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2023-12-31 12:16

鏡餅の中を買う

 昨日、昼過ぎに買い物に行きました。 
 鏡餅、切り餅、大根、みかんなどお正月用に足りない物を買い足さなければならかったのです。

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 で、とりあえず激安店に行き、大根やみかんその他を買い込みました。 オマケにシマゾイを二匹飼いました。
 新鮮だし安かったのです。
 シマゾイはお正月用の魚じゃないとは思ったのですが、しかしなぜか鯛とか海老とか、お正月用の魚介類はなくて、シマゾイとか黒ガレイとか八角など、普段通りの魚が並んでいました。

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 それで何となくシマゾイを買ってしまいました。 まあいいです。 一匹を煮付け、一匹を塩焼きにして、お正月の間の動物性蛋白源にします。
 そうやって買い物を続けて、最後に鏡餅を買おうとしたら、鏡餅のコーナーが消えていました。

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 驚いて店員さんに聞くと「鏡餅は全部売り切れました」と言われました。
 そ、そんな・・・・。 昨日はまだ30日です。 鏡餅なんて大晦日まで売っている物でしょう?
 だからワタシは先週、ここに買い物に来た時も、鏡餅は買わなかったのです。
 
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 鏡餅みたいな物は、無暗に早く買って準備するような物じゃなく、お正月直前に買って飾る事で、お正月を迎える物だと思っていたのです。
 それがこの頃、お正月用品の売り出しが、段々早くなって、クリスマス前からしめ飾りが並ぶようになりました。

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 しめ飾りなんて、それこそ年末ぎりぎりに買う物で、クリスマスが終わって数日後に、スーパーの前に屋台を作って売り出していました。 それがなぜか近年、クリスマス前からクリスマスオーナメントと一緒にしめ飾りが並んでいたりします。
 一体何でこうなったのでしょうか?

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 そしてそれと一緒にお正月用の食品の売り出しも早くなって、鏡餅も12月上旬から大量に並ぶようになりました。
 この激安店でも、12月上旬にはお菓子売り場の大半が、口取りと鏡餅に占拠されていました。
 今の鏡餅は全部真空パックになっているので、黴の心配はないので、早く買っても何の問題もないのですが、しかしなんか気分がね・・・・。
 
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 クリスマスは本場のヨーロッパでも一か月余り前から準備をするようです。 例えばドイツでは4本の蝋燭を用意して、クリスマスの4週間前から一週事に一本ずつ点火し、クリスマス当日に4本全部点火するのです。
 クリスマス・オーナメントなどクリスマス用品を売るクリスマス市も、クリスマスの11月の下旬から建ちます。

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 でもね。
 お正月は違うでしょう? 
 昔クリスマスなんて祝わなかった頃でも、お正月の半月も前から鏡餅を用意したりしなかったでしょう?
 大体昔のお餅は真空パックじゃないから、半月もすれば黴が生えてくるのです。

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 しかし文句を言っても仕方ないです。 無い物はないんですから。
 ワタシは鏡餅は諦めて激安店を出ました。
 そして業務スーパーへ向かいました。 冷凍食品は業務スーパーで買うつもりだったのです。 それに業務スーパーに行けば鏡餅も買えるはずです。

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 ところが業務スーパーでも鏡餅が見当たりません。 お店の人に聞くと、鏡餅の中と大が一種ずつ残っているのですが、小は全部売り切れたと言うのです。
 あんまりだ!!!
 ワタシは1人暮らしなので、最小サイズの鏡餅を3個買って、各部屋に飾る心算だったのです。

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 だったら他の店を回るか?
 しかし激安店を出た時から、荷物の重さに閉口していました。 リュックの背負い紐が、肩に食い込んでくるのです。
 これでこれから他のスーパーを回る気力はありませんでした。
 だったら鏡餅なしで正月を迎えるか?
 しかしそれも何だか情けない気がします。
 
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 それで鏡餅の中を買いました。 でも買うのは一個だけにしました。 
 値段は小の3倍強なので、特別高くついたわけじゃないです。 
 レジを済ませて、買った物をリュックに詰めこもうとしたら、激安店で買った物でほぼ満杯で、鏡餅はどうして入りません。
 オマケにいつも持ち歩く、予備の買い物袋を忘れ来た事に気づきました。

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 と、いうわけで満杯のリュックを背負って、鏡餅を小脇に抱えて帰りました。
 鏡餅はそんなに重くはなかったのですが、箱が大きくて持ちにくかったです。 
 それで家に帰りつくととても疲れました。
 それでも家に帰ると直ぐにシマゾイは煮つけと塩焼きにし、大根は紅白膾と煮しめにしました。
 これでお節料理は完了です。

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 他の料理は29日中に、家にあった材料を使って全部作り終えていたのです。 唯大根だけが少し足りなかったので昨日、買い足したのです。
 と、いうわけで今日は掃除ぐらいしかする事がありません。
 こんなわけで来年はワタシの人生で初めて中サイズの鏡餅で新年を祝う事になります。
 何か良い事があるとよいんですが。
 
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 皆様も良いお年を!!
  1. 札幌の四季
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2023-12-28 12:04

「ハマス・パレスチナ・イスラエル」 弱者は正義?

12月25日に飯山陽博士の「ハマス・パレスチナ・イスラエル」を買ってきました。 ワタシはこれまで飯山陽博士の本を何冊か買っていますが、これまでは本屋に注文していました。 しかし「ハマス・パレスチナ・イスラエル」は本が刷り上がる前、予約段階からアマゾン総合一位を取っていたので、注文しなくても「本屋の店頭にあるんじゃないか?」と思って、ふらりと本屋に行きました。
 すると果たして予想通り、店頭に平積みでした。

 そして昨日読み終わりました。
 昔ならこの種の新書は一日で読めたのですが、今は目が悪くなってしまい、少し読んだら目玉が痛むので、目玉のご機嫌を伺いながら、それでも何とか3日で読み終えました。

 内容はこれまで飯山博士がご自身のyou tubeで言ってきた事、飯山博士のこれまでの本や、ネット記事などに書かれていた事を集約したような話が中心で、これまでこうした飯山博士の情報発信を見ていた者からすれば目新しい話はありません。
 
 しかしこの本の帯と本の巻頭に書かれた飯山博士の言葉「弱者は正義戦略を暴く!!」と言う飯山博士の意図が非常に明確に描かれています。
 ワタシが飯山博士に共感するのは、正にこの点です。

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 弱者はカワイソウ。
 弱者は労わるべきである。
 弱者を傷つけたり、甚振ったりしてはイケナイ。
 
 これについてはワタシも全く反対しません。
 しかし現在の社会では・・・・と、言うよりメディアやその後ろにいる連中は、この倫理道徳を盾に特定の属性を持つグループだけを「弱者」と認定し、その弱者を批判する事を絶対に許しません。 更にその弱者に関係する団体や勢力の批判も絶対に許しません。

 この「特定弱者」を批判したり、彼等の問題点を指摘すると「ヘイト」「差別」として、言論を封殺します。
 しかもこの「特定弱者」の認定は、極めて恣意的です。
 
 ハマスは強大で強欲なテロ組織で、莫大な資産(50億ドル!!)を持ち、強力な軍事力を持っているのですが、イスラム教徒で、パレスチナの代表と言う事で、弱者指定されています。
 現実にはハマスはガザ地区を武力支配しているだけなので、パレスチナ人の代表でもないし、ガザ地区の住民からすれば大変な権力者で強者その物なのですが、しかし一旦マスコミが弱者指定すると、こうした事実は隠蔽され、テレビや新聞以外を見ない人は、事実を知る事ができません。

 そしてこの事実を指摘すると「ヘイトだ!!」「レイシストだ!!」と非難されます。
 だからこの飯山博士の「ハマス・パレスチナ・イスラエル」も、ヘイト本扱いです。

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 先日、大阪梅田のジュンク堂書店が、ツィッターで新書の売り上げランキングを発表し、一位がこの「ハマス・パレスチナ・イスラエル」だったところ、「弱者の味方」を自称する人達から猛烈にバッシングされました。

 ジュンク堂?
 在特会の会員のワタシには聞き覚えがあります。
 思い出を頼りに検索したらこんな記事が出てきました。

 【朝日新聞】ジュンク堂書店難波店が「反ヘイト」コーナー常設、「嫌韓」「嫌中」本がずらりと並ぶ風潮に一石を投じる 2015年年7月8日
 

 この頃、所謂「嫌韓本」「嫌中本」がブームになりました。 我が尊敬するご隠居さんも「息をするように嘘を吐く韓国」を執筆出版されました。

 しかしこのご隠居さんもそうですが、所謂「嫌韓本」も「嫌中本」も韓国や中国の政治経済、或いは社会問題を取り上げて解説しているだけで、嘘やデマを書いて、反韓・反中感情を扇動しいるわけではないのです。
 これまで日本のテレビや新聞がきちんと報道しなかった韓国・中国の問題を、きちんと解説しただけなのです。

