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2023-04-14 14:37

北朝鮮のミサイルは迎撃せよ!!

 昨日、北朝鮮のミサイルの件をエントリーしたところ、苺畑カカシさんから「どうして日本はミサイルを迎撃しないのか?」と言うコメントをいただきました。
 これに対してトラウマさんが、その理由を上手く説明するコメントを返してくださいました。

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 北朝鮮に本気で日本を攻撃する意思はないし、またホントにミサイル攻撃をする能力もないと言う事も事実ですが、しかしそれ以上に日本側には例え相手が北朝鮮のような弱小国であっても、敢えて喧嘩をすると言う発想がないのです。
 ミサイル発射のような問題でさえ「丸く収めたい」、戦争を連想させるような事は、とにかく避けたいと言う意識が強くて、一般国民からは勿論、保守派やタカ派と言われる人達からも「迎撃せよ」と言う声が上がらないのです。
 実際ワタシも「迎撃」は全く思い浮かびもしませんでした。

 これに対してカカシさんは更にコメントを下さいました。

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北朝鮮は日本と戦争する気があるとは思いません。そんな能力もありません。彼等のやってることは武力誇示です。

彼等の面目を潰すためには日本も10発に一つくらいは打ち落とすべきです。そうしたら、やろうと思えばこっちも出来るんだからな、やたらなことはするなよという警告になるのです。何もしなければ何も出来ないのだと甘くみられかえって危険です。

迎撃したからといって日本と北朝鮮が戦争するなんてことは先ずあり得ません。

またこれは中国へのけん制にもなります。

黙っていれば見逃してもらえるという考えは甘いです。

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 現実を見れば全くその通りです。
 北朝鮮の武力など全く取るに足らないのですが、しかし幾らミサイルを発射しても、これと言った反撃がないのです、この愚かしい威嚇を際限もなく繰り返しているのです。
 
 そもそも北朝鮮はミサイルを所有する前から、日本人拉致などトンデモナイ悪行を続けていたのですが、日本政府がそれに向き合わず、ひたすら友好とか融和とかの姿勢に終始して、食料援助をしたり、朝鮮総連が核開発資金を送金したりするのを放置し続けたので、北朝鮮側の言動がエスカレートするばかりなのです。 

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 そしてこれは中国も同じです。
 日中国交正常化以降、日本は中国に莫大な技術支援や経済支援を続けてきました。
 尤もこれはアメリカも同様です。
 2016年に出版されたマイケル・ヒルズベリーのChina 2049」など読むと、アメリカも日本以上に中国に甘かったのです。
 ホントに「アメリカよお前もか?」としか言えません。

 対ソ防衛の為に中国を利用したかった。 それで大陸間弾道弾の技術まで教えてしまった。
 クリントン政権に至っては、日本やドイツを仮想敵として、それを抑える為に中国を利用していたのです。
 こうしたアメリカの「善意」に対する中国の答えは「太平洋を半分に分けて、その半分を中国に寄越せ」と言う物でした。
 そして現在の中国を見ると、どうやら太平洋を半分取るだけでは満足せず、世界中に侵略の手を伸ばしているとしか言えない状況なのです。

 哀しいけれど、国際社会には「善意には善意を返す」意思のない国が現実に存在するのです。
 さすがにアメリカはその現実に気づいたので、対中姿勢もいち早く変えました。
 だから日本も速やかに変えるべきなのです。

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 実際「黙っていれば見逃してもらえる」なら、何で元々中国の同盟国だったベトナムに懲罰戦争を仕掛けたのか?
 米軍基地を追い出し、マトモな軍事力もないフィリピンのプラストリー諸島を侵略するのか?
 インドは非同盟諸国として独立以降ずうっと中立国だったのに、何で中印国境紛争を続けるのか?
 現実を見たら黙っていれば見逃してもらえる」ような国はないのです。

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 カカシさんはアメリカに移住されて、アメリカ国籍を取って久しいので、国際問題に対する発想は完全にアメリカ人です。 
 そしてこうしたアメリカ式の感覚は、日本人とはかなり違っています。
 このアメリカ人の感覚は、とにかく戦争とか争い毎を避け続けた日本人には、俄かに受け入れがたい所があります。

 しかし現在の国際社会の現実を見れば、カカシさんの言い分が正しいと思わざるを得ません。
 だからこれから日本人も「戦争反対」で思考停止するのではなく、ちゃんと現実に基づいて思考するべきなのです。
 
 日本人とすれば「支援をすれば感謝され、良い関係が築ける」とか、「話し合えば仲良くできる」と言うのが理想ですが、しかし哀しいかな国際社会はそういう理想社会ではないのですから。

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 外交や防衛に関する話で、カカシさんの意見で「目から鱗が落ちた」ことは何度もありました。
 例えば基地問題について日本では「基地は負担」で思考停止になっています。
 でも基地は地元の安全を守り雇用も生むので基地はどの地域でも歓迎されると言う話も実はカカシさんに言わて初めて気づきました。
 実際道内の状況を見ればその通りなのですが、しかしマスコミや教育で「基地は負担」と言われると、そのまま思考が停止していたのです。

