2016-01-21 14:29

ユダヤ人雑感 一神教について

 随分昔読んだコラムですが、今も覚えているものがあります。 

 海外から有名な学者が来る事になり、コラムの著者である日本人の学者がこの大碩学のお世話をすることになった。
 その時にこの大碩学は敬虔なユダヤ教徒なので、その戒律を破らずに食事をできるようにして欲しいと頼まれた。

 そこで話を聞いてみると大変!
 美味しい日本料理を御馳走するどころか、そもそも日本では殆ど食べられる物がない。

 苦労の末に日本のユダヤ教徒達の会館付属のレストランを見つけ出して、何とか食事はできるようになった。
 しかしそのレストランのメニューの乏しい事!!
 料理の不味い事!!

 そこでコラムの筆者は書くのです。
 ユダヤ人が孤立したのは、異教徒と一緒に食事ができないからでは・・・・・と。

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 因みに宗派にもよりますが、ユダヤ教の食事の戒律って凄く煩くて、豚、鱗のない魚、イカ、タコ、貝類など全部ダメなばかりか、肉類もユダヤ教の戒律に従って屠殺し、血を完全に抜くと言う処理をしたものでないと、食べられません。
 
 なるほどこれだと日本では食べられる物がありません。
 
 しかしユダヤ教の戒律は他にもあって、例えば安息日である金曜日には絶対に仕事をしてはなりません。

 ところがさらにその仕事を厳密化してしまい、火を使う事まで禁止します。  そうなると安息日には煮炊きができなくなります。
 そして近代になって電気が普及すると、今度は電気を火と定義して、宗派によってはエレベーターのボタンも操作してはイケナイと言いだすのです。

 勿論厳密な一神教ですから、他の宗教は全部否定しなければなりません。
 だから近所の神社のお祭りを見に行くとか、知り合いの葬式に出る事もできません。

 考えてみると人が他人と仲良くなり、一体感を持つには、一緒に働く、一緒に飲み食いをするなどを通してです。
 そして冠婚葬祭やお祭りなどは、親族や地域の連帯感を維持するために必要な行事です。

 ところがユダヤ教の戒律を守ると、異教徒とはこうした普通の付き合いが一切できなくなてしまいます。

 問題はそれだけではありません。
 安息日には一切仕事をするな、などと言う戒律を守ると、非ユダヤ教徒に雇用されて働くのが殆ど不可能になるばかりか、船乗りなど自然を相手の仕事ができなくなります。

 結局ユダヤ人が戒律を守って暮らすには、都市のユダヤ人コミュニティーの中で、限られた職業について暮らすしかないのです。

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 ユダヤ人迫害はキリスト教以前からありました。
 最初のユダヤ人迫害が記録されたのは、紀元前300年頃のアレキサンドリアでした。

 その後ローマ帝国時代もユダヤ人とローマの確執が続きます。
 
 古代ローマ帝国は紀元前一世紀ごろからローマの属領になりました。 最初はユダヤ人の王ヘロデを使っての間接支配でした。
 
 イスラエルは現在も中東の要衝です。
 ローマ帝国とすれば、イスラエルに安定した親ローマ政権があれば、別に属領にする必要はなかったのです。
 しかしイスラエルって古代からそもそも安定政権が成立した事が殆どないのです。

 当時のユダヤ人はホメニイ時代のイランみたいな、宗教政治をしていたのです。 しかしその宗教政治は宗派争いが酷くて、混乱に混乱を続けるのです。

 要衝の地が政治混乱を続けるばかりでは、近隣地域の平和に大変な悪影響があります。
 
 それでローマとしてはイスラエルを属州にして、宗派争いしか能のない聖職者ではなく、現実的な行政手腕のある世俗の王を使っての間接支配での安定化を図ったのです。 

 なんかこれって第二次大戦後の欧米が、イラクやシリアで世俗の独裁政権を支援して、」中東の安定化を図ろうとしたのとおんなじですよね?

 しかしユダヤ人はこれを絶対に受け入れませんでした。

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 それではユダヤ教は?

 ローマはユダヤ教は禁止していません。 ローマ人の感覚では、宗教の自由は自明なのです。
 だから格別反社会的だと認定されないような宗教は、自由に信仰できました。

 そもそもローマ人は30万の神々がいると信じていました。 日本の八百万の神に比べたら少ないのですが、しかし意味は同じで「無数の神々がいる」と言う事です。

 こんなに沢山の神様がいるので、ローマ人達は日頃自分達が崇拝している神様の他にも、自分達の知らない神様が沢山いると思っていました。

 そこでローマ軍が遠征して、その地の人々が崇拝する神様を知ると「おお、ここにも我々の知らない神様がいた」と考えたのです。
 そしてその遠征先がローマの支配下に入り属州になると、その神様もローマの元々の神様と並んでカピトリーノの丘に神殿を建てて祀りました。

 その為後にローマの属州が増えるにつれて、カピトリーノの丘にイロイロな神殿がゾロゾロ並ぶようになりました。

 でもそれって唯の政治的パフォーマンスで、一般のローマ人はそんなモノ相手にしないのでは?
 いやいや、ローマ人ってこういう新しい神様大好きなのです。

 新しい神様には格別な御利益があると思うのか、こういう神殿ができるとそれが流行神になって、一般ローマ市民が参拝に押しかけるのです。

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 説明が前後してすみませんが、ローマの国家として最高の神殿はカピトリーノの丘にあるジュピター神殿です。
 それでここの運営管理責任者は元老院議員の中から選ばれていました。 そして帝政になってから皇帝が兼務しています。

 この感覚が日本の村や町にある小さな神社と同じなんですよね。
 地元の人達が神社を建てて、その後その人々が氏子となって神社を守り続ける。 

 ローマの他の都市や植民地の神殿って、皆同様の運営です。 
 法王庁とかそれに類する聖職者の大組織もないし、聖職者が強大な力を持って政治に容喙するような事はありません。

 で、イスラエルがローマの属州になった時も、ローマ側がユダヤ教の神殿もカピトリーノの丘に建てようとしたのですが、イスラエル側が断固拒否したのです。

 ああ、そう。 君達、そんなにボク等の神様が嫌い?
 でも嫌いなモノは仕方ないよね。
 だったら構わないから、君達は君達だけで、好きなように君達の神様を信仰してたらよいよ。

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 ローマはそれでユダヤ教を禁止したわけでも迫害したわけでもありません。

