2015-04-02 20:43

戦死者への敬意 アメリカ

 昨日は妹の所でビデオを見せて貰いました。

 「戦場のおくりびと」と言うアメリカのドラマで、スカパーで放映されたもですが、大変良いドラマだからと妹がビデオにとっておいてくれたのです。

 実話に即したと言う事すが、ストーリーは非常に単純です。
 
 2004年イラク戦争当時一人のアメリカ海兵隊の将校が、思い立ってイラクから送られてきた戦死者の遺体に付き添って、遺族の所まで届ける過程を描いているだけです。

075

 イラクで戦死したアメリカ兵の遺体は、まずドイツに送られてここで一応の処理をされた後アメリカ本国の遺体安置所に送られます。

 そしてここで遺体をできる限り綺麗な姿にして、軍服を着せて棺に納めます。

 米軍はこの棺を遺族の元に届けるのに、必ず現役の軍人が一人付き添うのです。 これをドラマでは「エスコート」と言っていました。

 主人公はこのエスコートを志願するのですが、しかしこれが大変なのです。

 アメリカの遺体安置所から遺族待つ家までと言っても、広大なアメリカです。 飛行機を3回も乗り継いで数日かかりの旅になります。

084
 
 棺は傷がつかないようにダンボール箱でカバーされています。 そして飛行機では貨物室に積み込まれます。
 
 エスコートはこの貨物室への積み込みに必ず立会うのです。

 正直言ってこんな面倒なことしなくても・・・・・。
 遺体の入った棺なんてそうそう積み間違えもしないでしょうし、ましてそんな物を盗む人間もいないでしょうに・・・・・。

 と、思うのですが、しかしエスコートは必ず遺体の積み降ろしに立ち会い、その度に丁重に敬礼するのです。

 そしてこの作業をする航空会社の職員達も、これが戦死者の遺体であるとわかると、最高の敬意をもって扱います。 
 また遺体を積むとわかると、飛行機の機長も来て作業員等と共に黙祷します。

 こうした敬意はエスコートにも払われます。
 隣席で軽口をたたいていた若い女性が、主人公が遺体のエスコート任務中であると知ると、「申し訳ありませんでした。」と謝罪するのです。

 また機長は機内放送で「この機はイラクで戦死された英雄の遺体を運ぶ名誉を得ました。 お客様にはご不便をおかけしますが、着陸時にはエスコートの方が降りれるまで、お待ちください。」とアナウンスします。
 それに対して不服を言う乗客はいません。

 この丁重さは、日頃他の映画やドラマで知るアメリカ人と余りに違い過ぎて、見ていて戸惑ってしまいます。

081

 こうして最後の空港に降り立つと、葬儀屋が霊柩車で待っていました。 最後の飛行機の乗継が終わると、エスコートは棺をカバーしていたダンボールを取り払い、代わりに星条旗を掛けます。
 
 そして今度は遺族の待つ町まで霊柩車で5時間のドライブになります。 途中、通り縋り車のドライバー達が、霊柩車の窓から星条旗に包まれた棺を見て、戦死者だとわかるとライトを点滅させたり、また暫く伴走したりして戦死者への敬意を表します。

 こうして葬儀屋まで棺を運びます。 アメリカの葬儀屋は、葬儀をつかさどるだけでなく、葬儀まで遺体を預かるのも仕事なので、ここからは棺の世話は葬儀屋の仕事になります。

 遺族も葬儀屋で遺体を待っていました。 エスコートはここで遺族と面会して遺品を渡します。 この遺品とは戦死者が戦死した時に身に着けていた認識票やペンダントや時計などです。 
 衣類等の私物はきっと別便で行くのでしょう。

 戦死したのは、まだ20歳になったばかりの一等兵でした。
 遺族は両親と妹です。 両親は離婚しており、父親の再婚相手、妹の婚約者も来ていました。 妹も軍人で婚約者も軍人でした。

