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2014-11-23 00:18

ナチスの知恵に学ぶ 緊縮財政との対決

  ナチスの経済政策
ヒットラーが経済をどのように理解していたかは不明ですが、ドイツ経済を誰に委ねたら良いかは直感的に理解していました。財政の魔術師と謳われたシャハトです。

 シャハトはライヒスバンク総裁兼経済相として辣腕を振るいました。再軍備による歳出が増大する状況にありながら、各種の積立など国民に貯蓄を奨励し、見事にインフレが再燃するのを防ぎました。

 若い二人が結婚する時には国が生活資金を貸してくれ、子供が産まれると返済義務を免除するとか、或いは労働者が海外旅行するための積立とかあったのですよ。ナチスは客船をチャーターして現に労働者を海外旅行に行かせてました。当時としては労働者の為の画期的な企画です。

 大きな声では言えないけれど、ヒットラーが戦争狂いになる以前のナチス政権の時代が、ドイツ国民にとって一番良き時代だったという声あるくらいで。

 ナチスの宣伝とプロパガンダだけで、あれだけの文明国の国民がヒットラーを熱狂的に支持するはずがありません。いかにヒットラーが嫌いでも、ヒットラーの成功の秘訣を学ばない理由にはならないはずなのですがね。

 ヒットラーは必要がなくとも、今の日本にシャハトが在りせば、と私など幾度となく思ったことか。


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ナチスの経済政策partⅡ
 本当にヒットラー=シャハトの経済政策は理にかなっています。とくに少子化対策の先鞭をつける?新婚さんへの融資政策は、おカネが無いから結婚できないという若い世代の言い訳(?)を見事に阻止するものです。

 子供が1人産まれる度に融資金を償却していき、4人目をつくると全額返さなくて良い、というのがこの貸付制度の骨子です。これは、あと一人くらい子供を作ろうという誘因になりますよね。

 その上、ナチスは妻子のある男性には最優先で仕事を斡旋していたのですから、少子化対策として万全です。

 下情に通じているからこそナチスなのであって、けっしてその逆ではありません。

こ のような目的への国税の投入は、将来の国家経済を考える時に、理に叶っておりますし、良いトコは大いに学び、マネをして欲しいものです。
 今の日本の状況では 3人生んだら、全額免除で良いと思いますが。


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 上の文は、ワタシが以前「ヒトラー雑感」と言うエントリーをアップした時に、レッドバロンさんから頂いたコメントです。

 ドイツは第一次大戦敗戦により、戦勝国から莫大な賠償金を課せられました。 この賠償金支払いのトラブルの中で、有名なハイパーインフレーションが起きて、ドイツ経済は破綻しました。

 そのインフレをレンテンマルクの発行で退治じて、経済は成長軌道に乗ったのですが、それもつかの間、世界大恐慌が発生しました。

 それでなくとも脆弱な経済はこれで木端微塵に吹き飛ばされました。 世界恐慌後、ドイツの失業率は上がり続けて、5年後には実に就業者の3分の1が失業しました。
 
 失業した人々はやがて住処も喪い、テント暮らしを余儀なくされました。 そのような無残な生活でも、人々は規則を守って整然と暮らしました。

 テント暮らしになってもなを、規則正しい生活をするほど真面目な人々が、職を失うと言うのは、どれほど悲惨なことだったか・・・・・。

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 この悲惨な状態を救ったのがヒトラー政権だったのです。

 ヒトラー政権はドイツの労働者を救ったばかりか、レッドバロンさんのコメントにあるように、それまで労働者階級には無縁だった楽しみ、海外旅行や自家用車の所有を可能にしました。

 ナチスはその為に豪華客船や保養所を作り、国民車フォルクスワーゲンを開発したのです。
 
 そしてこうした楽しみを通して、全てドイツ国民が階級に関わらず一体となって団結すると言うナチスの理想を浸透させる為の歓喜力行団と言う組織を作りました。 
 
 それまで明日の食事の保障ないままテント暮らしをするしかなった人々が、安定した職を得て、その上大戦前は夢でしかなかった豪華客船での海外旅行にまで行けるようになったのです。

 これじゃ全てのドイツ人がヒトラーとナチス党に熱狂しない方が不思議です。

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 この奇跡のような経済政策を行ったのが、レッドバロンさんがコメントで紹介されたシャハト、ホレス・グリーリー・ヒャルマル・シャハトでした。

 しかしこのシャハトはヒトラーや他のナチス幹部のように、戦前はどこの馬の骨かわからないような連中とは違いました。 そして元々ナチの党員でもありませんでした。

 大学で経済学博士号を取得して以来、ずうっとエリート金融専門家して活躍し続けてました。 そしてあの史上最悪のハイパーインフレが起きた時にはライヒ通貨委員としてレンテンマルクの発行を提案し、これによってインフレを退治しました。

 そして1923年にはライヘスバンク総裁に任命されました。

 ところが1929年世界大恐慌の最中、賠償金支払い等に関して政権内で意見対立が続く中で、シャハトはライヘスバンク総裁を辞任してしまいます。

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 一方時の政権は当時の経済政策の王道に従って、不況下での緊縮政策を推進するのです。
 つまり財政均衡主義を貫き、不況で歳入が減れば、その分容赦なく歳出を削るのです。

 結果が最初に書いたような際限もない失業率の増大でした。

 こうした中シャハトはナチに近づきました。 
 そして友人の銀行家達を説得して、ナチへの資金援助を呼び掛けたのです。 元ライヘスバンク総裁の呼びかけが、ナチの資金集めにどれほどの効果をもたらしたのかは、想像に難くありません。

 更にナチが選挙で躍進すると、ヒンデンブルグ大統領にヒトラーを首相にするように書簡を送る事までしました。

 こうしてヒトラーは遂にドイツ首相になったのです。
 そしてヒトラー内閣でシャハトはまたライヘスバンク総裁になり、インフレを再燃させることなく莫大な軍事予算を調達することに成功します。

 更に1934年に経財相も兼任します。
  
 それからが財政の魔術師シャハトの独壇場です。
 レッドバロンさんのコメントにあるようなドイツ経済の奇跡の回復と、労働者階級の生活水準の夢のような向上が始まるのです。

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 それにしてもなぜこれほどシャハトがナチに入れ込んだのか?
 