 それどころが随分ユダヤ人には随分気を使うのです。
 例えばローマ市在住のユダヤ人でローマ市民権のある人達には、小麦の配給があります。 有名なパンとサーカスのパンなのですが。

 この小麦の配給日がユダヤ教の安息日と重なった場合は、ユダヤ人の分は別の日に配給しています。

 そしてユダヤ人とギリシャ人が揉めると、ローマ政府は仲裁に苦労しました。

 ローマ帝国での商業民族と言えばユダヤ人とギリシャ人でした。 しかし商売の仕方が違いました。

 ギリシャ人は船乗りとして危険な航海をして、新しい航路を開き、そして新天地に植民都市を作る。
 
 つまり体を張って商売するのです。 そしてこうした航路や植民都市の防衛には、ローマ政府に進んで協力しました。

 しかしユダヤ人はこうした冒険は絶対しません。
 航路が拓かれて、都市ができて、商売が安定した頃に、どこからか移住してきて、商売の美味しい所だけを持っていく。
 
 そして「神以外の命令は受けない」と言う宗教的理由から、兵役は拒否しました。

 これじゃギリシャ人が切れるのは当然でしょう。
 そしてローマ人からすれば、どうしてもギリシャ人の方に肩入れしたくなりますよね?
 でもやはり何とか公平に扱おうとしてはいたのです。

 しかしユダヤ人からすれば、戒律を守る為には、ギリシャ人のような冒険航海なんかできないのです。
 だからギリシャ人が植民都市を作り、安定した都市生活が可能になってから、入って行って戒律に反しないような商売をするしかないのです。

 だからユダヤ人はギリシャ人に対して「悪いねえ。 君達が苦労して拓いたルートで儲けさせてもらって。」なんて感覚はないのです。

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 それにしても兵役を拒否するのにユダヤ人にも市民権が取れるとか(兵役って市民の義務の中でも最も重要なものです。 アメリカなんか市民権どこどかグリンカードを得るだけでも徴兵登録の義務がありますから)配給日を別に用意しろとか、これって完全にユダヤ人特権でしょう?

 それでもユダヤ人は、再々ローマへの反乱を繰り返しました。
 確かに他民族の支配は面白くないし、税金もかけられました。

 でも商業民族のユダヤ人としては、ローマの平和の中で広大な帝国で自由に商売をできるのは大変なメリットでは?
 ローマ帝国領だからギリシャ人の植民都市にだって入り込めるのだし、頭に来たギリシャ人から袋叩きにされそうになれば、ローマ政府が守ってくれるのです。

 しかもローマ軍が防衛に責任を持っているので、ローマ支配下では他民族による侵入など全くなかったのです。
 これってそれまでのイスラエルの歴史からすれば信じがたい程幸福な時代です。

 それでもユダヤ人は神の政治を望んで、ローマへの反乱を繰り返しました。
 それもローマが他の地域の反乱等で苦労している時を見澄ましてやるのです。

 そして遂にローマ側がブチ切れます。
 今後二度とこんな反乱騒動はやらせない!!

 ローマ皇帝ハドリアヌスは、135年大規模な反乱を鎮圧した後、エルサレムのユダヤ人を全部追放してしまします。 そしてイスラエルの地名も変更して、イスラエルと言う属州を消してしまったのです。

 これは効果覿面でした。
 これ以降、完全にユダヤの反乱は無くなります。 

101

 しかしイスラエルを滅ぼしたローマ帝国もやがて衰亡して、自分達の神々失いキリスト教化します。
 けれどもユダヤ人の迫害はそれ以降もっと深刻化するのです。
 
 だってキリスト教以前のローマ帝国は、宗教の自由を認めていたけれど、キリスト教化してからはそんなモン認めません。
 それまでは反乱はともかく、ユダヤ人が他の民族と揉めた時は、ローマ政府は中立の立場で、問題を解決しようと努めました。 

 しかしキリスト教化してからは、政府自体が迫害する側に回ります。

 キリスト教以前は他の民族から「付き合いが悪くて、小狡いイヤな奴」と嫌われただけだけれども、今度は「キリストを殺した」と言われて人類の敵にされてしまったのです。

 その為、日常的に暴行や虐殺が行われるようになってしまうのです。 

 そしてローマ帝国が滅亡してもキリスト教は滅亡しなかったので、この状態がずうっと続いてきたのです。

 それでもユダヤ人はどうする事もできませんでした。
 キリスト教徒同志が宗教戦争の突入した時に、清教徒の一部はメイフラワー号に乗って、迫害のない新天地をめざしました。

 でもユダヤ人にはそんなことはできません。
 幾ら船をチャーターするお金があっても、戒律を守って暮らす為には、新天地で開拓民になんかできないのです。

 だからキリスト教国家の都市のゲットーで、時々虐殺を蒙りながら生きていくしかないのです。

 これが少し改善し始めたのは、近代になって宗教の力が減少したからです。 しかしそれでも民族的偏見は残りました。
 だからナチスドイツのユダヤ人迫害政策なんか出てくるのです。

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 それにしてもこうしてユダヤ人の歴史を見ていると、何とも救いがありません。
 しかしユダヤ人が悪いんじゃないのです。
 ユダヤ教の信仰に生きるとこうなるしかないのです。

 一神教って他の宗教を全否定する事により成り立つのです。 

 これは古代ローマ人の発想、「神々は無数にいて、自分達の知らない神もまだ沢山いる」とは真逆です。 だからローマ人はユダヤ教の神だって全然否定する意思はないのですが、しかしユダヤ人としてはローマ人の神を否定しなければならないのです。
 
 だからローマ側が幾ら気を使っても、絶対にユダヤ人がローマ側に感謝する事も同化する事もなく、反乱を繰り返したのです。

 そして一神教のもう一つの特徴は、聖書のような聖典があって、これを権威として神の正義を唱えられ事です。
 こうなるとその聖典の解釈を巡って際限もない論争が続き、無数の宗派が生まれます。

 そしてそれらの宗派が皆自らを神の正義を自認して、血みどろの諍いを繰り返す事になるのです。 
 イスラエルはそれで他民族に何度も支配されて、挙句にローマの支配下に堕ちて国を失ったのです。
 
 でも絶対懲りないw
 だって懲りるって事は、つまり神の正義による支配を諦める事であり、神を信じない事になってしまいますから。

102

 因みにイスラム教もキリスト教も実は、ユダヤ教と同じ神を信じているのです。 しかしそれぞれ教祖によって解釈が違うのです。
 だからまた血みどろの争いをするハメになったのです。

 しかも今度は信者が膨大な数になったので、殺し合いもスーパースケールになりました。

 日本人の目からみていると、こうした一神教同志の殺し合いってもう何をやってんだか?

