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2023-11-30 11:54

コスプレおばさんは左翼活動家 杉田水脈議員

 

 香山リカがこんなヘンな事をツィートしていました。

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 https://twitter.com/rkayama/status/1729139086110376318

 杉田議員が自身のブログで「コスプレおばさん」と書いた女性達の居住地はわかりませんし、アイヌかどうかもわかりませんが、左翼活動家であることは間違いありません。
 杉田議員がこの「コスプレおばさん」達を見たのは、ジュネーブの国連人権委員会の女子差別撤廃委員会に参加した時です。

 すると「コスプレおばさん」一行と朝鮮学校の一行もやはり同じ委員会に出席していたのです。
 そこで「コスプレおばさん」一行はアイヌ差別を訴え、朝鮮学校一行は朝鮮学校の無償化を訴えていました。

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 杉田さん達はこれには大変驚いたようです。 
 左翼活動家がやたらに国連を持ち出す事は知っていましたが、彼等がこのような形で国連に働きかけている事は、この時まで知らなかったからです。
 
 杉田さんはこの頃(2015年)は国会議員ではなく、一民間人として仲間と共に慰安婦強制連行捏造問題に取り組んでいました。 そしてその仲間達と作った団体の一員としてジュネーブに行き、国連女子差別撤廃委員会に出席したのです。
 当時は今のような円安ではなく、円は対ドルでは100円強でした。 それでもジュネーブの物価は高く、専業主婦だった杉田さん始め、同行した仲間達も滞在費の高さには苦労したそうです。

 ところが「コスプレおばさん」一行も、朝鮮学校もそれぞれ20~30人の大規模な団体でした。
 そんなに大勢で行っても、委員会で発言できるのは1人だし、発言時間が増えるわけじゃないのですが、それでも大人数でしかも大変目立つコスプレで出席すれば、存在感抜群です。
 だから彼等はそれを期待したのでしょう。
 因みに朝鮮学校一行は揃いのTシャツでした。

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 で、香山リカのツィートですが、

杉田議員がブログで「コスプレおばさん」だとした人は、「左派の活動家」ではなくて、現在、私が働くむかわ町ご出身のアイヌ民族女性です。

 と言われてもね。
 団体でジュネーブまで行って、国連女子差別撤廃委員会に出席して「アイヌ差別が~~!!」と訴える人達は「活動家」以外の何者でもありません。 アイヌの方は大勢いますが、こうした政治活動に興味のない方は、態々団体を組んでジュネーブまで行って、国連女子差別撤廃委員会なんかに出席する事はないのです。
 そして朝鮮学校ご一行と一緒にいるのだから誰がどう見ても左翼活動家です。
 
 左翼活動家がアイヌの民族衣装なんか着ているから、「コスプレおばさん」なのです。

 勿論、杉田さんも活動家です。 
 杉田さんと杉田さんと一緒に慰安婦強制連行捏造を糺そうと活動している仲間達は香山リカなど左翼に言わせたら「右翼活動家」です。

 右翼活動家がジュネーブへ行って、そこで左翼活動家のコスプレおばさん達を見て驚き、これをブログに書いたのです。
 何でこれが「アイヌ差別」になるのでしょうか?

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 国連女子差別撤廃委員会は国連人権委員会に属しますが、国連人権委員会と言うのは、国家や政府による人権弾圧を問題にする為、国家・政府などの代表は出られません。 国家や政府により人権を弾圧されていると称する人達が出席し、自分達の人権状況を訴えるのです。
 だからここに出席して「人権問題」を訴えるのは、政府に関係のない民間団体なのです。
 
 で、政治問題を訴える民間団体のメンバーを普通「活動家」って言うんですよ。
 
 こういう団体はどの国でも個人が自由意志で集まって作っているのですから、団体の意志はあくまでその団体のメンバーの意志です。
 その意味では杉田さん達の団体の意志「慰安婦強制連行の捏造を糺し、日本と日本人の名誉を回復したい」と言うのもあくまで杉田さん達の団体メンバーの意志でしかありません。
 杉田さんとその仲間達が、日本人を代表しているわけではないのです。
 
 だから「コスプレおばさん」の団体も同様です。
 コスプレおばさん達はアイヌ団体を名乗り、アイヌ差別撤廃を訴えたのですが、しかしこれはあくまでコスプレおばさん達の意志であって、アイヌ人を代表しているわけではないのです。
 
 だからこの活動家達を「コスプレおばさん」と揶揄しても、「残念なことにブログは「アイヌ民族について書いたもの」なんですよ。」と言う事にはならないのです。

 香山リカ自身が左翼活動家ですから、常日頃、杉田水脈さんらの「右翼活動家」の事を揶揄していますが、しかしそれが「日本民族の事を書いたもの」にはならないし、日本人差別にもならないのと同じです。

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 因みに香山リカは「コスプレおばさん」達はアイヌだと言いますが、しかしジュネーブでコスプレしていた人達が、ホントにアイヌかどうかもわかりません。
 なぜなら現在「アイヌ」の定義は極めて曖昧になっています。 
 明治時代に戸籍が整備されたときは、アイヌの人達は「旧土人」と戸籍に記載されていました。 ところが戦後この記載が差別的と言う事になり、この記載のある戸籍が全部廃棄されたのです。

 しかしこうなるとアイヌ奨学金とかアイヌローンとかアイヌに対する補助金などの制度ができても、一体誰がアイヌかがわかりません。 わからない状態で公金チューチューできるからすごいです。
 またアイヌの団体だと名乗るアイヌ協会の幹部に、複数の在日コリアンや部落解放同盟の人達が入っていた事もあります。

 一方こうしたアイヌ協会の体質を嫌い、この団体とは一切関わりを断っているアイヌの人達も少なくありません。
 こういう人達はアイヌ協会側ではアイヌではない事になります。

 このような状況ではアイヌ協会がアイヌを代表しているとは言えません。
 これでジュネーブでコスプレをしていた女性達をアイヌの代表だと言えるんでしょうか?
 この女性達を「コスプレおばさん」と揶揄したのは、あくまでこの女性達への揶揄であって、アイヌへの揶揄ではないのです。

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 それにしてもマスゴミと野党の杉田議員攻撃はシツコイですね。
 これは実はアイヌ協会・部落解放同盟・朝鮮総連など差別利権団体と法務省が結託して、人権擁護法案の再提出を狙っているからです。 
 人権擁護法案の提出は2008に画策されたのですが、しかしこれは実は人権擁護どころか言論の自由、表現の自由、言論の自由などを封殺するトンデモ法案である事がわかり、没になりました。

 実際、今回の杉田議員への攻撃を見ても、一主婦のブログ記事を差別とこじつけて、差別主義者として攻撃しているのです。 
 これでは人権擁護法案など通ったら、言論の自由など完全に奪われます。
 それでも法務省がこれに執着するのは、この法案が通れば法務官僚の恰好の天下り先が確保できるからと言われます。

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 しかしどうも法務省と差別利権団体の目的は果たせそうもないですね。
 そもそも杉田議員が全然めげていないし、自民党も杉田議員の処分とか動きそうもないです。
 
 ワタシはこれ凄く驚いています。
 だってひと昔前なら、こうやってマスコミから「差別主義者」とレッテル貼りされた政治家は速攻で政治生命を奪われていました。
 自民党議員の誰かが「差別主義者」とレッテル貼りされると、自民党側も実に安直に除名したり、議員辞職を勧告したりしていたのです。

 ところが今回はいくらマスコミが騒いでも、自民党側も杉田議員も蛙の面に水状態です。
 おそらく自民党側に「杉田議員を守れ」「杉田議員支持」の電凸が大量に入っているんでしょうね。   マジにここで杉田議員を除名なんかしたら、岩盤支持層がまたゴッソリと抜けてしまいます。

 そして何よりもマスコミの神通力がなくなったのでしょう。
 国民の方もマスコミが何を騒いでも蛙の面に水になっているのです。 そもそも新聞なんか読んでいないし・・・・。
 しかも今後マスコミの影響力は弱るばかりです。

 逆に言えば法務省も差別利権団体も、まだマスコミに影響力が残っている間に、何とか人権擁護法案を成立させたいのでしょう。
 そうしないと自分達の老後が立ち行きません。

  1. 差別ニダ!!
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2023-11-29 13:26

ハマスのプロパガンダ 子供の四肢切断900件?

 昨日、イスラエルのプロパガンダが超下手糞だと言う話をしたら今朝、こんなニュースが出ていました。

11月28日 CNN

(CNN) 英国系パレスチナ人の外科医で、パレスチナ自治区ガザ地区で患者の治療に携わったガッサン・アブシッタ氏は、10月7日にイスラム組織ハマスがイスラエルに対して攻撃を行って以降、四肢を切断された子どもの数が推計で700~900人にのぼると述べた。
アブシッタ氏は、数週間をガザの病院で過ごした後、最近になって英ロンドンに戻っていた。アブシッタ氏はロンドンで行われた記者会見で、麻酔薬や基本的な医薬品もない状態で、子どもたちの手術を行ったと振り返った。

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アブシッタ氏は「私の推計では、四肢を切断された子どもは現在、700人から900人いる。中には、複数の手足を切断された子どももいる」と述べた。

CNNはこうした推計について独自に確認ができていない。

アブシッタ氏は、他の人たちを残して来たことについて罪悪感を抱いていると述べた。アブシッタ氏がガザを離れた後、複数の医療関係者が死亡したという。

アブシッタ氏はまた、ガザで最大規模のシファ病院の下にハマスの司令部があるというイスラエル軍の主張を否定した。

アブシッタ氏は「私は2009年以来、戦争のたびにシファで断続的に働いてきた」と述べた。アブシッタ氏によれば、14年には赤十字国際委員会から、イスラエル軍がシファ病院を爆撃すると脅迫しているとの情報が寄せられたという。

アブシッタ氏は、シファ病院について、典型的な、かろうじて機能している第三世界の政府系の病院以外の何かがあるといった兆候を目撃したことは一度もなかったと述べた。

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 イスラエル軍のガザ攻撃で最大900人の子供が四肢切断をするような怪我をした・・・・・。
 本当なら酷い話です。

 しかしこのアブシッダ医師がどのようにしてこの人数を推定したのかわかりません。 
 ガザ地区は世界でも最も出生率の高い地区なので、居住者の中の子供の割合が非常に高くなります。   そのガザ地区から多数の怪我人が出るような事態になれば、その怪我人の中に子供の割合も高くなるの事は想像できます。

 しかし子供ばかりが怪我をするわけじゃないでしょうから、大人の四肢切断手術だって多数行われているはずです。 つまり四肢切断手術だけで大人子供あわせて数千人行われたはずです。
 で、凄く不思議なのですが、この短期間でそれだけの手術が行える物でしょうか?
 これほどの怪我人が出る戦闘の中で、これだけの手術を行っただけでなく、凡そであれその数を集計できるのでしょうか?