 シャハトが「我が闘争」に感銘を受けたと言う説もあります。

 しかしナチが政権を取ってからも、シャハトは実ナチもヒトラーも嫌いで、ナチを嫌って亡命をしようとする友人の銀行家達には「ナチス政権は長くはないから、帰国した時に困らないように財産を保全するように」とアドバイスしていたとの説もあります。

 そもそもシャハトはアメリカ育ちで、両親はアメリカ国籍を取っています。 ホレス・グリーリー・ヒャルマル・シャハトと言う名前のホレス・グリーリと言うのも父親がアメリカのジャーナリストにちなんでつけた名です。
 
 ナチの反ユダヤ主義は嫌っていました。 だからシャハトが経財相で居る間は、経済面でユダヤ人を迫害する政策は進みませんでした。

 この為ヒトラー政権の重要閣僚であったにも関わらず、ニュルンベルグ裁判でも有罪にならず、戦後も金融専門家として活躍し続けました。

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 これほど有能であり、経歴も申し分なく、何よりもハイパーインフレーション退治と言う凄い実績まである人を、ナチ以前のドイツ政権はなぜ生かす事が出来なかったのでしょうか?

 ナチが勢力を拡大したのは、世界大恐慌の後の悲惨な不況下です。
 職も家も喪いテントで絶望的な生活を送る人々に、仕事や家を約束したのがナチなのです。
 
 ヒトラーは門地も学歴も職歴もなく、それどころかドイツ生まれさえない帰化人でした。
 学歴も職歴もない元自称芸術家の帰化人が首相になる・・・・・日本の自称リベラリストが大喜びしそうな話ですよね?

 でも絶望した人々は、こんな普通なら到底相手にもされないような男にでも、すがるしかなかったのです。 文字通り溺れる者は藁をもつかむ思いだったのです。

 ところが藁をつかんだら、ホントに助かって、豪華客船の乗客になってしまったのです。
 でもその豪華客船の建造費用を工面したのは、エリート銀行家のシャハトでした。

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 だからワタシは非常に不可解なのです。 シャハトの財政政策は、シャハトがライヘスバンク総裁と経財相の地位さへ得ていれば、別にナチス政権でなくても大半は実行できたのではありませんか?

 彼の政策は元来イデオロギーには何の関係もない純然たる財政政策です。 それどころかリベラル政党が労働者に豪華客船での旅行を用意してはいけない理由はないのです。

 しかしシャハトがナチを応援した頃、ドイツの政権が行っていたのは、純然たる緊縮政策でした。
 不況で税収が減れば、その分歳出を減らす、それでも歳入が足りなければ増税すると言う財政均衡主義による政策でした。

 当時の首相が馬鹿だったわけでも、悪党だったわけでもありません。

 それどころか当時の首相ブリューリングは高潔を絵に描いたような人でした。 その上名門で高学歴(経済学博士!!)でしかも第一次大戦では軍人として果敢に戦い国民的英雄になりました。

 しかしそういう人だからこそ、当時の不況下での経済政策の王道である緊縮政策を信念を持ってやりとおしたのです。
 
 そしてこういう人であれば、シャハトの魔法のような財政政策は胡散臭くインチキ臭く、到底受け入れられなかったのかの知れません。

 けれども彼の高潔な信念と愛国心による政策は、不況を際限もなく悪化させ、国民の多くをテント生活へと追い込んだのです。

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 ワタシはこのブリューリングを知った時に思い出したのは、城山三郎の「男子の本懐」に出てくる濱口雄幸でした。

 彼もまた高学歴エリートで、しかも大変高潔で責任感の強い人でした。 
 そして彼もまた比類なく強い愛国心と責任感と信念を持って、緊縮財政をやり通したのです。

 高橋洋一は財務相に就職した時、研修で「男子の本懐」を読まされて、感想文に「不況下で緊縮財政をやるトンデモない奴」と書いて叱り飛ばされたそうです。

 でもワタシは高橋洋一程薄情じゃないので、「男子の本懐」で濱口雄幸の最後を読むと、涙が出ました。

 暗殺者に腹部を撃たれて、傷が治らないまま半年も苦しみ続けて、それを鳩山一郎が無理矢理国会に呼び出して・・・・・。
 衰弱しきった濱口を心配した妻子が、徹夜で薄い布で紙のように軽いフロックコートと靴を縫い上げて、それを着せて国会へ送り出す。
 濱口にはもう普通の紳士物のフロックコートや靴を付けて歩く体力は残っていなかったのです。
 そして国会答弁の翌日死去しました。

 しかし高橋洋一が指摘した通り、この高潔な愛国者が行った緊縮財政は、国民を塗炭の苦しみに追い込んだのです。   GDPは半減して、国力を棄損したのです。

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 けれども彼の高潔さを知る国民は最後まで濱口を支持していたのです。
 濱口雄幸は大変な不況下にも拘らず、国民的な人気を保ち続けたのです。
 
 これを思い出すと、なんとなくナチを選んだシャハトの絶望がわかる気がします。

 池田信夫はナチの政策をポピュリズムと言いました。 確かに国民の歓びそうなことを何でもホントにやっちゃうんだから、これ以上のポピュリズムはないでしょう。

 しかしね、実は民衆は・・・・少なくともドイツや日本のような真面目な国民は実は、ナチのようなポピュリズム以上に池田信夫の喜ぶ緊縮財政が、好きなんじゃないのかと思うのです。
 本当に自分自身が路上生活に追い込まれない限り、結構この緊縮政策を支持するんじゃないかと思うのです。

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 ましてさしあたり路上生活の心配のない中産階級や、高学歴エリートで、強い責任感や自負心を持つ人々にとっては、「痛みに耐え、苦しみに耐え抜いて、将来に備える」と言う状況は、実は強烈な魅力があるのではないでしょうか?

