毎晩、寝る前によもちゃんは夜遊びに出かけます。 いつもはドアを開けると、元気良く出かけます。 でもこの前は・・・・・
よもさん、行くの? それとも行かないの?
・・・・・・。
ねえ、行かないの? 行かないんだったら、お部屋に戻りなさい。
行くわよ。 夜のパトロールは猫の仕事なんだから。
じゃ、早く行きなさい。 行かないなら、私ドア開けないわよ。
何でそんなにせかすのよ?
だって、よもさんの為にドア開けるので、私さっきからここで待ってるのよ。 だのによもさんたら、下駄箱へ潜り込んでるんでしょう。
だって、怖いんだもん。 白様のお姿が見えなくなってから、またあの韓流黒猫が出るようになったんだもん。 同居人、韓流強姦魔が近所をうろついているときに外に出られる?
だったら出なきゃ良いでしょう。 誰も出ろなんて言ってないんだから。
だって、出たいんだもん。
だったらさっさと出なさい。 悲鳴が聞こえたら助けに行ってあげるから。
・・・・・。
こうしてよもちゃんは暫く下駄箱の中で悩み続けました。 まったくの根性無しです。 でも結局出かけました。 そして直ぐに帰ってきました。
でも本当に白様はどうなさったのでしょう?