 2010年代になってインターネットが一般化し、民潭や総連のHP、朝鮮日報や東亜日報など韓国の新聞の日本語版のネット版が誰にでも見られるようになりました。 
 一方、日本のテレビや新聞は「韓国人カワイソウ」「在日コリアンカワイソウ」「中国人カワイソウ」の立場にだけ立って、韓国や中国について日本人の反感を買いそうな話は全部隠蔽してきたのです。
 そこでこの頃から一般国民の韓国に対する疑念が沸き上がると共に「実際はどうなんだ?」と自分で情報を求める人達が激増したのです。

 所謂「嫌韓本」「嫌中本」はこうした一般国民の知的好奇心に応える形で相次いで出版された物です。
 そこで韓国専門家だけでなく、我が尊敬するご隠居さんのような一般人も、自身の手で集めた韓国情報を本として出版する事を依頼されるようになったのです。

 ところがこれは韓国人や中国人を「弱者」指定して、韓国や中国への批判を封じたい人々には絶対許せない事だったようです。
 そこで彼等はこれらの本を「ヘイト本」と呼び、これらの本を売る書店を非難しました。
 一方、上記のジュンク堂書店難波店のように、この「ヘイト本」に対して「反ヘイト本」を売る書店は英雄扱いでした。

 因みにワタシがアマゾンで売り上げを確認したところ、朝日新聞や毎日新聞など大手メディアが揃って推奨した「反ヘイト本」の売り上げは散々だったようです。
 これにはホントに驚きましたよ。
 だって大新聞数社がこぞって絶賛し販売キャンペーンを張った本の売り上げが、越後の山奥で1人パソコンに向かうご隠居さんの本の売り上げに遥かに及ばないなんて・・・・・。
 これって越後にとっては「北越雪譜」以来の快挙です。

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 で、ジュンク堂も懲りたのでしょうか? 
 「ハマス・パレスチナ・イスラエル」を平積みで売る事にしたんじゃないですか?

 だって現実は現実なのです。
 国際社会・国際政治を知るには現実を見るしかありません。
 それを特定の勢力が自分達に好都合な人達を「弱者」指定して、この人達の現実を隠蔽し、批判を封じられても困るのです。
 また幾ら現実を隠蔽しても、やっぱりオカシイ所が見えてくるのです。

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 イスラエルがガザの電気を止めた、非人道的だ!!

 ??
 イスラエルがガザの電気を止められると言う事は、ガザには発電所がなく、電力供給をイスラエルに頼っていたと言う事ですか?
 オスロ合意でガザ地区とヨルダン川西岸地区が、パレスチナ人の自治に任せられるようになって30年も経つのに・・・・・・。

 イスラエル軍が非戦闘員を殺してる、ジェノサイトだ!!

 ??
 イスラエルはガザ攻撃の前に非戦闘員の避難を呼びかけましたよね?
 何でハマスはイスラエルの警告に従って一般市民の避難を誘導しなかったんですか? 
 一般市民を避難誘導していれば、非戦闘員が戦闘に巻き込まれて死ぬ事はなかったでしょう?

 アル・シファ病院の地下室がハマスの本部だと言う証拠はない!!

 ?? 
 そ、そんな地下室があるなら、何でそこに患者を避難させないんですか? 
 ハマスの戦闘員が地下道に隠れて、非戦闘員が地上で空爆に晒されてるってどういう事ですか?

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 飯山博士の「ハマス・パレスチナ・イスラエル」はこの疑問をきっちりと説明してくれます。
 だから読んでいて非常にすっきりします。
 これまでマスコミが「パレスチナ人カワイソウ」で隠蔽し続けた物の本質は何なのかが非常に明確に説明されているからです。

 そしてワタシが飯山博士に共感するのは、弱者を盾にして「カワイソウ!!」で言論を封殺している結果起きている問題です。

 パレスチナ人は確かにカワイソウです。 
 しかしハマスは、そのカワイソウなパレスチナ人を盾にして、ハマスへの批判を封殺しています。
 更にイスラエル軍の攻撃には物理的にパレスチナ人を盾にしているのです。
 つまりパレスチナ人の女性や子供や老人に戦闘区域から避難を許さず、それどころかこれらの非戦闘員を百人単位で戦闘区域に送り込み、彼等の影に隠れてイスラエル軍を攻撃するのです。
 
 ハマスの指導者はアラブ諸国のテレビ等で「我々は最も大切な女性や子供を戦いの為に捧げる」「女性や子供をダムにする」と言っているのです。
 にも拘らず、テレビや新聞や日本の中東専門家は、この話を隠蔽し「カワイソウなパレスチナ人、パレスチナ人の為に戦うハマス」を宣伝するのです。

 彼等がこのような情報発信を続け来たから、ハマスはこれまで女性や子供を盾にテロを繰り返したし、現在も女性や子供を盾にしてイスラエル軍から我が身を守っているのです。 
 彼等が今後も、このような情報発信を続けるなら、これからのパレスチナ人はハマスの盾、ハマスのダムになって殺されるばかりです。

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 これはホントに許せません。
 しかしこのハマスの戦法は、実は現在の日本や欧米先進国で、所謂「弱者の味方」を標榜する勢力が皆同様に取っている戦法なのです。
 その意味ではこの本はハマス・パレスチナ・イスラエルだけの問題ではありません。
 弱者を盾にして利権を貪る勢力は、今は世界中にいるのですから。

  1. 古本
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2023-12-26 13:20

法を守っても憎まれる イスラエル

 11月頃からイスラエル軍のガザ攻撃について「国際法議論」が湧いてきました。
 ワタシもこれに興味を持ち、幾つかエントリーしました。 
 
 しかしこの「国際法議論」と言うのは、実は池内恵東京大学教授、篠田英明東京外国語大学教授等、日本の最高学府の碩学たちが「イスラエルの国際法違反」を問題にするものなのです。
 一方、元陸上自衛隊西部方面総監・陸将小川清史氏等、元自衛隊幹部の人達は「戦場の現実を見れば、安易にイスラエルの国際法違反など判定できない」と言う立場でした。
  
 そして小川清史元陸将が、イスラエル軍のアル・シファ病院攻撃について、ハマス側の対応を「戦闘員が地下道に潜って、非戦闘員が地上で攻撃にさらされるってオカシイでしょう? ハマスは統治機構なのだから、非戦闘員は地下に退避させて、自分達は地上でイスラエル軍を迎え撃つべきでしょう?」と言うと、なぜか池内恵教授が小川元陸将に噛みつきました。

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 なんかホントに奇妙な議論ですよね?
 だってイスラエル・ハマス双方の対応を見て判断するべきなのにす。
 だから元自衛隊幹部の人達は、揃ってイスラエルとハマスの対応を比較したうえで、「今の段階ではイスラエル側の国際法違反を判定するのは無理」と言っているのです。
 ところが碩学達は、今の段階で一方的にイスラエルの国際法違反を糾弾しているのです。 一方ハマスの国際法違反については一切言及しません。

 しかしハマスは明確な国際法違反を多数行っています。
 だってイスラエルのガザ攻撃の原因になった10月7日の大規模テロは、最初から民間人の大量虐殺を意図した物でした。 しかも民間人を大量に人質として拉致しています。
 またイスラエル軍の迎撃に際して、民間人の保護や避難を一切行っていません。
 
 それどころか民間人の避難路に大型トラックを置いて通行を妨害する、路肩に爆弾を仕掛けて避難民の車を爆破するなどの避難妨害を行っています。
 またイスラエル軍の攻撃が予想される場所に、百人単位で女性や子供を送り込み、彼女達をイスラエル軍の弾除けにすると言う事を行っています。

 なるほどこれではイスラエル軍がハマスを攻撃したら、民間人が巻き込まれて死傷が出るのは当然でしょう?
 しかしそれでイスラエル軍がハマスへの攻撃を諦めたら、ハマスはそのままガザの支配を続けて、イスラエルへのテロを繰り返す事になります。
 だからイスラエルとしては、民間人の避難や警告は最大限に行うけれど、最後にはハマスを攻撃しているのです。 

 この状況でイスラエルの国際法違反を論うなら、当然ハマスのこうした国際法違反も問題にするべきじゃないですか?