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 そして北朝鮮のミサイルだって、カカシさんの言う通りなのです。
 迎撃せずに放置し続けたから、北朝鮮は愚劣な挑発をエスカレートさせるばかりだし、中国はその様子を見て、日本に対する恫喝と侵略をエスカレートさせているのです。
 
 北朝鮮のミサイルを迎撃したら、一時的には大騒ぎになるでしょう。 
 でもそれを恐れて迎撃せずにいれば、北朝鮮も中国も益々増長して、武力による挑発や威嚇をエスカレートさせるばかり、結局これが戦争が至るのではありませんか?

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 昨日、西区役所に行ったら、庭の桜が咲き始めていました。 
 ここの桜は我が家の近所では一番早く咲きます。
 今日は雨で外出できないのですが、明日には他の桜も咲いてくるでしょう。
 これまでに一番早い開花です。

  1. 戦後民主主義
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2023-04-13 10:12

爆発

 今朝、スマホからけたたましい音がしました。
 驚いてみると、北朝鮮からミサイルが飛んで来たらしいです。

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 「地下室に避難しろ」と言うのですが、うちには地下室なんかないし、近所にも地下室を備えた建物なんかないです。
 だからベッドにもぐりこんで布団を被って、iPadで情報を調べました。

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 しかし警報直後なので、これと言った情報もなく、その結局ツィッターなど見ていました。
 これだと警報が出ても、ホントにミサイルが直撃したら、結局何もできずに死ぬのかも?

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 家にいる時に、ミサイルが近所に落ち爆発した場合、一番怖いのは爆風で窓ガラスが割れて、飛び散った破片が刺さる事です。
 窓に近いベッドで布団を被るより、窓から離れ壁で遮蔽されたお風呂かトイレの方が安全かも?

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 そんなことを考えたけれど、結局何事もなく、続報もありません。
 だからミサイルはまた海にでも落ちたのでしょうね。

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 一方、花の爆発は昨日から始まりました。
 一昨日、天気が今一で一日家にいたのですが、夕方窓の外を見ていたら、大家さんの庭のモクレンが咲いていました。

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 モクレンが咲くぐらいなら、辛夷も咲いているはず。
 そうなると花の爆発が始まった事になります。

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 それで昨日、午後から散歩に行くと、他でもモクレンが咲き始めていたし、柳が芽吹き、山は笑い始めていました。
 レンギョウは満開でした。
 梅は咲いていました。
 桜は枝先がほんのりと桜色に染まり、開花直前なのがわかります。

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 北海道では梅はいつも桜の後に咲くのですが、今年は梅が先です。
 ワタシの記憶では梅が桜より先に咲いたのは、10年余前に一度見た切りです。
 今年の冬は雪も少なく、雪解けも異常に早かったので、順番が狂ったのでしょう。

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 それにしても投票日に外出した時は、緑なんか全くなかったのです。
 モクレンだって全然咲きそうには見えませんでした。
 それにこの3日そんなに暖かったわけでもありません。

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 だから山が笑い出すのもまだしばらく先だろうと思っていました。
 そもそも例年、山が笑い出すのは5月の連休の前後です。
 
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 川は雪解け水が溢れていました。
 凄い水量でした。
 前夜に大雨が降ったわけでもないし、高温だったわけでもないのに、何でこんなに?といぶかしい程増水していました。

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 昨日は一日花曇りで、遠景はボンヤリとかすんでいました。 
 これもまた春の景色でしょう。

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 毎年の事ですが、ワタシは花の爆発が来ると戸惑います。
 一年で一番華やかで美しい季節だし、大好きな季節なので、十分心の準備をして、完璧に楽しみたいと思うのですが、しかしいつもいきなり爆発するのです。

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 今年はそれが異常に早かったので、ホントに完全に奇襲を受けたような気分です。
 今朝の北朝鮮のミサイルと同じです。

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 けれども平和に春を迎えられるのだから文句を言う話ではありません。

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 これから当分、天気さえよければ花の写真を撮りにいきます。

  1. 札幌の四季
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2023-04-12 11:19

LGBT理解増進法の恐怖 国家権力の志位的執行

 日本でLGBTに対する差別はあるのか?
 実はこれはLGBT当事者達の間でも議論があります。
 勿論、LGBT活動家やLGBT理解増進保安推進派は「差別はある!! だからLGBT差別禁止法が必要。」と言います。
 では現実にはどんな差別があるのか?  
 これをLGBT当事者間同志のツィッターから見るとこんな話です。

ま、被差別部落の例もあるので、法制化に抵抗があるのもよく分かりますが…
日本での一番の迫害は同調圧力じゃないでしょうか?隠れゲイが多い気がしますが、この圧力は、受け手の感じ方による個人差が多いですよね。
何も主張しなければ、不必要に叩かれることもないですし。

