2016-03-03 14:06

トルコ雑感 難民とEU

 川口マーンさんの記事によると今ドイツメディアはトルコに対して「エルドアン大統領が難民を武器にしてEUを恐喝しているとか、血塗られたオスマン帝国の復活だとか、激しく非難している。」ようです。

 ワタシは最近のEU諸国のトルコへの対応を見ていると、言いようのない底意地の悪さや悪意を感じます。
 
 大体ヨーロッパではオスマン・トルコ帝国は恐怖の専制国家で悪の化身みたいに言われてきました。 これはこの400~500年間、バルカン半島や地中海の制海権を巡ってトルコとヨーロッパ諸国が対立してきたからです。 
 
 そういう歴史的な経緯は仕方がありません。
 またオスマントルコ帝国が専制君主国家だったと言うのは事実です。

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 しかし現在のトルコ共和国は、中東で最も安定した民主主義国家です。
 オスマン・トルコ帝国は多文化専制君主国家としての限界から、近代以降はひたすら弱体化しました。 

 そして遂に第一次世界大戦後、嘗ての領土の殆どがイギリスやフランスの植民地になって解体されてしまったのです。
 けれどもその中で何とか中心部だったアナトリア半島だけは、トルコ人の国家として独立を守ったのです。

 こうしてできたトルコ共和国は、フランスやイギリスなどに対抗するべく、ヨーロッパ式の近代民主主義国家、国民国家の建設を目指してきました。
 
 その為に例えばヨーロッパ式の民法を取り入れ、ヨーロッパ式の家族制度を作る為に、それまでイスラム世界にはなかった「苗字」を作るなどしました。 

 これは明治維新後の日本がフランス民放に倣って民法を作り、それまで侍しかなかった「苗字」を全ての国民に与え、しかも夫婦同姓を決めた事などと同様です。(夫婦別姓雑感 夫婦別姓雑感 その2

 そしてそれはまた政教分離を明確化した事でもあります。 それまでこうした家族制度はイスラム法によっていたのですが、トルコはイスラム法を政治に持ち込む事は完全に止めたのです。

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 しかしこうして国民国家を作る上で、トルコには日本では想像もできない程面倒な問題を抱えていました。
 それはトルコ共和国になってもやはり多民族国家であったことです。 オスマントルコ帝国の領土の大部分を放棄して、アナトリア半島だけになったのですが、それでもやはりトルコ人以外に多数の民族がいたのです。

 これはトルコ民族が元来中央アジアの遊牧民族で、それが1000年余りかけて西進して、遂に1492年にコンスタンチノポリスを陥落させてこの地の支配者になったと言う歴史から来ています。

 トルコ人は征服した地にいた民族を支配はしても、抹殺したわけではないし、彼等が服従する限りその文化に干渉する事もなかったので、支配下の民族はそのまま自分達の文化や言語や民族意識を持ったまま残っていたのです。

 けれどもこれは国民国家を目指す上では大変厄介です。
 国民国家=民主主義国家は、全ての国民が同じ国民意識、連帯感、愛国心を共有しないと成り立たないのです。

 しかし言語や習慣の全く違う集団同志が、同じ国民としての連帯感や国民意識を持つのは大変難しいのです。 だからトルコ共和国は建国当初から、国内の全ての民族に強権的な同化政策を始めました。 

 こうした自国内の他民族への強権的な同化策は、実はイギリスやフランスもやりました。 しかしこれらの国々がそれをやっていた頃は、他国かそれを人権侵害などと非難する事はなかっただけです。

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 しかしこれは同化を強制される側には強い不満を産みます。

 こうした民族の最大勢力がクルド人です。
 クルド人はトルコ領内のアナトリア半島の付け根から3分の1ぐらいを中心に居住しています。

 そのクルド人達の中からクルド独立を標榜する人々が現れて、それがトルコ国外のクルド人と連携すると共に、欧米の人権団体等からの支援も得て、もう数十年活動を続けているのです。

 だったらトルコ政府はもうクルド人の居住地を独立させてやったら?

 しかしそれは無理でしょう。 だってそこに住んでいるのは、クルド人だけじゃないです。 トルコ人も沢山いるし、またクルド以外の少数民族も沢山いるのです。

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 元来クルド人と言うのは、中東の山岳地域に住んでいたインド・ヨーロッパ語族を話す人々の総称です。
 
 クルド人は2000~3000万人程です。 その居住地はトルコ、シリア、イラク、イランをまたぐ山岳地域で広大な面積になります。
 だからクルド人だけで独立したら結構な大国になるはずです。

 しかしこうした広い地域それぞれのクルド人の話す言葉は、インド・ヨーロッパ語族に属する言語と言う以上の共通制はありません。
 それどころか少し離れた地域出身者同士では全然通じなかったりします。

 だから歴史的には随分古くから知られている民族であり、しかもサラディンのような英雄も出ているのですが、しかしクルド人として国家を作るとか、クルド人が大きな勢力になると言う事も全くなかったのです。

 それを考えたらクルド独立の動機はトルコへの不満だけしかなく、全然現実性はなかったのです。

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 しかしそれでもトルコ政府としては、こうした独立運動に無関心ではいられないでしょう。 だってもしこれが武器を得て武装闘争でも始めれば、クルド人の数と居住地域の広さから言って、全トルコを巻き込む内戦になりかなませんから。

 ところが大変恐ろしい事ですが、現在シリア内戦のISとの戦闘の為に、EU諸国がクルド人に武器を供給し始めたのです。
 そしてドイツなどは軍事訓練もしています。

 一応武器援助や軍事訓練の対照はイラクやシリア在住のクルド人ですが、とにかくクルド人です。 もしこれがトルコ国内のクルド独立勢力と連帯すれば、トルコへの武装闘争になりかねません。

