2016-02-20 14:29

法王庁の本性 国家と宗教

ローマ法王、トランプ氏批判 「キリスト教徒ではない」
2016年2月19日14時54分 

 ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は18日、メキシコ訪問からの帰路の機中会見で、米大統領選で共和党の候補指名争いをリードする不動産王ドナルド・トランプ氏について問われ、「橋ではなく壁を築くことばかり考える人は、キリスト教徒ではない」と述べた。これに対し、トランプ氏は「宗教指導者が他人の信仰を疑問視するとは恥ずべきことだ」と猛反発。両者の「舌戦」が大統領選にもたらす影響が注目されている。

トランプ氏は、不法移民対策としてメキシコ国境沿いに壁を建設することなどを主張する。これに対し、法王は17日、米国との国境の町でミサを行い、「移住を強いられるという悲劇は今日の世界的な現象だ」などと発言。命がけで国境を越えようとする移民らを受け入れるよう呼びかけた。

 北米のカトリック教徒がトランプ氏に投票できるかと記者に問われた法王は、「(投票の是非には)関わらないが、言えるのは、もし彼がそのように言ったのなら、キリスト教徒ではないということだ」と述べた。

 批判を受けたトランプ氏は18日、「過激派組織『イスラム国』(IS)がバチカンを襲撃すれば、法王は『トランプが米大統領になっていればよかった』と思うことになると断言できる。なぜなら、口ばかりで行動の伴わない政治家とは違い、(私が大統領になれば)ISは根絶されるからだ」とすぐさま反論した。


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「移住を強いられるという悲劇は今日の世界的な現象だ」などと発言。命がけで国境を越えようとする移民らを受け入れるよう呼びかけた。

 何気に凄い発言ですよね。
 アメリカに国境を放棄しろと言っているのと同じです。

 「国境を放棄して、外国人に自由に入国させろ」と言うのは、国家主権を放棄しろと言っているのと同じです。

 しかも現在中南米は中東のような内戦状態と言うわけではありません。 中南米からアメリカへ不法入国を図っている人達は、純然たる経済難民です。

 南米からの不法移民を際限もなく受け入れたら、アメリカの経済の社会も崩壊してしまうでしょう。 だって中南米の人口はアメリカ合衆国の人口に匹敵するのです。 そこから際限もなく移民が入り込めば、アメリカの労働市場など簡単に崩壊するのです。
 
 メキシコとの国境に壁を築くと言うトランプ氏の案の現実性はともかく、現在のアメリカ人がこうした危機感を持っているからこそ、トランプ氏が大きな支持を集めるのです。

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 それでもローマ法王がこのようなことを言うのは、直接的には中南米のカソリック教徒に迎合したいからでしょう。 法王自身もアルゼンチンの出身ですし。

 しかしそれだけとも言えません。

 そもそも法王庁は中世初頭から常に国家とは対立してきたのです。 法王庁は常にキリスト教が国家の上にあるべきと考えて世俗の国家の主権者である君主とは対立を続けたのです。

 ワタシは塩野七生さんの著書が大好きなのですが、塩野さんの著書の中で中世からルネサンスに掛けての話は、実は法王庁と世俗君主の抗争なのです。

 法王庁の理想は「国家の修道院化」つまりです。 全てのキリスト教国が法王庁の支配下、つまり聖職者の支配のもとに生きる社会を実現する事です。
 法王庁によればこれは「神の支配」する理想社会なのです。

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 これってホメイニ時代のイランや、現在ISISが実現しようとしている事でしょう?

