2016-03-20 22:25

反差別ファシズム トランプ

 アメリカ大統領選、トランプ候補の選挙運動には、繰り返し妨害を受けているようです。

NYで反トランプ氏デモ アリゾナでは道路封鎖

【ニューヨーク共同】米大統領選の共和党指名争いをリードする実業家トランプ氏に抗議するデモ行進が19日、ニューヨーク中心部のマンハッタンで実施された。米メディアによると、移民の擁護団体など複数のグループが主催し、約2千人が参加した。

 西部アリゾナ州でも19日、トランプ氏に反発する市民がトランプ氏の集会会場に通じる幹線道を車両で一時封鎖、警官が立ち退かせる騒ぎがあった。集会は開かれ、トランプ氏も参加した。

 ニューヨークのデモ隊は、セントラルパークの南西端の広場と、トランプ氏の住居がある5番街の高層ビル「トランプタワー」の間を往復した。


020

 アメリカ大統領選挙では、日本人の感覚で到底受け入れられないようなどぎついネガティブキャンペーンもやりあうようです。
 そして国民の熱狂ぶりもこれまた日本人の想像を絶するものがあるようです。

 しかしワタシは今までアメリカ大統領選挙で、こうした暴力的な選挙妨害があったと言う話を聞いた事がありません。

 例えば2009年にオバマ大統領が立候補した時は、保守派の人々には物凄い抵抗感と嫌悪感があったようです。 そしてそうした人達がティーパーティと言う団体を作りました。

 そしてそれが物凄い大集会をやっている場面は、日本でも繰り返し報道されました。

 この人達は多くが低所得の所謂プアーホワイトで、中絶禁止とかネトウヨのワタシから見ても「なんだかなあ・・・・」と思えるようなゴリゴリのアメリカ保守みたいな人達でした。

 「オバマが黒人だから絶対イヤ」と言う人種差別的発想からオバマに反対していた人達も多数いたと思います。

 しかしそれでも彼等は自分達で集まって反オバマの大集会はやっても、オバマ候補の集会や選挙運動を暴力で妨害するような事はしていません。

023

 ところがトランプ候補に反対する人達は、ティーパーティに比べれば遥かに数は少ないようですが、極めて暴力的でこのニュースのように道路封鎖など違法行為による妨害を繰り返しているのです。

 こんな事はアメリカ大統領選挙史上初めてでしょう。

 しかし大変驚いた事に、アメリカのマスコミの論調やそれに同調する日本のメディアは、このような暴力的な選挙妨害を問題視する代わりに「トランプの対応が悪い」と非難しているのです。

 そして暴力で選挙妨害しようとする無法者を非難する論調は皆無です。

026

人種差別発言に抗議する人々がトランプ氏の集会に押し掛け、トランプ氏が「彼らをつまみ出せ」「ママの所にお戻り」と排除する光景は、もはや定番になりつつある。トランプ氏は支持者による暴力行為を擁護する発言を繰り返している。

 集会を妨害しようとして騒ぐ人間がいたら「つまみ出せ」と言うのは当然では?

 ヒラリー・クリントンなら集会を妨害されても、黙って妨害されるままになっているのでしょうか?

 このようにマスコミが反トランプへの暴力的選挙妨害に対してきわめて寛容なのは、マスコミの殆どが「トランプはレイシスト」と認識しており、そしてレイシストに対しては暴力で言論封殺をしても構わないと信じているからのようです。

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 しかしこれは法治国家としては極めて異常な発想です。

 トランプがレイシストかどうかはともかく、少なくとも彼は違法行為はしていません。
 彼は合法的にアメリカ大統領選挙の共和党候補になるべく活動をしているのです。

 それを個人や団体が「コイツを大統領にしたくない」と理由で暴力的に選挙妨害する事が許されるなら、公正な選挙など不可能なのです。

 ところが「反差別」「レイシスト」を口実にすれば、なぜか公正な選挙を守るための最低ラインも平気で吹き飛ばしてしまうのです。

 そしてこの「反差別」や「レイシスト」の判断基準は至って曖昧で、実際トランプ氏の何がどうレイシストなのか論理的な説明はありません。

034

 実は日本でも同様に「反差別」や「レイシスト」と言う言葉を振り回して、合法的なデモや選挙妨害をやっている人達がいます。

Scuffle in New York City during an anti-Trump protest


 反トランプの動画を見ていると、プラカードとか日本で同じ事をやっている連中とあまりによく似ているので笑ってしまいます。

036

 勿論、ワタシも人種差別は悪い事だと思います。
 しかし自分が悪い事だと思ったらと言って、自分の正義に反するからと言って、合法的なデモや集会を暴力で妨害するのは、民主主義国家では許されません。

