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2014-06-08 19:44

ドイツの誠実な懺悔

「独のざんげ、全世界が信頼」=安倍政権非難「歴史逆行」-中国

 【北京時事】中国外務省の洪磊・副報道局長は6日の定例会見で、「ノルマンディー上陸作戦」開始から70年を迎えたことを受け、「欧州は既に第2次世界大戦の歴史の1ページをめくり、ドイツの誠実なざんげは全世界の信頼を得た」と訴えた。一方で「敗戦国である日本の指導者は歴史を逆行させている」と安倍政権を非難した。 
 洪副局長は安倍政権が「侵略の歴史を否定し、第2次大戦の結果と戦後の国際秩序に挑戦しようとしており、そうしたやり方は国際社会から非難を浴びた」と強調。その上で安倍政権に対し、「侵略の歴史を直視し、深く反省するべきだ」と改めて要求した。(2014/06/06-18:31)


「日本の指導者はいまだ歴史に逆行」 中国が批判


 最近また中国や韓国がドイツを引き合いに出して、日本の戦後処理を非難しています。

 このドイツの戦後処理を引き合いに出して、「ドイツは反省した。 しかし日本は・・・・」と言う話は、実は80年代末ぐらいから朝日新聞が始めました。

 我が家では当時朝日新聞を購読していたのでワタシも毎日この話を読みました。

 で、このころ朝日新聞など自称リベラルメディアは慰安婦強制連行や労務者の強制連行をでっち上げて、その賠償に関して「ドイツは個人賠償をしたが、日本はしなかった。 だからドイツは反省しているが、日本はしていない。 日本も個人賠償しろ。」と言っていたのです。

 と、言うのはこの自称強制連行被害者達が日本に賠償請求の裁判を起こしても、全部日韓条約、或いは日中共同宣言で解決済みと言う事で門前払いになっていたからです。

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 で、ドイツは本当に日本に比べてそんなに立派に戦争犯罪への賠償をしたのか?

 当時はインターネットなんて便利なものはなかったので、個人でこれを調べるのは結構大変でした。  ワタシもなんかこの話はオカシイ・・・・・と思いながらも、なかなか調べる事はできませんでした。

 だから大手メディアがある程度談合すれば、こういう話を作る事は簡単でした。

 で、実際にドイツはどれほどの賠償をしたのか? 今はこんなサイトを見れば簡単にわかります。

 戦後補償の日独比較

 ドイツの歴史認識

 ドイツによるナチス・ドイツを原因とする賠償

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 賠償に関する法律や条約、また金額等、読んでいるとドイツの誠実さwが良くわかって思い白いのです。
 ポーランドで強制労働をさせられた人々・・・・つまりアウシュビッツへ収容された人たちですが・・・・への賠償金が一人平均4万円!!

 しかし簡単にまとめるとドイツ統一前、東ドイツは「自分は大戦中のドイツの継承国ではなく、むしろナチに圧迫された被害者だ。」と言って、ナチスドイツの戦争被害に対する賠償には一切応じませんでした。

 代わりに終戦記念日にはソ連に向かって「Wir danken euch!」(我等は諸君に感謝する!)なんぞとふざけた事を言っておりました。 自分達はナチに圧迫された被害者だから、そのナチから解放してくれたソ連に感謝すると言うわけです。

 一方西ドイツの方はと言えば、こちらは「国家が分断状態では、国家として正式な賠償条約など締結できない」として、国家として相手国への賠償には応じませんでした。

 でもそれだけでは済まないので、ナチの犯罪に対する被害者に関しては個人賠償をしたのです。

 つまりユダヤ人迫害等で強制収容所に入れられた人達などに、その期間や被害に応じて個人個人に賠償金を支払ったのです。

 これがつまりドイツが個人賠償なのです。

 で、本当の戦争被害、つまりドイツ軍の空爆など、戦争による被害はこの個人賠償の対象外でした。

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 西ドイツがナチの犯罪への賠償を個人賠償にしたのは、しかしドイツが分断状態だったことだけが原因ではないでしょう。

 なぜならユダヤ人迫害などナチの犯罪の被害者の大多数はドイツやオーストリア国籍の人達、或いはハンガリー等枢軸国の国民です。 ちなみにイスラエルと言う国の建国は第二次大戦後ですから、イスラエル国民が被害に遭ったと言うわけにはいきません。

 だから自国民への賠償が基本なのです。 これと同様なのがアメリカ政府による日系アメリカ人の強制収容への賠償です。
 自国民への賠償ですから、西ドイツ政府が個人個人に賠償金を支払うしかないのです。