 ワタシはこの数自体、非常に疑問です。

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 しかしそれ以前にもっと根源的な疑問があります。
 この数が事実だったとして、責任はイスラエル軍ではなくハマスにあるはずです。
 だからこの話がホントなら非難されるべきはハマスであってイスラエル軍ではないはずなのです。

 なぜならガザ地区は2007年からハマスの支配下にあります。
 ハマスは2007年以降、パレスチナ自治政府からガザ地区の行政権を奪い、ハマスこそがガザ地区の正当な統治機構だと公言してきたのです。
 実際、ハマスは外部からガザ地区に入る物資に関税をかけたり、ガザ地区の警察権を行使したり、その他の行政サービスの一部を司っています。
 「ハマスは単なるテロ組織ではない。 ハマスは福祉団体や政党など面を持っている。」と言うイスラム研究者・中東専門家がいるのはこのためです。

 しかしそれならガザ地区の住民の安全を守る義務は一義的にハマスにあるのです。
 自国が敵の攻撃を受けた時に、自国民を守る義務があるのは自国民の政府・軍隊なのです。

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 例えば日本の戦後教育では、旧日本軍は悪の権化とされていますが、これは戦後教育では太平洋戦争を始めたのが日本軍であるとされていると共に、その戦争で日本軍が国民を守らなかったと言う事になっているからです。
 満州や沖縄では、日本軍は国民を見捨てたから許せないと言う事になっているのです。
 戦後教育では太平洋戦争の日本国民の犠牲は全て日本軍が国民保護の義務を果たさなかったからであって、アメリカのせいではない事になっています。

 実際ハマスには国民保護の義務があります。
 だからイスラエルのガザ攻撃でガザの子供達が大勢犠牲になっていると言うなら、その責任は全部ハマスにあるのです。

 イスラエルはガザ攻撃の前に避難地区を設置し、住民に避難を呼びかけました。
 そして避難するのに十分な時間を空けた後に攻撃を開始しました。
 本来であればハマス側がこの期間中に、住民をイスラエル側が設置した避難地区へ誘導するべきだったのです。
 また病院など避難不能な人達がいる施設は、国連など第三者機関の管理に任せて、完全な中立地帯として戦闘を避ける措置を取るべきでした。
 
 更にハマスはガザ地区全体に500キロとも1000キロとも言われる地下道を掘っていました。 
 本来ならハマスは、避難不能な人達、避難が遅れた人達を、地下道に退避させて、地下道にいるのは非戦闘員であることをイスラエル側に明示するべきだったのです。

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 ハマスにはこのようにして非戦闘員の安全を確保する義務があったのです。
 イスラエル軍のガザ攻撃は10月7日のハマスの大規模テロが原因で起きた事です。
 こんなテロをやればイスラエル側が大規模な報復攻撃を行う事は自明でした。 そしてイスラエル側はガザ攻撃の前に、攻撃を予告し、非戦闘員の退避を促しているのです。

 だったらハマス側もイスラエル軍の攻撃に備えてまずやるべき事は、非戦闘員の退避のはずです。
 イスラエル側が事前に非戦闘員の退避を勧告し、必要な時間も与えているのですから、それでも大量に非戦闘員の死者が多数出たと言うなら、それはハマス側の責任と言うしかありません。

 しかしハマス側が住民の避難を助けた形跡は一切ないのです。 それどころか避難路に爆弾を仕掛けて避難中の自動車を吹き飛ばすとか、避難する住民を狙撃するなどしています。

 ところが戦闘開始以降、ハマスは繰り返し「子供が死んだ!! イスラエルが悪い!!」と言い続けているのです。
 しかも明らかに犠牲者数を実際の数十倍に膨らませている節があります。
 これがハマスのプロパガンダなのです。

 ワタシはこう言うのを見ると、白けるばかりです。
 しかし世の中にはまんまとこれに乗せられて「イスラエルが悪い!!」と喚いている人も沢山います。
 何でこんなことになるのでしょうか?

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 これはこうしたプロパガンダでは、事実関係を論理的に説明して理性に訴えるより、悲惨な写真や動画をアップして感情を煽る事の方が有効だからでしょう。
 豊かな感性を持つ人達は、子供の死体や無残な手術跡など悲惨写真や動画を見せられると、その動画や写真で思考が停止していまうのです。
 それで何でこんな風に子供が死んだり、四肢を切断する嵌めになったのかを理性的に考えるより、こんな写真や動画を示して「イスラエルが悪い」と叫ぶ人間に同調してしまうのです。

 更に言えば、日本人は勿論、世界の大多数の人達にとって、中東と言う地域はよくわかりません。 日常生活で中東を考える機会など皆無なので関心の持ちようもないのです。 だからハマスとガザ地区の関係は勿論、ガザ地区の意味も分かりません。
 だからテレビや新聞の解説も適当に聞き流すだけです。
 
 このような状況で、血だらけの子供の写真など見せられて、子供の親と称する人物が「イスラエルが悪い」と叫べば「そうかイスラエルは悪いんだ。」と思ってしまうのです。

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 ハマスはこうした人間の本性を直感的に理解しており、自分の責任を見事にイスラエル軍に転嫁して、被害者ポジションを取っているのです。
 それにガザ地区は子供の8割が栄養不良と言う貧困状態です。
 ガザの人達がカワイソウなのは事実なのです。

 一方イスラエルは堂々たる先進国で、民主主義国家で、高所得で、人口1000万に満たない小国なのに世界軍事力ランキング18位と言う強国です。 因みにロシアのウクライナ侵略戦争が始まる前のウクライナはランキング22位ですから、イスラエルの強国ぶりが際立ちます。
 これは全てイスラエル人の努力の賜物ですが、しかし人間は元来妬み深い狭量な生物なので、本人の努力の結果であっても、成功してリッチに暮らす奴になんか同情しないのです。

 そこでハマスは臆面もなく自分達の責任を放棄して、それどころか女性や子供を人間の盾として利用しながら、犠牲者数をモリモリにして「イスラエルが悪い!!」と喚き続けるのです。

 これはプロパガンダの手法としては高度とは思えません。 
 唯々下劣で恥知らずな方法です。
 けれどもハマスはその下劣を恥じないので、堂々とこの手法を使うのです。
 そしてそもそもパレスチナ問題の現実、中東の現実に殆ど興味のない人々にはそれなりに有効です。
 だからこの方法を使い続けいるのでしょう。

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 しかし大変奇妙な事に、多くの報道機関、そして中東専門家或いは国際政治学者が、この下劣で恥知らずなプロパガンダを手伝っています。
 上記のCNNの記事でも、ただ多数の子供が四肢を喪ったと言うパレスチナ系英国人医師の意見を報道するだけです。
 本来ならこのような場合、「子供達はなぜ怪我をしたのか? ハマスはなぜ子供達を安全な場所に避難させなかったのか?」と突っ込むべきではありませんか?

 さらに言えばハマスは元々「女性や子供は大義の為に差し出す」と公言していました。 彼等は前々から女性や子供を人間の盾に使ってきたのです。 そしてこれを公言していたのです。
 中東専門家、国際政治学の専門家は当然皆これを知っていたはずです。
 ところが彼等は揃ってこの点を問題にしてこなかったのです。
 
 中東研究者である飯山陽博士は、こうした報道機関や中東研究者の姿勢を「イスラム左翼主義」からだと説明しています。
 つまり報道機関や人文科学者全体に、イスラム過激派が共産主義に代わって革命を起こしてくれると言う願望を抱いており、その為イスラム研究者もマスコミもイスラム過激派の悪事を隠蔽しようとしていると言うのです。

 ハマスはこのイスラム左翼主義に便乗して、ひたすら「虐げられた憐れな被害者」を演じ、イスラエルを「アメリカの分身、よって悪の権化」と叫び続けると言う訳です。

 こうなるとハマスのプロパガンダと言うよりも、欧米や日本の人文科学者や報道機関の自発的プロパガンダであり、ハマスはこれに便乗しているだけと言うべきでしょう。

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 けれどもワタシはこんなプロパガンダに乗せられてはならないと思います。
 確かにガザ住民はカワイソウです。
 でもガザ住民をカワイソウな状態にしているのは、ハマスだからです。 ハマスがガザを実行支配して以降、ハマスはひたすらガザ住民を搾取して、貧困化させています。
 そしてイスラエルにテロを行い、反撃されたら住民、女性や子供を人間の盾として使い、自分達は地下道に逃亡しているのです。
 
 だからこんなハマスのプロパガンダに乗せられて「ガザの子供達カワイソウ!! イスラエルが悪い」なんて言ってはイケナイのです。
 だってこうやってハマスのプロパガンダに乗る人達がいる限り、ハマスもハマスの同類のテロ組織も生き延びるのです。
 そして彼等はテロを続け、無辜の人々を殺し続け、ガザの住民を搾取し続け、人間の盾として使い続けるのですから。
  1. テロリスト
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2023-11-28 11:10

イスラエルはなぜプロパガンダが下手か?

