2016-03-21 20:18

ドイツの不思議な償い 難民問題

 今回のヨーロッパで起きている難民騒動の発端は、ドイツのメルケル首相が「政治難民の受け入れに上限はない」などと途方もない事を言いだした事です。

 中東と北アフリカの総人口は3億2千万人です。
 その数割がEUへの移民を希望していると言われていました。

 一方UNHCRは現在世界中に6000万人の難民がいると言っています。

 そこへメルケルがこんな事を言ったので、こうした人達が続々とドイツ目指して、地中海を渡り出したのです。
 だからこのままだと、今後最低でも3000~6000万人はドイツを目指すと思います。

041
 
 それにしてもメルケルは何でこんな途方ない事を言ったのか?
 こんな事を言う前に、一体どれほどの難民が来るか考えなかったのか?

 これについて日本のマスゴミには必ずこのような台詞が出てきます。

>メルケル首相は第2次世界大戦中のナチスの蛮行への贖罪と反省の意味合いもあって、EU加盟国内では「難民受け入れ」に最も積極的だった。

 ナチスの蛮行の贖罪と反省??

 あれれ、ナチスは中東や北アフリカで何か悪い事しましたっけ?

045
 
 朝日新聞やNHKの喧伝するナチスの蛮行は色々あるけれど、しかしナチスが中東や北アフリカで悪い事をしたと言う話は聞いた事がありません。

 ロンメルの戦車隊がサハラ砂漠で連合国相手に戦ったと言う話は知っています。
 しかし何しろサハラ砂漠って元来住民が殆どいないので、さすがのナチスも虐殺はできませんでした。

 シリアとかイラクとかソマリアとかアフガニスタンとか、メルケルが難民受け入れを表明した国々に対して、ナチスドイツは全く無関係でした。 

 現在中東不安定化の原因になっている第一次世界大戦後の中東処理は、全部イギリスとフランスがやりました。 
 敗戦国ドイツには何の発言権もありませんでした。

 実際中東や北アフリカ諸国から、ナチスに謝罪や賠償を求める声が出た事はありません。
 それなのに何でこうした国々から難民を受け入れる事に、ナチスの蛮行と言う話が出るのでしょうか?

050

 勿論ナチスの蛮行はありました。
 しかしそれは専ら、ポーランドやスロバキアやチェコやギリシャなど東欧やバルカン諸国での事です。

 ポーランドなんぞ当時の政権の判断の不味さもあって、第二次大戦では最悪の被害を蒙っています。

 だからドイツがナチスの蛮行を反省して贖罪や謝罪をしたいのなら、こうした国々の意思は最大限尊重するべきでしょう。

 ところが現在ドイツが実際にやっていることは、自分の起こした難民騒動を付けを無理矢理これの国々に押し付けると言う最悪の自己中、際限もない嫌がらせとしか言いようのない事です。

052

 東欧やバルカン諸国は、近代までオスマン・トルコ帝国の圧迫に苦しんできました。
 ハンガリーやルーマニアやギリシャのようにオスマン・トルコ帝国の支配を受けた国もあります。

 こうした国々の人々にとって、イスラム教徒の大群は歴史の悪夢そのものです。
 しかも現在これらの国々は、経済不振で苦しんでいます。
 
 そういう国々にイスラム諸国からの難民引き受けを強制するって、どういう神経なんでしょうか?

 そして最悪はギリシャへの対応です。 リーマンショックの後、ドイツは債務問題でギリシャをトコトン追い込みました。 勿論これはギリシャだって悪かったです。

 しかしクルーグマンによれは、現在のギリシャはもう世界大恐慌の頃よりもさらに深刻な経済状況なのです。

 ところがドイツはこのギリシャに難民問題の付けを回そうとしているのです。

055

 なるほどギリシャはこれまでトルコから上陸する難民をドンドンEUドイツに送り込んでいました。
 でもそもそもギリシャに難民が上陸するのは、ギリシャに不法入国さへすれば、ドイツが大歓迎してくれたからです。 

