2015-10-05 13:05

自己矛盾の介入 シリア・イラク・アフガニスタン

 安保法制採決に関する民主党始め反対派の醜態には辟易しました。
 
 しかし彼等の醜態を見ながら考えたのは、民主主義国家を運営する難しさです。 

 だって今回の安保法制が成立しても、反対派には何の問題もありません。 生活が破綻するわけでも、まして彼等が喚いているように「戦争になる」わけでもないのです。
 
 そんなことは彼等もわかりきっているのです。

 しかしそれでも自分達の存在感を示し、自民党の足を引っ張る為なら、キチガイのように騒ぎ立てて、最後には国会内で暴力沙汰に及びました。

006

 民主主義と言うのは、皆が対等な立場で話し合い、そして話し合いがつかない事に着いては、多数決で決める制度です。
 
 皆で話し合い、最後に多数決で決める。

 こんな事は国会によらず、普通に日常生活でも結構体験しているでしょう。 でもその体験を踏まえれば誰にでもわかると思いますが、これが上手く行くのは、話し合いに参加する人々が、お互いに一定の信頼関係を持ち、最後には決めた事に従うと言う意思があってのことです。

 今回の民主党等のように「絶対反対!!」「反対の為の反対!!」「自分達の意見が通らないのであれば、制度そのものを全否定する」と言う事をやる人間が相当数いる場合、この制度による意思決定は非常に難しくなります。

 しかも前述したように、今回の安保法制が成立しても反対派には何の問題もないのです。 本当に戦争になると言う恐怖を持っているなら、反対派はこぞってドイツにでも行って、難民申請するはずですが、そんなの一人もいないじゃないですか?

 結局タダの政治ゴッコだから、安保法制反対騒動もこれで済んでおり、日本は民主制を守る事ができるのです。

032

 では、本当に政権の在り方によっては、難民にでもなるほかない場合は?

 世界にはそういう国は沢山あるのです。 と言うか第二次大戦後独立してできた新興国には、そういう国の方が多いのです。

 今内戦を続けているシリア・イラク・アフガニスタンなどその典型です。
 
 これらの国々は古来、多数の民族が行きかい、今もモザイクのような多民族国家です。 そして長い内戦で、対抗勢力はお互いに恨み骨髄です。 しかも現在、イスラム原理主義が勃興しています。

 こういう国々で民主的な議会を作り、話し合いをしようとしても、そもそもお互いに全く信頼感のない状態での話し合いですから、上手く行くはずはないのです。

 そこで多数決による採決をすれば、少数派が絶対不利です。

042

 恨み骨髄な多数派が主導権を握る国家で生きる事は、少数派にとっては死活問題ですから、当然自分達の居住地域の独立運動とか、そういう過激な話になります。 話だけじゃなくてホントに武力闘争をするしかないのです。

 更にイスラム原理主義の勃興から、選挙をすればイスラム原理主義政党が大躍進し、更に政権を収奪する事も十二分にありうるのです。 
 例えばアフガニスタンで思想信条宗教の自由、結社の自由を保障して、公正な選挙をやればタリバン党が政権を取るじゃないですか?

 そうなれば男女平等とか、宗教自由なんか全部打ち壊しですよね?

 タリバン党が政権を取れば、当然アメリカの好きな形の民主制は、維持不能になります。 

044
 
 民主主義が選挙によって崩壊するのは歴史的何度もあったことです。 ドイツ国民がナチス党を支持したのでワイマール体制は崩れたし、イタリア国民がファシスト党を支持した事で、イタリアの民主制も崩壊したのです。
 
 だったら今イスラム原理主義がイスラム社会で絶大な支持を集めつつある状況で、民主主義体制を守れば、イスラム原理主義政権が成立するのは、当然の成り行きでしょう?

 しかしアメリカ始め欧米は、こうしたイスラム原理主義政権は「反民主主義」「反人権」と言って絶対認めず、戦争状態にまでなっているのです。

 でも・・・・・その国の国民の多数が支持している政党が、政権を取れない民主主義ってあるんですか?