 社会生活においては、個人の正義感や道徳や宗教よりも、法が上に来るのが民主主義国家です。
 反レイシズムとか反差別の正義も、法を超えて他者に強制する事など許されるわけはないのです。

 また民主主義国家が認めている反差別や反レイシズムは、法の下の平等、機会の平等だけです。
 個人同士の人間関係や、結果の平等ではありません。

037

 反差別、反レイシズムは1970年代マーチン・ルーサー・キング牧師等の公民権運動から始まりました。 キング牧師が求めたのはまさに法の下の平等つまり、アメリカ国民なら当然等しく与えられるべき公民権が黒人に与えられないのは不当だと抗議したのです。
  
 そしてこれは全く正当な要求だったから、キング牧師の運動は成功したのです。

 ところがその後運動はドンドンオカシイな方向へ進んでいます。
 つまり結果の平等や個人同士の人間関係の付き合いの基準まで反差別を要求するようになったのです。

 更にテロリストの流入防止や国境管理の強化、移民の制限と言った、そもぞも人種問題でも何でもない事を、むりやり「差別」「レイシズム」にこじつけて騒ぎ立てるようになりました。

040
 
 そして一旦「レイシスト」のレッテルを貼られた相手には、何をしても良い、そういう人間の言論は封殺しても良いと言うコンセンサスがマスコミにできているようです。

 こうなるともう言論の自由も、表現の自由も、そして思想の自由も精神の自由も奪われてしまいます。

 戦時中の日本を舞台にしたNHKのドラマでは、「非国民!」と言われたら誰も何も言えなくなる場面が必ず出てきます。
 だから人々はこう言われない為に、言論も行動慎むしかなくなり、ひたすら「軍部」命令に従うしかなかったと言う事になっています。

 これがNHKの考える軍国主義社会、闇黒社会なのです。

 ところがどうやら今の欧米では「レイシスト」と言われるのは、NHKドラマで「非国民」と言われるのと同じなのです。

042

 これでは自由と民主主義を何より愛するアメリカ国民は、トランプ氏を応援するしかないでしょう。

 こんな反差別ファシズムを放置したら、自分達は自称マイノリティの奴隷になってしまう。

 そして自由も民主主義も、更にはアメリカと言う国家そのモノも失ってしまう。

 そういう危機感を抱く人々が出てきて当然です。
 こういう人々の怒りと危機感がトランプ旋風を産んでいるのでしょう。

044

 それにしてもこの反差別ファシズムは一体誰の陰謀でしょうか?

 反差別、反レイシズムを唱える人々は、世界中で何でこれほど独善的で暴力的で反民主主義的なのでしょうか?
  1. レイシスト
  2. TB(0)
  3. CM(17)

コメント

アカデミー賞で白人俳優しかノミネートされてない!とか計算する役にアジア人少年をあてたのはステレオタイプだ!というニュースが日本にも聞こえてきました。こんなことが毎日毎日あるんだろうな。だからトランプさんが人気になってしまうんだろうな。。と思いました。騒いで権利を拡大するのは確かに利益になるんですが、その代わりに失うものもあるんですよね。どっちが大きくなるでしょうか。在日は十分に得てきたと思いますが、いつの間にか日本人の好意を失ってしまいました。なんとか社会が安定している時はリベラルファシズムは通用しますが、アメリカも日本も瓦解すればどうなるかわかりません。ヨーロッパはもう始まりそうですし。
アメリカの警察や消防署を舞台にした映画を見てると、しょっちゅう黒人の管理職が登場します。あまりに多いので作為を感じて鼻白んでしまいますよ。
  1. 2016-03-20 23:48
  2. URL
  3. こきち #97nXsu5.
  4. 編集

同感です!