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 そして低学歴のワタシから見ると、この状況ではイスラエルの方が遥かに真面目に国際法順守を心がけているとしか思えません。
 一方ハマスは最初から国際法など全く守る意思はないのです。
 そもそもハマスはムスリム同胞団のパレスチナ支部で、イスラム原理主義団体ですから、コーランとイスラム法以外の法を守る意思はありません。
 イスラム原理主義団体の目標は、世界中をイスラムで支配する、世界中の人にイスラム法に従わせる事なのです。

 同じ理念でイラクを占領したIS(イスラム国)は、占領地では同性愛者を処刑したり、ヤジーディ教徒の女性を強姦したり、奴隷化したりていました。
 イスラム法ではジハードを行った兵士には、略奪が許されているし、その略奪品には「人間」つまり人間を捕まえて奴隷として売る事も認められているのです。 だからヤジーディ教徒の女性を奴隷にした事は、彼等としては正しくイスラム法を守っただけなのです。

 ハマスもこの同類ですから、国際法なんか全く問題にするはずもないのです。
 だったら国際法違反でイスラエルを非難する碩学達は、まずはハマスのこの姿勢を問題にするべきではありませんか?

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 一方、イスラエルの方は、それでも国際法は守ろうとしています。
 だって民間人に攻撃の前に警告をしたり、避難を呼びかけたりするのは、唯面倒なだけでなく、敵のハマス側にも逃亡や迎撃の時間を与える事になりますから、軍事的には非常に不利なのです。
 それでもイスラエル側は律儀にこうした民間人保護の措置を取り続けています。

 イスラエル軍の行動に国際法違反になる物がどれだけあったかはわかりません。 しかしハマスと比べる場合はどう見てもイスラエルの方が余程真面目に国際法を守っているのです。 

 ところがなぜかこの大碩学達は、揃ってイスラエルの国際法違反だけを問題にし、非難しているのです。
 そしてこれはこの戦闘に限りません。

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 歴史的に見れば、イスラエルと言う国は実に律儀に条約や合意を守っています。
 そもそもオスロ合意に基づいてガザ占領も止め、イスラエル軍はガザから完全に撤退しています。 オスロ合意はイスラエルがガザとヨルダン川西岸地区をパレスチナ人の自治に任かせて、将来的にここにパレスチナ国家を作ると言う合意だったはずです。
 
 だったらパレスチナ側もこれ以上テロなどしてはイケナイはずです。 ところがパレスチナ側はその後もテロは止めず、テロリストがイスラエル領に入り込んで、通り魔みたいに通行人を襲い続けたのです。 するとパレスチナ自治政府はテロリストの家族に高額の年金を与えて英雄扱いです。
 一方イスラエル側はそれでもガザに電気を供給したり、ガザの住民がイスラエルで働く事を認めたりしているのです。

 これはどう考えてもイスラエルの方が、真面目に条約や合意を守っているしか思えません。
 一方、パレスチナ側は合意も条約も最初から守る気なんかないのです。
 実はこれまでの中東戦争の経緯を見ても、戦争が終わって条約を結んでも、直ぐにまたアラブ側が責めてくるの繰り返しで、アラブ側は最初から条約なんか守る気は皆無だったとしか思えないのです。

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 それなのになんかイスラエルの方が悪者扱いされています。
 だって池内恵教授等、日本の中東専門家の大碩学、篠田英明教授ら国際政治学者の大碩学達が揃って「イスラエルが悪い!!」と言い、マスコミも皆この大碩学の意見を報道するから、一般庶民もそう思っちゃうじゃないですか?

 しかし思い返すとユダヤ人が法を守っても憎まれると言うのは、昔から話でした。
 「ベニスの商人」ってまさにこの事例を戯曲にしたものでしょう?

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 主人公のアントニオは裕福な名家の当主で、健康で逞し若者ですが、ユダヤ人の金貸しで高齢のシャイロックを見るといつも「犬」と呼び、足蹴にしていました。  若者が老人を足蹴にしたり、侮辱したりすることは本来許されないはずですが、シャイロックがユダヤ人だから構わないのです。
 
 ところがある時、アントニオは小金に困って、シャイロックに借金を申し込みます。 シャイロックは頼まれた金を貸したのですが、その借用書に「もし期日までに返金できない場合は、アントニオの体から1ポンドの肉を切り取る」事を明記したのです。
 それでもアントニオは全くそれを問題にせず、借用書にサインし、金を受け取ったのです。

 しかし返済期限の前に、アントニオの持ち船が沈没するなどの不運が続き、アントニオは期日までの返済が不可能になりました。
 するとシャイロックは借用書を盾に、アントニオの肉を切り取ると言い出して裁判になったのです。
 けれどもアントニオの恋人が裁判官になりすまして判決を言い渡します。 
 「借用書通り肉を切り取る事は認めるが、血を一滴も流してはならない。」「借用書には血を流してよいとは書いていない。 人の体を傷つけて血を流そうとする事は大罪である。」と。

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 つまりこの戯曲の味噌は、シャイロックが100%契約を守る事でアントニオを追い詰めるのだけれど、逆に契約を元にやり返されてしまう事です。
 で「ベニスの商人」は、ユダヤ人の悪辣さを宣伝する戯曲とされてきました。
 「ユダヤ人が悪辣なの無法だからではない、法を盾にとって人を追い詰めるからだ。」と言う訳です。

 実はワタシの祖父一家がユダヤ人の取引相手にシャイロックと同じようなやり方で、追い込まれた事があります。
 だから「ベニスの商人」ってワタシにとっても結構切実な話です。 

 神戸のシャイロック 反ユダヤ主義雑感
 
 神戸のシャイロック 反ユダヤ主義雑感続編

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 祖父一家が追い込まれた話を聞いた時、ワタシは「シェークスピアは天才だ!!」と思ってしまいました。
 しかし感情論でなく理性で考えるなら、法を守っている人を全面的に悪者扱いする方がよほど問題でゃありませんか?

 法や契約を守ってもユダヤ人が憎まれたのは、彼等の多くが金融業に従事しており、債権者として債務者に返済を迫る立場になる事が多かったからです。
 しかし一人前の大人が自分の意志で金を借りたら、借用書道理に返すのが当然なのです。
 それを返せなくなって債権者を憎むと言うのは完全な筋違いです。

 しかし貧しい者は正義、弱い者は正義と言う感情論の中では、こうした正論自体が憎まれてしまいます。
 けれども正論が正論として通らない社会が正常なのでしょうか?

 少なくとも碩学・専門家と言われる立場の人達が、この感情論を煽り続ける事は大問題ではありませんか?
 
  1. テロリスト
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2023-12-25 12:21

バブル崩壊雑感 クルーグマンの分析

 日本のバブル崩壊とバブル以降の経済についてのポール・クルーグマンの分析が以外でした。

 日本に実際に起きたことを見ると、多くの人が想像するほど壊滅的なことではありませんでした。よく耳にする話は、こういうものです。80年代末期、日本は途方もない株と不動産のバブルを経験した。それは最終的に崩壊し、経営難に陥った銀行と過剰な企業債務が残り、それが長い景気低迷につながった――。

 もちろんこのストーリーには幾分かの真理がありますが、日本の相対的な衰退の最も重要な要素が抜けています。それは、日本の生産年齢人口が90年代半ばから、かなりの速さで下り坂になっているということです。

 しかし、日本の人口動態と比べて、日本の経済の落ち込みはそこまでひどくありません。人口動態に合わせて調整すると、日本は著しい成長を遂げています。1人当たりの実質所得は45%も上昇しているのです。

 以上がダイアモンドオンライン、12月23日のポール・クルーグマンの未来予測!「中国経済は日本のバブル崩壊よりもひどい状態になる」でのクルーグマンの発言です。
 因みにこの記事の本題はバブル崩壊後の中国経済に関するクルーグマンの予想ですが、その前振りに日本のバブル崩壊後の経済に関して説明しているのです。

 興味深いのは「80年代末期、日本は途方もない株と不動産のバブルを経験した。それは最終的に崩壊し、経営難に陥った銀行と過剰な企業債務が残り、それが長い景気低迷につながった――。」と言うバブル崩壊後の日本経済についての定説をほぼ全否定している事です。

 バブル崩壊は1989年です。 1989年の大納会で日経平均は史上最高の38957円44銭を付けました。
 しかし年明けから一気に急落しました。
 ワタシも幾ばくか株を持っていたので、89年までの熱狂とその後の急落については随分と振り回されました。

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 日経平均推移

 この日経平均急落をきっかけにそれまで熱に浮かされていたように上がり続けていた不動産価格も下がり始めました。
 それでも最初の数年間は、楽観ムードで「下がってもまた上がる」「今が買いのチャンス」となどと考える人達も多かったのです。
 少なくともその後30年も、日経平均が3万円を超えられないなんて誰も想像していませんでした。