 なんでオマイラ、あんな祟り神の信じて殺し合うの?
 オマイラ人殺しがしたくてあの祟り神を信仰してるかい?

 と、言いたくなります。

105

 それにしてもこうした歴史を思い返すと、今ヨーロッパがイスラム教徒を大量に入れた事はどうなのでしょうか? 

 現代の欧米人は敬虔なキリスト教徒でも、もう宗教が全てに優先するような人は少数派です。
 宗教と政治は分離して、宗教の自由を認め、法の下の平等を当然と考えています。
 その意味では古代ローマと同じ姿勢でイスラム教徒に臨んでいるのです。

 古代ローマ人は「我々はユダヤ人に政治的に可能な限りの権利を認め、彼等の国を防衛しているのだから、彼等だっていずれローマに感謝して、良き帝国の一員になってくれるだろう」と期待したのです。
 
 しかしこの期待は結局裏切られました。
 
 だったら現在のヨーロッパ社会が、同じ一神教のイスラム教徒が、ローマ人と同様の期待をしても報われるとは思えません。
 
 それでもイスラム教徒とユダヤ人の違います。
 なぜならユダヤ人はローマでは絶対少数派でしたから、いよいよ社会に実害があると見做せば、完全に潰せる存在だったのです。

 しかしイスラム教徒は、そんな少数派ではありません。 しかもユダヤより攻撃的なのです。

 ヨーロッパはこれからどうなるのでしょうか?
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コメント

選民思想

いや~、読んでいて目から鱗が落ちる思いでした。

朝鮮人の書いた民族史が徹底的に「朝鮮民族=善、被害者、苦難の歴史」と脚色されているように、ユダヤ人の「苦難の歴史」も相当な脚色がなされているわけですね。選民思想があって自らの非を認めないところはそっくりかもしれません。

イスラム教徒についていえば、トルコ、マレーシア、インドネシアなどは穏健で世俗的なのに、アラビア半島、北アフリカ、パキスタンなどのムスリムが過激で原理主義的なのは民族気質じゃないかと思います。
戦後のリベラル思想では「国民性」の違いを「民族気質」という先天的なもののせいにするのは「偏見」「人種差別的」とされてきましたが、どうなんでしょう。
現に東南アジアのムスリムは華僑という異教徒と何世紀も共存できているわけですしね。
  1. 2016-01-21 18:57
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

教条主義

ドグマ(dogma)

1 各宗教・宗派独自の教理・教義。
2 独断。教条。「―に陥る」
https://kotobank.jp/word/ドグマ-104914

【教条主義】より

…ドグマティズムdogmatismの訳語で,元来,科学的証明なしに,ドグマ(宗教上の教義や教条)にもとづいて〈世界の事象〉を説明することをいう。歴史的には一般に中世のスコラ学が代表的なものといわれる。…

>教条主義の人は冷静に論理で説得しようとしても無理で、力で言う事を聞かせるしかないのです。残念ですが。
  1. 2016-01-21 19:36
  2. URL
  3. taigen #-
  4. 編集

Re: 選民思想

> いや~、読んでいて目から鱗が落ちる思いでした。
>
> 朝鮮人の書いた民族史が徹底的に「朝鮮民族=善、被害者、苦難の歴史」と脚色されているように、ユダヤ人の「苦難の歴史」も相当な脚色がなされているわけですね。選民思想があって自らの非を認めないところはそっくりかもしれません。

 勿論ユダヤ人から見たら苦難の歴史なのです。 ローマに支配されて最後には完全に国を消滅させられたのですから。

 但し現実的に当時の国際情勢を見たら、ローマの支配って別にユダヤ人にとってそんなに悪い物じゃないのです。
 幾ばくかの税金を支払うだけで、戦争もないし、宗教の自由も保障されていたし、それにローマ帝国内どこにでも行けて自由に商売もできる。

 でも結局そういう現実に興味のない人には、支配されていると言う怒りしかないのです。

 これって例えば沖縄のサヨクとか、韓国の親北朝鮮派などの反米を見ればわかりますよね?

> イスラム教徒についていえば、トルコ、マレーシア、インドネシアなどは穏健で世俗的なのに、アラビア半島、北アフリカ、パキスタンなどのムスリムが過激で原理主義的なのは民族気質じゃないかと思います。
> 戦後のリベラル思想では「国民性」の違いを「民族気質」という先天的なもののせいにするのは「偏見」「人種差別的」とされてきましたが、どうなんでしょう。
> 現に東南アジアのムスリムは華僑という異教徒と何世紀も共存できているわけですしね。

 華僑は時々暴動の犠牲になっています。
 
 因みにイスラム教の時代により過激だったり穏健だったりしています。 だから民族によるかどうかはわかりません。
 キリスト教だってそうです。

 そして今は中東のイスラムが非常に過激化している時代です。 ヨーロッパはこれを大量に取り込んでしまったのです。
  1. 2016-01-21 20:22
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: 教条主義

> ドグマ(dogma)
>
> 1 各宗教・宗派独自の教理・教義。
> 2 独断。教条。「―に陥る」
> https://kotobank.jp/word/ドグマ-104914
>
> 【教条主義】より
>
> …ドグマティズムdogmatismの訳語で,元来,科学的証明なしに,ドグマ(宗教上の教義や教条)にもとづいて〈世界の事象〉を説明することをいう。歴史的には一般に中世のスコラ学が代表的なものといわれる。…
>
> >教条主義の人は冷静に論理で説得しようとしても無理で、力で言う事を聞かせるしかないのです。残念ですが。

 そうですね。

 イデオロギーや宗教を現実に優先させて、それに生きる人には、他にどうしようもないでしょう。
  1. 2016-01-21 20:23
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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 ローマについて良く分かりませんが、多神教で新しい神様が祀られるとご利益を求めてお参りに殺到するなんて、江戸時代の『お蔭参り』のような突き抜けたおおらかさを感じて親近感を持ちました。そして多神教だからこそ、あれほどの大帝国を維持するソフト・パワーを持ちえたわけですね。

