昨日は自主憲法を願う道民集会に参加しました。
こんな集会です。
5・3自主憲法を願う道民集会
~ こんな憲法はいらない!
私たちで日本の新しい憲法をつくろう! ~
5月3日(木)の憲法記念日に合わせまして、現行の「日本国憲法」を、私たち日本人が自ら制定することを目指す第一歩として「自主憲法を願う道民集会」を開催致します。
この集会は、第二次世界大戦後、アメリカ人の手で創られた日本国憲法を日本人が一から作り上げ、日本国の主権を日本人の手に取り戻すための最初の一手として、北海道から声をあげていきたいという趣旨で企画致しました。
政局が再び大きく動くかもしれない今だからこそ、自主憲法制定を声高に訴え、「誇りある国づくり」と「美しい日本」を日本人自らの手で創りだしてまいりたいと思います。
皆様には大変ご多忙のことと存じますが、趣旨をご理解の上、ご参集賜りますことを心からお願い申し上げます。
実行委員長 沢田英一
第一部:自主憲法を願う道民集会
開場: 10:00
開演: 10:30~11:30
場所:教育文化会館 小ホール(札幌市中央区北1条西13丁目)
講師:
礒崎陽輔・参議院議員(自由民主党)
憲法改正推進本部事務局次長・起草委員会事務局長
藤野義昭・弁護士
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)名誉会長
第二部:デモ行進
11:45~12:15
コース:教育文化会館前→大通公園沿いを東進→大通西4丁目解散
第三部:街頭演説
12:30~13:30
参加費:無料
主催:自主憲法を願う道民会議
と、言うわけで9時過ぎに家を出ました。 しかし昨日の快晴が嘘のような陰気な寒い日で、オマケに雨が降りそうです。
仕方なく地下鉄で行きました。
地下鉄の駅から出たら何か見覚えのある人が・・・・。
本物の西村信吾氏でした。
この日、立ち上がれ日本もやはり改憲に関する集会をしていたので、西村氏はそれでいらしたのです。
街宣を手伝っている人達の中には、日頃デモ等で顔見知りの方も何人がいらっしゃいました。
こちらはこちらで頑張って欲しいです。
一方ワタシが参加したのは自民党のサイドの集会です。
会場では在特会の人達が正装して会場の案内係をしていました。
在特会の人達はこの二年ぐらい、こういう保守系の集会等では様々な雑用を引き受けて頑張っているのです。
ワタシは集会やデモなどに出るだけなので、その時間にフラリと行けば良いだけなのですが、しかしこうした下準備や雑用をする人はホントに大変だと思います。
でも皆仕事を持ちながらそれをしているのだからホントにエライです。
参加者は100人弱でした。 けれど一応マスゴミも来ていました。 集会の中心は自民党の礒崎陽輔・参議院議員の自民党の自主憲法に関する講演でした。 自民党の自主憲法草案を見ながら、その解説を聞く事が出来ました。 これについてはマスゴミ各紙が一応報道していますが、実際に憲法草案を見て礒崎議員の解説を聞いた見ると、むしろ以外にマイルドな改憲ではなかと思いました。 例えば憲法9条についてはこんな感じです。 現行憲法9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
自民党草案9条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮権者とする自衛軍を保持する。
- 自衛軍は、前項の規定による任務を遂行するための活動を行うにつき、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。
- 自衛軍は、第一項の規定による任務を遂行するための活動のほか、法律の定めるところにより、国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び緊急事態における公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことができる。
- 前二項に定めるもののほか、自衛軍の組織及び統制に関する事項は、法律で定める。
基本的には現行憲法を完全に覆して、全く違う社会制度にすると言うより、現行憲法の民主主義国家としての制度そのものはそのままにして、この憲法で致命的に欠けていた国家主権を国民が守る為の項目を明記した形です。
ちなみに石原慎太郎氏などは現行憲法の破棄を提案されていますが、自民党はこれはしないそうです。 あくまで現行憲法の改正を目指しています。
現行憲法の破棄は倫理的には全く正解です。
しかし日本はもう65年間も現行憲法下で国家を運営しました。
だから現在国会議員も地方自治体の首長も全部、それどころか医師や建築士の資格も、運転免許所も全部現行憲法下の法律により認められた物なのです。
その他の公的制度も民間会社の許認可や契約等も全部そうです。
その憲法を破棄しちゃうと、これらの資格も地位も全部パーになるのです。 勿論石原都知事も都知事ではなくなるのです。
だから破棄と言うのは現実的には大変な混乱を起こす事になりると言うのです。 ワタシもこれはこの通りだと思います。
礒崎議員に続いて救う会名誉会長藤野弁護士の講演がありました。
日本に外国の人間が侵入して罪もない日本人を拉致して行った。
これは許し難い犯罪あるだけではなく人権侵害であり、主権の侵害なのです。
ところがこれに対して日本は何一つできないのです。 これは主権国家としてあり得ない話です。 でもそのあり得ない事になってしまったのは現行憲法の問題に行きつくのではないか?
現行憲法が戦争の放棄、自衛権の放棄さへ曖昧にしているので、自国民の人権を自国で守れないような事態になっているのではないか?
ワタシもこれはその通りだと思います。
それにしても外国の軍人が日本に上陸して日本人を拉致するって、こんなの侵略じゃないですか?
それでもそれを見て見ぬ振りをするってどういう話なんでしょうか?
集会はこうして予定通り終わり、その後デモになりました。
集会の参加者の殆ど全部が参加しました。