待ってました! いずれこの件を書いてもらえると思って
ました。実はこのことをよもさんがどのように論じてくだ
さるのかとウズウズ、ワクワクして待ってました。
まるで私の代弁(失礼!)してくださったかのようで、
コメントでつけたすこともないくらい・・・。
ま、私にはここまでは上手く論理展開できませんが。

私は彼らの本性は偽善者と確信(断定)してます。
彼らは自分達の主義主張に反するものを、差別主義とか、
レイシズムとか、反知性主義(この使い方は本来の意味で
はない)とか言いますが、彼らのことはなんと呼べばいい
のでしょう? 
偽善主義者ってぴんとこないし、ましてや知性主義者なん
て・・・。やはり愚か者!!というのが一番ですかね。

  1. 2016-03-21 00:44
  2. URL
  3. boku #.NmnhzBo
  4. 編集

こんにちは。
トランプ氏への個人的な感想はともかく。
トランプ氏への報道に何か違和感があります。
日米に限らず、マスコミや知識人はトランプ氏批判の嵐です、しかしトランプ氏の価値観に共感し支持する人も多いわけです。
で、何でマスコミや知識人たちは批判するのでしょう?
恐らく自分たちの価値観が正しくトランプ氏の思想は悪で自分たちは正義である、人殺しを糾弾することに理由がいらないのと同じ事だと思っているのかもしれません。
安保法制も同じ、賛否両論あって然るべき問題なのに悪であるとの前提で報道する。
マスコミによる価値観の押し付けや二人生む発言の校長への大バッシング等による言論統制、彼らが口にする戦前の空気に似てませんか?
結局左翼思想の人間はいざ第四の権力を手に入れるとあれだけ嫌っていた権力を振り回すのですね。
  1. 2016-03-21 09:22
  2. URL
  3. kazusa #-
  4. 編集

まさにこの通りです。

トランプ批判は構わないし、他候補に肩入れするのはいいのですが、わざわざトランプのとこまで行って妨害し、それを批判的に報道しないってのは異常です。
アメリカが理想に掲げていた、自由と民主主義というのは、堂々と主張を述べ合い、多数決で負けたら、どんなに気に食わなくとも従うということだと理解していますが、アメリカが崩れてきているんでしょう。
反トランプ派は狂信的で反論を許さない感じで、実に気持ち悪い。

これについて、2週間くらい前に、BS日テレの生番組で、作家の曽野綾子女史がメディアで唯一正論を述べ、トランプ人気を喝破してました。
「偽善に終始するメディアへの反発からきている」と堂々と話したら、日テレのキャスターが目を白黒して、繰り返し角度を変えてトランプ批判をしてましたよ。
曽野さんも決してトランプ支持ではありませんが、トランプ叩きの異常さに言及したわけです。
偽善を掲げると、異論は許さないってのは恐ろしい。
もう手遅れかもしれませんねえ。
  1. 2016-03-21 09:55
  2. URL
  3. 二郎 #-
  4. 編集

ドイツの難民騒動、米国でのトランプ騒動をみるにつけ
マスコミとか左巻きって日本も「先進国」欧米も大して
変わらないのだなぁ・・と思う次第。

もっとも私もトランプ氏はあまり当選して欲しくはないです。日本とか日本人への偏見はきつそう面倒な大統領になるであろうことは間違いないですから。

おそらく、米国にも左派マスコミの偽善とか行き過ぎに
ウンザリしている人々が少なからずいて、そういった層の
鬱憤の吐け口になっている・・・それがトランプ支持層の
実態のような気もしますが。

それにしてもトランプの日本に関する認識は80年代レベルのステレオタイプレベルでしかなく、普通の米国人の
外国への認識がいかにお粗末か・・ということを改めて思い知らされため息が出てきます。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000070154.html

そういえば、共和党でアラスカ州選出の美人候補、ペイリン氏も「アフリカ」を国の一つと思っていたり、北朝鮮と
韓国を間違えたりしてたっけ・・。

  1. 2016-03-21 10:42
  2. URL
  3. prijon #-
  4. 編集

自称リベラルは、暴力肯定派ですね。

米国で平和的に行進していた反移民デモに対して、凶暴そうな人達が襲い掛かって相手が血を流しているYouTubeのコメントに、「当然だ。」などと暴力を肯定するものがいくつもありました。リベラルやポリティカル・コレクトではない言動をする人間に対しては、暴力をふるっても何をしても良いと思っているようです。でもそんな風潮が虐げられてきた普通の米国人のトランプ氏支持や、ペギータ支持へと繋がっているのだと思います。