 EU諸国は長い間、トルコのEU加盟申請を、このクルド独立運動に対する弾圧を「人権問題」として拒否してきました。
 なるほど人権問題とは思います。

 しかし一つ間違えば内戦になりかねないような勢力を弾圧しない国はありません。

 まして武装闘争の危険が迫るとなると、トルコ政府がナーバスになるのは当然でしょう。

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 トルコ共和国建国以来100年弱、この国の政権は安定しており、それが国民国家、政教分離の近代社会を目指した事で、トルコ共和国は中東の混乱からヨーロッパを守る防波堤になっていました。
 
 またNATOの重要メンバーとして対露防衛の盾にもなってきました。

 ところが今のEU諸国は実に気楽に潰そうとしているようです。

 つまり前出のようにクルド人に武器支援や軍事訓練をするだけでなく、シリア難民の為に国境を開けろと言ったりと、トルコの国家存亡にかかわる無理難題を要求し続けているのです。

 しかもその一方でシリア難民がEUに流出するで、トルコを非難しているのです。

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 ??
 トルコ政府にはそもそも自国内の難民に、トルコからの出国を止める権利はありません。
 そんなことをしたらそれこそ難民の人権侵害です。

 そもそも「政治難民の受け入れに上限はない」と明言したのは、ドイツのメルケル首相なのです。  
 
 だったら難民の皆様が「そうだ!! ドイツに行こう!! もう人権侵害独裁国家トルコから出て行ってやる!!」と思うのは当然でしょう。

 本来ならメルケルはこれを言った時点で、シリア人など内戦中の国々の人々のドイツ入国ビザを免除するべきだったのです。
 そうすれば難民様は皆、安全快適な飛行機で数時間・数万円でドイツに行けるのですから、エーゲ海で溺死する事も、ギリシャやバルカン諸国が迷惑を蒙る事もありませんでした。

 しかしドイツは今は、何んとかトルコに難民を囲い込ませようと必死なのです。 一方「難民受け入れに上限はない」と言う看板は下ろしません。
 そして難民が押し寄せる事で、トルコを非難しているのです。

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 もっとも私にはこの計画は、EU(とくにドイツ)が手を汚さぬよう、トルコを買収して、EU国境防衛の汚れ役を引き受けてもらうというアイデア以外の何物にも見えない。その代償として、EUからトルコへの資金援助や、トルコ人のEU入国ビザの緩和などが俎上に乗っている。

 ただ、トルコ側にも条件がある。EUがトルコの協力を得たいなら、まずはクルド人組織への軍事援助をやめなければならない。EUは、トルコと同盟を組むのか、クルド人と同盟を組むのか、旗幟鮮明にしろということだ。トルコにしてみれば、当然の要求だろう。

 ところがドイツメディアはそれを、エルドアン大統領が難民を武器にしてEUを恐喝しているとか、血塗られたオスマン帝国の復活だとか、激しく非難している。(ゼロからわかる「クルド人」の謎 ~いま地上でISと戦っているのは彼らです)


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 ここまで偽善と身勝手をやるか?
 
 ワタシはドイツ大好き人間で、大の語学嫌いだったのにドイツ語を勉強したぐらいだったのですが、こんなの見せられるとホントに辟易します。

 それにしてもこんな事をやり続けて、ホントにトルコが内戦状態になったらどうするんでしょうか?

 トルコのエルドアン大統領が悪人で独裁者でも、この政権が選挙など法定の手続きを経ずに倒れる事があれば、もうこれでトルコの民主主義は崩壊します。

 中東で唯一安定して民主主義国家がなくなるのです。
 
 まさか反エルドアンでハシャイでいるドイツ人達は、エルドアン政権が潰れたらドイツの為に難民を囲い込んでくるれる民主主義政権ができると信じいるのでしょうか?

 イスラム原理主義が台頭し、民族対立が燃え上がる中東で、現政権が潰れたら何が起きるか?
 それは「アラブの春」と言って欧米のリベラリスト達がオオハシャギした、シリアやリビアを見れば明らかなのに。

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 トルコが崩壊したら今後イスラムj原理主義や中東の混乱と、EUとの間にあった防波堤はなくなります。
 ロシアは地中海に出てきます。
 
 難民の流入だって一桁増えるでしょう。
 だって今度はシリア難民だけでなく、トルコ人全部が「そうだ難民しよう!!」です。

 でもEUはトルコ苛めを止めません。

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 これを見ていて今まで不可解に思っていたEU諸国の、反イスラム団体の弾圧や言論統制の理由がわかりました。

 コイツラ、ホントに心底トルコやイスラム教徒が嫌いなのです。
 だから普通に批判して良い事にしたら、何が起きるかわからないのです。

 だって政府が理性を超えてトルコ苛めをやるぐらいなのですから。
  1. ヨーロッパ
  2. TB(0)
  3. CM(17)

コメント

もっと思慮深い人たちと思っていたのに、ただただ場当たり的なだけだということがわかってドイツへの幻滅に終わりがありません。イスラムにも酷いですが、わけのわからん日本叩きなんて娯楽なんじゃないのと思います。他文明への敬意が決定的に欠落しています。愛はないのかー!です。本気でトルコの春を引き起こしそうで怖いですね。

