2015-11-07 21:51

はすみとしこ氏のイラスト集出版を祝って

 「そうだ難民しよう!」のイラストで有名になったはすみとしこさんの本が出版されることになりました。

  「そうだ難民しよう!」の漫画家がイラスト集発売へ

 何と一昨日、出版元の青林堂がこの出版についてツィッターが出たと思ったら、昨日はもうアマゾンの政治1位、全体では4位と言う人気です。 実際に本が発売されるのは12月16日からなので、まだ予約しかできなのに・・・・。
 
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 それにしても奇妙ですね。
 蓮見氏の最初のイラスト「そうだ難民しよう!」が非難された理由が「レイシズム」なのです。

 何で難民問題への懐疑がレイシズムになるんでしょうね?
 そもそも難民は、人種に関係なく発生するのです。 

 幼児の遺体写真で有名になったシリアのクルド人は、アーリア民族つまり白人なのです。 白人の幼児だからこそ、欧米人の涙を誘ったんじゃないですか?
 
 それに難民条約などできるようになった頃に想定された難民は、ヨーロッパ域内での難民でした。

 しかしとにかく誰かが「レイシズム」と喚くと「レイシズム」と言う事になってしまうのが、現在の欧米社会のようです。

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 ところで蓮見氏を非難している連中は、自分達の愚劣なセンチメンタリズムが、「難民」をエーゲ海に沈めてってる事を理解しているのでしょうか?

 「難民」がトルコからレスボス島に渡るには15~25万円かかるです。 トルコからレスボス島までは10キロ強の距離しかなく、だからボロ船に人を満載して行けるのです。 でも時々沈没して、これまでに大量の死者がでています。

 そしてギリシャから更にバルカン半島を殆ど徒歩でドイツに向かうのです。 このところ寒さが厳しくなって、この途上でも死者も出るようになりました。

 一方イスタンブール=ベルリン間の航空運賃は2~3万円、所要時間は3時間弱です。
 ドイツ=トルコ間にはほかにも多数の便があるし、どれも一日何十便と出ているのです。

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 それなのに何で難民がこんな高価で危険な旅をするのか?

 それはつまり今のEUの難民認定制度では、トルコの難民キャンプにいるシリア難民が、駐トルコドイツ大使館にドイツ行きのビザを申請しても出ないからです。

 しかしボートでギリシャに不法入国し、更に数を頼んで国境の踏み倒してドイツに入国したら、難民として歓迎されるのです。

 だから危険な航海と苛酷な徒歩旅行にトライする人間が増えるのです。
 この危険な航海と苛酷な徒歩旅行は、メルケル主催のスーパーサバイバルレースなのです。
 
 そして完走者にはドイツで難民認定と言う豪華賞品がもらえます。

 だったら資力と体力に自信のある人間がドンドントライするのは当然でしょう。
 勿論、全員が完走できるわけではありません。 出場者の一部は出発地トルコから数キロで敢無く溺死するのです。

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 大人が勝手にトライして、勝手に溺死する分には自己責任ですが、無謀な親に連れられた子供も溺死するのです。

 ところが無責任なセンチメンタリズムに酔う人間達は、子供の死体を見ると増々センチメンタリズムに狂い、難民カワイソウ、全部受け入れろ!!と喚くのです。

 そ、そんなことを言ったら、この危険な航海に挑戦する人間が益々増えて、犠牲者も増えるじゃないの?
 こんな危険なことを止めさせる為には、こういう形での受け入れは止めるべきでは?