 だってこういうストリシズムは、実はエリートになるような真面目な努力家の精神そのものですから。
 だから財務省だって「男子の本懐」を新入職員の研修で読ませるんでしょう? 高橋洋一の言う通り現在の経済学の常識からすればトンデモ政策をやった人なのに・・・・。

 そしてまた借金を嫌い倹約を尊ぶ堅実な市民の日常生活の感覚ともピッタリ一致するので、心理的には全く抵抗がなく、むしろ凄く安心感があります。 何の抵抗も説明も必要なしに受け入れられる政策なのです。

 だからそれを全部放り出して、ポピュリズムそのもののような借金漬けの財政政策を実施するには、ナチスのような政権にでもすがるしかない。
 一般のドイツ人の常識を全部打ち壊して前進することを目指すような政権でなければ、緊縮政策の魔力には勝てない。

 シャハトはそう思い定めたのではないでしょうか?

 いかに実績があり有能であることは証明済みの人の提案する政策であろうとも、人間が堅実な日常の常識を破るような政策は理解されないのです。

 だって工場労働者や大企業の経営者まで全ての国民は、自分で貨幣を発行したことなどないのです。 貨幣と言うのは全ての人々にとって、勤労や相続などによって与えられる物なのです。 

 それを自在に刷り、或いは借金をすることなど、空恐ろしくて受け入れられないのです。
 そして実はこうした日常感覚の規範が、今も人々を拘束しているのではないでしょうか?

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 しかしもしも当時の既存政党がシャハトの提案する政策を理解して、普通にシャハトにライヘスバンク総裁として辣腕を振るわせて、シャハトに経財相を兼任させていれば・・・・ヒトラー政権は生まれなかったし、第二次大戦も起きなかったのでは?

 ワタシはどうしてもそう思ってしまうのです。

 ナチス政権を産んだのは、絶望的な不況です。
 そしてその不況から国民を救った事が、ヒトラーへの独裁を可能にしました。

 だったら二度とナチス政権の悲劇を繰り返さないためには?

 ナチスの知恵に学ぶしかないのです。

 不況はどのように乗り越えたらよいのか? 
 自分の生活実感から緊縮財政を選ぶのではなく、シャハトや高橋是清のような、大胆なしかし現実的な政策を本気で考えるべきではありませんか?

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コメント

萩原重秀と新井白石の関係も同じですね。
今日のお話は素晴らしいです。
  1. 2014-11-23 08:34
  2. URL
  3. #LkZag.iM
  4. 編集

見た目のよさが魅力なのでは

緊縮財政策は、財政収支結果が数字となってすぐに現れるので、金融政策者は、これを効果と勘違いし、自分たちによる成果と思うからではないでしょうか。

IMFは、ほんの数年前のアジア危機介入に際しても、それまでと同じく、この政策一辺倒でした。
  1. 2014-11-23 12:43
  2. URL
  3. chengguang #DibDBv7k
  4. 編集

ヒットラーとシャハト

私の拙いコメントを再度ご紹介頂いて恐縮です。
>下情に通じているからこそナチス

仰せの通りで、例えばナチスが政権を掌握した途端に、ドイツ国防軍の軍装は最下級の兵士にいたるまで長靴に変わります。それまでは将校以上がブーツを履き、兵隊はゲートル巻きの靴だったのですね。(日本陸軍はずっとそうでした。)WWⅠに一兵士として参加したヒットラーが、いかにあの服装を屈辱的に思っていたか、即座に理解できます。ナチスは確かに下積みの人間の気持ちが判る集団なのですよ。


一方シャハトは超の付くエリートでありまして、そのシャハトがなぜ魔術のように大衆の心理に即した施策を次々と打てたのか?この辺は下情に通じたヒットラーないしナチスからの経済政策に対する絶対要求、或いは優先順位を付けた大まかな政策の要求があって、それに対してシャハトが極めて優れた処方箋を書いたということではないかと睨んでおります。

或いはビスマルク以来のドイツの正しき意味においてのミリタリズムの伝統と、シャハトの大胆な経済政策が極めて幸福なことに、たまたま一致した時期があったと見るべきか。

仰るようにナチスは妻子持ちの「家長」を最優先で職に就かせる政策を実施する反面、職のない若者は農家に預けて(政府が何がしかの補助をする事によって)働いて貰って?おりますね。農家にとって何がしかの戦力になったかどうかは判りませんが、今でいうニート対策ですね。昨今の研究でも一年以上働かないでいると、勤労意欲そのものが無くなってしまうそうで。

ワイマール共和国の民主諸党派がシャハトを活用できなかった点については、ことに少子化対策など短くて1年、せいぜい2、3年で潰れてしまう内閣ではどうにもならないでしょう。ヒットラーがベルリン・オリンピックを成功させた人気絶頂の辺りで病死か、暗殺されていれば、本人にとってもドイツ国にとっても最も幸せであったのでしょうが。

比例代表制による「民意」を反映させ過ぎたワイマール共和国においては安定した政権基盤を持った内閣は一つもありませんでした。ヒットラーが全権委任法によって独裁権を獲得するまでは。

もう一つの可能性としてはドイツが立憲君主制なりの形で帝制を維持し得て、最終的には「皇帝」の権威を持ち出すことで事態を収拾することができたかどうかでしょうか。
シャハトになくてヒットラーにあったのは民衆に対するカリスマ性でした。
ベルリン大会の時に「前畑ガンバレ!」の前畑選手たちがホテルに着いたのはいいけど、選手団の荷物がどこかへ行ってしまって途方に暮れていた時に、ホテルのしがない手荷物係のオジさんが「ドイツではお客さんの荷物を紛失するような事はあり得ない、荷物は必ず届く」そして最後に「総統にかけて誓う!」と言ったそうですよ。

果たして荷物は1日の内に届いたそうです。
  1. 2014-11-23 13:07
  2. URL
  3. レッドバロン #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 萩原重秀と新井白石の関係も同じですね。
> 今日のお話は素晴らしいです。

 有難う御座います。 新井白石と徳川吉宗も緊縮論者でしたね。
 緊縮論者は皆ストイックなので、一般国民もまた経済には無関心な知識階級にも受けが良いのでしょうね。
  1. 2014-11-23 20:24
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 見た目のよさが魅力なのでは

> 緊縮財政策は、財政収支結果が数字となってすぐに現れるので、金融政策者は、これを効果と勘違いし、自分たちによる成果と思うからではないでしょうか。
>
> IMFは、ほんの数年前のアジア危機介入に際しても、それまでと同じく、この政策一辺倒でした。