085

 エスコートの最後の仕事は葬儀への参列です。
 
 それにしても驚く程盛大な葬儀です。 ワタシはアメリカ映画やドラマでこんな立派な葬儀を見たことがありません。

 映画やドラマで葬儀のシーンは結構出るのですが、大富豪や政府高官の葬儀でも、日本人の感覚からは驚く程簡素と言うかビジネスライクで、参列者も少ないです。 行くら何でもエキストラ代をケチり過ぎだろう?と思えるぐらいです。

 しかしこのドラマの葬儀では殆ど町中の人が来ているのでは?と思える程です。
 
 会場は遺族の家の近くの学校の体育館でしょうか?
 椅子の間から見える床の模様でバスケットボールのコートだとわかります。

 アメリカの葬儀屋は自社の斎場を持っているし、町には教会だってあるでしょう。
 しかし最寄の空港から5時間もかかるような小さな町では、町中の人間が集まる事の出来る場所は他にないのでしょう。

 墓地ではボーイスカウトの子供達が通路の両側に整列して、星条旗を掲げて棺を迎えます。
 棺は正装した海兵隊員達に運ばれ、最後に彼等は空砲を撃って死者に別れを告げます。

 それでもアメリカらしいなあと思ったのは、葬儀に参列する人達の服装がフランクで、ジーパンに柄物のシャツとか全くの普段着だと言うことです。
 父親だって喪服やモーニングを着ているわけでもなく、ループタイに普通のジャケットです。 

 父親はブルーカラーでちゃんとしたスーツを持っていないのかもしれません。 でも借り着をするわけでもなく、手持ちの一張羅で済ませるのがアメリカ式なのでしょう。

 もう一つ今風だと思ったのは、両親が離婚していると言うことで、アメリカ政府は戦死者遺族に授与する国旗を、二枚用意していたことです。

 とこかくこうしてエスコートの任務は終わりました。 遺体安置所へ赴いてから8日間の任務でした。

100

 それにしてもホントに驚きました。

 妹もワタシと一緒に見ながら何度も何度も「これ本当だったら凄いね。」と言うのです。

 ワタシは本当だろうとは思うのです。 2004年の話ですから、慰安婦強制連行の捏造のような事は無理です。 
 それよりも何よりも現在だってアメリカはアフガンで戦っているので、戦死者をエスコートする仕事も、戦死者を待つ遺族もいるのですから。

 それでもこの映画はワタシにとっても妹にとっても二重にショックでした。

 一つはアメリカ人の持つ戦死者への深い敬意です。
 もし自衛隊にこうした戦死者が出たら、ワタシ達日本人はこのような敬意を持てるのでしょうか?

 アメリカ政府とアメリカ軍が、戦死者遺族に最大限気を使わなければならない状況であるのはわかります。 イラク戦争はハッキリ言って失敗でした。 
 
 それ以上にこの戦争は文字通り血を流す外交で、つまり第二次世界大戦の日本のように全国民が生きるか死ぬかの戦争ではないのです。
 
 やった方が外交上有利かも知れないけれど、やらなからと言って、アメリカが滅びるとかそんな心配はないのです。

 そういう戦争だから若い兵士が戦場で戦っている間、アメリカ人は皆全く平穏な生活を謳歌しています。 ダイエットをしないと健康に悪いとか、自動車の部品の不具合で事故が起きるかもしれないと言って大騒ぎしたりしているのです。
 
 老人がダイエットに励む中、申し分なく健康を若者を戦場に送って死なせるのですから、政府や軍としては最大限戦死者の遺族に気を使わざるを得ないでしょう。

 しかし幾ら気を使っても、アメリカ政府や軍には通りすがりのドライバーがライトを点滅させたり、戦死者の近所中の人達に葬儀に駆り出しする事はできません。
 やはりアメリカの一般市民が戦死者に心から敬意を表しているのです。

090

 もう一つの驚きはワタシと妹がこれまで受けていた教育と、テレビやドラマからの作ってきたアメリカのイメージとの違いです。

 ワタシは青春時代から今までずうっと「戦前日本は軍国主義だったから、戦死者を美化して、国民を戦争に駆り立てたのだ」と言う類の話ばかり聞かされてきました。 
 NHKのドラマで第二次大戦中の話になると、善良な主人公は出征や戦死をひたすら悲しみ、戦死者を美化しようとする邪悪な人々に抵抗するのです。