 ギリシャからすれば、自国民の失業者の救済費用も出しかねているのに、ドイツに行きたくて押し寄せる「難民」の面倒まで見させられるのは迷惑千万です。

 海岸に難民が続々と押し寄せるのでは、観光客だってこなくなります。

 しかしドイツは自分のセンチメンタリズムで、難民様大歓迎をやった挙句、押し寄せる難民の大群に辟易すると、ギリシャが難民を上陸させるのはケシカラン!!と言い出したのです。

 そして「難民はギリシャから出すな!!」と言い出したのです。
 
 ドイツの姿勢変化の為、バルカン諸国が全部国境を閉鎖して難民の通過を拒否したので、ギリシャに上陸した難民は全部ギリシャに溜まるようになりました。 
 その為ギリシャは今や巨大難民キャンプになりつつあるのです。

 ギリシャ人にすれば「な、何でオレタチがこんな目に遭うんだ?」としか言いようのない災難です。

2016y03m21d_202455464

 イヤ、ドイツがそんなに難民嫌いなら、最初から「来るな!!」と言っておけば良かったのです。
 
 「政治難民の受け入れに上限はない」なんて途方もない事は言わなきゃ良かったのです。
 
 ドイツに入国できないってわかれば、ドイツでのリッチな難民生活に憧れる人達はもう危険を冒して、大枚をはたいてエーゲ海を渡るような事はしなくなりますから。

 ところがメルケルは未だにこの難民大歓迎声明の撤回は拒否しています。 
 
 しかしメルケルが本意がどであれ、とにかくドイツに行きたい人々はこの声明に期待して、エーゲ海を渡るのです。

 それでギリシャ始めバルカン、東欧諸国は大迷惑を蒙るのです。

065

 ナチスの蛮行に関係のない国々からの難民様は、大歓迎!!
 ナチスの蛮行に苦しんだ国々には、その難民様を押し付けてトコトン嫌がらせ!!

 実にまあドイツの償いって不思議です。

 だったら日本もドイツを見習って、植民地支配の償いの為に、シリアやアフガニスタンの難民を韓国に押し付けてやるべきでしょうか?
 ついでに韓国が未だに反していない日本からの借金は徹底的に取り立てるべきでしょう。」

 マジにこの件で「第2次世界大戦中のナチスの蛮行への贖罪と反省」って書いている連中は、どういう心算なのでしょうか?

 本気でそう思っているのでしょうか?
 それとも嫌味か、ブラックユーモアでしょうか?

 或いは彼等の頭の中は殆ど空っぽで、ドイツと聞けば、ナチ、謝罪と枕詞のように出てくるからそう書いているだけで、そもそも何も考えていないのでしょうか?
  1. ヨーロッパ
  2. TB(0)
  3. CM(8)

コメント

 自分達がやった訳ではないホロコーストの罪について徹底的に教育され数々の映画でもその残虐性が喧伝されたせいか、以前よもぎねこさんもご覧になった『ヒトラー・チルドレン~ナチスの罪を背負って~』に出ていたゲーリングの弟の孫の兄妹が血筋を断絶したいと避妊手術を受けていました。そこまでしないと陸続きの欧州ではやっていけなかったのか、それともドイツの完璧主義のせいか分かりませんが理不尽な事だと思います。

 ドイツ連邦共和国基本法において「政治的に迫害されるものは庇護される。」という理念を謳ってしまったのは、ナチスの罪から逃れるためには必要だったのかも知れませんが、無制限に受け入れるという方が残酷で、巻き込まれている南・東欧の苦しい国々が破綻してしまいます。北欧の小さい国々も経済構造を変化させられることに対してかなりドイツに不満があるそうで、これ以上他国の恨みを買わない様に可愛くした方がいいと思います。

 去年読んだ川口マーン恵美さんの記事によると、ギリシャはトルコへの対抗心の為にかなりの兵器をドイツから買い、その上ベンツなど高級車も購入したというドイツにとってはお得意様だったそうです。随分儲けさせてもらったんだから、緊縮財政の強制はやめて再建できる方法に切り替えれば好かれるだろうと思ってしまいます。ドイツにももっともな言い分があっても、もう少し柔軟にしないと弱い国々の不満が大爆発するとそれも大変です。

 余談ですが、クルーグマンさんはユーロは失敗するよとも言っていたそうです。そして日本が消費税を上げるのは反対だそうですし、とても見識のあるかたのようですね!
  1. 2016-03-21 23:30
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

>或いは彼等の頭の中は殆ど空っぽで、ドイツと聞けば、ナチ、謝罪と枕詞のように出てくるからそう書いているだけで、そもそも何も考えていないのでしょうか?

