大雪の夕方、私はよもちゃんと二人で除雪に励みます。 途中で疲れて雑談などに時間を潰しましたが、それでもまたよもちゃんは気を取り直して頑張ります。
エ~イ!! こんな雪!!
あわわわ!! 顔に雪が!!
同居人、何ボサッと見てるのよ? ワタシが一人で頑張ってるのに、ポケットに手を突っ込んだままボ~っとしてるんじゃないよ!!
あ、ごめん。 よもさんがあんまり頑張るから、私の出番が無いのよ。
あ~もうやってられないわ。 そんな事言うんだったら、後は同居人がやって頂戴。 ワタシ少し道路の様子見てくるから。 ご近所の皆さんも除雪なさってるからご挨拶もしなくちゃ。
え、もう辞めちゃうの? もっと手伝ってよ!
解ったわ。 でもワタシ少し道路の方を見て来るから、その後でまた手伝ってあげるわ。 だからその間は同居人が自分で除雪しなさい。 だいたいワタシに全部やらせようたってそうは行かないわよ。
ハイハイ、解りました。 じゃ早く戻ってね。
ウワ~ッ、道路も完全に雪で舗装されたみたい。 もう今度こそ春まで溶けないわね。
でもご近所の皆様も皆除雪で苦労していらっしゃるのよね。 ウチだって同居人一人なら、どうしようも無いところだわ。 同居人はワタシに感謝するべきなのよ。
よもさん、通路ができたわ。 もう除雪は終わりよ。 家に入りましょう。
え? ホントにもうできたの? だったらワタシができあがりを確認してあげるわ。
もう夕闇がせまっています。 何とか家の玄関から道路までの通路はできたのですが、よもちゃんの検閲を受けないと除雪を終わりにできません。