼等は人助けをする善人を演じたいのに、日本にはその余地がない」だから「嫌い」だと言うのです。

 しかし中国人なら大いに助ける余地があるのです。 「だからひたすら中国を庇った」と言うのです。

> で、天安門事件もワイルドスワンも忘れて経済的友好を重んじる。そりゃ、中国共産党の思う壺です。中共が遠大なプランを建てたというよりは、アメリカ(欧州も)がその手助けを欧米的勘違いをもとにせっせとやってきた?
> もちろん、日本も!!
>
> 前のエントリーにもありましたが、満州事変に至る経緯も
> ご指摘のような匪族の跋扈が端緒になってるとは、殆どの人は知りませんものね。

 人間自分が生まれる前の事は、それが生まれる前日の事でも、千年前の事でも同じで、努力なしに知りようがないのです。
 近代史に興味を持ってからそれを痛感するようになりました。

> できるだけ事実や本質に基づいて歴史を見ようよ!ってことですね。
> ああ、「討匪行」って歌をカラオケで歌いたくなりました。♪どこまで続く泥濘ぞ・・・

 ホントにぬかるみが続きますね。 でも頑張って進みましょう。
 そうしないとこちらが匪賊にやられます。
  1. 2016-04-07 11:04
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

>  この80年代から反日・反米教育が中国で行われたというのは、天安門事件の前からということでしょうか?ユネスコ(*コミンテルン)の主導によって、各国での歴史教育などがどう行われていたのかが意外と重要なのかもしれないと思います。

 ピルズベリーは80年代としか書いていなかったので、正確に何年からかはわかりません。 しかし天安門事件は中国共産党にとっては大変な衝撃だったようで、これでナショナリズム路線が徹底した事は確かのようです。

>  石原都知事が2012年4月16日の米国ヘリテージ財団での「尖閣購入」が極め付けですが、それ以外にも中国が反応せざるを得ないような事を次々に発言して挑発していました。中国ウオッチャーの冨坂聡さんが当時、「中国は反応してはいけないのに、反応してしまった。」と言っていました。中国は2011年にGDPで日本を抜き後は米国だけだという浮かれた気分があったとはいえ、わたしは石原さんの言動が中国の韜光養晦を崩した原因の一つだったのではと思っています。

 これはありますね。
 実際これで中国が本性を現したのです。

>  国境を接していない欧米にとっては、中国の事は分る気もなくて自分達にとって都合の良い儲け先だと考えているようで、その点ロシアは痛い目に遭っていますから現実的に見ていると思います。しかしどうやら中国・南北朝鮮派の人達は、日本・欧米問わずに「中国が、北が、南が、好きで好きで堪らないんだぁぁぁ~~~!」というハニトラで骨抜きになった人みたいになるようです。まさかとは思いますが、米国は3回目もまた中国へ貢いでしまうようなことはないですよね?悪夢のウルトラ♡パンダハガー、クリントン大統領時代の再現なんてことは、本当に心の底から迷惑だから絶対に止めて欲しいです。

 欧米人にとっての中国って、日本人にとっての中東イスラム世界と同じで、全然現実味がないのでしょう。

 それにしても日本もアメリカももう化け物に餌をやるのは止めないと。 
  1. 2016-04-07 11:12
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

新幹線の例のように、資金だけじゃなく技術を渡してしまうのが良くないんですよね。

http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0509/03/news021.html

リエンジニアリングで技術を盗み、自分の手柄にしちゃおうという人達にんですから。
  1. 2016-04-07 12:59
  2. URL
  3. taigen #-
  4. 編集

bokuさんも指摘されていますが、所謂進歩的文化人と言われる人達の心理は、よもぎねこさんの分析が図星だと思います。

彼等の優越欲求を満足させるには、周囲の日本人とは違うという言説を主張し、世界中の人々(その多くは特定アジアの敵国人)から、良心的日本人という称賛を受けることによって自らの優位性を承認して貰うという、安易で、ある意味極めて効率の良い行動に出るのです。

無智やプロパガンダによる不当な非難に、反証を挙げて論破する困難な道を選ばない時点で、実は人として劣位にある事は明らかなのです。

このからくりに気付くことで、左翼脳に侵されたマスコミの呪縛から脱け出せる筈なのですが、思考停止に陥っていると中々難しいようです。

  1. 2016-04-07 14:23
  2. URL
  3. 団塊ノンポリ #-
  4. 編集

かつては『日中友好』を信じていた者です

>子供達に根拠のない悪意の歴史を教えるのは、マトモな国のする事ではないのです。だから単純にそう思えば良かったのです。

これについては、私にはとても苦い思い出があります。

国際交流活動に夢中になっていた頃、国立大学の大学院へ通う中国人の留学生と知り合いました。
その中国人は、駅のホームで日本人が列を作って列車を待っていたり、車が来ていなくても歩行者が赤信号で立ち止まったりするのを見て「さすが日本は進んだ国だ。それにひきかえ中国は・・・。」と言うような学生でした。また「共産党は嫌いです。」とも言っていました。

その中国人と親しくなったある日、それまで避けていた歴史問題について話をしたのですが、とてもショックでした。
「歴史の授業で『元は日本に攻め込んだが台風のせいで負けた』と習ったとき、悔しいと思いました。」と笑いながら言ったのです。
「どうして?」と私が訊くと「日本が嫌いでしたから。今は好きですけど。」という答えでした。私が「戦後、日本は中国にたくさん援助したよね?」と訊くと、「それとこれとは別です。」との答えが返ってきたのでした。

