2014-07-05 12:24

敵基地攻撃不能 西野神社

 昨日は久しぶりに西野神社を参拝しました。
 我が家の食客である野良猫のパトカーさんの無事を祈願する為です。

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 パトカーさんはこのところ毎日、ウチに夕食を食べに来ていたのですが、先一昨日はなぜか来ませんでした。
 でもパトカーさんは立派な玉のある雄猫ですから、物凄く広い縄張りを持っています。 そこを全部パトロールしていたら、たまには他所で食事をしなければならない時だってあるでしょう。
 だからワタシはその日は全然気にしていませんでした。

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 そのパトカーさんは一昨日、夕方やってきました。 ところがその時の様子がヘンです。
 足やお腹がなぜかずぶ濡れで、顔の片側が腫れ上がっています。 そしてワタシが猫飯を差し出すと、なぜかワタシの目をジッと見つめたのですが、しかし猫飯は食べないで行ってしまったのです。

 雄猫は始終他の雄猫と喧嘩をするので、顔を腫らすのは珍しい事ではありません。 前に我が家で飼っていた雄猫も始終顔をボコボコにしていました。
 
 でもあの時のパトカーさんの目と、ビショ濡れの足が凄く気になりました。
 何よりも食事をしないで言ってしまったのが気がかりでした。

 まさかもうこれでパトカーさんとは会えなくなるのか? 
 パトカーさんは何か事情があって、最後のお別れを言いに来たんじゃないか?
 
 そう思うととても心配なので、西野神社へパトカーさんの無事をお願いに行ったのです。

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 神社に行ってみると、表参道の鳥居の前になぜか傘が置いてあります。

 傘? このところ毎日カンカン照りの快晴が続いているのに、一体なんで傘が?

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 自転車を止める為に裏の駐車場に回ってみると、この駐車場の入口にもやはり傘が。

 そして傘立てのポリ箱の貼った紙には・・・・。

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 「カラスが襲う事があります。 参拝並びに、通行のさいには、この傘をお使いください。」

 うわぁ~~!!
 カラスが神社の境内の木に巣を作ってしまったようです。 
 
 今はカラスの子育ての季節なのですが、この時期のカラスって怖いのです。 巣に近づくモノには、人でも犬猫でも構わず空襲するのです。 
 急降下して体当たりするのです。 

 ワタシも他で一度やられたことがあります。 ホントに怖いです。

 で、このカラスの急降下爆撃に対する防衛の為に、西野神社はきっと氏子の皆さんから傘を集めて用意してくれたのです。

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 快晴の日に傘をさして参拝なんて、鬱陶しい限りだけです。

 それにしても、この駐車場の入口から、本殿までは15mほどしかありません。 正面の鳥居から本殿までだって30mぐらいでしょう?
 
 それなのに傘がないと安心して参拝できないなんて・・・・。
 しかしカラスの急降下爆撃が怖かったので、ワタシは傘を借りて参拝しました。 

 そしてワタシはパトカーさんの無事を祈願したのです。

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 こんな事になるのは、結局西野神社が敵基地攻撃をしないからです。 
 
 カラスが参拝客を襲うのは、つまりは境内にカラスの巣があるからです。 だからカラスの巣を取っ払ってしまえば、こんなことにはならないのです。

 しかしそこは神社で、境内の中でそんな殺生はしたくないのでしょう。 
 だから氏子に頼んで不用になった傘を集めて貰い、傘に頼って防衛をするしかないのです。

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 これって今の日本の状況に似てませんか?

 憲法9条なんてなるほど言葉つきは大変美しいけれど、全く非現実的な憲法で自分を縛ってしまったので、マトモな防衛手段がなく、結局アメリカの核の傘に頼るしかない日本の状況と・・・・・。

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 当然の事ですが、西野神社の参拝客も、また神主さん達も、誰もカラスの巣を攻撃して仔ガラスを食べようなんて思ってはいません。

 それどころか親ガラスの過剰防衛も大目に見て、傘だけに頼る専守防衛に徹しているのです。

 しかしカラスは攻撃を止めないのです。 
 仔ガラスが巣立つまでは、巣に近づく人間を全て根拠なく憎悪して、攻撃し続けるのです。

 だからまだ暫く西野神社に参拝するには、傘が必要なのです。

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 これが敵基地攻撃不能の現実なのです。
 
 日本では奇妙なことに、反米・反安保と護憲がセットですが、しかし現実を見れば憲法9条を維持する限り、日米安全保障条約は堅持し、アメリカの核の傘に守ってもらうしかありません。