 むしろ株や土地が下がり始めた時は、マスコミがこぞって財務省や日銀の超緊縮政策を絶賛していました。 当時の日銀総裁は「平成の鬼平」と絶賛されていました。
 尤もバブル崩壊直後は、まだ失業率もバブル期よりも低く、賃金も上がり続けたので、株や不動産に投資していない人達にすれば、何の問題もなかったのです。

 しかし実はこれがバブル崩壊後の経済再生や、その後続いた低成長の元凶でした。 景気回復が遅れるにつれて、失業率が上がり、そして日本が戦後経験したことのなかった新卒者の就職難と言う事態が起きました。
 ワタシはこれが一番悲惨だったと思います。

 それでもこうした日本経済の不振は、クルーグマンに言わせると「それほど壊滅的ではありませんでした。」と言うのです。
 彼はバブル後の日本経済の人口動態から説明しています。

日本の生産年齢人口が90年代半ばから、かなりの速さで下り坂になっているということです。

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 実際、日本の人口動態を見ると、1995年から生産年齢人口が減少に向かい、一方高齢者人口が増えていきます。
 人口動態は経済と違って非常に正確に予想できます。 20年後の20歳の人の人口は、現在のゼロ歳児の人口とほぼ同数です。 同様に20年後の40歳の人の人口は、現在の20歳の人の人口とほぼ同数なのですから。
 それでバブル期には「将来若年労働者を確保できない」と言って必要以上に新卒者を採用する企業も多数ありました。 

 一方、将来の高齢化社会に強い不安もありました。
 ワタシ自身、当時は「高齢者が人口の三分の一を占める社会と言うのは地獄ではないか?」と思いました。
 しかし実際に現在社会はその状況で、しかもワタシ自身が高齢者なのですが、地獄とは感じていません。

 そして何より驚いたのは「人口動態に合わせて調整すると、日本は著しい成長を遂げています。1人当たりの実質所得は45%も上昇している」と言う指摘です。
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 実質賃金の国際比較は為替の問題があって、結構面倒です。 しかし為替は各国の金利政策で大きく変わります。 だから通貨の違う国との比較って凄く難しいのです。
 それでもやはり日本人の実質賃金がこの30年間、全く上がらなかったと言う事は一貫して言われてきました。

 ところがクルーグマンは人口動態から考えると、45%も上がったと言うのです。
 しかし単純計算でも、生産年齢人口比率がバブル期には70%、現在は50%です。 労働者が3割減って、国民全体での所得水準がほとんど変わっていないのは、つまりその分労働者の所得が増えている事でしょう?

 そしてこれを考えると、日本はバブル崩壊後の対応を誤り、その後も随分色々な失敗をしたけれど、それでも結構上手くやってきたと言う事でしょう?
 だから老人ばかり増える状態でも、格別貧困化もせず、バブル期とそう変わらない生活水準を維持しているのです。

 そしてこれを考えると、欧州の移民政策は失敗だったと言えます。
 欧州諸国も皆少子化が深刻化して、若年労働力の不足に悩んだのですが、彼等はこれをアッサリ移民で解決しました。 それで労働人口は移民で維持できました。
 だからその分経済成長していました。
 しかし治安の悪化や混乱で遂にもう移民を入れない、「難民」を自称して押し寄せる移民達は、ルワンダやアルバニアなど国外に移送すると言い出しています。

 日本は移民の受け入れを拒否してきたので、GDPも国民所得も伸びなかったのですが、しかし国民の生活の質は維持出来てきたのだし、移民に寄る治安悪化もなかったのですから。

 因みにこの日本の状況を見ると、有料で読めない中国のバブル崩壊の問題が想像できます。
 実はワタシは2009年に中国の人口動態についてエントリー(中国の明るい未来)したことがあったのです。
 この時期は中国経済は絶好調で、バブル崩壊なんて全く考えていなかったのですが、しかし今この人口動態が極めて深刻な問題になってきたのです。

 中国の高齢化率は現在15%です。 これはバブル期の日本と同じです。
 そして中国の生産年齢人口は既に減少に転じており、一人っ子政策の為に、そのペースは日本より遥かに早くなります。

 こうなると人口動態だけから考えても、クルーグマンは「中国のバブル崩壊は日本よりひどくなる」と言う理由が想像できます。




  1. 格差と貧困
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2023-12-24 22:28

メリークリスマス

 昨日までの3日間、連日素晴らしい快晴でした。
 朝、カーテンを開けると、空が真っ青で、文字通り雲一つありませんでした。

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 気温は凄く低く、最低気温が−10℃、最高気温も−4℃~−6℃ぐらいでした。
 それでも太陽のお陰で、日当たりの良い居間は、10時過ぎにはストーブを消しても暑いぐらいでした。

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 太陽の光に誘われて、毎日午後から散歩に出ていました。
 冬至とその前後3日でしたから、太陽の光が一年で一番弱い時期です。

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 けれども雪の為、素晴らしく明るいです。
 冬の太陽は弱いけれど、雪が真っ白く輝くので、夏より明るくなるのです。

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 ワタシは寒さには結構強い方です。 それに昔と違って今は、防寒用の衣類の性能が凄く良くなりました。
 ワタシは一昨年、ワークマンで防寒用のオーバーズボンを買ったのですが、これが凄く暖かくて、普通のズボンの上にこれを履いていると、全然寒くありません。
 昔は冬になると何枚も重ね着して、凍えていたのに嘘のようです。

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 でも暗いのはホントにイヤです。
 だから真冬でも明るい快晴の日は凄く嬉しくて、用もないのに氷点下の世界を彷徨ってしまうのです。

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 尤も用がないと言っても、ホントに何も目的なしに歩いたわけじゃないです。 
 一応買い物などの用事はあったのです。

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 自転車が使えなくなったので、移動に時間がかかり、一回の外出で色々回る事ができなくなった上、荷物もリュック一杯が限界になってしまいました。
 だからこれまでなら一回の外出で済んだ事を、一日に一か所ずつ回るしかなくなっているのです。

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 なんか非常に能率が悪くて情けないのですが、しかし快晴の空と輝く雪は美しいし、暇人特権で時間を気にする必要もないのだからと、毎日チンタラチンタラと歩いていたのです。

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 昨日は西野神社まで新年の松飾を買いに行きました。
 新年の飾りは、どこにでも売っているけれど、神社で買う方が有難い気がします。

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 いつも家を出るのは1時過ぎから2時前ですが、日没が4時2分なので、外を歩けるのは2時間前後です。
 人間は普通時速4キロ程で歩けるのですから、二時間歩けば8キロは歩けるはずです。

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 しかし散歩中の移動距離を考えると、この半分ぐらいの速度でしか歩けていない気がします。
 雪靴のせいか?それともワタシの脚力が落ちたのか?
 けれども焦ってもどうしようもないので、諦めてチンタラ歩きました。

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 しかし今日はこの快晴も今日で終わりました。
 今日はクリスマスイブでその上日曜日なのですが、しかし空はどんよりと曇っていました。

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 それでもう今日は外出する気がなくなり、結局一日家にいました。
 ホントはネギと飯山陽博士の本「ハマス・パレスチナ・イスラエル」を買いに行きたかったのですが・・・・・。

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 夕食はうどんで済ませようと思っていたのですが、ネギがなくなっていたのです。
 でも昼前に妹が電話をくれて、夕方クリスマスの御馳走とケーキを持ってきてくれると言うので、ネギはいらなくなりました。

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 妹の持ってきてくれた御馳走は、デパ地下のクリスマス用オードブルの詰め合わせでしたが、妹は自宅用と一緒にワタシの分も買ってくれたのです。
 でも今年はケーキもオードブル類も凄く高くなっていたとかで申し訳なかったです。

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 けれどもこういうオードブルは流石にプロの味と言うか・・・・。
 ワタシなら絶対に作らないような凝った料理で、香辛料が凄く効いていたりして、とても目新しく美味しく思えました。

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 そんなわけで、今年も良いクリスマスでした。
 メリークリスマス!!

