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2015-10-31 22:12

労働貴族のお仕事 連合

 連合の古賀会長が何やらお困りようです。

連合・古賀前会長「今のままなら半分落ちる。民主は頼りない」 参院選に危機感
強調文
 民主党最大の支持母体である連合の古賀伸明前会長は29日、福岡市内で行われた連合福岡の定期大会で講演し、来年夏の参院選比例代表に民主党公認で出馬する連合組織内候補12人について「今のままでは半分落ちる」と危機感をあらわにした。松本剛明元外相の離党表明などを挙げ、党内基盤が揺らぐ民主党を「頼りない」と非難した。

 古賀氏は同時に、「消費者や働く者の立場に立てば民主党を徹底的に支援しなければならない。(民主党が)野党再編のリーダーシップをとるべきだ」と支援を呼び掛けた。

 具体的には「連合の680万人の組合員で、(これまで)組織内候補者の名前を書いたのは60万~150万に過ぎない。これを2・5倍にする活動を徹底し、裾野を広げるべきだ」と述べ、連合の足元を固める必要性を訴えた。


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今のままでは半分落ちる

 これはワタシもその通りだと思います。
 だって民主党はそもそも自民党に反対する以外には、何もできないのですから。

 そもそも「消費者や働く者の立場に立てば民主党を徹底的に支援しなければならない。」って何を根拠に言っているのでしょうか?

 この人は連合の会長として、民主党が政権時代に超円高を放置した事で、また日本を原発停止させて電力不足に追い込んだ事で、どれほどの組合員が職を失ったか覚えていないのでしょうか?

 そんな政党を連合として支持し、組合員に投票を呼び掛けた事に対して、会長としての責任感は一切感じていないのでしょうか?

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連合の680万人の組合員で、(これまで)組織内候補者の名前を書いたのは60万~150万に過ぎない。これを2・5倍にする活動を徹底し、裾野を広げるべきだ

 この人、連合の組合員を何だと思っているのでしょうか?
 組合費を収め、自分の指示通りに投票する為に存在する自分の奴隷と、思っているのでしょうか?

 数年前、ワタシはラジオ番組で青山繁治氏が古賀連合会長について「古賀さんは凄く澄んだ目をした人。 この人は自民党に代わる政党を作る事に人生を懸けてきた。」と言うのを聞いて凄く驚きました。

 自民党に代わる政党を作る事に人生を懸けてきた?

 そりゃ古賀氏個人の人生ですから、何に懸けて構いませんよ。 坂田三吉は将棋の駒に懸けたのですから、古賀氏が個人の人生を何に懸けても誰も文句は言えません。

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 しかし連合は労働組合でしょう?
 労働組合って、労働者の雇用を守り、労働条件を良くする為にあるんじゃないですか?

 組合員は皆その為に組合費を払っているんじゃないですか?

 政党を作るなんて本来労働組合の仕事ではありません。 古賀氏個人の道楽でしょう?

 こんな道楽に耽っているから、労働組合の幹部として労働者の雇用や労働条件を改善するために必要な知識なんか、全然興味もないのではありませんか?

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 例えば金融緩和でインフレ率が上がると、失業率が下がり賃金が上がります。
 だから金融緩和策は欧米の労働組合や、その支持政党が好んで取る政策だと言います。

 ところが古賀会長も、また連合の支持で当選した民主党議員も、皆これを一切知らなかったのです。

 それどころか彼等は、経済に関しては、テレビの普通の経済番組を時々見ていれば誰でもわかる程度の知識もありませんでした。
 
 労働組合出身と言っても、彼等は皆高学歴を誇る労働貴族だったのに・・・・・。

 代わりに彼等が喚きつづけたのは、反基地とか反原発とか、或いは従軍慰安婦に賠償しろとか、労働者の権利擁護とは一切関係のない話ばかりでした。

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 労働組合って何の為にあるんでしょうか?