その時の私は頭が回らなくなって、それ以上のやりとりができなかったのですが、その留学生の認識にはおかしいところがたくさんあるのです。

元寇って日本に対する侵略じゃないですか。日本を侵略しようとして負けたから悔しいって???日本に侵略された事は恨むけど日本を侵略する事はいいの?
それに、その学生は漢族でしたが「元」はモンゴル人の国です。その学生にとってはモンゴル人の「元」も満州人の「清」も同じ「中国」という認識だったということです。

その学生は旧満州の黒龍江省出身でしたが、中国東北部(旧満州)には日本人が残したインフラがたくさんあって、今も現役で使われているのです。
中国東北部に1億人以上の人が住めるのは、日本人が残したインフラのおかげで長らく東北三省(黒龍江省・吉林省・遼寧省)が中国最大の工業地帯だったからです。
もともと満州は雑穀しかとれない不毛の地で、満州人でさえ「清」の時代に万里の長城の南へ大勢が移住しているのです。

大陸に残る大日本「満州」
http://www.youtube.com/watch?v=d_VYjOXG5K0

また、別の時に毛沢東について訊いてみたら「確かに間違いもたくさん犯したけど、良い事もたくさんした偉人です。」と言っていました。
それまで中国人留学生はアニメやカラオケなど日本の文化が好きな人が多くて好きだったのですが、これ以降、中国人とは関わりたくないと思うようになりました。

>国家の本心を知るのには、別に007のようなスパイが、秘密基地に忍び込む必要はないのです。教科書など普通に公表されている情報を素直に読めば済む事なのです。

私もそう思います。「ユダヤの陰謀」「コミンテルンの謀略」などというと、冷徹で任務に忠実な工作員が水面下で暗躍している姿をイメージしてしまいます。もちろん、そういうプロフェッショナルなスパイもいるでしょうが、現実世界では「中国が好きだから、つい中国の肩を持ってしまう」「リベラル派だから共産主義者の悪行は目に入らない」という人が大部分なんじゃないかと思います。
私もそうでしたが、今の習近平と同じくらい反日だった江沢民の時代には、今よりも多くの日本人が「日中友好」を信じていたわけですし。

GHQのWGIPについても、別に隠蔽されていたわけではないですよね。教科書が墨で塗りつぶされたりした事を考えれば、GHQによって「自虐史観」の植え付けが行われていたのは明らかですから。
朝鮮や満州の近現代史にしても、当時の写真や動画などの公開情報だけで「日帝による侵略」が嘘だったことがわかります。インターネットがなかった時代は、今と違って個人が調べるのも発表するのも大変ではありましたが。

>近代以降アメリカに中国の情報を送り込んだのは主に宣教師なのですが、タウゼントによると彼等がシナが好きで日本が嫌いなのは「日本が清潔な近代国家で、宣教師が助ける必要のない国だから」と言うのです。
>「彼等は人助けをする善人を演じたいのに、日本にはその余地がない」だから「嫌い」だと言うのです。

これ、今のマスゴミもそうだと思います。民衆が怒り狂ってデモや暴動を起こしているほうが絵になってテレビ的にはいいんですよね。
日本人が温厚なために日本では激しいデモや暴動が起きないので、マスゴミにはつまらないんだと思います。
BBCが制作した日韓関係についてのドキュメンタリーでは、韓国の激しいデモと日本の鷹揚な対応が対照的でした。

『タイズ・ザット・バインド ~ジャパン・アンド・コリア~』エピソード1
http://live.nicovideo.jp/watch/lv227557733

思うんですが、知識人の「中国は冷静な計算に基づいて動いている」という見方は、中国を買いかぶり過ぎですよね。彼らは『六韜』など古代の兵法書の教えに基づいて「戦わずして勝つ」を実践してはいるのでしょうが、そこから1ミリも進歩していません。習近平の反日は計算などではなくて、幼い頃からの反日教育の賜物でしょう。そういえば朴槿恵についても「反日は演技で本当は親日」などと言われていた時期がありました。

それから思い出したのですが、2012年ごろに見たCS朝日ニュースターで国際情勢について討論する番組があって、出演した左派系メディア(朝日、共同通信、中日新聞だったかな?)の記者たちが「今の中国は戦前の日本にそっくりだ」と言ってたんですよね。
つまり、彼らから見ても中国は当時から「膨張主義」「軍国主義」「帝国主義」だったということです。左派系メディアにもそういう見方をする人はいたんですよね。それが彼らのメディアの論調に反映されることはありませんでしたが。
  1. 2016-04-07 19:35
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 新幹線の例のように、資金だけじゃなく技術を渡してしまうのが良くないんですよね。
>
> http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0509/03/news021.html
>
> リエンジニアリングで技術を盗み、自分の手柄にしちゃおうという人達にんですから。

