寒くなってからよもちゃんは毎晩ベッドに潜り込んで寝るようになりました。 そして朝になってわたしが起きてもそのまま眠り続けます。
それにしても一体どんな夢を見ているのでしょうか?
夢のお告げでも聞いているのでしょうか?
ヤレヤレ、やっと神様のお告げを聞く事が出来たわ。 でも「民主党を潰せ、潰さなければ日本が滅びるぞよ」なんて、普通の猫なら誰でもわかる事よね。
人間だって余程馬鹿でない限り皆そう思ってるわよ。
神様のお告げと言うから、もっと何か普通では思いつかない事を期待したのに・・・・・。
な、何と言う無礼な事を!!
大体お告げはまだ終わりではない、続きがある!!
何でしょうか?
これは重大なお告げである。
今後、お前の同居人が北海道神宮を参拝に来る折には、必ず胡桃を持参いたすようにさせよ。
良いな!! 絶対に忘れるでないぞ!!
な、何それ?? ホントに神様のリクエスト?
これ、猫!! 胡桃だけではダメじゃ。 南瓜の種も持参するようにさせよ!
あ~あ、またこのチッコイのが出てきた!! それにしても南瓜の種なんて、一体どういうつもりなのよ?
別に難し理由はない。 我は南瓜の種が好きなのじゃ。 胡桃は美味いが殻が堅すぎて食べるのが大変なのじゃ。
南瓜の種はその点食べやすくて良い。
我も南瓜の種は好きじゃ。 あれは香ばしくて美味いのじゃ。
な、何よ?? 皆で勝手な事を言って・・・・・。
勝手な事ではない!! 我々北海道神宮のお使いが頼んでおるのじゃ?
何で聞けぬ?
そうじゃ!! 別に難しい事を頼んでおるのではない!!
本当なら向日葵の種も欲しいところじゃ。 しかしお前の同居人は貧乏人で、あのオンボロ借家の庭は日当たりが悪くて向日葵は育つまい。
だから南瓜の種で良いと言っておるのじゃ。
さようじゃ。 お前の同居人が南瓜を食べたとき、種捨てずに取り分けて洗って乾かして置けば良いのじゃ。
たったそれだけのことではないか?
なぜできぬ?
わ、わかりました。 そうさせます。 同居人が南瓜を料理する時は、決して種を捨ててはならぬ、ちゃんと洗って乾かして、エゾリス様とシマリス様にお供えするようにと申します。
それで良いのじゃ。 我々の言いつけを守ると必ず良い事があるぞよ。
そうじゃ!! 神様のお使いを大切にする者には神様のご加護があるぞよ。
神様、この猫とこの猫の同居人にご加護を!!
それから来年こそは民主党が壊滅して、戦後レジームが終わりますように。
民主党が潰れて戦後レジームが終わるなら、胡桃や南瓜の種ぐらいダンボール箱に一杯持って来るわ。
よもちゃんは幸せそうに眠り続けます。
よもちゃんの夢が正夢になると良いですね。