これが正解だと思いますよ。知人の左巻き西早稲田系キリスト教牧師もモロにこれでした。
あまり考えていないので、ドイツの武器輸出は世界トップ4の常連、2011年まで徴兵制(形骸化してはいたが)あり、冷戦最前線にあったとはいえ、西ドイツで共産党は
禁止・・という事実を淡々と並べただけで、ドイツが~
なんて言わなくなりました。

まあ、左巻きがどうのこうのとかいう以前に日本人にありがちな海外、特に欧米なら何もかもうまく立派にやっているに違いない・・て思い込み、欧米コンプレックスでしょう(報ステの某コメンテータも欧米人ハーフを偽装して
ましたっけ)。

この種の話が出ると、保守界隈、「ネトウヨ」界隈からは
戦後の自虐教育が~って出ますけどあまり関係ない気もします。
その良い例が無線の八木アンテナにまつわる話。テレビなどに使われる魚の骨みたいなアンテナですが、これ名前の
通り、戦前期、昭和初期の東北帝国大学・八木秀次教授の
開発なんですが、日本では価値を認められず、敵国の英米でレーダーに応用された・・というなんともマヌケな歴史があるのですよね。

要するに「日本人がそんな画期的な発明などするはずが
ない」という自虐、欧米コンプレックスが(自虐史観教育
なんてないはずなのに)現代以上に強かったことが伺えて
苦笑させられる話です。

話が脇道に逸れちゃいましたね、すみません。
  1. 2016-03-21 23:36
  2. URL
  3. prijon #-
  4. 編集

これはドイツの意趣返しだろうと

最近は思うようになりました。

ドイツの対外政策は結構半ヤケ気味のところが昔からあったように思います。独ソ戦などはその典型ですが、石油の供給国に対して石油獲得のために相当厳しい備蓄しか無いのに戦争をおっぱじめるということをやらかしてますからね。

難民問題の始まりはドイツ難民問題です。伝統的な東方植民により獲得していた領土が今の東欧地域には結構あります。ドイツは敗戦によりその地域を失いましたが、国民はその地を追放されるというオマケ付きでした。その数1650万なんて言われています。実はこれが難民の最初なんです。

メルケル氏の家系も確かこのドイツ難民の系統のはずです。これは伝統的なドイツ領のみならず旧チェコスロバキアや東欧地域などかなり広い範囲にわたってます。そう、異難民流入で苦しんでる地域が重なるんですよねえ。

ドイツ人の間では自分達がいなくなった所に現地人が入り込んでいい思いしやがったという不満は今もあるんです。だったら少し苦しませてやれ、という気分がどこかにあったんじゃないかと思ってます。自分達も苦しむが他の連中がもっと苦しむならそれならいいか、というわけです。

少なくとも大義名分は立つわけですから…一つ覚えておいていいのはドイツは人口減少国だということです。しかも国内にはもう帰すことも出来ないトルコ系がうようよいます。難民受け入れしても相対的に傷は少ないし、これならば少し周りの連中も苦しめさせてやれという気分になったのじゃないかというのは穿ち過ぎでしょうか。

まあドイツの場合は自国民でした。しかしこの苦しみは大変なものだったんです。もう誰も言いませんがね。東欧だって独立の過程で相当数のムスリムを国外に追い出したという事実があります。シリア難民とは直接関わりありませんが、ドイツ人は覚えてるはずです。お前らも苦しめ、昔の報いじゃ、というわけです。相手がムスリム?知らんわ、そんなこと、といったところでしょうか。

ドイツの政策は時折旧東欧に対する悪意が見られることがあります。一例とすればチェコとポーランドはユーロに加盟させてもらえませんでした。案外こんな所にドイツの行動原理があるんじゃないかという気がします。


  1. 2016-03-22 01:23
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

Re: タイトルなし

>  自分達がやった訳ではないホロコーストの罪について徹底的に教育され数々の映画でもその残虐性が喧伝されたせいか、以前よもぎねこさんもご覧になった『ヒトラー・チルドレン~ナチスの罪を背負って~』に出ていたゲーリングの弟の孫の兄妹が血筋を断絶したいと避妊手術を受けていました。そこまでしないと陸続きの欧州ではやっていけなかったのか、それともドイツの完璧主義のせいか分かりませんが理不尽な事だと思います。

 なんだかなあ・・・・。
  
 自分の犯した罪でもないのに、親戚の罪で避妊なんて・・・・。
 まるでナチの人種科学そのまま実践じゃないですか?

