浪江町の慰謝料 1人35万円要求 原賠審会長、否定的見解
見出し終わり本文はじめ
政府の原子力損害賠償紛争審査会の能見善久会長は22日、福島県浪江町が福島第1原発事故の避難住民の慰謝料を1人月35万円に増やすよう求めていることに否定的な見解を示した。福島市であった審査会の終了後、報道陣の質問に答えた。
能見会長は「個人的な考え」と断った上で「1、2人家族なら1人35万円でもいいが、4、5人家族だと(計140万~175万円になり)ちょっと多い感じはする」と語った。
一方、現行の月10万円について「もともと慰謝料と生活費を合わせたもの。1、2人の世帯だと苦しい」と述べ、増額要求に理解を示した。慰謝料と生活費を分けて基準化することも検討課題に挙げた。
馬場有浪江町長は「原発事故で町民は一家離散し、家族は1~3人に分散して避難している。35万円なら4人以上の場合、確かに高額になるが、そんな家族は1割程度しかおらず、実態をわきまえて言ったのかどうか疑問だ」と話した。
慰謝料増額をめぐっては5月、浪江町民約1600人が10万円から35万円に増やすよう原子力損害賠償紛争解決センター(ADR)に申し立てた。
原子力損害賠償紛争審査会は原発事故の賠償基準を決め、1月までに中間指針をまとめた。
記事終わり google_ad_section_end
2013年06月23日日曜
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130623t61012.htm

原発事故で非難地域の人々が大変なのはわかりますが、慰謝料を35万円と言うのは理解不能です。
>原発事故で町民は一家離散し、家族は1~3人に分散して避難している。35万円なら4人以上の場合、確かに高額になるが、そんな家族は1割程度しかおらず、実態をわきまえて言ったのかどうか疑問だ。
一人辺り月10万の慰謝料を貰って、何で家族が離散する必要があるのでしょうか? 5人以上の家族ならその慰謝料だけで、豪邸を借りる事ができます。
そして単身世帯でも月10万の慰謝料を貰えば生活は大変潤うのではありませんか? 年金暮らしの老人など夢のような話です。
まして月35万円となれば、もう滅茶苦茶です。
これだけで年収420万、一般勤労者の平均賃金を超えてしまいます。
浪江町の単身者で被災前の所得が月35万円を超えて居た人ってどのぐらいいたのでしょうか? 複数家族の世帯でもその所得総額が「35万円×家族の人数」を超えていた世帯はあったのでしょうか?
こんな慰謝料が貰えるなら、どんなに浪江町が安全になっても絶対に帰りません。 だって日本中浪江町以外の好きな所で暮らせて35万円貰えるなら、その方が余程楽しいです。
何より凄いのはこれが慰謝料であって、休業補償や損害賠償ではない事です。 休業補償や損害賠償は別途請求しているのです。

そんな事は故郷への愛着を持たない人間の発想だろう?ですって?
確かにワタシは子供の時から父の転勤であちこち引っ越ししながら育ったので、故郷への愛着と言うのはあまり理解できません。
しかしそんな凄い慰謝料が必要なほど故郷への愛着を持つ人が多いのでしょうか?
もしそうなら過疎化なんて問題が起きるわけはありません。 また大手企業に就職を希望する若者なんか極僅かでしょう。 だって大手企業のエリートコースなんかに乗ったら、日本国内何処に転勤させられるかわからないばかりか、長期海外勤務だってありです。
故郷は愛すべきものだけれど、その愛情は普通限定的な物でしょう?
故郷を愛しても、就職やその他の理由で自分から故郷を離れる人はいくらでもいるのです。
そもそもそれで町が過疎化するのを防ぐために原発を誘致したのでしょう?
事故で故郷を離れなければならず、仕事を失うった人には勿論相応の補償は必要です。
しかしそれはそれまでの収入の不足分を補い、故郷の家を離れた為に必要になった家賃を補填するだけで十分ではありませんか?
それでも故郷を追われた哀しみに何かを・・・・・と言うなら、精々気持ち程度の金額に留めるべきではありませんか?

それなのに月10万円と言う異様な慰謝料を払ったのが間違いです。
そんな事をするから被災者の精神が腐るのです。
沖縄の基地問題も、基地が負担と言って騒ぐ連中に国が呼応して、無暗に金をばら撒いた事で反対運動を巨大ビジネスに育ててしまいました。
今度は原発保障ビジネスをしたい人間が出てきたのです。
もうこんな事はやめませんか?
こんな事をつづけたら本当に人間の尊厳を失います。
以前京都駅で糞尿を垂れ流しながら居座るホームレスが問題になっていました。 JRがその退去を求めると、何処かの政党ご用達の弁護士が「人権問題」と言って反対したので、JR側は苦労したそうです。
人前で糞尿を垂れ流すなど文字通り人間の尊厳をドブへ捨てる行為ですが、人権を盾に騒ぎ続ける人間の末路はこんなものです。
こんな事本当にオシマイにしましょうよ。