2015-11-04 22:26

老女の夏

 昨日は快晴でした。

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 しかし靄か霞化、遠くがかすんで良く見えない不思議な天気でした。

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 そのせいか快晴なのに何とも太陽の光が弱弱しいのです。

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 落葉は一段と進みました。

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 それでもまだ鮮やかに紅葉を残している木もありますが、それだけに枯れ木の淋しさも際立ちます。

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 日々落葉が進むので、同じ場所でも景色が毎日違ってきます。

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 こういう晩秋の快晴の日を英語圏では「老女の夏」と言うのだそうです。

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 なるほどひたすら穏やかで静謐で、しかし力のない光は、何処か老女を思わせす。

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 見ていると心安らぐ、しかし淋しい光です。

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 このナナカマド、つい一週間ばかり前は木全体が松明のように真っ赤に燃えていたのに・・・・・。

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 山の上の木々はもう殆ど完全に落葉しました。

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 そしてカラマツが黄葉していました。

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 カラマツは全ての木々の中で最後に黄葉するのです。

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 落葉した木の枝で、ヤドリギが目立ちます。

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 ヤドリギの実が熟していました。

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 ツルウメモドキも熟しました。
 ツルウメモドキの枝は花屋さんで売っています。 綺麗なのでワタシも欲しいのですが、枝が高くて採れません。
  1. 札幌の四季
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コメント

 お写真を見せて頂く度に、季節が随分と早く変わっていくのが分ります。ありがとうございます。そしてご近所の風景が、絵のように綺麗で羨ましい位です。

 『老女の夏』という題名に惹かれて、少し調べてみたら面白い記事を見つけました。

『魔女な日々』
 小春日和のことを、ドイツ語では”der Altweibersommer”「老婦人の夏」と言う。「老婦人の夏」とは、生まれたばかりのクモの子が住処を求めて旅をするときに乗る雲の糸が、小春日和の光の中で老婦人の銀髪に見えることからつけられたのだとか。
このクモの子の話はゲルマンの神話に由来するもので、人生の糸を紡いでいると言われる運命の女神ノルネは、銀髪を残す老人に幸運をもたらす。*引用終わり

http://majoppa2000.cocolog-nifty.com/hibi/2004/11/post_21.html
  1. 2015-11-05 08:47
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  3. 都民です。 #-
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Re: タイトルなし

>  お写真を見せて頂く度に、季節が随分と早く変わっていくのが分ります。ありがとうございます。そしてご近所の風景が、絵のように綺麗で羨ましい位です。

 札幌の春と秋はホントに日々景色が変化していきます。

 今は春と違って冬に向かう哀しい変化ですが、それでも景色の変化は美しく、同じ場所を何度撮ってもその度に変化する景色を見ていると飽きません。

>  『老女の夏』という題名に惹かれて、少し調べてみたら面白い記事を見つけました。
>
> 『魔女な日々』
>  小春日和のことを、ドイツ語では”der Altweibersommer”「老婦人の夏」と言う。「老婦人の夏」とは、生まれたばかりのクモの子が住処を求めて旅をするときに乗る雲の糸が、小春日和の光の中で老婦人の銀髪に見えることからつけられたのだとか。
> このクモの子の話はゲルマンの神話に由来するもので、人生の糸を紡いでいると言われる運命の女神ノルネは、銀髪を残す老人に幸運をもたらす。*引用終わり
>
> http://majoppa2000.cocolog-nifty.com/hibi/2004/11/post_21.html

 有難う御座います。 この言葉の由来を知りたかったのです。

 ワタシも女神ノルネの加護を祈ります。
  1. 2015-11-05 10:26
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  3. よもぎねこ #-
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ロシア人もバービエ・レータ бабье летоといいます。
「ばあちゃんの夏」くらいの感覚ですかね。ただ時期が9月くらいです。

ただこの小春日和というのは北米ではものすごく違う意味になります。東部や中西部ではindian summerは日本と殆ど同じ意味ですが地域にもよりますがカリフォルニアになると違います。8月の最高気温はせいぜいが26、7度位で過ごすしやすいんですが、9月に入ると突然暑い日が来て最高気温36度なんてことになるそうです。昔、バークレーに留学した友人が言ってました。これが9月の半ばくらいに来るんだそうです。

「何でこれが小春日和なんだ!」散々怒ってましたね。まあそれでも湿気が全然ないので日本に比べたら断然楽だと言ってました。
  1. 2015-11-05 10:28
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  3. kazk #cPv2SIBE
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Re: タイトルなし

> ロシア人もバービエ・レータ бабье летоといいます。
> 「ばあちゃんの夏」くらいの感覚ですかね。ただ時期が9月くらいです。

 ロシアだとまた一段と気候が厳しく、9月でも秋の気配は濃いのかも?
 