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 因みに上の写真の猫は、ワタシのアパートの隣の棟の部屋の猫です。 昨日は二匹窓辺に出ていましたが、ホントは全部で10匹いるのです。

  1. 札幌の四季
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2023-12-24 14:01

テロしかできない、テロしかやらない パレスチナ

 アメリカにテイラー・フォース法と言うのがあります。
 これは2016年3月8日、アメリカ人の青年テイラー・フォースが勉学の為にイスラエル訪問中に、テロに遭い殺害された事を機に作られた法律で、パレスチナ自治政府がテロリストの家族に対する支援をやめない限り、アメリカ政府はパレスチナ自治政府への支援をやめると定めました。

 ワタシはこの法律については飯山陽博士の「中東問題再考」を読んだ時に知ったのですが、正直言って大変驚きました。
 2016年ってオスロ合意から既に20年弱経って、パレスチナ自治政府は国家もしくは準国家として国際社会で完全に認められていました。
 ところがパレスチナ自治政府は、この時期になってもテロを奨励し、テロリストへの支援を続けていたのです。 ワタシはこれを全く知りませんでした。

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 パレスチナ自治政府はパレスチナ当局殉教基金を設立し、イスラエル領でテロを行った犯人の家族・遺族に多額の年金を与えているのです。 この年金はパレスチナ人の平均賃金よりはるかに高く、テロリストが射殺されたり、イスラエルで長期間収監されたりすると、残された家族はそれで安泰に暮らせます。

 そしてこのテロと言うのは、イスラエルの街を歩く人を、誰彼構わずいきなり刺殺したり、バスの車内で自爆して、乗客乗員を殺害すると言うような物なのです。
 これってもう通り魔ですよね?
 だから標的は全くの一般市民で、観光その他の目的で来る外国人も多数巻き込まれているのです。
 テイラー・フォース氏はユダヤ系でさえないのですが、MBA取得の勉学の為イスラエルに滞在中に、不運にもこのテロの被害に遭って殺されたのです。 

 ところがパレスチナ自治政府はテイラー・フォース氏を殺害したテロリストの家族にもパレスチナ当局殉教基金から年金を支払ったのです。
 これにアメリカ議会は激怒し、パレスチナ自治政府への支援を一切停止しました。

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 これは当然でしょう?
 何で自国民を殺した人間を英雄視して、その犯人の家族に多額の年金を贈るような国に支援しなくちゃならないんですか?

 パレスチナ自治政府は、1997年アメリカ政府の仲介によるオスロ合意によって成立しました。
 アメリカ政府がイスラエルを説得し、元々テロ組織だったPLOと話しあいをさせて、パレスチナ自治区の設立を認めさせたのです。
 そしてPLOはこのパレスチナ自治区の公式な代表になりました。
 これは将来的には、パレスチナ自治区をパレスチナ国家にするためだったのです。

 そして以降、世界中の国々がパレスチナ自治区を支援しました。
 アメリカはこの合意の立役者で、しかも超大国ですから、ひときわ多額の支援をしてきました。

 勿論、パレスチナ自治区の面積とかを考えると、パレスチナ自治政府やパレスチナ人側には不満はあると思います。
 しかしパレスチナ自治政府は自身がオスロ合意の為の話合いに参加し、その結果自身が合意して現在のパレスチナ自治区の自治権を勝ち取ったのです。
 だったらその合意は守るべきです。

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 第二次大戦後、アジア・アフリカ諸国の多数が独立しました。 
 この時、独立した国々の首班の中には武装闘争を指揮していて、宗主国側からテロリスト扱いされていた人達も多数いました。
 しかし彼等は皆独立を果たした所で、武装闘争とかテロと言われるような行動はスッパリと止めています。
 アジア・アフリカ諸国が独立に際して、彼等が希望する条件がすべて満たされたわけではありません。 それどころか賠償金を一切貰えないなどの不満は色々ありました。 
 けれどもとにかく相手国との交渉で独立がかなった以上は、それ以上の武装闘争などありえません。

 これらの独立国では、それまで独立の為に戦った人々は英雄になりました。 
 しかし一旦独立を果たした以上、それ以降、宗主国の人を殺したり、況やそれに他国民を巻き込めば、完全な犯罪者です。

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 ところがパレスチナ自治政府は、独立に向かっても尚、テロをやめなかったのです。 しかもそのテロにパレスチナ自治政府に多額の経済支援をしてきたアメリカ人を巻き込んでも、平気でそのテロリストの家族に多額の年金を支払っているのです。
 この感覚はいくら何でもオカシイでしょう?

 韓国の裁判所は先日、日本企業に自称徴用工、日本政府に自称慰安婦への賠償請求を認めました。
 本来、この問題は1965年朴正煕政権が締結した日韓条約で解決済みの問題なのですが、韓国人の多くが今もこの条約に不満なので、この種の珍判決が出てしまうのです。
 また韓国では伊藤博文暗殺犯始め、テロリストを独立の英雄として尊崇しています。
 しかしその韓国政府でも、日韓条約制定後は、日本にテロリストを送り込み、テロリストの家族に政府から年金を送るような事はやっていません。

 ところがパレスチナ自治政府はこれをやってるわけです。
 ワタシはこの感覚が全く理解できません。

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 パレスチナ側のテロについて「イスラエルが圧倒的に強く、アラブ諸国もパレスチナの大義を放棄してイスラエルとの和解に動いている。 だから武装闘争しかないのだ。」と言う人達がいます。
 と言うかこれって日本のマスコミの主流意見ですよね?

 イスラエルが圧倒的に強い事はその通りです。
 イスラエル軍は中東最強で、エジプトなどイスラム側の主要国が束になっても敵わないのです。 それどころかイラクとかイランとか、中東内で暴走する国が出てくると、それ以外の国は内心イスラエルに頼っているのです。
 だからパレスチナの大義なんて言っていられないのです。

 しかし圧倒的に強い相手に、武装闘争で対抗するって、ナンセンスその物でしょう?
 ただでさえ弱いのに通り魔みたいなことを際限もなく繰り返せば、今に叩き潰されます。
 軍事的に圧倒的に強い相手に対抗するなら、ガンジーがやったような無抵抗不服従とか、ダライ・ラマがやっているような平和的抗議しかあり得ないのです。

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 パレスチナの場合はそれでも何とかパレスチナ自治区を獲得したのですから、以降はオスロ合意はしっかり守り、テロは止めて、地道に国家建設に励むべきだったのです。
 そしてアメリカ始め世界はそれを支援していました。

 オスロ合意の直後、イスラエルはガザ地区に大規模な港湾と空港の建設支援を提案しました。
 ガザ地区は地中海に面しており、ヨーロッパ・北アフリカ・中東の要になる場所です。 更にガザ地区は若年人口が非常に多く、しかもパレスチナ人はアラブ人の中では一番勤勉で教育レベルも高いのです。
 だったらここの治安が安定して港湾や空港ができたら、世界中から工場を誘致できますよね?
 そうなれば貧困なんか吹き飛ぶじゃないですか?

 しかしパレスチナ自治政府はこのイスラエルの提案を蹴って、代わりにテロを続けているのです。

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 でもパレスチナ問題の歴史年表を見ると驚きました。
 ヨーロッパでシオニズム運動が起きて、ヨーロッパのユダヤ人がパレスチナに移住し始めたのは、19世紀末頃からです。
 しかしその頃からアラブ人が集団でそのユダヤ人を襲うと言う、10月7日にハマスがやったような事を際限もなく繰り返しているのです。

 19世紀末、パレスチナ・現在のイスラエル領になっている地域は、オスマントルコ帝国領でした。
 第一次世界大戦後、オスマントルコ帝国が崩壊すると、この地域はイギリスの信託統治地になりました。
 イギリスもしかしこのアラブ人とユダヤ人の争乱には手を焼いたようです。
 だから第二次世界大戦が始まり、ユダヤ人の難民がパレスチナに殺到しても、この受け入れを断固拒否しました。

 そして第二次大戦後、イスラエルの建国が認められたのですが、しかしアラブ側はひたすらイスラエル民間人への攻撃を続けたのです。
 しかしこうした攻撃勢力を組織化してイスラエルに対抗できる国家建設を進めるとかそういう話には全然なって行きません。 
 だからいくらテロを繰り返しても鬱憤晴らしにしかないのです。

 ところがイスラエル側はそんな攻撃にはめげず、着々と国家建設を進めました。
 そして程なく中東最強の国家になったのです。

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 こういうのを見ていると、結局パレスチナ人には国家と言う物の意味が全く分かっていないのでは?と思ってしまいます。
 そもそも歴史的にはパレスチナ人の国家と言うのは存在しないのです。
 さらに言えばエジプト始め、現在存在する中東諸国も、実は皆第一次世界大戦後か第二次世界大戦後にできた国ばかりです。 
 しかもこれら中東諸国は欧米の植民地支配以前から、異民族支配が主流で、アラブ人自身の国であった歴史が殆どありません。

 それでもとにかく建国に成功し、現在国家としての存在している国々は、さすがに国家の意味を体感し、それを喪うまいと努力しています。
 しかしそうなるともう、全く何の展望もないままテロだけを続けるパレスチナなんかには付き合っていられないと言うのが本心でしょう。

 だから皆パレスチナを見捨てる事にしたのです。
 こうしてみるとパレスチナの将来って、ホントに悲惨です。
 自分で国家を作る事ができないでテロで鬱憤晴らしをしているうちに、本物のテロ団体に国家を乗っ取られて、挙句に人間の盾にされているのです。

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 イスラエルはハマスを殲滅した後、ガザをどうするのでしょうか?
 しかしこれまでのパレスチナ人の挙動を見ていると、ハマス殲滅後にイスラエル軍がガザから撤退し、パレスチナ自治政府もしくはガザの住民の自治を認めても、程なくまた別のテロ組織に支配されるだけじゃないかと思います。
 だってパレスチナ人に自分達の国を作るとか、それを守るとか言う意志がない事は明らかなのですから。
 
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2023-12-23 13:12

誰がパレスチナ人を殺しているのか?