若い頃トルコに旅行に行きました。着いた途端のローマ水道に圧倒されました。帰ってからユルマズ.ギュネイ監督の映画でクルド人との内戦があるのだと知りました。トルコパックツアーはほとんどが中央のアンカラ以西で組まれていて私もそのルートで廻りました。ディヤルバクル出身のガイド氏はクルド人だったのかも。
クルド人である同監督の「群れ」という映画は非常に重苦しく、全てのシーンがみっちりと象徴的な大変な名作でした。確か獄中から監督に指示して作った映画です。代々敵対する一族の和解の印の結婚とか、次々に赤ん坊が死ぬので嫁が当主にいびられまくって病気とか、やっとこさ都会の公立の病院に行けたのに医師に肌を見せるのを拒否して病死とか、父親に対して激昂しているのに父には手出しできなくて赤の他人に殴りかかる息子とか、中世と変わらぬ衣装を着た当主のおじいさんがジーンズをはいた人の波の中、家族を見失って彷徨うラストなど、字幕ではクルドだトルコだという区別はわからなかったんですが、おそらくクルドの因習にまみれた後進性への自省の映画だったのかと今になって思います。
トルコが大規模な内戦になったら…あるいはIS勢力下に入ったら、あの美しいギリシャローマ遺跡が危ないですね…。それに難民が増えますよ。。
  1. 2016-03-03 23:30
  2. URL
  3. こきち #97nXsu5.
  4. 編集

「トルコ人=加害者、クルド人=被害者」という単純化

まだお花畑左翼脳だった頃に見たBBCのドキュメンタリーを思い出しました。「トルコでいかに人権侵害が行われているか」という内容で、「だからトルコはEUに加盟できないんだ」という結論だったのですが、当時の私でも違和感がありました。
トルコはEUに加盟するために、EUの求めに応じて、テロリストで死刑囚だったPKK(クルド労働者党)のオジャラン党首の死刑執行を停止していましたし、その後、死刑を廃止したからです。トルコの言い分では、これまでPKKのテロによって30万人が犠牲になっているそうです。

クルディスタン労働者党 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%80%85%E5%85%9A
>グループは1978年にアブドゥッラー・オジャランの率いるクルド人学生集団によって創立された。PKKの当初のイデオロギーは革命的社会主義とクルド民族主義の融合であり、クルディスタン地域における独立したマルクス・レーニン主義国家の樹立を目指していた。

アブドゥッラー・オジャラン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%83%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%B3
>トルコのクルド人独立派武装勢力のクルド労働者党の元党首。元共産主義者。

クルド労働者党(PKK) | 国際テロリズム要覧(Web版) | 公安調査庁 
http://www.moj.go.jp/psia/ITH/organizations/ME_N-africa/PKK.html
外務省: トルコにおけるクルド労働者党(PKK)の攻撃を巡る最近の情勢について
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/19/dga_1022.html
  1. 2016-03-04 00:13
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

「セルビア人=加害者、アルバニア人=被害者」という単純化

トルコいじめと同じような事はセルビア人にも行われました。旧ユーゴスラビア戦争やコソボ紛争では、セルビア人が悪者にされました。サラエボでのセルビア人民族主義者によるオーストリア皇太子暗殺から第一次世界大戦が始まったことを引き合いに出して、欧米メディアはセルビア人を叩きました。

しかし、セルビア人がそんなに民族主義に狂った民族だとは思えません。まがりなりも半世紀もの間、多民族国家のユーゴスラビアを運営した民族です。その間、少数民族虐殺など起きませんでした。むしろ民族主義的だったのはスロベニア人やクロアチア人のほうでした。

コソボ紛争で欧米メディアがアルバニア人を被害者として報道していた頃、ロシアのメディアだけが「アルバニア人が『アルバニア人の住んでいるところはみんなアルバニアの領土だとする「大アルバニア主義」を主張している』と言ってアルバニア人を批判していたのを覚えています。ちなみにアルバニアとは、ヨーロッパで最後まで共産主義を続けて最貧国だった北朝鮮のような国なのです。

NAVERまとめ
日本人も、まだまだ捨てたもんじゃない!! セルビア洪水被害に広がる震災の“恩返し”
http://matome.naver.jp/odai/2140270885698386101
義援金欧州1位のセルビアと日本の思いやりの関係
http://matome.naver.jp/odai/2140215442533947601

セルビアの人に"日本のイメージ"を聞きました (Utisak o Japanu)
http://www.youtube.com/watch?v=M2N6wpVD16g

日本の経済支援に感謝して、東日本大震災の時には真っ先に募金をしてくれた人たちです。こんな人たちが民族主義に狂った人たちだとはとても思えないのです。
ヨーロッパ人に一度悪者とされると、いつまでもネチネチと苛められるのでしょう。でも、それって根っこにあるのは人種差別と偏見ですよね。
  1. 2016-03-04 00:16
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

 NYTなど極左新聞によって、以前「世界の4悪人」とされたのはプーチン大統領、モディ首相、エルドアン首相、そして安倍首相でした。プーさん以外は西側諸国の選挙で選ばれた代表なのに、リベラルじゃないと見下して誹謗中傷をし放題なのがいかにも左翼らしいと思います。

 それに引き換え、もと東ドイツの政権側にいたメルケル首相はリベラルであり社会主義者のようでもあり、極左マスコミには非常に受けが良い人物です。ご都合主義ですね。そのメルケル首相率いるドイツは、トルコとは第一次大戦からの付き合いなのにクルド自治区に最初に大使館を置いたり武器の供与と軍事訓練をして、あからさまな二股外交です。

 エルドアン首相は、クルドに対して政治的な判断で宥和的な政策をとっていましたがそれが裏目に出て、テロが活発になってしまい取締りが強化されました。そのクルドに欧米がISとの戦闘の為に武器を供与しているから、混沌としていて収拾がつかない状況です。