「メリークリスマス」という言葉すら奪われた普通の米国人は、圧倒的多数のようです。そして各国でこのような理不尽な事への怒りを持つサイレントマジョリティーも、多数派です。今まで極左・リベラルに偏り過ぎていた振り子が、バランスを取ろうとして大きく揺れているのを感じます。だからいまは反移民への暴力は見逃されていても、これからその暴力は無論犯罪ですので各国で取締りが厳しくなるのではと思います。我が国の頭の良い左翼を装っている人達も、少しづつ右ににじり寄ってきているようです。

2014年10月4日の国会で安倍総理に、「殺人や強盗や窃盗や盗聴を行った革マル派活動家が影響力を行使しうる、指導的立場に浸透しているとみられる団体から、枝野氏は約800万円の献金を受けていた。」と正され否定できなかったあの枝野さんが、2015年10月4日にさいたま市内の講演で、「多神教である日本は古くから寛容と多様性と支え合いを重視してきた。私がその保守本流を継いでいる」と訴えたそうです。これを読んだ時は、枝野さんの想像を絶するサバイバル力に思わず脱帽してしまいそうになりました。

>それにしてもこの反差別ファシズムは一体誰の陰謀でしょうか?

本当にこの世界同時展開されている「反差別ファシズム」は、名前を変えたコミンテルンとしか思えない組織力です。そしてその動きを見ていると、現在のロシアとは違う傾向があるように思えてなりませんでした。そこで最近読んでいる中西輝政さんの本にその答えだと思えることが書かれていました。下記の内容を考えると、リベラルとは通名で本名は共産主義のようです。コミンテルンは国連やNGOなどの世界的な団体に入り主導権を握っているというのは、レーガン大統領が東側陣営に偏った運営により分担金停止などをしたことから分ります。

『「歴史の書き換えが始まった!」-コミンテルンと昭和史の深層』中西輝政 著

・・・(ゾルゲ事件のころ)モスクワだけでなく延安、つまり秘密裏に中国共産党の影響が日本の中枢に相当入ってくることです。・・・延安を司令塔にした中共の「東アジア革命」路線に基づく新しい国際ネットワークが出来てくる。これは、スターリンと毛沢東の棲み分けによって、日本・朝鮮・ベトナムなど東アジアの共産革命の主たる推進者としての中国共産党の責任と栄養力が強くなっていくわけです。・・・ *P46より引用

・・・以前はソ連というモデルがあったのに、それがなくなって一層 情緒的・感情的になっている。しきりに身の回りの事を専門分野として新しくやりだす。福祉、環境、人権等々。君たち(中西さんの友人で学生時代に過激思想の運動家)、それは以前は「ブルジョア民主主義」と言っていた分野ばかりじゃないの、というと、いやそうじゃない、「我々が目指した共産革命というのは人間解放が目標だったから、夫婦別称というようなことが女性解放、人間解放に繋がるんだ。」・・・その人たちが役所の審議委員になったりテレビのワイドショーなどにも出演しマスコミで議論するようになった。それが細川内閣、橋本内閣くらいから目立ってきて、これは危ないと私は危機感を強めました。・・・ *P86~87より引用

  1. 2016-03-21 10:42
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

すみません訂正です。

P46 中国共産党の責任と影響力 でした。

  1. 2016-03-21 10:52
  2. URL
  3. 都民です。 #-
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「普遍的な価値観」とは「」

2002年にオランダの極右政党党首が暗殺された事件を思い出しました。

極右政党党首が暗殺される オランダ
http://j.people.com.cn/2002/05/07/jp20020507_16855.html
来る総選挙で躍進が予測されていたオランダ“極右”政党党首暗殺[BBC/ZDF/ABCニュース]
http://www.asyura2.com/2002/war11/msg/871.html
オランダ極右党首暗殺の犯人は白人と公表[読売新聞]
http://www.asyura2.com/2002/war11/msg/905.html
犯人は環境保護派の“極左”活動家[ドイツZDFニュース]
http://www.asyura2.com/2002/war11/msg/907.html

しかし、今見ると移民に反対したから極右ってひどい偏向報道ですね。あれから十数年経ってオランダがどうなったかというと、これですからね。

寛大さが裏目に?移民大国オランダが“差別合戦”の地に…なぜ人々は荒んでしまったのか?
http://newsphere.jp/world-report/20151123-1/

最近、NHKがBSやEテレで放送している海外ドキュメンタリーには「極右と排外主義」みたいなものが多くて、おそらくNHKは「反ヘイト」キャンペーンをやってるつもりなんでしょうけど、「極右」とレッテル貼りされた人達のインタビューのところだけ見ると、よもぎねこさんがこのブログに書いているようなまともなことしか言ってないんですよね。