 そう言う面も大きいでしょうね。 景気回復で増える税収よりは、増税で増える税収の方が、税収の増える理由もまた増えた数字も確定しやすいですからね。
  1. 2014-11-23 20:26
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: ヒットラーとシャハト

> 私の拙いコメントを再度ご紹介頂いて恐縮です。
> >下情に通じているからこそナチス
>
> 仰せの通りで、例えばナチスが政権を掌握した途端に、ドイツ国防軍の軍装は最下級の兵士にいたるまで長靴に変わります。それまでは将校以上がブーツを履き、兵隊はゲートル巻きの靴だったのですね。(日本陸軍はずっとそうでした。)WWⅠに一兵士として参加したヒットラーが、いかにあの服装を屈辱的に思っていたか、即座に理解できます。ナチスは確かに下積みの人間の気持ちが判る集団なのですよ。
>
>
> 一方シャハトは超の付くエリートでありまして、そのシャハトがなぜ魔術のように大衆の心理に即した施策を次々と打てたのか?この辺は下情に通じたヒットラーないしナチスからの経済政策に対する絶対要求、或いは優先順位を付けた大まかな政策の要求があって、それに対してシャハトが極めて優れた処方箋を書いたということではないかと睨んでおります。
>
> 或いはビスマルク以来のドイツの正しき意味においてのミリタリズムの伝統と、シャハトの大胆な経済政策が極めて幸福なことに、たまたま一致した時期があったと見るべきか。
>
> 仰るようにナチスは妻子持ちの「家長」を最優先で職に就かせる政策を実施する反面、職のない若者は農家に預けて(政府が何がしかの補助をする事によって)働いて貰って?おりますね。農家にとって何がしかの戦力になったかどうかは判りませんが、今でいうニート対策ですね。昨今の研究でも一年以上働かないでいると、勤労意欲そのものが無くなってしまうそうで。
>
> ワイマール共和国の民主諸党派がシャハトを活用できなかった点については、ことに少子化対策など短くて1年、せいぜい2、3年で潰れてしまう内閣ではどうにもならないでしょう。ヒットラーがベルリン・オリンピックを成功させた人気絶頂の辺りで病死か、暗殺されていれば、本人にとってもドイツ国にとっても最も幸せであったのでしょうが。
>
> 比例代表制による「民意」を反映させ過ぎたワイマール共和国においては安定した政権基盤を持った内閣は一つもありませんでした。ヒットラーが全権委任法によって独裁権を獲得するまでは。
>
> もう一つの可能性としてはドイツが立憲君主制なりの形で帝制を維持し得て、最終的には「皇帝」の権威を持ち出すことで事態を収拾することができたかどうかでしょうか。
> シャハトになくてヒットラーにあったのは民衆に対するカリスマ性でした。
> ベルリン大会の時に「前畑ガンバレ!」の前畑選手たちがホテルに着いたのはいいけど、選手団の荷物がどこかへ行ってしまって途方に暮れていた時に、ホテルのしがない手荷物係のオジさんが「ドイツではお客さんの荷物を紛失するような事はあり得ない、荷物は必ず届く」そして最後に「総統にかけて誓う!」と言ったそうですよ。
>
> 果たして荷物は1日の内に届いたそうです。

 ブログで紹介したレッドバロンさんのコメントは、大変素晴らしい物だったので、もっと多くの人々に読んで欲しいと思って、勝手にブログ本文に紹介させていただきました。

 だってナチを憎み反ヒトラーで騒ぐ連中、あまりに愚劣じゃないですか?
 先日も韓国のポップグループの衣装がナチみたいだと言って騒いでいました。 連中はとにかく「ヒトラー悪い」と言ってれば、ファシズムやナチズムの再来は防げると思っているのです。
 だったら怨霊退散のお札の代わり、ナチズム退散のお札でも作って配れば良いのです。

 第二のヒトラーを出さない為には、なぜヒトラー政権があれほどの支持を得たかを真面目に検証して、ヒトラーを産んだ不幸な時代を作らない事なのに・・・・。

 そして実際にレッドバロンさんに教えて頂いたナチの政策が凄いのですよね。
 しかし考えたらレッドバロンさんがご指摘されたように、素晴らし実務家が強力な政権の下で辣腕を振るえるのだから、政策が順調に進まないわけはないでしょう。

 政権がゴタゴタを繰り返しては、どんなに有能な実務家でも、仕事どころではありませんから。
 
 今回の増税阻止解散だって、安倍さんがヒトラーのような独裁者なら必要なかったのです。 安倍さんが増税なんかしないと言えばオシマイですから。

 また超有能なスーパーエリートの才幹と下情に通じたナチ幹部たちとのコラボと言うのも、労働者の生活向上には最高のコラボですよね。

 実際レッドバロンさんがおっしゃるように、ヒトラーが第二次大戦を始める前に暗殺でもされていれば、最良の政治家として歴史に残っていたと思います。
  1. 2014-11-23 20:41
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

三橋氏による「道路土木工事不要論からの脱却」論は私も同意するんですが、
「増税せず国債をドンドン発行してインフレ方向にしてチャラにすればいい」的な論はちょっといけません。

三橋氏に欠けているのは”投資家としての視点”です。

というのは国債が国際市場に放たれた場合、それは投資家から見て一つの金融商品に過ぎず、買い手がその価値を決めるのです。
銀行だってボランティアじゃありませんから国債を誰かに売る必要があります。
更に加えて今はインターネットの証券取引時代です。
国債発行してインフレ方向になれればいいですが、大抵の国がそれをやっても通貨と国債の国際的信用を下落させただけでした。
昔のように取引スピードがゆるやかなら可能だったんです。


  1. 2014-11-23 21:47
  2. URL
  3. Spring-moto #-
  4. 編集

>ヒットラー=シャハトの経済政策

本当に素晴らしかったようです。
皆忘れがちなんですが、ナチスの正式名称は「国家社会主義ドイツ労働者党」
であって、資本主義ドイツ党じゃないんですね。
  1. 2014-11-23 23:08
  2. URL
  3. Spring-moto #-
  4. 編集