 新幹線を輸出した時は、皆中国を信じていましたからね。 もっと現実的に対応するべきだったんですけどね。
  1. 2016-04-07 19:37
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> bokuさんも指摘されていますが、所謂進歩的文化人と言われる人達の心理は、よもぎねこさんの分析が図星だと思います。
>
> 彼等の優越欲求を満足させるには、周囲の日本人とは違うという言説を主張し、世界中の人々(その多くは特定アジアの敵国人)から、良心的日本人という称賛を受けることによって自らの優位性を承認して貰うという、安易で、ある意味極めて効率の良い行動に出るのです。
>
> 無智やプロパガンダによる不当な非難に、反証を挙げて論破する困難な道を選ばない時点で、実は人として劣位にある事は明らかなのです。
>
> このからくりに気付くことで、左翼脳に侵されたマスコミの呪縛から脱け出せる筈なのですが、思考停止に陥っていると中々難しいようです。

 パヨクを見ていると思うのですが、自分と自分達は違うのです。
 自分達の罪を認めるって、自分の罪を認めるのと違うのです。

 別に歴史問題だけでなく、自称リベラルメディアは日本人の悪口書くの大好きじゃないですか? 彼等が日本についてあれこれ批判するって、つまりは自分は他の日本人が持っているような欠点は持っていな医立派な人間だって言いたいんですよ。

 他人を批判するって自分が優越感を確保する安易な方法なのです。
  1. 2016-04-07 19:43
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  3. よもぎねこ #-
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Re: かつては『日中友好』を信じていた者です

> >子供達に根拠のない悪意の歴史を教えるのは、マトモな国のする事ではないのです。だから単純にそう思えば良かったのです。
>
> これについては、私にはとても苦い思い出があります。
>
> 国際交流活動に夢中になっていた頃、国立大学の大学院へ通う中国人の留学生と知り合いました。
> その中国人は、駅のホームで日本人が列を作って列車を待っていたり、車が来ていなくても歩行者が赤信号で立ち止まったりするのを見て「さすが日本は進んだ国だ。それにひきかえ中国は・・・。」と言うような学生でした。また「共産党は嫌いです。」とも言っていました。
>
> その中国人と親しくなったある日、それまで避けていた歴史問題について話をしたのですが、とてもショックでした。
> 「歴史の授業で『元は日本に攻め込んだが台風のせいで負けた』と習ったとき、悔しいと思いました。」と笑いながら言ったのです。
> 「どうして?」と私が訊くと「日本が嫌いでしたから。今は好きですけど。」という答えでした。私が「戦後、日本は中国にたくさん援助したよね?」と訊くと、「それとこれとは別です。」との答えが返ってきたのでした。
>
> その時の私は頭が回らなくなって、それ以上のやりとりができなかったのですが、その留学生の認識にはおかしいところがたくさんあるのです。
>
> 元寇って日本に対する侵略じゃないですか。日本を侵略しようとして負けたから悔しいって???日本に侵略された事は恨むけど日本を侵略する事はいいの?
> それに、その学生は漢族でしたが「元」はモンゴル人の国です。その学生にとってはモンゴル人の「元」も満州人の「清」も同じ「中国」という認識だったということです。
>
> その学生は旧満州の黒龍江省出身でしたが、中国東北部(旧満州)には日本人が残したインフラがたくさんあって、今も現役で使われているのです。
> 中国東北部に1億人以上の人が住めるのは、日本人が残したインフラのおかげで長らく東北三省(黒龍江省・吉林省・遼寧省)が中国最大の工業地帯だったからです。
> もともと満州は雑穀しかとれない不毛の地で、満州人でさえ「清」の時代に万里の長城の南へ大勢が移住しているのです。
>
> 大陸に残る大日本「満州」
> http://www.youtube.com/watch?v=d_VYjOXG5K0
>
> また、別の時に毛沢東について訊いてみたら「確かに間違いもたくさん犯したけど、良い事もたくさんした偉人です。」と言っていました。
> それまで中国人留学生はアニメやカラオケなど日本の文化が好きな人が多くて好きだったのですが、これ以降、中国人とは関わりたくないと思うようになりました。

 マキャベリはこう言っています。

権力を持った人々の間でも、最近に与えた恩恵によって、以前の怨念が消えるなどと思う人がいたならば、その人は取り返しのつかない誤りを犯すことになる。

 中国の日本への対応はまさにこの通りです。
 それにしても自分が生まれる前の話でも怨念を持ち続ける民族なら、最初から恩寵なんか与えるだけ無駄です。

> >国家の本心を知るのには、別に007のようなスパイが、秘密基地に忍び込む必要はないのです。教科書など普通に公表されている情報を素直に読めば済む事なのです。
>
> 私もそう思います。「ユダヤの陰謀」「コミンテルンの謀略」などというと、冷徹で任務に忠実な工作員が水面下で暗躍している姿をイメージしてしまいます。もちろん、そういうプロフェッショナルなスパイもいるでしょうが、現実世界では「中国が好きだから、つい中国の肩を持ってしまう」「リベラル派だから共産主義者の悪行は目に入らない」という人が大部分なんじゃないかと思います。
> 私もそうでしたが、今の習近平と同じくらい反日だった江沢民の時代には、今よりも多くの日本人が「日中友好」を信じていたわけですし。
>
> GHQのWGIPについても、別に隠蔽されていたわけではないですよね。教科書が墨で塗りつぶされたりした事を考えれば、GHQによって「自虐史観」の植え付けが行われていたのは明らかですから。
> 朝鮮や満州の近現代史にしても、当時の写真や動画などの公開情報だけで「日帝による侵略」が嘘だったことがわかります。インターネットがなかった時代は、今と違って個人が調べるのも発表するのも大変ではありましたが。