 イスラム原理主義だから禁止って?
 民主主義国家なら思想信条宗教の自由や、政党結社の自由は認めなければならないのに・・・・・・。

 実際欧米ではイスラム原理主義者も自由に自分達の団体を作り、活動をしているではありませんか? これに政府や政治家が。何らかの制限を加えようとしたら、「人権侵害だ!!」「ヘイトスピーチだ!!」と大騒ぎになるじゃないですか?

 それなのにイスラム教国家で、イスラム原理主義政権には武力介入ですか?

052

 勿論、ワタシもイスラム原理主義政権なんかできたら、それが我々の馴染んだ民主主義のルールなんか打ち壊すのはわかります。
 それだけでなく近隣諸国にそのイスラム原理主義を輸出しようとしたり、また欧米やアメリカに極めて敵対的な態度を取る事は、イランのイスラム政権などから見ても明らかです。

 しかし主権者である国民の多数が望む政権を作れない国が、民主主義国家とは言えません。
 
 欧米のイラン・イラク・アフガニスタンへの介入は、これらの地域を独裁者から解放して、民主主義国家を作る為だったはずです。
 これだと自己矛盾になります。

 しかし取りあえず反民主主義と決めた勢力、つまり独裁者やイスラム原理主義者を倒したからと言って、欧米の気に入るような民主主義国家にならない事は明らかではありませんか?

 そうなると現在欧米が行っている武力介入の先にあるモノが全く見えません。

065

 ああいう世界で、「民主主義の為に戦う」勢力が出てくる事は全く期待できません。 ああのような国々で、一定の力を得る勢力は部族や民族の勢力か宗教勢力でしょう。

 それが現在最大勢力に迫害されていれば「弾圧は許さない!!」「民主的な政権を作れ!!」と言って武力介入しても、最大勢力を潰せば当然、それまで応援していたナンバー2やナンバー3も実は全然民主的ではなかった、だから「コイツラ許さん!!」になるんじゃないですか?

 だってソ連を追い払ってタリバンが出てきた時の、アメリカのタリバンへの対応が正にそれですから。

 こうなると永遠にこれらの地に武力介入を続けるも、全く先の見えない無限地獄になるのです。

073

 今、これらの地に介入をしている欧米諸国はこれがわかっているのでしょうか?
 それともわかっていて意図的に無限地獄を作っているのでしょうか?
  1. 戦後民主主義
  2. TB(0)
  3. CM(14)

コメント

根が深い話ですね

歴史という船に乗った人類は、果たして何処に行きたいのでしょうか。 
どんなに足掻いても『下船』は出来ません。乗員が話の通じぬならず者の一団であれば、船長は暴力と金によって乗員を組み伏すしかありません。指示に従わなければ、残虐・狡猾な手法を用いても大多数を従わせようとします。
これが、独裁者ですね。
そして、この暴虐な船長を反乱によって殺しても、後日の船の操船を担える人物や団結しようとする心そのものが存在しないので、船は迷走の末進路を失い、乗組員同士が死者や弱者の肉を漁るという地獄図絵が繰り広げられます。
  1. 2015-10-05 16:38
  2. URL
  3. hanenan #3/2tU3w2
  4. 編集

成功体験

こんばんは。
よもぎねこさんが3日に書かれたエントリーもそうですが、とても説得力のあるお話です。
欧米、特にアメリカを中心とする戦勝国は先の大戦での成功体験に未だに引き摺られていて、その結果失敗を重ねている様に感じます。
第二次世界大戦(大東亜戦争含む)で彼らが打ち負かし、占領したのはドイツ、イタリア、日本の枢軸国でした。
これらの国は開戦前の時点で、国としてのまとまりがあり、実際に民主主義を実践しており、国民の教育水準の高い当時の先進国でしたから上手くいったのでしょう。
そのなかでも特に日本です。
戦争を通して、相当強力な国だと分かっては居たでしょうし、色々情報を分析してはいたでしょうが、それでも連中からしたら未開なイエローモンキーだったのではないですか?
そのイエローモンキーに対して、あのやり方が上手くいったので、その後の朝鮮やらベトナムやらカンボジアやら中東やらで二番煎じを繰り返し、上手くいかないグダグダな現状ではないでしょうか。
日本はかなり特殊な国であり民族だと思います。
外からの文化に対する受容能力が極めて高く、受け入れて自らも変わります。しかし、根っこの所は変わらずに民族の連続性や統一性を維持し、外来のものを自分好みにアレンジして消化吸収してしまいます。