 アメリカのテレビ局でイスラエル軍のアル・シファ病院攻撃を取り上げた時、出演していた元駐米イスラエル大使が言いました。


 アチャ~~!!
 言っちまったよ。
 だからダメなんだよ。

 イスラエルはプロパガンダが下手です。 
 超下手です。

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 ユダヤ人は才能豊かな民族で、プロパガンダに関係しそうなあらゆる分野で多くの天才を輩出しているのに、彼等の国が何でこんなに自己の立場を宣伝するのが下手なのでしょうか? 
 ワタシはこの原因は「ホロコースト」だと思っています。

 アル・シファ病院について言うなら、アムネスティでさへ前々からハマスがアル・シファ病院の診察室をパレスチナ人の拷問に使っているなど、この病院をハマスが非人道的な目的に使用していると言う報告書を出しているのです。
 ハマスのガザ支配でガザ住民の人権が抑圧されている事も認めているのです。
 イスラエルのハマス攻撃、またアル・シファ病院攻撃には、正当な理由が色々あるのです。
 ところが何と元駐米イスラエル大使共あろう人が、実に安直にホロコーストを持ち出ししまうのです。

 彼はきっとホロコーストと言う絶対最強カードを出せば、この議論は楽勝だと思ったのでしょう。 
 また元駐米イスラエル大使と言う立場を考えると、イスラエル政府も同様に考えているのでしょう。

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 しかしワタシはこれはこのような場合に出すには最悪のカードと思います。
 なるほどホロコーストは、人類最大の悲劇・犯罪の一つだったし、またその事実を疑う事はできません。

 けれどもホロコーストについての学術的研究を検証を妨害してきたのは、サイモン・ウィーゼンタール・センター などユダヤ人団体です。
 日本人なら「マルコ・ポーロ事件」が直ぐにアタマに浮かびます。 
 月刊誌「マルコ・ポーロ」がアウシュビッツについての疑念を特集したとこが、サイモン・ウィーゼンタール・センター が圧力をかけて、謝罪に追い込みました。 「マルコ・ポーロ」側は「反論があるなら次の号で掲載すると」と言ったのですが、しかしサイモン・ウィーゼンタール・センター は広告主に圧力をかけて広告取り下げ等をさせたので、遂に「マルコ・ポーロ」は廃刊になりました。

 ワタシもこの事件の事を鮮明に覚えていますが、これを公正な対応とは思えませんでした。
 そしてユダヤ人団体がこういうやり方で常にホロコーストに関する言論を全て封殺し、研究や検証を禁じてきた事を知って以来、ホロコーストについての疑問や疑念を抱えてままです。

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 だからアル・シファ病院の攻撃について、ホロコーストなんて持ちだされたら、聞いた人の多くは「ヤッパリ、ちゃんとした理由を示せないからホロコーストなんか持ち出すんだ。」としか思えません。
 テレビ視聴者のこのような感覚をこの元駐米イスラエル大使は理解してないのではないでしょうか?

 勿論、ホロコーストは人類最大の悲劇・犯罪の一つであった事は事実です。 だからこの元駐米イスラエル大使とすれば、この悲劇の主人公・犯罪の被害者であるユダヤ人には、特別な計らいがあてってしかるべきとも考えてたのでしょう。 
 実際イスラエルと言う国が建国を認められたのも、その後ドイツなどから莫大な支援を得られたのもこの「計らい」のお陰です。

 しかしホロコートはもう百年近くも前の話です。
 そしてこれは欧米内での話です。 
 ホロコーストが行われていた時代、アラブ諸国もその他アジア・アフリカ諸国も全てヨーロッパの植民地だったので、ホロコーストには何の責任もありません。 
 そりゃ、ユダヤ人が大量虐殺された話を聞けば「ふうん。 酷い目にあったね。 大変だったね。」とは思うでしょう。 「でもうちだって植民地支配を受けて大変だったんだよね。」と思うだけです。

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 アンネ・フランク一家は大変気の毒でした。 
 しかしインドネシア人にすればヒトラーは時の氏神です。
 ヒトラー自身は人種差別主義者でベルリンオリンピックでは同盟国の日本選手団との握手を拒んだぐらいです。
 でもヒトラーがオランダを占領してボコボコにしてくれた事は、インドネシアの独立には役立ちました。 
 だからインドネシア人からすれば、アンネ・フランク一家に同情するより、ヒトラーに感謝するでしょう?

 ましてイスラム教徒とすれば、過去の異教徒のホロコーストより、現在のイスラム教徒のパレスチナ人に同情するのは当然でしょう?
 そもそもホロコーストが大悲劇だったとして、何でその付けをパレスチナ人が支払う嵌めになるのか?
 「ユダヤ人の国がなかったのでホロコーストが起きたと言うなら、ドイツの領土でも削ってユダヤ人を国を作ってやれば良かろう」と言う話にしかなりません。

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 そしてホロコーストがカードとして使えないとなると、イスラエルは非常に不利になります。
 なぜならこの種のプロパガンダでは、理性によって権利の正当性を説得するよりも、感情を煽って「カワイソウ」ポジションを得る事が重要になるからです。

 そしてホロコーストを除くとイスラエルは全然「カワイソウ」ではありません。 小国とは言え立派な先進国で、所得も高く人権も保障された民主主義国家なのですから、イスラエル人には「カワイソウ」なところなんかないのです。

 一方ガザ地区の住民はホントに「カワイソウ」です。 なにしろ子供の8割が栄養不良と言う貧困状態なのですから。
 ハマス側はそういう子供達を人間の盾に使っているのです。
 貧しい子供が殺された映像なんかを流すと、その事情に関係なく、同情心をそそられてしまいます。 

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 これてってもう熊と熊駆除の話と同じです。
 現在東北や北海道では熊による人身事故が深刻で、熊の駆除に追われています。
 ところが東北や北海道の自治体には熊の駆除を非難する電話が殺到しています。
 これは熊が団体を作って、自分達の駆除に反対するプロパガンダを行っているからではありません。   
 動物を殺すと言うのがまず非常に惨い事だし、熊は愛嬌のある動物で、写真や動画だけ見ていたら、ホントにティディベアのように可愛いのです。
 だから別にプロパガンダなんかしなくても熊の駆除に反対する人間が湧いてくるのです。

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 ワタシだって熊を殺すのはカワイソウだと思います。
 でもワタシは札幌在住で、散歩をすれば必ずこんな看板を見かける羽目になります。 だから熊の怖さを切実に感じるし、そうなると駆除には反対できないのです。
 けれどもワタシだって熊のいない地域に暮らしていたら、熊の恐怖を感じる事もできず「熊を殺すのカワイソウ」と言っていたかも知れません。

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 一方イスラエルには熊はいないけれど、熊よりはるかに危険なテロリストが常に出没し続けていました。
 10月7日のような大規模テロは初めてですが、ハマスは四六時中イスラエルにミサイルやロケット砲を撃ち込んでいたし、またイスラエルの街中で通り魔のように街の人を殺すテロリストがいつも出没していました。

 この状況ではテロリストの駆除は国民の安全を守る為の至上命題です。 
 それを理解できな人が安易に「カワイソウ」とイスラエルを非難しているのです。  

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 現在、イスラエルのガザ攻撃について、イスラエルが一方的に非難されています。
 今回のガザ攻撃はハマスのテロによって始まった物だし、ハマスのテロは民間人1300人を殺害し、人質260人を拉致すると言う凶悪な物だったのです。
 一方イスラエル軍はガザ攻撃に際して、民間人の避難地区を設置し、避難を呼びかけるなど民間人被害を防ぐ措置は十分取っています。 
 また戦闘中に病院に燃料を運び込むなど、命がけで人道行為を行っています。

 しかしハマス側は民間人の避難を妨害し、さらに避難しようとする民間人を狙撃しています。
 またハマスはガザ地区にこれまで全長500キロとも言われる地下道を作っているのですが、しかし民間人をここに退避させません。 民間人用のシェルターのような物は一切作っていません。
 そもそもハマスはこれまでも「自分達は大義の為に自分達の一番大事な女や子供を差し出す」と公言してきました。
 ハマスが非戦闘員を人間の盾として使っている事は明らかなのです。

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 イスラエル政府にはもっとプロパガンダを頑張ってほしいです。

 ハマスは本来、イスラム原理主義テロリストです。 
 彼等の言うパレスチナ解放は、イスラム教によるパレスチナ支配であって、実はこれはどのアラブ諸国も望んでいない目標です。
 そしてこれは世界中人類にとっても厄災なのですから。

  1. イスラム
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2023-11-28 10:39

老女の夏

 先週の月曜日、新し電動自転車を買いました。
 これでバッテリーの残量を気にせず幾らでも走れます。

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 それで連日喜んで近所を駆け回りました。
 黄葉は殆ど終わり、寂しい冬枯れの景色でしたが、それでも穏やかな天気が続いたのも幸いでした。

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 山肌ではカラマツが金色に輝いていました。
 カラマツは全ての広葉樹が落葉した後で、黄葉するのです。
 この写真は今一だけれど、太陽の光を浴びると、カラマツの林だけが金色に輝きます。

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 柿の実が赤くなっていました。
 今年は夏が異様に長かったので、柿の実が熟して赤くなることができたのです。
 例年なら青いまま冬になるのに。

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 晩秋の晴れの日を西洋では「老女の夏」とか「インディアン サマー」とか呼ぶそうです。
 ふわ~~っと明るく、穏やかで、しかし何か力ない感じは「老女」なのでしょう。
 しかし「インディアン」はわかりません。

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 しかし23日の金曜日には何と最高気温が17℃まで上がり、このまま冬に向かうのではなく、秋に戻るんじゃないかと思える程でした。
 その上、また雪虫が出ました。 雪虫はもう全部終わったと思っていたのに・・・・。

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 ところが金曜日から一気に寒くなりました。
 そして雪が降ってきました。
 前日の雪虫がそのまま雪になったのでしょうか?
 