 でもヨーロッパでも10~12世紀ぐらいは、法王庁がこれを実現しようと本気で頑張っていたのです。
 そしてこれが実現しないまでも、法王庁は常に俗世での権力をできる限り極大化しようと、策動を続けました。 

 これに邪魔なのが国王や神聖ローマ帝国皇帝など世俗の君主です。 
 法王は何とか彼等からこの権力をもぎ取ろうと、彼等の弱体化に務めたのです。

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 神聖ローマ帝国皇帝フリードリッヒ二世は、このような法王庁に正面から挑み、古代ローマ帝国のような法治主義による国家を実現しようとしました。
 だから法王庁はこれを何としても潰そうとしました。

 しかしフリードリッヒ二世の天才的な政治力と強大な軍事力の為に、法王庁側は守勢に回りました。

 けれどもフリードリッヒ二世の死後、法王庁は彼の息子達をすべて抹殺して、彼の帝国を破壊する事に成功しました。

 そしてそれ以降南イタリアは衰亡を続けて、現在もイタリアの極貧地域です。 フリードリッヒ二世がここを支配していた頃は、ヨーロッパの最先端地域で、最も豊な地域だったのに・・・・・。

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 法王庁は軍事力は持っていないのですが、その権威により外国勢力を呼び込む事ができるのです。 イタリアに容喙したいフランスやスペイン等の勢力は、法王の要請と言う事で、大っぴらにイタリア半島に介入しする事ができるのです。 
 そしてその度にイタリアが戦場になります。

 法王庁はイタリア半島内での権力を維持するために、イタリア半島内に有力な世俗勢力が出てくると、こうやって潰してしまうのです。
 だからフランスやスペインなどの後進国が、着々と統一国家を作っていく中、イタリアの統一は遅れに遅れて、近代まで小国分裂をしたまま、外国勢力に翻弄される状況が続いたのです。

 だからマッキャベッリは「法王庁などアルプスの向こうへ行ってしまえ!」と言いました。

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 こうした法王庁の権力はしかし近世以降急速に衰退し、相次ぐ市民革命で留めを刺されたように見えました。 

 だから宗教を国家の上に置くなんて、そんな中世みたいなことは「ローマ法王だって考えていないだろう。」と思われたのです。

 でもこうして平然とアメリカに国境を放棄しろと言う法王を見ていると、中身はグレゴリウス七世やウルバン二世と全く同じじゃないですか?

 でもこれは当然かも知れません。 だってカソリックの教えは別に中世と現在で根源が変わったわけではないのです。 唯法王庁が生き延びて維持できる限りの権力は維持するために、現実的な妥協をしているだけなのです。

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 アメリカが崩壊したら、大変じゃないの?
 誰がイスラム原理主義やISISの防波堤になるの?

 イヤ、イスラム原理主義ばかりじゃないです。 中国や北朝鮮のような無神論の共産主義国家もまだ健在なのです。
 ハンガリーやポーランドのカソリック教徒達が、信仰の自由を取り戻す事ができたのは、アメリカが冷戦に勝って東欧の共産圏が崩壊したからではありませんか?
 
 でも考えたらアメリカはカソリックの国じゃないのです。
 アメリカだけなく現在移民が押し寄せている先進国の基本原理、政教分離や宗教の自由などと言う発想こそ、法王庁にとって最大の敵でしょう。
 だから法王庁にすれば、こんな国々は壊れてしまっても構わないのです。

 宗教を至上価値とすると言う点では、むしろISISやイランの保守派の方が、余程法王庁と相性が良いのです。 

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 こういう法王庁の本性を見ると、何でフランス革命でトコトン教会を破壊したのかが、良くわかりました。
 法王庁って怖いんです。 
 
 今でも。

 そして法王庁だけでなく、宗教と国家との関係は、実は今も中世も根源的には変わっていないのです。
  1. ヨーロッパ
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コメント

 トランプ候補への発言は、直截的過ぎると感じました。今までの法王は、こういうことを仰ったのでしょうか?

 欧州の難民や南米の移民を全て受け入れなさいというのは、各国の国境を無くし先進国は途上国と融合せよと仰っているように聞こえます。これはキリスト教の「汝の隣人を愛せよ」をそれこそ国家存亡の危機に瀕しても受け入れなさいという、これがキリスト教の教え何でしょうか?

