2014-06-11 23:30

軍隊は住民を守れない

 5月25日に陸上自衛隊第七師団の60周年記念行事を見学に行きました。 
 陸上自衛隊第七師団は日本で唯一の機甲師団で、3個連隊の戦車隊を中心に、見渡す限り戦車の列で凄い迫力でした。

 で、このエントリーに軍事に詳しいお二人から大変興味深いコメントを頂きました。

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 まず機甲師団についてレッドバロンさんから

 機甲師団、或いは装甲師団の概念は、戦車部隊を中心として、随伴する歩兵は装甲車に乗り込み、砲兵は自走砲を用い、全部隊がキャタピラー付の装甲車両で移動するというもの。確かに凄いおカネがかかります。

日本では唯一、第7師団のみが機甲師団ということになっておりますが、西ドイツにおいては冷戦期から全ての師団が装甲師団、或いは装甲擲彈兵師団として編成されておりました。最近は軍縮で師団数を減らしていますが、冷戦期間中はソ連軍と正面から対峙していた西ドイツは日本の約三倍の防衛努力を払ってます。ドイツの事例を考えると、日本は軽武装だから経済発展した、というのも、戦後の「神話」の一つでありましょう。

それにしても、第7師団の観閲式は、日本ではここでしか見られない重装備のオンパレードですね♪
一度見に行きたいものです。


 マジに凄い重装備です。 戦車が通り過ぎると足元から地響きが伝わってきます。

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 そして第七師団の目的については、kazkさんから

 HPや北部方面隊のHPを見れば明らかですが、この師団は北海道に侵攻したソ連軍を第2、第5、第11師団が沿岸で迎撃し、第7師団が軌道防御で救援に駆け付け海にたたき落とすというのが基本でありました。
 北海道にのみ建制の4個師団などというのは旧軍にもなかった兵力集中であり、米軍が北海道防衛を諦めていたことは明白であり安保条約の枠組みにかかわらず陸上では自衛隊のみが戦うということが隠れた前提でありました。  

 ロスケの脅威は一応おさまりましたから今はかつてほどではありませんがこの舞台は世界のどこに出しても一級の機甲師団です。見ればわかりますがこの師団の兵員のうち直接戦闘の参加するのは半分程度に過ぎません。支援へ以下の分厚さが現代戦の鍵なのです。編成上問題があるとすればヘリ部隊がやや弱体なことくらいでしょうか。ただ自衛隊はソ連軍全盛の時代も北海道の制空権を失うという心配はほとんどしていなかったはずであります。

 問題は礼文利尻や新潟の佐渡などに限定侵攻された場合の防衛であったはずでこちらは海自便りだったはずです。
今は西南方面が問題ですがこの北海道の部隊はその内容がないようですから島嶼戦には転用できません。昨今言われる陸自の海兵隊化が必要になるのです。

 新式の戦闘車両は完全に都市部の戦闘を意識したものであり、戦闘の形を変えています。九州沖縄の部隊が特化することになるのですがこれは上陸戦や海洋侵攻を伴ったものになります。これは韓国陸軍あたりも確実に脅威を覚えてるはずでありその気になれば半島要地の占領も可能なものになるはずです。

 小生は海自のいずも級護衛艦やこのような防衛努力が北鮮あたりの態度の変化を生んだのだと思ってます。まあ南の連中は理解できていないようですが…

 下手したら2015年には周りが皆敵だらけで誰も助けてくれないという状況になってるかもしれません。まあ自業自得でしょうか。


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 なるほど北部方面隊のHPの駐屯地紹介の地図を見ると、kazkさんのおっしゃる通り、オホーツク海側、或いは日本海側など仮想敵国ロシアが上陸しそうな所へ、第七師団は機動力を生かして駆けつけ撃退をできる位置にあるのがわかります。

2014y06m11d_213333369.jpg
 北部方面隊

 しかしkazkさんは恐ろしい事を書いてくださいました。

新式の戦闘車両は完全に都市部の戦闘を意識したものであり、戦闘の形を変えています。

 都市部の戦闘って?
 その都市ってまさか札幌では?