 こういう不合理って気持ち悪いです。

>  ドイツ連邦共和国基本法において「政治的に迫害されるものは庇護される。」という理念を謳ってしまったのは、ナチスの罪から逃れるためには必要だったのかも知れませんが、無制限に受け入れるという方が残酷で、巻き込まれている南・東欧の苦しい国々が破綻してしまいます。北欧の小さい国々も経済構造を変化させられることに対してかなりドイツに不満があるそうで、これ以上他国の恨みを買わない様に可愛くした方がいいと思います。
>
>  去年読んだ川口マーン恵美さんの記事によると、ギリシャはトルコへの対抗心の為にかなりの兵器をドイツから買い、その上ベンツなど高級車も購入したというドイツにとってはお得意様だったそうです。随分儲けさせてもらったんだから、緊縮財政の強制はやめて再建できる方法に切り替えれば好かれるだろうと思ってしまいます。ドイツにももっともな言い分があっても、もう少し柔軟にしないと弱い国々の不満が大爆発するとそれも大変です。

 不満が爆発しなくても、国そのモノが崩壊しちゃうかもしれません。 その方がもっと厄介です。
 ところがドイツは一旦自分の正義を振りかざしたら、そういう現実は吹き飛ぶようです。 こういう国がEUの中心になっていては到底EUの統一は無理でしょう。

 統一するには何のかの言っても、みんなが仲良くできるようにするしかないのですから。

>  余談ですが、クルーグマンさんはユーロは失敗するよとも言っていたそうです。そして日本が消費税を上げるのは反対だそうですし、とても見識のあるかたのようですね!

 ノーベル経済学賞受賞者ですからね。
 彼は最初からアベノミックスの支援者です。 
  1. 2016-03-22 12:09
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> >或いは彼等の頭の中は殆ど空っぽで、ドイツと聞けば、ナチ、謝罪と枕詞のように出てくるからそう書いているだけで、そもそも何も考えていないのでしょうか?
>
> これが正解だと思いますよ。知人の左巻き西早稲田系キリスト教牧師もモロにこれでした。
> あまり考えていないので、ドイツの武器輸出は世界トップ4の常連、2011年まで徴兵制(形骸化してはいたが)あり、冷戦最前線にあったとはいえ、西ドイツで共産党は
> 禁止・・という事実を淡々と並べただけで、ドイツが~
> なんて言わなくなりました。

 おおやっぱりそうですか。 
 「ドイツを見習え」って90年代に朝日新聞がデッチアゲタのです。
>
> まあ、左巻きがどうのこうのとかいう以前に日本人にありがちな海外、特に欧米なら何もかもうまく立派にやっているに違いない・・て思い込み、欧米コンプレックスでしょう(報ステの某コメンテータも欧米人ハーフを偽装して
> ましたっけ)。

 自称インテリは今も欧米崇拝をやっているようですね。

> この種の話が出ると、保守界隈、「ネトウヨ」界隈からは
> 戦後の自虐教育が~って出ますけどあまり関係ない気もします。
> その良い例が無線の八木アンテナにまつわる話。テレビなどに使われる魚の骨みたいなアンテナですが、これ名前の
> 通り、戦前期、昭和初期の東北帝国大学・八木秀次教授の
> 開発なんですが、日本では価値を認められず、敵国の英米でレーダーに応用された・・というなんともマヌケな歴史があるのですよね。
>
> 要するに「日本人がそんな画期的な発明などするはずが
> ない」という自虐、欧米コンプレックスが(自虐史観教育
> なんてないはずなのに)現代以上に強かったことが伺えて
> 苦笑させられる話です。
>
> 話が脇道に逸れちゃいましたね、すみません。