こんな芸当を他国の民族に期待する方が無理です。
  1. 2015-10-05 18:41
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  3. もらもら #Fldqm66o
  4. 編集

Re: 根が深い話ですね

> 歴史という船に乗った人類は、果たして何処に行きたいのでしょうか。 
> どんなに足掻いても『下船』は出来ません。乗員が話の通じぬならず者の一団であれば、船長は暴力と金によって乗員を組み伏すしかありません。指示に従わなければ、残虐・狡猾な手法を用いても大多数を従わせようとします。
> これが、独裁者ですね。
> そして、この暴虐な船長を反乱によって殺しても、後日の船の操船を担える人物や団結しようとする心そのものが存在しないので、船は迷走の末進路を失い、乗組員同士が死者や弱者の肉を漁るという地獄図絵が繰り広げられます。

全くその通りなのです。 アメリカがこうした暴虐な船長の殺害を善意でやっているのか? それとも意図的に船の難破を狙ってやっているのかはわかりません。

 しかし善意であったらあったで実に始末の悪い善意です。

 いずれにせよ結果は地獄絵図ですからね。
  1. 2015-10-05 19:10
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 成功体験

> こんばんは。
> よもぎねこさんが3日に書かれたエントリーもそうですが、とても説得力のあるお話です。
> 欧米、特にアメリカを中心とする戦勝国は先の大戦での成功体験に未だに引き摺られていて、その結果失敗を重ねている様に感じます。
> 第二次世界大戦(大東亜戦争含む)で彼らが打ち負かし、占領したのはドイツ、イタリア、日本の枢軸国でした。
> これらの国は開戦前の時点で、国としてのまとまりがあり、実際に民主主義を実践しており、国民の教育水準の高い当時の先進国でしたから上手くいったのでしょう。
> そのなかでも特に日本です。
> 戦争を通して、相当強力な国だと分かっては居たでしょうし、色々情報を分析してはいたでしょうが、それでも連中からしたら未開なイエローモンキーだったのではないですか?
> そのイエローモンキーに対して、あのやり方が上手くいったので、その後の朝鮮やらベトナムやらカンボジアやら中東やらで二番煎じを繰り返し、上手くいかないグダグダな現状ではないでしょうか。
> 日本はかなり特殊な国であり民族だと思います。
> 外からの文化に対する受容能力が極めて高く、受け入れて自らも変わります。しかし、根っこの所は変わらずに民族の連続性や統一性を維持し、外来のものを自分好みにアレンジして消化吸収してしまいます。
>
> こんな芸当を他国の民族に期待する方が無理です。

 日本もドイツもイタリアも、元来安定した民主主義国家でした。 そもそもソクラテスは「民主制は僭主制に至る」と言ったぐらいで、ファシズムって民主制から生まれるのです。

 その点最初から民主制がなく、強力な独裁者で何とか国の秩序が保たれていたイラクやシリアのような国とは根源的に違うのです。

 少し歴史を学べばこんな事は簡単にわかるはずなのに、なぜか優秀なアメリカのエリートにはわからなかったようです。

 或いはそもそも絶対にわかりたくなかったのかもしれません。

 いずれにせよ結果は惨憺たるものでした。
  1. 2015-10-05 19:14
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  3. よもぎねこ #-
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天皇と鎌倉幕府
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2784.html#more
(質問)みなさんが頼朝だったら、次のどちらを選びますか?
A 朝廷(天皇)を滅ぼし、新しい武士の政府をつくる。
B 朝廷(天皇)から認めてもらって、新しい武士の政府をつくる。

Aは、実力で国を新しくつくりかえてしまうやり方です。
古い政権が武力によって打倒され、新しい政権が始まるのは、支那の方式(易姓革命)であり、世界のあらゆる国の歴史にみられるやり方です。

Bは、天皇に「政治を行って良い」と認めれもらったうえで、朝廷とは別に武士の新しい政府を作るという考え方です。天皇中心という国の形は変えないやり方です。

>日本は権威と権力を分離できましたが、シナ、朝鮮やイスラムは出来ていないのです。
  1. 2015-10-05 19:51
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  3. taigen #-
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Re: タイトルなし