歴史はイデオロギーで語るものではない。

 歴史を学ぶことの意義は、先人が過去に積み重ねた財産に感謝すること、そして、先人の知恵に学び子孫にさらに先人の遺したものを発展させ、伝えていくことです。
 ところが、歴史をイデオロギーで語るとどうなるか。確かに歴史を語るとき、過去の無数の出来事から取捨選択して一つの物語にしていくのですから、ある程度は語り手の主観が入り込むことは仕方ないのですが、イデオロギーを正当化するために紡がれた歴史は、狂気を生み出すのです。それは、イデオロギーのために色眼鏡で史実を見るようになるからですね。
  1. 2014-11-24 00:45
  2. URL
  3. 凍え馬 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 三橋氏による「道路土木工事不要論からの脱却」論は私も同意するんですが、
> 「増税せず国債をドンドン発行してインフレ方向にしてチャラにすればいい」的な論はちょっといけません。
>
> 三橋氏に欠けているのは”投資家としての視点”です。
>
> というのは国債が国際市場に放たれた場合、それは投資家から見て一つの金融商品に過ぎず、買い手がその価値を決めるのです。
> 銀行だってボランティアじゃありませんから国債を誰かに売る必要があります。
> 更に加えて今はインターネットの証券取引時代です。
> 国債発行してインフレ方向になれればいいですが、大抵の国がそれをやっても通貨と国債の国際的信用を下落させただけでした。
> 昔のように取引スピードがゆるやかなら可能だったんです。

 しかし国債を租税で償還は不可能でしょう?
 確かに取引の時間は早くなったけれど、しかし黒田バズーカ2以降国債の金利はそんなに上がっていません。 それどころか札割れしているぐらいでしょう?

 だからこれは国債買い取りのタイミングやスピード感の問題でしょう?
  1. 2014-11-24 10:03
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> >ヒットラー=シャハトの経済政策
>
> 本当に素晴らしかったようです。
> 皆忘れがちなんですが、ナチスの正式名称は「国家社会主義ドイツ労働者党」
> であって、資本主義ドイツ党じゃないんですね。

 今式に言えば修正資本主義だったのでしょうね。
  1. 2014-11-24 10:04
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 歴史はイデオロギーで語るものではない。

>  歴史を学ぶことの意義は、先人が過去に積み重ねた財産に感謝すること、そして、先人の知恵に学び子孫にさらに先人の遺したものを発展させ、伝えていくことです。
>  ところが、歴史をイデオロギーで語るとどうなるか。確かに歴史を語るとき、過去の無数の出来事から取捨選択して一つの物語にしていくのですから、ある程度は語り手の主観が入り込むことは仕方ないのですが、イデオロギーを正当化するために紡がれた歴史は、狂気を生み出すのです。それは、イデオロギーのために色眼鏡で史実を見るようになるからですね。

 元来科学的な歴史学なら、善悪やイデオロギーを抜きに、過去にあった事実を冷静に調べてゆくことでしょう。
 宗教や倫理を排して、事実をありのままに見る事です。
 そしてこれが近世以降の全ての人文科学の目指したもののはずでした。

 しかし結局、人によってはイデオロギーや感情が正義が現実に優先するんですね。 だから人文科学が科学になりきれず、進歩できないのでしょう。
  1. 2014-11-24 10:08
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

基本的に「ストイックな緊縮論者」ですが

>緊縮論者は皆ストイックなので
私は基本的に「ストイックな緊縮論者」ですが、こういう歴史的事実を突きつけられると、緊縮論は色あせます。政治や経済は、理屈や倫理ではうまくいかないこともわかります。

>素晴らし実務家が強力な政権の下で辣腕を振るえるのだから

こういう点がナチスの優れていた点ですネ。
ドイツ国防軍もそういうことが言えると思います。
有能で善良な軍人がなぜナチスと一体になって戦ったか?
なぜドイツ軍は強かったのか?
ナチスは「素晴らし実務家」が「辣腕を振るえる」ようにしたのだと。

>「ヒトラー悪い」と言ってれば、ファシズムやナチズムの再来は防げると思っている
平和論者と同じです。
「ヒトラー悪い」「日本軍が悪い」と言っていれば丸く収まると思っているわけです。
その時点で思考停止になってしまいますから。
こういう先入観が歴史研究、政策研究を阻害していますネ。

  1. 2014-11-24 14:40
  2. URL
  3. 道草人 #-
  4. 編集

ともかく「歴史に学ぶ」ということは
重要ですね。
ナチスの経済政策は素晴らしいものだった、というのは聞いたことがありました。
公共事業を推進し、雇用が増え
危機的状況が救われた・・・
それがシャハトのおかげだったんですね!
勉強になります。
確かに「緊縮財政」は日本人の民族性に受け入れ易いものかもしれません。
「節約」とか「清貧」とか切り詰めて
生活することが美徳だということが
根付いていると思います。
けれどもデフレ下での緊縮財政で
経済が改善したことはない、というのも
聞いたことがあります。
その点を日本国民がもっと
理解できれば良いのですが。
  1. 2014-11-24 16:59
  2. URL
  3. 翡翠 #flPMGraQ
  4. 編集

Re: 基本的に「ストイックな緊縮論者」ですが

> >緊縮論者は皆ストイックなので
> 私は基本的に「ストイックな緊縮論者」ですが、こういう歴史的事実を突きつけられると、緊縮論は色あせます。政治や経済は、理屈や倫理ではうまくいかないこともわかります。

 今の増税論者も殆どが「将来の為に、子供達の未来の為に、我々が我慢するべき」と言う倫理論なのです。
 しかし多くの国民が「将来の為に」と節約すれば、消費が減って景気が悪化するのは当然なのです。

 個人には善でも経済には悪と言う事は、結構普通にあるのですよね。

> >素晴らし実務家が強力な政権の下で辣腕を振るえるのだから
>
> こういう点がナチスの優れていた点ですネ。
> ドイツ国防軍もそういうことが言えると思います。
> 有能で善良な軍人がなぜナチスと一体になって戦ったか?
> なぜドイツ軍は強かったのか?
> ナチスは「素晴らし実務家」が「辣腕を振るえる」ようにしたのだと。