 【10月29日配信】戦後史の闇 第9回前編 「共産・社会主義の間違い」 山村明義 かしわもち 【チャンネルくらら】

 
 山村明義氏によると、日本の労働組合と言うのは、終戦後GHQにより組織されたそうです。

 驚いた事にその当時、GHQには多数の共産主義者が入り込んでいました。 そして日本共産党ともきわめて親密でした。

 戦後5年間ぐらいは当時は実は日本共産党とGHQの蜜月状態で、その為GHQの司令で造られた労働組合関連法規の作成には共産党員が密接に関わり、更に結成された組合にも共産党員が入って行ったと言う経緯があるそうです。

 このような日本の労働組合誕生の特異な経緯の為に、組合の性質その物が欧米のそれとは完全に異質なモノになったのかも知れません。

 だから古賀氏や民主党の連合組織内議員のように、労働者の雇用や労働条件などそっちのけで、反日活動を中心とする政治道楽に専念しても、組合員は黙って組合費を払い続けると言う組織になったのでしょうか?

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 ちなみにGHQの本国、アメリカでは違うんですよね。

 ワタシは昔テレビで、アメリカの労働組合の労働者達が、学生のベトナム反戦デモ隊に襲いかかって乱闘になっているのを見て、心底驚いた事があります。

 彼等は皆ヘルメットをかぶっていたのですが、それは乱闘の為ではなく、作業用のヘルメットは労働者のシンボルだったからです。

 アメリカの労働組合は自分達の権利を徹底的に主張するけれど、一方で極めて愛国的なのです。
 だってアメリカの労働者の生活を根源的に守っているのは、アメリカと言う国家なのですから。
  1. 民主党
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コメント

コミンテルンですね!

 先日教えて頂いた【チャンネルくらら】戦後史の闇を第1回から観ました。野坂参三の複雑怪奇な人生から、サヨクはお金持ちで羨ましい等々、そして今も日本社会のトップに共産党出身者(隠している人も多数)が沢山いるというのもビックリしました。報道しない自由を行使するのも、どうやらそのせいではないかということですね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/野坂参三 
 
 それにしても、GHQの政策決定者に共産主義者がいたなんて、だからサヨクが労働組合から教育界から何から何まで自由にできたんですね。当時の米国にはジョセフ・グルーやのような素晴らしい知日派がいたのに、残念です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョセフ・グルー

『天皇制批判、政治犯利用、自虐史観の基 GHQ幹部のノーマン マルクス主義色の「民主化」』産経ニュース 2014.7.27
http://www.sankei.com/world/news/140727/wor1407270009-n1.html

 あのよもぎねこさんが問題点にすぐに気が付かれた、「日本の歴史家を支持する声明」のジョン・ダワー氏は共産主義者ノーマンの弟子だそうです。ニューディーラーの流れは、いまも続いていますね。
  1. 2015-11-01 10:04
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  3. 都民です。 #-
  4. 編集

Re: コミンテルンですね!

>  先日教えて頂いた【チャンネルくらら】戦後史の闇を第1回から観ました。野坂参三の複雑怪奇な人生から、サヨクはお金持ちで羨ましい等々、そして今も日本社会のトップに共産党出身者(隠している人も多数)が沢山いるというのもビックリしました。報道しない自由を行使するのも、どうやらそのせいではないかということですね。
>
> https://ja.wikipedia.org/wiki/野坂参三 
>  
>  それにしても、GHQの政策決定者に共産主義者がいたなんて、だからサヨクが労働組合から教育界から何から何まで自由にできたんですね。当時の米国にはジョセフ・グルーやのような素晴らしい知日派がいたのに、残念です。
>
> https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョセフ・グルー
>
> 『天皇制批判、政治犯利用、自虐史観の基 GHQ幹部のノーマン マルクス主義色の「民主化」』産経ニュース 2014.7.27
> http://www.sankei.com/world/news/140727/wor1407270009-n1.html
>
>  あのよもぎねこさんが問題点にすぐに気が付かれた、「日本の歴史家を支持する声明」のジョン・ダワー氏は共産主義者ノーマンの弟子だそうです。ニューディーラーの流れは、いまも続いていますね。

 連合の古賀がコミンテルかどうかはわかりません。 しかし問題はこのGHQの時代に、共産主義者が大きく報道界や教育界やそして労働界に入り込んだ事で、彼等の思想や思考が日本人全てに大きな影響を与えた事でしょう。
 
 そして共産党員でなくても、それどころか共産主義には反感を持つ人達でも、無意識のうちに共産主義者に都合の良いような思考をしてまうような状態になっている事でしょう?