 そしてこうした話の複線で「こんな事をするのは軍国主義の日本だけで、アメリカなど民主主義国家なら、戦死者を美化するような非人間的なことはしない」と言うイメージが作られてきました。

 靖国神社に対する反感はまさにこれなのです。

 でもこのドラマを見ると「思いっきり戦死者を美化してるんじゃん!!」しか言えません。
 
 実際この戦死者への大変な敬意の裏には、こうする事でこそ若者を戦場に送れるだとしか思えない面があります。

 ともあれ戦後民主主義教育では、反軍国主義の権化とされたアメリカは実は、滅茶苦茶軍国主義的なことをやっているわけです。

082

 妹はこのドラマを見て「こんな事やる国と戦争したら勝てないよねえ。」と言っていました。

 ワタシは他にイロイロ考え事、感じる事があって上手くまとめる事ができません。 またまとまったら続きを書きたいと思います。

 それにしても本当良いドラマでした。 このドラマを見せてくれた妹には本当に感謝しています。
  1. 戦後民主主義
  2. TB(0)
  3. CM(14)

コメント

こんにちは。

その戦争の意義や目的の功罪に関係なく国(自分達)のためとする戦争に自分たちの代表として戦った人への最大の敬意を表すことがちゃんと教育されているのですね。
かの国では戦争の功罪ばかりに目が行き、国(自分達)のために命を捧げた個人の思いに敬意を表さないのですね、それがたとえA級戦犯とレッテル貼りをされても個人レベル考えれば日本のためと行動したに違いなのですから。
  1. 2015-04-02 22:29
  2. URL
  3. #-
  4. 編集

戦死者への敬意

良い話を聞かせていただきました。
日本人も本当に考え直さねばいけないですね。

実は2009年にオバマ大統領が戦死者の遺体が帰ってきたとき、未明の空港まで出迎えに行ったことが有ります。
その時の写真を以下のブログに載せました。宜しければご高覧いただきたく。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-185.html

尚このエントリーは麻薬に関するものですが、亡くなったのが兵士15名と麻薬捜査官3名だったためです。
  1. 2015-04-02 23:17
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

死者への敬意は当然かと

興味深いお話です。
よもぎねこさんの考え方に進展があったら、ぜひ書いてください。

戦時中の日本の政策を、軍国主義の最先端、つまり悪の権化・愚かなことのように言う風潮がありますが、私は少し違うように考えるようになりました。

確か、よもぎねこさんのブログの紹介で知ったと思うのですが、「なにかおかしくないか」という人のブログに書いてありました。(2013年 10月 21日)
アメリカの軍事総動員体制は徹底していたこと。
学徒動員も日本より早いこと。
アメリカ空軍の戦死は極めて高く、特攻とそれほど差異があったわけではないこと。

言いたいことは、戦争をやるなら徹底的にやり、そのためには戦死者に敬意を表し、遺族を守らないとモラルが成り立たないということだと思うのです。
戦争を始めることは避けなければなりませんが、国防という面では同じではないでしょうか。

私の伯父も戦死しましたが、軍の司令官?から最後の姿を記した丁重な手紙が送られており、葬儀は小学校の講堂で行われました。
政策上の要請もあったでしょうが、共同体のために命を落としたという敬意もあったと思います。。
  1. 2015-04-02 23:20
  2. URL
  3. 道草人 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> こんにちは。
>
> その戦争の意義や目的の功罪に関係なく国(自分達)のためとする戦争に自分たちの代表として戦った人への最大の敬意を表すことがちゃんと教育されているのですね。

 その通りだと思います。 
 そして戦死者への敬意は民主主義国家故にこそ、全て国民が持つのだと思います。
  
 なぜなら民主主義国家は全て国民の物であり、そして戦争の意思決定には全て国民が参加しているのですから。

> かの国では戦争の功罪ばかりに目が行き、国(自分達)のために命を捧げた個人の思いに敬意を表さないのですね、それがたとえA級戦犯とレッテル貼りをされても個人レベル考えれば日本のためと行動したに違いなのですから。