 独裁政権は意思決定が早く、しかも決定したことへの反対を許しませんから、正しい政策を決定したら、実に迅速にその成果が表れるんですよね。

 その代り間違った政策の効果も絶大ですが。
 だからヒトラーの開戦決定も誰にも止められず、最後はドイツの命取りになりました。

> >「ヒトラー悪い」と言ってれば、ファシズムやナチズムの再来は防げると思っている
> 平和論者と同じです。
> 「ヒトラー悪い」「日本軍が悪い」と言っていれば丸く収まると思っているわけです。
> その時点で思考停止になってしまいますから。
> こういう先入観が歴史研究、政策研究を阻害していますネ。

 こんな先入観で見る歴史はそもそも科学ではないのです。
  1. 2014-11-24 18:21
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> ともかく「歴史に学ぶ」ということは
> 重要ですね。
> ナチスの経済政策は素晴らしいものだった、というのは聞いたことがありました。
> 公共事業を推進し、雇用が増え
> 危機的状況が救われた・・・
> それがシャハトのおかげだったんですね!
> 勉強になります。
> 確かに「緊縮財政」は日本人の民族性に受け入れ易いものかもしれません。
> 「節約」とか「清貧」とか切り詰めて
> 生活することが美徳だということが
> 根付いていると思います。
> けれどもデフレ下での緊縮財政で
> 経済が改善したことはない、というのも
> 聞いたことがあります。
> その点を日本国民がもっと
> 理解できれば良いのですが。

 倹約を心がけ、借金はせずに堅実に暮らすと言うのは、個人の心がけとしては大変立派です。
 そして大多数の日本人は基本的にこの生活信条を守っているのでしょう。

 だから徳川吉宗から濱口雄幸や小泉純一郎まで、緊縮論者は国民的な人気があるし、また増税や緊縮財政は理解しやすいのでしょうね。

 でも国家全部で見れば、国民皆が節約に徹すれば、消費は落ち込み、不景気になり生産活動が減退するしかないのです。

 だから緊縮論に対抗するには、自分が経験しない・・・・全て国民は大企業からパートのオバサンまで、誰一人貨幣も国債も発行したことなどないので・・・・・理論としての経済を理解して、それに従うしかないのです。
  1. 2014-11-24 18:27
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  3. よもぎねこ #-
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確か「ヒトラーの戦場」という本の冒頭でもそれまで娯楽の無かった市民に観劇や旅行といった市民が余暇を楽しむ機会を与え、
職業の貴賎を問わず働いて十年か二十年経てば自分の家が手に入るという記述がありましたかねえ。
ついこの前には上記の本は古本屋でさえ見かけなくなりました。
(本の内容はアマゾンのレビューではヒトラーを擁護し過ぎとあります)
こういう話が出ると思うのは「歴史が歴史にならなかった所では歴史は丸ごと繰り返す」
というエルンスト・ブロッホの言葉を思い出しますね。
  1. 2014-11-27 00:47
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  3. TigerKitty #-
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Re: タイトルなし

> 確か「ヒトラーの戦場」という本の冒頭でもそれまで娯楽の無かった市民に観劇や旅行といった市民が余暇を楽しむ機会を与え、
> 職業の貴賎を問わず働いて十年か二十年経てば自分の家が手に入るという記述がありましたかねえ。
> ついこの前には上記の本は古本屋でさえ見かけなくなりました。
> (本の内容はアマゾンのレビューではヒトラーを擁護し過ぎとあります)
> こういう話が出ると思うのは「歴史が歴史にならなかった所では歴史は丸ごと繰り返す」
> というエルンスト・ブロッホの言葉を思い出しますね。

 ヒトラー政権はバイロイト音楽祭に労働者や兵士を招待しました。
 バイロイトをこうした人々が楽しんだって、この時代だけです。 

 ヒトラー政権をひたすら非難する人達はどうも「ヒトラー悪い」と言っていれば、二度と全体主義政権は生まれず虐殺も起きないと信じているようですね。
 
 だから韓国のポップグループの衣装なんか大騒ぎし、一方韓国人は旭日旗をハーケンクロイツと同じだと騒いでいるのです。

 こういう馬鹿こそ全体主義の温床なんですけどね。
  1. 2014-11-27 11:31
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  3. よもぎねこ #-
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自由を得るための歴史学

 イデオロギーを廃して過去の事実を冷静に調べていけば、我々は現代の常識を疑う自由を得ることができます。それは革新思想とは全く異なり、温故知新の精神に基づく思想の自由であり、それこそが先人の知恵を未来に継ぐことに他ならないものであると思います。
 今の日本は自虐史観がまだ支配的であるといえますが、自虐派は自虐史観を紡ぎだすために相当の無理をしているために、過去の事実を捏造する、重大な事件を軽視する、大した出来事でもないのに大々的に扱うなど、先人の遺産をこれでもかと毀損するかのごとく扱うのです。歴史をどういう視点で捉えていくかということは常に問われてしかるべきでしょうが、少なくとも、温故知新の精神を破壊するような史観については現在のイデオロギーを正当化以外の何物でもないわけで、本来は排するべきものなのではないかと思われます。
  1. 2014-11-28 01:54
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  3. 凍え馬 #-
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Re: 自由を得るための歴史学

>  イデオロギーを廃して過去の事実を冷静に調べていけば、我々は現代の常識を疑う自由を得ることができます。それは革新思想とは全く異なり、温故知新の精神に基づく思想の自由であり、それこそが先人の知恵を未来に継ぐことに他ならないものであると思います。
>  今の日本は自虐史観がまだ支配的であるといえますが、自虐派は自虐史観を紡ぎだすために相当の無理をしているために、過去の事実を捏造する、重大な事件を軽視する、大した出来事でもないのに大々的に扱うなど、先人の遺産をこれでもかと毀損するかのごとく扱うのです。歴史をどういう視点で捉えていくかということは常に問われてしかるべきでしょうが、少なくとも、温故知新の精神を破壊するような史観については現在のイデオロギーを正当化以外の何物でもないわけで、本来は排するべきものなのではないかと思われます。
 