 結局「かくあるべき」と言うバイアスを消して普通に現実を見る事が大事なのでしょうね。 逆に言うとイデオロギーのバイアスなしに物を見る事が出来ない人間と言うのも結構いるのです。
 
 だから自分の目を信じるしかないですね。

> >近代以降アメリカに中国の情報を送り込んだのは主に宣教師なのですが、タウゼントによると彼等がシナが好きで日本が嫌いなのは「日本が清潔な近代国家で、宣教師が助ける必要のない国だから」と言うのです。
> >「彼等は人助けをする善人を演じたいのに、日本にはその余地がない」だから「嫌い」だと言うのです。
>
> これ、今のマスゴミもそうだと思います。民衆が怒り狂ってデモや暴動を起こしているほうが絵になってテレビ的にはいいんですよね。
> 日本人が温厚なために日本では激しいデモや暴動が起きないので、マスゴミにはつまらないんだと思います。
> BBCが制作した日韓関係についてのドキュメンタリーでは、韓国の激しいデモと日本の鷹揚な対応が対照的でした。
>
> 『タイズ・ザット・バインド ~ジャパン・アンド・コリア~』エピソード1
> http://live.nicovideo.jp/watch/lv227557733

 そう言えば韓国で狂牛病問題でデモが荒れ狂っていた頃、日本のパヨクがそれを凄く羨ましがっていましたね。
 あれは元々KBSが捏造した番組から始まった騒動でしたが、ああいう騒ぎを起こす事をパヨクは常に熱望しているのです。

> 思うんですが、知識人の「中国は冷静な計算に基づいて動いている」という見方は、中国を買いかぶり過ぎですよね。彼らは『六韜』など古代の兵法書の教えに基づいて「戦わずして勝つ」を実践してはいるのでしょうが、そこから1ミリも進歩していません。習近平の反日は計算などではなくて、幼い頃からの反日教育の賜物でしょう。そういえば朴槿恵についても「反日は演技で本当は親日」などと言われていた時期がありました。

 マジに演技で反日やるなら尚更最低だと思うんですけどね。

> それから思い出したのですが、2012年ごろに見たCS朝日ニュースターで国際情勢について討論する番組があって、出演した左派系メディア(朝日、共同通信、中日新聞だったかな?)の記者たちが「今の中国は戦前の日本にそっくりだ」と言ってたんですよね。
> つまり、彼らから見ても中国は当時から「膨張主義」「軍国主義」「帝国主義」だったということです。左派系メディアにもそういう見方をする人はいたんですよね。それが彼らのメディアの論調に反映されることはありませんでしたが。

 自称リベラルメディアって独裁国家には絶対に逆らいませんからね。
  1. 2016-04-07 20:21
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  3. よもぎねこ #-
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「優越感を感じるため」という分析は素晴らしいと思います。難民として欧州へ来たのに、その子供たちが競って中東へ行って過激派になる理由が取り沙汰されますが、その原因もここからきているのではないでしょうか。難民を受け入れるというのは、最も相手国を下に見た行為だと思います。機能不全家庭から国家が子供を奪うような行為ですから。難民自身も自分の国を「住むに値しない国」として申請するわけですし。そのような状況で、子供(2世)がアイデンティティを保つのは大変です。戦うことをせず、自国を守ることもせず、他国へ逃げて、孤児のように恩を売られて生きてきた人間の子孫なのですから。だから安っぽい恩を売りつけておきながら、実は自分たちの文化を馬鹿にしている受入国を心底憎むのではないでしょうか。
  1. 2016-04-07 23:43
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  3. #-
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Re: タイトルなし

> 「優越感を感じるため」という分析は素晴らしいと思います。難民として欧州へ来たのに、その子供たちが競って中東へ行って過激派になる理由が取り沙汰されますが、その原因もここからきているのではないでしょうか。難民を受け入れるというのは、最も相手国を下に見た行為だと思います。機能不全家庭から国家が子供を奪うような行為ですから。難民自身も自分の国を「住むに値しない国」として申請するわけですし。そのような状況で、子供(2世)がアイデンティティを保つのは大変です。戦うことをせず、自国を守ることもせず、他国へ逃げて、孤児のように恩を売られて生きてきた人間の子孫なのですから。だから安っぽい恩を売りつけておきながら、実は自分たちの文化を馬鹿にしている受入国を心底憎むのではないでしょうか。

 ワタシもそう思います。
 やたらに外国人を受け入れろ「受け入れないと人権問題だ!!」と騒ぐ発想って、自称リベラリストの気持ちの悪い優越権以外の何物でもないと思います。

 一つは外国に対する優越感で、「受け入れないと人権問題」って、つまりはそういう外国人の祖国は、「人間が住む」に値しない国、日本や欧米の先進国のような国だけが人間が住むべき国と言う発想です。

 もう一つは自国民に対する優越感で、「自分達は低学歴低所得の右翼じゃなくて人権意識の高いリベラリストである」事を示したいと言う感覚でしょう。
 だったら自分の金で難民を支援したらよいのですが、しかし自分の懐は痛めたくないので、国家にやらせようとするのです。

