アメリカ大統領、ウッドロー・ウィルソンは自分がキリストになりたかった・・・・・。
『人類史最大の災厄①』倉山満 AJER2012.10.26(1)
『人類史最大の災厄②』倉山満 AJER2012.10.26(2)
ワタシはウィルソンについては中学校の世界史に描かれていた以上の事しか知りません。
だからこの動画で倉山氏が言っている事がどこまで本当かはわかりません。
しかし余りに面白かったのでご紹介しました。
倉山氏の話を聞いていると、このウィルソンと言うのは、鳩山由紀夫をバージョンアップしたみたいな男です。
つまり浅薄で手前勝手な理想主義者なのです。
しかし恐ろしい事に鳩山由紀夫よりはずうっと有能で実行力があり、その上当時最大の国力を誇る国の大統領だったのです。
それで所謂知識人の浅薄な理想主義をそのまま現実の国際政治の政策として推進してしまったのです。
結果としてそれまでの世界の秩序崩壊を招いてしまいました。
政治指導者の目的が、多くの人を災いから守る、国家の安全を守ると言う事とすると理想主義者と言うのは大変怖い人達なのです。
なぜなら理想主義者は理想に従うのですが、理想と言うのは現実ではなくて観念なのです。
だから彼等は現実を見ずに理想に従って権力を運用します。
しかしこれは言ってみれば前を見ないで、カーナビの画面を見て車を運転しているようなものです。
事故が起きるのが当然ではありませんか?
倉山氏のアメリカ史の考察の動画はこの他にもいくつか出ていますが、皆大変面白いです。
そしてこれらの一連の動画の中で倉山氏が述べている日本の反米派と親米派に関する洞察も面白いです。
皆さんも良かったら見て下さい。