 こうした議論は絶対にできないようです。
 センチメンタリズムと偽善に酔った人間には、冷静な議論は期待できないのです。

 そして蓮見さんのようにそういう連中の偽善を見透かす人がいると、「レイシスト!!」と罵倒するのです。

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 これでは本当に大切なこと、つまりどうしたらこのような悲惨な溺死を防げるか?などと言う事は議論できません。

 本当に難民を救う気があるなら、危険で不法な方法で入国した人間ではなく、難民キャンプで暮らす人々を救う方法を考えるべきなのです。 
 
 今シリアの難民の中には、難民キャンプでの生活資金も尽きて、危険を承知で故郷へ帰る人々が増えているのです。
 そういう人々を救う手段を考えるべきなのです。

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 一方ドイツやスウェーデンに不法入国しようとする連中にとっては、今が大チャンスです。
 中東や北アフリカからEUを目指しす不法移民は、何十年も前からいました。 そしてその数は増える一方だったのです。

 今まではEU側もこうした不法移民を不法移民として扱ってきました。

 ところが9月にシリアのクルド人の幼児の遺体写真がセンセーショナルに取り上げられて以来、こうした不法移民の話が消えて、地中海を渡ってヨーロッパに不法入国する人間が全部「難民」になってしまいました。

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 その為、ギリシャ上陸してバルカン半島を北上する人間達は、もう誰からも止められなくなったのです。

 今なら数を頼んで国境のフェンスを踏み倒すなどと言うあり得ない事までできるのです。 そして今ならドイツやスウェーデンの難民認定作業も混乱を極めているので、幾らでも誤魔化せる事が期待できます。

 ましてISILのテロリストや犯罪で稼ごう言う、職業犯罪者などにとっては、今の難民審査は素通り同然でしょう。

 今でしょう!!

 不法入国を狙う連中は皆、ここを先途とEUに向かっているでしょう。

 今後ヨーロッパの治安がどれほど悪化するかわかりません。 
 
 それどころかこの流れがエスカレートすれば国境管理そのモノが崩壊するかもしれないのです。

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 ところがセンチメンタリズムに狂う連中は、そういう問題は一切考えない。
 考えようとする人々を、レイシストと罵るばかりです。

 これはヨーロッパ人の特性のようです。
 彼等は極めて教条的に善悪を決める傾向があり、社会が一旦決めた善悪には異議申し立てが極めて難しいのです。

 こうした思考法が、宗教戦争や異端審問、そしてナチス政権を産んだのでしょう。

 17世紀に異端と言われることはその人の死を意味しました。

 ナチス政権時代にユダヤ人と言われても同様でした。

 今はレイシストと言われたら社会的に火炙りになるのです。

 こした社会は冷静な判断、自由な議論ができません。

 このような社会であるが故に、リアリストであるはずのメルケルもまた他のヨーロッパ諸国の首脳も、この危機を感じながらも、難民歓迎声明を出し続けざるを得ないのです。

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 だからこれからも「難民」のサバイバルレースは続き、エーゲ海の島々には打ち上げられる溺死体は増え続けるでしょう。

 これを想うとワタシは蓮見さんのイラスト集が出版されたことは素晴らしいと思います。

 これは日本には言論の自由がある事の証明です。

 そして冷徹な視線が、センチメンタリズムや偽善に押しつぶされずに維持されていることの証明です。

 なるほど不幸な人々に同情を寄せ救いの手を差し伸べようと言う意思は大変大切だし尊い事です。

 しかしそれに耽溺して、懐疑を寄せる人を排除するようになっては、人間は現実を見る事ができなくなります。

 そのような状態になった人々が、現実の問題を解決できるでしょうか?
  1. レイシスト
  2. TB(0)
  3. CM(14)

コメント

欧州の難民制度は国連主導です。欧州で難民認定率が高いのは、まず出入国管理が全くできていないからです。難民申請者がいつどこから入国したかわからないし、旅券を提出させる権限もない。難民審査には弁護士や国連職員が立ち会い、聴取は1~2時間程度。嘘がある程度うまければ、だれでも認定される仕組みです。難民専用の弁護士も多く、欧州ではこの弁護士費用も国費で出しているので、彼らは自分の仕事のために難民を歓迎しています。国連にはOICというイスラム教徒の後援機関が幅をきかせており(57か国)、難民制度を利用して意図的にイスラム教徒を欧米に流入させています。死亡したシリアの子供の写真はサン紙が大々的に報道しましたが、サン紙はマードックの資本。確かサウジの王子などがマードックの株を保持しています。言ってみれば、難民制度は巨大な弱者ビジネスです。
  1. 2015-11-07 22:28
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  3. *** #-
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「正義」の掌で踊る「自由」