 こうした偽善者たちに歓迎されて移民や難民になって入国しても良い事があるわけはありません。

 ダンテだって亡命中は「他人のパンは苦い」と言ったのです。

 多少なりともプライドのある人間なら、受け入れ先でパンの苦さを感じずに済むはずもないのです。
  1. 2016-04-08 12:13
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  3. よもぎねこ #-
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私は、目の前の白人から「白人以外の人種が近づくと吐き気がするから近寄らないでくれ」といわれても何とも思いませんが(生理的なものだから仕方がありません)、この手の偽善者って本当に反吐が出ます。
日本で移民や難民の受け入れを主張する人間のいうことは一切信用できませんし、聞く価値がないと思っているのは、彼らは一様に口先だけで無責任だからです。
移民をいれない日本人は閉鎖的だ、排他的だといいながら、それなら自宅の住所を公開して「移民や難民の皆さん大歓迎です。うちの近所に来てください。面倒見ますよ」といえばいいのですが、そうしたことは絶対にしない。
移民や難民のために汗を流す気も金を出す気もない、安全地帯に身を置き、面倒なことは他人に押し付け、綺麗ごとや理想論ばかりを言って、優越感に浸る。
卑怯者や偽善者の典型です。

相手は人間ですから、年も取るし、病気にもなるし、親もいるわけです。私は在日外国人で親が認知症になったり、脳梗塞で半身不随になって介護の追われている人を知っていますし、子供が知的障害者という人もいます。行政側としても、外国人の認知症患者や障害者に対応できる人間などいないので、どうしようもないのです(認知症になると母国語しかできなくなるそうです)。しかし、保健所へ連れて言って野良犬と一緒に処分することなどできないのです。
移民にせよ難民にせよ、押し付けられた側にとっては、現実に負担であり、迷惑以外何物でもないわけです。

かつてブラジル人労働者を多く受け入れた自治体では、彼らが高齢者となって生活保護で面倒を見る羽目になり、深刻な財政難に陥っていたりします。当然の周囲の日本人は、そうしたブラジル人をいい目でみるわけがなく、「何だ、こいつら。俺らの税金でただ飯を食いやがって」と軽蔑の視線を投げかけるわけです。
受け入れるといっておきながら、軽蔑され、危険な動物のように敬遠される。そうした中で生まれ育った二世や三世が、日本を祖国と見なし、帰属意識を持ち、日本人への同胞意識を持ち、日本社会に貢献しようと考えるでしょうか?
今欧州では移民や難民の二世や三世がテロに走っていますが、必ずしも落伍者ばかりではなく、例えばイギリスなのでは、人もうらやむほどの名門校に在籍している成績優秀な移民の二世や三世のエリートが、大学内で過激思想に染まっていることが問題になっているのです。
彼らは弁護するわけではありませんが、偽善者たちの無責任な受け入れによって生み出された産物であることは間違いないと思います。

移民や難民の安易な受け入れは、移民や難民自身にとっても不幸をもたらすということを欧州は証明していると思います。
  1. 2016-04-08 17:17
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  3. 名無しの権兵衛 #UU2jKeh6
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Re: タイトルなし

> 私は、目の前の白人から「白人以外の人種が近づくと吐き気がするから近寄らないでくれ」といわれても何とも思いませんが(生理的なものだから仕方がありません)、この手の偽善者って本当に反吐が出ます。
> 日本で移民や難民の受け入れを主張する人間のいうことは一切信用できませんし、聞く価値がないと思っているのは、彼らは一様に口先だけで無責任だからです。

 そうですね。
 他人から嫌われたり、差別されたりするのは嬉しくないのですが、しかしそんなことを言ったら、自分だって100%他人を公平に扱う事などできないのですから、仕方ないのです。

 結局自分が自分の感情に従って自由に好悪愛憎を持つ事ができる社会を維持するためには、他人がその人の感情に従って自由に好悪愛憎を持つ事を認めるしかありません。

 これを自称リベラリスト達は「差別」と言うのです。
 しかし民主主義国家における平等って法の下の平等でしかないのです。

 個人に「差別をするな」と言うのはあくまで道徳の問題で、道徳と法律とは全く違うのです。 

 70年代の人種差別反対運動から、現在まで一番の問題は、この道徳と法律を意図的に混同してきた連中がいる事なのです。

> 移民をいれない日本人は閉鎖的だ、排他的だといいながら、それなら自宅の住所を公開して「移民や難民の皆さん大歓迎です。うちの近所に来てください。面倒見ますよ」といえばいいのですが、そうしたことは絶対にしない。
> 移民や難民のために汗を流す気も金を出す気もない、安全地帯に身を置き、面倒なことは他人に押し付け、綺麗ごとや理想論ばかりを言って、優越感に浸る。
> 卑怯者や偽善者の典型です。
>
> 相手は人間ですから、年も取るし、病気にもなるし、親もいるわけです。私は在日外国人で親が認知症になったり、脳梗塞で半身不随になって介護の追われている人を知っていますし、子供が知的障害者という人もいます。行政側としても、外国人の認知症患者や障害者に対応できる人間などいないので、どうしようもないのです(認知症になると母国語しかできなくなるそうです)。しかし、保健所へ連れて言って野良犬と一緒に処分することなどできないのです。
> 移民にせよ難民にせよ、押し付けられた側にとっては、現実に負担であり、迷惑以外何物でもないわけです。
>
> かつてブラジル人労働者を多く受け入れた自治体では、彼らが高齢者となって生活保護で面倒を見る羽目になり、深刻な財政難に陥っていたりします。当然の周囲の日本人は、そうしたブラジル人をいい目でみるわけがなく、「何だ、こいつら。俺らの税金でただ飯を食いやがって」と軽蔑の視線を投げかけるわけです。
> 受け入れるといっておきながら、軽蔑され、危険な動物のように敬遠される。そうした中で生まれ育った二世や三世が、日本を祖国と見なし、帰属意識を持ち、日本人への同胞意識を持ち、日本社会に貢献しようと考えるでしょうか?
> 今欧州では移民や難民の二世や三世がテロに走っていますが、必ずしも落伍者ばかりではなく、例えばイギリスなのでは、人もうらやむほどの名門校に在籍している成績優秀な移民の二世や三世のエリートが、大学内で過激思想に染まっていることが問題になっているのです。
> 彼らは弁護するわけではありませんが、偽善者たちの無責任な受け入れによって生み出された産物であることは間違いないと思います。
>
> 移民や難民の安易な受け入れは、移民や難民自身にとっても不幸をもたらすということを欧州は証明していると思います。