 下記の記事や数々のご発言を読むと、資本主義を悪だと認定されておられるようです。でも原始キリスト教の世界には戻れないでしょうし、それを望むのはキリスト教徒でしょうから他宗教の信者は無神論者もどうすればよいのか悩みます。

【教会は弱者救済を―ローマ法王、経済的不平等を批判】
http://jp.wsj.com/articles/SB10001424052702303735804579222932978206104

 イタリアでのバチカンと諸侯との闘いの凄まじさが、よもぎねこさんの記事で分かります。こういう修羅を経験したから「君主論」が生まれたわけですね。我が国も「君主論」を授業で必修科目にしたら、いつかは強かな外交上手な国として畏れられるかもしれないと空想してしまいます。必要だと思われませんか?

  1. 2016-02-20 17:23
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  3. 都民です。 #-
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Re: タイトルなし

>  トランプ候補への発言は、直截的過ぎると感じました。今までの法王は、こういうことを仰ったのでしょうか?

 中世ならともかく、現代でここまで言う例はなかったと思います。
 共産主義国家などに宗教の自由を認めるように言ったりはしましたけれど。 今も中国に言ってますね。

 戦争難民ならまだしも「経済的理由での不法移民を受け入れろ」なんて無茶苦茶ですからね。

>  欧州の難民や南米の移民を全て受け入れなさいというのは、各国の国境を無くし先進国は途上国と融合せよと仰っているように聞こえます。これはキリスト教の「汝の隣人を愛せよ」をそれこそ国家存亡の危機に瀕しても受け入れなさいという、これがキリスト教の教え何でしょうか?

 きっとそうでしょうね。
 国家の存亡なんて元来キリスト教にとって意味のない話ですから。

>  下記の記事や数々のご発言を読むと、資本主義を悪だと認定されておられるようです。でも原始キリスト教の世界には戻れないでしょうし、それを望むのはキリスト教徒でしょうから他宗教の信者は無神論者もどうすればよいのか悩みます。
>
> 【教会は弱者救済を―ローマ法王、経済的不平等を批判】
> http://jp.wsj.com/articles/SB10001424052702303735804579222932978206104

 これは興味深い話ですね。

 しかしグローバル資本主義って元来、人が自由に国を超えて行き来できるようになったことから実現したのです。
 
 人が国境を自由に超えられるから、遠い外国に企業が進出して儲け、その儲けを持ち帰る事ができるようになったのです。

 国境が低くなったことと、グローバル資本主義って一体でしょう?

 それなのにアメリカ無制限に不法移民を受け入れろと言う要求とは矛盾しますよね?

 そんなことをして国家が弱体化したら、ますますグローバル資本の好き放題になるじゃないですか?
 法王はこれを解って言ってるんでしょうか?
>
>  イタリアでのバチカンと諸侯との闘いの凄まじさが、よもぎねこさんの記事で分かります。こういう修羅を経験したから「君主論」が生まれたわけですね。我が国も「君主論」を授業で必修科目にしたら、いつかは強かな外交上手な国として畏れられるかもしれないと空想してしまいます。必要だと思われませんか?

 将来エリートを目指す人は必修だと思います。
 
  1. 2016-02-20 18:53
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  3. よもぎねこ #-
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リベラルな法王

フランシスコ法王は、当初からリベラルな法王といわれてた方ですね。英米のリベラルメディアはヴァチカンに批判的なのが普通ですが、フランシスコ法王への批判はあまり見ない気がします。
BBCはカトリック教会の腐敗を追及するドキュメンタリーをたくさん作っています。カトリック教会で子供への性的虐待が行われていたことが明らかになった時の英米メディアの追及は、本当に激しかったです。