 難民受容派の「正義」とやらも実に曖昧で、難民批判は排外主義という論調が広がったと思えば、一方でシャルリー・エブドとかいうイスラム教の預言者ムハンマドを侮辱する風刺画を掲載した三流タブロイド紙は言論の自由だといって擁護されるんですよね。むしろシャルリー風刺画を非難すればテロの擁護者扱いされて逮捕された人もいましたからね。

 一旦「正義」という名の衣をまとってしまうとその人間の暴走を止めることは非常に難しいでしょう。実際には正義が破綻していたとしてもそれを止めるのは邪悪にしか見えませんからね。「正義」の掌で踊る「自由」というのが、欧州社会の本質なのでしょう。
  1. 2015-11-07 23:44
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  3. 凍え馬 #-
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いいことビジネスの本場は違う

ヨーロッパの難民騒ぎのニュースを読んでいて思ったのは、さすが、「いいことビジネス」の本場は違うもんだ、ということでした。人々が「いいことだ」と思い込みはじめた瞬間、多くの人が「いいことビジネス」に参加して、あのメルケルさんでさえ参加せざるをえなくしちゃうんですから。

そういうメンタリティを利用して、「いいことビジネス」の市場を拡大し、地中海の南北で儲けている人間も、さすがではありますが。

しかし、ヨーロッパって、なかなか不自由な精神環境にあるんですね。
  1. 2015-11-08 00:09
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  3. Kamosuke #-
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どれだけ文明社会が発達しても、野生(=野蛮)は、必ずその間隙を見つけて侵入・増殖しますし、文明は一見強固にえても必ずどこかに野生(=野蛮)がつけ入る隙間や綻びある。コンクリートやアスファルトで固めた空間も雨風や太陽熱に晒されて、ひび割れや、隙間ができ、そこに塵や埃が溜まり雑草が生えるし、その雑草は周囲のコンクリートやアスファルトを崩して増殖します。都会の公園その他の緑地も常に手入れしないと藪蚊やネズミの棲み処になるし、樹木がなくてもビルの屋上や電柱で捨てられたハンガー等をを使ってカラスは巣を作り繁殖する。そしてそれらは文明社会の悩みの種になります。文明社会とは、インフラが完成しても、それで終わりじゃない。常に保守点検、整備修繕をし続けないと、あっという間に野生(=野蛮)に浸食され乱されます。文明社会の力を過信してはいけないのです。
  1. 2015-11-08 02:19
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  3. 温泉猫 #-
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難民の管理

言葉も宗教も違い、
そもそもテロリストと戦うことから逃げて楽がしたい連中が、
すぐに就労人口になるとも思えませんが、

ドイツに入国した難民はとりあえず収容施設にでも入れておくのですか?。

施設数にも予算にも限りがありますよね。
  1. 2015-11-08 08:15
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  3. ガンダム #iL.3UmOo
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 難民問題は、EUという巨大な人工物に対するアンチテーゼになってしまったようです。この問いに答えを出せなければ、、必然的にEUは自壊していくのだと思います。

 そもそもEUとは、欧州の支配者層が庶民の思惑とは別に作り上げたものです。これに参加するには、欧州の理念を共有せよという同調圧力を受け入れなければなりません。例えばフランスのように、移民を受け入れてもフランス語の習得とキリスト教(十字架の着用の禁止)・イスラム教(スカーフの着用の禁止)を問わずに宗教性を排除していくことにも同意しなければなりません。

 ただ理念を共有しても、イスラム教や有色人種への忌避感を捨てられるかどうか疑問です。

「ドイツで勢いを増す反欧州イスラム化団体PEGIDAとドレスデン」
・・・旧東のドレスデンで移民の家系に属する者は住民の7,5%に過ぎない。にもかかわらず他の各都市を圧倒する規模でこの反移民運動のメッカとなっている。しかも他所のデモ参加者の多くが公然たる右翼扇動家、フーリガンなのに対し、ドレスデンのPEGIDAデモを占める数千人は一般市民なのだ。*引用終わり
http://irorio.jp/yasumyg/20150111/194114/

