元朝日新聞記者で従軍慰安婦報道に関わった北星学園大(札幌市)の非常勤講師植村隆氏(56)が23日、大阪市中央区で講演し、自身の記事を「捏造」とする批判について、「不当で激しいバッシングにより、大きな実害を受けた」と訴えた。
植村氏は1991年に韓国の元慰安婦の証言を取り上げた朝日新聞の報道に関わった。週刊誌記事などで「捏造」と批判されている。
植村氏は当時の取材や記事を執筆した経緯を説明した上で、「事実をねじ曲げたわけではない」と反論。 植村氏は当時の取材や記事を執筆した経緯を説明した上で、「事実をねじ曲げたわけではない」と反論。「私は捏造記者ではない。不当なバッシングには絶対に屈しない」と語気を強めた。

元祖慰安婦=女子挺身隊説の植村隆が何やら果敢な宣戦布告をしています。
それにしても植村隆と植村応援団は、一体何をしたいのでしょうか?
>不当なバッシングには屈しない
と勇ましく宣言するところを見ると、彼は何か余程高邁高潔な理念により活動をしているつもりようです。
しかし「私は捏造記者ではない」との植村隆の言が100%真実だとしても、この戦いに何の道義性があるのか全然わかりません。
植村隆の金学順に関する記事が、捏造ではなかったと言うことは、つまり「植村隆が日本と日本国民への悪意から、或いは姑の利益の為に、意図的に事実を捻じ曲げて書いたわけではなかった」と言うだけです。
捏造でなければ、植村隆は記事を書くにあたって犯罪的なまでに無能であり怠慢だったと言う事です。
踏ん反り返っていられるような話ではありません。

記事が事実に反した事も、またその事実に反する記事で、日本と日本国民の名誉が大きく傷つけられたことも、日韓関係悪化の原因になったこともまた真実なのです。
そしてそのような状況が20年余り続いるにも関わらず、その間植村隆が記事を訂正するどころか、記事に関して釈明する事さへ昨年までしてこなかったのです。
このような場合、植村隆がするべきなのは、まず記事を書いた経緯と、その訂正を長期間怠った理由に関する誠実な説明をして、自分の無知無能と怠慢を謝罪する事でしょう。
「捏造をする気はなかったけれど、取材不足と自分の無能から日韓両国民に多大な迷惑を掛けて申し訳ありません。」
そしてなぜ取材不足のまま記事を書いたのか?
なぜその後の訂正が遅れたのか?
こういう事をきちんと説明しない限り、「捏造記者」と思われるのは当然ではありませんか?
もしも植村隆に本当に日本に日本人を貶めたり、姑の賠償詐欺を応援する意図がなかったのなら、尚更この謝罪と釈明をするべきでゃありませんか?
単なる交通事故で他人に怪我をさせたら、普通は直ぐに自分の不注意を謝罪します。 それを一切謝罪する事なく自分の立場だけを強弁して、被害者を非難し続けるなら、事故じゃなくて意図的に轢き殺そうとしたと思われても当然です。

逆に言えば植村隆と植村隆応援の言うように「取材不足で虚偽の記事を書いて、それで他人に迷惑を掛けても、意図的な捏造でなければ構わない。 表現の自由だ。 言論の自由だ。」と言うのなら、植村隆と植村隆応援団には西岡力氏や桜井よし子氏を非難する資格はありません。
西岡氏は植村隆に取材を申し込みましたが、植村隆は拒否しています。
植村隆が虚偽の記事を書いた理由は何だったのか?
① 日本への悪意か?
② 姑の賠償金獲得活動の為だったのか?
③ 単なる無知と取材不足の為か?
こんな事は植村隆の内面の問題ですから、植村隆に会って正直に話をしてもらうしかないのです。
しかし植村隆が自分の無知や取材不足を恥じる言動を見せた事はありません。 しかも西岡氏の取材は拒否しました。
こうなると誰でも植村隆が虚偽記事を書いた理由は、①と②であると思うでしょう?
だから植村隆の記事が本当に捏造ではなかったにしても、「植村隆=捏造記者」と書いた全ての人達、西岡力氏、桜井よしこ氏等は、唯植村隆同様に取材不足で誤報をしただけなのです。 しかも取材を拒否して取材不足にさせたのは植村隆本人なのです。
これは植村隆の慰安婦=女子挺身隊説同様に、「表現の自由。 言論の自由。」なのです。
これでは植村隆が、いくらバッシングを浴びようとも、我慢するしかありません。
だってワタシ達日本国民だって植村記事のお蔭で、散々名誉を傷付けられてバッシングを浴びてきたのですから。

しかし大変不思議なことに、植村隆も植村応援団も完全に被害者気取り、正義の闘士気取りで踏ん反り返っています。
一体この人達が守りたいモノって何でしょうか?
新聞記者が取材不足で誤報を出す権利でしょうか?
勿論人間は誰でも間違いはあります。 新聞記者だって間違えるでしょう。
だから絶対に誤報をしてはいけないとか、誤報をした記事を書いた記者には何をしても良いと言う事にはなりません。
しかし誤報への抗議に対する苦情を言う前には、誤報をしたことを謝罪して、二度と誤報を書かない為の対策を示し、またそれでも誤報を書いてしまった場合の速やかな対応策を提示するべきでしょう。
それを誤報をした記者が踏ん反り返って誤報を指摘した人達を非難するって、盗人猛々しいにも程があります。

ちなみに植村隆は「慰安婦=強制連行説は当時のどのメディアも報道していた。 それなのに自分だけが非難されるのは不当である。」とも言っています。
おお「他人もやっていた!! だから自分は悪くない。」と言うわけですね。
だったら慰安婦問題で日本が非難される理由はありません。 古今東西軍隊に売春婦はつきものでした。
hornblower 1 "even chance"
上の動画は、ナポレオン戦争時代のイギリス海軍を舞台にしたBBCのドラマですが、3分ぐらいで慰安婦が出てきます。
何とスピッドヘッドの停泊地で停泊中の軍艦に慰安婦の皆さんを招き入れて水兵達と乱稚気騒ぎです。
勿論イギリス海軍が許可しているからこんな事ができるのです。

他の新聞でも書いていたのに自分だけ非難されるのが不当なら、慰安婦問題で日本だけ非難されるのも凄く不当ですよね?