羆出没情報はこの半月余り出て居ません。
それでまた宮の丘公園の林に入る事にしました。
林床ではクルマバソウが満開になっていました。
クルマバソウはヨーロッパでも咲くので、ヨハン・シュトラウスのカドリーユにも「クルマバソウ」と言うのがあります。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=1fAn2UYDFCM#!
ニワトコの花が咲いていました。
緑は一段と濃くなりました。
もうニリンソウの花は消えてしまいました。 けれどマイヅルソウが咲き始めました。
緑が濃くなり、林の中に入る光が減るにつれて、花の種類も変わっていくのです。
6月になれば林は暗くなって、花の季節は終わります。
今はそのフィナーレなのです。
林を抜ける頃、少し日が傾いて来ました。
別世界の梨とレンギョウは散ってしまいましたが、勿忘草はまだ咲いていました。
勿忘草の雲の上から見ると、林は深く濃く聳えています。
そして林の中に戻ると、また慎ましい花と出会います。
林に差し込む光は金色に変わり始めました。
若葉を透すと光が金色に変わるのでしょうか?
林に差し込む光は外の光とは違うのです。
林を出るとまだ空は明るく、日は高いです。
林の中にいると、もう夕暮れが近いと思ったのに・・・・・。
オマケです。