 しかし地図を見ているとどうもそのまさかじゃないかと思います。

 札幌は実は海が近くて、都心から15キロぐらいで海へ出ます。 その海岸石狩浜はホバークラフトが上陸するにはピッタリの砂浜だし、石狩湾新港と言うかなりの大型船が入る港もあります。

 しかも札幌は北海道の人口の半分が集まっているのみならず、道内の交通網も流通網も全部札幌が中心ですから、札幌を占領したら、北海道は事実上陥落です。 

 そのうえ札幌の交通網がまた札幌の都心を中心に放射状に広がっているので、都心を抑えられたら札幌は陥落です。

 これだと石狩浜からいきなり上陸して、一期に札幌駅を目指して進軍と言う作戦もありです。  
 
 そしてそういう場合、上陸部隊は軽装になるので、上陸前に爆撃や砲撃で周囲の敵戦力は全部潰しておくのだそうです。

 それで迎撃するには、爆撃でボコボコになった所を行かないといけません。 だからキャタピラー車両が中心の機甲部隊が必要なのだそうです。  タイヤの車両じゃ道路をボコボコにされたら進めませんから。

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 しかしそんなことになったらワタシとよもちゃんはどうしたら良いでしょうか? 

 真駒内の第11旅団がロシアの上陸阻止に失敗し、ロシア軍が札幌駅に迫り、札幌駅近辺で第七師団の戦車隊とロシア軍がバンバン撃ちあうなんて状況になったら、札幌市民はどうしたら良いのでしょうか?

 ワタシはとりあえずよもちゃんをケージに押し込んで、食糧を持てるだけ持って、とりあえず自転車で近くの山へ逃げ込んで、それから様子を見て戦況が悪化したら山伝いに恵庭の方へ逃げようと思います。

 だって軍隊は住民を守れません。

 別に自衛隊が悪いとかそういう話ではありません。 近代戦では軍隊同志が重火器で撃ちあうので、軍隊の傍にいればどうしたって敵の砲弾を食らうのです。

 軍隊は敵を倒す事によってしか住民を守る事はできないのです。 だから軍隊が敵と戦っている間は住民は軍隊から離れて逃げるしかないのです。

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 その典型が沖縄戦でしょう?
 まあこんなことを言う人もいますけどね。

 大田氏は沖縄戦当時、沖縄師範学校2年生で、鉄血勤皇隊として戦場に動員された。「沖縄戦では21校の学校から、多くの生徒が動員された。それより幼い子どもも弾薬運びなどをさせられたり、壕から追い出されたりなどして、1万人余りの14歳未満の子どもが犠牲になった」と、将来のある若い人たちの命を奪った戦争の悲惨さを語った。


 でも沖縄戦って、沖縄戦だけでなく硫黄島やアッツ島やペリリュー島の戦いなど、米軍の上陸作戦は皆そうでしたが、圧倒的な火力で日本軍のいそうなところは地形が変わる程砲撃と爆撃をして、殆ど日本軍が反撃できない状態になってから上陸する。

 殆ど重火器のない日本軍はそれに対して壕に隠れて、近づいた米兵を狙撃するとか手榴弾を投げるとかでかろうじて抵抗をつづけました。
 
 だから米軍は当然ですが、日本軍のいそうな壕を見つけたら、壕ごと吹き飛ばします。

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 だから日本軍は米軍の沖縄上陸作戦が始まる前に、沖縄県民には繰り返し避難するように指示しました。 ところが沖縄県民はぐずぐずと避難を遅らせたのです。

 そして避難する前に米軍の上陸作戦が始まりました。
 
 そうなると非戦闘員の安全を守る為には?
 軍隊から離れた山の中にでも隠れるしかありません。 

 ところが当時の沖縄県民は守ってもらおうと軍隊について歩いたのです。 

 これじゃ日本軍と一緒に砲撃を食らいます。
 
 まして日本軍と同じ壕なんかいたら一緒に殺してくれろと言うのと同じです。

 だからその壕の指揮官が責任感の強い人なら、当然民間人は追い出します。 抵抗したら一人や二人射殺しても、とにかく追い出して軍から離れた所に行かせます。

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 「沖縄戦で日本軍が民間人を壕から追い出した。 軍隊は住民を守らない。」と言う話は、80年代ぐらいからしきりに言われるようになりました。

 ワタシも初めてそれを聞いたときには「軍隊って酷い事をする!!」と思いましたよ。

 でも考えてみれば警察官がギャングと撃ちあいの最中に、ギャングから守ってもらおうと警察官の傍に行く人がいますか?

 こんなことをして流れ弾に当たって死んだら物笑いでしょう?

 それを圧倒的に優勢な敵と戦っている軍隊の後ろにくっついて「守ってくれない」って・・・・できるわけないでしょう?

 ちなみに学生などを軍隊に動員すると言う事は、自国が戦場になった国では普通の事です。
 日本だけではありません。

 ドイツなんか全土でやったし、学生だけでなく胃潰瘍部隊とか結核部隊とか病人まで動員しました。

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 それでドイツは戦後憲法9条なんて馬鹿なもの作りましたか?

