明け方夢を見ました。 夢の中で私は両親や兄や妹と一緒でした。
夢の中で父は何か怒っていました。
それから叔父が家に来ました。
この叔父は先日死んだ叔父ではなく、母の末弟にあたる叔父です。
そこで私は目が覚めました。
起きると言いようのない恐怖を感じました。
何か恐ろしくて、ベッドの中で暫く震えていました。
しかし何が怖かったのかわかりません。
どう考えても全然怖い夢ではありません。
まだ兄が就職して家を出る前、両親と私達兄弟が揃って暮らしていた頃の、楽しい思い出の世界に行ったのです。
確かに父は少し怒っていました。
けれどそれを夢の中でもそれほど気にしては居ませんでした。
そうして暫く震えていましたが、またもう一度眠りました。
そしてまた夢を見ました。
今度は母と妹と私が居て、また叔父が来ます。
その叔父と話をしていて、目が覚めました。
そしてまた凄く怖くなりました。
しかし夢を思い出すと奇妙です。
夢の中の叔父の顔も姿も服装もハッキリと覚えているのですが、実は本物の叔父とは全然違う容姿なのです。
それなのに私達は、その人を叔父としていました。
夢の中の家族には、どうにも不可解な人が居るのです。
二度目に目が覚めた時は、すっかり明るくなっていました。
結構冷え込んでいたので、よもちゃんは私にぴったりくっついていました。
何か怖い夢や不安な夢を見た時は、いつもよもちゃんが側についていてくれます。
それにしても、夢の中で見たあの奇妙は叔父は何なんでしょうか?
似顔絵が描けるくらい正確に顔を覚えているのですが、見たことのない人です。
忘れているだけで、どこかであった事のある人だったのでしょうか?