 そしてフランスやポーランドでナチの迫害に遭ったユダヤ人なども、これに準じて賠償を受ける事になったのです。

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 それにしてもあれだけの破壊をやっておきながら、良くもこんなショボイ賠償で済ませたものです。 

 ドイツはスラブ民族殲滅を掲げて戦い、ポーランドの古都ワルシャワは瓦礫の山にされ、独ソ戦でのソ連側の死者は2000万人とも言われます。

 こんな凄い事をやっておきながら、ユダヤ人など一部の被害者にだけ個人賠償して、それで済ませるなんて・・・・・。

 でも考えてみればドイツ降伏の前からもう東西冷戦が始まっていたのです。

 ソ連は東ドイツの共産主義政権をなんとしても維持したかったでしょう。

 一方西側にすればナチスドイツが東部戦線でどんな悪行を行おうとも、その賠償として多額のマルクをソ連始め共産化した東欧諸国に渡すことなど絶対に許諏訪家には行きません。

 そうなったらフランスなど西側への賠償もそこそこで諦めるしかないではありませんか? どの道西側諸国のナチスドイツによる戦争被害は、東欧諸国に比べたらたかが知れているのだし。

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 そこで東西ドイツ共にこの東西冷戦の漁夫の利を図り、「悪いのはヒトラー!! 全部ナチスとヒトラーの責任」と喚くことでまんまと責任を回避しちゃったのです。

 勿論西側諸国もまた東側諸国も「そんな事は嘘っぱち!! Wir danken euch!で誤魔化すなんて図々しいにも程がある!!」と思ってはいたと思いますよ。

 でもドイツから賠償金を毟るには、東西両陣営が足並みを揃えなければ不可能なのに、お互いが何とか相手側にはドイツの金を渡させまいとしているんだからどうしようもありません。

 これをわかっていて「自分達は反省した。」なんて言うんですから、ドイツ人と言うのも強かな連中ですね。

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 一方日本はドイツと違ってサンフランシスコ講和条約の加盟国全てに国家賠償を行いました。

 中にはアルゼンチンとかメキシコとかふざけた加盟国もあるのですが、しかし日本の賠償を本当に必要とした国々は実は東南アジア諸国でした。

 これらの国々は実は戦前戦中は欧米の植民地で、だから日本は別にアジアの国々と戦争をしたわけではありません。

 そして日本軍の侵攻でこれらの国々は独立できたのだから、賠償金を支払うどころか謝礼を貰いたいぐらいではあります。

 しかし日本降伏後、それぞれの宗主国と闘って独立を得たばかり国々にとって、日本の賠償金は重要な建国資金でした。

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 「ドイツは反省した」 説をでっち上げた朝日新聞等は、日本が個人賠償をしなかったことを非難するのですが、しかしそんなことを言われても日本軍は、これらの国々の人々に個人賠償の対象となるような戦争犯罪なんぞ殆どやっていないのです。

 そしてそもそもこれらの国々は個人賠償ではなく国家賠償を要求しました。 
 
 これは当然です。 もしこれらの国の中に日本軍から被害を受けた人がいたとしても、これらの国々には独立戦争で戦って被害を受けた人がそれより遥かに大勢いるのです。

 しかしこれらの国々は嘗ての宗主国から独立戦争の被害や、またそれ以前の植民地支配の賠償金を得る事はできませんでした。

 そう言う状態で日本との賠償を個人賠償にしたら?

 それらの国々は独立戦争で倒れた兵士やその家族には何もしてあげられないのに、日本軍による「被害者」だけは賠償金を得て優雅に暮らせると言うことになってしまいます。

 これで国家が保てるでしょうか?
 これらの新興国としては、日本から得た賠償金を国家の建設資金にするとともに、独立戦争の犠牲者たちへの援助にも充てたのです。 

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 そしてこの問題が一番死活的だったのは、実は日韓条約でしょう。

 日韓条約での交渉で日本側は実は個人賠償による解決を提案しました。 けれどそれを拒否して「何としても国家賠償にしてくれろ」と頼んだのは韓国側です。

 当時韓国は朝鮮戦争の痛手から立ち直れず世界の最貧国でした。 一方日本は早々と経済成長軌道に乗って、東京オリンピック開催を目指していました。

 韓国側は喉から手が出る程お金が欲しかったのです。
 でもそのお金が個人賠償と言う形で個人に払われていたら?