 これで欧米がエルドアン首相を弱体化させたら、トルコがリビアになりますね。ドイツは難民を押し付けたいからトルコに協力を始めましたが、もっと積極的にやるべきです。それにしてもドイツ国民は、自国の負の面を報道されないからトルコへ批判的になるのだと思います。最近分って来ましたが、ドイツにもWGIPが有るみたいですね。
  1. 2016-03-04 07:50
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> もっと思慮深い人たちと思っていたのに、ただただ場当たり的なだけだということがわかってドイツへの幻滅に終わりがありません。イスラムにも酷いですが、わけのわからん日本叩きなんて娯楽なんじゃないのと思います。他文明への敬意が決定的に欠落しています。愛はないのかー!です。本気でトルコの春を引き起こしそうで怖いですね。

 ワタシの尊敬する丸山光三先生は、ドイツ在住なのですが「ドイツ人は時にはきわめて情動的に行動する」と仰っていました。
 ワタシも最近のドイツを見ていると全くその通りだと思います。

 普段は理性的でも、何かのきっかけで一度情動で行動し始めると、今度はトコトンそれを正当化しようと頑張るので、軌道修正不能になるようですね。

> 若い頃トルコに旅行に行きました。着いた途端のローマ水道に圧倒されました。帰ってからユルマズ.ギュネイ監督の映画でクルド人との内戦があるのだと知りました。トルコパックツアーはほとんどが中央のアンカラ以西で組まれていて私もそのルートで廻りました。ディヤルバクル出身のガイド氏はクルド人だったのかも。

 おお、羨ましいです。
 ワタシもトルコには一度行ってみたかったです。 しかしモタモタしているうちに、ドンドン世界がおかしくなって行きづらくなるばかりです。

> クルド人である同監督の「群れ」という映画は非常に重苦しく、全てのシーンがみっちりと象徴的な大変な名作でした。確か獄中から監督に指示して作った映画です。代々敵対する一族の和解の印の結婚とか、次々に赤ん坊が死ぬので嫁が当主にいびられまくって病気とか、やっとこさ都会の公立の病院に行けたのに医師に肌を見せるのを拒否して病死とか、父親に対して激昂しているのに父には手出しできなくて赤の他人に殴りかかる息子とか、中世と変わらぬ衣装を着た当主のおじいさんがジーンズをはいた人の波の中、家族を見失って彷徨うラストなど、字幕ではクルドだトルコだという区別はわからなかったんですが、おそらくクルドの因習にまみれた後進性への自省の映画だったのかと今になって思います。

 ワタシもこの人の映画を見た事があります。 題名は忘れましたが、やはり非常に重く暗い映画でした。
 
 それにしてもこういうの見る度思うのですが、民族の伝統とか民族文化を守るって、実はこうした因習や後進性を守る事でもあるのです。
 特に少数民族程それが強いのです。

 これてマイノリティの文化を守れと喚いている左翼の人達はわかっているんでしょうかね?

> トルコが大規模な内戦になったら…あるいはIS勢力下に入ったら、あの美しいギリシャローマ遺跡が危ないですね…。それに難民が増えますよ。。

 ホントに大変ですよ。 トルコが崩壊したらこれで中東に安定した民主主義国家が成立すると言う希望は完全になくなります。
  1. 2016-03-04 12:00
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 「トルコ人=加害者、クルド人=被害者」という単純化

> まだお花畑左翼脳だった頃に見たBBCのドキュメンタリーを思い出しました。「トルコでいかに人権侵害が行われているか」という内容で、「だからトルコはEUに加盟できないんだ」という結論だったのですが、当時の私でも違和感がありました。
> トルコはEUに加盟するために、EUの求めに応じて、テロリストで死刑囚だったPKK(クルド労働者党)のオジャラン党首の死刑執行を停止していましたし、その後、死刑を廃止したからです。トルコの言い分では、これまでPKKのテロによって30万人が犠牲になっているそうです。
>
> クルディスタン労働者党 - Wikipedia
> http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E5%8A%B4%E5%83%8D%E8%80%85%E5%85%9A
> >グループは1978年にアブドゥッラー・オジャランの率いるクルド人学生集団によって創立された。PKKの当初のイデオロギーは革命的社会主義とクルド民族主義の融合であり、クルディスタン地域における独立したマルクス・レーニン主義国家の樹立を目指していた。
>
> アブドゥッラー・オジャラン - Wikipedia
> http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%83%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%B3
> >トルコのクルド人独立派武装勢力のクルド労働者党の元党首。元共産主義者。
>
> クルド労働者党(PKK) | 国際テロリズム要覧(Web版) | 公安調査庁 
> http://www.moj.go.jp/psia/ITH/organizations/ME_N-africa/PKK.html
> 外務省: トルコにおけるクルド労働者党(PKK)の攻撃を巡る最近の情勢について
> http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/19/dga_1022.html

 トルコのEU加盟が難しい事はわかります。
 EUって本質は白人・キリスト教文明の共同体です。 だからNATOの重要メンバーでもイスラム国家トルコは入れたくないのが本心だったのでしょう。

 それに現実問題としても、厄介な民族問題を抱えて、内戦の危機をはらむ国を入れると言うのは、大変でしょう。

 でもEUの偽善からすれば、これは絶対言えないので、ひたすら人権問題で難癖をつけたのでしょう。

 そして偽善で行動するEUの国内世論に政治が動かされてしまったりする事が、益々問題を厄介にしているのでしょう。 ホントにトルコが内戦状態になったら、最悪なのに。
  1. 2016-03-04 12:12
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 「セルビア人=加害者、アルバニア人=被害者」という単純化

