マスゴミは消費増税をさせようと必死です。
この消費増税の為のスローガンに「子孫に付けを回すな!」「子供や孫に負担を先送りするな」と言うのがありました。
つまり今後生まれてくる子供や孫達に、我々の世代が作った借金を返す為に苦労させるような事をしてはならないと言うのです。
これは普通の家庭のような場合は、それなりに正しいと言えなくもありません。 親が放蕩と浪費で家産を失い苦労する子供の話などなくはないですから。
しかし国家でそんな事があり得るのでしょうか?
少し考えればわかりますが、そんな事はあり得ないのです。
日本の国債は全て円建てです。
国債残高が増えて税金を集めての返済が厳しくなれば、日銀がお札を摺って買い取れば済むのです。
そんな事をすればハイパ~~インフレになるって?
勿論摺るお札の量によってはハイパ~~インフレになります。
だから何?
インフレで子孫が困りますか?
インフレで困るのは子孫ではなく、現在貯金を抱えている人です。 大事な貯金が減るのが困るのです。
貯金の無い人は全然困りません。
子孫はまだ貯金なんかしていませんから、全然困りません。
これは皆さん体験していますね。
ワタシは昭和29年(1954年)生まれです。
実はワタシの親の世代は、第二次大戦の為の戦時国債を大量発行してしまいました。
そして第二次大戦後に凄いインフレになりました。
それで国債残高も無問題になりました。
で、その子供達であるワタシ達団塊世代や、ワタシ達の子供達って困っていますか?
ワタシは全然困った記憶がありません。
困ったと言う覚えのある方がいたら、是非どういう風に困ったか教えて欲しいです。
政府は借金もできますが、しかし普通の家庭や企業と違って、お金を刷る事が出来るので、借金なんかいつでもチャラにできるのです。
それなのに「子孫に付けを回すな」ってナンセンスその物じゃないですか?