以前はメディアの言うことを鵜呑みにしていたので、リベラルな法王がいいと思っていたのですが、今は法王がリベラルなのはよくないと思うようになりました。「政教分離」を理由にクリスマスを祝うことも許さないようなリベラル派にヴァチカンが合わせるのは、自殺行為のような気がします。

また、日本にとってもバチカンが左傾化するのは困るんですよね。反共であるヴァチカンには、東京裁判で戦犯とされた「昭和殉難者」の位牌が奉納されているので。

A級戦犯と呼ばれた英雄達
http://akyu.japonismlove.com/sanpietoro.html
サン・ピエトロ大聖堂に奉納された英霊の位牌
http://ameblo.jp/bhutan-love/entry-11443384283.html
ヴァチカン宮に祀られた昭和殉難者
http://seitousikan.blog130.fc2.com/blog-entry-419.html
【超拡散!】靖国の戦犯1,068名の位牌はバチカンのサン・ピエトロ大聖堂に祀られているらしい
http://blog.goo.ne.jp/ajiakairo/e/86f6507907a425c3f214780b03605995

>ローマ教皇庁代表であり上智大学学長でもあったブルーノ・ビッテル(Bruno Bitter)神父とメリノール宣教会のパトリック・バーン(Patrick Byrne)神父は次のようにおっしゃっています。
>「いかなる国家も、その国家のために死んだ戦士に対して、敬意を払う権利と義務があると言える。それは、戦勝国か、敗戦国かを問わず、平等の真理でなければならない」
>「我々は、信仰の自由が完全に認められ、神道・仏教・キリスト教・ユダヤ教など、いかなる宗教を信仰するものであろうと、国家のために死んだものは、すべて靖国神社にその霊をまつられるようにすることを、進言するものである」
  1. 2016-02-20 21:08
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  3. かんぱち #vF6NeGQU
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Re: リベラルな法王

> フランシスコ法王は、当初からリベラルな法王といわれてた方ですね。英米のリベラルメディアはヴァチカンに批判的なのが普通ですが、フランシスコ法王への批判はあまり見ない気がします。
> BBCはカトリック教会の腐敗を追及するドキュメンタリーをたくさん作っています。カトリック教会で子供への性的虐待が行われていたことが明らかになった時の英米メディアの追及は、本当に激しかったです。
>
> 以前はメディアの言うことを鵜呑みにしていたので、リベラルな法王がいいと思っていたのですが、今は法王がリベラルなのはよくないと思うようになりました。「政教分離」を理由にクリスマスを祝うことも許さないようなリベラル派にヴァチカンが合わせるのは、自殺行為のような気がします。
>
> また、日本にとってもバチカンが左傾化するのは困るんですよね。反共であるヴァチカンには、東京裁判で戦犯とされた「昭和殉難者」の位牌が奉納されているので。
>
> A級戦犯と呼ばれた英雄達
> http://akyu.japonismlove.com/sanpietoro.html
> サン・ピエトロ大聖堂に奉納された英霊の位牌
> http://ameblo.jp/bhutan-love/entry-11443384283.html
> ヴァチカン宮に祀られた昭和殉難者
> http://seitousikan.blog130.fc2.com/blog-entry-419.html
> 【超拡散!】靖国の戦犯1,068名の位牌はバチカンのサン・ピエトロ大聖堂に祀られているらしい
> http://blog.goo.ne.jp/ajiakairo/e/86f6507907a425c3f214780b03605995
>
> >ローマ教皇庁代表であり上智大学学長でもあったブルーノ・ビッテル(Bruno Bitter)神父とメリノール宣教会のパトリック・バーン(Patrick Byrne)神父は次のようにおっしゃっています。
> >「いかなる国家も、その国家のために死んだ戦士に対して、敬意を払う権利と義務があると言える。それは、戦勝国か、敗戦国かを問わず、平等の真理でなければならない」
> >「我々は、信仰の自由が完全に認められ、神道・仏教・キリスト教・ユダヤ教など、いかなる宗教を信仰するものであろうと、国家のために死んだものは、すべて靖国神社にその霊をまつられるようにすることを、進言するものである」                  
 法王に国会議員のような感覚での保守・リベラルの区分けはないでしょう。