 第二次大戦でヨーロッパの多くの国で地上戦の戦場になりました。 でもそれで「軍隊は住民を守らない。 だから基地を亡くせ」なんて馬鹿なことを言っている国がありますか?

 大陸の国々は長い歴史の中で、何度も自国が戦場になる経験をしています。
 またドイツやフランスやロシアのような歴史的な強国でも、外国の侵略を受けたり、或いは支配されたりした経験があります。

 そういう歴史があるから、戦争がどんなに辛くても安易に軍隊を亡くせば戦争が亡くなるなんて言わないのです。

 そして戦争には現実的に対応するのです。

 日本は今まで絶海の孤島だったと言うれ地理的な幸運からそういう厳しい歴史を経験していません。

 しかし今はもう海そのものが領土同様に、覇権国家の侵略の対象になっているのです。
 
 だったらワタシ達日本人も大陸国家の常識を学ぶべきではありませんか?

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 実際軍隊は住民を守らないと思います。 だってこの写真を見たらわかるでしょう?
 こんなのでバンバン撃ちあっていのに、民間が傍へ行って「守って下さい」なんて言われてもどうしようもないでしょう?

 終戦直後、ショック状態の時なら、ただひたすら当時の不幸に泣くのも仕方がないと思います。 しかし戦後70年も経っても、当時の現実を見直す事もせず、唯自分達は軍隊が守ってくれなかったので酷い目遭ったと言い続けるってどうなんでしょうね?

 軍隊のお蔭で酷い目に遭ったから、二度と軍隊は嫌だって喚きつづけるのって・・・・。

 これって学校で苛められたから二度と学校へは行かない。 先生がいじめっ子から自分を守ってくれなかったら先生なんかいらない。

 そういって登校拒否をする子供と同じじゃないですか?

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 自分が辛い思いをしたから、その辛い思いの原因はとにかく嫌だ!!と泣き喚く。

 結局戦後の平和主義はこれに尽きるのです。

 ワタシの猫のよもちゃんは獣医に関しては、この太田元沖縄県知事と同様の対応をしていますが、ワタシは飼い主の責任としてよもちゃん病気になれば、ベッドの下に逃げ込んでも引っ張り出して、獣医さんに連れて行きます。

 人間の理性からすれば、いくら猫が嫌がっても猫と一緒に獣医を嫌いだと言って泣いているわけにはいかないのです。

 ところが実に呆れたことだけれど、自称高学歴インテリ、言論人と言われる人達が、猫と一緒にベッドの下に潜り込むようなことをやっているのが、戦後の反戦平和主義なのです。

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 コイツラ、世界史を知らないのか?

 大陸の国々がどのような状況で自分達の国家を作り守ってきたのを知らないのか?

 ポーランドは第二次大戦で国民の5分の1が死んだけれど、だからと言って愛国心や軍隊の放棄など全然考えていません。 それどころそういう歴史があったからこそ、今度こそ絶対に国を守ろうと思っています。

 別に日本だけがこの戦争で格別不幸だったわけではないのです。
 
 そういう事を学ぶ意志はないのか?

 他国の苦悩の歴史とその歴史から得た結論を冷笑して「軍隊は住民を守らないから、基地はいらない」なんて言っているって恥ずかしくないのか?

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 ワタシが今の日本で一番恐ろしいと思うのは、こういう理性の放棄、思考停止です。

 そしてこういう思考停止と理性の放棄こそが戦争を招くのです。
  1. 戦後民主主義
  2. TB(0)
  3. CM(17)

コメント

仰る通りです。

こんばんは。

機甲師団だけが戦力ではありません。
「防衛戦力」とは「戦力配備」の問題でもあります。

我が国は国土が狭く都市や山岳地が多いですから、戦車が活躍できる「土地」は北海道にしかありません。

その代わり海岸線が非常に長いので、海上戦力をもっと強化すべきです。

札幌に限らず、日本の主要都市は何処も海岸に近いので、まずは「上陸させない事」を考えなくてはいけません。

我が国の「国境」はすべて海の上にあるのですから…。

  1. 2014-06-12 00:39
  2. URL
  3. kuronekosann #-
  4. 編集

だから外交の出番です?