よもぎねこさんがいつも仰っているように、世界には中世のような価値観の中で生きている人達がたくさんいて、左翼がいう「普遍的な価値観」に合わせようとすると、そういう中世の価値観に合わせるしかなくなるんですよね・・・
・・・と、ここまで書いて、「左翼が暴力的なのは彼らが中世の価値観の中で生きているからか?」なんて思いました。近代市民社会・民主主義社会を実現した先進国で反体制・反権力をやってるのって、そういうことですよね???
  1. 2016-03-21 12:29
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

「普遍的な価値観」とは「レベルの低い方に合わせろ」ということ

というタイトルにしようとして間違って送信してしまいました。(/_;)
  1. 2016-03-21 12:31
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
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Re: タイトルなし

> アカデミー賞で白人俳優しかノミネートされてない!とか計算する役にアジア人少年をあてたのはステレオタイプだ!というニュースが日本にも聞こえてきました。こんなことが毎日毎日あるんだろうな。だからトランプさんが人気になってしまうんだろうな。。と思いました。騒いで権利を拡大するのは確かに利益になるんですが、その代わりに失うものもあるんですよね。どっちが大きくなるでしょうか。在日は十分に得てきたと思いますが、いつの間にか日本人の好意を失ってしまいました。なんとか社会が安定している時はリベラルファシズムは通用しますが、アメリカも日本も瓦解すればどうなるかわかりません。ヨーロッパはもう始まりそうですし。

 あの種のリベラリズムって社会が安定して不安も危機もない事を全体にしての運動ですからね。 
 
> アメリカの警察や消防署を舞台にした映画を見てると、しょっちゅう黒人の管理職が登場します。あまりに多いので作為を感じて鼻白んでしまいますよ。

 警察や消防や軍隊では本当に黒人が多いのかもしれません。
 
 80年代に米谷ふみが書いていましたが、アメリカで最も人種差別の少ない職場は軍隊だと言われていました。 実際90年代第一次湾岸戦争の時の参謀長は黒人のスコウクロフトでした。
 
 黒人の公民権が保障されたのが70年代、黒人が士官学校に行けるようになったのもその頃ですから、それで90年代に参謀長が出るようになると言うのは、実際に人種差別が少ない証拠でしょう。

 一方、最も人種差別が酷いのが出版、ジャーナリスト業界だったと言うのです。 この米谷ふみさんの夫は「レインマン」などの脚本を書いた作家なので、こうした業界とは結構関わりが深いのです。
 
 そこでこの業界の人種差別を体感していたようです。

 それにしてもひたすら人種差別反対を喚いた張本人とも言える業界が、実は一番人種差別をしているなんて、いかにもリベラル左翼の偽善そのモノではありませんか?

 
  1. 2016-03-21 12:58
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 同感です!

> 待ってました! いずれこの件を書いてもらえると思って
> ました。実はこのことをよもさんがどのように論じてくだ
> さるのかとウズウズ、ワクワクして待ってました。
> まるで私の代弁(失礼!)してくださったかのようで、
> コメントでつけたすこともないくらい・・・。
> ま、私にはここまでは上手く論理展開できませんが。

 ワタシも書かなきゃと思っていたのですが、他のネタを書いていて遅れてしまいました。

> 私は彼らの本性は偽善者と確信(断定)してます。
> 彼らは自分達の主義主張に反するものを、差別主義とか、
> レイシズムとか、反知性主義(この使い方は本来の意味で
> はない)とか言いますが、彼らのことはなんと呼べばいい
> のでしょう? 
> 偽善主義者ってぴんとこないし、ましてや知性主義者なん
> て・・・。やはり愚か者!!というのが一番ですかね。

 トランプがなぜ支持されるか?と言う事について見事に解説した記事がアゴラに載っていました。

 インテリ評論家を倒したトランプを、もう誰も倒せない
 http://agora-web.jp/archives/1671523.html

 そしてアメリカの反知性主義については、池田信夫が上手く解説していました。

 トランプやサンダースを支持する情熱:『反知性主義』
 http://agora-web.jp/archives/1671312.html

 これをセットで読むと、アメリカの反知性主義とトランプ支持者の心情が凄く良くわかります。

 結局、アメリカで知性を自認してきた人々に対する不信が大きく広がっていると言う事でしょう。
 そして移民の大量流入で、低賃金労働者が苦悩する様もわかります。

 自称弱者の味方のインテリ達は、しかしこうしたアメリカの弱者には至って冷酷なのです。
  1. 2016-03-21 13:07
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> こんにちは。
> トランプ氏への個人的な感想はともかく。
> トランプ氏への報道に何か違和感があります。