> 天皇と鎌倉幕府
> http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2784.html#more
> (質問)みなさんが頼朝だったら、次のどちらを選びますか?
> A 朝廷(天皇)を滅ぼし、新しい武士の政府をつくる。
> B 朝廷(天皇)から認めてもらって、新しい武士の政府をつくる。
>
> Aは、実力で国を新しくつくりかえてしまうやり方です。
> 古い政権が武力によって打倒され、新しい政権が始まるのは、支那の方式(易姓革命)であり、世界のあらゆる国の歴史にみられるやり方です。
>
> Bは、天皇に「政治を行って良い」と認めれもらったうえで、朝廷とは別に武士の新しい政府を作るという考え方です。天皇中心という国の形は変えないやり方です。
>
> >日本は権威と権力を分離できましたが、シナ、朝鮮やイスラムは出来ていないのです。

 権力を持たない権威が存続できるのは、全ての国民がその権威を尊重するからです。 しかし異民族が次々と流入するような社会では古くからある権威なんか通用しないのです。

 新しく入り込んだ異民族にすれば、占領地にあった権威など意味がないのです。 権力だけが意味を持つのです。
 
 権威が存続できない世界で、お互いの信頼を元に話し合いをする制度である民主主義が可能であるはずもないのです。
  1. 2015-10-05 22:11
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

よもぎねこさん、こんばんは。ご隠居様のところでよくご一緒しますが、こちらにコメントするのは初めてです。

第二次世界大戦後の世界では「民主主義」と「民族自決」が普遍的価値で不可侵であるかのようにいわれていますが、この2つってそのままでは両立しない概念ですよね。
この2つを両立させるには、国民が同じ価値観を共有する「国民国家」であることが最低限必要ですが、世界の大部分の地域はそのレベルに達していない部族社会ですし。

ヨーロッパが幸運だったのは、近代兵器が登場する前に部族社会から国民国家への脱皮ができたことでしょう。
第三世界の悲劇は、やっていることは太古の昔と変わらない部族紛争なのに、近代兵器を使っているために戦いが広範囲で無期限になることでしょう。
  1. 2015-10-05 23:41
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
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民主主義の弱み

ほぼ単一民族で、同じ宗教でよくまとまっている日本人の中にも、ただ反体制を叫び無責任に大暴れするものがいる。安倍首相が日本は移民を支援するためにお金出しますといえば難民受け入れろの大合唱。でももし安倍首相が受け入れます!と言ったなら、無責任なことを言うな!の大合唱だったに違いありません。
国をよくしたいという志が同じならイデオロギーが違ってもこんなに気持ち悪くないはずなんですけどね。あの人たち、揃って日本を憎悪してるので言いようもない薄気味悪さを感じます。その中に特定異民族もしれっと混じっていますし。

長らく欧米は大人で洗練されていて、それに比べて日本はだめだ子供だと洗脳されてきたのですが、ドイツの、どの程度のメディアがわかりませんが、日本をくそみそに書いた記事(日本になんかもう誰も興味ないからみたいな)を読んで、なんか朝鮮の新聞そっくりだなと思いました。私の中のドイツ株がここのところ下がり続けています。
  1. 2015-10-06 00:14
  2. URL
  3. こきち #97nXsu5.
  4. 編集

 最近知ったのですが、米国の専門家でも実は中国語がそんなに出来ない人が多いそうです。そういう人の本を読んでいたら、本気で中国が「日本や欧州に虐げられた可哀想な国」だという幻想を未だに持っていました。欧州の専門家は知りませんが、どうせ分かったふりをしている人がほとんどだと思います。

 欧米人はアジアの事も中東の事も分る気がないのに、自分たちの制度を強要してそれこそ「無間地獄」を現出させてきました。どうも白人の有色人種への偏見は、本気で猿やなにかと思っているようで、日本人からすると身の毛もよだつような残虐な事を平気でやってのけたという文章を幾つか読み、気持ちが悪くなりました。

 中東は欧米からすると草刈り場にした経験があり、これからも搾取できると踏んでいると思います。だから、儲けの為なら無間地獄を作ろうと関係ない。でもいま自分達の楽園も地獄に落ちようとしているみたいなので、なんとかしようとし始めているような気配がしてきました。