 増税派もクルーグマンやスティグリッツを連れてくると黙るようです。 欧米崇拝も利用できるところはすれば良いのです。
  1. 2016-03-22 12:13
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: これはドイツの意趣返しだろうと

> 最近は思うようになりました。
>
> ドイツの対外政策は結構半ヤケ気味のところが昔からあったように思います。独ソ戦などはその典型ですが、石油の供給国に対して石油獲得のために相当厳しい備蓄しか無いのに戦争をおっぱじめるということをやらかしてますからね。
>
> 難民問題の始まりはドイツ難民問題です。伝統的な東方植民により獲得していた領土が今の東欧地域には結構あります。ドイツは敗戦によりその地域を失いましたが、国民はその地を追放されるというオマケ付きでした。その数1650万なんて言われています。実はこれが難民の最初なんです。
>
> メルケル氏の家系も確かこのドイツ難民の系統のはずです。これは伝統的なドイツ領のみならず旧チェコスロバキアや東欧地域などかなり広い範囲にわたってます。そう、異難民流入で苦しんでる地域が重なるんですよねえ。
>
> ドイツ人の間では自分達がいなくなった所に現地人が入り込んでいい思いしやがったという不満は今もあるんです。だったら少し苦しませてやれ、という気分がどこかにあったんじゃないかと思ってます。自分達も苦しむが他の連中がもっと苦しむならそれならいいか、というわけです。
>
> 少なくとも大義名分は立つわけですから…一つ覚えておいていいのはドイツは人口減少国だということです。しかも国内にはもう帰すことも出来ないトルコ系がうようよいます。難民受け入れしても相対的に傷は少ないし、これならば少し周りの連中も苦しめさせてやれという気分になったのじゃないかというのは穿ち過ぎでしょうか。
>
> まあドイツの場合は自国民でした。しかしこの苦しみは大変なものだったんです。もう誰も言いませんがね。東欧だって独立の過程で相当数のムスリムを国外に追い出したという事実があります。シリア難民とは直接関わりありませんが、ドイツ人は覚えてるはずです。お前らも苦しめ、昔の報いじゃ、というわけです。相手がムスリム?知らんわ、そんなこと、といったところでしょうか。
>
> ドイツの政策は時折旧東欧に対する悪意が見られることがあります。一例とすればチェコとポーランドはユーロに加盟させてもらえませんでした。案外こんな所にドイツの行動原理があるんじゃないかという気がします。

 やけくそと意趣返しってその通りでしょうね。

 ドイツのポーランド侵攻は、ポーランドや英仏も無謀だけれど、ドイツだって無謀でした。
 戦争は第一次大戦で懲りているはずなのに。

 あれは散々英仏に融和政策を取り、アメリカの挑発にも耐えて、しかし結局ブチ切れてポーランドに侵攻してしまうのです。

 例えばソ連と密約を結ぶ代わりに、ポーランドと密約を結んでソ連を攻めるとかやっていればいれば良かったのに。

 マジにもう少し自重すれば良かったのに、ブチ切れてヤケクソで始めた戦争です。

 そして東欧への嫌がらせを見ていると、仰るように意趣返しとしか思えない底意地の悪さです。 連中表面では反省を喚いても、実は本心は反省はしておらず、「今に見ていろ!! コン畜生!!」と思い続けていたのでしょうね。

 そういう本心が何かあると噴出しちゃうのでしょう。

 だから極めて不合理なことを押し通そうと頑張るのです。
  1. 2016-03-22 12:55
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

ドイツ人が東欧の人達を嫌うのは

東欧の人達への差別意識や歴史的な恨みもあるでしょうが、ドイツ人には「東欧の連中には現在進行形で迷惑をかけられている」という意識があるんだと思います。

EUは、東欧に拡大するまでは、とてもうまくいって(いるように見えて)いました。
ドイツが出した格差是正金がギリシャ・スペイン・ポルトガルなどの南欧諸国に配られ、それがちょうど日本の「地方交付税交付金」のような役割を果たして、ユーロ圏全体が好景気でした。南欧諸国ではドイツからの輸入が増えて貿易赤字が拡大していましたが、EUからの補助金があるので帳尻はあっていたのです。
そして、シェンゲン条約で国境の検問が廃止されても、南欧の人達が寒いドイツに移民するようなことも起きませんでした。