 安易に移民や難民の受け入れを煽る人達、多文化社会を煽る人達は、実は文化が違うと言う事の意味を理解してないのでしょう。
 
 文化の違いを民族衣装や民族料理の違い程度にしか理解していないから、気楽に多文化共存などと言えるのです。

 例えばイスラム教は宗教の自由も認めないし、民主主義も認めないのです。
 こうした人達が人口の過半を占めたら民主主義も宗教の自由もなくなります。

 そうなると人権も糞もなくなるのですが、しかし気楽に人権を煽る人達はそういう事をマトモ考えないのです。
  1. 2016-04-09 12:22
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  3. よもぎねこ #-
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追記:中国人留学生について

中国人留学生が日本へ来ても祖国で受けた反日教育の洗脳が解けないのは、インターネットを使う時も中国系のサイトばかり見ているからです。

中国国内からはWikipediaもYouTubeもTwitterもアクセスできません。しかし中国には中国独自の動画サイトやSNSがあります。そして中国人の多くは国外でも検索やチャットに中国のサイトを使うのです。
私がこれまで出会った中国人留学生たちは、検索には「百度(バイドゥ)」を使い、チャットやおしゃべりには「中国のTwitter」といわれる「微博(ウェイボ)」や「QQ」を使っていました。

フリーランス記者の津田大介氏は、早稲田大学大学院でジャーナリズムの非常勤講師をしているそうで、以前、テレビかネットの番組で「僕が教えている学生に中国人留学生もいるんですが、彼女は中国でネット検閲する部署で働いていたそうです。」と話していました。
しかし、そういう中国人留学生が「中国のネット検閲はけしからん!」と言って民主活動家にでもなるのでなければ、中国人が日本でジャーナリズムについて学ぶ意味はないでしょう。
  1. 2016-04-09 13:09
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  3. かんぱち #vF6NeGQU
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Re: 追記:中国人留学生について

> 中国人留学生が日本へ来ても祖国で受けた反日教育の洗脳が解けないのは、インターネットを使う時も中国系のサイトばかり見ているからです。
>
> 中国国内からはWikipediaもYouTubeもTwitterもアクセスできません。しかし中国には中国独自の動画サイトやSNSがあります。そして中国人の多くは国外でも検索やチャットに中国のサイトを使うのです。
> 私がこれまで出会った中国人留学生たちは、検索には「百度(バイドゥ)」を使い、チャットやおしゃべりには「中国のTwitter」といわれる「微博(ウェイボ)」や「QQ」を使っていました。
>
> フリーランス記者の津田大介氏は、早稲田大学大学院でジャーナリズムの非常勤講師をしているそうで、以前、テレビかネットの番組で「僕が教えている学生に中国人留学生もいるんですが、彼女は中国でネット検閲する部署で働いていたそうです。」と話していました。
> しかし、そういう中国人留学生が「中国のネット検閲はけしからん!」と言って民主活動家にでもなるのでなければ、中国人が日本でジャーナリズムについて学ぶ意味はないでしょう。

 きっとその留学生は、より効率的に検閲するために、或いは日本のジャーナリズムをコントロールするにはどうしたらよいかを学ぶ為に留学しているのでしょう。

 だから帰国すれば検閲部門のエリートになるんじゃないですか?

 考えてみれば昔は一度外国に渡れば否応なしに祖国と縁が切れて、そこに適応するしかなかったのですが、しかし現在はネットなどで祖国の影響下にあるし、また恐ろしけれど祖国の政府が海外での自国民の動向を監視するのも簡単になっているのですよね。

 そういうことを考えると、昔の感覚で移民を捉えるのは凄く危険でしょう。
  1. 2016-04-09 13:43
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  3. よもぎねこ #-
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おそらくは89年からだと思います。しかし、…

1949年の支那の建国から連中が21世紀の中盤を目指して…などとは考えられないと思います。我々がガキの頃の支那情勢といえばまずは文化大革命の混乱でした。その前の中ソ対立やら何やらであの国がまともでないことは風聞以上に伝わってましたからまあそんなものだろうと思ってましたよね。

アメリカが中ソ対立を利用して支那を準同盟国のようにしてソ連邦と喧嘩をし始めるのは72年頃でした。しかし連中の国が落ち着くのは毛沢東や周恩来がくたばって日中平和条約が結ばれた78年からでしょうか。この辺りから相対的にまだ、10年はまともだったという気はします。今から四半世紀前になるでしょうか、専門学校の講師をしてる頃にそちらの校長先生が支那旅行をされ、その御土産に支那の高校生が使う歴史地図というものを頂いたことがあります。