 ワタシも凄く違和感があります。
 特に日本のマスコミについて言えば「何で他国の大統領候補にこんなネガティブキャンペーンやるの?」としか思えないのです。

> 日米に限らず、マスコミや知識人はトランプ氏批判の嵐です、しかしトランプ氏の価値観に共感し支持する人も多いわけです。
> で、何でマスコミや知識人たちは批判するのでしょう?
> 恐らく自分たちの価値観が正しくトランプ氏の思想は悪で自分たちは正義である、人殺しを糾弾することに理由がいらないのと同じ事だと思っているのかもしれません。

 思うに彼等の感覚って恐ろしくステレオタイプで、所謂「暴言」「失言」と言った至って表面的な所で、思考停止しているのです。
 
> 安保法制も同じ、賛否両論あって然るべき問題なのに悪であるとの前提で報道する。
> マスコミによる価値観の押し付けや二人生む発言の校長への大バッシング等による言論統制、彼らが口にする戦前の空気に似てませんか?
> 結局左翼思想の人間はいざ第四の権力を手に入れるとあれだけ嫌っていた権力を振り回すのですね。
 
 左翼思想って元来共産主義がベースですから、全体主義なのです。
 そして権力大好きなのです。

 ホントに民主主義が好きなら、こうした言論弾圧や選挙妨害を許すわけがないでしょう?
  1. 2016-03-21 13:16
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> まさにこの通りです。
>
> トランプ批判は構わないし、他候補に肩入れするのはいいのですが、わざわざトランプのとこまで行って妨害し、それを批判的に報道しないってのは異常です。
> アメリカが理想に掲げていた、自由と民主主義というのは、堂々と主張を述べ合い、多数決で負けたら、どんなに気に食わなくとも従うということだと理解していますが、アメリカが崩れてきているんでしょう。
> 反トランプ派は狂信的で反論を許さない感じで、実に気持ち悪い。

 ホントに気持ち悪いです。
 大統領予備選で選挙妨害なんて、アメリカ史上初めてでしょう。
 リンカーンだってあの世で呆れているのでは?

> これについて、2週間くらい前に、BS日テレの生番組で、作家の曽野綾子女史がメディアで唯一正論を述べ、トランプ人気を喝破してました。
> 「偽善に終始するメディアへの反発からきている」と堂々と話したら、日テレのキャスターが目を白黒して、繰り返し角度を変えてトランプ批判をしてましたよ。
> 曽野さんも決してトランプ支持ではありませんが、トランプ叩きの異常さに言及したわけです。
> 偽善を掲げると、異論は許さないってのは恐ろしい。
> もう手遅れかもしれませんねえ。

 なるほど曾野さんらしいですね。

 しかし日テレのキャスターが理解できないのも当然かも?
 何しろ偽善をやっている張本人ですからね。
  1. 2016-03-21 13:21
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> ドイツの難民騒動、米国でのトランプ騒動をみるにつけ
> マスコミとか左巻きって日本も「先進国」欧米も大して
> 変わらないのだなぁ・・と思う次第。

 余りにも日本と似ているので笑ってしまうぐらいです。

> もっとも私もトランプ氏はあまり当選して欲しくはないです。日本とか日本人への偏見はきつそう面倒な大統領になるであろうことは間違いないですから。
>
> おそらく、米国にも左派マスコミの偽善とか行き過ぎに
> ウンザリしている人々が少なからずいて、そういった層の
> 鬱憤の吐け口になっている・・・それがトランプ支持層の
> 実態のような気もしますが。

 全くそのようです。

 実はこうしたトランプ支持者について説明した記事がアゴラに出ていました。

 インテリ評論家を倒したトランプを、もう誰も倒せない
 http://agora-web.jp/archives/1671523.html
 
 反トランプの社説を掲げる高級紙にたいして

>こういう社説に対して、トランプを支持する田舎の人は、「所得、学歴などに関係なくアメリカ人なら誰でも選挙権があるはずなのに、インテリはポピュリズムという言葉を使って、自分たちの支持する候補以外を大統領にさせないよう、普通選挙制度を壊そうとしている」と感じなくもないようです。