 去年からユダヤ人とは?と疑問に思い『チャンネルくらら』の【きちんと学ぼう!ユダヤと世界史:ユダヤ陰謀論を叱る】を観ています。ただあまりに歴史があり、理解するのはとても難しいです。今回のよもぎねこさんのユダヤ人の解説は、ユダヤ教が彼らの生活を支配していてそのせいで他者との軋轢が生じるのがよく分かりました。最強でしかも寛容なローマ帝国の我慢の限界まで追い込むその自己主張の激しさには、驚くと共にだからこの民族は消滅しなかったのはもっともだと思います。

 それにしても、ユダヤ教の戒律のせいで他宗教の人間と飲食が出来ないから余計に阻害されるというのは確信を突いていますね。そうすると、親しくなる切っ掛けが無くなってしまいます。そして、親しくするためにはこちらから相手に合せるしかないというのは、お互いさまになりません。何だかあちら様がエライみたいな関係になりそうです。

 曽野綾子さんのちょっと前の記事で、イスラエルで安息日に火を使ってはいけないというのは他の宗教の人間にやらせるそうです。抜け道があるみたいです。それから、これは誰が書いたか忘れましたが、コーシャの認定(ユダヤ教の資格を持った指導者が製造工程をその目で確かめてユダヤ教の教義に従った安全な食品。)された食品は美味しいそうで日本企業の物もあるそうす。ちょっと、試してみたいと思ってしまいました。

 それはさておき、規制されていた欧州の難民が引き起こす事件がドンドン報道されはじめていて、かなり酷い状況です。加害者は強制送還するとしていますが、ドイツの報道によると女性に対する暴行を立件するにはドイツの法律は加害者を認定する条件が厳しすぎて立件が難しいそうです。すでに入ってしまった人達も問題ですが、どうやらトルコに難民の出国を規制して欲しいと要望しても入ってくる人数が減らないそうです。先日 塩野七生さんの記事で「欧州の難民対策、古代ローマの中途半端なまね」とありましたが、本当に中途半端で受け入れる体制が出来ていないのに全員受けいれると発言したのは大失敗でしたね。

 イスラム教は、ユダヤ教やキリスト教よりも若いのでこれから長い時間をかけて落ち着いてくるだろうと池内さんは書いておられました。でも欧州の女性はいまその問題に直面しているので、指導者は国民を守る事をするべきだと思います。





  1. 2016-01-22 08:39
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

やがて日本でも

> だったら現在のヨーロッパ社会が、同じ一神教のイスラム教徒が、ローマ人と同様の期待をしても報われるとは思えません。

報われていないみたいですね。
イスラム原理主義者たちは、移住先のヨーロッパで、現地の法よりもイスラムの法を優先すべく運動していますから。

しかも、これ、人ごとではないのですね。
日本では、今、学校給食については、
イスラム教徒の子供は弁当を持参しているみたいですが、
やがて数が多くなると、イスラムの戒律に従った給食を要求してくるでしょう。
もちろん極左弁護士と反日マスコミの応援の下で。

よほど気をつけないと、日本もヨーロッパの轍を踏むことになりそうです。
  1. 2016-01-22 08:50
  2. URL
  3. くれない #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

>  ローマについて良く分かりませんが、多神教で新しい神様が祀られるとご利益を求めてお参りに殺到するなんて、江戸時代の『お蔭参り』のような突き抜けたおおらかさを感じて親近感を持ちました。そして多神教だからこそ、あれほどの大帝国を維持するソフト・パワーを持ちえたわけですね。

 そうですね。 ああいう宗教的なおおらかさは、様々な民族を支配するには必要でした。 だから宗教的な理由での反乱なんかイスラエル以外では起きていません。

>  去年からユダヤ人とは?と疑問に思い『チャンネルくらら』の【きちんと学ぼう!ユダヤと世界史:ユダヤ陰謀論を叱る】を観ています。ただあまりに歴史があり、理解するのはとても難しいです。今回のよもぎねこさんのユダヤ人の解説は、ユダヤ教が彼らの生活を支配していてそのせいで他者との軋轢が生じるのがよく分かりました。最強でしかも寛容なローマ帝国の我慢の限界まで追い込むその自己主張の激しさには、驚くと共にだからこの民族は消滅しなかったのはもっともだと思います。

 その通りだと思います。 同化しないと言うのは、民族が消滅しないと同義ですから。

>  それにしても、ユダヤ教の戒律のせいで他宗教の人間と飲食が出来ないから余計に阻害されるというのは確信を突いていますね。そうすると、親しくなる切っ掛けが無くなってしまいます。そして、親しくするためにはこちらから相手に合せるしかないというのは、お互いさまになりません。何だかあちら様がエライみたいな関係になりそうです。

 思うにこれはユダヤ教の教団の側からすれば、信者を囲い込むのに最高の手段です。
 こうやって戒律を守らないと神罰が当たると脅し、その戒律がやたらに面倒で、それを守ると異教徒とは常識的な付き合いが不可能としておけば、信者はユダヤ教のコミュニティーから出られないのです。
 そうすると信者は他の宗教を知る機会もなく、信者で居続けるしかないわけです。

 こうしておけば信者を囲い込んで確保し続けられます。
 ワタシのカルト教団を創設したら、この方法使おうと思います。

>  曽野綾子さんのちょっと前の記事で、イスラエルで安息日に火を使ってはいけないというのは他の宗教の人間にやらせるそうです。抜け道があるみたいです。それから、これは誰が書いたか忘れましたが、コーシャの認定(ユダヤ教の資格を持った指導者が製造工程をその目で確かめてユダヤ教の教義に従った安全な食品。)された食品は美味しいそうで日本企業の物もあるそうす。ちょっと、試してみたいと思ってしまいました。

 そうですね。 やたらに面倒な戒律を作って、一方で抜け道を作ると言う欺瞞的なことを随分やるんですよね。

>  それはさておき、規制されていた欧州の難民が引き起こす事件がドンドン報道されはじめていて、かなり酷い状況です。加害者は強制送還するとしていますが、ドイツの報道によると女性に対する暴行を立件するにはドイツの法律は加害者を認定する条件が厳しすぎて立件が難しいそうです。すでに入ってしまった人達も問題ですが、どうやらトルコに難民の出国を規制して欲しいと要望しても入ってくる人数が減らないそうです。先日 塩野七生さんの記事で「欧州の難民対策、古代ローマの中途半端なまね」とありましたが、本当に中途半端で受け入れる体制が出来ていないのに全員受けいれると発言したのは大失敗でしたね。

 ワタシもあれは大失敗だと思います。

 一度入れた「難民」の強制送還は殆ど不可能でしょう。
 例え犯罪が立証されても、受入国の政府と話ができないと、強制送還はできません。 で、シリア難民の強制送還なんか何処の政府と話し合いをするのですか?