こんにちは。
リベラル派の方々は、「戦争を避けるために外向的な解決が肝要。そうした仕事の出来ぬ政治家や役人はたんなる税金泥棒でしかない。また、隣国とは敵対するのでなく、友好関係を築いて行かなければならない。日本は歴史認識の真実を認め、心から反省し、まず政治家の『靖国参拝』を禁止。資料的にも領土が明確でない尖閣諸島は共同開発を持ちかけるのが得策。従軍慰安婦の方々に総理が直接謝罪し、補償せよ」といったところなんでしょうね。さらに、「国民を守らない軍隊は無用の産物。憲法9条があるから日本は戦争に巻き込まれなかった。日本に軍隊は要らぬ。自衛隊は災害救助隊に再編するのが税金の友好活用である。また、集団的自衛権を容認するとアメリカの戦争に巻き込まれ、自衛隊に戦死者が続出して兵力が足りなくなるだろう。そうなると徴兵制が行われるのは自明の理だ」とも述べられるのでしょう。リベラル派の方々とは温度差や溝がありすぎて、とても埋められません。言論・表現・思想の自由といえども、まるで内戦をしているかのように思えます。

この御仁の主張がそうした典型例でしょう。
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/75b29d2fdb8edc5e7e5167b4c04f3fdf

少し前にこの御仁のブログを紹介したとき、よもぎねこさんは「私と同世代」とおっしゃられましたが、この御仁は今年の3月13日現在74歳だそうです。つまり戦前の生まれですな。よもぎねこさんとはだいぶ年齢が離れているのではないでしょうか。
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/4526d34539ca3644f7743c3ce5935a3e
  1. 2014-06-12 14:18
  2. URL
  3. rakuhoku367 #Q9WDTXtA
  4. 編集

昔、作家の野坂某が「国家非武装、されどわれら戦わん。」などと困ったことを言ったことがあります。
これはベトナムのゲリラ戦みたいなものを想定してたのかもしれませんがこれは本来迷惑な行為です。

非戦闘員が戦闘に参加することは国際法違反であり、違反者は国際法上の保護を受けられないばかりでなく自国民に対する相手国の軍の弾圧行為を肯定することになりかねないからです。

都市部の戦闘について北海道の自衛隊は全く考慮してませんでした。いや、してはいけなかったのです。ソ連邦の軍隊は一応文明国の軍隊であり国際法は守ることは期待できますから、都市についてはその防衛をやめ無防備都市宣言をし相手国に占領させればよかったからです。そうなるとその都市の住民に対する食糧その他の給養は相手国の負担になるからです。

つまり、市街戦は防衛側が都市を使って戦うという姿勢を示さぬ限り本来は起きないのです。おそらくソビエト連邦はそれをやられたらものすごく困ったことになったはずです。札幌市民100万人対する補給なぞ出来るわけはありません。だから本音では都市にに対する先制第一撃で住民を大量に死亡させそのような負担を減らすということを考えていたはずです。

だからロシア連邦共和国が侵攻してきてもその内容はほとんど変わりません。文明国同士の戦闘では、防衛側が選択しない限りそのようなことが本来起きないのです。

だから、よもさんや同居人さんの心配は半ば以上杞憂です。小生が都市部の伝統と言ったのはどのような意味か。
これは正規軍同士によらぬ非正規戦闘であり、非対称戦闘といわれるものです。

ここで続きます。
  1. 2014-06-12 17:55
  2. URL
  3. kazk #-
  4. 編集

一例をあげましょう。
我が国に移住してきた某国の住民が某国の戦闘開始に合わせ都市でゲリラ戦を始めたというような場合を想定してください。彼らは正規軍ではありませんし国際法上の保護は受けませんが都市部に潜まれ抵抗を続けられると防衛側は悲惨な紫外線を行う以外に打つ手がほとんどなくなります。

オウム真理教の基地外どものテロ行為や9.11の旅客機のテロなども想定してください。これこそが新しい形の戦争なのです。たとえば沖縄に移民と称した連中を忍び込ませ蜂起されたらどうなるか、そういう問題なのです。

米軍あたりはその方に完全にシフトしています。米軍の軍人の制服を見てみるといい、最近は灰色の都市迷彩が完全に主流です。これこそかかる戦争を主流と考えてる証拠です。これは悲惨な殲滅戦になります。さらに都市住民を人質にとっての戦闘行為といってもよいのです。

海上において漁船を装った船で攻撃をしかけるとかもこれです。新型の戦闘と言って小生が思いつくのはサイバー戦以外はすべてこれです。

都市部戦闘ではその戦闘方法が変わりますので装備も変わります。広い原野で戦うことを前提とした戦車師団は実は戦車を長距離移動させるのは大変なことなのです。だから大量の戦車トランスポーターといわれる車両が必要になります。
これに対して不整地の戦闘を想定しなくてよい都市部の戦闘ではキャタピラ車両は不要です。それよりも小型でよいから高速で長距離移動でき迅速な活動ができる車両が必要になります。

