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2014-07-30 11:41

deep in 小樽

 7月21日、小樽へ行きました。

 7月20日に札幌航空ページェントでオスプレイが来たことを、週刊オブジェクト氏が取り上げていたので、これは是非コメントせねばと思ってコメント欄を見たら、そのコメント欄に小樽にアメリカ第7艦隊の揚陸指揮艦ブルーリッジが来ているとありました。

 だったら今日は小樽へ行こう!!
 だって21日の札幌は素晴らしい快晴だったのです。 それに久々海が見たいです。

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 小樽へは電車で行きました。

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 小樽駅が近づくと、電車は高架線を走ります。 この高架線の感じが神戸に似ています。
 小樽も神戸も天然の良港として栄えました。 この天然の良港の条件は波が穏やかで水深が深い事です。 こういう港を持つ土地は山が海に迫っているので、海岸部に殆ど平地がありません。
 その狭い土地にできた都市に鉄道を通す為に高架線が必要なのです。

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 そして小樽駅前に出ると、もう海が見えます。
 さてブルーリッジはどこでしょうか?

 ブルーリッジの小樽来航は親善目的と言う事でした。 しかしネットで調べても小樽港のどこに停泊しているのかわかりませんでした。
 それに一般公開をしているのかどうかもわかりません。

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 一般公開はしていなくても良いです。 どの道半分以上、海を見たくて来たのですから。
 でも一応ブルーリッジを口実に来たのだから、遠くからでもブルーリッジは見たいです。
 
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 それで海に向かって歩いていると、観光客とは微妙に雰囲気が違う、やたらに体格の良い外人男性の3人組がいました。
 
 ヒョッとしてこの人達ブルーリッジのクルーでは?

 と、思って聞いてみると、やはり3人組はブルーリッジのクルーで、停泊地を教えてくれました。

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 航空ページェントに来ていた米兵もそうだけれど、米兵って凄く陽気で親切です。 この3人組も巨体の為見かけは恐ろしげですが、話しかけると実にフレンドリーです。

 ブルーリッジのクルーらしき巨体外人は、この日小樽のあちこちで見かけました。 みな、小樽の休日を楽しんでいるのでしょう。

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 そして教えられた通りの方向に進むと、やがてブルーリッジの巨体が見えてきます。
 
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 残念ながら一般公開はしていませんでした。 
 親善と言いながら、一般公開をしないと言うのは残念です。

 親善はつまりブルーリッジのクルー達が個人的に自由にやるようようです。

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 それでも周りをうろうろしてるうちに、船の全景を撮れる場所をみつけました。

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 船尾の方にはヘリが泊まっています。 このブルーリッジと言う船は1970年就役と言うから随分古い船です。 それを何度も改修しながら今も使い続けているのです。

 この間、小樽には9回も来ていますから、小樽にはおなじみの船です。 唯ワタシは今まで見る機会がありませんでした。
 
 軍事技術は日進月歩のイメージがありますが、しかしアメリカ海軍でさえこんな古い船を結構持っているようです。 船齢が44年となると民間船ならとうにスクラップになっているのではありませんか?

 でも平時ならアメリカでさへ、そうそう新鋭船など作れないと言うことでしょうか?

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 港は静かです。
 船も数える程しか見かけません。

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 ワタシの一家が札幌に引っ越してきたのは、今から半世紀近くも前です。 
 その頃、家族で小樽へ遊びに来たときに、母は小樽港を見て「寂しい漁港やなあ・・・」と言いました。

 小樽市民が聞いたら激怒すると思いますが、母は神戸ッ子で、母の頭の中にある港は神戸港なのです。

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 ブルーリッジを見終わったら、とりあえず小樽港内を見て歩きます。
 
 母にとっては寂しい漁港でも、やはり港の景色は風情があります。 こんなスクラップヤードでも何か美しく見えます。

 これはやはり傍に海があるからでしょうか?

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 小樽港が寂れたのは、道内の経済状況が変わったのと、小樽港には大型船が入れないからです。
 
 天然の良港と言われても、実はブルーリッジぐらいが小樽港に入れる最大クラスの船です。 一度米軍の空母が来たことがありますが、その時は空母が港内で方向転換できないので、タグボートで無理矢理接岸離岸させました。

 これでは大型タンカーやコンテナ船には対応できません。
 だからそういう船は苫小牧や室蘭や石狩湾新港に行きます。 

 平地のない小樽では工場は作れないので、港が拡張されることもありません。

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 それで何とも寂しい港になってしまったのです。
 
 しかし青く澄んだ海と港の景色は限りなく美しいです。


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