 法王庁で保守派と言うのは、カソリック教会の伝統を守る側、リベラル派と言うのはカソリック教会を改革を推進する側です。

 保守派・リベラル派共にカソリックにとって世俗の国家は、どのようにどれだけ利用できるかと言うだけです。 だから国家が強かった時代は、戦争が起きれば敵味方それぞれのカソリック教会がそれぞれの勝利を神に祈り、出征する兵士を祝福しました。

 日本ではカソリック信者に靖国神社参拝も認めました。
 あの時代に正面から日本政府や世論とぶつかるのは、得策ではないと考えたのでしょう。

 でも法王庁にとって至上価値はカソリックです。
  1. 2016-02-21 12:20
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  3. よもぎねこ #-
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難民問題の根底にあるものを 

パヨクやローマ法王は理解していない(あるいは無視してる)のでしょう。

現代という時代に生きていても、先進国の国民のエートスというものを理解し自分のものに出来なければ先進国ではまともに扱われないのだ、という単純明快な事実を難民が理解できないことが最大の問題なのです。

先進国民同士ならば、相手方の国の歴史、伝統、習慣を尊重し自己の生活をその国の監修に合わせるということをします。そして相手国の法律を順守し良き外国人として、外国人に認められる範囲の自由を享受し、その義務を果たすことを考えます。

これは外国で生活する上でごく当たり前の行為であり特に問題にはならないはずです。もちろん旅行者と定住者ではその要求される程度は違いますが、それを守る限り、そしてその外国人が居住国に何の害ももたらさないかぎりどこの国もそれなりの対応をしてくれるはずです。

しかし今の難民たちはどうなのかということです。難民たちが自分の祖国と同じ生活をすることを居住国に要求してるのと同じだということを理解してるのでしょうか。しかも自分は身一つで来て居住国の銭でそれをやれ、と言われては誰でも怒るでしょう。そんな奴らに橋をかけてやるお人好しはいないだろうということです。

もうみんなが嫌ってるというところで終わりなんです。

最近、戦前の軍人を調べていたのですが2.26事件で殺された渡辺錠太郎中将のこと調べていたのですが、この方の次女が渡辺和子さんでノートルダム清心女子大の理事長をされています。もちろんカソリックですが、渡辺さんの書かれた本に「置かれた場所で咲きなさい」というのがあります。

これがまともな発想だろうなとしか小生にはいえませんでしたね。ヒスパニックは祖国の貧困が嫌でアメリカに逃げるのですが、それを繰り返してる限り何時までたってもその連鎖から逃れられるわけがない。シリアの難民にしても結局自分たちの力で現状を変えられないことが全てでしょうに。

深読みするならローマ法王は「ヒスパニックはムスリムと違うぞ」、と言ったのかもしれませんが、トランプ氏の「そんなこと言ってたってムスリムはやってくんだぜ。誰が始末付けんだい?」と言っただけです。

宗教者は政治に関与していけないというのが先進国のエートスであり、法王が理解していないわけではないでしょう。言外にあいつはやだと言ってみただけなんでしょうがどうなんでしょうか。

おそらくはカソリックのマルコ・ルビオからもこの発言は問題にしないと言われておしまいでしょう。皆んなはっきり言わないけれども皆んなわかってるということなんです。

もう皆な本音に立ち返りこれを語るべきでしょう。これが分からなければ一番不幸なのは難民たちです。現代に来ていても古代人や中世人のエートスしか持たぬ人がいることをみな認めねばいけないのです。

おそらくイスラム社会も人口の1/3が死に社会の存続が危うくなるような危機を乗り越えねばこの理がわからないはずです。




  1. 2016-02-21 16:10
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  3. kazk #GRujSirs
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Re: 難民問題の根底にあるものを 