 そうです。 歴史研究の中で東条始め当時の指導者の人格や能力を議論をするのは当然ですが、日本国の指導者であった故に処刑されたと言うのは事実なのですから。
  1. 2015-04-03 12:02
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 戦死者への敬意

> 良い話を聞かせていただきました。
> 日本人も本当に考え直さねばいけないですね。
>
> 実は2009年にオバマ大統領が戦死者の遺体が帰ってきたとき、未明の空港まで出迎えに行ったことが有ります。
> その時の写真を以下のブログに載せました。宜しければご高覧いただきたく。
> http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-185.html
>
> 尚このエントリーは麻薬に関するものですが、亡くなったのが兵士15名と麻薬捜査官3名だったためです。

 未明に大統領が出迎えですか・・・・。
 さすがに立派なモノですね。

 国家に殉じた人に対してはこのように敬意を表するべきです。
  1. 2015-04-03 12:04
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 死者への敬意は当然かと

> 興味深いお話です。
> よもぎねこさんの考え方に進展があったら、ぜひ書いてください。
>
> 戦時中の日本の政策を、軍国主義の最先端、つまり悪の権化・愚かなことのように言う風潮がありますが、私は少し違うように考えるようになりました。

 そうですね。
 ワタシは覚えているのですが、戦前の日本の政策を軍国主義として否定非難する風潮は、1960年代末から始まりました。

 最初は東条英機等当時の指導者や軍の作戦行動のまずさに関する物だけでしたが、その後戦争そのものの全否定、更に明治維新からの日本の政策の否定へとドンドン否定の範囲が広がっていきました。

 そして何でも良いから非難の種を見つけて非難すると言うレベルになって行きました。 だから慰安婦強制連行のような明らかにオカシイ話にも、無批判に飛びついてしまうのです。

 それが現在に続いています。

> 確か、よもぎねこさんのブログの紹介で知ったと思うのですが、「なにかおかしくないか」という人のブログに書いてありました。(2013年 10月 21日)
> アメリカの軍事総動員体制は徹底していたこと。
> 学徒動員も日本より早いこと。
> アメリカ空軍の戦死は極めて高く、特攻とそれほど差異があったわけではないこと。
>
> 言いたいことは、戦争をやるなら徹底的にやり、そのためには戦死者に敬意を表し、遺族を守らないとモラルが成り立たないということだと思うのです。
> 戦争を始めることは避けなければなりませんが、国防という面では同じではないでしょうか。

 kazkさんのブログですね。 kazkさんは大変博識でしかも賢い方なので、彼のブログでは本当にいろいろ教わりました。
 このエントリーはワタシも感動しました。

 国防に関してはアメリカは本当に正論を貫いたのです。

> 私の伯父も戦死しましたが、軍の司令官?から最後の姿を記した丁重な手紙が送られており、葬儀は小学校の講堂で行われました。
> 政策上の要請もあったでしょうが、共同体のために命を落としたという敬意もあったと思います。

 そうだったのですか。 日本もちゃんとやっていたのですね。
 伯父上様の戦死の話でこんな事を言うのもなんですが、それがわかって安心しました。

 戦死者への敬意は仰る通り、共同体の為に命を捧げた方への敬意です。
 これがなければ、戦争の遂行以前に、共同体そのものが成り立たないでしょう。

 モルトケは「戦争がなければ人間は堕落する」と言いました。 この言葉にはそういう意味が含まれているのでしょう。
  1. 2015-04-03 12:17
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

いやあ、去年から忙しくなってしまってまともにブログの整理もしてませんが見てくれてる方がいることは嬉しいものです。そのうち頑張って復活させねばいけませんね。

帝国陸海軍において戦死者の棺に対する礼儀は皇族に対する礼と同じものでありました。また義務ではありませんでしたが、その所属の部隊長が戦死者に対して弔問しその最後を伝えることは当然の義務とされてきました。