 例えばエリートとして大企業に入社して、いずれは重役になりたいと思うような人でも、入社直後に普通に組合に加入して、そのまま組合費を払い続ける。 
 組合の奇妙な政治活動には疑問を抱かないし。

 こんな感覚が定着した事が深刻なのではないでしょうか?

 その為GHQが解体した後も、日本の共産党は悪霊のように日本に憑りついているのです。
  1. 2015-11-01 12:43
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  3. よもぎねこ #-
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天引き

 よそのサイトで話題にしていたのですが、日本では組合費が給料天引きですよね。これってどうなんでしょうか。欧米の例は知りませんが、自分で振り込みをするようにしたら、資金が枯渇してしまうのではないでしょうか。それとも地下から湧いてきたりして・・・。

ご存知だと思いますが、組合専従の制度も問題でしょう。活動の中身が政治運動ばかりですものね。労働者の待遇改善なんか、眼中にないですね、本当に。
 
 公務員は、赤旗購読を共産党議員から押し付けられたり、議員の歳費の一部を上納したりと、資金集めは巧みですよね。お金のない庶民から巻き上げているのが嫌です。

 共産党の資産もたくさんあるみたいですし。

 ちょっと話がずれますが、あのWGPは、1944年に中国共産党の日本兵に対する思想改造教育をヒントに考えられたそうです。野坂参三がかかわっていたようです。
 共産党の影響を早く断ち切りたいですね。

 
  1. 2015-11-01 14:40
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  3. Cherry Blossoms #-
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彼らは、人間の深層心理に食い込んでますね。

>そして共産党員でなくても、それどころか共産主義には反感を持つ人達でも、無意識のうちに共産主義者に都合の良いような思考をしてまうような状態になっている事でしょう?

 無意識のうちにというのが、何十年もかけた洗脳の恐ろしさですね。この洗脳を解くには、「共産主義者に都合の良いような思考をしてまうよう」という自分の『考え方の癖』に気づくことから始めるのだと思います。

◆うつ病の認知療法・認知行動療法治療者用マニュアル
うつ病の認知療法・認知行動療法マニュアル(平成21年度厚生労働省こころの健康科学研究事業「精神療法の実施方法と有効性に関する研究」)
.
・・・面接で話し合ったことを実生活で検証しつ つ認知の修正を図ることが必須の課題となります。つまり、観念的な議論ではなく、あくまでも現実に目を向け た検証を基本とする点に特徴があり、日常生活が治療の場となるのです。*引用終わり
 
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/kokoro/dl/01.pdf

 上記にあるように、実生活で検証しつつ認知の修正を図るという『認知行動療法』というと大袈裟かもしれませんが、WGIPに毒されていない新聞や雑誌やネットや保守的な友人などから新しい『考え方の癖』を身につけるのが良いと思います。歪なサヨク思想を普通の人間が実践し続けるのは、苦しいことだと想像します。もっと気楽に「我が国が好き」と言えるようになり、そして国内外の情勢を現実的に分析できるようになるのは、メンタルヘルスに良いことだと思います。予防医学ですね!
  1. 2015-11-01 15:57
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

今年の春闘で総理大臣が財界首脳に賃上げを頼み込むという60年代を知ってる人間ならば驚天動地の出来事がありました。小生はこれで連合の役割は完全に終わったと思ったものです。

もはや労働組合ではない、ただの政治集団だと断ぜざるおえなかったからです。
ただ政治的な方向性を先に決めてそれで動く、これでは労働者は納得しないでしょう。

小生はそもそも日本において2大政党制というのは成立しないものだと思ってます。米国あたりのそれは両者の対立はイデオロギー的なそれではありません。米国の2大政党制などは大統領選挙を見れば明らかですが今は地域的対立というような傾向が圧倒的でしょう。要は昔の憲政党と政友会の対立のようなものです。