 上記の記事を読むと、一般市民がペギーダのデモに参加しているそうですが、反対するリベラルのデモもあるそうです。天使と悪魔の二元論が欧米は大好きですね。魔女狩りも!でもそういう理想云々を弄んでいるあいだに、ユートピアに幻惑された難民の犠牲者は増え続けて行きます。シャルリー・エブドの事件では、ムハンマドを侮辱され怒ったイスラム圏の人々が一度のデモで何十人も亡くなる事件が数件起きましたが、そいう悲劇に対して欧州初め世界は興味がないようでした。

 エマニュエル・トッドの『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』によると、EUは理想の実現の裏にドイツの重工業を頂点とした植民地のような体制になっているのが分ります。毎日新聞(ギリシャの農民がオリーブ栽培を禁止された件)や日経新聞?(バルト3国が工業を農業へ変えさせられようとしている件)の現地取材の記事からも、その事が書かれていました。だからドイツ一国でこの体制を止めるのは、難しいと思います。

 まったく、本当に面倒くさいもの(*EU)を作ってしまいましたね。
  1. 2015-11-08 08:26
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

こんにちは。
ムハンマドの風刺は自由の象徴。
難民の風刺はレイシスト。
根底には
強者、権力者への嘲笑、攻撃は嘘でも正義、弱者はすべて正義。
なんでしょうね。
  1. 2015-11-08 09:00
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  3. kazusa #-
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Re: タイトルなし

> 欧州の難民制度は国連主導です。欧州で難民認定率が高いのは、まず出入国管理が全くできていないからです。難民申請者がいつどこから入国したかわからないし、旅券を提出させる権限もない。難民審査には弁護士や国連職員が立ち会い、聴取は1~2時間程度。嘘がある程度うまければ、だれでも認定される仕組みです。難民専用の弁護士も多く、欧州ではこの弁護士費用も国費で出しているので、彼らは自分の仕事のために難民を歓迎しています。国連にはOICというイスラム教徒の後援機関が幅をきかせており(57か国)、難民制度を利用して意図的にイスラム教徒を欧米に流入させています。死亡したシリアの子供の写真はサン紙が大々的に報道しましたが、サン紙はマードックの資本。確かサウジの王子などがマードックの株を保持しています。言ってみれば、難民制度は巨大な弱者ビジネスです。

 なるほどそういう事だったのですか。

 こういうのを見ると欧州は日本以上に、深刻な状況ですね。
 
 実は先日たまたまWSJの難民に関する記事を読んだのですが、その記事でも「日本は難民受け入れないのはケシカラン」と書いていたのです。

 しかしどう考えても先進国が受け入れられる難民の数は限られており、シリア難民のごく一部です。

 そういう事実を無視して、難民受け入れだけを難民救済の方法のように論じるのに非常に違和感を覚えました。 

 でも頂いたコメントでそういう話が出る理由がわかりました。
  1. 2015-11-08 13:14
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: 「正義」の掌で踊る「自由」

>  難民受容派の「正義」とやらも実に曖昧で、難民批判は排外主義という論調が広がったと思えば、一方でシャルリー・エブドとかいうイスラム教の預言者ムハンマドを侮辱する風刺画を掲載した三流タブロイド紙は言論の自由だといって擁護されるんですよね。むしろシャルリー風刺画を非難すればテロの擁護者扱いされて逮捕された人もいましたからね。
>
>  一旦「正義」という名の衣をまとってしまうとその人間の暴走を止めることは非常に難しいでしょう。実際には正義が破綻していたとしてもそれを止めるのは邪悪にしか見えませんからね。「正義」の掌で踊る「自由」というのが、欧州社会の本質なのでしょう。

 全くその通りですね。

 欧州では常に正義が自由を封殺してきたので、自由と言うモノの価値を重視するようになったのです。

 しかしそれは正義の暴力が過ぎ去った後の話で、正義が暴力を振るい始めると、また自由は封殺されるのです。
  1. 2015-11-08 13:17
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: いいことビジネスの本場は違う