 日本に居座る在日コリアンの犯罪者の強制送還が不可能なのもそうです。
 韓国政府は引き取りを拒否するし、北朝鮮とは話し合いはできません。

 だから日本に置くしかないのです。

>  イスラム教は、ユダヤ教やキリスト教よりも若いのでこれから長い時間をかけて落ち着いてくるだろうと池内さんは書いておられました。でも欧州の女性はいまその問題に直面しているので、指導者は国民を守る事をするべきだと思います。

 それはその通りですが、イスラム教が落ち着くには後数百年かかるでしょう。
  1. 2016-01-22 10:10
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: やがて日本でも

> > だったら現在のヨーロッパ社会が、同じ一神教のイスラム教徒が、ローマ人と同様の期待をしても報われるとは思えません。
>
> 報われていないみたいですね。
> イスラム原理主義者たちは、移住先のヨーロッパで、現地の法よりもイスラムの法を優先すべく運動していますから。

 だから厄介なのですよね。 一神教だと自分達の宗教が絶対正義で妥協は悪だから、こういう話になるんです。
 それでもユダヤ人は絶対少数派だから、ここまで図々し事はできなかったのですが、イスラム教徒は相当数いるので、こういう事になります。

> しかも、これ、人ごとではないのですね。
> 日本では、今、学校給食については、
> イスラム教徒の子供は弁当を持参しているみたいですが、
> やがて数が多くなると、イスラムの戒律に従った給食を要求してくるでしょう。
> もちろん極左弁護士と反日マスコミの応援の下で。
>
> よほど気をつけないと、日本もヨーロッパの轍を踏むことになりそうです。

 そうです。
 気を付けないとヤバイです。
  1. 2016-01-22 10:25
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

欧州の難民問題は、相当深刻なようです。ドイツのみならず、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、スイスなどで難民による性犯罪や狼藉が多発している報道が随分あります。フィンランドでは女性が難民に路上や公園で襲われる事件が相次ぎ、警察署長が「こんな野蛮なことはお目にかかったことがない」と異例の声明を出し、遂には民間の自警団が結成されました。
昨年の大晦日のドイツ・ケルンで移民や難民が暴徒化し、女性への集団性犯罪が起き、自警団が結成されました、同様の動きは、他の国へも波及するものと思われます。
本当に難民=可哀想という単純な図式で見ると、とんでもないことになることが立証されたのです。

ハンブルクの難民施設で働いている女性職員の告発文を読んだのですが、彼女によると、難民の程度の低さ相当なもののようです。
「アパートと高級車を与えろ」と無茶な要求をしてくるのですが、当然応じられないといえば、脅迫するなど序の口。施設側の指示に従わない、合意した約束事も守らない、彼女が女性だから馬鹿にし、彼女のいうことを無視する。セクハラも横行し、女性職員も音を上げて多くが辞めてしまったので、施設は大変な人手不足だそうです。
彼女もダボダボの服を着たり、電車でなく車で通勤するようになり(同僚が難民に電車の中でつきまとわれ、セクハラされたため)自衛しているようになりました。
彼女は困っている人を助けたいという純粋な気持ちで、この職に就いたのに、「これほど理想と現実がかけ離れているとは想像もしませんでした」と嘆き、「正直言って私ももう我慢ができません。ここで起きている異常事態にもはや我慢できないのです 」と結んでいます。
これは、実際に現場で難民に対応している人の告発として傾聴に値します。気楽に難民や移民を入れろと言っている人たちは、入ってくる者たちが、どんな人間か全くわかっていないのわけです。
我々とは異質な価値観、常識、道徳基準を持った、殆ど別の人類といってもいいのです。彼らを社会に入れて統合することなど、野良犬を躾ける以上に困難ことだということとを理解しなくてはなりません。
日本語に堪能なドイツ人がブログに書いていましたが、彼は、アルゼンチンへの亡命を考えているそうです。亡命ですよ。難民流入のためにドイツ人自身が難民化する可能性が出てきたのです。とはいえドイツ人とて、自分が難民になるのは御免ですから、いずれは難民に対する不満や怒りが何らかの形で爆発する可能性は大いにあると思います。

私は、今後の欧州は、難民問題が原因で大混乱するのではないか?と危惧しています。いわば欧州全域が「バルカン半島になるのでは」ということです。
今ドイツでは、ユダヤ教の教会をイスラム移民が襲撃している事件が起きています。ベルギーやフランスでも、イスラム移民の過激派が、ユダヤ博物館やユダヤ人学校を襲撃する事件が起きています。
つまりキリスト教対ユダヤ教、ユダヤ教対イスラム教、イスラム教対キリスト教の三つ巴状態が現出しているわけです。更に同じ宗教同士の宗派対立、民族対立が加われば、混乱が生じないほうがおかしいと思います。
グローバル化、国際化、多文化共生など、国境の存在を無視し、混ぜること、社会を民族的、文化的に多様にすることが発展につながるという思想がはびこった行きつく先が、どうなるのか興味津々であると同時に恐怖感を覚えているのです。



  1. 2016-01-22 15:41
  2. URL
  3. 名無しの権兵衛 #.Rw5gOUQ
  4. 編集

多文化主義の末路

アメリカ共和党の保守派ロン・ポールの著書にありました。カリフォルニアの大都市では多文化主義の結果、白人はどんどん少数派となり犯罪は増加、人々は家に閉じこもり、社会的な緊張が高まるばかり。

公立高校では有色人種が4人転入する毎に白人1人が出て行く。有名大学や海軍兵学校では黒人とヒスパニックには実際の成績よりも多くの入学枠が与えられる。

そんなアメリカでも19世紀にはユダヤ人とアイルランド人お断りの店があったりしました。カリフォルニアに多かったアイルランド系は中国人と日本人を差別することでプライドを保とうとした。この時の排日移民法が将来の日米戦争の火種となりました。