> トルコいじめと同じような事はセルビア人にも行われました。旧ユーゴスラビア戦争やコソボ紛争では、セルビア人が悪者にされました。サラエボでのセルビア人民族主義者によるオーストリア皇太子暗殺から第一次世界大戦が始まったことを引き合いに出して、欧米メディアはセルビア人を叩きました。
>
> しかし、セルビア人がそんなに民族主義に狂った民族だとは思えません。まがりなりも半世紀もの間、多民族国家のユーゴスラビアを運営した民族です。その間、少数民族虐殺など起きませんでした。むしろ民族主義的だったのはスロベニア人やクロアチア人のほうでした。
>
> コソボ紛争で欧米メディアがアルバニア人を被害者として報道していた頃、ロシアのメディアだけが「アルバニア人が『アルバニア人の住んでいるところはみんなアルバニアの領土だとする「大アルバニア主義」を主張している』と言ってアルバニア人を批判していたのを覚えています。ちなみにアルバニアとは、ヨーロッパで最後まで共産主義を続けて最貧国だった北朝鮮のような国なのです。
>
> NAVERまとめ
> 日本人も、まだまだ捨てたもんじゃない!! セルビア洪水被害に広がる震災の“恩返し”
> http://matome.naver.jp/odai/2140270885698386101
> 義援金欧州1位のセルビアと日本の思いやりの関係
> http://matome.naver.jp/odai/2140215442533947601
>
> セルビアの人に"日本のイメージ"を聞きました (Utisak o Japanu)
> http://www.youtube.com/watch?v=M2N6wpVD16g
>
> 日本の経済支援に感謝して、東日本大震災の時には真っ先に募金をしてくれた人たちです。こんな人たちが民族主義に狂った人たちだとはとても思えないのです。
> ヨーロッパ人に一度悪者とされると、いつまでもネチネチと苛められるのでしょう。でも、それって根っこにあるのは人種差別と偏見ですよね。

 そうですね。
 トルコへの悪意もそうですが、こうした歴史的な偏見って実は欧米では随分深刻ですよね。

 ワタシは連中って実はホントに凄い人種差別主義者で、それだからこそひたすら反レイシズムを喚き偽善的に行動しなければらないのだと思うようになりました。

 
  1. 2016-03-04 12:16
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

>  NYTなど極左新聞によって、以前「世界の4悪人」とされたのはプーチン大統領、モディ首相、エルドアン首相、そして安倍首相でした。プーさん以外は西側諸国の選挙で選ばれた代表なのに、リベラルじゃないと見下して誹謗中傷をし放題なのがいかにも左翼らしいと思います。

 凄いですねえ。
 モディ首相って一体何がそんなに悪いでしょうね?

 それにしてもエルドアン以外、皆安倍さんと仲良しばかりです。  
 
>  それに引き換え、もと東ドイツの政権側にいたメルケル首相はリベラルであり社会主義者のようでもあり、極左マスコミには非常に受けが良い人物です。ご都合主義ですね。そのメルケル首相率いるドイツは、トルコとは第一次大戦からの付き合いなのにクルド自治区に最初に大使館を置いたり武器の供与と軍事訓練をして、あからさまな二股外交です。

 二股外交だって国益の為なら普通にやるので構いませんが、しかしそれをやっておいてトルコに「難民は流出させるな」って、虫が良すぎますよね?

 そもそもトルコには難民に「トルコ国内から出るな」なんて言う権利はないんだから。

>  エルドアン首相は、クルドに対して政治的な判断で宥和的な政策をとっていましたがそれが裏目に出て、テロが活発になってしまい取締りが強化されました。そのクルドに欧米がISとの戦闘の為に武器を供与しているから、混沌としていて収拾がつかない状況です。

 奇妙な話だけれど、ドイツでは「エルドアン政権がシリア内戦を劇化させて難民を生んでいる」みたいな意見があるようです。
 だから「エルドアン政権を倒せば難民は出なくなる」って 発想なのですね。

 中東は凄く複雑な権謀術策のやりあいをする地域だから、エルドアンもそうした権謀をやっているとは思うし、そういう中で欧米から見れば不可解な行動もとっていると思います。

 しかし国内に厄介な民族問題を抱えている国が、隣国での戦争の激化を好むわけもないのです。

 それにEUへの難民流出は、トルコの責任ではありません。 
 でもそれをトルコの責任にしちゃうのがヨーロッパの発想なんですよね。

 で挙句にエルドアン政権を潰そうと言う発想になっているのでしょう。 本末転倒そのモノなのですけどね。
 
>  これで欧米がエルドアン首相を弱体化させたら、トルコがリビアになりますね。ドイツは難民を押し付けたいからトルコに協力を始めましたが、もっと積極的にやるべきです。それにしてもドイツ国民は、自国の負の面を報道されないからトルコへ批判的になるのだと思います。最近分って来ましたが、ドイツにもWGIPが有るみたいですね。

 ドイツでは第二次大戦の責任を全部ナチとヒットラーに押し付けて、自分達はその被害者と言う立場で、戦争責任を回避しました。
 だから歴史に対する見方は、おそらく世界で一番硬直的でしょう。

 難民騒動だってこうした硬直的な思考の結果起きたのですから。
  1. 2016-03-04 12:37
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