> ヨーロッパの難民騒ぎのニュースを読んでいて思ったのは、さすが、「いいことビジネス」の本場は違うもんだ、ということでした。人々が「いいことだ」と思い込みはじめた瞬間、多くの人が「いいことビジネス」に参加して、あのメルケルさんでさえ参加せざるをえなくしちゃうんですから。
>
> そういうメンタリティを利用して、「いいことビジネス」の市場を拡大し、地中海の南北で儲けている人間も、さすがではありますが。

 ヨーロッパでは正義に踊らされる単純で善良な人々と、躍らせる腹黒い人々がいて、腹黒い人々の腹黒さは日本人の想像を絶するようなレベルのようです。

> しかし、ヨーロッパって、なかなか不自由な精神環境にあるんですね。

 そうです。 ヨーロッパって元来非常に不自由な精神環境なのです。 だから自由の価値を尊重するのです。
 自由が普通にあれば皆それを空気みたいに思うので、特に尊重はしないのです。
  1. 2015-11-08 13:21
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

>  難民問題は、EUという巨大な人工物に対するアンチテーゼになってしまったようです。この問いに答えを出せなければ、、必然的にEUは自壊していくのだと思います。
>
>  そもそもEUとは、欧州の支配者層が庶民の思惑とは別に作り上げたものです。これに参加するには、欧州の理念を共有せよという同調圧力を受け入れなければなりません。例えばフランスのように、移民を受け入れてもフランス語の習得とキリスト教(十字架の着用の禁止)・イスラム教(スカーフの着用の禁止)を問わずに宗教性を排除していくことにも同意しなければなりません。
>
>  ただ理念を共有しても、イスラム教や有色人種への忌避感を捨てられるかどうか疑問です。

 理念を共有すると言うのが厄介なのです。

 民主主義国家は全ての国民の思想宗教信条の自由を保障する事になっています。 そうなると国家なりEUなりが特定の「理念」を定めてその共有を国民にもとめる事は、民主主義の原則に反するのです。

 ちなみにイスラム諸国での民主化ができない理由は、現在イスラム諸国では多くの国で、イスラム原理主義政党の力が強くなって、公正な選挙で国民の意思を問うとイスラム原理主義政党が大躍進して、イスラム原理主義国家になってしまうのです。

 そこでそれを阻止したい欧米は今までアサド政権やサダム・フセイン政権のような、世俗の独裁政権をバックアップしてきたのです。 ところがそれを非民主的と潰したので、当然イスラム原理主義が猛威を振るっているのです。

 民主主義国家で民主主義否定勢力が生まれると言うのは、実はナチスドイツやイタリアファシスト党と同じです。

 しかし国民に特定の理念の共有を強制したら、EUだって同類ではありませんか?

> 「ドイツで勢いを増す反欧州イスラム化団体PEGIDAとドレスデン」
> ・・・旧東のドレスデンで移民の家系に属する者は住民の7,5%に過ぎない。にもかかわらず他の各都市を圧倒する規模でこの反移民運動のメッカとなっている。しかも他所のデモ参加者の多くが公然たる右翼扇動家、フーリガンなのに対し、ドレスデンのPEGIDAデモを占める数千人は一般市民なのだ。*引用終わり
> http://irorio.jp/yasumyg/20150111/194114/
>
>  上記の記事を読むと、一般市民がペギーダのデモに参加しているそうですが、反対するリベラルのデモもあるそうです。天使と悪魔の二元論が欧米は大好きですね。魔女狩りも!でもそういう理想云々を弄んでいるあいだに、ユートピアに幻惑された難民の犠牲者は増え続けて行きます。シャルリー・エブドの事件では、ムハンマドを侮辱され怒ったイスラム圏の人々が一度のデモで何十人も亡くなる事件が数件起きましたが、そいう悲劇に対して欧州初め世界は興味がないようでした。