ユダヤ人についての指摘は納得です。あまりに排他的で自己中、金力で政治の中枢に近づき特権を得る。さらに特権を要求して最後には国外追放というパターンが見られます。のちには大国に擦り寄り便宜的にキリスト教へ改宗、大国の軍事力を背景に阿片・奴隷・金やダイヤモンド・プランテーション経営で暴利をむさぼる。

近代にユダヤ人に対する圧迫が和らぐや、中世ギルドの伝統なのか単一商品しか扱わなかった商店に対し百貨店をつくりたちまち圧倒してしまう。アメリカの資本主義、もともとは社会に貢献すべきという価値観があったのにユダヤ人による拝金主義に冒されてしまった。社会の暗黙のルールを破って成り上がるという点でもユダヤ人と朝鮮人は似ています。

日本でも90年代から小泉政権にかけて拝金主義が横行しましたが、ホリエモン騒動で流れが変わりました。創業百年を超える老舗が世界一の日本ではユダヤ流は一時的に成功しても長続きしないでしょう。

欧州のイスラム、イベリア半島から地中海の島々まで支配していたころはキリスト教諸国よりよほど先進国でした。オスマントルコ全盛期にはハンガリーのブダまで版図に収めウイーン包囲までしている。ウイーンが平和の代償に金銭を支払うところなど、中国歴代王朝が北の蛮族(中国から見て)を金銭その他で懐柔していたのとそっくり。

現在の欧州、ドイツの学校ではトルコ人の横暴を抑えられず、パリでは大通りでイスラム教徒の集団礼拝が行なわれる。イスラム系との出生率の差は開くばかりでこのままでは欧州は内部からイスラム化してしまう。中東・北アフリカは出生率が高く過剰人口は戦争の元となる。

昨年1月のシャルリー・エブド襲撃事件の直後、欧州首脳が一同に会しテロを非難。パリの多発テロでは即座にシリア空爆を実施。メルケルの難民受け入れも欧州全体の反イスラム感情醸成のためではないかと勘ぐってしまいます。欧州が反イスラムで結束し中東・北アフリカを無政府状態にし再植民地化する、そんなストーリーもありそうです。
  1. 2016-01-22 19:39
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  3. gai-yaang #-
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Re: タイトルなし

> 欧州の難民問題は、相当深刻なようです。ドイツのみならず、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、スイスなどで難民による性犯罪や狼藉が多発している報道が随分あります。フィンランドでは女性が難民に路上や公園で襲われる事件が相次ぎ、警察署長が「こんな野蛮なことはお目にかかったことがない」と異例の声明を出し、遂には民間の自警団が結成されました。
> 昨年の大晦日のドイツ・ケルンで移民や難民が暴徒化し、女性への集団性犯罪が起き、自警団が結成されました、同様の動きは、他の国へも波及するものと思われます。
> 本当に難民=可哀想という単純な図式で見ると、とんでもないことになることが立証されたのです。

 人種や民族に関係なく、若い健康な男性が大量に、仕事もなくしかし十分に食べて寝て、暇を持て余していれば性犯罪は多発するのは当然なのです。
 だから日本軍だって慰安所を作ったのです。

 難民の殆どが若い健康な男性であれば、こういう事も考えておくべきなのですが、しかしどうもそれさへできない社会になっているようですね。

 あれだけ女性の権利保護に熱心だった国々なのに、難民が流入したら難民様の権利が女性の権利を叩き潰したようです。

> ハンブルクの難民施設で働いている女性職員の告発文を読んだのですが、彼女によると、難民の程度の低さ相当なもののようです。
> 「アパートと高級車を与えろ」と無茶な要求をしてくるのですが、当然応じられないといえば、脅迫するなど序の口。施設側の指示に従わない、合意した約束事も守らない、彼女が女性だから馬鹿にし、彼女のいうことを無視する。セクハラも横行し、女性職員も音を上げて多くが辞めてしまったので、施設は大変な人手不足だそうです。
> 彼女もダボダボの服を着たり、電車でなく車で通勤するようになり(同僚が難民に電車の中でつきまとわれ、セクハラされたため)自衛しているようになりました。
> 彼女は困っている人を助けたいという純粋な気持ちで、この職に就いたのに、「これほど理想と現実がかけ離れているとは想像もしませんでした」と嘆き、「正直言って私ももう我慢ができません。ここで起きている異常事態にもはや我慢できないのです 」と結んでいます。
> これは、実際に現場で難民に対応している人の告発として傾聴に値します。気楽に難民や移民を入れろと言っている人たちは、入ってくる者たちが、どんな人間か全くわかっていないのわけです。

 これ凄く不思議です。
 これまでも何十年もの間、ヨーロッパには中東と北アフリカから膨大な数の不法移民が入り続けていました。

 そして彼等のよるテロや暴動や犯罪は既に結構深刻だったのです。 
 それなのに去年9月にシリア人の幼児遺体の報道以降、こうした不法移民が突然「難民」に化けて、そうすると花束で歓迎する人達がでてきたのです。

 一体あれは何だったんでしょうね?

> 我々とは異質な価値観、常識、道徳基準を持った、殆ど別の人類といってもいいのです。彼らを社会に入れて統合することなど、野良犬を躾ける以上に困難ことだということとを理解しなくてはなりません。

 成人してからは言語一つ覚えるのも大変ですからね。

> 日本語に堪能なドイツ人がブログに書いていましたが、彼は、アルゼンチンへの亡命を考えているそうです。亡命ですよ。難民流入のためにドイツ人自身が難民化する可能性が出てきたのです。とはいえドイツ人とて、自分が難民になるのは御免ですから、いずれは難民に対する不満や怒りが何らかの形で爆発する可能性は大いにあると思います。

 それはあるでしょうね。
 そしてその前に、また超民族主義の政党が力を付けるでしょうし。

> 私は、今後の欧州は、難民問題が原因で大混乱するのではないか?と危惧しています。いわば欧州全域が「バルカン半島になるのでは」ということです。
> 今ドイツでは、ユダヤ教の教会をイスラム移民が襲撃している事件が起きています。ベルギーやフランスでも、イスラム移民の過激派が、ユダヤ博物館やユダヤ人学校を襲撃する事件が起きています。
> つまりキリスト教対ユダヤ教、ユダヤ教対イスラム教、イスラム教対キリスト教の三つ巴状態が現出しているわけです。更に同じ宗教同士の宗派対立、民族対立が加われば、混乱が生じないほうがおかしいと思います。

