2014-03-05 13:03

知性の鍛錬・頭の体操

 札幌では夕べから雪が降っています。 このところ連日快晴が続いていたのですが、さすがにこのまま一直線で春とは行かないのでしょうね。
 しかしよもちゃんはそんな事は気にしません。 
 だってストーブの前の一番暖かい場所を占拠しているのですから。 しかしこういう時だからこそ出来る事もあるのです。


 
 よもさん、これどう思う?

 「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」とは 2ちゃんねるの「難問」に阪大教員が大真面目に答えた!

 よもさんはドーナツを穴だけ残してドーナツを食べるにはどうしたら良いとおもう?

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 そんなの簡単よ。 普通にドーナツを食べれば良いわ。

 エッ?? だってそんな事したら穴が無くなるわよ!!

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 あら、穴は残るわ。

 何で??

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 同居人はドーナツの穴を食べた事がある?

 な、ないわ・・・・・。

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 そうでしょう? 食べられないモノは残すしかないのよ。
 同居人は鳥の手羽先やお魚を食べた時は、必ず骨を残すでしょう? ワタシはちゃんと食べるのにさ。
 あれは何で?

 だって人間は猫と違って鳥や魚の骨は食べられないのよ。

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 だからドーナツの穴だって残るのよ。 ドーナツの穴も魚の骨や鳥の手羽先の骨と同じで、人間には食べられないのよ。 食べられない物は残るわ。

 そ、そんな事言ってもドーナツを食べた後には何にも残らないわよ!!

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 それは同居人がドーナツの穴を認識できなくなるだけで、認識できない事と存在しない事は違うのよ。
 同居人にはドーナツを食べた後に残ったドーナツの穴以外にも、認識できない物は沢山あるでしょう?

 で、でもさドーナツの穴ってドーナツが存在するから存在するモノじゃないの?

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 違うわ。 ドーナツの穴はドーナツに関係なく独立して存在するモノよ。

 ど、どういう事??

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 例えば塀で囲われた庭とか、城壁で囲まれた都市とかを想像すると良いわ。
 塀を壊したらその中の庭は無くなる?
 城壁を壊したら都市はなくなる?
 例えばウィーンのリンクを考えてごらんなさい。

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 ウィーンのリンクって元々ウィーンの街を囲む城壁だったのよ。 水掘や空堀を挟んで3重の城壁だったのよ。 この城壁があったから、ウィーンはオスマントルコ軍の包囲には二回とも耐える事ができたわ。
 でも19世紀末、フランツ・ヨーゼフ帝はこの城壁を全部取り壊したのよ。 だってもう城壁で都市を防衛できる時代ではなくなったのよね。
 で、城壁が無くなったら中の街は無くなった?
 同居人はウィーンへ行った事があるから知ってるでしょう?

 な、なくなりはしないわ。

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 そうでしょう?
 城壁が無くなっても、その中の街は完璧に残っているわ。 シュテファン大聖堂もモーツアルトの住んでいた家も、王宮も小さな商店も全部完璧に残っているのよ。
 つまり街は城壁とは関係なく、独立して存在するのよ。
 だからドーナツの穴だって、ドーナツに関係なく独立して存在するのよ。

 だってウィーンのリンクの中と違ってドーナツの穴には何も存在しないのよ?!

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 そんなら塀で囲われた空き地を想定したらどう?
 塀を潰したら空き地はなくなる? 
 無くならないでしょう?

 そ、それはそうだけれど、でも土地は塀で囲おうが囲うまいが存在するけれど、ドーナツの穴の中には何も存在しなのよ!!

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 塀で囲わなくても土地が存在するのと同様に、ドーナツに囲まれいなくても空間は存在するわ。 
 空間は人間には認識されなくても常に存在するのよ。 
 よってドーナツを食べてもそれまでドーナツに囲まれていた空間は残るのよ。 だって人間にはその空間を食べる事ができないんだから。

 でもドーナツの穴と言うのは、ドーナツで囲まれた空間の事だから、ドーナツを食べてしまえばそのように定義された空間は無くなると考えるべきじゃないの?

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 あらそんな風に途中から言葉の定義を変えるのってインチキよ。 慰安婦の強制連行を最初は軍隊が来て無理矢理銃剣で脅して連行したって散々騒いでおいて、その嘘がバレると今度は「広義の強制」って言いだすのと同じだわ。
 これだとお金が欲しくて売春した人だって全部強制されたことにできるのよね。 
 サヨク学者はこれだから信用できないのよ。

 慰安婦強制連行の定義を変えたのはインチキだって事には全面的に同意するわよ。 でもドーナツの穴の定義は最初からドーナツに囲まれた空間って決まってたんじゃない?

