今日は午前中家を出て、病院へ行きました。 家を出るとき、よもちゃんはお外に出ていました。 家を出るときトイレの窓を開けておきました。 よもちゃんが帰ってきたときの為です。
午後になって帰宅して、よもちゃんの姿を探しました。 フト見ると、二階の踊り場に置いた箪笥の上によもちゃんがいます。
よもさ~ん!! よもさ~~ん!! ただいま!! いる~~?
同居人、ここよ。 お帰りなさい。
あら帰ってたの? 良かったわ、ちゃんと家に居てくれて。
だって同居人が帰ったときいないと、また同居人がパニック起こして騒ぐでしょう。 あれみっともないわのよね。
だっていないと心配だもの。
自分は好き勝手に出あるて置いて、家に帰った時にワタシがいないと心配なんて、虫が良すぎるわ。
だって・・・・・・。
まあ、仕方が無いわ。 同居人も今日は病院だったんだし。 どう先生に何か言われた?
別に何も。 相変わらずね。 私みたいに良くもならないけど、悪化する心配もない患者なんて、医者にとっては退屈なだけなのよね。 5分で診察が終わって、いつものお薬処方して終わりよ。
そう、それじゃまたこのまま穀潰し人生を続けるのね。
そうね。 そうするしかないわ。 でも有難い話よね、それが出来るんだから。
ホントね。 同居人が人並みに勤勉で努力家で責任感の強い人だったら、きっと無理に働いてその疲労とストレスで今頃結構ヤバイ事になっていたでしょうね。
でも天然馬鹿で怠け者で無責任だから、早々と仕事を辞めて穀潰しをして幸福でいられるのよね。
それはそうだけど、でもおかげで介護とか受けずに暮らせるから、そのほうがお国の為よ。
神に愛される者は早く死ぬ。 天国でも地獄でも入場お断りの人間は、ダラダラとこの世に居座る。
悪かったわね。
でも良いわ。 神様が持余しても、ワタシが面倒見てあげるから。 心配しないでね。
有難う。
これがワタシの運命なのよ。 ワタシの十字架を背負い続けるのが。
と言うわけで、家に帰ったらよもちゃんが居てくれるとホッとします。 家で待っていてくれる猫がいるって幸せですね。 よもちゃん、有難う。