本来ならば都市住民層の利害を代表するという形なのでしょうが都市住民だって2世代前は田舎者、というのが圧倒的ですから本質的な対立になりません。相手の立場が理解できてしまうからです。そんなことよりはいろいろな立場の人々を政権に参画させ利害の調整を図るほうが軋轢は圧倒的に少ないということです。

自民党はそれをずっとやってきたのです。その対立を党内で解消できないという時だけ自民党が分裂したわけです。ところがそこにワケの分からぬイデオロギー優先の基地外が入り込んでくる、それでとんでもないことを起こす、となるわけです。まあ一事はイデオロギーもへったくれもあるかという自社連立まであったのだから何をか言わんやです。
もうあの時点で社会主義政党は終わってるのです。


おそらく今の左巻きはまだ都市の弱者たる若年層労働者を旧号できればなんとかなるなどと踏んでるのでしょうか。若年層だって馬鹿じゃない、景気の回復こそが物事の本質的な解決だと本能的に分ってます。選挙はその能力の有無によって決まるのです。勝敗は最初から見えてるということです。

あと30年位経ちミンスが歴史の彼方に沈むときにでもならなければ非自民の政権交代など無いでしょう。
  1. 2015-11-01 17:37
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  3. kazk #cPv2SIBE
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新自由主義を主張する日本の左翼

民主党の経済政策って、左翼が批判する「自由放任」「市場原理主義」そのものでしたよね。欧米では新自由主義を主張するのは保守政党で、左派政党は反グローバリズムなのに、民主党の政策は、政治については左翼リベラル、経済については新自由主義でした。

そういう私自身、三橋貴明氏のブログに出会うまでは、池田信夫氏のブログを読んで「もっと新自由主義を進めろ」が正しい経済政策だと思っていたので、あまり偉そうなことは言えませんけど。
2000年代って、労働者の味方のふりをしながら新自由主義的な改革を主張する人たちによって経済政策がずいぶん混乱させられたように思います。

日本の経済学者って欧米の流行りものを追いかけるだけのただのミーハーですよね。マルクスが流行ればマルクスを追いかけ、フリードマンが流行ればフリードマンを追いかけるという。
ところが、彼らが追いかける欧米の経済学は、戦後はインフレの心配ばかりしてデフレという状況を想定さえしてなかったんですよね。

そして、もともと自民党の経済政策は左寄りなんですよね。「公共事業で雇用と需要を作り出す」というのはケインズ主義=左派の経済政策ですし。
だから、それを「公共事業=利権=悪」だと言ってる日本の左翼と新自由主義は親和性が高いのでしょうね。そんな左派政党には全く存在意義がないと思いますが。
  1. 2015-11-01 19:28
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
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Re: 天引き

>  よそのサイトで話題にしていたのですが、日本では組合費が給料天引きですよね。これってどうなんでしょうか。欧米の例は知りませんが、自分で振り込みをするようにしたら、資金が枯渇してしまうのではないでしょうか。それとも地下から湧いてきたりして・・・。

 何でみんな文句を言わないのでしょうね?
 組合費って結構な額でしょう? 

> ご存知だと思いますが、組合専従の制度も問題でしょう。活動の中身が政治運動ばかりですものね。労働者の待遇改善なんか、眼中にないですね、本当に。

 ホントにここが不思議です。 反原発とか反安保法制とか果ては慰安婦とか、そんなことの為に自分の組合費が使われている事に、何で文句を言わないのでしょうね?
 