 と言うのですが、この感覚は我々にも良くわかりますよね。

> それにしてもトランプの日本に関する認識は80年代レベルのステレオタイプレベルでしかなく、普通の米国人の
> 外国への認識がいかにお粗末か・・ということを改めて思い知らされため息が出てきます。
>
> http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000070154.html
>
> そういえば、共和党でアラスカ州選出の美人候補、ペイリン氏も「アフリカ」を国の一つと思っていたり、北朝鮮と
> 韓国を間違えたりしてたっけ・・。

 これはつまりアメリカ人の対外認識がこのレベルと言う事なんでしょうね。 ホントにお粗末です。

 しかし問題はトランプが大統領になっても、これを改めないか?或いは相応の側近が着けばマトモになるかでしょう。
  1. 2016-03-21 13:36
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 自称リベラルは、暴力肯定派ですね。

> 米国で平和的に行進していた反移民デモに対して、凶暴そうな人達が襲い掛かって相手が血を流しているYouTubeのコメントに、「当然だ。」などと暴力を肯定するものがいくつもありました。リベラルやポリティカル・コレクトではない言動をする人間に対しては、暴力をふるっても何をしても良いと思っているようです。でもそんな風潮が虐げられてきた普通の米国人のトランプ氏支持や、ペギータ支持へと繋がっているのだと思います。

 ホントに反差別を掲げるリベラルって、世界中揃って暴力的なのです。
 
> 「メリークリスマス」という言葉すら奪われた普通の米国人は、圧倒的多数のようです。そして各国でこのような理不尽な事への怒りを持つサイレントマジョリティーも、多数派です。今まで極左・リベラルに偏り過ぎていた振り子が、バランスを取ろうとして大きく揺れているのを感じます。だからいまは反移民への暴力は見逃されていても、これからその暴力は無論犯罪ですので各国で取締りが厳しくなるのではと思います。我が国の頭の良い左翼を装っている人達も、少しづつ右ににじり寄ってきているようです。

 そうだと思います。
 「人種差別は悪い事だから」と謝罪と反省をしているうちに、マジョリティだった人達がドンドン追い込まれるようになったのです。

 当然これに対する反動が出るのです。

> 2014年10月4日の国会で安倍総理に、「殺人や強盗や窃盗や盗聴を行った革マル派活動家が影響力を行使しうる、指導的立場に浸透しているとみられる団体から、枝野氏は約800万円の献金を受けていた。」と正され否定できなかったあの枝野さんが、2015年10月4日にさいたま市内の講演で、「多神教である日本は古くから寛容と多様性と支え合いを重視してきた。私がその保守本流を継いでいる」と訴えたそうです。これを読んだ時は、枝野さんの想像を絶するサバイバル力に思わず脱帽してしまいそうになりました。

 枝野が保守を僭称し始めたのは、もう革新はマイナスイメージにしかならない事を痛感したからでしょう。
 マジに恥知らずそのモノの僭称ですが、しかし議席への執着で彼等に敵う議員はいないでしょう。

> >それにしてもこの反差別ファシズムは一体誰の陰謀でしょうか?
>
> 本当にこの世界同時展開されている「反差別ファシズム」は、名前を変えたコミンテルンとしか思えない組織力です。そしてその動きを見ていると、現在のロシアとは違う傾向があるように思えてなりませんでした。そこで最近読んでいる中西輝政さんの本にその答えだと思えることが書かれていました。下記の内容を考えると、リベラルとは通名で本名は共産主義のようです。コミンテルンは国連やNGOなどの世界的な団体に入り主導権を握っているというのは、レーガン大統領が東側陣営に偏った運営により分担金停止などをしたことから分ります。
>
> 『「歴史の書き換えが始まった!」-コミンテルンと昭和史の深層』中西輝政 著
>
> ・・・(ゾルゲ事件のころ)モスクワだけでなく延安、つまり秘密裏に中国共産党の影響が日本の中枢に相当入ってくることです。・・・延安を司令塔にした中共の「東アジア革命」路線に基づく新しい国際ネットワークが出来てくる。これは、スターリンと毛沢東の棲み分けによって、日本・朝鮮・ベトナムなど東アジアの共産革命の主たる推進者としての中国共産党の責任と栄養力が強くなっていくわけです。・・・ *P46より引用
>
> ・・・以前はソ連というモデルがあったのに、それがなくなって一層 情緒的・感情的になっている。しきりに身の回りの事を専門分野として新しくやりだす。福祉、環境、人権等々。君たち(中西さんの友人で学生時代に過激思想の運動家)、それは以前は「ブルジョア民主主義」と言っていた分野ばかりじゃないの、というと、いやそうじゃない、「我々が目指した共産革命というのは人間解放が目標だったから、夫婦別称というようなことが女性解放、人間解放に繋がるんだ。」・・・その人たちが役所の審議委員になったりテレビのワイドショーなどにも出演しマスコミで議論するようになった。それが細川内閣、橋本内閣くらいから目立ってきて、これは危ないと私は危機感を強めました。・・・ *P86~87より引用