> パヨクやローマ法王は理解していない(あるいは無視してる)のでしょう。
>
> 現代という時代に生きていても、先進国の国民のエートスというものを理解し自分のものに出来なければ先進国ではまともに扱われないのだ、という単純明快な事実を難民が理解できないことが最大の問題なのです。
>
> 先進国民同士ならば、相手方の国の歴史、伝統、習慣を尊重し自己の生活をその国の監修に合わせるということをします。そして相手国の法律を順守し良き外国人として、外国人に認められる範囲の自由を享受し、その義務を果たすことを考えます。
>
> これは外国で生活する上でごく当たり前の行為であり特に問題にはならないはずです。もちろん旅行者と定住者ではその要求される程度は違いますが、それを守る限り、そしてその外国人が居住国に何の害ももたらさないかぎりどこの国もそれなりの対応をしてくれるはずです。
>
> しかし今の難民たちはどうなのかということです。難民たちが自分の祖国と同じ生活をすることを居住国に要求してるのと同じだということを理解してるのでしょうか。しかも自分は身一つで来て居住国の銭でそれをやれ、と言われては誰でも怒るでしょう。そんな奴らに橋をかけてやるお人好しはいないだろうということです。
>
> もうみんなが嫌ってるというところで終わりなんです。

 思うに先進国のパヨクと言うのは皆、反国家のようです。 だから国家のダメージになる事なら何が何でもやりたい。

 先日「苺畑より」で、北欧のフェミニストの事が書いてありました。

 http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2016/02/post_1774.html#comments
 
 読んで感じるのは、凄い被害者意識と自国への敵意なのです。 でもこれって日本のフェミニストも同じです。
 この自国への敵意から彼等はむきになって外国人を呼び込もうとしているのではないかと思うのです。
>
> 最近、戦前の軍人を調べていたのですが2.26事件で殺された渡辺錠太郎中将のこと調べていたのですが、この方の次女が渡辺和子さんでノートルダム清心女子大の理事長をされています。もちろんカソリックですが、渡辺さんの書かれた本に「置かれた場所で咲きなさい」というのがあります。
>
> これがまともな発想だろうなとしか小生にはいえませんでしたね。ヒスパニックは祖国の貧困が嫌でアメリカに逃げるのですが、それを繰り返してる限り何時までたってもその連鎖から逃れられるわけがない。シリアの難民にしても結局自分たちの力で現状を変えられないことが全てでしょうに。
>
> 深読みするならローマ法王は「ヒスパニックはムスリムと違うぞ」、と言ったのかもしれませんが、トランプ氏の「そんなこと言ってたってムスリムはやってくんだぜ。誰が始末付けんだい?」と言っただけです。

 法王庁は中東からの不法移民にもやたらに寛大なのですけどね。

> 宗教者は政治に関与していけないというのが先進国のエートスであり、法王が理解していないわけではないでしょう。言外にあいつはやだと言ってみただけなんでしょうがどうなんでしょうか。
>
> おそらくはカソリックのマルコ・ルビオからもこの発言は問題にしないと言われておしまいでしょう。皆んなはっきり言わないけれども皆んなわかってるということなんです。

 不法移民を受け入れろなんてことは、世界中どこの国だって拒否する話なんですけどね。 それを敢えて言うなら、反国家か嫌がらせ以外の何者でもないのです。

> もう皆な本音に立ち返りこれを語るべきでしょう。これが分からなければ一番不幸なのは難民たちです。現代に来ていても古代人や中世人のエートスしか持たぬ人がいることをみな認めねばいけないのです。
>
> おそらくイスラム社会も人口の1/3が死に社会の存続が危うくなるような危機を乗り越えねばこの理がわからないはずです。

 法王庁はイスラム社会と同様で、中世社会のままですから。
  1. 2016-02-21 19:59
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  3. よもぎねこ #-
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キリスト教至上主義は何処までやるのか?