 この状態になると一番大変な目に遭うのは最少数派のユダヤ人です。
 
 それにしても戦後のヨーロッパは何んとか反ユダヤ主義を抑えようとしてきたのに、大量のイスラム教徒流入で全部打ち壊して中世のレベルに戻ってしまいました。

> グローバル化、国際化、多文化共生など、国境の存在を無視し、混ぜること、社会を民族的、文化的に多様にすることが発展につながるという思想がはびこった行きつく先が、どうなるのか興味津々であると同時に恐怖感を覚えているのです。

 その通りですね。
 ワタシも去年からこの難民騒動を見ているのですが、行き着く先には恐怖を覚えます。
 
 文化的多様と言うのは、料理や音楽や民族衣装ぐらいのレベルならば楽しい話なのですが、しかし倫理観念の違い、特に社会の主軸になるべき倫理観念例えばEUならば民主主義を無視し、宗教を優先する人々が大量流入するとなると、社会秩序そのモノが崩壊します。
  1. 2016-01-23 10:31
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 多文化主義の末路

> アメリカ共和党の保守派ロン・ポールの著書にありました。カリフォルニアの大都市では多文化主義の結果、白人はどんどん少数派となり犯罪は増加、人々は家に閉じこもり、社会的な緊張が高まるばかり。
>
> 公立高校では有色人種が4人転入する毎に白人1人が出て行く。有名大学や海軍兵学校では黒人とヒスパニックには実際の成績よりも多くの入学枠が与えられる。

 ワタシは人種差別には反対なのですが、どうも法的な差別がなくなって以降ドンドンオカシクなりましたね。
 本来、民主主義国家における平等と言うのは、機会の平等であって結果の平等ではなかったはずです。

 それが人種間では完全な結果の平等を求めるようになり、更に個人の好悪愛憎にまで平等を強要するようになっています。
 これは完全に民主主義社会の平等の原則を逸脱しているし、個人の自由も侵害しています。

> そんなアメリカでも19世紀にはユダヤ人とアイルランド人お断りの店があったりしました。カリフォルニアに多かったアイルランド系は中国人と日本人を差別することでプライドを保とうとした。この時の排日移民法が将来の日米戦争の火種となりました。
>
> ユダヤ人についての指摘は納得です。あまりに排他的で自己中、金力で政治の中枢に近づき特権を得る。さらに特権を要求して最後には国外追放というパターンが見られます。のちには大国に擦り寄り便宜的にキリスト教へ改宗、大国の軍事力を背景に阿片・奴隷・金やダイヤモンド・プランテーション経営で暴利をむさぼる。
>
> 近代にユダヤ人に対する圧迫が和らぐや、中世ギルドの伝統なのか単一商品しか扱わなかった商店に対し百貨店をつくりたちまち圧倒してしまう。アメリカの資本主義、もともとは社会に貢献すべきという価値観があったのにユダヤ人による拝金主義に冒されてしまった。社会の暗黙のルールを破って成り上がるという点でもユダヤ人と朝鮮人は似ています。

 暗黙のルールを破壊すると言うのは事実でしょうね。 彼等は近代以降も暗黙のルールで社会から閉め出されてきましたから。

 だからそうしたルールは知らないし、知ってもそれを守っていたら日の当たる場所には出られません。

> 日本でも90年代から小泉政権にかけて拝金主義が横行しましたが、ホリエモン騒動で流れが変わりました。創業百年を超える老舗が世界一の日本ではユダヤ流は一時的に成功しても長続きしないでしょう。

 問題は今後世界との勝負でどうするかです。

> 欧州のイスラム、イベリア半島から地中海の島々まで支配していたころはキリスト教諸国よりよほど先進国でした。オスマントルコ全盛期にはハンガリーのブダまで版図に収めウイーン包囲までしている。ウイーンが平和の代償に金銭を支払うところなど、中国歴代王朝が北の蛮族(中国から見て)を金銭その他で懐柔していたのとそっくり。

 ワタシは今のヨーロッパがゲルマン人の流入に苦しんだ頃のローマ帝国に見えてしまいます。
 あの頃はローマ帝国はゲルマンに金を払って懐柔していました。
 
 でも今はそのゲルマン人がイスラム教徒相手に同じ事をしているのです。

> 現在の欧州、ドイツの学校ではトルコ人の横暴を抑えられず、パリでは大通りでイスラム教徒の集団礼拝が行なわれる。イスラム系との出生率の差は開くばかりでこのままでは欧州は内部からイスラム化してしまう。中東・北アフリカは出生率が高く過剰人口は戦争の元となる。
>
> 昨年1月のシャルリー・エブド襲撃事件の直後、欧州首脳が一同に会しテロを非難。パリの多発テロでは即座にシリア空爆を実施。メルケルの難民受け入れも欧州全体の反イスラム感情醸成のためではないかと勘ぐってしまいます。欧州が反イスラムで結束し中東・北アフリカを無政府状態にし再植民地化する、そんなストーリーもありそうです。

 ワタシの今回の難民大量受け入れって、メルケルの陰謀カモ?って思います。

 つまり大量の難民を東欧に押し付けて、反発した東欧諸国で極右政党が政権を取ると、それを口実にドイツはこうした国々の主権を奪い、EUをドイツの植民地にするのです。
  1. 2016-01-23 10:53
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  3. よもぎねこ #-
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なんとも言えぬわがままな人たち。

ユダヤ人を評するときには一般お人々と違いこういう言葉しか浮かびません。

ローマとの軋轢はよもさんおかきの通り、これだけでも大概ですがローマ人とするならば安全保障にただ乗りしてるのに文句をいうなというのですがアタリマエのことでしょう。まあ彼らの中ではあたりまえじゃないというのがあれなんですが…

その後ユダヤ人は連中の歴史でいうデュアスポラなる苦難に会います。世界樹に離散したんていてますが所詮は地中海世界です。主に行った先はイベリア半島と今でいうマグレブあたりなどです。この辺りはイスラム世界でしたから人頭税の支払いでまとも生きていました。こいつらがセファルディームと言います。彼らはレコンキスタの結果でスペインから追い出されることになります。彼らは一部は西欧に行き差別された生活を選びますが多くはアフリカに移住しイスラム世界で生きます。
もちろん中東に残った連中もいました。食わねばいけませんから農業等で食いつなぎほそぼそ生きていたようですが、イスラムの支配となり人頭税を払うことで自分達の宗教と社会を守りました。こいつらをミズラヒムといいます。