 大変興味深い記事を有難う御座いました。

 ペギータの本場がドレスデンと言うのは面白いですね。 ホントにいろいろ考えさせられます。

>  エマニュエル・トッドの『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』によると、EUは理想の実現の裏にドイツの重工業を頂点とした植民地のような体制になっているのが分ります。毎日新聞(ギリシャの農民がオリーブ栽培を禁止された件)や日経新聞?(バルト3国が工業を農業へ変えさせられようとしている件)の現地取材の記事からも、その事が書かれていました。だからドイツ一国でこの体制を止めるのは、難しいと思います。
>
>  まったく、本当に面倒くさいもの(*EU)を作ってしまいましたね。

 良くも悪くもヨーロッパを統一国家にする為には、まず加盟国各々のナショナリズムを潰さなくてはならないと言うのが、EUエリートの発想でしょう。

 しかし加盟国各国のナショナリズムを潰すと、こうして非EUからの移民も防げなくなって、EU統合の前にEUが溶解する可能性が出てしまったようです。

 ドイツもイタリアも日本の明治維新の少し前までは、小国家が乱立する国でした。 それを武力で統一戦争をして現在の国家にしたのです。 その戦争後の混乱以上の混乱が、今EU内で起きていると言えばそれまでです。

 しかしこうした思いがけないゴタゴタを繰り返していると、統一前に崩壊するかも?
  1. 2015-11-08 13:50
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> こんにちは。
> ムハンマドの風刺は自由の象徴。
> 難民の風刺はレイシスト。
> 根底には
> 強者、権力者への嘲笑、攻撃は嘘でも正義、弱者はすべて正義。
> なんでしょうね。

 その弱者と権力者の定義が恐ろしく恣意的で出鱈目なのです。

 シャルルエブドは一応中堅出版社です。

 はすみとしこさんは純然たる個人です。

 どちらが弱者なんでしょうね?

 出版社に対する攻撃は悪だけれど、個人に対する人格攻撃は正義ってあり得ないですよね?

 
  1. 2015-11-08 13:53
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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各国の難民認定率を調べてみてください。特に欧州では、第二次大戦の戦勝国と敗戦国との間で、かなりの格差があることに気づかれると思います。日本と同様に公職追放があったせいなのかどうかは判然としませんが。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は当初小さな組織でしたが、今では数千人の職員をもち、各国の一等地に瀟洒な事務所を構えています(東京の青山とか)。職員はビジネスクラスで各国を移動し、イタリアには富豪の邸を改装した研修所を持っています。難民認定率を増やすことが、彼らの給与を上げる要因になるという話もあります。国連の予算の10パーセント以上は、私たちの税金から支払われています。日本のNPO法人JAR(難民支援協会)には毎年1億以上もの私たちの税金が投入されています。JARとUNHCRは提携しています。彼らは私たちの税金を受け取りながら、日本の難民認定率が低いと非難し、難民を受け入れろと騒ぐのです。
  1. 2015-11-08 16:37
  2. URL
  3. *** #-
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Re: タイトルなし

> 各国の難民認定率を調べてみてください。特に欧州では、第二次大戦の戦勝国と敗戦国との間で、かなりの格差があることに気づかれると思います。日本と同様に公職追放があったせいなのかどうかは判然としませんが。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は当初小さな組織でしたが、今では数千人の職員をもち、各国の一等地に瀟洒な事務所を構えています(東京の青山とか)。職員はビジネスクラスで各国を移動し、イタリアには富豪の邸を改装した研修所を持っています。難民認定率を増やすことが、彼らの給与を上げる要因になるという話もあります。国連の予算の10パーセント以上は、私たちの税金から支払われています。日本のNPO法人JAR(難民支援協会)には毎年1億以上もの私たちの税金が投入されています。JARとUNHCRは提携しています。彼らは私たちの税金を受け取りながら、日本の難民認定率が低いと非難し、難民を受け入れろと騒ぐのです。

 なるほどそれでなんか腑に落ちました。

 今ワタシのパソコンにシツコク、UNHCRのCMが出るのです。
 それがレスボス島に上がるシリア難民の子供の写真を使って「難民カワイソウ!! UNHCRに寄付しろ」と言うので凄く胸糞が悪いのです。

 でもそういう事なら凄く尤もだと思います。
  1. 2015-11-08 20:06
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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