しかし、東欧の人達は南欧の人達とは気質が違いました。EUが東欧に拡大したとたん、東欧の人達は豊かな西欧へ移住し始めたのです。
私は少し前までNHK-BSでヨーロッパのニュースをウォッチするのが好きだったのですが、シェンゲン条約を批准していないイギリスでも東欧からの移民が激増したとBBCが報じていましたし、東欧と陸続きのドイツやフランスには犯罪者も流入しました。
ドイツもフランスもテレビメディアはリベラルなので大きくは報じていませんでしたが、それでも東欧からやって来る窃盗団のニュースを時々やっていました。
農村部では、それまでは夜も鍵をかけないで寝られるほど治安の良かった村が、農機具をいちいちを倉庫にしまって、厳重に鍵をかけなくてはならなくなったそうです。

また、南欧諸国の経済破綻は、EUからの補助金や格差是正金が、南欧よりも貧しい東欧に優先的に配られるようになったことも原因の1つです。
おそらくドイツの人達の中には「東欧の連中は、EUからの恩恵を(ドイツに迷惑をかける形で)受けてるくせに、より困った人達を助けないとは何事だ」という気持ちもあったんだと思います。
  1. 2016-03-22 18:14
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

Re: ドイツ人が東欧の人達を嫌うのは

> 東欧の人達への差別意識や歴史的な恨みもあるでしょうが、ドイツ人には「東欧の連中には現在進行形で迷惑をかけられている」という意識があるんだと思います。
>
> EUは、東欧に拡大するまでは、とてもうまくいって(いるように見えて)いました。
> ドイツが出した格差是正金がギリシャ・スペイン・ポルトガルなどの南欧諸国に配られ、それがちょうど日本の「地方交付税交付金」のような役割を果たして、ユーロ圏全体が好景気でした。南欧諸国ではドイツからの輸入が増えて貿易赤字が拡大していましたが、EUからの補助金があるので帳尻はあっていたのです。
> そして、シェンゲン条約で国境の検問が廃止されても、南欧の人達が寒いドイツに移民するようなことも起きませんでした。
>
> しかし、東欧の人達は南欧の人達とは気質が違いました。EUが東欧に拡大したとたん、東欧の人達は豊かな西欧へ移住し始めたのです。
> 私は少し前までNHK-BSでヨーロッパのニュースをウォッチするのが好きだったのですが、シェンゲン条約を批准していないイギリスでも東欧からの移民が激増したとBBCが報じていましたし、東欧と陸続きのドイツやフランスには犯罪者も流入しました。
> ドイツもフランスもテレビメディアはリベラルなので大きくは報じていませんでしたが、それでも東欧からやって来る窃盗団のニュースを時々やっていました。
> 農村部では、それまでは夜も鍵をかけないで寝られるほど治安の良かった村が、農機具をいちいちを倉庫にしまって、厳重に鍵をかけなくてはならなくなったそうです。
>
> また、南欧諸国の経済破綻は、EUからの補助金や格差是正金が、南欧よりも貧しい東欧に優先的に配られるようになったことも原因の1つです。
> おそらくドイツの人達の中には「東欧の連中は、EUからの恩恵を(ドイツに迷惑をかける形で)受けてるくせに、より困った人達を助けないとは何事だ」という気持ちもあったんだと思います。

 なるほどね。
 でもおそらくNHKはロマ(ジプシー)の問題を隠蔽しているのでは?
 東欧に多いロマが東欧諸国のEU加盟と共に、ドイツ等に行って福祉予算を食いつぶすと言う事を結構やっているようです。 また犯罪も多いです。

 ロマの問題はこれからまた深刻化するでしょうね。

 でもこれも反差別ファシズムの為に、隠蔽されしまいオープンに議論はできないでしょうね。

 ナチスはこのロマも大量に殺したので、ドイツからはいなくなったようですが、しかし今は東欧からドンドン入っているでしょう。
  1. 2016-03-22 19:41
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する