 誰がパレスチナ人を殺しているのでしょうか?

 コイツラです。
 これは自称人権派弁護士のブログですが、こうやってハマスを擁護している連中がパレスチナ人を殺しているのです。
 
 ハマス絶対悪、イスラエルを擁護する思想

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 しかしまず何より、ハマスって絶対悪です。

 イスラエルは正義ではありません。
 イスラエルは正義とか悪とか言う存在ではないのです。
 イスラエルは、普通の主権国家、民主主義国家なのです。 だからとりあえず自国民を守る、自国民の生命を守ろうとしているだけです。

 但し普通の民主主義国家は自国と自国民を守る事しか考えません。
 また政府の意思決定は結局一般国民の総意、つまり普通の人間が普通に考える事が政府の意志になります。
 どんな国でも一般国民は普通の人間です。
 一般国民は聖人君子ではありませんから、酷い目に遭うとブチ切れる事もあります。
 ブチ切れて仕返しをやり過ぎる事もあります。
 それだけの話です。
 
 しかしハマスは絶対悪です。
 現在のイスラエル軍の攻撃でパレスチナ人に同情するのはわかります。
 イヤ、ホントにパレスチナ人は凄くカワイソウです。

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 2007年にハマスがパレスチナを実行支配するようになってから、パレスチナ人はひたすらハマスにより搾取され、更にイスラエル軍との戦いでは人間の盾にされています。
 海外からガザに送れた支援の資金や物資は、殆どハマスに中抜きされています。 それで無償で送られたはずの食料品が、ガザのスーパーマーケットで高値で売られています。
 ガザが輸入する食料や日用品には高額の関税がかけられ、それがハマスの懐に入っています。

 こうしたハマスの支配にはガザの住民も反発して、2014年には大規模な反ハマスデモも起きました。 しかしハマスはこうした住民を徹底的に弾圧しました。
 反ハマスと看做された住民達は、逮捕されて拷問されたり殺害されたりました。
 アムネスティの報告書には、ハマスの本部があると言われたアル・シファ病院の診察室がこうした拷問に使われた事が書かれています。

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 ハマス支配後、イスラエルはガザ地区を高い塀で囲ったのですが、しかしハマスは塀の中からイスラエル領にロケット砲やミサイルを撃ち込みました。
 実はこの4分の1ぐらいがガザ地区内に落ちて、ガザの民間人も随分犠牲になっていますが、イスラエル領に落ちてイスラエル人が犠牲になった時はイスラエル側も報復します。

 このハマスの基地は学校や病院内に作られているので、イスラエル側は報復攻撃の前に民間人は逃げるように警告のビラを撒いたり、また本格攻撃の前に無害なゴム弾を撃ったりしているのですが、ハマスは自分達は逃げても民間人は逃がさずイスラエルの攻撃で死なせます。
 それで子供の死体を並べて「イスラエルは学校を攻撃した!! 子供殺した!!」と宣伝するのです。
 
 これがハマスの常套です。
 ハマスはこれについて「我々は自分達の最も大切な女や子供を戦いの為に差し出す。」と言っているのです。 
 女や子供を守る為に戦うのではなく、自分達の戦いの為に女や子供を犠牲すると言っているのです。

 そして今回はこれをスーパースケールでやっているのです。
 自称人権派弁護士先生のブログなど読んでいて凄く不思議なんですが、この種の自称人権派の方達は、例えば沖縄戦などでは、民間人保護を怠った事で旧日本軍を強く非難していました。
 米軍による都市無差別攻撃でも、原爆投下でも、米軍ではなく日本軍を非難していました。
 
 この理屈ならハマスのように自らイスラエルの攻撃を招いて、非戦闘員に犠牲を強いるような事をする連中は絶対に許されないはずです。
 
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 今、ハマスは地下道に籠っています。 
 ハマスは2007年にガザを支配してから500キロとも1000キロともいえる地下道を作ってきました。  ハマスがガザを支配してから海外からガザ復興支援に贈られた資金や資材を横領して、これを作ったのです。
 地下道の奥にいればイスラエル軍の爆撃も怖くありません。
 一方、女性や子供や老人など非戦闘員は地上に取り残されて爆撃に晒されているのです。
 
 このガザの状況について元陸上自衛隊西部方面総監・陸将小川清史氏は「これ逆じゃないですか? 女性や子供を地下に退避させて、戦闘員が地上で戦うべきじゃないですか?」と言っていました。
 ワタシはこれを聞いた時、日本国民として非常に心強く思いました。 自衛隊は国民を守ってくれる、自衛隊の方は「軍隊は国民を守らなければならない」と思っている事がわかったからです。

 今回のガザ攻撃では、イスラエル軍は攻撃を開始する前に、ガザ市民に避難地区への避難を呼びかけました。  
 本来であればハマス側がこの警告に応じて、一般市民の避難を誘導するべきなのです。
 なぜならハマスはガザ地区の支配者だったのです。 だからガザの一般市民の安全を確保する義務は、一義的にハマス側にあるのです。
 ところがハマスは一般市民の避難誘導をするどころか避難を妨害しました。 
 お陰で多くの市民が避難不能のまま戦闘に巻き込まれたのです。

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 ハマスの戦闘員が地下に籠ってしまい、地上に一般市民が取り残された事は、極秘情報でも何でもありません。 一般のニュース報道を見ていれば誰でもわかります。
 イスラエルがガザ攻撃を宣言し、同時にガザの一般市民の退避を呼びかけた事も、大きく報道されていました。

 本来であれば日頃、「反自衛隊」「9条を守れ」と叫び続けている自称人権派弁護士の皆様こそが、この時ハマスの対して一般市民の避難誘導拒否や、非戦闘員を放置しての地下道退避を非難するべきでしょう?
 ところが大変不思議な事に、この人達はひたすらイスラエルを非難するだけなのです。
 挙句に彼等の脳内からは、イスラエル軍のガザ攻撃を招いた元凶が、ハマスによる大規模テロだったことさへ消去されたようです。

 イヤイヤ、ハマスがあんなテロをやらなかったらイスラエル軍はガザなんか攻撃しなかったでしょう?
 イスラエル軍がガザを攻撃しても、最初に民間人をきちんと避難誘導していれば、民間人の犠牲なんか皆無でしょう?

 ところが連中の脳内では、こういう事実が綺麗に消えて、民間人を地上に残して地下に隠れているハマスが被害者になっているのです。

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 つまりこういう連中がいるからパレスチナ人が殺されるのです。
 ハマスの目的はイスラエルの殲滅・イスラム国家の設立です。 パレスチナ人の為の国家建設ではありません。
 しかしハマスはその目的から言っても極めて効果の薄いテロを繰り返してきました。 
 だってこれまでのテロも、今回の大規模テロも、標的は非力な民間人なのです。 イスラエル人だけでなく外国人でも、運の悪い人が殺されただけなのです。
 イスラエルは強固な民主主義国家で軍事ランキング18位の強国ですから、こんな通り魔みたいなことを幾ら繰り返してもびくともしません。

 しかしこれでイスラエルが報復すると、ハマスは女性や子供を盾にして逃げだし、安全が確保されたところで子供の死体など見せて「イスラエルが悪い!!」と叫ぶのです。
 するとこの人権派弁護士先生やその仲間達が即座に賛同して、「イスラエルが悪い!! パレスチナカワイソウ!!」の大合唱になり、多額の支援がパレスチナに贈られる事になります。

 するとハマスはこれを中抜きして、懐にいれるのです。
 これがハマスのビジネスです。
 お陰でハマスの幹部は現在、カタールのシェトランホテルのスウィートルームや、トルコの高級ホテルで暮らしています。 

 自分は百パーセント安全な所にいて、子供や女性を死なせて金儲けです。
 これが絶対悪でなくて、何が絶対悪ですか?