>  公務員は、赤旗購読を共産党議員から押し付けられたり、議員の歳費の一部を上納したりと、資金集めは巧みですよね。お金のない庶民から巻き上げているのが嫌です。
>
>  共産党の資産もたくさんあるみたいですし。

 共産主義って究極の搾取システムですよ。

>  ちょっと話がずれますが、あのWGPは、1944年に中国共産党の日本兵に対する思想改造教育をヒントに考えられたそうです。野坂参三がかかわっていたようです。
>  共産党の影響を早く断ち切りたいですね。

 なるほど日本のサヨクとGHQ史観が一致するわけです。
  1. 2015-11-01 22:24
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 彼らは、人間の深層心理に食い込んでますね。

> >そして共産党員でなくても、それどころか共産主義には反感を持つ人達でも、無意識のうちに共産主義者に都合の良いような思考をしてまうような状態になっている事でしょう?
>
>  無意識のうちにというのが、何十年もかけた洗脳の恐ろしさですね。この洗脳を解くには、「共産主義者に都合の良いような思考をしてまうよう」という自分の『考え方の癖』に気づくことから始めるのだと思います。

 と言うか、人間は自分に直接関係のない事は、何も考えずに他人の意見をそのまま借りてしまうのです。

 例えば沖縄では基地が負担ってマスゴミは繰り返し言いますよね。 でも基地の何が負担なんでしょうね?
 確かに基地面積は広いけれど、農業をやるより遥かに利益が出る程借地料を払っているのだし、米兵の犯罪発生率なんか沖縄県民の半分以下なのです。

 でもマスゴミで「基地が負担」「基地が負担」と言われると、そもそも最初から基地は負担と思い込んでしまうのです。
 ワタシはこういうのは凄く気持ち悪いのです。
 
> ◆うつ病の認知療法・認知行動療法治療者用マニュアル
> うつ病の認知療法・認知行動療法マニュアル(平成21年度厚生労働省こころの健康科学研究事業「精神療法の実施方法と有効性に関する研究」)
> .
> ・・・面接で話し合ったことを実生活で検証しつ つ認知の修正を図ることが必須の課題となります。つまり、観念的な議論ではなく、あくまでも現実に目を向け た検証を基本とする点に特徴があり、日常生活が治療の場となるのです。*引用終わり
>  
> http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/kokoro/dl/01.pdf
>
>  上記にあるように、実生活で検証しつつ認知の修正を図るという『認知行動療法』というと大袈裟かもしれませんが、WGIPに毒されていない新聞や雑誌やネットや保守的な友人などから新しい『考え方の癖』を身につけるのが良いと思います。歪なサヨク思想を普通の人間が実践し続けるのは、苦しいことだと想像します。もっと気楽に「我が国が好き」と言えるようになり、そして国内外の情勢を現実的に分析できるようになるのは、メンタルヘルスに良いことだと思います。予防医学ですね!

 とにかくまず何でも自分の頭で考える事でしょうね。
 逆に考えていない事には、手を出さない事です。
  1. 2015-11-01 22:32
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 今年の春闘で総理大臣が財界首脳に賃上げを頼み込むという60年代を知ってる人間ならば驚天動地の出来事がありました。小生はこれで連合の役割は完全に終わったと思ったものです。

 ホントにあれは驚きました。

 本来なら連合はここで大慌てで、総理の何倍ものエネルギーを出して賃上げ努力をするべきでした。

 ところが呆れた事に、あの後労働界が何がやったと言うニュースは出ないのです。
 これでは自分達の仕事を自民党にとられてしまうのに。

> もはや労働組合ではない、ただの政治集団だと断ぜざるおえなかったからです。
> ただ政治的な方向性を先に決めてそれで動く、これでは労働者は納得しないでしょう。

 全くその通りです。
 何の為に組合費を取られてるんだか?