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 気温は日中も下がり続けて、翌朝には−6℃まで下がりました。
 お陰で降った雪は全く溶けません。
 勿論自転車も使えません。

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 結局、金・土・日と三日間、家に引き籠っていました。
 窓から雪を見ていると、何だかその降り方が真冬の雪みたいでした。

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 初雪は毎年11月中にあります。 しかし11月の雪は降っても直ぐ溶けるのです。
 そしてその降り方も真冬のそれとは何か違うのです。
 はかないと言うか底力がないというか・・・・・。

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 11月の雪は一旦積もっても直ぐに溶けてしまうのです。
 溶けない雪、つまり根雪になるのは、例年12月の半ば過ぎです。 だからワタシはそれまでは自転車を使う心算でした。
 それなのに真冬の雪・・・・。

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 新しい自転車を買ったのに、それはあんまりです。
 月曜日には札幌医大の診察予約があるのです。
 ワタシは何とか月曜日に自転車が使える事を祈りました。

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 そして月曜日になると、雪は大分溶けました。
 少なくとも道路の雪は大方溶けていたので、何とか自転車には乗れそうでした。
 それで自転車で医大に行きました。

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 しかし日陰になる所は、道路でも結構雪が残っているので、用心しながら走りました。
 久しぶりの遠出だったので、帰りに六花亭に寄って、ビーフシチューを食べました。 1人で食べていると傍の席にいた人が、ワタシのシャツをほめてくれました。 
 全然知らない人なのに・・・・。

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 このシャツはワタシが着物をリフォームして作った物です。 だから褒められて良い気分でした。
 「今日は良い日だ。」その人が言いました。
 そうです。 良い日です。

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 自転車で医大まで行けたし、シャツもほめてもらったし。
 天気予報では、今週後半からまた雪です。
 これだと今年はもう後何日自転車を使えるかわからないけれど、昨日一日新しい自転車に乗れただけでも神様に感謝します。

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 老女の夏は短いのです。
 短い夏を惜しむわけには行かないのですから。
  1. 札幌の四季
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2023-11-26 13:02

通訳がいないから不起訴 クルド人

 青山繁晴議員が自身のyou tubeチャンネルで外国人犯罪の不起訴の件について解説していました。



 青山議員は外国人犯罪者が逮捕されながら不起訴になる事例が増えている事を認めた上で、その理由は言葉が通じない、通訳が見つからない、よって検察側が起訴を躊躇うのだと言っています。
 青山議員は7月4日の川口市医療センター前でのクルド人乱闘事件も取り上げているのですが、この件もやはり通訳が見つからない事で不起訴になっています。

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 改めて事件の報道記事を貼りますが、この乱闘で川口市他近隣三市の救急患者受け入れが5時間止まったと言う悪質な物です。

 7月30日 産経新聞

埼玉県川口市で今月初め、トルコの少数民族クルド人ら約100人が病院周辺に殺到、県警機動隊が出動する騒ぎとなり、救急の受け入れが約5時間半にわたってストップしていたことが30日分かった。同市は全国で最も外国人住民の多い自治体で、クルド人の国内最大の集住地。現在国内には約314万の外国人が住んでおり、うち約7万人は不法滞在とされる。同市では近年、クルド人と地域住民との軋轢(あつれき)が表面化している。

関係者によると、今月4日午後9時ごろから、同市内の総合病院「川口市立医療センター」周辺に約100人とみられる外国人が集まり始めた。いずれもトルコ国籍のクルド人とみられ、翌5日午前1時ごろまで騒ぎが続いたという。

きっかけは、女性をめぐるトラブルとみられ、4日午後8時半ごろ、トルコ国籍の20代男性が市内の路上で複数のトルコ国籍の男らに襲われ刃物で切りつけられた。その後、男性の救急搬送を聞きつけた双方の親族や仲間らが病院へ集まり、救急外来の入り口扉を開けようとしたり、大声を出したりしたという。病院側は騒ぎを受けて警察に通報。その後、救急搬送の受け入れを停止した。

県警からは多数のパトカーや機動隊が出動。その際、男2人が暴行や警察官に対する公務執行妨害の現行犯で逮捕されたほか、別の男4人が男性に対する殺人未遂容疑で逮捕された。

同病院は埼玉南部の川口、戸田、蕨(わらび)の3市で唯一、命に関わる重症患者を受け入れる「3次救急」に指定されている。
地元消防によると、受け入れ停止となった時間は4日午後11時半ごろから翌5日午前5時ごろの約5時間半。この間、3市内での救急搬送は計21件あった。このうち搬送先が30分以上決まらないなどの「救急搬送困難事案」は1件だが、幸いにも命にかかわる事案には至らなかったという。

同病院は「騒ぎが救急搬送に影響したかどうかは分からない」(病院総務課)と原因を明らかにしていないが、関係者は「病院周辺は騒然としており、とても救急車が入れるような状況ではなかった」という。

騒ぎを目撃した飲食店の女性は「男たちがわずかな時間に次々と集まってきた。サイレンが鳴り響き、外国語の叫び声が聞こえた。とんでもないことが起きたと思い、怖かった。こんな騒ぎは初めて。入院している方も休むどころではなかったのではないか」。

別の住民男性(48)は「背丈が2メートルくらいのクルド人の若者が、片言の日本語で『親戚が刺された』と叫んでいた。病院前の道路にどんどん車が集まってきた」と話した。

川口市は人口約60万人のうち外国人住民数が約3万9千人と人口の6・5%を占め、令和2年からは東京都新宿区を抜いて全国で最も外国人住民の多い自治体になった。トルコ国籍者も国内最多の約1200人が住んでおり、その大半がクルド人とみられるが、内訳や実態は行政も把握できていない。

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 記事を読むとわかりますが、夜間とは言え100人余の男が、救急病院の前で乱闘をしていたので、大勢の目撃者がいます。 ネット上にもこの乱闘の動画が幾つも上がっていました。
 こういう状態で「通訳が見つからない」から不起訴と言うのは、全く理解できません。
 
 この時は幸い、川口市医療センターの救急患者受付機能が停止したことによる死者はでなかったのですが、しかしもしこれで死者が出ていたら検察庁はどうするつもりだったのでしょうか?

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 そもそもこの状況で言葉がわからない事が理由で起訴できないなら、衆人環視の中で殺人や強姦をしても、起訴できないでしょう。
 だって殺人や強姦の捜査でもクルド語の通訳なんか見つからないのです。

 青山議員は検察庁に外務省や東京外語大学などと連携して通訳を確保する事を提案していますが、外務省や東京外国語大学にもクルド語のできる人などいないのです。
 しかしクルド語と言っても、どのクルド語でしょうか?

 日本人で唯一トルコ国内のクルド語を研究した小島剛一氏によると、トルコ国内だけでもクルド語には6種類あります。 これら6種のクルド語はインド・ヨーロッパ語族であること以上の共通点はなく、クルド人も母語以外のクルド語は全く理解できません。
 しかもクルド語の研究を本格的に行った人は、世界的にも小島剛一氏以外にいないのです。
 しかしトルコにはクルド人の他にもザザ人などの少数民族が多数いて、それらの民族もまた独自の言語を持っているのです。

 トルコの言語状況とクルド人の問題は小島剛一氏の著書「トルコもう一つの貌」に書かれています。
 但し小島氏がトルコでクルド語の研究をしたのは1970年代の話ですから、トルコ政府のクルド政策はあれから大幅に変わっています。
 当時はトルコ政府が強権的な言語政策を取っていたので、小島氏も大変苦労したのですが、しかし現在はトルコ政府もクルド人への弾圧など行っていません。

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 けれどもこうした少数民族や少数言語を抱えた国は、幾らでもあります。 
 川口市医療センター前で乱闘したクルド人など、現在日本で犯罪を起こし不起訴になっているクルド人の国籍はトルコです。
 トルコではトルコ語による教育を行っているので、クルド人でも高等教育を受けた人は、トルコ語は話せます。 しかしクルド人の中には小学校もちゃんと卒業しない人が多いので、クルド人の多は殆どトルコ語を話せないのです。

 これはアフリカ諸国などでも同様です。
 アフリカの国の多くは、スワヒリ語やバンツー語なと、英語やフランス語など旧宗主国の言葉を公用語にしているのですが、しかし一般国民の母語は所属する部族の言葉です。
 アフリカの国々も小学校から公用語の教育をするのですが、しかし公用語を母語同然に使えるようになるのは、高等教育を受けた人達だけです。

 外務省や東京外国語大学は語学の達人を沢山を抱えているでしょうが、しかしアフリカの部族語など少数言語まで対応できるはずもありません。
 しかし公用語ができなくても、来日するときは国籍国のパスポートを持ってくるのです。

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 岸田政権はベトナムやインドネシアなどから労働者を迎える気ですが、しかしベトナムやインドネシアにも少数民族は多数いるのです。
 だからベトナム人の労働者が犯罪を犯し、警察がベトナム語通訳を確保した上で取り調べようとしても「ワタシ、苗族。 ベトナム語ワカリマセン。」と言って黙秘したらどうするのでしょうか?
 因みに日本人にベトナム人とベトナムに住む少数民族の見分けはつきません。

 こうなると結局、日本は外国人の犯罪を防げない事になります。
 来日する外国人が僅少で、金持ちの観光客や優秀な留学生ぐらいだった時代なら、外国人犯罪の防止なんて殆ど考える必要はなかったし、まして日本で通訳を確保できないような少数民族の来日など考える必要もなかったでしょう。

 しかし現実にはそういう民族がゾロゾロ来ており、実際に犯罪を犯しているのです。
 にも関わらず政府の対応は余りと言えば余りに遅くお粗末です。

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 因みに青山議員はクルド友好議員連盟は既に脱会しているそうです。
 実際クルド友好議員連盟のHPにからは名前が消えています。
 
 しかし8月19日にワタシがクルド友好議員連盟の名簿を見た時は、青山議員だけでなく、新藤義孝議員、杉田水脈議員、山田宏議員、和田政宗議員の名が乗っていたのですが、この人達の名前も消えています。
 一体いつの間に消えたんでしょうね?
  
