海上保安庁が公開した「8.27香港活動家らが尖閣諸島に不正上陸した際の記録映像」です。
8.27香港活動家らが尖閣諸島に不正上陸した際の記録映像-1
8.27香港活動家らが尖閣諸島に不正上陸した際の記録映像-2
政府は海上保安庁に上陸阻止を命令したと言っていますが、この動画を見ると大変疑問です。
確かに巡視船が放水したり進路妨害をしたりしていますが、それ以上の事はしていません。
しかも最後にはなぜか突然活動家の船が、一隻だけで海岸にギリギリまで近づきました。 ここまで近づけば泳いで上陸する事は見え見えです。
何でその前に止めないのか?
領海内の無害航行権は尊重しなければならないのですが、しかし彼等は最初から日本への不法入国を宣言しているのです。
そして巡視船の警告や妨害を無視して航行を続けました。 巡視船に物を投げる行為明らかです。
当然、この時点で逮捕できるはずです。 活動家の船を抑え込んで、保安庁の職員が乗り込んで制圧すれば良いのです。
しかし海上保安庁がこれを行ったのは、活動家が上陸した後です。
船の性能や海上保安庁の技能を持っていれば、それまでに十分できたはずです。
明らかに意図的に上陸させて、それから逮捕したのです。
これが政府の命令だったのだです。
上陸する前に逮捕すると、当然公務執行妨害、器物破損などで刑事告訴しなければなりません。
そうなると彼等を相当期間に日本に留めなければなりません。
一方、上陸してから逮捕すると、不法入国として直ぐに強制送還する口実になります。
だからこのような対応をしたのです。
小泉首相の時に措置に倣ったと言えばそれまでですが、小泉首相の時は初犯でした。
今回は再犯です。 しかも中国漁船衝突事件もあります。
もっと厳しい措置が必要です。
そうしないと、今度から何度でも繰り返されます。 実際彼等は9月にまた来ると言っているのです。
民主党政権はこれからどうするのでしょうか?