 日米安保を堅持させているのは、実は憲法9条に執着する護憲派の人達なのです。

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 ともあれワタシは傘に守られて無事参拝する事ができました。
 
 財布の中のコインを全部はたいて、お賽銭を上げて、パトカーさんの無事をお願いすることができました。 

 神社と傘を寄付してくださった氏子の皆さんのお蔭です。
 
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 参拝を終えると、サイクリングを楽しみました。

 菩提樹の花が枝が曲がる程の満開で、辺りは花の香りが満ちています。
 桑の実が熟しています。 とても小さいけれど甘く美味しい実です。
 白樺並木は緑の木陰を作り、涼しい風を呼びます。

 本当に気持ちの良い1日でした。

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 こうして家に帰ると、ワタシは夕食を食べて、それからネットをしました。
 
 そうやって少し暗くなり始めたころ、ふっと気になって玄関を開けると、パトカーさんが居ました。
 
 パトカーさんは足やお腹は綺麗になっていました。 顔の腫れも引いていました。
 ワタシはパトカーさんに猫飯とミルクを出しました。

 パトカーさんはミルクを少し飲んだだけで、ご飯はやはり食べませんでした。 これは少し気がかりです。
 でもともかくパトカーさんは無事だったのです。

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 ああ、嬉しい!!

 それにしても西野神社の神様がこんなに早々とワタシのお願いを聞いて下さるなんて!!

 神様本当に有難うございます。

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 どうかこれからも、パトカーさんを、それからよもちゃんとワタシを守って下さい。
 
 そして境内のカラス一家が1日も早く子育てを終えて、無事退去しますように・・・・・。





 





 

  1. 札幌の四季
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コメント

私が住んでいる近所に大きな桜の木があります。
春には、立ち止まり花を見ている人もいます。
この木にも、カラスが住んでいたらしいのですが、区の保護樹?か何かになっていて、土地の所有者が勝手に枝を切ったり出来ないそうです。

そちらにも、何か事情があるのでは?と思いました。

私はカラスが落とした何かが頭を直撃して、コブができたコトあります。
家に小鳥の死骸を持ち込まれるよりは、マシですけど。
  1. 2014-07-05 13:13
  2. URL
  3. やよこ #pVRgrRyM
  4. 編集

わりと肉食系が多い日本古来の神様

こんばんは。
西野神社は比較的新しい神社で、お祀りしている神様も、あまり生臭いものは好まれないかも知れません。
神道一般の常識的に「死」を不浄として忌むことも有りますし、仏教からきた殺生を避けるという考えも影響したかも知れません。

でも古い神社の神様は、割りと肉食系が多いのですよ。
御柱の祭りで有名な諏訪大社では鳥獣魚類を御供えします。
今は剥製の鹿の頭と鹿肉らしいですが、昔は狩りで得た75頭の鹿の頭と肉を供えたことも有ったとか。

諏訪大社ホームページ
http://www.google.com/gwt/x?gl=JP&hl=ja-JP&u=http://suwataisha.or.jp/gyouji.html

こんな恐ろしい神様の参道には、カラスも巣を作らないかも知れませんね(笑)
  1. 2014-07-05 19:14
  2. URL
  3. もらもら #Fldqm66o
  4. 編集

双頭の鷲

なるほど 同居人さんたちがカラス軍団の急降下爆撃にたえず曝されているのは、我に航空兵力が無いためですな。

制空権…今の言葉でいうと航空優勢を取り戻さねばなりませんですね。

かのプーチン大帝のおわすクレムリン宮殿も、長くカラスや鳩の糞害に悩まされ続けました。さすがにロシア内務省部隊には人あり。クレムリンにワシ・タカ部隊を編成して、制空権の確保に乗り出しました。今やクレムリンの上空には鷲と鷹が舞い、我に近づくグラマンじゃなかった、カラスも鳩もなし。

今のロシアはツァーリの紋章であった双頭の鷲をそのまま使ってますしね。クレムリンに鷲とは、なかなか似合った光景だと思います。

傘を差してカラスの急降下爆撃を防ぐのはいかにも日本的な知恵ですが、軍事上の対抗手段ではありませんよね。

神社の方にそのような解決方法もあることを、教えだって下さい。
  1. 2014-07-05 19:40
  2. URL
  3. レッドバロン #-
  4. 編集