 新藤義孝議員は川口市が選挙区です。
 地元の問題でもあり、しかもクルド友好議員連盟の会長だったはずなのに、川口医療センター前の乱闘事件には沈黙したまま黙って脱会ですか?
 和田政宗議員の名前まで消えているのだから不可解です。 8月19日にはこの人は、「この問題についてクルド友好議員連盟で会合を開く」と言っていたのですが。 
 それでワタシはクルド議員連盟の会合の結果を待っていました。 ところが結局会合の結果は一切、発表される事もなく、和田議員も含めて議員が大量脱会していたのです。

 一体これどう言う事でしょうね?
 ワタシはこれまで新藤議員等自民党の保守派の議員は信頼してきたので、こうした対応は非常に残念です。
  1. 差別ニダ!!
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2023-11-25 13:38

ヒトラーの怨霊に憑依されたの? 篠田英明教授

 篠田英明東京外国語大学教授はイスラエル軍のアル・シファ病院攻撃についてこんなツィートをしています。

国際政治学者の篠田英朗 Hideaki SHINODA大先生

すでに私が書いたように、これだけ批判されるとイスラエル政府も追加で小出しに何らかの「動画」を出し続けることは織り込み済。 しかし彼らの病院攻撃の正当化は「病院地下の司令部」であった。事前にそれを確証するのが当然なので、すでにその点で、大きな疑念。


 攻撃をする前にイスラエル軍に証拠を出せと言うのです。

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 今回のアル・シファ病院攻撃については国際法が問題になっているのですが、篠田教授の論法だと国際法どころか日本国内の警察の強制捜査だってやってはイケナイ事になります。

 1995年3月22日、警視庁は上九一色村にあったオウム真理教のサティアンの強制捜査を行い、教祖麻原彰晃始めオウム真理教幹部を多数逮捕しました。
 地下鉄サリン事件の二日後です。

 地下鉄サリン事件からたった二日しか経っていないのですから、警視庁はこの時点ではまだ地下鉄サリン事件がオウムの犯行だったと言う確定証拠は握っていません。 
 しかし警察の強制捜査には裁判所の許可が必要です でも裁判所の許可は証拠はなくても、強制捜査をする事で証拠が得られる可能性があれば出るのです。

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 実際、地下鉄サリン事件や長野サリン事件などオウムが起こしたテロの証拠が出てきたのは、この強制捜査の後です。
 この強制捜査でサリン製造に使われた実験室や機材や、その作業日誌などの物証が発見されて、それが後の裁判で証拠として使われたのです。
 因みに警察がこれらの証拠を全て揃えるには結構な日にちがかかりました。 何しろ実験機材だけでも膨大な量であり、専門家の鑑定も必要だったからです。

 つまり裁判所への申請と許可と言うプロセスを除けば、イスラエル軍のアル・シファ病院攻撃は、警視庁のオウムの強制捜査と同じ手順なのです。

 しかし篠田教授のイスラエル非難の理論だと、警視庁は上九一色村のサティアンの強制捜査に入る前に、サリン製造の証拠を出しておくべきだったという事になります。
 強制捜査の前に証拠を出せなんて言われたら、警察はオウムはおろか、一般的な犯罪を殆ど摘発できなくなります。

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 因みに国際法は戦場の法であり、そもそも敵対する国や組織双方に対して強権を発動できる警察や検察が存在しない事を前提に作られています。
 そして戦争を防ぐ事はできない事を前提に、その戦争をより悲惨にさせない為に作られているのです。 
 だから一方が病院内に軍事拠点を作るような国際法違反をした場合、もう一方だけがその違法行為の完全証明を求めた上でなければ攻撃を禁止するなどと非現実的な構造にはなっていません。

 篠田教授は中東の専門家ではないけれど、国際政治学者であり、その立場から日本国憲法についての著書もあります。 
 だから国際法についても一応の見識はあると思ったら、国内法で考えても頓珍漢な事を言っているのです。
 一体この人は何でここまでハマスに肩入れし、イスラエルを憎悪しているんでしょうね?

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  そして不可解なのは、アル・シファ病院地下から武器やハマスの戦闘員が居た証拠が出てきても尚「司令部ではない」と言う人達です。
 ワタシは軍オタじゃないので、一体何が出たら「司令部」だと言えるのかわかりません。
 
 国際法でもジュネーブ条約でも、病院攻撃は禁じられていますが、しかし同様に病院を軍事的に利用する事も禁じられています。
 病院を「司令部」として利用しなくても、病院から敵を砲撃したり狙撃したりする事なども禁じられているのです。 そして軍事利用されている病院を攻撃する事は合法です。
 
 アル・シファ病院の地下では武器や弾薬が大量に見つかり、人質が連れ込まれた事が映像で確認されて、また本来ハマスの幹部しか決行を知らなかったはずの10月7日のテロの為に作られた手書きカレンダーも見つかっています。
 これだけ揃えばここはハマスのテロ実行犯が使用していた空間であり、ハマスが軍事利用していた言う事の証明にはなるでしょう?
 だったら攻撃しても全然構わないのではありませんか?

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 因みにハマスは所詮テロ組織であって、今回のテロでも航空戦力はパラグライダー、地上戦力には重火器はなく、イスラエルの設置した壁を壊すのにはブルドーザーを使っていました。 これでは司令部と言っても米軍や自衛隊が持っているような大規模で最新鋭の機器をそろえた設備などあるとも思えません。
 
 だから武器や弾薬が大量に備蓄されており、戦闘員や戦闘を指揮した人間達がいた場所であり、人質を監禁していた可能性もあるなら、これはハマスにとって重要な場所、司令部と考えて良いのではないですか?
 そしてそういう場所は間違いなく軍事拠点ですから、攻撃されても文句を言えないはずです。

 篠田教授等はハマスの司令部には、米軍の司令部みたいな設備があるとおもっているんでしょうか?
 司令部以外の軍事拠点は攻撃してはイケナイと思っているんでしょうか?

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 今回のガザ攻撃について、イスラエル軍憎悪派の言い分を聞いていると、そもそもこれが危険なテロリストとの戦争状態である事を脳内から完全に削除しちゃったんじゃないかと思ってしまいます。
 そしてその危険なテロリスト達は、ガザ住民を人間の盾として使っている事も綺麗に無視しています。
 
 危険なテロ組織を放置したらまた同様のテロを起こす。
 だから一刻も早くテロリストは殲滅しなけれならない。
 
 それでもイスラエル政府は攻撃までにかなりの時間を置き、その間に非戦闘員が退避するように促したのです。
 そして戦闘が始まてからも、危険な戦闘中で病院への燃料補給のような人道支援も続けています。

 ところが篠田教授等は、こうした事実を完全に無視して、ハマスを擁護し、イスラエルを非難し続けるのです。
 マジにこの人、イスラエルに何の恨みがあるんでしょうね?
 それともヒトラーの怨霊にでも憑りつかれたのでしょうか?
  1. テロリスト
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2023-11-24 12:15

自衛隊は国民を守ってくれる 池内恵教授vs小川清史元陸将

 東京大学の池内恵教授が、元陸上自衛隊西部方面総監・陸将・小川清史氏にツィッターで長々抗議したようです。



 ワタシは少し前にツィッターのアカウントを停止されているので、詳しい事はわからないのですが、池内教授はチャンネルくららの番組の中の「イスラエル・ガザ最大病院に突入 中東専門家はなぜ偏っているのか?」の内容に抗議したようです。



 この番組はロシアのウクライナ侵略直後から始まり、毎月一回程度の頻度で、陸・海・空のもと自衛隊幹部だった3人がウクライナ戦況を分析・解説していました。 またウクライナ以外に世界的な軍事緊張が起きた場合は、それについても解説していました。
 で、今回はイスラエルのガザ攻撃についての解説だったのです。
 
 さすがに元プロ、しかも高級軍人による解説は的確で非常に興味深く、ワタシは毎回欠かさず見ていました。 
 特にウクライナもガザも陸上戦闘が中心である事から、元陸将小川氏の解説が中心になるのですが、小川氏の解説は常に正鵠を得ており、また今後の戦況の予想もこれまで見事に当たってきました。

 で、池内教授は小川元陸将の発言の何が気にいらなくて、態々小川氏を名指した上でこの番組を批判したのでしょうか?

 ワタシは小川氏の発言の中で「ハマスが統治機構なら、ガザの住民を地上に置いて空爆に晒し、自分達は地下に籠るのはオカシイ。 統治機構なら住民を地下に退避させて、自分達が地上で戦うべきだ。」と言う発言じゃないかと思うのです。
 
 小川氏も含めて、この三人のもと自衛隊幹部は全員、軍事のプロであっても、中東のプロではありません。 だから今回の解説も、イスラエルのガザ攻撃の善悪正否や政治的意味は全く話題にしていません。
 しかし自衛官とすれば、国民保護は重要な課題です。
 ところがハマスは国民保護の義務を完全に放棄している事は明らかなのです。
 これは自衛官としては見逃せない問題でしょう?

 そしてワタシはこの小川元陸将の発言を聞いた時に、日本国民として非常に心強く思いました。
 小川元陸将は国民保護の義務を重視している!!
 小川元陸将がこの発言をしたとき、ほかの二人、元海将と元空将も賛同していたのですから、自衛隊は陸海空揃って国民保護を重要な使命だと認識している事が感じられました。
 
 自衛隊は国民を守ってくれる軍隊なのです。
 だから国民を空爆に晒し、自分達は地下に逃げ込むハマスを許せないのです。
 そしてこれはハマスと言うテロ集団の本性を明白にする発言でした。

 だからこそ何かハマスを擁護してきた日本のイスラム研究者が「カチンと来た」のでしょう。
 
 しかしこれは何とも奇妙な話です。
 だって戦後民主主義の教育ではずうっと「軍隊は国民を守らない」と言ってきたじゃないですか?
 「国民を守らない」と言って旧日本軍を非難してきたじゃないですか?
 
 軍隊が勝手に戦争を起こす。
 しかし国民は守らない。
 そして国民が戦争に巻き込まれて殺される。
 だから軍備を持ってはイケナイ!! 
 自衛隊は違憲!!

 と喚き続けてきたのです。

 ところが今回のハマスのテロは正に、ガザ住民は何も知らないままハマスが始めたテロにより、ガザがイスラエル軍の攻撃を受けているのです。
 しかしハマスはガザ住民の安全を守るどころか、退避を妨害し、戦場に置き去りにしたまま、自分達だけは地下道に逃げ込んでいるのです。

 これは日本の自称リベラリストからすれば最低最悪の行動ではありませんか?
 ところが日本の自称リベラリストは誰もこれを非難せずに、なぜかイスラエル軍ばかりを非難しているのです。

 そしてこの点を元陸将が指摘すると、東京大学教授はそれが気に入らないようです。 
 これ一体何ですか?

 しかし勿論これはワタシの誤解かも知れません。
 実はワタシは池内恵教授の本を何冊か読んだ事があるし、講演を聞いた事もあります。 そしてそれぞれ大変興味深く面白く思ったので、このブログでも紹介しています。
 ついでに池内恵教授の父であるドイツ文学者池内紀の本も好きでした。 それで池内紀の本をネタにした話もブログに書きました。
  
 それで池内恵教授も普通に立派な学者だと思っていたのです。
 それが最近なぜかツィッターで執拗に飯山陽博士の人格攻撃をしていてるのです。
 池内教授と飯山博士は、東京大学イスラム学科の先輩・後輩関係にあたり、「国際政治チャンネル」と言うネット番組で二人仲良く出演していた事もあります。
 それなのに何でいきなり飯山博士を人格攻撃?