分かりかねん・・・

よもぎねこさんが言及されている様に、トルコが内戦状態に陥れば、多数の難民・移民が出るでしょう。しかもトルコ国内に暮らしていた人が。

難民たちはドコへ行く?ヨーロッパでしょう。しかも多数はドイツに行くんじゃないですか?トルコから移民は既に大勢いますし。まずは知人を頼るでしょう。

今でもシリア難民と称する人達で困っているのに(困っているとは表立っては言わないが)そこに人が殺到したら、混乱するのはドイツでしょう?他のEU諸国も困るでしょうが・・・

私などでも気が付く事なのに、そこまでドイツ人は浅慮なのか?ひょっとして全員、地中海に沈める気か?!
  1. 2016-03-04 14:44
  2. URL
  3. source-que #-
  4. 編集

Re: 分かりかねん・・・

> よもぎねこさんが言及されている様に、トルコが内戦状態に陥れば、多数の難民・移民が出るでしょう。しかもトルコ国内に暮らしていた人が。
>
> 難民たちはドコへ行く?ヨーロッパでしょう。しかも多数はドイツに行くんじゃないですか?トルコから移民は既に大勢いますし。まずは知人を頼るでしょう。
>
> 今でもシリア難民と称する人達で困っているのに(困っているとは表立っては言わないが)そこに人が殺到したら、混乱するのはドイツでしょう?他のEU諸国も困るでしょうが・・・
>
> 私などでも気が付く事なのに、そこまでドイツ人は浅慮なのか?ひょっとして全員、地中海に沈める気か?!

 仰る通りトルコ国内が内戦になったら、ドイツが一番大変でしょう。
 だって現在でも既にドイツ国籍を取ったトルコ人が多数います。 こうした人々が近親者を次から次へと呼びこむ事になりますから、それこそトンデモナイ数のトルコ人がドイツに殺到する事になります。

 しかし思うのですが、人間って結局、防波堤は鬱陶しいのです。
 ホントに大波が押し寄せるを見るまでは、こんなモノは邪魔だから壊したいって思うでしょうね。

 実際に東日本大震災の後でも、防波堤の建設に反対する人が沢山いるのですから。

 ドイツ人にすればトルコから難民が押し寄せる以上、トルコを潰せと言う気分になるんでしょうね。 防波堤から防ぎきれない波が打ち込むのに腹を立てて、防波堤を壊そうとしているような感覚でしょう。
  1. 2016-03-04 20:23
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  3. よもぎねこ #-
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クルド人問題が日本で知られたのは

倉前盛通の「悪の論理」からだったと思います。もう40年近く昔のことですが、当時はソ連邦が元気な頃で、連中はクルド人の国家を樹立させ(クルディスタン共和国)それをソ連の衛星国としてアラビア海に進出しようというのが連中の路線でした。そのためクルド独立運動は皆ソ連邦の手が入りアカどもが多かったわけです。

これがクルド独立運動に悪影響を与えたと言わねばなりません。今もトルコ国内のクルド人の自治権要求などに問題がでています。クルドの側も昔から一枚岩じゃなかったわけで多くの混乱があります。ただ連中相当剛毅で、武力闘争路線を取る連中が多くそれをまた欧米に利用されてるという問題があるわけです。

トルコはかつて帝国でしたので民族問題にはかなり寛容でした。そのためかつてはトルコ国内の多くにクルド人が居住し、それがトルコ共和国となり民族運動が勃発した時に問題となります。クルド人をまとめる方法も追い出す先もないわけです。そして第一次大戦の後にひいたいい加減あ国境が今に至る問題となるわけです。

欧州人がクルド問題でトルコを責めるのは本当は完全にお門違いなのです。小生の発想とするならばクルド人は多数派がいる地域をクルディスタンとして独立させるより方法はないと思います。その上で各地のクルド人を地域ごとに整理して住み分けていくより手はないでしょう。

クルド人は剛毅で筋を通してくるのでトルコとして本当に対応が大変なのです。これに対して欧州の韓国人と言われるのがアルメニア人でトルコだけでなく周辺諸国から皆んな嫌われています。こういうひどい連中が祖国を持ちクルド人が国を持てないというのは本当に問題だと思います。
  1. 2016-03-04 21:14
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  3. kazk #GRujSirs
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Re: クルド人問題が日本で知られたのは

> 倉前盛通の「悪の論理」からだったと思います。もう40年近く昔のことですが、当時はソ連邦が元気な頃で、連中はクルド人の国家を樹立させ(クルディスタン共和国)それをソ連の衛星国としてアラビア海に進出しようというのが連中の路線でした。そのためクルド独立運動は皆ソ連邦の手が入りアカどもが多かったわけです。

 クルド労働党にはソ連の支援があったわけですね。
 確かにクルディスタンを独立させて衛星国にすれば、地中海、アラビア海への道が拓けますからね。

> これがクルド独立運動に悪影響を与えたと言わねばなりません。今もトルコ国内のクルド人の自治権要求などに問題がでています。クルドの側も昔から一枚岩じゃなかったわけで多くの混乱があります。ただ連中相当剛毅で、武力闘争路線を取る連中が多くそれをまた欧米に利用されてるという問題があるわけです。
>
> トルコはかつて帝国でしたので民族問題にはかなり寛容でした。そのためかつてはトルコ国内の多くにクルド人が居住し、それがトルコ共和国となり民族運動が勃発した時に問題となります。クルド人をまとめる方法も追い出す先もないわけです。そして第一次大戦の後にひいたいい加減あ国境が今に至る問題となるわけです。
> 
> 欧州人がクルド問題でトルコを責めるのは本当は完全にお門違いなのです。小生の発想とするならばクルド人は多数派がいる地域をクルディスタンとして独立させるより方法はないと思います。その上で各地のクルド人を地域ごとに整理して住み分けていくより手はないでしょう。
>
> クルド人は剛毅で筋を通してくるのでトルコとして本当に対応が大変なのです。これに対して欧州の韓国人と言われるのがアルメニア人でトルコだけでなく周辺諸国から皆んな嫌われています。こういうひどい連中が祖国を持ちクルド人が国を持てないというのは本当に問題だと思います。