細かい内容は忘れましたが、尖閣については記憶がありませんが今でいう第一列島線、第二列島線の記述や南沙諸島は支那固有の領土であり失われた領土であるという記述や、アイグン条約キャフタ条約の結果、ロシアに領土を奪われたというような記述まであり結構たまげたことを憶えています。世の中は日中友好一辺倒の時代でした。小生が支那人を信じなくなったのはこの頃からなのですが、(個人的には有事といえる人物もいましたし総体的な評価とは別です)とにかく80年代は幸せな時代だったのでしょう。89年にはソ連邦が消滅しましたからこの頃から方針変更が有ったのだと思います。

ソ連邦がなくなり北の脅威がなくなると主に民主化の聞きを肌で感じた共産党が89年から方針変更し覇権路線にかじを切ったというのが小生の見立てです。本来ならば戦車で人民を潰したのは68年のプラハと同じなのだからここで凍結すべきだったのです。この時期に国際社会への復帰を煽った馬鹿な国が有ったことは記憶していていいと思います。おそらくそれから半生記くらいの計画なんだろうと言うのが小生の思いです。

でももうそれは不可能でしょうね。今年樹に支那経済の破綻は本格化するはずでこれはどうにも止めようがないはずです。本来ならば20年前に一度潰れ資本主義にお怖さを国民が学習しなければいけなかったのです。支那経済は一種の竹馬経済です。人民元をドルのペッグさせ人為的な人民元安を創出しやすい労働力とあいまって輸出で稼いだのですが、こんなことはリーマン・ショックの前にやめねばいけなかったのです。本来は国内市場を整備し内需で経済の拡大を図るべきだったのですがそれが出来ませんでした。

共産党のもとでは無理だったのですよね。ただ支那人の一部の強硬論者はすでにして40年以上前から大概強硬論をとっていたことは憶えていていいと思います。そしてそれを連中は隠しませんでした。しらbればすぐ出たのです。

小生の周りには日中友好万歳という人物が多かったのでその中では浮いた存在でしたが、今となっては…というのはよく話しに出ます。

アメリカ人は支那人の本質を見誤り騙されるというのはパール・バックの時代からの通弊です。

日本の明治人達だって日清戦争の後の頭山万や幾多の人士が連中に騙されてきました。戦前の人々は冷静だったのですよね。
日本人がというよりまともな感覚の持ち主ならばつきあってはいけないれんちゅうだということは記憶しておくべきだと思っています。
  1. 2016-04-09 18:45
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  3. kazk #cPv2SIBE
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Re: おそらくは89年からだと思います。しかし、…

> 1949年の支那の建国から連中が21世紀の中盤を目指して…などとは考えられないと思います。我々がガキの頃の支那情勢といえばまずは文化大革命の混乱でした。その前の中ソ対立やら何やらであの国がまともでないことは風聞以上に伝わってましたからまあそんなものだろうと思ってましたよね。
>
> アメリカが中ソ対立を利用して支那を準同盟国のようにしてソ連邦と喧嘩をし始めるのは72年頃でした。しかし連中の国が落ち着くのは毛沢東や周恩来がくたばって日中平和条約が結ばれた78年からでしょうか。この辺りから相対的にまだ、10年はまともだったという気はします。今から四半世紀前になるでしょうか、専門学校の講師をしてる頃にそちらの校長先生が支那旅行をされ、その御土産に支那の高校生が使う歴史地図というものを頂いたことがあります。
>
> 細かい内容は忘れましたが、尖閣については記憶がありませんが今でいう第一列島線、第二列島線の記述や南沙諸島は支那固有の領土であり失われた領土であるという記述や、アイグン条約キャフタ条約の結果、ロシアに領土を奪われたというような記述まであり結構たまげたことを憶えています。世の中は日中友好一辺倒の時代でした。小生が支那人を信じなくなったのはこの頃からなのですが、(個人的には有事といえる人物もいましたし総体的な評価とは別です)とにかく80年代は幸せな時代だったのでしょう。89年にはソ連邦が消滅しましたからこの頃から方針変更が有ったのだと思います。
>
> ソ連邦がなくなり北の脅威がなくなると主に民主化の聞きを肌で感じた共産党が89年から方針変更し覇権路線にかじを切ったというのが小生の見立てです。本来ならば戦車で人民を潰したのは68年のプラハと同じなのだからここで凍結すべきだったのです。この時期に国際社会への復帰を煽った馬鹿な国が有ったことは記憶していていいと思います。おそらくそれから半生記くらいの計画なんだろうと言うのが小生の思いです。
>
> でももうそれは不可能でしょうね。今年樹に支那経済の破綻は本格化するはずでこれはどうにも止めようがないはずです。本来ならば20年前に一度潰れ資本主義にお怖さを国民が学習しなければいけなかったのです。支那経済は一種の竹馬経済です。人民元をドルのペッグさせ人為的な人民元安を創出しやすい労働力とあいまって輸出で稼いだのですが、こんなことはリーマン・ショックの前にやめねばいけなかったのです。本来は国内市場を整備し内需で経済の拡大を図るべきだったのですがそれが出来ませんでした。
>
> 共産党のもとでは無理だったのですよね。ただ支那人の一部の強硬論者はすでにして40年以上前から大概強硬論をとっていたことは憶えていていいと思います。そしてそれを連中は隠しませんでした。しらbればすぐ出たのです。
>
> 小生の周りには日中友好万歳という人物が多かったのでその中では浮いた存在でしたが、今となっては…というのはよく話しに出ます。
>
> アメリカ人は支那人の本質を見誤り騙されるというのはパール・バックの時代からの通弊です。
>
> 日本の明治人達だって日清戦争の後の頭山万や幾多の人士が連中に騙されてきました。戦前の人々は冷静だったのですよね。
> 日本人がというよりまともな感覚の持ち主ならばつきあってはいけないれんちゅうだということは記憶しておくべきだと思っています。

