10月27日は快晴でした。
この前日も紅葉見物にでかけたのですが、天気予報を見ると、この先ずうっと曇りと雨が続きます。
だから今の内に精々紅葉を楽しもうと、また散歩に出ました。
しかし午前中からもたついたので、家を出たのは3時前でした。
だから出かけた時から日は傾き始めて居ました。
それでも西野神社まで行って参拝してくることはできるんじゃないかと思いました。
遊歩道を抜けていくと、ナナカマドが燃え上がっています。
ナナカマドは北海道の紅葉の王者です。
この木は七回竈に入れても燃えないのでナナカマドと言うのだけれど、秋の紅葉では物凄い勢いで燃えるのです。
そして葉が散った後も赤い実が残り、雪が降るとその実に積もります。
だから並木道にも公園にも沢山植えられています。
楓も色づきました。
夏に緑一色だった道は、色彩に溢れています。
紅葉の色は傾いて金色を帯びた光で一層鮮やかさを増します。
だから道の両側も頭上もあり得ない程鮮やか色彩の洪水になります。
いけどもいけども色彩の洪水が続きます。
これが冬を迎える前の最後の大盤振る舞いです。
春に鮮やかな若葉が萌え・・・・・。
初夏に花が芳香を放ち・・・・・。
そして最後にこの紅葉で冬を迎えるのです。