 確かにこれはその通りだと思います。 
 だってLGBTの人達も日本人ですから、空気は読むし、周りの人には気を使います。 だから職場で同僚達が異性との恋愛や結婚、出産や子育ての話で盛り上がっている時には、唯ひたすら「いいね。 おめでとう。」とか言い続けるしかありません。
 LGBTは絶対的少数派ですから、空気を読んで、回りに雰囲気を壊さないようになんて気を使っていると、存在が消されてしまいます。 
 そしてLGBT当事者には疎外感を強く感じる人もいるでしょう。

 でもこれを差別と言うべきでしょうか? 
 そしてこれを差別として法制化できるのでしょうか?

アタリが強くてビビるんですが…
法制度化したいというニーズがあるのも事実だと思います。
逆に、法制度化すべきでない理由はなんでしょう?

 理由は明確です。
 同調圧って個人個人が、相手の気持ちや周りの空気を読んで、和を守ろうとする所から生まれる物です。 
 つまり個人個人の微妙な感情や感性から生まれるのです。 
 しかも同調圧を掛けている方は、明確な意思さへ持っていないのです。 むしろ明確な意思がないから同調圧に流されるのです。
 
 こういう状態になる事を法で禁止する事などできるわけがないのです。
 法制化すると言うのは、こういう個人の感情や感性に国家が介入して、違法行為をしたと言う人間を糾弾する事です。
 その場合、違法行為を判定する客観的な基準を定める事ができるのでしょうか?
 例え判例を積み上げても「その場の空気」みたいな物を再現して比較する事など不可能ですから、判例の意味さへありません。
 
 だから結局、国家権力が志位的に個人の感情や感性に介入し、国民を監視し抑圧すると言う事になります。
 これはもうジョージ・オーウェルの「1984年」そのままの恐怖社会です。

 しかし共産党始めLGBT理解増進法案を推進している連中が最も執着しているのが、「LGBTへの反差別条項」です。
 反LGBT差別を定めないと、この法案には意味がないと言うのです。
 けれども上記のように、差別の中身は「同調圧に押されてゲイである事をカミングアウトできない」ぐらいの話です。

 そういう状況で敢えて「差別禁止条項が必要だ」と言うのは、これはつまり彼等は日本をジョージ・オーウェルの「1984年」にしたいのだと思います。
 つまりLGBT差別を理由に、自分達に不都合な人間を抹殺したり、言論を封殺したりしたいのです。
 因みに共産党や日弁連や青年法律家協会などの弁護士の支持団体がいます。
 
 だから一旦法律ができたら、その法律を利用して不都合な人間に次々と訴訟を仕掛ける事ができます。
 一般人にはこうした訴訟に対応するのは、容易ではないですから、こういう形で威嚇されたら沈黙せざるを得ません。
 実際、彼等はこれまでも同様の手法で、多くの人々を脅迫してきました。

 こういう事実を考えると、LGBT理解増進法はつまり国家権力の志位的執行の為の法案としか言えないのです。
 だから自由と民主主義と国民の人権を守る為には、こんな法案は絶対に通してはイケナイのです。

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2023-04-11 12:13

カタクリとクロッカス

 毎日少しずつ暖かくなっています。
 今年は異様に雪解けが早かったので、なんかいつもの春とは違う気がして違和感があります。
 それでも春の花はちゃんと順番を守って咲いていくようです。

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 札幌の場合、一番手は福寿草で、二番がクロッカスです。
 その後、ミヤマツツジや辛夷などが咲いて、それから桜が咲きます。 
 桜が咲く辺りで花の爆発になって、順番も糞もなくなります。

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 気温はまだ低く、朝はストーブを点けてしまいます。 
 でもストーブを焚く時間はドンドン短くなって、朝と寝る前で合計2時間弱程度になりました。
 冬の間はほぼ一日焚いていたのに・・・・・。

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 雪解けは進み、川は雪解け水で溢れています。
 街中の雪はもう殆どなくなったのですが、山はまだ雪に覆われているので、山から雪解け水が流れ込むのです。

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 9日は近所の小学校に投票に行きました。
 結局、全部自民党に投票しました。
 鈴木知事は親中だと保守からの評判が悪いのですが、しかしそれじゃ誰なら良いのか?と思うと結局鈴木知事に投票するしかありません。

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 知事には大きな権限があり、首長として組織をまとめていく能力が必要です。
 理念や主張だけで選ぶわけには行かないのです。
 ワタシはこれは小池でわかり、大反省しました。

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 ワタシは北海道民なので東京都知事選での投票権はありませんが、しかし小池が都知事になった選挙では、小池を支持していました。
 小池の前任舛添知事の親韓ぶりが気持ち悪くて絶対にイヤ!!だったけれど、小池は結構保守に近い主張をしていたからです。
 しかし実際に知事に就任すると、襤褸が出る事出る事・・・・・。