「中国がバチカンを巻き込んで謀略 日本は果敢に反論し広報すべき」
http://yoshiko-sakurai.jp/2016/02/20/6286

 中国とオランダが、(*作り話)身を挺して女性を守った宣教師を聖人に列して欲しいと法王庁に訴えたそうです。これは危険だと思います。中国が国内でのキリスト教徒弾圧や法王庁の権利拡大でも取引材料にされたら、法王庁はもともと自分にとって都合の良い作り話だし応じるかも知れません。

 最近は死刑の廃止を訴ったえておられ、法王はリベラルな主張をキリスト教徒拡大への道と考えておられるような気がします。

 色々と不安はありますが、トランプ現象は米国の健全さの表れだと思ってしまいます。リベラルの欺瞞に対して、もう嫌だ!と言っていますよね。

 なぜ我が国でそんなことをするのか分かりませんが、最近とみに日本在住の米国人達があの手この手で共和党の特にトランプさんを貶める様は見ものです。どうやって右傾化した日本人の気分を害さずに、リベラルなヒラリーさん支持に誘導しようかと苦心している様です。
  1. 2016-02-24 07:41
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  3. 都民です。 #-
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Re: キリスト教至上主義は何処までやるのか?

> 「中国がバチカンを巻き込んで謀略 日本は果敢に反論し広報すべき」
> http://yoshiko-sakurai.jp/2016/02/20/6286
>
>  中国とオランダが、(*作り話)身を挺して女性を守った宣教師を聖人に列して欲しいと法王庁に訴えたそうです。これは危険だと思います。中国が国内でのキリスト教徒弾圧や法王庁の権利拡大でも取引材料にされたら、法王庁はもともと自分にとって都合の良い作り話だし応じるかも知れません。
>
>  最近は死刑の廃止を訴ったえておられ、法王はリベラルな主張をキリスト教徒拡大への道と考えておられるような気がします。
>
>  色々と不安はありますが、トランプ現象は米国の健全さの表れだと思ってしまいます。リベラルの欺瞞に対して、もう嫌だ!と言っていますよね。
>
>  なぜ我が国でそんなことをするのか分かりませんが、最近とみに日本在住の米国人達があの手この手で共和党の特にトランプさんを貶める様は見ものです。どうやって右傾化した日本人の気分を害さずに、リベラルなヒラリーさん支持に誘導しようかと苦心している様です。

 法王庁はキリスト教至上主義と言うか、キリスト教至上主義そのモノですから、カソリックの勢力拡大と生き残りの為なら、どんな事でもやります。

 そして日本はキリスト教国家ではないので、法王庁にとって敵国であるのは、中国と同じです。
 民主主義とかそんなことはカソリックには関係ありません。

  1. 2016-02-24 11:29
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  3. よもぎねこ #-
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法王とは理想論を唱えていればすむ簡単なお仕事です

何事にもそうなるべくしてなった経緯があり、時には迫害される側にも迫害される原因があり、その解決には矛盾や衝突が起こり、妥協や我慢が必要になる。
双方から信頼と畏敬を得た人が具体策を提示し、双方が「あの人が言うなら……」と折れ、我慢をするから解決する。
そこには「絶対に妥協できない限界点」もあって、双方妥協の末その限界点に達し、どちらも退けないところで睨み合っている、これが現代社会の閉塞感。
資源枯渇や環境破壊、人口増加など、成長期待要素の頭打ちもその限界点のひとつ。地球自体にもう、全ての人を妥協・共存させるキャパシティがない。