 マジ、経済的平等を暴力的に強制するのが共産主義です。

 しかし反差別も暴力的に平等を強制している事は同じなんですよね。
 実際共産党の反差別を喚いていますし。

 だから共産主義者達が、この反差別を勢力盛り返しの梃に使うのは当然でしょう。
  1. 2016-03-21 13:44
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 「普遍的な価値観」とは「」

> 2002年にオランダの極右政党党首が暗殺された事件を思い出しました。
>
> 極右政党党首が暗殺される オランダ
> http://j.people.com.cn/2002/05/07/jp20020507_16855.html
> 来る総選挙で躍進が予測されていたオランダ“極右”政党党首暗殺[BBC/ZDF/ABCニュース]
> http://www.asyura2.com/2002/war11/msg/871.html
> オランダ極右党首暗殺の犯人は白人と公表[読売新聞]
> http://www.asyura2.com/2002/war11/msg/905.html
> 犯人は環境保護派の“極左”活動家[ドイツZDFニュース]
> http://www.asyura2.com/2002/war11/msg/907.html
>
> しかし、今見ると移民に反対したから極右ってひどい偏向報道ですね。あれから十数年経ってオランダがどうなったかというと、これですからね。

 低賃金労働者である移民の大量流入で一番困るのは、現在低賃金労働をしている人達なのです。
 だから労働者保護、弱者保護が左翼なら、左翼こそ移民流入に反対するべきなのです。

> 寛大さが裏目に?移民大国オランダが“差別合戦”の地に…なぜ人々は荒んでしまったのか?
> http://newsphere.jp/world-report/20151123-1/

 寛大さなんて、自分の懐に余裕があるうちでしょう?
 それを超えて際限もなくオネダリされたら、切れるのが当然です。

> 最近、NHKがBSやEテレで放送している海外ドキュメンタリーには「極右と排外主義」みたいなものが多くて、おそらくNHKは「反ヘイト」キャンペーンをやってるつもりなんでしょうけど、「極右」とレッテル貼りされた人達のインタビューのところだけ見ると、よもぎねこさんがこのブログに書いているようなまともなことしか言ってないんですよね。

 因みに自称難民なんかも案外正直で「良い人生を得るためにドイツに行きたい」と言ってるのです。 「内戦が終わったら早く帰りたい」なんて言ってないんですよね。
 
 でもそれを必死に「難民カワイソウ」「反難民は極右」と煽っているのが欧米のマスゴミなのです。

> よもぎねこさんがいつも仰っているように、世界には中世のような価値観の中で生きている人達がたくさんいて、左翼がいう「普遍的な価値観」に合わせようとすると、そういう中世の価値観に合わせるしかなくなるんですよね・・・
> ・・・と、ここまで書いて、「左翼が暴力的なのは彼らが中世の価値観の中で生きているからか?」なんて思いました。近代市民社会・民主主義社会を実現した先進国で反体制・反権力をやってるのって、そういうことですよね???

 中世に生きる人々って、誰にでも見える現実から物事を考えるのではなく、聖書に描かれた建て前だけで物事を考える人々ですから。
 反差別などの建て前が現実に優先する人々は、幾ら高学歴でも中世に生きるしかないのです。

 因みに中世でも聖書や神を振り回したのは、当時の高学歴者です。 庶民は字も読めないので聖書なんか振り回しようもないのです。
  1. 2016-03-21 13:57
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 「普遍的な価値観」とは「レベルの低い方に合わせろ」ということ

> というタイトルにしようとして間違って送信してしまいました。(/_;)

 わかりました。 コメントの訂正は不能なので、これはこのままになってしまいますが、おしゃる事は理解できましたから大丈夫です。
  1. 2016-03-21 13:58
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