窓辺のよもちゃんと、雪囲い板の上のチビちゃんの対話は続きます。
あれだよなあ。 結局いくら可愛がってくれても人間は結局人間なんだよなあ。 ジブンが家族の為にどんなに気を使って努力しても、皆猫は何の苦労も無く、昼寝ばかりしているとしか思ってくれないんだ。 でも猫は人間に苦労を見せないように苦労をしてるのに。 それが猫の責務なのに。
猫の苦労を理解できるのは猫だけなんだ。 この間エライ人のブログ( 政局劇・鳩山家の裏庭)に書いてあったぞ。
>一生懸命仕事をする人の「粗捜し」は簡単だが、全く仕事をしない人は、その「仕事をしてない」事にさえ目を瞑って貰えば、何も非難される所は出て来ない
猫だって同じじゃなか? 一生懸命仕事をしていれば、問題だって起きるんだ。 でも誰もがその事を理解してくれるとは限らないんだ。
オイ、ちゃんと聞いてるか?
聞いてるわよ。 それより何やってるの? 一人で板の上でごそごそ動いて? 眠いんじゃなかったの?
だからここで少し寝ようと思ったんだけど、この板がでこぼこで寝難いんだ。 なんとか具合良く寝る方法はないのか?
ダメだこの段差。 ウチなんかお祖父ちゃんとお祖母ちゃんの為にぜ~んぶバリアーフリーだって言うのに、ここは猫の寝床までバリアーじゃないか?
それにしても草ボウボウでだらしの無い庭だなあ。 いくら薔薇が咲いてもこれじゃ人が住んでるとも思えないぞ。 オマイ、アイツに何とかするように言えよ。 こんなのウチのお祖父ちゃんが見たら怒り狂うぞ。
あ~~あ眠い。 だのに、段差で寝れないなんて・・・・・。
やっぱり家で寝るわ。 一眠りしたらまた来るからな。 待ってろよ。
じゃあな~~♪
なんか散々好きな事言って帰ったわ。 ワタシも寝るわ。
こうして対話は猫の苦悩について有意義な議論の末に終わりました。 でもまた暫くすれば再開されるでしょう。