 一方飯山博士は自分のyoutubeチャンネルで、ケチョンケチョンにやり返しました。
 何でこんなことになったのかワタシはわからなかったのですが、しかしどうもこれは飯山博士が完全に反ハマスの立場で、日本のイスラム研究者全般を非難してきた事が原因と思われます。
 ワタシはこれは今一確信がなかったのですが、しかし今回池内恵教授が小川元陸将に抗議したことで、確信を持てました。

 でも池内恵教授の本心はきちんと聞いてみたいです。
 チャンネルくららは池内恵教授を招待して話をしたいと言っていますから、是非池内恵教授には出演してほしいです。

 因みに最初の動画の左端の着物姿の男性・内藤陽介氏も実は東京大学イスラム学科卒で、池内恵教授と飯山陽博士の先輩に当たります。 
 イスラム学会ってホントに狭い世界なんですね。

 最後にもう一度言います。
 小川元陸将の発言でわかりました。
 自衛隊は日本国民を守ってくれる軍隊なのです。
 小川元陸将の発言を聞いて、ワタシは大変心強く感じました。
  1. 戦後民主主義
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2023-11-23 12:02

アル・シファ病院はハマスの本部なのか?

 ガザ地区のアル・シファ病院にハマスの本部があったか?否か?が問題になっています。
 この件について、倉山満が国際法の立場から簡単な解説をしていました。 



専門家の国際法無理解 病院が軍事施設でない証明義務はハマスにある 憲政史家倉山満【チャンネルくらら】

 倉山満と言う人は、かなりエキセントリックな一面があるので、ワタシはあまり好きじゃないのですが、しかし一応「憲政史家」です。
 で、国際法でも学術論文を書いたそうです。

 そしてこの短い動画を見る限り国際法では「病院が軍事施設でない証明義務はハマスにある」との事です。
 そうですね。 
 常識的に考えると、ハマスがガザの統治機構であるなら、ガザ市民を守る義務があるわけです。
 だからイスラエルの攻撃からアル・シファ病院の入院患者や医師・看護師を守る義務があるのはハマスです。 そしてハマスが軍事的にアル・シファ病院を守れないなら、ハマス側がアル・シファ病院に本部がない事の証明をするべきなのです。

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 無い事の証明って悪魔の証明では?
 でもアル・シファ病院がハマスではない事の証明は、数学の証明のように絶対的な真理の証明ではないのです。
 とりあえずアル・シファ病院にアメリカなど、イスラエルの友好国の関係者を入れて家探しでもしてもらえば済む話です。
 ハマス側に入院患者や職員を守る意思があるなら、ハマス側が申し出て、米軍でも英軍でもイスラエル側が信用できる軍関係者に家探ししてもらいますよね。
 それで家探しをした米軍や英軍が「イスラエルさん、うちらも一生懸命さがしたけど、ハマスの本部なんかなかったよ。」と言えば、イスラエルだって攻撃しないのです。

 またアル・シファ病院側も入院患者や職員を守りたいなら、イスラエル軍に病院を解放して、内部を自由に家探ししてもらうべきなのです。
 イスラエル側も別に入院患者や職員に危害を加える意志がないのは明らかなのですから。

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 ところが今回、イスラエルを非難している人達は、ひたすらイスラエルの側にだけ証明を求めています。
 
 例えばイスラエル側はアル・シファ病院に人質が連行される映像を二つ発表しました。 おそらくアル・シファ病院の防犯カメラの映像でしょう。
 一つは健康な男性が半裸で、数名の男に羽交い絞めにされながら、引きずられていく映像です。
 もう一つは片手と片足から血を流している男性が、ストレッチャーに乗せられて運び込まれる映像です。

 これについて軍事ブロガーとして名高いJFSさんは「人質が病気になったら病院に運んだだけと言われたら終わり」と言いました。
 確かに血を流してストレッチャーに乗せられている人の場合は、「人質が怪我をしたから病院に運び込んだ」と言えますが、しかしは怪我もしてない男性を羽交い数名で絞めした映像を「病気治療の為」と言うは無理でしょう?
 勿論、病気治療でも嫌がって抵抗する場合はあるでしょうが。

 しかしこのような基準での証明を求めるなら、イスラエル側だけでなくハマス側やアル・シファ病院側にもその証明について相応の協力を求めるべきではありませんか?

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 因みにアル・シファ病院がハマスに使われていたことは、実はアムネスティも前々から指摘して報告書を出しています。 
 ハマスはアル・シファ病院の使われていない診察室で、パレスチナ人を拷問していたというのです。
 ワタシの感覚では、こちらの方が怖いです。
 病院の診察室で日常的に拷問が行われているって、あまりと言えばあまりに悍ましいです。
 だって使われていない診察室と言っても、診察室なら一般職員が近くを歩き回ったりできるのです。 そういう場所で平然と拷問をしていたという事は、病院の職員全部がハマスとグルだったと言う事でしょう?
 病院職員が自分の病院で拷問が行われいる事を知っていて、黙っていたとは・・・・・。

 そう言えばイスラエルのガザ攻撃が始まった直後の10月17日、やはりガザにある病院が空爆されて500人が死亡と言うニュースがでました。
 この時はこの病院の院長と言う男性が記者会見をして「500人死亡」と言っていました。
 しかし結局、「空爆」されたのは病院の駐車場。 
 「空爆」はハマスとは別のテロ組織イスラム聖戦機構が、イスラエルを狙ったロケット砲のロケットが不具合を起こして病院の駐車場に落ちた物でした。

 勿論、それでも駐車場の車が何台もまる焼けになっていたので、車の中にいた人は焼死したでしょう。 しかし病院の建物本体は無傷で、駐車場に近い病棟のガラスが割れた程度でした。
 それではあの「院長」はなぜ「500人死亡」などと言ったのでしょうか?
 あの「院長」が本物なら、ガザ地区の病院関係者とハマスの関係はどうなっているのでしょうか?

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 これは別にガザ地区の病院関係者が全部ハマスとグルだと言っているのではありません。 
 ハマスは元来凶悪なテロ組織です。 ガザ地区は2007年からこのテロ組織に実行支配されているのです。 ハマスはこの時、パレスチナの警察権や徴税権も握りました。
 その為、エジプトなど外部からガザ地区に輸入される食糧等には、高額の関税をかけていますし、このようなハマスの政策に憤ったガザ住民を徹底的に弾圧しているのです。
 こういうテロ組織の支配下では、公然とハマスに逆らえる人はいないでしょう。

 ガザ市民の「世論」はこの状態で作られているのです。
 そしてハマスはこれまでも学校や病院から、イスラエルに向けてロケット砲やミサイルを撃ち込み、報復されると「イスラエルは学校や病院を攻撃した」と宣伝してきました。 
 イスラエル側はこれまで報復攻撃をする前に、ビラやゴム弾で「これから本物の爆弾を撃ち込むから非戦闘員は退避するように」と警告してきたのですが、それでも子供が死んだりしたのは、ハマス側が退避を阻止していたからです。

 こういう現実はハマスの実効支配が始まって以来15~16年も続いていており、アムネスティその他の人権機関も問題にしてきました。
 ところがイスラエル軍のガザ攻撃の報道やそれに反応する人々の脳内では、その現実を綺麗にネグレクトされているようです。

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 そもそもそんなに一般市民の犠牲が問題だと言うなら、一番非難されるべきはハマスです。
 ハマスが人質を全部解放して、ハマス全員がイスラエルに降伏したら、この攻撃はなかったのです。
 
 ハマスには最初からイスラエル軍と戦って勝つ能力はありません。 
 ハマスがテロをやれば、イスラエル軍は必ず報復してきました。
 だったらこんなテロをやれば、ハマスが降伏しない限り、ハマスの立て籠るガザが攻撃されて、ボコボコになるのは必定です。

 それでもハマス側がガザ市民を退避させた上で、玉砕覚悟で戦うならまだ同情できますが、コイツラは何と市民の避難を妨害した上で、地上で爆撃に晒し、自分達は地下に逃げ込んでいるのです。

 こういう連中にシンパシーを持つ人間ってなですか?

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 ワタシは個人的には、アル・シファ病院の地下が、ハマスの本部だったかどうかはわかりません。
 そもそもワタシは軍オタでもないので、どんな機能や設備があれば「本部」と言えるのか?もわかりません。
 幹部がいるところが本部だとしても、ハマスの大幹部はみんなトルコやカタールの高級ホテルで暮らしているのですから、ガザにいるのは全部「雑魚」です。 その「雑魚」の中のどのランクの「雑魚」がいっれば「本部」と言えるのかもわかりません。

 但しハマスの関係者がいた事は間違いないと思っています。
 イスラエル軍が病院地下に突入した直後に、手書きのカレンダーを発見しました。 
 そのカレンダーにはアラビア語で三週間程の日付と曜日が書かれていたのですが、その日付の上に「アル・アクサー洪水の作戦」と書かれていました。
 この「アル・アクサー洪水の作戦」と言うのは10月7日のテロのハマス側の呼び方なのです。
 そしてカレンダーは10月7日の数日前の日付から始まり、二週間程後までの日付に✖印が書かれています。

 つまりこのカレンダーはテロの決行の為に作られたカレンダーなのです。 地下にいた人物達はテロ決行の為にカレンダーを作り、一日が終わる度に✖印をつけて行ったのです。
 つまりこの病院の地下にいた人物達は、テロ決行について日付等を知っていたのです。 
 一方、このテロの準備にはハマス内でも完全な秘密が守られていたため、イスラエル側は一切兆候をつかむ事ができませんでした。 

 つまりハマス内でもこの作戦の決行は、一部の幹部にしか知らされていなかったという事になります。
 と、言う事はアル・シファ病院の地下で、手書きカレンダーを作って使用した人間達は、テロの実行犯の中でも上級幹部だったと言う事です。
 アル・シファ病院の地下がハマスの本部だったかどうかはわりませんが、彼等にとって安全で居心地の良い場所だったと言う事でしょう。

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 倉山満が動画の中で言う通り、今回のガザ攻撃については専門家と言える人が狂乱しています。 この専門家って国際外国大学の篠田英明教授でしょうね。
 この人は「自衛権」と言う問題から憲法9条について、世界の常識的な解釈を述べているので、ワタシもマトモな人だと思っていました。
 しかしその篠田教授がイスラエルのガザ攻撃を「快楽殺人」などと言い出したのですが、ホント狂いだしたとしか思えません。

 因み篠田教授がこんな風に狂った原因は「パレスチナ人カワイソウ」のようです。
 完全武装のイスラエル軍がハマスを攻撃するのを見て、「無抵抗なハマスカワイソウ」と感じている人達も沢山いるようです。 
 篠田教授もこの仲間でしょうね。
 
 でもイスラエル軍の装備って、自衛隊や米軍など先進国の軍隊のスワット部隊の装備と同じでしょう?
 自国軍の兵士を守りる為に必要な装備を付けているだけです。
 テロリストとの戦闘にこのような装備をしていたら「パレスチナ人カワイソウ」と言われても困ります。 
 何よりハマスはガザの一般住民ではなく、ガザ住民を武力で支配しているテロ組織なのです。
 篠田教授はそもそもそれを理解してないようです。 
 なんだかなあ・・・・。 
 これじゃOSO18の駆除を非難する馬鹿と同じではありませんか?

