数日前の事です。 夕方、ふと窓の外を見ると、裏の塀をパトカーさんが歩いてくるのが見えました。
おお、そう言えばそろそろパトカーさんが、お食事にいらっしゃる時間です。 パトカーさんはこの頃いつも夕方4時過ぎいらっしゃるのです。
とりあえずお写真をと思ってカメラを持ってくると、何とパトカーさんの後ろを見知らぬ黒猫が付いて行きます。
おお、そう言えばそろそろパトカーさんが、お食事にいらっしゃる時間です。 パトカーさんはこの頃いつも夕方4時過ぎいらっしゃるのです。
とりあえずお写真をと思ってカメラを持ってくると、何とパトカーさんの後ろを見知らぬ黒猫が付いて行きます。
写真では大きさがわからないと思いますが、パトカーさんの半分もない小さな猫です。 よもちゃんに比べても随分小さいです。
しかし眼光が唯者ではありません。
猫はパトカーの後をついてゆきます。
ところがその後ろにもう一匹!! 毛色も全体の体つきもさっきの奴とそっくりの黒猫です。
しかしこれはさっきのよりも遥かに小さく、明らかにまだ子猫です。
それでも眼光の鋭さでは、さっきの奴と同等です。
そしてこいつもさっきの一匹についてい行きます。
コ、コイツラ一体何なんだ?
わたしはいままで近所でこんな猫を見かけた事はありません。 子猫の方はこの夏に生まれたのでしょう。
眼光の鋭さからすると野良猫と思いますが、それにしてもこんな猫達を見るのは初めてです。
しかしこの二匹はパトカーさんについてきたのでしょうか? だとしたら、どういう関係なのでしょうか?
そうこうするうちに、パトカーさんがいらっしゃいました。
パトカーさん、こんにちは。
コ、コイツラ一体何なんだ?
わたしはいままで近所でこんな猫を見かけた事はありません。 子猫の方はこの夏に生まれたのでしょう。
眼光の鋭さからすると野良猫と思いますが、それにしてもこんな猫達を見るのは初めてです。
しかしこの二匹はパトカーさんについてきたのでしょうか? だとしたら、どういう関係なのでしょうか?
そうこうするうちに、パトカーさんがいらっしゃいました。
パトカーさん、こんにちは。
こんにちは。
あのう・・・・・。
あのう・・・・・。
何か?
い、いえ、何でもありません。 今お食事お持ちしますね。
さあ、どうぞ!!
い、いえ、何でもありません。 今お食事お持ちしますね。
さあ、どうぞ!!
有難う! 頂きま~~す!
パトカーさんはいつものように、お食事を食べ始めました。
しかし暫くして窓の外を見ると、何だか気遣わしげに、辺りを見回していらっしゃいます。
やはりパトカーさんも、あの二匹が気になるのでしょうか? あの二匹はどこへ行ったのでしょうか? 二匹は別にパトカーさんの後を付いてきたわけじゃなくて、どこか他所へ行ったのでしょうか?
ところがその後少ししてまた外を見ると・・・・。
やはりパトカーさんも、あの二匹が気になるのでしょうか? あの二匹はどこへ行ったのでしょうか? 二匹は別にパトカーさんの後を付いてきたわけじゃなくて、どこか他所へ行ったのでしょうか?
ところがその後少ししてまた外を見ると・・・・。
うわぁ~~、これは唯事ではありません。 あの猫が傍に寄っても、パトカーさんは全然追い払おうとはなさいません。
雄猫は普通そんなに寛大じゃありません。 パトカーさんはよもちゃんには寛大なのですが、それはよもちゃんがウチの猫だから遠慮をなさっているので、これがアライ様なら血を見ています。
ましてお食事中です。
ところがこの後、あの二匹がパトカーさんのお食事を食べ始めたのです。 しかしパトカーさんは別に文句も言わずに黙ってみていました。
ましてお食事中です。
ところがこの後、あの二匹がパトカーさんのお食事を食べ始めたのです。 しかしパトカーさんは別に文句も言わずに黙ってみていました。
ま、まさか!? あれはパトカーさんの妻子??
パトカーさんには妻子が居た??
一体どうしたら良いんだろう? そりゃあパトカーさん一匹なら、わたしだって養えます。 しかし妻子までは・・・・。
それに3匹も扶養したらご近所や大家さんからなんと言われるか・・・・・。
わたしはすご~く動揺しました。 しかし間もなく二匹の姿は消え、パトカーさんもお代わりを一回した後、お帰りになりました。
そしてこの翌日もパトカーさんはいらっしゃいましたが、あの二匹は付いてきませんでした。 その後もパトカーは毎日いらっしゃいますが、あの二匹は見かけません。
だとするとあれは、行きずりの二匹に対するパトカーさんの思いやりだったのかも知れません。 付いてこられたら迷惑でも、まだ一猫前とも言えない二匹を追い払うには忍びなかったのでしょうか?
元来パトカーさんってホントに「良い奴」ですからね。
パトカーさんには妻子が居た??
一体どうしたら良いんだろう? そりゃあパトカーさん一匹なら、わたしだって養えます。 しかし妻子までは・・・・。
それに3匹も扶養したらご近所や大家さんからなんと言われるか・・・・・。
わたしはすご~く動揺しました。 しかし間もなく二匹の姿は消え、パトカーさんもお代わりを一回した後、お帰りになりました。
そしてこの翌日もパトカーさんはいらっしゃいましたが、あの二匹は付いてきませんでした。 その後もパトカーは毎日いらっしゃいますが、あの二匹は見かけません。
だとするとあれは、行きずりの二匹に対するパトカーさんの思いやりだったのかも知れません。 付いてこられたら迷惑でも、まだ一猫前とも言えない二匹を追い払うには忍びなかったのでしょうか?
元来パトカーさんってホントに「良い奴」ですからね。