 仰る通りでしょうね。
 
 中国人だからか? 或いは共産主義者だからか?はわかりませんが、中国はとにかく20世紀以降の歴史は全て不当なモノと否定して、中華帝国に世界が従うと言う夢を追い続けていたのでしょう。

 一方で現実の世界では古代と同様の統治思想しか持っていなかったのだと思います。

 だから義務教育の無償化さへ達成する意思はないのです。 一応去年のうちに達成する予定だったようですが、しかし去年は遂に達成したと言うニュースは聞きませんでした。

 きっと彼等の感覚では貧しい農民にまで国家が教育を施すと言う発想はないのだと思います。 だから内需を拡大しての、経済発展なんて発想もないでしょう。
  1. 2016-04-09 20:03
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  3. よもぎねこ #-
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何度も書き込んですいません

思い出したら、どんどん腹が立ってきてしまったので・・・。

江沢民政権の時の首相だった李鵬など「日本は20年後には無くなってる」と言ってましたね。私は「中国が無ければ世界はもたない」と言ってる中国人に会ったこともあります。

李鵬 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E9%B5%AC
>1993年、日本について、オーストラリア首相であったポール・キーティングが訪中した時に、「日本は取るに足るほどの国ではない。20年後には地上から消えていく国となろう」あるいは「30年もしたら日本は大体つぶれるだろう」といった内容の発言をしたとされている。

以前、よもぎねこさんが書いていたように、日本人は限界まで我慢してブチ切れるんですよね。中国も韓国も今のトップより前任者のほうが遥かに日本に失礼なことを言ってるのに、その頃の日本人は怒らないで大人の対応をしていたわけです。

マスゴミがよく言う「日本人は熱しやすく冷めやすい」というのは嘘だと思います。本当は日本人って「熱しにくく冷めにくい」のだと思います。だから、嫌韓や嫌中に一度なった人は、もう元には戻らないでしょう。
  1. 2016-04-09 21:12
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  3. かんぱち #vF6NeGQU
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Re: 何度も書き込んですいません

> 思い出したら、どんどん腹が立ってきてしまったので・・・。
>
> 江沢民政権の時の首相だった李鵬など「日本は20年後には無くなってる」と言ってましたね。私は「中国が無ければ世界はもたない」と言ってる中国人に会ったこともあります。
>
> 李鵬 - Wikipedia
> http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E9%B5%AC
> >1993年、日本について、オーストラリア首相であったポール・キーティングが訪中した時に、「日本は取るに足るほどの国ではない。20年後には地上から消えていく国となろう」あるいは「30年もしたら日本は大体つぶれるだろう」といった内容の発言をしたとされている。
>
> 以前、よもぎねこさんが書いていたように、日本人は限界まで我慢してブチ切れるんですよね。中国も韓国も今のトップより前任者のほうが遥かに日本に失礼なことを言ってるのに、その頃の日本人は怒らないで大人の対応をしていたわけです。
>
> マスゴミがよく言う「日本人は熱しやすく冷めやすい」というのは嘘だと思います。本当は日本人って「熱しにくく冷めにくい」のだと思います。だから、嫌韓や嫌中に一度なった人は、もう元には戻らないでしょう。

 その通りだと思います。

 戦前だって幣原内閣がシナの横暴を限界まで我慢しました。

 条約に沿って満州に入植した日本人達が、シナの匪賊に虐殺されると言う事件が頻発しても、日中友好を唱えて放置したのです。 
 「シナと言う名称は差別だから使うな」と閣議決定したのも幣原内閣です。

 でも済南事件や通集事件が起きて、国民がブチ切れてしまうのです。

 日本人の忍耐も無現ではないのです。 だからきちんと言うべき時に、言わないと後でトンデモナイ事になるのです。

 仰るように現在の嫌韓嫌中も簡単には収まらないと思います。

 元々特に嫌韓について言えば、日本人は昔から朝鮮人は大嫌いでした。 大嫌いだからこそ、何とかその感情を表に出さないように努力してきたのです。

 ところがそうしたら韓国が図に乗って際限のない嫌がらせを始めたのです。

 だからこれはもうどうしようもないでしょう。 しかし現在の嫌韓嫌中は、冷静で別に戦争しようなんて誰も言っていないのですから無問題です。

 そもそも日本に悪意をむき出しにしている相手に、やたらに友好を言う方が余程異常で、不自然なのです。
 こんな嘘が続くわけもありません。

 だから日本人は韓国は嫌い。 侮蔑するしかない国。
 でも「戦争だけはしないように自制しよう」で良いと思います。
  1. 2016-04-10 11:56
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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