自衛隊なども新型戦闘車の開発を進めています。こんなものです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E9%97%98%E8%BB%8A

こういうあたりを見ても考え方が違うのだということは理解できるでしょう。

さらに続きます。
  1. 2014-06-12 18:22
  2. URL
  3. kazk #-
  4. 編集

沖縄戦について述べましょう。

沖縄戦については32軍に八原博通という合理的な思考ができる男がいました。彼は沖縄県民は幼少者は本土に避難させると主に戦闘に参加できるものはできる限り戦闘員化し足手まといになりそうな連中は的にゆだねるということを計画していました。

具体的には非戦闘員たる県民をすべて県北部に避難させ北部には大兵力をおかず短期で抵抗を終わらせ沖縄県民の多くを米軍に押し付けるということです。翁はは昔も今も酌量燃料その他の物資を多く島外に頼っています。ここで大量の避難民を押しつけられたらどうなるか、それを虐殺することなどできません。これに対する給養は米軍を間違いなく苦しめたはずです。

沖縄戦の悲惨さで語られる鉄血勤皇隊やひめゆり部隊はどうか。世紀に軍の命令系統に含まれるのですから、彼らは戦闘をやめて降伏すれば捕虜として当然の待遇を得ることができます。これはこれで有効な方法なのです。

しかしこの目論見は軍と一緒に避難した住民の存在でどうにもなならなくなりました。軍と一緒に南部に逃げたからです。これこそが沖縄戦最大の問題だったと思います。行政がまともな対応をしなかった報いなのです。

故小室直樹氏は戦時国際法の理解が死活的に重要であることを説いていました。

ところが今はこの常識が通用しない基地外どもの間接侵略が進もうとしています。
このあたりをいい加減に気がつかなければいけません。

  1. 2014-06-12 18:43
  2. URL
  3. kazk #-
  4. 編集

沖縄戦に関する投稿が不正とされました。

そちらで更生してください。
  1. 2014-06-12 18:46
  2. URL
  3. kazk #-
  4. 編集

沖縄戦に関する投稿が不正とされました。

理由は全く不明ですがそちらの迷惑コメントにあるはずですのでよろしくお願いします。
  1. 2014-06-12 18:47
  2. URL
  3. kazk #-
  4. 編集

始めまして。
(前にもコメントさせていただいた事があるかも・・ボケボケですみません)

ミリタリー関係の知識は無いんですが、かなり前に耳にした話があります。(ネットからではないです)
市街戦のために街中の橋も渡れる戦車が必要だ、それは特定の勢力が突然本格的な武器を使ってのテロを起こすかも知れないから。その証拠に阪神大震災(私は被災地域に住んでいました)の時にとある場所から大量の武器が見つかったーーー
こんな話です。
kazkさんが説明されている内容と一致しているので驚きました。都市伝説なんかじゃなく本当なんですね。
新型戦車が一番の証拠と思っていいのかと逆にゾッとしました(そのとある勢力に対して)。

とにかくどんな事があっても避難は猫さんと一緒ですね。ウチは2匹居るのでリュック式と下げ式と同時に使えるよう用意しています、しかし重い!(笑)
  1. 2014-06-12 19:30
  2. URL
  3. 紺屋の鼠 #4TUF.cSM
  4. 編集

Kazk様の分析はお見事ですね。
自分もたいへん勉強になりました。

まあ恐怖への耐性というのは人それぞれだと思います。

地面に穴掘って首だけ突っ込んで平和だっ!!と叫んでいる人は邪魔にならないところに速やかに逃がす計画を整えておくのも重要な防衛戦略だと思います。
  1. 2014-06-12 21:24
  2. URL
  3. ガンダム #iL.3UmOo
  4. 編集

目標 パリ 目的 フランス野戦軍

普仏戦争時のプロイセンの名参謀総長モルトケの言葉ですが、戦略目標と目的の違いを見事に言い切っています。

住民を守る軍隊と言うとひょっとしたら、義経(弱者)を守って立ち往生する弁慶(強者)のような姿をサヨクは自衛官に期待しているのでしょうかね(笑)

冷戦時代の西ドイツ連邦軍のドクトリンを見ると、装甲師団、空挺師団など機動力ある現役部隊は自在に動き回って、敵の側背や補給線を攻撃する(機動防御)。

その間、都市や重要拠点は地方軍(郷土防衛部隊)が文字通り最後の一兵まで「死守」するという構想になってました。こちらは時間稼ぎ要員ですね。冷徹であり、非情でもありますが、強大なソ連地上軍相手としては、圧倒的なリアリティがあります。