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 小池は知事選立候補前から「あたしを東京都知事にして」と騒いでいたのですが、自民党内には「小池だけは絶対にダメ!」と言う意見が強くて、自民党の支持は得られなかったそうです。
 しかし小池の知事就任後の「業績」を見れば、さもありなんと思います。
 彼女はテレビの申し子と言うか、マスゴミを使って自分を売り込む事は、天才的に上手いので、知名度や人気は抜群です。
 けれど身近にいて彼女の人格や能力を知る人には、彼女の中身がわかっていたのでしょう。

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 一方、我々一般人にはそういう事はわかりません。 
 だって候補者と身近に接する事なんてできないから、演説やマニフェストから見える主張をそのまま信じるしかないのです。
 でもこれだと小池みたいに、テレビで台本を読むような感覚で、理念や主張を変える事ができる人間にはコロリと騙されてしまいます。

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 と、なるとあんまり綺麗な事、理想的な事ばかり言う人間は絶対に信用してはイケナイと言う事ですね。
 そうなると消去法で、今現在大きな問題も起こしておらず、とりあえず普通に知事をやっている人間に投票するしかない・・・・・、と言う訳で鈴木候補に投票しました。

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 札幌市長、道議会議員、市会議員も同じ理由で自民党に投票しました。
 因みに立憲民主党の勢力退潮は明白で、立憲民主党の応援ポスターがドンドン減っていました。
 一方、自民党の応援ポスターは全く変わらず貼ってあるのです。

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 ポスター以外で街の景色で感じた変化は、保育所と家族葬の斎場の増加、そして銭湯の消滅です。
 保育所はホントに増えました。 一般住宅としては随分大きなしゃれたた建物ができたと思ったら、それが保育所になると言う事を散歩中何度も体験しました。
 これだけ保育所が増えたら、幼児を抱えた共稼ぎ世帯は助かるでしょう。

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 近所に二つあった銭湯は二つとも潰れました。
 その一つは家族葬用の斎場になっています。
 札幌では葬儀は斎場でやるのが普通なのですが、今はそれがドンドン家族葬用の小規模斎場になっているようです。
 社会は静かに、しかし確実に変わっているのです。
 
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 立憲民主党の支持者は今も「カフチョウセイが!!」とか言っているんですが、しかし家族葬が標準になり、保育所の順番待ちもなくなった社会で、そんな主張に意味があるのでしょうか?
 
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 投票をした後、そのまま発寒川沿いを散歩しました。
 散歩中にカタクリの花を見ました。 キクザキイチゲの蕾も見ました。
 カタクリもキクザキイチゲは、場所により咲く時期が大幅にずれるので、順番がわかりません。
 でもこんなに早く見たのは初めてです。

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 散歩の帰りには、寒くなり凍えました。
 気温は10℃割れだから当然です。
 それで昨日は風邪で寝込みました。
 ワタシが寝込んでいる間に、ワタシが投票した候補は全部当選したようです。

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2023-04-09 13:13

Fuck the TERF !! トランスジェンダー

  昨年トランスジェンダーの団体が「Fuck the TERF」と言いうプラカードを掲げてデモを行いました。 

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 TERFとはトランス女性の女性施設使用に反対する女性達の事です。
 そして団体でバッジまで作っています。

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 彼等はこれについて「差別ではない」と言い、公式HPにこの件を説明しています。


 これを見るとわかりますが、この「Fuck the TERF 」と言うプラカードは、デモ参加者が主催者の目を盗んで持ち込んだ物ではなく、デモの公式のスローガン、もしくはそれに準ずる物だったと考えるべきでしょう。
 
 ところでこの「fuck」と言う単語は、元来性交渉をすると言う意味の言葉で、それが元になって、相手を貶める、侮蔑する、攻撃や威嚇をするために為に使われるようになったようです。

 
 ((卑))動
 1 他自性交[セックス]する
 2 他…を不当に扱う,だます,虐待する
 3 他…を台なしにする(up)
 4 自(…に)干渉する;(…を)もてあそぶ≪with≫

 現在の英語圏では「馬鹿野郎!!」「糞ったれ」ぐらいの感覚で使われていますが、しかし元々が「性交渉する」と意味ですから、男性が女性にこれを言えば、単なる罵詈雑言では済まないでしょう。

 勿論、女性が人前で口にできる言葉ではありません。
 実際、女性中では最も品位がなく、最も攻撃的な人達、例えば仁藤夢乃さんやColabo支援者達でも、敵対する男性に向かって叫ぶのは「キモイ」ぐらいです。 
 幾ら仁藤夢乃氏と仲間達でも「Fuck 暇空!!」とは言いません。