 クルド人って中東の山岳地帯に住む民族の総称で、実は言語だってインド・ヨーロッパ語族であると言う以上の共通性はありません。 クルド人でも山一つ越えた集落では全く言葉が通じなどと言う事はイクラでもあるそうです。

 元来クルド人達が自分達がクルド人と言う認識を持っていたと言うより、都市のアラブ人達が山奥に住む自分達とは異民族の連中を「クルド人」と呼んでいただけなのです。

 同様にトルコ人と言うのは元来、中東の人達がアジア系の遊牧民をさした呼び名です。

 だから実はトルコもクルドも「民族」としての纏まりは極めて希薄なのです。 しかしトルコ側はオスマン一族がオスマントルコ帝国の支配者になったので、とりあえずこれを軸にトルコ民族としての民族国家を目指したのです。

 でその無理筋の民族国家をクルド人などトルコ領内の少数民族に押し付けているのです。

 そのやり方が非常に強権的だったので、大きな反発を招いているのですが、考えてみれば無理筋のトルコ民族創造だから強権的にならざるを得ないのです。

 でもその感覚言えば、クルド人が民族国家を作っても同じ事になります。

 結局問題は国民意識の基盤になる民族意識が非常に希薄な地域で、無理矢理国民国家を作ろうした事でしょう。 でも国民国家が作れないとなると、君主制など独裁国家しか作れないのです。

 戦後の中東の混乱はこうした問題から生まれているのだと思います。
  1. 2016-03-05 11:40
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  3. よもぎねこ #-
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トルコと日本の共通点。共に第一次大戦、第二次大戦で
ドイツと同盟を組んで悲惨な目にあったこと・・でしょうか?

また、ドイツっていうのはなぜか元同盟国を嫌う性癖が
あるようで、共にドイツ人から蔑視されたり嫌われたり
してる点も同じ。

トルコの場合、移民問題が大きいのでしょうが、そもそも
ドイツって外国人労働者を入れるのが日本からみると
異様に早く、1950年代には早くもイタリアから、トルコからは1961年(だったかな?)に労働者を受け入れてます。

ドイツ人がトルコ移民を嫌うのはいいけど、じゃあ非移民のドイツ人は道路工事や便所掃除みたいな仕事を今から自前でやる気あるのかな?
と皮肉っぽく眺めてしまいます。

ネットで囁かれる「Kの法則」ってドイツにも当てはまるのでは?と
思う今日この頃。
とすると、経済を中心にドイツとべったりな中国が今度は危ない?(笑)
  1. 2016-03-05 19:04
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  3. prijon #-
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不正な投稿になりました

何が悪いのか?相変わらずよくわかりません・・。
  1. 2016-03-05 19:05
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  3. prijon #-
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Re: タイトルなし

> トルコと日本の共通点。共に第一次大戦、第二次大戦で
> ドイツと同盟を組んで悲惨な目にあったこと・・でしょうか?
>
> また、ドイツっていうのはなぜか元同盟国を嫌う性癖が
> あるようで、共にドイツ人から蔑視されたり嫌われたり
> してる点も同じ。

 ハハハ、きっと日本とトルコはナチの同盟者と思っているのでしょう。 ちなみに今のドイツ史観ではドイツ人はナチの被害者ですから。

> トルコの場合、移民問題が大きいのでしょうが、そもそも
> ドイツって外国人労働者を入れるのが日本からみると
> 異様に早く、1950年代には早くもイタリアから、トルコからは1961年(だったかな?)に労働者を受け入れてます。
>
> ドイツ人がトルコ移民を嫌うのはいいけど、じゃあ非移民のドイツ人は道路工事や便所掃除みたいな仕事を今から自前でやる気あるのかな?
> と皮肉っぽく眺めてしまいます。

 ドイツに限らず欧米は皆気楽に移民を入れていますからね。

> ネットで囁かれる「Kの法則」ってドイツにも当てはまるのでは?と
> 思う今日この頃。
> とすると、経済を中心にドイツとべったりな中国が今度は危ない?(笑)

 マジでホントにヤバイでしょう。
 
 ドイツは今回大量の難民を抱え込んでしまいました。 そしてVWとドイツ銀行に赤信号です。 更に中国経済がクラッシュです。

 大量の難民を受け入れた理由は60万人程労働者が欲しかったからとも言われるのですが、経済に赤信号が出て失業率があがったらどうなるのか?
 想像するだに怖いです。
  1. 2016-03-05 20:40
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  3. よもぎねこ #-
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オーストリア国民は武装する
https://vpoint.jp/world/eu/61424.html
移民や難民の犯罪の急増で、銃や催涙スプレーを購入する人が急増しているそうです。72歳の老女や10歳の男の子まで難民に強姦される事件が発生していますから、誰が被害者になって不思議ではないとい意識があるのでしょう。ブルゲンランド州では自警団が結成され夜警にまわっているそうです。

で、イギリスとフランスとでは

英国がEU離脱なら、仏から移民流入させる─仏経済相http://jp.reuters.com/article/macron-imm-idJPKCN0W5123
イギリスとフランスとで、移民の押し付け合戦が始まりそうです。どういおうと移民は治安と財政の悪化であり、単なる厄介者であると、間接的に白状したようなものでしょう。