「EU、トルコに協力要請 難民対策で首脳会談」2015/10/6 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO92504170W5A001C1FFB000/

「トルコ大統領、7日来日」2015.10.05 17:48 時事通信社
http://getnews.jp/archives/1179153

 やはりトルコが鍵のようなので、欧州と話し合いそして安倍総理とも明日来日して解決に向けて動き出していくのだと思います。

 でも深層はいろいろな可能性がありますが、サッパリ分りません。よもぎねこさんが前の記事で書かれた様に、魑魅魍魎の世界みたいなので怖い感じです。
  1. 2015-10-06 08:17
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

鼓腹撃壌、帝力何ぞ我にあらんや、要するに国民が豊かで幸せに暮らせればいいんじゃないですか。そこがおろそかになっているような気がする。
  1. 2015-10-06 09:03
  2. URL
  3. #LkZag.iM
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Re: タイトルなし

> よもぎねこさん、こんばんは。ご隠居様のところでよくご一緒しますが、こちらにコメントするのは初めてです。
>
> 第二次世界大戦後の世界では「民主主義」と「民族自決」が普遍的価値で不可侵であるかのようにいわれていますが、この2つってそのままでは両立しない概念ですよね。
> この2つを両立させるには、国民が同じ価値観を共有する「国民国家」であることが最低限必要ですが、世界の大部分の地域はそのレベルに達していない部族社会ですし。
 
 そうなんです。 民族自決で民主主義国家を作れるのは、単一民族国家だけです。 多民族国家が民族自決で国家を作ろうとしたら、国家場分裂してしまいます。

 だからスイスのような典型的な多民族国家で民主主義国家の場合は、建国後400年も経つのに常に民族を超えて国民として一体感を保つ為に努力を怠らないのです。 あの苛酷な徴兵制の維持もその努力の一つです。

> ヨーロッパが幸運だったのは、近代兵器が登場する前に部族社会から国民国家への脱皮ができたことでしょう。
> 第三世界の悲劇は、やっていることは太古の昔と変わらない部族紛争なのに、近代兵器を使っているために戦いが広範囲で無期限になることでしょう。

 全くその通りです。 戦国時代に火縄銃の代わりに、カラシニコフやロケット砲が入り、更に戦車や対戦車ヘリまで入っていたら、その後の天下統一はできていたかどうか?

 余りに戦争が悲惨になって、国家が疲弊し尽くし、天下統一どころではなかったのかも知れません。
  1. 2015-10-06 09:49
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 民主主義の弱み

> ほぼ単一民族で、同じ宗教でよくまとまっている日本人の中にも、ただ反体制を叫び無責任に大暴れするものがいる。安倍首相が日本は移民を支援するためにお金出しますといえば難民受け入れろの大合唱。でももし安倍首相が受け入れます!と言ったなら、無責任なことを言うな!の大合唱だったに違いありません。
> 国をよくしたいという志が同じならイデオロギーが違ってもこんなに気持ち悪くないはずなんですけどね。あの人たち、揃って日本を憎悪してるので言いようもない薄気味悪さを感じます。その中に特定異民族もしれっと混じっていますし。

 何処の国にも現状に不満があり、それ故自国の体制を憎悪する人間と言うのはいるでしょう。

 しかし思うに日本ではGHQ史観が今も公式史観となっている面があるので、日本への憎悪のハードルがいたって低いのですよね。 それどころか自称平和活動家など、日本を憎悪する事が平和の為と真面目に信じているようです。

> 長らく欧米は大人で洗練されていて、それに比べて日本はだめだ子供だと洗脳されてきたのですが、ドイツの、どの程度のメディアがわかりませんが、日本をくそみそに書いた記事(日本になんかもう誰も興味ないからみたいな)を読んで、なんか朝鮮の新聞そっくりだなと思いました。私の中のドイツ株がここのところ下がり続けています。

 ハハハ、本物のドイツ株も随分下がったようですね。

 ワタシも最近西洋人って実は恐ろしく単純で教条的で、そんなに賢い連中ではないと思い始めています。 

 西洋人は、特にドイツ人は論理的だと言われるのですが、しかし本当に物事を論理的考える事の出来るドイツ人は、一部の本当に賢い人達だけで、他の連中は論理的っぽい話をされると、それに逆らえない、或いはコロリと騙されてしまうのでは?と思うようになりました。