> 小生はそもそも日本において2大政党制というのは成立しないものだと思ってます。米国あたりのそれは両者の対立はイデオロギー的なそれではありません。米国の2大政党制などは大統領選挙を見れば明らかですが今は地域的対立というような傾向が圧倒的でしょう。要は昔の憲政党と政友会の対立のようなものです。
>
> 本来ならば都市住民層の利害を代表するという形なのでしょうが都市住民だって2世代前は田舎者、というのが圧倒的ですから本質的な対立になりません。相手の立場が理解できてしまうからです。そんなことよりはいろいろな立場の人々を政権に参画させ利害の調整を図るほうが軋轢は圧倒的に少ないということです。
>
> 自民党はそれをずっとやってきたのです。その対立を党内で解消できないという時だけ自民党が分裂したわけです。ところがそこにワケの分からぬイデオロギー優先の基地外が入り込んでくる、それでとんでもないことを起こす、となるわけです。まあ一事はイデオロギーもへったくれもあるかという自社連立まであったのだから何をか言わんやです。
> もうあの時点で社会主義政党は終わってるのです。

 ワタシは自民党が巨大化して、民主党が泡沫化したら、自民党が分裂して二大政党制になるのではないかと思っています。

 しかし55体制ができた経緯を考えればわかりますが、社会主義革命を目指すような政党が3分の1から半分弱の勢力を維持していれば、資本主義と民主主義を守りたい政党は、団結するしかないのです。

 だって自分達同志で揉めていたら、下手をすると社会主義革命政党にとられてしまいます。
 
 実際自民党が弱体化した時、村山政権や或いは民主党政権ができたのですが、トンデモナイ極悪政権で、後々日本の害になる事を散々やらかしました。

 こんなモノができないようにするためには、民主主義政党が団結して数を抑えて置くしかないです。

> おそらく今の左巻きはまだ都市の弱者たる若年層労働者を旧号できればなんとかなるなどと踏んでるのでしょうか。若年層だって馬鹿じゃない、景気の回復こそが物事の本質的な解決だと本能的に分ってます。選挙はその能力の有無によって決まるのです。勝敗は最初から見えてるということです。
>
> あと30年位経ちミンスが歴史の彼方に沈むときにでもならなければ非自民の政権交代など無いでしょう。

 今度の選挙でミンスが泡沫化して、社会主義革命の亡霊が消えたら希望が見えてくるのですが。
  1. 2015-11-01 22:52
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 新自由主義を主張する日本の左翼

> 民主党の経済政策って、左翼が批判する「自由放任」「市場原理主義」そのものでしたよね。欧米では新自由主義を主張するのは保守政党で、左派政党は反グローバリズムなのに、民主党の政策は、政治については左翼リベラル、経済については新自由主義でした。

 民主党ってそもそも現実の資本主義経済は全く理解もしていないし、興味もないのでは?

 だから資本主義下で労働者の雇用を守る為の最低限の知識もなかったのす。

 民主党の新自由主義って、当時のマスゴミが煽ったモノにそのまま乗っただけでしょう? 
 例えばTPPだって言いだしたけど、国会でISDの問題について質問されたら、実は民主党野田総理はISDを知らなかったと言うお粗末ぶりでした。

> そういう私自身、三橋貴明氏のブログに出会うまでは、池田信夫氏のブログを読んで「もっと新自由主義を進めろ」が正しい経済政策だと思っていたので、あまり偉そうなことは言えませんけど。
> 2000年代って、労働者の味方のふりをしながら新自由主義的な改革を主張する人たちによって経済政策がずいぶん混乱させられたように思います。

 そもそも2000年代は小泉さんのノリで、新自由主義がマスコミでライトアップされていたのです。
 
 民主党はマスゴミが騒いだモノなら、わけもわからず飛びつくのです。

> 日本の経済学者って欧米の流行りものを追いかけるだけのただのミーハーですよね。マルクスが流行ればマルクスを追いかけ、フリードマンが流行ればフリードマンを追いかけるという。
> ところが、彼らが追いかける欧米の経済学は、戦後はインフレの心配ばかりしてデフレという状況を想定さえしてなかったんですよね。
>
> そして、もともと自民党の経済政策は左寄りなんですよね。「公共事業で雇用と需要を作り出す」というのはケインズ主義=左派の経済政策ですし。
> だから、それを「公共事業=利権=悪」だと言ってる日本の左翼と新自由主義は親和性が高いのでしょうね。そんな左派政党には全く存在意義がないと思いますが。

 社会主義革命の為に労働者を窮乏させないといけませんから。

  1. 2015-11-01 23:04
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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