 そもそも女性を自認するはずの人達が、女性に対して性的な卑語を使って威嚇すると言う事自体、実に珍妙な話です。

 しかし欧米ではトランス団体はもっと卑猥で暴力的な言葉を使って彼等がTERFと呼んでいる女性達を攻撃しいます。
 そして猛烈に暴力も振るっています。

 思想宗教信条を問わず過激な団体のデモは暴力的になります。
 しかし卑猥な言葉は使いません。
 だって卑猥な言葉なんか使ったら、自分達の暴力が正当性を喪ってしまいます。
 崇高な理念の為に戦っているのではなく、下賤な欲望に駆られて暴れているだけだ事になってしまいます。

 ところがトランスジェンダーのデモや集会では、この種の卑語が堂々とスローガンとして掲げられているのです。
 また個人のツィートでもこんなのを見かけます。

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 こんなのを見たら、もうトランス女性は女性施設からは絶対に排除すべきだと思ってしまいます。
 だって公然と「性交するぞ!!」と言うのですから、性犯罪やる気満々と思うしかありません。
 こんな連中は女湯は勿論、女子トイレや女性専用車からも排除するべきだと思ってしまいます。

 それにしてもこうしたトランスジェンダー達の暴力性と攻撃性、そして卑猥なスローガンの多用は不可解です。
 トランスジェンダーつまり男性から女性に、或いは女性から男性に性別を変えたい人と言うのは昔からいました。
 また国によっては宦官やカストラートなどの形で、強制的に男性性器を切除された人達もいました。

 しかしこれまでそういう人達が暴力的、特に女性に対して暴力的であったり、攻撃的であったりしたと言う記録も記憶ありません。
 オカマとかニューハーフとか言われた人達が、女性を攻撃するとか、敵意を持っていたと言う話もありません。
 それどころか昭和20年代、上野の森が男娼の森と言われた頃、男娼達が同じ地域で売春をする女性達を客の暴力から守ろうとしていたと言う話さえあります。

 中国では宦官は非常に憎まれて侮蔑されてきました。 宦官の中から秦の趙高始め、中国史上有数の悪人が多数出ているのだから仕方ありません。
 それで傲慢不遜、陰険など様々な悪口が書かれているのです。 しかし彼等が暴力的だったと言う記録はありません。
 女性に悪意を持って虐待したなどと言う記録もありません。

 ところが現在のトランスジェンダー、トランス女性と言われる人達は、オカマやニューハーフとも男娼の森の男娼からも、また中国の宦官からも全く想像できなかったほどの攻撃性と暴力性を、発揮しています。
 そしてその暴力がなぜか単純なる暴力ではなく、性暴力を示唆しているので、この上なく不気味です。

 そしてこうしたトランスジェンダー、トランス女性が猛烈に執着しているのが、女子トイレ始め女性施設の使用です。
 現在「彼女」達はLGBT理解増進法案を推進しているのですが、しかしここで一番問題になっているのが、トランス女性の女性施設の使用です。

 LGBT理解増進法案には他に沢山問題があるのですが、しかし一般の女性にとって一番不安なのは、男性がトランスジェンダーを名乗て女性施設に入り込む事です。
 だからこの法案成立の為には、この問題を解決し、女性の不安を取り除く事が絶対必要です。
 ところが「彼女」達は、女子トイレの使用は絶対に認めさせる気だし、女湯だって何とか誤魔化して認めさせる気だとしか思えない言動を繰り返しています。

 これじゃ気持ち悪くて溜まりません。
 だから共産党など左翼支持者でも、直接LGBTの問題にかかわってこなかった人達や、女性達からも抵抗が出ています。
 これではLGBT理解増進法が頓挫してしまうでしょう。
 それなのにトランスジェンダー団体、トランス女性達は、女子施設の利用に執着しているのです。

 しかしこれも奇妙な話で、実は過去オカマとかニューハーフとか言われた人達が、女性施設に入り込むと言う騒動は起きていないのです。
 以前温泉猫さんが、出張先で銭湯に行ったら男湯で女性にしか見えない人が入浴していた話をコメントしてくださいました。

 1960年代ぐらいまでは、一戸建ても内風呂がない家は珍しくなかったし、70年代になっても安い賃貸には風呂はついていませんでした。
 だから銭湯は絶対に必要だったのです。
 しかしそのころにオカマとかニューハーフと言われる人達が、女湯に入ろうして問題になった話は聞きません。

 一方、現在では格安賃貸でも風呂のない所は皆無です。 それで銭湯も激減しました。
 また障碍者用トイレなど、男女関係なく使えるトイレも非常に増えて、少し規模の大きい商業施設や駅などには必ず完備されています。
 こういう状況で、なぜ無理矢理女性施設に入る事に執着するのでしょうか?
 と、言うより今になって何のために、女性施設の利用を叫び始めたのでしょうか?