「欧州に来てはいけない」、EU大統領が経済移民に呼びかけ
http://www.cnn.co.jp/world/35078938.html
今まで本音と建前を使い分けてきたのに、最早限界といったところでしょう。ほんの少し前まで移民や難民受け入れを拒否する発言をすれば、「人種差別主義者」「ナチ」の烙印を押されましたが、今では堂々と公言できるようになったというのは状況が、それほど深刻だということです。

増え続ける難民、欧州各地で衝突 国境フェンス破壊も
http://www.cnn.co.jp/world/35078742.html
興味深いことに、グダグダのEUと比較して、難民流入阻止という点においては、バルカン半島諸国の足並みはそろっているのですよね。過去に血みどろの殺し合いを繰り広げた経験から、異民族、異教徒を自国内に入れて混ぜることの危険性、いわば国自体を火薬庫にするということを骨身に染みているからでしょう。
最近まで、民族間で戦争をしたからこそ、難民が大量に流入して、バルカン半島を不安定化させることだけは、何としても回避しなくてはならないという認識を各国が共有し、それが今回の結束につながったと思うのです。皮肉な話です。
バルカン半島は欧州の火薬庫といわれていますが、少なくとも「混ぜるな危険」という共通の認識を持っている間は、あの地域はむしろ安定しているのではないでしょうか?
むしろ、グローバル化だの、国際化だの、多文化共生だの、おかしなイデオロギーに染まって、後先考えずに移民難民を入れまくったドイツをはじめとする欧州の地域の方が、バルカン半島以上にバルカン化しているように思われてなりません。
  1. 2016-03-06 15:25
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  3. 名無しの権兵衛 #Bz0vVeJA
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Re: タイトルなし

> オーストリア国民は武装する
> https://vpoint.jp/world/eu/61424.html
> 移民や難民の犯罪の急増で、銃や催涙スプレーを購入する人が急増しているそうです。72歳の老女や10歳の男の子まで難民に強姦される事件が発生していますから、誰が被害者になって不思議ではないとい意識があるのでしょう。ブルゲンランド州では自警団が結成され夜警にまわっているそうです。

 元々治安の良かった国が不安な状態に置かれると、人々は一層恐怖を募らせるのでしょう。
 ワタシはオーストリアは二度旅行して、ホントに治安が良く安心で綺麗な国だった記憶があるのです。
 
 今、不安を募らせている人達がホントに気の毒です。

> で、イギリスとフランスとでは
>
> 英国がEU離脱なら、仏から移民流入させる─仏経済相http://jp.reuters.com/article/macron-imm-idJPKCN0W5123
> イギリスとフランスとで、移民の押し付け合戦が始まりそうです。どういおうと移民は治安と財政の悪化であり、単なる厄介者であると、間接的に白状したようなものでしょう。
>
> 「欧州に来てはいけない」、EU大統領が経済移民に呼びかけ
> http://www.cnn.co.jp/world/35078938.html
> 今まで本音と建前を使い分けてきたのに、最早限界といったところでしょう。ほんの少し前まで移民や難民受け入れを拒否する発言をすれば、「人種差別主義者」「ナチ」の烙印を押されましたが、今では堂々と公言できるようになったというのは状況が、それほど深刻だということです。

 なるほどね。
 
 本来不法移民が厄介者であるのは当然だし、そもそも不法なのですから見つければ強制送還しなければならないのです。

 それなのになぜか堂々と土地を不法占拠して居座っても、フランス政府も何もしない。
 そしてイギリスからすれば、不法にイギリスに入り込んだ奴は、やはり不法入国者ですから捕まえて強制送還するべきなのですが、これもなぜかそうしないでフランスに「イギリスに寄越さないでほしい」とお願いしている状態です。

 本来ならEUの大統領だって不法行為には断固たる処置をするべきなのに、今まで何も言わなかった。

 一方不法行為に断固たる処置をしようとしたハンガリーやポーランドは非難したのです。

 結局EUの罹っていた人権病がこのトラブルを招いたのでしょう。

 本来ならハンガリーが国境を封鎖し始めた時に、EU全体でEU国境の防備をかためるべきだったのに。 

> 増え続ける難民、欧州各地で衝突 国境フェンス破壊も
> http://www.cnn.co.jp/world/35078742.html
> 興味深いことに、グダグダのEUと比較して、難民流入阻止という点においては、バルカン半島諸国の足並みはそろっているのですよね。過去に血みどろの殺し合いを繰り広げた経験から、異民族、異教徒を自国内に入れて混ぜることの危険性、いわば国自体を火薬庫にするということを骨身に染みているからでしょう。
> 最近まで、民族間で戦争をしたからこそ、難民が大量に流入して、バルカン半島を不安定化させることだけは、何としても回避しなくてはならないという認識を各国が共有し、それが今回の結束につながったと思うのです。皮肉な話です。
> バルカン半島は欧州の火薬庫といわれていますが、少なくとも「混ぜるな危険」という共通の認識を持っている間は、あの地域はむしろ安定しているのではないでしょうか?
> むしろ、グローバル化だの、国際化だの、多文化共生だの、おかしなイデオロギーに染まって、後先考えずに移民難民を入れまくったドイツをはじめとする欧州の地域の方が、バルカン半島以上にバルカン化しているように思われてなりません。

 このバルカンルートってまさにオスマン・トルコ帝国の軍団がウィーン包囲に向かった時の進路そのモノじゃないですか?

 この過程にバルカン諸国は大変な苦渋を舐めたのです。
 
 だから今バルカン諸国はその悪夢が甦る思いでしょう。
  1. 2016-03-06 20:37
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  3. よもぎねこ #-
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