 その当時の成人は皆戦前戦中の事をよく知っていましたから従軍慰安婦とか強制徴用とかいう嘘への賠償は問題になりませんでした。

 個人賠償の対象になるのは、日本軍の軍人軍属として従軍した人々など極一部です。
 
 で、日本軍に志願して戦死した人の遺族は日本から日本の戦死者遺族並みの遺族年金等の賠償を貰って・・・・・でも朝鮮戦争で戦死したり、家族を失ったりした人々は貧窮状態のまま苦しみ続けていると言うことになります。

 これでは韓国の国家としての立場がありません。

 だから韓国側は「なんとしても国家賠償にしてくれろ」と要求したのです。

 日本軍の軍人軍属に志願して戦死した人々の遺族には、朝鮮戦争の戦死者に出したのと同程度の弔慰金を払いましたが、他には個人的な補償はしていません。

 尤もこの世に売春婦や出稼ぎ者に賠償金や補償金を支払う国はありませんが・・・・・。

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 そこで日本側は韓国の要求にこたえて、経済援助として莫大な資金や技術までも供与しました。
 そしてこれが今日の韓国経済の基礎になったのです。

 一方日本軍の軍人軍属に志願して戦死した人々の遺族には、朝鮮戦争の戦死者に出したのと同程度の弔慰金を払いましたが、他には個人的な補償はしていません。

 尤もこの世に売春婦や出稼ぎ者に賠償金や補償金を支払う国はありませんが・・・・・。

 これは他のアジア諸国やそして中国も同じだったはずです。

 だからアジア諸国はこれで日本との賠償問題など蒸し返しはしないのです。

 けれど韓国は90年代から賠償のお代わりが欲しくなったのです。 そこで臆面もなく慰安婦強制連行や労務者強制連行と言う嘘をネタに日本に賠償を要求するようになりました。

 しかしその賠償請求裁判は当然ですが、日韓条約により門前払いになりました。

 そこで朝日新聞は今度は「ドイツは反省した。 ドイツは賠償した。」と言うキャンペーンを始めたのです。

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 それでもその頃はまだこの話に韓国政府そのものが乗ってきたわけではなく、少なくとも韓国政府が表には出てきませんでした。

 福島瑞穂とかその手の連中と組んだ韓国の民間団体が、この賠償金お代わり要求をしていたのです。

 けれどあれから20年経って、ネットも普及して朝日の捏造もすっかりバレバレになってから、何と韓国政府がそして中国政府までもが、このお粗末な「ドイツは・・・」説を持ち出して賠償金お代わりを要求し始めたのです。

 韓国も中華人民共和国もそもそも日本と戦争をしたわけでもありません。 
 そして国交回復以降、条約で定められた賠償以外にも日本から莫大な支援を受け続けてきました。 そして他のアジア諸国に比べても格段に豊かになったのです。

 ところがその挙句が賠償お代わりですからね。

 まさに特亜!!
 他のアジア諸国の想像を絶するような卑しさと言わざるを得ません。

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 それにしても金銭欲は底なしで、卑しさは世界を圧倒するのに、知恵の浅さには感動します。

 「ドイツの誠実な讒言」なんて世界中のどこのだれが信じているのでしょうね?

 ドイツは統一後も賠償の話なんかチャラにしちゃったのですよ。 あの狡猾なプーチンもドイツからの賠償金はあきらめるしかありませんでした。

 そんなものを信じているのはドイツ人の中でも特に馬鹿な人ぐらいでは?

 でもそれぐらいの知恵しかないのが特亜なのです。 コイツラの知恵と良い勝負なのが「ドイツの懺悔の誠実さ」ではありませんか?
  1. 戦後民主主義
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コメント

 私も何度も書いてきましたが、戦時賠償の嘘っ八などは・・・・韓国はアメリカ人弁護士を雇って、アメリカの日本資産を差し押さえるとか言っているようですが、アメリカは一応は法治国家だから。

 アメリカの弁護士に騙されたかな?
  1. 2014-06-08 21:36
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  3. ご隠居 #kaKZ91t6
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Re: タイトルなし

>  私も何度も書いてきましたが、戦時賠償の嘘っ八などは・・・・韓国はアメリカ人弁護士を雇って、アメリカの日本資産を差し押さえるとか言っているようですが、アメリカは一応は法治国家だから。
>
>  アメリカの弁護士に騙されたかな?