 近世以降の人文科学は、倫理や宗教を排して、対象をありのままに見て、事実を記述する事から始まったのだと思います。
 しかし実際には全然違うのですよね。

 歴史学なんかもオカシナイデオロギーが蔓延していて、大学の歴史学教授の言うことなど聞いていると、「この人一体いつ生まれたの? 11世紀?」とかと思えるような事を言うのです。

 歴史の事実以前に善悪論を延々と述べる人が、東大の歴史学教授とかって、聞くと腰が抜けるのですが、しかしこれが現実なんです。

 こういうの見ると学問で人間を向上させることなんか不可能だと絶望的な気持ちになります。
  1. 2014-11-28 10:11
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  3. よもぎねこ #-
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  1. 2014-12-01 18:13
  2. #
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Re: タイトルなし

> 他のサイトから誘導されて読ませて頂きました。他の記事については全く同意するところですが、この記事には疑問があります。
>
> 1.29年世界恐慌
> 2.32年ドイツ戦時賠償のデフォルト支払い停止
> 3.33年ナチス政権
> 4.35年ナチス、ヴェルサイユ条約の破棄と再軍備
>
> 確かに29年以前のハイパーインフレ抑制については高く評価すべきですが、33年以降の経済成長は条約の賠償責任を破棄というのが前提条件では?
>
> 良いとこは学びましょう。という姿勢は大切ですが、取り上げた題材が少し悪いような。

 なるほどそれはあるでしょうね。
  1. 2014-12-01 21:20
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  3. よもぎねこ #-
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たまたまナチスの経済政策について検索して出てきたので拝見しましたが、シャハトの手腕を絶賛する割にメフォ手形のメの字も出て来なくて呆れました。

もう少し真面目に勉強してから記事を投稿してはいかがでしょうか。

  1. 2016-12-23 15:47
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  3. #-
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現在のドイツが、憲法にまで財政均衡主義を書き込んで、公共事業による景気対策=ケインズ主義という政策を採れないようにしているのは、戦前のドイツを全否定してしまっているからだと思います。

ケインズ主義は左翼的な経済政策ですから、ナチスの経済政策も、じつはとても左翼的だったのです。ドイツの高速道路網「アウトバーン」も、ほとんどがナチスドイツ時代に建設されたものです。
それがわかると、なぜナチスの正式名称が「国家社会主義ドイツ労働者党」だったのかも理解できます。
  1. 2016-12-23 20:44
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  3. かんぱち #vF6NeGQU
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Re: タイトルなし

> たまたまナチスの経済政策について検索して出てきたので拝見しましたが、シャハトの手腕を絶賛する割にメフォ手形のメの字も出て来なくて呆れました。
>
> もう少し真面目に勉強してから記事を投稿してはいかがでしょうか。

 御忠告有難う御座います。

 それについて申しますが、今の日本ではワタシのような一般人にナチスの経済政策を解りやすく書いた本は皆無です。
 これはナチスが悪魔視されて、ナチスに関わる事が全てタブーだからでしょう。

 しかしナチスの経済政策がなければヒトラーがあのように絶大な支持を得る事はなかったし、その絶大な支持がなければ第二次大戦もアウシュビッツもなかったのです。

 それを思うとあの経済政策をやっていたのが、ヒトラーでなければ・・・・と思わざるを得ないのです。 しかもあればヒトラーでなければやっていけない事ではなかったのです。

 だから今後二度とナチスの悲劇が起きない為にも、多くの人がヒトラーの経済政策を知るべきなのです。

 そこでお願いですが、貴方がブログか本で書いていただけないでしょうか?

  1. 2016-12-24 21:59
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 現在のドイツが、憲法にまで財政均衡主義を書き込んで、公共事業による景気対策=ケインズ主義という政策を採れないようにしているのは、戦前のドイツを全否定してしまっているからだと思います。

 ドイツではヒトラーを悪魔化した為に、ヒトラーに関わる事を全て悪魔化したようです。
 でもなぜヒトラーがあのように絶大な支持を得たかを考えないと、第二のヒトラーの出現は阻止できないのに。
>
> ケインズ主義は左翼的な経済政策ですから、ナチスの経済政策も、じつはとても左翼的だったのです。ドイツの高速道路網「アウトバーン」も、ほとんどがナチスドイツ時代に建設されたものです。
> それがわかると、なぜナチスの正式名称が「国家社会主義ドイツ労働者党」だったのかも理解できます。

 ええ、その通りです。 ヒトラーがやったのは下層労働者の生活レベルの底上げでした。 そしてそういう人達が国民の圧倒的多数だったから、それが国力の強大化になったのです。

 ヒトラーは悪人でもこれは学ぶべきです。
  1. 2016-12-24 22:02
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  3. よもぎねこ #-
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メフォ手形はあんまり関係ないと思いますがねえ。色々言われていますがこれは形を変えた赤字国債の発行そのものでしょう。このとんでもない量の赤字国債を償還できたかどうかが問題ではあります。ただこれはほとんどがドイツ銀行が買い取り、とんでもない量の紙幣の増刷という形が残っただけです。結局国債の国立銀行買い取りということになっただけです。

こういうことをやれば当然ながらインフレとなります。しかし、問題はそれだけといえばそれだけです。記録を見れば分かることですがドイツの戦時経済は何だかんだ言いながら回りました。一種のケインズ政策の結果1944年くらいまでは経済は成長しています。破綻は戦後のこと、空襲と戦争被害の結果の生産力の激減です。

軍需を福祉に変えてみればなんか今の状況と結構似てるんじゃないかとさえ思います。当時は戦争になり国際貿易は自然消滅、ドイツ経済はほとんどオータルキーでしたからまあ比較はできませんが色々示唆的だとは思います。
  1. 2016-12-24 23:56
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  3. kazk #cPv2SIBE
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Re: タイトルなし

> メフォ手形はあんまり関係ないと思いますがねえ。色々言われていますがこれは形を変えた赤字国債の発行そのものでしょう。このとんでもない量の赤字国債を償還できたかどうかが問題ではあります。ただこれはほとんどがドイツ銀行が買い取り、とんでもない量の紙幣の増刷という形が残っただけです。結局国債の国立銀行買い取りということになっただけです。
>
> こういうことをやれば当然ながらインフレとなります。しかし、問題はそれだけといえばそれだけです。記録を見れば分かることですがドイツの戦時経済は何だかんだ言いながら回りました。一種のケインズ政策の結果1944年くらいまでは経済は成長しています。破綻は戦後のこと、空襲と戦争被害の結果の生産力の激減です。
>
> 軍需を福祉に変えてみればなんか今の状況と結構似てるんじゃないかとさえ思います。当時は戦争になり国際貿易は自然消滅、ドイツ経済はほとんどオータルキーでしたからまあ比較はできませんが色々示唆的だとは思います。