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 熊はぬいぐるみのような姿をした可愛い動物です。 
 小熊なんかホントに可愛いです。
 だから誰でも熊を殺すのはカワイソウだと思っています。 しかしこれまでも大勢の人を殺した危険な動物です。
 だから熊の研究をしている専門家は、皆「熊の駆除が必要」だと言っているのです。
 
 ところが中東の専門家や国際政治学の専門家の中には、熊よりも遥かに危険なテロ組織を一般のガザ住民と混同して「カワイソウ」だから駆除するなと言う連中が、多数いるのだから呆れます。

 
  1. テロリスト
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2023-11-22 12:44

自転車を買う

 一昨日、新しい自転車を買いました。 
 古い自転車は第二次安倍政権発足直後に買ったのですが、以降毎日のように乗り続けたので、去年あたりから随分とがたが来ていました。
 
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 何度も転んだり、倒れたりしたの自転車本体も随分痛んでいたんですが、バッテリーの劣化が酷くて、フル充電して出かけても、少し遠出をすると帰宅途中でのバッテリー切れが心配になってきました。
 そもそも我が家の周辺は山坂が多く、我が家は坂の上にあるので、電動自転車でなければ自転車は使えない場所です。 
 それなのに帰宅途中でバッテリーが切れると、自転車を押して帰るしないのです。
 だから前々から自転車を買い替えなくちゃダメだと思っていました。

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 ところが10日ほど前(11月11日)、琴似商店街から農試公園を回って帰る途中で、遂にバッテリー切れが起きたのです。
 バッテリーの不調は前々からですが、それでもそれまでなら十分帰れた距離です。
 それなのに何でいきなりバッテリー切れなのか?
 ワタシは半泣きで自転車を押して帰りながら、色々考えました。
 充電ができていなかったからかも知れない?
 或いはこの日、余りに寒かったからかも知れない?

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 そこでそれから自転車に乗る時は常に、バッテリー残量を確認しながら走りました。
 しかしヤッパリ、バッテリーの減り方は異様に早くて、近くのスーパーに行って帰るだけでバッテリー残量が50%程度になってしまいます。
 これではもう近所への買い出し以外には使えません。
 だから新しい自転車を買う事にしました。

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 しかし今時期に新しい自転車を買っても、後良くて一か月、悪くすると半月で根雪になって、自転車は使えなくなります。
 せっかく買った自転車を、一か月足らずで春までガレージにしまい込むと言うのは、情けない話です。
 それにとりあえず買い出しだけなら古い自転車で間に合います。
 また春に真新しい自転車に乗るのも素敵です。
 それで11日からずうっと、新し自転車を買う事は保留にしていました。

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 ところが一昨昨日、後輪のタイヤがパンクしたのです。
 家を出る前に空気をしっかり入れても、暫く走ると空気は抜けてしまいます。 こうなると自転車屋に頼んでパンクを直してもらわないといけません。
 それなのに自転車屋は休みでした。
 もう、いい加減にしろよ!!!

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 なんかもうアタマに来てしまいました。
 で、一昨日、自転車屋へ行って、店主とタイヤ修理とバッテリー劣化の件を話をすると、店主は「今新しい自転車を買う予約すると古い自転車は1万5千円で引き取る。」と言います。 「今、新し自転車を買っても直ぐに雪になるから、予約だけすればよい。」と言います。
 因みにその場合、古い自転車のパンク修理はサービスで無料だと言う事です。
 で、その自転車を見ると、古い自転車より強力なバッテリーが付いていて、走れる距離が10キロ程長いのです。
 値段は古い自転車を買った時とそう変わりません。

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 それを聞くと、新しい自転車が欲しくなりました。
 確かに今買っても、直ぐに雪になるのですが、それでも雪が来るまでの間、バッテリー残量を気にせずに自由に自転車で走り回れるのです。
 それにワタシの寿命を考えたら、自転車のバッテリーの劣化までの期間とワタシの体力の劣化まで期間が良い勝負です。
 古い自転車は10年余使えました。 それでは新しい自転車が同程度使えるとして、ワタシは後10年後に自転車で駆け回る体力があるのでしょうか?

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 だったらワタシの体力を優先して考えるべきでしょう。
 それで10年後に自転車のバッテリーが劣化しても、その時に新しい自転車を買おうと思える体力があるなら、それこそ大変な幸運です。
 と言うわけで、ワタシは店主に「新しい自転車を買うから、このまま乗って帰りたい。」と言いました。 支払いはクレジットカードを使う心算でした。

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 ところが店主は「クレジットカードでの支払いは嫌だ。」と言います。 クレジットカードを使うとカード会社に5%も手数料を取られるからだそうです。

 だったら現金で払います。。
 でも、キャッシュカードは家に置いてきたから、家に帰って銀行へ行ってお金をおろして持ってきます。
 だからとりあえず何か乗れる自転車を貸してください。
 だってワタシの自転車パンクしているから。

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 すると店主は「新しい自転車に乗って行けば良い。」「ついでに古い自転車の充電器と、鍵の予備を持ってきてほしい。」と言います。
 お金を払う前に、新しい自転車に乗るのはなんか抵抗がありました。
 まるで万引きしてるみたいで・・・・。 
 でも店主は「いいから乗ってけ!!」と言います。
 と言うわけで、ワタシは新しい自転車に乗って家に行き、充電器と鍵とそれから現金をもって自転車屋に行きました。

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 本来自分の物でないと思って乗っていたせいか、何だか乗り心地が悪く感じました。 
 しかし考えてみれば店主は一回乗せてしまえば返品不能と考えたのかもしれません。
 まあいいです。
 自転車は最初からこの店で買う気でした。
 ここは家から一番近く、パンク等のトラブルがある度に世話になっていたのです。 だから今後もこの店に厄介になると思いますから。

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 で、昨日は新しい自転車で散歩に行きました。
 今度こそ完璧に自分の物になっていると感じているせいか、一昨昨日に比べて乗り心地が凄く良くなったような気がします。
 前の自転車は24インチですが、今度は26インチです。
 その為か前と同じように漕いでいてもスピードが出る気がします。

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 それで上機嫌で走り回りましたが、しかしもうすっかり冬枯れの景色になっていました。
 今や黄葉は全て終わり、葉を残しているのはカラマツと柏だけです。
 黒々とした山肌にカラマツ林だけが金色に輝いているのです。

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 それでも気分は爽快で、発寒川の水源近くから、貸し菜園の沢山ある山の上、更に山を下って買い物をしてと、随分と長い距離を走り回りました。
 しかしバッテリーは全然減っていきません。

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 これなら大通り公園や中島公園まで行っても大丈夫でしょう。
 それにヨドバシカメラまで行っても平気です。
 実はパソコンも屁垂れているので、ヨドバシカメラに行きたかったのですが、バッテリー劣化で遠出は控えるしかなかったのです。

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 しかし電動自転車と違ってパソコンの買い替えは気が重いです。
 だってデータの移動とか設定とか考えるだに憂鬱です。

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 でも近々行くしかありません。

  1. 札幌の四季
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2023-11-21 11:49

国家と国家を守るとは?

 先日、ある方のブログに今回のイスラエルのガザ攻撃について痛切な記事がありました。

 思想 11月19日 イギリス毒舌日記

大人の空手のクラスに数年前から急に来た50代後半か60代前半の女性がいる。
身体はかなり締まっていて、ずっと身体を鍛えてきた人なのだと分かる。

先日、その人がイスラエルに戻ると言った。
私は知らなかったが、40代までイスラエル軍に所属していた人らしく、まあまあ上の役職だったらしい。
今の状況を受け、再びイスラエル軍に戻ってハマスと戦わねばならないと言った。
びっくりした。

そこにいた生徒が、「それに伴い、ハマスではない市民が大量に殺されても平気なのか?」と聞いた。
「始めたのはハマスだ」と答えた女性。
彼女は来週、イスラエル軍に入る為にイスラエルに行く。

思想、それが怖いとつくづく感じた。
思想を理解し合う、譲り合うなど無理だと女性の訴える顔を見て思った。
また再びユダヤ人が迫害されない為に戦うのだと言った。

生きて帰れないかもしれないと言い残し、ひとまずイギリスを去った。
ガザに関して解決とは、どんな着地点が解決なのか…
聞いたとて、彼女の意見は彼女の思想による意見、そういう考え方もあるのねとはならないが、とにかく彼女はあの年齢で最前線に入るために願いを出したと言うのだから。

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 このブログ主はイギリス人の男性と結婚して、小学生と中学生の子供を育てながら、イギリスで生活している方です。
 非常に賢い方で、子供を育てながら近所の量販店の売り子のパートをしていると言う事で、一般のイギリス人の生活に密着しながら、イギリスの生活について非常に深い洞察にとんだ記事を書かれるので、ワタシは前々から愛読していました。

 この空手教室と言うは、息子さんが通っている教室なのですが、子供のクラスだけでなく大人のクラスもあります。 
 で、その大人のクラスの方が、実はイスラエル軍の軍人だった人で、今回のガザ攻撃の為に帰国して戦うと言うのです。