第7師団のような性格の師団が足を止めて、住民の盾になっていたのではご指摘の通り、戦争になりませんのです、はい。

実際には楯にも何も、戦車部隊に随伴する普通科(歩兵)部隊が装甲車に乗っているのは、スピードの問題もありますが、敵は遠距離から戦車に向けて瑠弾、もしくは瑠散弾を撃ってきます。それで戦車の周りにいる歩兵は途中でみんな死傷してしまうのですね。それを防ぐ意味合いもあって、全員が装甲車に座乗しております。

そんな訳ですから、何かあった時には、くれぐれも戦車にはお近づきになりませんように。
  1. 2014-06-13 01:09
  2. URL
  3. レッドバロン #-
  4. 編集

Re: だから外交の出番です?

> こんにちは。
> リベラル派の方々は、「戦争を避けるために外向的な解決が肝要。そうした仕事の出来ぬ政治家や役人はたんなる税金泥棒でしかない。また、隣国とは敵対するのでなく、友好関係を築いて行かなければならない。日本は歴史認識の真実を認め、心から反省し、まず政治家の『靖国参拝』を禁止。資料的にも領土が明確でない尖閣諸島は共同開発を持ちかけるのが得策。従軍慰安婦の方々に総理が直接謝罪し、補償せよ」といったところなんでしょうね。さらに、「国民を守らない軍隊は無用の産物。憲法9条があるから日本は戦争に巻き込まれなかった。日本に軍隊は要らぬ。自衛隊は災害救助隊に再編するのが税金の友好活用である。また、集団的自衛権を容認するとアメリカの戦争に巻き込まれ、自衛隊に戦死者が続出して兵力が足りなくなるだろう。そうなると徴兵制が行われるのは自明の理だ」とも述べられるのでしょう。リベラル派の方々とは温度差や溝がありすぎて、とても埋められません。言論・表現・思想の自由といえども、まるで内戦をしているかのように思えます。
>
> この御仁の主張がそうした典型例でしょう。
> http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/75b29d2fdb8edc5e7e5167b4c04f3fdf
>
> 少し前にこの御仁のブログを紹介したとき、よもぎねこさんは「私と同世代」とおっしゃられましたが、この御仁は今年の3月13日現在74歳だそうです。つまり戦前の生まれですな。よもぎねこさんとはだいぶ年齢が離れているのではないでしょうか。
> http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/4526d34539ca3644f7743c3ce5935a3e

 ワタシは60歳だけれど、学校でもまたマスゴミでも、この人と同じ教育ばかり受けてきました。
 だからそれ以外の本を読むとか、何か自分で勉強しない限りこのような意見になるのは凄く良くわかります。

 まあ朝日新聞とか大手マスゴミと戦後民主主義の王道ともいうべき意見ですからね。

 しかしこうやって完全にそういう意見だけで思考が閉鎖している人達の発想を変えるのは難しいでしょうね。

 こういう人は国際社会とか国際化とか歴史とかいうのが大好きなんですが、しかし現実には国際社会や世界史の現実なんか全然興味がないのですから。
  1. 2014-06-13 11:44
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 昔、作家の野坂某が「国家非武装、されどわれら戦わん。」などと困ったことを言ったことがあります。
> これはベトナムのゲリラ戦みたいなものを想定してたのかもしれませんがこれは本来迷惑な行為です。
>
> 非戦闘員が戦闘に参加することは国際法違反であり、違反者は国際法上の保護を受けられないばかりでなく自国民に対する相手国の軍の弾圧行為を肯定することになりかねないからです。
>
> 都市部の戦闘について北海道の自衛隊は全く考慮してませんでした。いや、してはいけなかったのです。ソ連邦の軍隊は一応文明国の軍隊であり国際法は守ることは期待できますから、都市についてはその防衛をやめ無防備都市宣言をし相手国に占領させればよかったからです。そうなるとその都市の住民に対する食糧その他の給養は相手国の負担になるからです。
>
> つまり、市街戦は防衛側が都市を使って戦うという姿勢を示さぬ限り本来は起きないのです。おそらくソビエト連邦はそれをやられたらものすごく困ったことになったはずです。札幌市民100万人対する補給なぞ出来るわけはありません。だから本音では都市にに対する先制第一撃で住民を大量に死亡させそのような負担を減らすということを考えていたはずです。
>
> だからロシア連邦共和国が侵攻してきてもその内容はほとんど変わりません。文明国同士の戦闘では、防衛側が選択しない限りそのようなことが本来起きないのです。
>
> だから、よもさんや同居人さんの心配は半ば以上杞憂です。小生が都市部の伝統と言ったのはどのような意味か。
> これは正規軍同士によらぬ非正規戦闘であり、非対称戦闘といわれるものです。
>
> ここで続きます。