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 ところがこの絶対悪に同調して、「イスラエルが悪い」と喚く連中がいるから、ハマスはこのビジネスを続ける事ができるのです。
 つまりパレスチナ人を殺しているのは、イスラエル軍ではありません。
 安易にハマスに同調して、ハマスを擁護する自称人権派達なのです。

 ハマスはイスラム原理主義団体でから、本来であれば憲法とか人権とか言う人達からは、絶対敵対的な理念で動いているのに、何で彼等がこんなに都合よくハマスに利用されているのかわかりません。

 しかしコイツラがいる限り、テロ組織は安泰で、結果がパレスチナ人が殺される事になるのです。
 ホントに気の毒ですね。
 パレスチナの一般市民が・・・・。
 
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2023-12-22 11:12

バタークリームケーキ

 一昨日、パンを買いに行きました。
 ワタシのブランチは4枚切りの食パン一枚と紅茶二杯と決まっています。 3斤一本のパンを一斤4枚切りにしてもらうので、12日に一回はパン屋に行き、パンを買うのです。

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 パン屋は我が家から1.5キロ程の所にあります。 周辺に商店が殆どなく、ワタシが日頃利用するスーパーとも方向違いなので、パンを買うときはパンだけを買いに行く事になります。
 不便だけれど、ここは主人1人が自分で焼いている手作りパンで、安く手美味しいので、いつもここで買うのです。

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この前にパンを買った時は、まだ自転車が使えたので、アッと言う間に行けたのですが、一昨日は徒歩なので結構時間がかかりました。
 しかし丁度良い散歩だと思ってチンタラ歩きました。

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 パン屋までの道のりの殆どを遊歩道を抜けています。
 だから途中で写真を撮りながらチンタラチンタラと歩けば良いのです。
 遊歩道は除雪なしですが、今はまだ積雪が浅いので問題なく歩けます。

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 雪の残った遊歩道の方が、幹線道路や道路脇の歩道よりマシです。 幹線道路は雪が溶けてグチャグチャです。 −6℃でも交通量の多い道は、雪が溶けて、グチャグチャになのです。 一方道路脇の歩道は凍ってツルツルになり、余程用心しないと転びます。

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 スタッドレスタイヤで雪の上を走ると、跡が磨き上げたようにツルツルになるので、交差点とか駐車場の出入り口の所が、スケートリンクみたいになっていて、凄く怖いです。
  だから幹線道路の歩道を歩くより、多少遠回りでも、絶対に車の走らない公園や遊歩道を歩いた方がマシです。

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 そうやってパン屋に行くと、ショーケースにクリスマスケーキが大小2ありました。 傍に「バタークリームケーキ」と「予約受付中」の札が付けてあります。
 ケーキはバタークリームの花やサンタクロースの人形、「Merry Christmas」と書かれたチョコレートで飾られていました。

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 バタークリームの色彩も、装飾も、ワタシが子供の頃に食べたクリスマスケーキそのままでした。
 今はケーキと言えば全部生クリームです。 このパン屋のケーキだって、このクリスマスケーキ以外は全部生クリームです。

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 ここのザーネトルテ、ワタシは大好きで時々買います。
 ザーネはドイツ語で生クリームの事で、生クリームと果物をたっぷりと乗せたケーキです。 
 他のケーキだって皆クリームは生クリームを使っているのです。

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 それなのに、なぜかクリスマスケーキだけはバタークリームなんですね。
 子供の頃、我が家はワタシ達兄弟3人と両親と祖母の6人家族だったので、クリスマスにはクリスマスケーキを6等分して食べました。

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 両親と祖母は、バタークリームの薔薇やチョコレートの飾りが、子供達のところにまわるように気を使って切ってくれました。
 バタークリームはくどくて、今一美味しくはなかったけれど、それでもバタークリームの薔薇が自分の所に来ると凄く嬉しかったです。

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 食パンを一本(3斤)買って、それを12枚に切ってもらう間、クリスマスケーキを眺めていると、子供の頃の思い出が色々と溢れてきました。
 あまりにも懐かしく幸福な思い出でした。

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 しかし1人暮らしとなった今となっては、このケーキを買う事はできません。
 思い出に圧倒されて写真を撮る事も思いつきませんでした。
 それで結局パンだけを買って、後ろ髪を引かれる思いで店を出ました。

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 夜になってから、ネットで「バタークリームケーキ 札幌」を検索すると、このパン屋以外にも何軒かバタークリームケーキを作っている店はあるようです。
 尤も画像を見ると、装飾は随分とお洒落と言うか今風になっていました。
 だからあのパン屋のバタークリームケーキは、ホントに貴重なのだと思いました。

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 この数日、札幌は素晴らしい快晴が続いています。
 しかし気温は思いっきり低く、最高気温は−4℃、最低気温は−10℃を割りました。
 だからこのままがっちりホワイトクリスマスです。

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 快晴に釣られてワタシは昨日も外出しましたが、昨日は風が強くて閉口しました。
 そんな凄い強風ではなく、精々風速5~6mだったと思います。
 けれど−4℃の時の風ってホントに冷たいんですね。
 風速1m毎に体感温度が1℃下がると言うを実感するような冷たさでした。

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 でも今日もまた素晴らしい快晴なのです。
 体調が良ければ午後からまた散歩に出たいです。

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2023-12-20 11:20

ホントに根雪

 先週の月曜日(12月11日)、夜中に轟音が聞こえたので窓の外を見たら、除雪車が家の前の雪を片付けていました。
 この冬最初に除雪です。

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 先週の月曜日は、朝の内はまだ全く積雪はなかったのです。
 だから自転車で街まで「ゴジラ−1」を見に行こうかなあ・・・・、とか思っていました。
 でも午後から雪が降り始め、体調も今一だったので辞めました。

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 しかし雪はドンドン降り続け、夜には遂に除雪車がでる程積もったのです。
 自転車で出かけなくて大正解でした。 自転車で出かけて、映画を見て帰りには、結構な積雪では絶対絶命です。

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 そしてこの日の雪から本物の根雪になりました。
 あれから何度も雪が降ったし、真冬日も続いたので、雪が溶ける事はなく積もり続け、完全な根雪になったのです。

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 そして一昨日からまた寒波が来て、先週より一段と寒くなりました。
 そしてまた雪が降りました。
 それでも昨日は外出しました。

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 鼻炎の薬がなくなったので、耳鼻科まで行ったのです。
 この所、外出する度に寒い思いをして、それで体調を崩していたので、昨日は思いっきり重装備で出かけました。

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 薄手のダウンを着て、その上から厚手の長いダウンを着こみ、防寒ズボンもズボンに重ね履きしました。 さらにカシミアのマフラーをまき、毛糸の帽子を被りました。
 だって昨日、家を出る時に外気温を確認したら、−6℃だったのです。
 この寒さでの外出はこの冬初めてです。

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 しかし暫く歩くと汗をかき始めました。
 それで我慢できなくなって、直ぐにマフラーや帽子を取り、更に途中で薄手のダウンを脱いでリュックにしまいました。
 どうも気温の変化に体の感覚が追い付かなくなっているようです。

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 耳鼻科までは2キロ弱じゃないかと思います。
 自転車ならあっと言う間の距離です。
 でも自転車は使えないし、バスに乗るのも面倒なので、徒歩で行きます。

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 途中で写真を撮りながらチンタラ歩きました。
 帽子もマフラーも取り、薄手ダウンも脱いでしまうと、暑くも寒くもなく気持ちよく歩けました。

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 積雪はまだ30㎝ぐらいで、枯れた草花が雪の中から顔をのぞかせています。
 途中まで川沿いの遊歩道を歩いて行ったのですが、遊歩道も普通に歩けます。
 こういう遊歩道は除雪されないので、1月半ばぐらいからは歩けなくなるのです。

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 耳鼻科での診察はアッと言う間でした。 いつもお薬を出してもらって終わりです。
 ワタシはもう7~8年はここの通っているのですが、鼻炎はよくなりません。 でも薬が切れると、確実に咳や痰が酷くなるので、通院をやめられません。
 
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 自転車の使えない間は通院をさぼりたいのですが、しかし夏よりも冬の方が咳も痰も酷いので、そういうわけには行きません。
 今年も先週の月曜日辺りから、風邪みたい症状が出て、咳と痰が酷くなり、咳き止めを全部使い尽くしてしまいました。

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 だから結局、昨日もトボトボと徒歩で耳鼻科まで薬を貰いに行くしかなかったのです。
 薬は一回の診察で二か月分出ます。 だから次の診察は二月末です。
 つまりもう一度、徒歩で耳鼻科まで行かなければならないのです。 

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 耳鼻科の診察が終わり、薬局へよって薬を貰った時には3時過ぎでした。
 帰りに業務スーパーに寄って買い物をしました。
 
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 買わなければならない物があったのですが、自転車が使えないと荷物もあまり持てないので、外出したらこまめに買い物をする事にしています。
 だからこの日もリュックに一杯色々買い込みました。