うちの所にも夫婦者のハシブトガラスが住み着いて裏の松の木で子育てをします。ハシブトは「カー」じゃなくて「ガー」で夜明けから騒々しく騒ぐし猫が通るとそれまた追い払おうと大騒ぎなんです。巣の下は糞で汚れるしで2年連続で巣をかけた松は巣をかけられないように枝の形をかえました。今年はどっか近所の他の所で子育てやったみたいで巣立ち直後の子ガラスが庭に来てたのですが2日ほど親が猫を追い払らおうと大立ち回りやってました。カラスがいるとキジバトが子育てできないんでカラスにはご遠慮ねがうことにしてます。
  1. 2014-07-05 22:23
  2. URL
  3. 狐憑き #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 私が住んでいる近所に大きな桜の木があります。
> 春には、立ち止まり花を見ている人もいます。
> この木にも、カラスが住んでいたらしいのですが、区の保護樹?か何かになっていて、土地の所有者が勝手に枝を切ったり出来ないそうです。
>
> そちらにも、何か事情があるのでは?と思いました。

 きっと神主さんと氏子さん達が優しいのだと思います。

> 私はカラスが落とした何かが頭を直撃して、コブができたコトあります。
> 家に小鳥の死骸を持ち込まれるよりは、マシですけど。

 持ち帰ったのなら残さず綺麗に食べてほしいです。 食べ残しがなければ、ワタシだって持ち帰った事に気がつきませんから。
  1. 2014-07-05 22:33
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: わりと肉食系が多い日本古来の神様

> こんばんは。
> 西野神社は比較的新しい神社で、お祀りしている神様も、あまり生臭いものは好まれないかも知れません。
> 神道一般の常識的に「死」を不浄として忌むことも有りますし、仏教からきた殺生を避けるという考えも影響したかも知れません。
>
> でも古い神社の神様は、割りと肉食系が多いのですよ。
> 御柱の祭りで有名な諏訪大社では鳥獣魚類を御供えします。
> 今は剥製の鹿の頭と鹿肉らしいですが、昔は狩りで得た75頭の鹿の頭と肉を供えたことも有ったとか。
>
> 諏訪大社ホームページ
> http://www.google.com/gwt/x?gl=JP&hl=ja-JP&u=http://suwataisha.or.jp/gyouji.html
>
> こんな恐ろしい神様の参道には、カラスも巣を作らないかも知れませんね(笑)

 仏教が特別なのでしょうね。
 
 神様に動物の生贄をささげると言う儀式は、世界中にありますからね。

 西野神社は神様よりも、神主さんと氏子さんが仔ガラスを殺したくないのでしょう。 ワタシもいやだけど。
  1. 2014-07-05 22:38
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  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 双頭の鷲

> なるほど 同居人さんたちがカラス軍団の急降下爆撃にたえず曝されているのは、我に航空兵力が無いためですな。
>
> 制空権…今の言葉でいうと航空優勢を取り戻さねばなりませんですね。
>
> かのプーチン大帝のおわすクレムリン宮殿も、長くカラスや鳩の糞害に悩まされ続けました。さすがにロシア内務省部隊には人あり。クレムリンにワシ・タカ部隊を編成して、制空権の確保に乗り出しました。今やクレムリンの上空には鷲と鷹が舞い、我に近づくグラマンじゃなかった、カラスも鳩もなし。
>
> 今のロシアはツァーリの紋章であった双頭の鷲をそのまま使ってますしね。クレムリンに鷲とは、なかなか似合った光景だと思います。
>
> 傘を差してカラスの急降下爆撃を防ぐのはいかにも日本的な知恵ですが、軍事上の対抗手段ではありませんよね。
>
> 神社の方にそのような解決方法もあることを、教えだって下さい。

 なるほど鷹や鷲が相手ではカラスは絶対かないませんからね。
 でも西野神社はクレムリンに比べたら随分狭いから、鷹や鷲が仕事をするのは無理でしょう。
  1. 2014-07-05 22:42
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> うちの所にも夫婦者のハシブトガラスが住み着いて裏の松の木で子育てをします。ハシブトは「カー」じゃなくて「ガー」で夜明けから騒々しく騒ぐし猫が通るとそれまた追い払おうと大騒ぎなんです。巣の下は糞で汚れるしで2年連続で巣をかけた松は巣をかけられないように枝の形をかえました。今年はどっか近所の他の所で子育てやったみたいで巣立ち直後の子ガラスが庭に来てたのですが2日ほど親が猫を追い払らおうと大立ち回りやってました。カラスがいるとキジバトが子育てできないんでカラスにはご遠慮ねがうことにしてます


 うわぁ~、ハシブトガラスの夫婦が庭をうろうろするなんて、考えるダニ恐ろしです。
 北海道のカラスは殆ど全部ハシブトガラスなんですが、ホントに怖いです。

 何とかご遠慮願うしかないですね。 
 
  1. 2014-07-05 23:09
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
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