> ただこの小春日和というのは北米ではものすごく違う意味になります。東部や中西部ではindian summerは日本と殆ど同じ意味ですが地域にもよりますがカリフォルニアになると違います。8月の最高気温はせいぜいが26、7度位で過ごすしやすいんですが、9月に入ると突然暑い日が来て最高気温36度なんてことになるそうです。昔、バークレーに留学した友人が言ってました。これが9月の半ばくらいに来るんだそうです。
>
> 「何でこれが小春日和なんだ!」散々怒ってましたね。まあそれでも湿気が全然ないので日本に比べたら断然楽だと言ってました。

 なるほどインディアン・サマーってホントに夏なんですね。 
 しかし何でインディアンなんでしょうね?
  1. 2015-11-05 10:38
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  3. よもぎねこ #-
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いろんな説があるようですが

訳の分からないものは野蛮人のせいにするという事が本当らしいです。

インディアンというよりは訳が分からない、位の感覚です。
英語では野蛮人をbabarianと言いますがこれはもともとギリシャ語のバルバロイから来た言葉で「訳が分からない言葉をしゃべる人たち」くらいの意味です。それが野蛮人に転化したのですが北米で訳がわからない連中というのは直ぐ側のインディアンですからこういう名前になったのだと思われます。

まあインディアンには迷惑な話ですがね。
  1. 2015-11-05 11:16
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  3. kazk #cPv2SIBE
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Re: いろんな説があるようですが

> 訳の分からないものは野蛮人のせいにするという事が本当らしいです。
>
> インディアンというよりは訳が分からない、位の感覚です。
> 英語では野蛮人をbabarianと言いますがこれはもともとギリシャ語のバルバロイから来た言葉で「訳が分からない言葉をしゃべる人たち」くらいの意味です。それが野蛮人に転化したのですが北米で訳がわからない連中というのは直ぐ側のインディアンですからこういう名前になったのだと思われます。
>
> まあインディアンには迷惑な話ですがね。

 なるほど、わけのわからない夏ですか?
 季節が狂うと言う感覚なのでしょうね。

 それに比べると日本の小春日和は綺麗な表現ですね。 
  1. 2015-11-05 18:57
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  3. よもぎねこ #-
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Altweibsummer

<Altweibersommer>はたしかもっと早い時期、夏が終わって秋になったあとにぶり返す夏の陽気のことだと思います。シナ語ではそれを「秋老虎」といいます。小春日和とはやや感じが違いますね。
北米の事は知りませんが、欧州ではイタリア語の「聖・マーチンの夏」が一番適切です。11月11日<聖・マーチン>の日のころにある穏やかな暖かい日々、これが感じがいいなあ♪何度も書きますがその日を境にドイツは冬、つまり<聖・マーチン祭り>は冬を迎える歳時記なのですが、イタリアではまだ秋の穏やかな盛りなのですねえ。
  1. 2015-11-06 00:02
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  3. 丸山光三 #RPJCcdqk
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Re: Altweibsummer

> <Altweibersommer>はたしかもっと早い時期、夏が終わって秋になったあとにぶり返す夏の陽気のことだと思います。シナ語ではそれを「秋老虎」といいます。小春日和とはやや感じが違いますね。

 おお、そうだったのですか。

 ワタシは11月の快晴の日の、優しく穏やかだけれど、全然力のない光をみて、老女を連想するので、てっきり今時分の事と思っていました。

 しかしドイツとは緯度が違うので、太陽の光から言えば、結構あっているのかも?

> 北米の事は知りませんが、欧州ではイタリア語の「聖・マーチンの夏」が一番適切です。11月11日<聖・マーチン>の日のころにある穏やかな暖かい日々、これが感じがいいなあ♪何度も書きますがその日を境にドイツは冬、つまり<聖・マーチン祭り>は冬を迎える歳時記なのですが、イタリアではまだ秋の穏やかな盛りなのですねえ。

 聖マーチンってカソリックの聖者なのに、こうした名称やお祭りはプロテスタント地域でも残っているのですね。

 聖マーチンの来歴を調べてみたら、この聖人に捧げられたバシリカがフランス革命時に完全に破壊されて、聖堂の石を全部撤去した上に、そこを道路にしてしまったと言う話ができました。

 http://antiquesanastasia.com/religion/references/other_saints/martin_de_tours/general_info.html

 後のロシア革命を思わせる話ですが、フランス革命の頃からやっていたのですね。
  1. 2015-11-06 13:30
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  3. よもぎねこ #-
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言葉と気候風土

ある言語とそれを使用する民族の歴史文化・気候風土はわかちがたく結びついており、その言葉を別の言語体系に翻訳する、あるいは理解することは容易ではない、ということが今回とくにしみじみと感じました。