まだ支那事変の初期でそう戦死者が多くなかった頃の話ですが、海軍航空育ての親と言われた山本五十六はある部下の戦史はの葬儀に参列し悲しみのあまり慟哭し、失神したとまでつたえられています。彼はこの時海軍中将だったはずで参列者は皆驚いたと言われています。

戦死者に対する礼儀としてはこんなものもあります。
第二次大戦いついては知りませんが、第一次大戦当時英国の上流階級の若者はアタリマエのこととして志願しオックスブリッジは空になったと伝えられています。相当に戦死率が高かったことも事実です。

そして当然大学には戦死者の顕彰碑があるわけですが、ここにはドイツその他の敵国の留学生も当たり前に顕彰されていたそうです。

こういうことはある意味偽善なのかもしれません。しかしこれがなければどうなるでしょうか。国家や社会という共同体を維持できなくなるでありましょう。

だから思うのですが戦死者に対する感情は決して慰霊ではないと思うのです。
その業績に対しそれを顕彰し感謝する事こそが正しいあり方だと思うのです。

  1. 2015-04-03 21:25
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

エントリー ありがとうございました

とても深いエントリーでした。
自衛隊に限らず警察官やボランティアに近い活動の消防団員についても敬意が必要ですね。

ISILの時、マスコミの反応をみて、雲仙普賢岳噴火でマスコミ対応で道連れになった地元の消防団員の事を思い出して怒りがこみ上げてきた事を思い出してしまいました。悲しい日本の現実ですね。
  1. 2015-04-04 04:04
  2. URL
  3. 極楽蜻蛉 #RpGfrcOY
  4. 編集

Re: タイトルなし

> いやあ、去年から忙しくなってしまってまともにブログの整理もしてませんが見てくれてる方がいることは嬉しいものです。そのうち頑張って復活させねばいけませんね。

 そうです。 是非、復活してください。 kazkさんのブログは内容は素晴らしく、ワタシも随分色々学ばせてもらいました。 それなのに更新中止では哀しいです。

> 帝国陸海軍において戦死者の棺に対する礼儀は皇族に対する礼と同じものでありました。また義務ではありませんでしたが、その所属の部隊長が戦死者に対して弔問しその最後を伝えることは当然の義務とされてきました。
>
> まだ支那事変の初期でそう戦死者が多くなかった頃の話ですが、海軍航空育ての親と言われた山本五十六はある部下の戦史はの葬儀に参列し悲しみのあまり慟哭し、失神したとまでつたえられています。彼はこの時海軍中将だったはずで参列者は皆驚いたと言われています。

 おお、それは凄いですね。
 実は先日キスカ撤退作戦の話を読んでいて、その中で行方不明になった兵士を催行指揮官がいつまでも待ち続けたと言う話が出ていたのです。

 ホントだろうか?と思いながら読んだのですが、この話を聞けばホントだったと納得できました。
> 戦死者に対する礼儀としてはこんなものもあります。
> 第二次大戦いついては知りませんが、第一次大戦当時英国の上流階級の若者はアタリマエのこととして志願しオックスブリッジは空になったと伝えられています。相当に戦死率が高かったことも事実です。
>
> そして当然大学には戦死者の顕彰碑があるわけですが、ここにはドイツその他の敵国の留学生も当たり前に顕彰されていたそうです。
>
> こういうことはある意味偽善なのかもしれません。しかしこれがなければどうなるでしょうか。国家や社会という共同体を維持できなくなるでありましょう。
>
> だから思うのですが戦死者に対する感情は決して慰霊ではないと思うのです。
> その業績に対しそれを顕彰し感謝する事こそが正しいあり方だと思うのです。

 なるほど逆に言えばこれこそ自称反戦論者が靖国神社に発狂する所以なのでしょう。
  1. 2015-04-04 12:41
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: エントリー ありがとうございました

> とても深いエントリーでした。
> 自衛隊に限らず警察官やボランティアに近い活動の消防団員についても敬意が必要ですね。
>
> ISILの時、マスコミの反応をみて、雲仙普賢岳噴火でマスコミ対応で道連れになった地元の消防団員の事を思い出して怒りがこみ上げてきた事を思い出してしまいました。悲しい日本の現実ですね。