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 だからあ、空間を囲むドーナツを食べても、空間は食べられないので、穴は残るのよ。

 でもその残った空間はドーナツに囲まれていないのよ。 だから空間ではあるけれどドーナツの穴ではないわ。

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 それは違うわ。 その空間がドーナツに囲まれていた以上、ドーナツを食べた後に残る空間もドーナツの穴よ。



 よもちゃんとわたしはこうやって延々とドーナツの穴を食べ残す方法について議論を続けました。 問題はドーナツの穴の定義であり、空間の認識であることに尽きる点ではわたしとよもちゃんの意見は一致しましたが、しかしその定義と空間認識の差を一致させる手段が見つからないので、わたしとよもちゃんの意見は平行線をたどり続けいます。

 それにしてもお互いに暇なんだなあ・・・・と思います。
 しかし文化と言う物は暇から生まれたのです。 暇なときにはこそどうでも良い事を考えて頭の体操をして知性の鍛錬をするべきなのです。
 
 古代ギリシャで哲学が生まれたのだって、古代ギリシャ人が暇人だったからです。
  1. 猫の生活
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コメント

穴よりも

いつも、為になる話、ありがとうございます。

よもちゃん、骨を食べるんですね。グルメ路線まっしぐらだと思っていましたので、ちょっと安心しました。よかった、庶民的なとこあって。

同居人さんのニシンの酢漬けも、うらやましいです。私は都内23区住みなんですが、一匹三百円以上してますよ。でも、生ニシンは春だけなんで、見つけたら迷わず食べますよ!

  1. 2014-03-05 18:19
  2. URL
  3. やよこ #pVRgrRyM
  4. 編集

こんばんは。

仰せの通り、文化芸術学問は言ってみれば暇な人が作り出し享受します。明日の食べ物にきゅーきゅーとしている者にはどだい無理です。
お陰様で自分は多少の余裕がありますから、少しはたしなみたいと常々思っていますが・・・。
金銭的なものだけでなく心の余裕も大事であります。
  1. 2014-03-05 21:18
  2. URL
  3. koguma #-
  4. 編集

甘いのが好き

ミスドのオールドファッションがサクサクで好きだな。で、まず…。
せっかくサクサクなそいつを蜂蜜シロップに10分程浸します。(加シナモンパウダー少々)
で、ずっしりシットリしたころ、ぴったしフィットの小さな枠に納めます。
で、ポッカリ空いたその穴に、フランボワーズゼリーをヒタヒタに流します。しっかり甘く濃い臙脂色の奴。
で、冷蔵庫で40分。
《穴まで美味しドーナッツ!2ch風》うーん…。売れるかな??
  1. 2014-03-05 22:52
  2. URL
  3. ひげオヤジ #-
  4. 編集

時間と空間の性質
http://www.sethlearningcenter.org/japanese/2_8_time_space.html

面白いと思って、「空間は存在しない」でググってみたらこんなのが出てきました。
  1. 2014-03-06 08:56
  2. URL
  3. taigen #-
  4. 編集

小生は昔からよもさんのように考えてましたからこんなのがなぜ問題なのだということは疑問にも思いませんでした。

これは結局ドーナツの穴をどう定義するかの問題なんですが、その奥には結構問題が有るような気がします。ドーナツの穴は単なる空間でありそれはドーナツの存在にかかわらず存在するのだというのは個々のものの存在にかかわらずある概念が存在するのだという実在論的な考え方ですが、ドーナツの穴はドーナツという事物の存在により初めて存在できるのでありドーナツが存在せねば穴も存在しないというのは、個々のものの存在のみを認めその上位概念の存在を認めない唯名論の考え方に近いような気がします。

これは中世の神学論争に端を発するらしいのですがどうも学問のいろんな場面でこのような話の片鱗に出くわすような気がします。大陸系の学問はこのような上位概念をよく認めるのですがアングロサクソンはこれをかなり嫌います。

日本人は実在論が基本だと思ってるのですが特亜の連中はウルトラ実在論だろうという気がします。上位概念は個々の事物により認識され推定されるものなのですが、彼等にとってはそれは最初から存在する概念であり主観的に決まるものなのですよね。

つまり主観的に理想的な概念が存在し、それは証明する必要がないと考える人達です。こう考えると連中の思うことは分かるような気がします。

面白いのは神学者という人々の間で唯名論がかなり多いということです。神という概念を信ずる人々がこういう考え方をするというのはなにか不思議な気がします。
  1. 2014-03-06 11:13
  2. URL
  3. kazk #-
  4. 編集

Re: 穴よりも

> いつも、為になる話、ありがとうございます。

 どういたしまして、お恥ずかしいです。

> よもちゃん、骨を食べるんですね。グルメ路線まっしぐらだと思っていましたので、ちょっと安心しました。よかった、庶民的なとこあって。

 よもちゃんも猫ですからね。 ちなみにスズメも捕まえて食べます。 鼠は捕まえても食べないけど。

> 同居人さんのニシンの酢漬けも、うらやましいです。私は都内23区住みなんですが、一匹三百円以上してますよ。でも、生ニシンは春だけなんで、見つけたら迷わず食べますよ!