>札幌市民100万人対する補給なぞ出来るわけはありません。だから本音では都市にに対する先制第一撃で住民を大量に死亡させそのような負担を減らすということを考えていたはずです。

 もっと怖いです。
  1. 2014-06-13 11:59
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 一例をあげましょう。
> 我が国に移住してきた某国の住民が某国の戦闘開始に合わせ都市でゲリラ戦を始めたというような場合を想定してください。彼らは正規軍ではありませんし国際法上の保護は受けませんが都市部に潜まれ抵抗を続けられると防衛側は悲惨な紫外線を行う以外に打つ手がほとんどなくなります。
>
> オウム真理教の基地外どものテロ行為や9.11の旅客機のテロなども想定してください。これこそが新しい形の戦争なのです。たとえば沖縄に移民と称した連中を忍び込ませ蜂起されたらどうなるか、そういう問題なのです。
>
> 米軍あたりはその方に完全にシフトしています。米軍の軍人の制服を見てみるといい、最近は灰色の都市迷彩が完全に主流です。これこそかかる戦争を主流と考えてる証拠です。これは悲惨な殲滅戦になります。さらに都市住民を人質にとっての戦闘行為といってもよいのです。
>
> 海上において漁船を装った船で攻撃をしかけるとかもこれです。新型の戦闘と言って小生が思いつくのはサイバー戦以外はすべてこれです。
>
> 都市部戦闘ではその戦闘方法が変わりますので装備も変わります。広い原野で戦うことを前提とした戦車師団は実は戦車を長距離移動させるのは大変なことなのです。だから大量の戦車トランスポーターといわれる車両が必要になります。
> これに対して不整地の戦闘を想定しなくてよい都市部の戦闘ではキャタピラ車両は不要です。それよりも小型でよいから高速で長距離移動でき迅速な活動ができる車両が必要になります。
>
> 自衛隊なども新型戦闘車の開発を進めています。こんなものです。
> http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E9%97%98%E8%BB%8A
>
> こういうあたりを見ても考え方が違うのだということは理解できるでしょう。
>
> さらに続きます。

 なるほどね。
 実はワタシは日本、特に日本海岸の都市は、このゲリラ戦が怖いと思っています。 

 日中が戦闘になれば、韓国や北朝鮮が小型船で工作員を上陸させ、都市に入り込み在日韓国人朝鮮人の協力を得て破壊活動をするんじゃないかと・・・。
  1. 2014-06-13 12:03
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 沖縄戦について述べましょう。
>
> 沖縄戦については32軍に八原博通という合理的な思考ができる男がいました。彼は沖縄県民は幼少者は本土に避難させると主に戦闘に参加できるものはできる限り戦闘員化し足手まといになりそうな連中は的にゆだねるということを計画していました。
>
> 具体的には非戦闘員たる県民をすべて県北部に避難させ北部には大兵力をおかず短期で抵抗を終わらせ沖縄県民の多くを米軍に押し付けるということです。翁はは昔も今も酌量燃料その他の物資を多く島外に頼っています。ここで大量の避難民を押しつけられたらどうなるか、それを虐殺することなどできません。これに対する給養は米軍を間違いなく苦しめたはずです。
>
> 沖縄戦の悲惨さで語られる鉄血勤皇隊やひめゆり部隊はどうか。世紀に軍の命令系統に含まれるのですから、彼らは戦闘をやめて降伏すれば捕虜として当然の待遇を得ることができます。これはこれで有効な方法なのです。
>
> しかしこの目論見は軍と一緒に避難した住民の存在でどうにもなならなくなりました。軍と一緒に南部に逃げたからです。これこそが沖縄戦最大の問題だったと思います。行政がまともな対応をしなかった報いなのです。
>
> 故小室直樹氏は戦時国際法の理解が死活的に重要であることを説いていました。
>
> ところが今はこの常識が通用しない基地外どもの間接侵略が進もうとしています。
> このあたりをいい加減に気がつかなければいけません。