 煽れば未来永劫訴訟を続けるでしょうからアメリカの弁護士からすれば理想の鴨でしょうね。
  1. 2014-06-08 21:45
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

アンケートなどでは韓国を嫌いまくっているドイツですが、韓国の主張する「日本はドイツの戦後補償に学べ」はドイツ人にとっても都合が良いですから、これをそのまま日本にぶつけてくるドイツ人ジャーナリストもいますね。
  1. 2014-06-10 03:43
  2. URL
  3. taigen #-
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歴史の引継ぎ

普仏戦争以来存在していたドイツ国と言う国家は、1945年に敗れて消え、一般に東西ドイツと呼ばれる国が誕生したのは1949年以降です。つまり、4年近く、この地球上の何処にも、ドイツ国家は存在していませんでした。従って、この間、ドイツ人の意識を持った人々が存在したとしても、ドイツ人という国民は存在していませんでした。そして、1949年に、新しい国家が、嘗てのドイツ国の一部に誕生し、そして再びドイツ国民が東西ドイツに存在し始めました。
日本も、1945年に大日本帝国軍は無条件降伏しましたが、大日本帝国政府は存在し、降伏文書に署名しました。つまり、国家として、日本は歴史を引き継ぎ、ドイツは引き継いではいないのです。ですから、今のドイツ国家は、戦争責任も賠償責任も無いと言えば無いのです。大戦後の歴史がドイツと日本では異なるからです。それ故、今のドイツと日本を比較すること自体、本来意味のあることではありません。
支那大陸は、易姓革命によって歴史を引き継いできた、と言うのが彼らの正当性の論拠です。しかし、中華民国やその後の中華人民共和国が、易姓革命を謳ったかどうか。しかも、中華民国が未だ存在する以上、中華人民共和国に正当性のあるはずは無く、彼らが口にする中国四千年の歴史云々は、夢想と妄言の産物に過ぎません。
  1. 2014-06-10 14:50
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  3. chengguang #DibDBv7k
  4. 編集

Re: タイトルなし

> アンケートなどでは韓国を嫌いまくっているドイツですが、韓国の主張する「日本はドイツの戦後補償に学べ」はドイツ人にとっても都合が良いですから、これをそのまま日本にぶつけてくるドイツ人ジャーナリストもいますね。

 自分にとって都合の良い誤解をわざわざ解くほど良心的な人間はそういませんからね。
 そして図々し奴はそれにできる限り便乗するでしょう。

 また記者でも馬鹿なら、日本が国家賠償をしたことも知らないのではないかと思います。 実際記者なんて馬鹿が多いようだし。
  1. 2014-06-10 16:46
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  3. よもぎねこ #-
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Re: 歴史の引継ぎ

> 普仏戦争以来存在していたドイツ国と言う国家は、1945年に敗れて消え、一般に東西ドイツと呼ばれる国が誕生したのは1949年以降です。つまり、4年近く、この地球上の何処にも、ドイツ国家は存在していませんでした。従って、この間、ドイツ人の意識を持った人々が存在したとしても、ドイツ人という国民は存在していませんでした。そして、1949年に、新しい国家が、嘗てのドイツ国の一部に誕生し、そして再びドイツ国民が東西ドイツに存在し始めました。

 なるほどそういえばワイマール共和国の誕生だって革命でしたから、その意味ではあの時もドイツと言う国は一旦消えていますね。

> 日本も、1945年に大日本帝国軍は無条件降伏しましたが、大日本帝国政府は存在し、降伏文書に署名しました。つまり、国家として、日本は歴史を引き継ぎ、ドイツは引き継いではいないのです。ですから、今のドイツ国家は、戦争責任も賠償責任も無いと言えば無いのです。大戦後の歴史がドイツと日本では異なるからです。それ故、今のドイツと日本を比較すること自体、本来意味のあることではありません。

 なるほどその通りですね。
 なんか債権者から逃れるために破産手続や偽装倒産をした企業みたいにインチキな気はしますけれど・・・・。

> 支那大陸は、易姓革命によって歴史を引き継いできた、と言うのが彼らの正当性の論拠です。しかし、中華民国やその後の中華人民共和国が、易姓革命を謳ったかどうか。しかも、中華民国が未だ存在する以上、中華人民共和国に正当性のあるはずは無く、彼らが口にする中国四千年の歴史云々は、夢想と妄言の産物に過ぎません。

 そうですね。 
 現在台湾に中華民国が現存する以上中華人民共和国は正式には改易革命により中華民国の後継国とは言えないですよね。
 
 それを考えると中共が何としても台湾を攻略したい理由もわかります。

 そういえば清朝が中国を征服してからも暫くの間、鄭成功など清の支持者が台湾で抵抗をしました。 もしあの時明の王族が鄭成功と一緒に台湾に行き、そこで明の正当性を主張し続けていたら?

 今と同じ状況だってでしょうね。

 
  1. 2014-06-10 16:57
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  3. よもぎねこ #-
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