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 そして業務スーパーを出たらもう日暮れでした。
 昨日の日没は4時2分ですから、4時を少し過ぎていたのでしょう。

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 帰り行きと同じ遊歩道を歩きました。
 満杯のリュックを担いで、行きと同様にチンタラ歩きました。

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 家が近づくにつれて道は暗くなり、気温は一段と下がりました。
 しかし厚着してきたお陰で、ダウンの下でグッショり汗をかきました。

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 家に帰りついた時は、もう真っ暗でした。
 買い物や耳鼻科を除けば、2時間ぐらい歩いたのだと思います。
 久々良い運動になりました。
 しかしこれでホントに根雪になり、真冬になったのです。 今度自転車で外出できるのは、来年の三月半ば過ぎです。
  1. 札幌の四季
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2023-12-19 11:47

学者を飼いならす方法=公金チューチュー

 飯山陽博士がご自身のyou tubeチャンネルで、学者の官僚が学者を飼いならす方法を解説してくださいました。
 ここで飯山博士が飼いならされている学者と言うのは、東京大学先端科学研究所の池内恵教授で、飼い主になるのは、外務省です。
 
 外務省が池内教授を飼いならす方法は、「餌付け」つまり補助金を与える事です。
 外務省は国内のシンクタンクに「政府の外交の国民への理解を深める」などの目的で、一件で最高2億を超えるような補助金を与えているのです。

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 池内教授はこの補助金を得るために、仲間の学者数十人を集めてrollsと言うシンクタンクを作り、この外務省の補助金を3件分ゲットしました。
 このrollsには、国際政治学者で東京外国大学教授篠田英明教授や、池内教授と同じ東京大学先端科学研究所講師の小泉悠氏などが、所属しています。

 それでこの補助金の成果として、rollsが誇っているのが、小泉悠氏のテレビ出演や池内恵教授等がやっているyou tube番組「国際政治チャンネル」の視聴者数などです。

 ワタシもロシアのウクライナ侵略戦争が始まってから、小泉悠氏の出演する番組は何本か見たし、本も買いました。 それはそれで興味深い話をしていました。
 また「国際政治チャンネル」も無料部分なら何度か見た事があります。 因みに2019年にニュージーランドでテロがあった年ですが、あのテロに関する話で、飯山陽博士が池内恵教授と仲良く出演していた事もありました。

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 しかしこれで外務省の補助金が出ると言うのは、一般国民から見れば何とも違和感があります。
 だって小泉悠講師は東京大学の講師として給与を得ているのです。 またテレビ出演には相応のギャラも出ています。
 何より小泉悠講師は元々ソ連軍・ロシア軍の研究で知られていた人で、ロシア軍が戦争を始めた以上、テレビ等が解説を依頼するのは当然の立場なのです。

 それで小泉悠氏のテレビ出演で、外務省の補助金を得る根拠は何でしょうか?
 外務省の補助金が、小泉悠氏のテレビ出演にどういう役割を果たしたのでしょうか?

 逆にもしrollsが外務省からの補助金を軍資金にしてテレビ局に働きかけて、小泉悠氏を出演させて、出演した小泉氏が政府の外交を宣伝していた・・・・、としたら、放送法違反です。
 だって放送法ではテレビ局は、こうした国際問題には中立の立場を取るべきなのですから。

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 一方「国際政治チャンネル」の方は、元来有料だと言う事もあるのですが、再生回数が悲惨です。 それに「国際政治チャンネル」は視聴者に対して「どこからも支援を受けていない独立したチャンネル」だと言っているのです。 それなのに外務省から補助金を得て、再生回数を稼いでいるんじゃ詐欺です。
 
 結局こんな事まで「成果」として書き込むのは、本来の成果と言える物がほとんどなく、外務省の補助金の殆んどは池内教授の仲間内の「交際費」に使われてしまったと言う事です。
 勿論この「交際費」が、日本の外交や学術研究に役立てば良いのですが、「成果」を見る限り、殆どそれはなさそうなのです。

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 尤も一部は学術研究には役立っているのだと思います。
 何しろ年間で1億弱の補助金を3件取っているのですから、これで研究者を雇う事ができます。 それで何人かの人がこの補助金から給与を得ているようです。
 
 人文科学の研究者に就職策がなく非常に悲惨だと言う事は、前々から言われていました。 だから就職先を作ると言うのは、非常に重要な事です。
 それで優秀な研究者が研究を続けられる環境を作る事ができるなら、それはそれで大変良い事です。

 しかしこういう状況で就職すると言う事は、就職させてくれた人には、絶対的に逆らえない事になります。 逆らえば失業するばかりか、他で就職先を見つける事も不可能です。
 だからこうした国からこうした補助金を獲得できる人は、研究者達の間では強大な権力を得る事ができるようになります。

 つまり外務省は数億の補助金を使って「学者」「専門家」と言う人達を完全に飼いならす事ができるのです。
 それで一般のマスコミに出演する「学者」「専門家」は、外務省の外交を肯定する意見しか言わないのです。

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 今回のハマスのテロに際して、日本政府はG7の議長国であったにもかかわらず、他の6ヶ国に反して、ハマスの行為をテロと認定せず、更にイスラエルの自衛権も認めませんでした。
 これは非常に異常な対応なのですが、外務省の官僚と外務省の官僚が飼いならした「学者」「専門家」の進言の結果です。
 岸田首相が自分のやった事の異常さに気き、日本政府の立場を修正するのには一週間程かかりました。
 しかし修正しても、日本の異常さが世界にアピールされた事は、どうしようもありません。

 つまり「学者」「専門家」と言われる人達は、実は官僚に飼いならされた家畜なのです。
 それで官僚の意志を「学者」「専門家」が、有名大学の権威を使って肯定するのです。
 官僚の意志を学問的な真実にする為に、外務省はこのような学者達に餌を与えていたのです。

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 で、この外務省補助金と池内恵教授の話を聞くと、ワタシが前々から不思議に思っていた事の謎も解けました。
 実はワタシはネットをやるようになってから初めてバブル後の日本の金融政策の問題を知りました。
 2008~2009年ぐらいから、三橋貴明等がしきりにリフレ派の政策を解説するようになり、それで高橋洋一などリフレ派の経済学者の意見も知るようになったのです。

 その中でインフレターゲットの意味や、インフレと失業率の関係を表したフィリップス曲線などの話を知ったのです。
 しかしこうした話を聞きながら大変不思議に思ったのは、こういう話は一般のマスコミにも、また労働組合関係者から一切出て来ない事でした。

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 バブル崩壊以降、アベノミックスが始まるまで、日本では非常に深刻な失業が起きて、少なからぬ新卒者が就職できないまま非正規労働と転々とする状況が続いていました。
 だからインフレ率を上げて、出業率を減らす政策は必至だったはずです。
 ところがこの話が一切、マスコミには出ないのです。
 マスコミに出演する有名大学の経済学者も一切この話はしませんでした。

 一方、アベノミックスはこういう問題を解決する為の経済学上の王道です。
 安倍総理が個人的に思いついた奇策ではないのです。
 だからスティグリッツやクルーグマンやバーナンキなどノーベル経済学賞受賞者がこぞって、賛同したのです。
 ところが日本の経済学者からは、これに賛同する意見は殆ど出なかったのです。

 ワタシは低学歴で経済学なんて全然知りません。
 だから最初、高橋洋一等の話の聞いた時、これは彼等による新学説なのか? だから有名大学教授等に賛同者がいないのか?と思いました。
 しかし世界の一流経済学者に広く認められている学説であり、この学派の1人バーナンキはFBR総裁になってこの学説の理論を実行し、アメリカはいち早くリーマンショックから立ち直ったのです。

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 それじゃ何で日本とアメリカでこれほど経済学の中身が違うのか?
 これは結局、日本の経済学会が完璧に財務省に飼いならされて、財務省の家畜化していたからです。
 財務官僚にとって好都合な緊縮派以外の学説を唱える経済学者達は、東大始め一流大学から閉め出す体制ができていたのです。
 さらに財務省はマスコミも消費税の課税軽減措置等や国有地払い下げなどで、昔々から完全に飼いならし、財務省に不都合な意見は掲載させないようにしていました。

 結果がバブル後30年間の経済停滞と、貧困化、自殺者の増加でした。
 この期間は自殺者が増えて年間3万人を超えていました。 
 それがアベノミックスで2万人に減りました。
 つまりこの30年間、毎年経済政策がマトモなら死ななくて良い人が、1万人死んでいたことになります。
 1万人、30年間、総計30万人が財務省と財務省の家畜化した学者とマスコミに殺されていたのです。

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 こういうの見ると公金チューチューって怖いですね。
 この体制は何としても変革するべきじゃないですか?

  1. 公金チューチュー
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