ところがイスラム世界の主流は7世紀頃カスピ海北部にあったハザールという国の連中の子孫です。この国は東ローマとイスラムに攻撃されてどちらの宗教も選ばずユダヤ人になったという連中です。12世紀にハザールが滅び彼らは東欧に広がります。こいつらがシュケナジームです。そしていわゆるユダヤ人問題といった場合はこいつらの問題となるわけです。

ユダヤ人は母親がユダヤ人であるか、ユダヤ教に改宗したものの子孫だといいます。これはおそらくシュケナジームを念頭に置いてるのだと思うのですがつまりはパレスチナに何も関係がない連中が多数派だということです。

これだけでパレスチナに帰還するという連中の言い分は、どう見てもわがままとしか言いようがありません。中世以降の連中の、特にシュケナジームの行状はあえて述べませんが言えることは一つだけ、差別される側にもいかんともしがたい理由があるとしかいえません。

その後の第一次大戦のどさくさ紛れのバルフォアなんとか、英国の3枚舌外交なんてのも省きますが、結局彼らにはパレスチナに戻る正統性なんてのは殆ど無いということです。
それを知ってたか、初期のシオニズム運動は「民なき土地に土地なき民を」がスローガンでした。連中は今のウガンダや、マダガスカルに建国を考えていたようです。この辺りで戦前の日本も満州にユダヤ人居留区を作ろうかという話がありました。河豚計画といいますがこれは大戦でポシャります。

ちなみにナチスのヒトラー総統は本気でこのマダガスカルの計画を検討したフシがありその後は連中をロシアに戻すというのが本意であったといわれます。

戦後のイスラエル建国は米国のユダヤロビーの力でした。トルーマンはなぜイスラエルの建国に賛成したかを問われた時に「アラブに味方しても票にはならんだろう」と答えたと言われます。果たして戦後を見た時に誰が一番まともだったかというのはどうでありましょうか。

ちなみにイスラエル国内ではいわゆるアシュケナジーム系の移民がセファルデイーム系の連中を差別することが横行してると言われます。これも隠れた問題なんですが関係はないようです。とにかく今の中東問題の多くはイスラエルがなければ発生しなかったことです。
アメリカ人がこの罪に気がつくのはいつのことでしょうか。
  1. 2016-01-24 11:52
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  3. kazk #GRujSirs
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Re: なんとも言えぬわがままな人たち。

> ユダヤ人を評するときには一般お人々と違いこういう言葉しか浮かびません。
>
> ローマとの軋轢はよもさんおかきの通り、これだけでも大概ですがローマ人とするならば安全保障にただ乗りしてるのに文句をいうなというのですがアタリマエのことでしょう。まあ彼らの中ではあたりまえじゃないというのがあれなんですが…
>
> その後ユダヤ人は連中の歴史でいうデュアスポラなる苦難に会います。世界樹に離散したんていてますが所詮は地中海世界です。主に行った先はイベリア半島と今でいうマグレブあたりなどです。この辺りはイスラム世界でしたから人頭税の支払いでまとも生きていました。こいつらがセファルディームと言います。彼らはレコンキスタの結果でスペインから追い出されることになります。彼らは一部は西欧に行き差別された生活を選びますが多くはアフリカに移住しイスラム世界で生きます。
> もちろん中東に残った連中もいました。食わねばいけませんから農業等で食いつなぎほそぼそ生きていたようですが、イスラムの支配となり人頭税を払うことで自分達の宗教と社会を守りました。こいつらをミズラヒムといいます。
>
> ところがイスラム世界の主流は7世紀頃カスピ海北部にあったハザールという国の連中の子孫です。この国は東ローマとイスラムに攻撃されてどちらの宗教も選ばずユダヤ人になったという連中です。12世紀にハザールが滅び彼らは東欧に広がります。こいつらがシュケナジームです。そしていわゆるユダヤ人問題といった場合はこいつらの問題となるわけです。
>
> ユダヤ人は母親がユダヤ人であるか、ユダヤ教に改宗したものの子孫だといいます。これはおそらくシュケナジームを念頭に置いてるのだと思うのですがつまりはパレスチナに何も関係がない連中が多数派だということです。
>
> これだけでパレスチナに帰還するという連中の言い分は、どう見てもわがままとしか言いようがありません。中世以降の連中の、特にシュケナジームの行状はあえて述べませんが言えることは一つだけ、差別される側にもいかんともしがたい理由があるとしかいえません。
>
> その後の第一次大戦のどさくさ紛れのバルフォアなんとか、英国の3枚舌外交なんてのも省きますが、結局彼らにはパレスチナに戻る正統性なんてのは殆ど無いということです。
> それを知ってたか、初期のシオニズム運動は「民なき土地に土地なき民を」がスローガンでした。連中は今のウガンダや、マダガスカルに建国を考えていたようです。この辺りで戦前の日本も満州にユダヤ人居留区を作ろうかという話がありました。河豚計画といいますがこれは大戦でポシャります。
>
> ちなみにナチスのヒトラー総統は本気でこのマダガスカルの計画を検討したフシがありその後は連中をロシアに戻すというのが本意であったといわれます。
>
> 戦後のイスラエル建国は米国のユダヤロビーの力でした。トルーマンはなぜイスラエルの建国に賛成したかを問われた時に「アラブに味方しても票にはならんだろう」と答えたと言われます。果たして戦後を見た時に誰が一番まともだったかというのはどうでありましょうか。
>
> ちなみにイスラエル国内ではいわゆるアシュケナジーム系の移民がセファルデイーム系の連中を差別することが横行してると言われます。これも隠れた問題なんですが関係はないようです。とにかく今の中東問題の多くはイスラエルがなければ発生しなかったことです。
> アメリカ人がこの罪に気がつくのはいつのことでしょうか。
 
 ハザールについては色々異説があるようです。

 しかしイスラエルでの紛争のニュースを聞くたびに「アラスカを買っておけば良かったのに」と思うんですよね。 ロシアはアラスカを1867年にアメリカに売っているのです。

 マジにパレスチナなんて場所に拘らなければ、20世紀初頭までなら、金で買えそうな領土もあったでしょうに。
 
 それができないのがユダヤ教の問題なんでしょうね。
  1. 2016-01-24 19:04
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  3. よもぎねこ #-
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