 わかりやすい解説有難う御座いました。

 本当は専守防衛を唱える人達こそこの現実を学ばなければならないのですけどね。

 つまり専守防衛なら戦争=本土決戦になるのです。 だったらどう考えても戦時に非戦闘員はどうするのか?
 その判断を誤れば戦闘に巻き込まれて大変なことになるのです。

 その最悪の例が沖縄なのです。

 だからその反省をしなければならないのに、その事を絶対拒否して「軍隊は住民を守れない。 だから基地はいらない。」ですからね。 言ってる事が完全に間違っているのです。

 ペリリュー島は日本軍は玉砕したけれど、住民はあらかじめ避難したので被害を出していません。

 本当はこういう知恵を学ぶべきなのです。
  1. 2014-06-13 12:09
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> 始めまして。
> (前にもコメントさせていただいた事があるかも・・ボケボケですみません)
>
> ミリタリー関係の知識は無いんですが、かなり前に耳にした話があります。(ネットからではないです)
> 市街戦のために街中の橋も渡れる戦車が必要だ、それは特定の勢力が突然本格的な武器を使ってのテロを起こすかも知れないから。その証拠に阪神大震災(私は被災地域に住んでいました)の時にとある場所から大量の武器が見つかったーーー
> こんな話です。
> kazkさんが説明されている内容と一致しているので驚きました。都市伝説なんかじゃなく本当なんですね。
> 新型戦車が一番の証拠と思っていいのかと逆にゾッとしました(そのとある勢力に対して)。
>
> とにかくどんな事があっても避難は猫さんと一緒ですね。ウチは2匹居るのでリュック式と下げ式と同時に使えるよう用意しています、しかし重い!(笑)

 本当に市街戦になったら?

 マジにそれがゲリラ戦でも大変です。

 でもワタシは何とかよもちゃんと逃げようと思います。

 
  1. 2014-06-13 12:14
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  3. よもぎねこ #-
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Re: タイトルなし

> Kazk様の分析はお見事ですね。
> 自分もたいへん勉強になりました。
>
> まあ恐怖への耐性というのは人それぞれだと思います。
>
> 地面に穴掘って首だけ突っ込んで平和だっ!!と叫んでいる人は邪魔にならないところに速やかに逃がす計画を整えておくのも重要な防衛戦略だと思います。

 ワタシもkazkさんからはいつもいろいろと教えて頂いて感謝しています。

 いずれにせよどんな危機的な状況になっても現実を見る意志を持たなければ、どうしようもないと思います。

  1. 2014-06-13 12:16
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 目標 パリ 目的 フランス野戦軍

> 普仏戦争時のプロイセンの名参謀総長モルトケの言葉ですが、戦略目標と目的の違いを見事に言い切っています。
>
> 住民を守る軍隊と言うとひょっとしたら、義経(弱者)を守って立ち往生する弁慶(強者)のような姿をサヨクは自衛官に期待しているのでしょうかね(笑)

 この太田元沖縄県知事の発言などを見ていると、全くその通りじゃないかと思います。
 とにかく怖いから守ってくれそうな人のお尻にくっついていようと言う発想です。

 ワタシは子供の頃オバケ屋敷に入った時に、最初から最後まで父のお尻に顔を押し付けていましたが、あれと同じ方法で戦時の非戦闘員の保護を期待しているのだと思いますよ。


> 冷戦時代の西ドイツ連邦軍のドクトリンを見ると、装甲師団、空挺師団など機動力ある現役部隊は自在に動き回って、敵の側背や補給線を攻撃する(機動防御)。
>
> その間、都市や重要拠点は地方軍(郷土防衛部隊)が文字通り最後の一兵まで「死守」するという構想になってました。こちらは時間稼ぎ要員ですね。冷徹であり、非情でもありますが、強大なソ連地上軍相手としては、圧倒的なリアリティがあります。
>
> 第7師団のような性格の師団が足を止めて、住民の盾になっていたのではご指摘の通り、戦争になりませんのです、はい。
>
> 実際には楯にも何も、戦車部隊に随伴する普通科(歩兵)部隊が装甲車に乗っているのは、スピードの問題もありますが、敵は遠距離から戦車に向けて瑠弾、もしくは瑠散弾を撃ってきます。それで戦車の周りにいる歩兵は途中でみんな死傷してしまうのですね。それを防ぐ意味合いもあって、全員が装甲車に座乗しております。
>
> そんな訳ですから、何かあった時には、くれぐれも戦車にはお近づきになりませんように。

 わかりました。 ワタシはやっぱりよもちゃんを連れて山の中へ逃げ込みます。

  1. 2014-06-13 12:22
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  3. よもぎねこ #-
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