わが国語の「小春日和」に相当する語彙を以下に概略比較してみましょう。

「小春日和」>晩秋から初冬にかけて(11月頃)の穏やかな暖かい晴天の日。季語は冬。

「Altweibersommer」>初秋(9月)にある穏やかな暖かい夏のような日(ドイツの夏は基本的に暑くなく暖かい。無論例外あり)

「秋老虎」>シナ大陸の初秋(9月)にある虎のように猛々しい夏のような暑い日。わが国の「残暑」に相当するでしょう。

「Indian summer」>北米における紅葉の頃の季節外れの猛暑。

「Estate di San Martino」>イタリア半島における11月11日<聖・マーチン>の日のころにある穏やかな暖かい日々。
ちなみに独仏にはその時期にはそういう気候現象が発生しないので語彙もない。

<聖・マーチン祭>についての補足。
ドイツでは南部がカソリック、北部が福音派(いわゆるプロテスタント)と色分けされていますが、実際には各地方で半々にまじりあっています。家内は南部の出身ですがその地域では<聖・マーチン祭>は行われず、現在居住するライン低地地方は中西部ですが祭りは盛んです。この時季に暖かく穏やかな晴天の日は基本的にありえず(ちなみに今年の場合、晴天が続くものの気温は15℃をうわまらわず肌寒い)、すでに書きましたが「冬の始まり」と認識されています。

いずれにせよ。もし「Altweibersommer」を季語に用いるとすれば、それは晩秋ではなく初秋、ということになりますか。同緯度にあるとはいえドイツと北海道はそれだけずれがあるということですね。
  1. 2015-11-06 16:04
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  3. 丸山光三 #RPJCcdqk
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Re: 言葉と気候風土

> ある言語とそれを使用する民族の歴史文化・気候風土はわかちがたく結びついており、その言葉を別の言語体系に翻訳する、あるいは理解することは容易ではない、ということが今回とくにしみじみと感じました。
>
> わが国語の「小春日和」に相当する語彙を以下に概略比較してみましょう。
>
> 「小春日和」>晩秋から初冬にかけて(11月頃)の穏やかな暖かい晴天の日。季語は冬。
>
> 「Altweibersommer」>初秋(9月)にある穏やかな暖かい夏のような日(ドイツの夏は基本的に暑くなく暖かい。無論例外あり)
>
> 「秋老虎」>シナ大陸の初秋(9月)にある虎のように猛々しい夏のような暑い日。わが国の「残暑」に相当するでしょう。
>
> 「Indian summer」>北米における紅葉の頃の季節外れの猛暑。
>
> 「Estate di San Martino」>イタリア半島における11月11日<聖・マーチン>の日のころにある穏やかな暖かい日々。
> ちなみに独仏にはその時期にはそういう気候現象が発生しないので語彙もない。

 なるほど、秋口と猛暑つまり残暑と、冬の小春日和ですから、実は全然別物なのですね。

 ところで実は北海道にいると小春日和と言うのが、全然実感できません。 だって冬の北海道は雪に覆われますから、たまに結構暖かい快晴の日があっても、小春と言う感覚はないのです。

 一方雪が降る前、11月や12月に快晴になると、大変穏やかな良い日よりになります。 それで「小春日和」と思ってしまうのですが、これは実は日本語としても間違いだったわけです。

 そう思うと実は日本人でも地域によって感覚が違うのでしょう。
 
> <聖・マーチン祭>についての補足。
> ドイツでは南部がカソリック、北部が福音派(いわゆるプロテスタント)と色分けされていますが、実際には各地方で半々にまじりあっています。家内は南部の出身ですがその地域では<聖・マーチン祭>は行われず、現在居住するライン低地地方は中西部ですが祭りは盛んです。この時季に暖かく穏やかな晴天の日は基本的にありえず(ちなみに今年の場合、晴天が続くものの気温は15℃をうわまらわず肌寒い)、すでに書きましたが「冬の始まり」と認識されています。

 北海道でも11月はホントは冬の始まりと言うべき気候なんですけどね。
 
 札幌の平均気温は5度ほどだし、黄葉も終わるし、雪も降るのですから。
 それでも12月までは冬と思いたくないのです。

> いずれにせよ。もし「Altweibersommer」を季語に用いるとすれば、それは晩秋ではなく初秋、ということになりますか。同緯度にあるとはいえドイツと北海道はそれだけずれがあるということですね。

 9月だと北海道でもまだ温かい日が続いて、半袖シャツでいられる日も多いですからね。 だからこの時期に暑い日があってもあんまり意識しないのです。

 このあたりがドイツとのずれでしょう。

 いずれにせよ北海道も日本文化なので、気温が北欧並みでも季節感と意識を、本州に合わせようとしている面があるのです。
 9月の暑さを気にしないのも、その本当はあたりが原因かもしれません。 本州ならまだ結構猛暑ですからね。
  1. 2015-11-06 18:05
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  3. よもぎねこ #-
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