 こうした問題を考えていくと、ワタシは現在のトランス女性、トランスジェンダー団体とオカマとかニューハーフとか言われた人達とは、中身が違うんじゃんじゃないかと思います。

 昔オカマとかニューハーフ、或いは「おとこおんな」などと言われた人達はGID(性同一性障害)など本当に自分の性違和感に苦しみ、女性として生きようとしてきた人達でした。
 だから戸籍変更などできない時代、国内では性適合手術が受けられない時代でも、苦労して貯金をして海外に行って手術を受けていたのです。

 ところが現在トランス女性を名乗る人達、そして「女子トイレを使わせろ」と叫ぶ人達の中には、男性性器を残したままの人達が多数います。
 そして性器を残したままの戸籍変更を可能にするように要求しています。
 しかもこうしたトランス女性には、妻子がいたり、性愛の対象は女性と言う人が多数いるのです。
 
 性愛の対象が女性で、男性性器のある人間のどこが女性なのか?
 それじゃ性犯罪の危険性は男性と同じでしょう?
 そんな人を女性施設に入れられるわけないでしょう?
 そもそも何でそんなに女性施設に入りたいんでしょうか?

 しかしこの世にはオートガイネフィリアと呼ばれる性的倒錯者も多数います。 彼等は女装をしたり女装をして女性を性交渉する事で性的に興奮するのです。
 そしてトランスジェンダーと言う概念には、こういう人達も包含します。
 トランスジェンダーに関してアムネスティー・インターナショナルが採用し、後押ししているジョクジャカルタ原則では、性別は「自認」つまり自分が勝手にそう思うだけで、決める権利があるのです。
 そして国家や社会は勿論、個人もまたその「自認」による性別に従って対応する義務があるのです。

 だから強姦犯だろと、痴漢常習者だろうと、その人間が女性を自認したら、公的な権利は勿論、少女や老婆でもあろうと、性犯罪の被害者であろうとも、その人間を「男」と看做して避ける事など許されないのです。

 これはもうオートガイネフィリアのような変質者には理想社会ではありませんか?
 こういう社会になれば、こうした変質者たちが堂々と女性を名乗り、自分達の願望を公然と吐露するようになるのは当然でしょう?
 ワタシはこれが「Fuck the TERF 」と言うデモの理由だと思います。

 勿論、これは女性にとっては恐怖社会です。
 女性だけでなく、これまで女性とも社会全体とも折り合って暮らしてきたGIDの人達にとっても、恐怖社会です。
 
 元々トランスジェンダー差別が問題になったり、戸籍変更などの話が出たのは、GIDの人達の苦痛を思いやっての話でした。
 そして今も「トランスの苦しみ」と言う場合はGIDの人達を利用しています。 
 ところが今はこのGIDの人達が、トランスジェンダーの活動に危機感を持っています。
 そしてトランスジェンダー団体は「くたばれGID」などとGIDを敵視しているのです。
 
 そして今現在、LGBT理解増進法を推進しているはこうしたトランスジェンダーの団体です。
 「彼女達」は「Fuck the TERF」と叫ぶ人達なのです。
 
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2023-04-07 21:00

和田春樹東大名誉教授「核抑止力は有効」と明言

 これまで日本で反戦平和を唱え続けた大碩学が揃って核抑止力の有効性を明言しました。 

ウクライナ侵攻、政府に仲裁求め学者ら声明 報道陣から批判的質問も
2023年4月5日 朝日新聞

 日本の国際政治学者やジャーナリストらが5日、東京都内で記者会見し、ロシアによるウクライナ侵攻に対して日本が停戦交渉の仲裁国となるよう求める声明を発表した。日本政府に対し、5月に広島で開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)に際して停戦交渉を呼びかけるよう訴えている。

 声明は学者ら約30人が連名で発表。現状では「核兵器使用や原発をめぐる戦闘の恐れ」があると指摘し、「戦争が欧州の外に拡大することは断固防がねばならない」と訴えた。ロシアとウクライナは即時停戦の協議を再開すべきだと訴え、日本政府が中国、インドとともに交渉の仲裁国となるよう求めている。

 記者会見では、ウクライナで現地取材した記者らから「現状での停戦はプーチン政権による侵略と占領の固定化につながりかねない」「ロシア寄りの提案ではないか」などと批判的な質問も出た。和田春樹・東京大名誉教授は「ロシアと米国が核兵器を持って対峙(たいじ)する世界で、ロシアをたたきつぶして降伏させることはあり得ない。核戦争になるような事態は止めなきゃいけない」と説明。伊勢崎賢治・東京外国語大名誉教授は「戦争が長引けば多くの戦争犯罪が引き起こされる。これ以上の人命の損失と破壊をくい止めるため停戦が必要だ」と訴えた。(編集委員・北野隆一)
 