 だから一旦一つの考えを受け入れると、全く柔軟性がなく頑固に教条的にその考えを押し通し、破滅的な状況になるまで修正できないのでしょう。

 ホントに論理的思考をしていれば、問題が出始めた所で、問題点を見つけ自分で論理の間違いに気づき、論理を修正できるはずなんですけどね。
  1. 2015-10-06 09:58
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

>  最近知ったのですが、米国の専門家でも実は中国語がそんなに出来ない人が多いそうです。そういう人の本を読んでいたら、本気で中国が「日本や欧州に虐げられた可哀想な国」だという幻想を未だに持っていました。欧州の専門家は知りませんが、どうせ分かったふりをしている人がほとんどだと思います。
>
>  欧米人はアジアの事も中東の事も分る気がないのに、自分たちの制度を強要してそれこそ「無間地獄」を現出させてきました。どうも白人の有色人種への偏見は、本気で猿やなにかと思っているようで、日本人からすると身の毛もよだつような残虐な事を平気でやってのけたという文章を幾つか読み、気持ちが悪くなりました。
>
>  中東は欧米からすると草刈り場にした経験があり、これからも搾取できると踏んでいると思います。だから、儲けの為なら無間地獄を作ろうと関係ない。でもいま自分達の楽園も地獄に落ちようとしているみたいなので、なんとかしようとし始めているような気配がしてきました。

 ワタシもそう思います。 中東をパワーゲームのネタにして弄んでいるうちに、自分達にも厄災が降りかかるようになってしまい、しかもそこから抜け出せなくなってしまったようです。

> 「EU、トルコに協力要請 難民対策で首脳会談」2015/10/6 日本経済新聞
> http://www.nikkei.com/article/DGXLZO92504170W5A001C1FFB000/
>
> 「トルコ大統領、7日来日」2015.10.05 17:48 時事通信社
> http://getnews.jp/archives/1179153
>
>  やはりトルコが鍵のようなので、欧州と話し合いそして安倍総理とも明日来日して解決に向けて動き出していくのだと思います。

 我が尊敬する丸山光三先生は、ドイツへの難民放出はトルコのドイツへの復讐だと言います。 ドイツがクルド人の武装勢力に軍事支援をしたので、トルコがこれを怒り、クルド難民を大量にドイツへ送り込んだと言うのです。

ドイツで発生しているのは移民問題ではなく戦争であるという件
http://marcooichan2.blog129.fc2.com/blog-entry-4869.html

>  でも深層はいろいろな可能性がありますが、サッパリ分りません。よもぎねこさんが前の記事で書かれた様に、魑魅魍魎の世界みたいなので怖い感じです。

 しかしワタシも真相はわかりません。 
 元々中東って大昔から魑魅魍魎の世界なんですよね。

 以前塩野七生さんの「十字軍物語」を読んだ時も思ったのですが、十字軍側もまとまりは悪いのですが、しかし迎え撃つイスラム側はもっともっとまとまりが悪く、お互いの足の引っ張り合って、常に騒乱している。
 
 だから経済も文化も遅れ騎馬だって下手糞な十字軍をなかなか撃退できないのです。
 
 でもそういう中東の複雑怪奇な状況って、全然今も変わっていないんですよね。 だからこういう世界に手を出しちゃうと後々大変なのでしょう。
  1. 2015-10-06 10:16
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 鼓腹撃壌、帝力何ぞ我にあらんや、要するに国民が豊かで幸せに暮らせればいいんじゃないですか。そこがおろそかになっているような気がする。

 鼓腹撃壌って帝力が圧倒的に強大で、政治が安定している状況を言うのです。 帝力が余りに圧倒的で騒乱を起こす余地もなく、その為民も帝力を空気か何かのように意識する事がなくなった状態です。

 しかし問題は中東にはそのような強大で安定した帝力は存在しない事でしょう。

 むしろどの政権も国内の対抗勢力との均衡の上に、かろうじて成り立っているような状態です。 だから下手にこれに触ると、全部打ち壊しになって、新しい安定政権を作る事ができず、延々と騒乱状態になるんですよね。
  1. 2015-10-06 10:23
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

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