 実はガザ攻撃の直前、イスラエル政府は30万人の予備役を招集しました。 ところが招集完了前に予備役部隊の人員の充足率が100%を遥かに超えてしまったと言うニュースを聴いて驚きました。
 つまりイスラエルが政府がガザ攻撃の為に徴兵礼を出した人が直ぐに集まっただけでなく、徴兵礼の対象でなくても志願した人が多数いたのです。

 予備役は兵役経験はあるけれど、普通に働いて社会生活をしている人達です。 イスラエルの場合、専門職などとして国外で働いている人も多いようです。
 だから帰国して兵役に就くのは色々大変でしょう。
 またイスラエルの他に、もう一つ別な国の国籍を持っている二重国籍の人も多数いると言われます。
 ところがそういう人達も、続々と帰国して、兵役に志願していると言うのです。

 で、イギリス毒舌日記さんの所に出てくる空手教室の女性もそうした一人でしょう。
 40~60と思える年齢と言う事は、徴兵されたとは思えません。
 しかしそれでも帰国して兵役に就くと言うのです。

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 これはイスラエル人の戦意の高さと共に「また再びユダヤ人が迫害されない為」から見えるように危機感の強さを感じさせます。
 実際、現在イスラエル人が危機感を募らせるのはわかります。
 欧米ではこの事件を契機に、極めて古典的と言うか中世的な反ユダヤ主義が復活しつつあるようです。

 ヨーロッパではユダヤ人迫害は中世から続いていました。 
 元々はキリスト教徒にとって異教徒である事から始まった迫害ですが、しかし近代になってキリスト教の影響が薄れ、近代合理主義の時代になっても収まりませんでした。
 挙句にナチスドイツによる大虐殺です。
 しかも無残なのは、この大虐殺が行われいる間、ナチスドイツの虐殺から逃れようと必死で逃げるユダヤ人を受けてくれる国が殆どなかった事です。

 それどころかナチスドイツに便乗して虐殺を手伝った国も沢山ありました。 ナチスドイツのユダヤ人虐殺の被害者数は随分と曖昧で、資料により数字が100万単位でばらつくのですが、これはどうやら東欧諸国がナチスドイツに便乗して大量虐殺をしたからのようです。 そして戦後それらの国々が自国の責任を誤魔化してドイツに押し付けたりしたのが原因のようです。

 一方、イギリスやアメリカなど連合国側は、虐殺の手伝いこそしなくても、難民の救援には非常に消極的でした。 
 例えば、パレスチナは当時、イギリスの信託委任統治地であり、バルフォア宣言ではイギリスはパレスチナにユダヤ人が居住する事を認めていました。 因みにこの時期はフサイン=マクマフォン協定のアラブ側代表フサインも、この地がイギリスの信託委任統治になる事には反対していませんし、ユダヤ人の居住も認めています。
 
 しかしナチスドイツから迫害でパレスチナに逃げてくるユダヤ人が増えると、イギリスはユダヤ人の流入を阻止しました。 ユダヤ人難民が増えるにつれてパレスチナ在住のアラブ人とのトラブルが増えた為です。お
 で、難民を満載した船の入港を拒否して、その難民船を追い回した挙句、最後にその船が沈没すると言う悲劇まで起きています。

 現在の難民保護の為の条約や協定は、この第二次大戦中のユダヤ人の悲劇を反省して作られた物です。
 またユダヤ人差別は絶対タブーとなりました。
 しかしユダヤ人としてはもう二度とこんな目に遭いたくない!!、その為には自分達の国が絶対必要だと言う事になったのです。 

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 しかし現在の欧米を見ていると、第二次大戦前のユダヤ人迫害の悪夢が蘇りつつあるのでは?と思ってしまいます。
 欧米諸国にイスラム系移民が増え、そのイスラム系移民が「弱者」の地位を確保したため、彼等への批判がタブーになっています。
 その為、イスラム原理主義者のテロもテロの扇動も批判しないし、少女への強姦や売春強要でも相手がイスラム教徒だと警察も摘発しないと言う状況が続いていました。

 で、このイスラム移民達がこのハマスのテロに舞い上がり、絶賛した挙句に、反ユダヤ主義を扇動しているのです。
 そうするとこれまで欧米の中で抑制されてきた反ユダヤ主義が、イスラム教徒に便乗して、復活しつつあるようです。
 この状況では欧米在住のユダヤ人の恐怖は図り知れません。 
 そしてこのまま欧米で反ユダヤ主義が復活した場合、彼等が逃げ込める所はイスラエルしかありません。 
 
 国外在住のイスラエル人達が、帰国し軍隊に志願していると言われますが、こうした状況を考えるとむしろイスラエル国外に暮らすイスラエル人の方が、本国の人達よりむしろ敏感にこの危機感と恐怖を感じているのではないでしょうか?

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 ここで紹介したブログ記事の女性も、帰国して兵役に就くと言ったら、特に親しかったわけでもないイギリス人から「それに伴い、ハマスではない市民が大量に殺されても平気なのか?」と言われたりするのです。
 
 ??
 イギリスは911の後、アメリカが行ったアフガン攻撃に参戦し、その後も長々とアフガニスタンでの戦争に参加し続けていました。 この戦争に王子様まで送っています。
 アメリカは、911の首謀者オサマ・ビン・ラディンがアフガニスタンに逃げ込み、それをアフガニスタンのタリバン政権が庇い続けて、アメリカへの引き渡しを拒否したために、アフガニスタンを攻撃したのです。
 
 このアメリカのアフガニスタン攻撃と現在のイスラエルのガザ攻撃は、どちらも同じくテロ被害国がテロリストと戦う、その為にテロリスト達の立て籠る地域を攻撃すると言う話です。
 因みにイギリスのアフガニスタン攻撃参戦は、アメリカの御機嫌取りです。
 そのイギリス人がイスラエル軍に志願すると言う女性を「それに伴い、ハマスではない市民が大量に殺されても平気なのか?」と言うのは、イスラエル人から見れば「反ユダヤ主義からの悪意?」とも取れてしまいます。
 そしてこのように言われたら、切実な危機感と恐怖を感じるでしょう?

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 イギリスは民主主義国家です。
 そしてイギリス自身もこれまで何度もイスラム原理主義テロリストの被害に遭っています。
 それでも結局、イギリス人はイスラエルの立場を理解してくれない。
 これはイギリス在住のイスラエル人にとっては絶望的な話です。
 そしてイギリスに絶望したら、猶更イスラエルと言う国を守るしかないと思うでしょう。
 結局、ユダヤ人が迫害される事がないように守ってくれる国はイスラエルしかないのですから。

 塩野七生氏が著書の一つで書いていました。
 中世、ユダヤ人が憎まれた理由の一つが、戦争参加の拒否だったと。
 中世ヨーロッパでは、都市国家が戦争になって、街ごと市の城壁の中に立て籠って戦うと言う事が再々ありました。 都市が陥落したら、街中が略奪や虐殺に晒されるので、街中の人は女子供まで必死になって防戦するのです。

 ところがこのような場合でも「神の命令にしか従えない」と言う理由でユダヤ人は参戦を拒否するのです。 そしてユダヤ人だけで敵と和平条約を結んだりしてしまう事もありました。
 これでは街中の人がユダヤ人を憎むのもわかります。

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 しかし時代は進み、宗教の力が衰えるにつれてこれはなくなりました。 ヨーロッパ諸国に徴兵制が敷かれるようになるとユダヤ人も普通に徴兵されるし、そもそも宗教よりも国家の意識が強くなり、ユダヤ人の愛国者も増えて行ったのです。
 例えばアンモニア・ソーダ法を発明したフリッツ・フーバーは、ユダヤ人ですがしかしドイツで国民的に認められた愛国者でした。
 第一次世界大戦中、アンモニア・ソーダ法の発明のお陰で、ドイツ軍は無限に爆薬の原料である硝石を作る事ができました。 彼はまたドイツ軍の為に毒ガスも製造したのです。

 けれどもヒトラーが政権を取ると、彼はドイツを追われました。
 マックス・プランク等、ドイツの偉大な科学者達が揃ってフーバーがいかにドイツを愛し貢献してかをヒトラーに説いたのです、ヒトラーは彼をドイツから追放しました。
 
 一方、第二次大戦が始まるとアメリカではユダヤ人達が、続々と米軍に志願しました。 第二次大戦当時、米軍に入隊したユダヤ人の数は、20歳から50歳までの在米ユダヤ系男性の半数と言われます。
 これはホントにすごいです。 だって30過ぎ、40過ぎならメタボなど絶対兵役検査に合格しない人の方が多いでしょう?
 だから特技や資格等があって、多少なりとも軍隊で働けそうな人は全部、志願し、入隊したと言う事でしょう。

 ここまでアメリカユダヤ系の戦意が上がったのは、勿論相手がナチスドイツだったからでしょう。
 実はアメリカだって戦前は結構反ユダヤ主義も強く、ユダヤ人差別も酷かったのですが、しかしそれでもアメリカを守らないと、今現在、自分達が持っている自由も財産も生命も喪ってしまうのです。 

 そして第二次大戦中、ユダヤ人が大量に志願し、大量に戦死したことで、アメリカでのユダヤ人の地位が向上しました。

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 ユダヤ人は長く国を持たない民族でした。
 それはユダヤ人が国家よりも宗教を優先しきたからです。 旧約聖書の時代から、ユダヤ教内の宗派対立で国家が分裂破綻する事を再々やっています。
 しかし近代国民国家ができて、ユダヤ人も国家の力を認識せざるを得なくなりました。
 
 国家による大虐殺を被った事で、自分達を守る為にはやはり国家が必要だと考えたのです。
 それで現在のイスラエルがあるのですが、しかしそれが現在、宗教に生きる人々からの攻撃にさらされているのです。

 それにしてもこうした状況で何としても自分達の国を守りたいと言うイスラエル人女性の「思想」が怖いと言うのは、どういう事でしょうか?
 これは結局、日本人もまた一般のイギリス人も、イスラエルの置かれた状況には思い至らないと言う事ではないでしょうか?
 因みワタシはハマスの思想の方がよほど怖いと思います。

 ハマスはイスラム原理主義からイスラエルの殲滅を目的しており、パレスチナ人にいくら犠牲が出てイスラエルと話し合うとか共存するとかそういう事は一切考えていないのです。
 イスラエルを非難する人達はこれを理解しているのでしょうか?
  1. テロリスト
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