 現在ウクライナで起きている戦争は、絵に描いたような侵略戦争です。
 ロシアがウクライナに侵略したのです。
 そしてこの侵略戦争の指導者プーチンは戦争犯罪者です。

 ロシア軍は捕虜や民間人の殺害、民間インフラへの攻撃、テルミット焼夷弾の市街地への投下、そして子供の連れ去りなど、あらゆる戦争を犯罪を行っています。

 しかしながら和田春樹東大名誉教授等は、ロシアがこの侵略戦争で領土を獲得する事を容認し、また戦争犯罪も不問に付せと言っています。

 なぜなら彼等が提唱する即時停戦は「現状での停戦はプーチン政権による侵略と占領の固定化」にしかなりません。
 そしてこの事実を和田教授も認めているのです。

 それでも和田教授がロシアの侵略戦争や戦犯を容認するは、ロシアが核兵器をもっているからです。
 和田教授は言いました。

 ロシアと米国が核兵器を持って対峙(たいじ)する世界で、ロシアをたたきつぶして降伏させることはあり得ない。核戦争になるような事態は止めなきゃいけない

 なるほど、核戦争は避けるべきです。
 だからアメリカだって他のNATO諸国だって、ウクライナにはポンコツ兵器しか支援してこなかったのです。
 ロシアに核兵器がなかったら、NATO軍が直接支援して、ロシアなんか即ボコボコにしたでしょうに。
 
 でもだからって「即時停戦」なんて言ったら、核兵器を保有している国なら、どんな侵略戦争をしても、どんな戦争犯罪を行っても、それを容認するべきだと言う事になってしまいます。 
 核兵器さへ持っていれば侵略戦争でも戦争犯罪でもやりたい放題にするべきだと言う事になっちゃいます。
 これって完璧に核抑止力の有効性を認めています。

 ホントにびっくりです。
 だってこの和田春樹東大教授等は昔からずうっと反戦平和論を唱えて、侵略戦争や戦争犯罪を糾弾してきた方じゃないですか?
 それで日中戦争や慰安婦問題でも日本を非難し続けた方でしょう?
 だから憲法改正や日米安保や、日本の自衛力増強にも反対していた方でしょう?

 そ、それなのに核保有国の侵略戦争や戦争犯罪は容認するんですか?
 だったら専守防衛なんて馬鹿な事を言うべきじゃなかったのです。
 日本の安全の為には専守防衛ではなく、核保有が必要だと言うべきだったのです。 そうすれば中国もソ連も日本を攻撃する事などできないのですから。

 ホントに呆れるけれど、コイツラこれまでの反戦平和論をドブに捨てて、変わりにロシアや中国など極悪独裁国家がいかに強いか、恐ろしいかを説いて日本に「国防なんかアキラメロン」と言い出しました。
 中国や北朝鮮が原発を攻撃するとかも言っています。

 だったら中国も北朝鮮も極悪国家じゃん。
 オマイラ、今ごろそれがわかったのかい?
 そんなの終戦前からわかっていたのに、今頃それに気づくなんて、どんだけアタマが悪いんだよ。

 コイツラがここまでアタマ悪いってわかった以上、コイツラのいう事を真に受ける人間なんてコイツラより更にアタマの悪い人間だけです。
 そもそもコイツラ、自分が言っている事を理解しているんだろうか?
 理解できていたら、踏ん反り返って記者会見なんかできないはずです。 
 しかしこの世にもミットモナイ記者会見が、日本の左翼の終焉の姿なのです。

 ともあれ日本国民はこれで迷いなく、核保有も含めた国防体制の確立について議論できます。
 だって反戦平和論の大権威、和田春樹東大名誉教授等、錚々たる大碩学が揃って「核抑止力は有効」「核兵器さへあれば、侵略戦争も戦争犯罪もやりたい放題やってもヘイチャラ!!」と明言なさったのですから。
  1. 戦後民主主義
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2023-04-06 13:51

移民社会と黒衣窃盗団

 今日は雨が降っています。
 久しぶりの雨です。

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 3月末からずうっと天気の良い日が進み、一段と雪解けが進みました。
 上の写真は3月28日に撮った物ですが、今はこれよりずっと雪が減っています。

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 今年は異様に雪解けが早くて、3月上旬から自転車を使えるようになりました。
 それで買い物も凄く便利になり、気楽にスーパーを梯子しています。

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 ところで夕べツィッターを見ていたら、めいろまさんがケーキを買ってスーパーの駐車場に車を止めた時に、ケーキの箱が外から見えると、盗まれるのが心配だと言ったら、家族に驚かれたと言う話を書いていました。
 めいろまさんは現在イギリス在住なのですが、イギリスでは駐車するときには、車の中に物を置くと、窓を壊されて盗まれる事が多々あるそうです。
 それで駐車するときには、窓から中の物を見られないように気を付けるのだそうです。

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 でもケーキ・・・・・。
 車の窓を壊すには電動鋸とか色々道具がいるのに、ケーキ一箱でそんな凄い事をやる手間をかける連中がいるって信じられません。
 でもそういう道具を揃えて窃盗するチャンスを狙っている連中がいると言う事でしょうね。