 なるほどね。

 アメリカの場合、世界大恐慌でGDPが半減しています。
 でもこれは需要の激減で起きた事ですから、生産力から言えば恐慌中のGDP全部を国債発行で賄っても、供給は間に合うのです。

 ドイツもこれと同様でしょうね。

 
  1. 2016-12-25 13:37
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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> たまたまナチスの経済政策について検索して出てきたので拝見しましたが、シャハトの手腕を絶賛する割にメフォ手形のメの字も出て来なくて呆れました。
>
> もう少し真面目に勉強してから記事を投稿してはいかがでしょうか。

>御忠告有難う御座います。

>それについて申しますが、今の日本ではワタシのような一般人にナチスの経済政策を解りやすく書いた本は皆無です。
>これはナチスが悪魔視されて、ナチスに関わる事が全てタブーだからでしょう。

まずこの考え方から誤解だと分かっていただきたいのですが。

例えば「ヒトラーの国民国家--強奪・人種戦争・国民社会主義」ですとか、「健康帝国ナチス」ですとか、欧米圏で出版されたナチス・ドイツの研究本とかはいくらでもあります。

こういった、ナチス・ドイツを論じる上では基本になる書籍を読んだようにさっぱり思えない記事を投稿されても、はっきり言ってデマゴーグを撒き散らすだけとしか。

>しかしナチスの経済政策がなければヒトラーがあのように絶大な支持を得る事はなかったし、その絶大な支持がなければ第二次大戦もアウシュビッツもなかったのです。

>それを思うとあの経済政策をやっていたのが、ヒトラーでなければ・・・・と思わざるを得ないのです。 しかもあればヒトラーでなければやっていけない事ではなかったのです。

>だから今後二度とナチスの悲劇が起きない為にも、多くの人がヒトラーの経済政策を知るべきなのです。


ナチス・ドイツの経済政策の効果については誰も否定していませんよ。

単純に、当時のナチス・ドイツが国民的支持を得るような経済政策を行うための財源はあるのか、というかそもそもナチス・ドイツの経済政策に持続性はあるのか、という経済政策の根本をなすような事実についての理解が不十分なようなので指摘しただけです。


>そこでお願いですが、貴方がブログか本で書いていただけないでしょうか?

ええ…

メフォ手形について指摘した以上、その言葉についてgoogle scholarで検索するだけである程度の知識は手に入ると思うのですがそれは

2016-12-24 21:59 URL よもぎねこ #-

よもぎねこさん、おっしゃる通りなら一般人であるあなたにいちいち細かい重箱の隅を上げるような指摘をしているのは重々承知ですが、もう少しちゃんと調べた上で投稿しないといらぬ恥をかくと思いますよ。
  1. 2016-12-25 19:32
  2. URL
  3. 2016-12-23 15:47 に投稿したものです #-
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Re: タイトルなし

> > たまたまナチスの経済政策について検索して出てきたので拝見しましたが、シャハトの手腕を絶賛する割にメフォ手形のメの字も出て来なくて呆れました。
> >
> > もう少し真面目に勉強してから記事を投稿してはいかがでしょうか。
>
> >御忠告有難う御座います。
>
> >それについて申しますが、今の日本ではワタシのような一般人にナチスの経済政策を解りやすく書いた本は皆無です。
> >これはナチスが悪魔視されて、ナチスに関わる事が全てタブーだからでしょう。
>
> まずこの考え方から誤解だと分かっていただきたいのですが。
>
> 例えば「ヒトラーの国民国家--強奪・人種戦争・国民社会主義」ですとか、「健康帝国ナチス」ですとか、欧米圏で出版されたナチス・ドイツの研究本とかはいくらでもあります。

 申し訳ありませんがワタシは日本語しかできませんから。
>
> こういった、ナチス・ドイツを論じる上では基本になる書籍を読んだようにさっぱり思えない記事を投稿されても、はっきり言ってデマゴーグを撒き散らすだけとしか。
>
> >しかしナチスの経済政策がなければヒトラーがあのように絶大な支持を得る事はなかったし、その絶大な支持がなければ第二次大戦もアウシュビッツもなかったのです。
>
> >それを思うとあの経済政策をやっていたのが、ヒトラーでなければ・・・・と思わざるを得ないのです。 しかもあればヒトラーでなければやっていけない事ではなかったのです。
>
> >だから今後二度とナチスの悲劇が起きない為にも、多くの人がヒトラーの経済政策を知るべきなのです。
>
>
> ナチス・ドイツの経済政策の効果については誰も否定していませんよ。
>
> 単純に、当時のナチス・ドイツが国民的支持を得るような経済政策を行うための財源はあるのか、というかそもそもナチス・ドイツの経済政策に持続性はあるのか、という経済政策の根本をなすような事実についての理解が不十分なようなので指摘しただけです。
>
>
> >そこでお願いですが、貴方がブログか本で書いていただけないでしょうか?
>
> ええ…
>
> メフォ手形について指摘した以上、その言葉についてgoogle scholarで検索するだけである程度の知識は手に入ると思うのですがそれは
>
> 2016-12-24 21:59 URL よもぎねこ #-
>
> よもぎねこさん、おっしゃる通りなら一般人であるあなたにいちいち細かい重箱の隅を上げるような指摘をしているのは重々承知ですが、もう少しちゃんと調べた上で投稿しないといらぬ恥をかくと思いますよ。

 だからワタシは経済学者じゃないのです。
 自分のわかる範囲で学んだことを自分のブログに書いているのです。

 それについて文句を言われても困るのです。

 でもそんなにメフォ手形が重要なら、このコメント欄で解説されては?

 何ならその解説をワタシが貴方のコメントと断った上で改めてブログにエントリーしますが。
  1. 2016-12-25 19:52
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

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