 札幌は海が近いせいか、海産物は案外安いです。 一匹50円のニシンは小さいニシンでしたが、新鮮で美味しかったです。
  1. 2014-03-06 12:07
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> こんばんは。
>
> 仰せの通り、文化芸術学問は言ってみれば暇な人が作り出し享受します。明日の食べ物にきゅーきゅーとしている者にはどだい無理です。
> お陰様で自分は多少の余裕がありますから、少しはたしなみたいと常々思っていますが・・・。
> 金銭的なものだけでなく心の余裕も大事であります。

 忙しいと言うのは心を亡う書きますから、生活が出来る収入があるら、暇は大切にするべきだと思います。
 と、言うのは自分の怠惰を正当化しているだけなんですが・・・・。
  1. 2014-03-06 12:09
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 甘いのが好き

> ミスドのオールドファッションがサクサクで好きだな。で、まず…。
> せっかくサクサクなそいつを蜂蜜シロップに10分程浸します。(加シナモンパウダー少々)
> で、ずっしりシットリしたころ、ぴったしフィットの小さな枠に納めます。
> で、ポッカリ空いたその穴に、フランボワーズゼリーをヒタヒタに流します。しっかり甘く濃い臙脂色の奴。
> で、冷蔵庫で40分。
> 《穴まで美味しドーナッツ!2ch風》うーん…。売れるかな??

 おお、フランボアーズゼリーを食べ残せば、穴を視角化できる形でドーナツの穴を残してドーナツを食べる事が出来ます。
 素晴らしい!!
  1. 2014-03-06 12:15
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 時間と空間の性質
> http://www.sethlearningcenter.org/japanese/2_8_time_space.html
>
> 面白いと思って、「空間は存在しない」でググってみたらこんなのが出てきました。

 おお、この理論に従えば、よもちゃんの言う「ドーナツの穴はドーナツに関係なく独立して存在する空間である」と言う説が正しい事になってしまいます。

 またワタシがよもちゃんに負けるんですか?
  1. 2014-03-06 12:18
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 小生は昔からよもさんのように考えてましたからこんなのがなぜ問題なのだということは疑問にも思いませんでした。
>
> これは結局ドーナツの穴をどう定義するかの問題なんですが、その奥には結構問題が有るような気がします。ドーナツの穴は単なる空間でありそれはドーナツの存在にかかわらず存在するのだというのは個々のものの存在にかかわらずある概念が存在するのだという実在論的な考え方ですが、ドーナツの穴はドーナツという事物の存在により初めて存在できるのでありドーナツが存在せねば穴も存在しないというのは、個々のものの存在のみを認めその上位概念の存在を認めない唯名論の考え方に近いような気がします。
>
> これは中世の神学論争に端を発するらしいのですがどうも学問のいろんな場面でこのような話の片鱗に出くわすような気がします。大陸系の学問はこのような上位概念をよく認めるのですがアングロサクソンはこれをかなり嫌います。
>
> 日本人は実在論が基本だと思ってるのですが特亜の連中はウルトラ実在論だろうという気がします。上位概念は個々の事物により認識され推定されるものなのですが、彼等にとってはそれは最初から存在する概念であり主観的に決まるものなのですよね。
>
> つまり主観的に理想的な概念が存在し、それは証明する必要がないと考える人達です。こう考えると連中の思うことは分かるような気がします。
>
> 面白いのは神学者という人々の間で唯名論がかなり多いということです。神という概念を信ずる人々がこういう考え方をするというのはなにか不思議な気がします。

 信仰に生きる人々にすれば神は概念ではなく実存でしょう?

 これは特亜人も同様ですが、自分達の正義が神と同様に絶対的な物と考えれば、それは証明無用の実存になるのです。

 そうなると全ての認識を自分は正義であると言う事を前提に行うのです。 だから幾ら証拠を突き付けても意味がないのです。

 こういう現実認識は一般人から見ればキチガイですが、でもそう考えれば彼等の言動が理解できます。
  1. 2014-03-06 12:32
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

よもさんと同居人さんの論争に聞き耳を立てる影が窓に一つ。
「よもさんはドーナツの穴を食べられないと言うけれど、家のパパは一口ドーナツを丸ごと口に入れて食べてしまうわ。これって、穴まで一緒に食べたことにならない?穴は食べることができるのよ。よもさんの論理には穴があるわ。ドーナツだけに!」
穴を実在的存在とするか、相対的存在とみるかという哲学的な論争を尻目に、上手く落ちを付けたと満足げに立ち去るチビちゃんであった。
  1. 2014-03-06 19:56
  2. URL
  3. M8ボルト #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> よもさんと同居人さんの論争に聞き耳を立てる影が窓に一つ。
> 「よもさんはドーナツの穴を食べられないと言うけれど、家のパパは一口ドーナツを丸ごと口に入れて食べてしまうわ。これって、穴まで一緒に食べたことにならない?穴は食べることができるのよ。よもさんの論理には穴があるわ。ドーナツだけに!」
> 穴を実在的存在とするか、相対的存在とみるかという哲学的な論争を尻目に、上手く落ちを付けたと満足げに立ち去るチビちゃんであった。

 実はワタシはこのよもちゃん説を2チャンにカキコしたのですが、その時「竹輪だと穴も食べる事になる」と言う返信を貰いました。
 ドーナツも小さいモノについては同様の問題が生じる事を想定しておくべきでした。
  1. 2014-03-06 20:28
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

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