 本当にその通りですね。

 共同体の為に命を捧げた人には、絶対的な敬意を捧げるべきです。 それがなければ共同体は維持できませんから。
  1. 2015-04-04 12:44
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

教えてくださってありがとうございます。

このブログを見てどうしてもこのドラマが見たくなり、調べたところスター・チャンネルでやるのを見つけて、先ほど見終わりました。
とても深く心に刺さりました。

実は先日(3月12日)に千鳥ヶ淵で行われた硫黄島戦没者遺骨式に参列したしました。
特に私の親族に硫黄島での戦死者がいるのではなかったのですが、イザでもブログをされていた「さんごママ」さんの「77歳いまだ現役!日々録」とうブログでその日にその式典があるのを知り、近くに住んでいるので参列したしだいです。

その時の式典のあっけなさとこのドラマでの人々の国のために亡くなった方への深い敬意との差に憤りを感じました。

祖国を守るために亡くなった方々を70年近くもほったらかしにしておいて、こんな扱いなんて。
国旗もないし、だいたいどうして戦没者の遺骨の返還を厚労省が扱うのか!?

怒りに任せたコメントで支離滅裂になってもうしわけございません。

さんごママさんが式の様子をビデオで撮っておられるので、もしよろしかったら一度ご覧になってください。

http://blog.livedoor.jp/monnti3515/archives/1021743893.html
  1. 2015-04-07 01:16
  2. URL
  3. 匿名 #-
  4. 編集

Re: 教えてくださってありがとうございます。

> このブログを見てどうしてもこのドラマが見たくなり、調べたところスター・チャンネルでやるのを見つけて、先ほど見終わりました。
> とても深く心に刺さりました。

 おお、実際に見られたのですか、それは良かったですね。 ワタシも本当は動画を紹介したかったのですが、簡単にみられるのはなくて諦めました。

> 実は先日(3月12日)に千鳥ヶ淵で行われた硫黄島戦没者遺骨式に参列したしました。
> 特に私の親族に硫黄島での戦死者がいるのではなかったのですが、イザでもブログをされていた「さんごママ」さんの「77歳いまだ現役!日々録」とうブログでその日にその式典があるのを知り、近くに住んでいるので参列したしだいです。
>
> その時の式典のあっけなさとこのドラマでの人々の国のために亡くなった方への深い敬意との差に憤りを感じました。
>
> 祖国を守るために亡くなった方々を70年近くもほったらかしにしておいて、こんな扱いなんて。
> 国旗もないし、だいたいどうして戦没者の遺骨の返還を厚労省が扱うのか!?

 国旗の話は仕方がないとは思います。 棺に国旗をかけようにももう遺骨になって棺もないのですね。

 アメリカのこのような懇切な戦死者の扱いは現在だからできるのでしょう。
 第二次大戦中の戦死者は、戦闘地の近くに埋葬されています。 戦死者の数もアフガン戦やイラク戦に比べて二桁多いし、当時は冷蔵技術も未熟で、飛行機も普及していませんでした。
 だから現在やっているような事はできなかったのでしょう。

 しかしこの映画で見た精神は立派です。 
 これはやはり日本人も取り戻すべきです。

> 怒りに任せたコメントで支離滅裂になってもうしわけございません。
>
> さんごママさんが式の様子をビデオで撮っておられるので、もしよろしかったら一度ご覧になってください。
>
> http://blog.livedoor.jp/monnti3515/archives/1021743893.html

 有難う御座います。 
  1. 2015-04-07 09:35
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

自国民の戦死者だけに敬意を表しているようでは、残念ながら茶番ではないですか。
  1. 2016-03-09 22:19
  2. URL
  3. #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 自国民の戦死者だけに敬意を表しているようでは、残念ながら茶番ではないですか。

 相手国の戦死者には相手国の国民が敬意を表すれば良いのです。

 アメリカ軍がイラク兵の遺体をイラク側の遺族に送るなんてことはできるわけないでしょう?
  1. 2016-03-09 22:36
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する