そもそもキリスト教自体、その限界点同士の削り合いで空中分解状態。
他の宗教と聖地が被っているイスラエル。今はキリスト教勢力が実効支配しているというだけで、双方が納得のいく円満解決は見えていない。
キリスト教同士でも、新約派と旧約派、その細かい解釈で分派してる。
「自分の頭の蝿を追え」と言いますし、そのあたりを見事円満解決してみせてから言いなさいよ、って話なんだけれど、法王庁にとってはそれも他人事。「それはお前たち(=信徒)が解決すべき神の試練です。ほれ、はよせんか」と、今日も理想論をのたまうわけです。

多くが法王に信頼や畏敬を寄せ、妥協の余地もあった時代であれば、彼の言葉で解決への道も開いたのでしょうが、今やそういう時代ではない……それゆえにもう、大勢(たいせい)には相手にされていない。

教師を恐れなくなった子供が、今日も学級崩壊を引き起こす。
騒然となる教室で、「静かにしなさーい」とか細い声を上げる教師。
不良学生やモンスターペアレントの屁理屈が通り、今や手を上げることさえ許されない。日教組の政治活動や不祥事など、身内の行動も信頼を落としてきた。そんな威厳を失った教師など、子供たちが恐れるわけがない。
そんな教師の姿が、まさに今の法王と被るわけです。
  1. 2017-06-08 10:39
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  3. つまるところ #tQ725RIE
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Re: 法王とは理想論を唱えていればすむ簡単なお仕事です

> 何事にもそうなるべくしてなった経緯があり、時には迫害される側にも迫害される原因があり、その解決には矛盾や衝突が起こり、妥協や我慢が必要になる。
> 双方から信頼と畏敬を得た人が具体策を提示し、双方が「あの人が言うなら……」と折れ、我慢をするから解決する。
> そこには「絶対に妥協できない限界点」もあって、双方妥協の末その限界点に達し、どちらも退けないところで睨み合っている、これが現代社会の閉塞感。
> 資源枯渇や環境破壊、人口増加など、成長期待要素の頭打ちもその限界点のひとつ。地球自体にもう、全ての人を妥協・共存させるキャパシティがない。
>
> そもそもキリスト教自体、その限界点同士の削り合いで空中分解状態。
> 他の宗教と聖地が被っているイスラエル。今はキリスト教勢力が実効支配しているというだけで、双方が納得のいく円満解決は見えていない。
> キリスト教同士でも、新約派と旧約派、その細かい解釈で分派してる。
> 「自分の頭の蝿を追え」と言いますし、そのあたりを見事円満解決してみせてから言いなさいよ、って話なんだけれど、法王庁にとってはそれも他人事。「それはお前たち(=信徒)が解決すべき神の試練です。ほれ、はよせんか」と、今日も理想論をのたまうわけです。
>
> 多くが法王に信頼や畏敬を寄せ、妥協の余地もあった時代であれば、彼の言葉で解決への道も開いたのでしょうが、今やそういう時代ではない……それゆえにもう、大勢(たいせい)には相手にされていない。
>
> 教師を恐れなくなった子供が、今日も学級崩壊を引き起こす。
> 騒然となる教室で、「静かにしなさーい」とか細い声を上げる教師。
> 不良学生やモンスターペアレントの屁理屈が通り、今や手を上げることさえ許されない。日教組の政治活動や不祥事など、身内の行動も信頼を落としてきた。そんな威厳を失った教師など、子供たちが恐れるわけがない。
> そんな教師の姿が、まさに今の法王と被るわけです。

 法皇の性質が悪いのは、美しい理想論を唱えながら実は世俗の権力を得ようとし、世俗の権力者を妨害する事です。

 世俗の権力者は現実対応を第一で行動しますから、美しい理想論だけを唱える事訳にはいかないのですが、法皇はそもそも世俗の権力を崩壊させて自分がそれを得るのが目的ですから、とにかく攻撃するのです。

 その点今の日本の民進党や共産党にそっくりです。

 彼等は別に理想論を実現する能力はないのですが、しかし権力が欲しいから平気で無意味な理想論を振り回すのです。
 
  1. 2017-06-08 10:55
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