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 でも札幌でも食料を盗む奴はいます。
 ワタシも二度ほど被害に遭いました。
 札幌には黒衣窃盗団がいるのです。

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 ワタシは自転車でスーパーの梯子をする時は、先に買った物は、自転車の前籠にいれたままにしておきます。
 だって持ち込むと重いし、万引きと間違えられてもイヤだし。
 すると黒衣窃盗団が前籠の食糧を狙うのです。 
 レジ袋などに入れていると絶対やられます。

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 それでワタシはいつもちゃんと食料はリュックに入れていました。 
 ところがそのリュックの生地が薄くて、中に入れたひき肉の汁が浸みだしていたのを、黒衣窃盗団に見つけられました。 それで窃盗団にリユックの外から突かれ、リュックに穴をあけられてひき肉を食われました。
 大損害です。
 
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 また一度はリュックの口のジッパーがわずかに開いていたのを、そこから黒衣窃盗団にこじ開けられて、中にあったレンジ・チンして食べる赤飯を3食奪われました。 黒衣窃盗団は赤飯をレンジでチンせずにそのまま食べたらしく、自転車の傍に空の容器が3つ転がっていました。

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 こんなんですから、近所のスーパーの駐輪場には、皆「カラスに注意」の看板が出ています。
 それでワタシも被害防止のために、丈夫な生地で買い物用バッグを作りました。 ジッパーも嘴では開けられないように、工夫しました。
 以降、被害は受けていません。

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 因みにめいろまさんによれば、イギリスでは自転車で買い物に行く馬鹿はいないそうです。
 そんなことをしたら後ろから殴られて自転車も食糧も全部奪われるのだそうです。
 イギリスは雪は殆ど降らないし、国土が平地ばかりだから、近場の買い物なら自転車は便利でしょうに。

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 話のレベルが違い過ぎてワロスw
 それにしてもイギリスがこんなになるなんて・・・・・・。
 ワタシは昔読んだ在英日本人の話では、イギリスの治安の良さが絶賛していました。
 例えばこんな話を読んだ事があります。

  ある日、駐車しいた車に戻ると、ワイパーにメモ用紙が挟んであった。 広げ見ると「自分は不注意で、貴方の車に傷をつけてしまった。 修理費は出すので連絡してほしい。」とあり、連絡先も書かれていたそうです。

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 でも70年代ごろから治安が悪くなり始めたようです。
 で、家を借りたら家主から「移民が増えて治安が悪くなったから、戸締りに気を付けるように」と注意された、などと言う話が出てきました。
 因みにこの家主は実は第二次大戦時に難民としてイギリスに避難したユダヤ人でした。

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 そして80年代になるとバスに乗っていたら、乗り込んできた少年達が、堂々とバスの証明用の電灯を盗み始めたけれど、運転手も他の乗客も一切注意しないと言う恐ろしい話を読みました。

 またある日本人の女性がイギリスの友人を訪ねた時、通り掛かりの少年に小遣いわたして、手土産の入ったスーツケースを暫く見ていて欲しいと頼んだら、少年は快諾したけれど、戻ってみると少年もスーツケースも消えていた。
 警察に訴えても「貴方は彼にスーツケースをプレゼントしたんだよ。」と相手にもされなかったと言う話もありました。

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 そして今は自転車で買い物に行くことができなくなっているのです。
 どうやら半世紀の間にイギリスは別の国になってしまったようです。
 でも半世紀の間にイギリスの住人の数割が別の国から来た人達になっているのだから当然かもしれません。

 しかし半世紀駆けて壊れた秩序を取り戻すのには、どれほどの時間が必要なのでしょうか?

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 日本は今も70年代と変わらない治安を保っています。
 今年の雪解けは異様に早いので花の爆発も間近かもしれません。
 花見の宴会ではまた黒衣窃盗団と、白衣強盗団が出没するでしょうが。
 
  1. 札幌の四季
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2023-04-05 13:20

ジョクジャカルタ原則と人権派の本質

 稲田朋美はLGBT理解増進法が成立しても、男性性器のついた男性が女湯に入る事はないと言い出しました。
 しかしこの話は全く信頼できません。
 なぜなら当の稲田朋美自身が、この問題について幾ら質問し続けても、今までずうっと誤魔化して回答を避け続けていたからです。

 そしてLGBT理解増進法を推進している活動家よだかれんは、「トランスジェンダーの中には、既にお風呂やトイレを利用している」と明言しています。
 この発言は多くの女性不安に陥れたし、そして既に性適合手術を受けて戸籍変更もしている性同一障碍者にとっては大変な脅威でした。

 よだかれん氏への抗議

 現実にはLGBT理解増進法などできる前から、女子トイレは勿論、女湯に入る自称トランス女性は多数いたのです。 そして彼等はそれを「権利」だと称していたのです。
 もしこれでこの法律ができて「理解増進」が国民に強制されたら、小規模な銭湯などがトランス女性の入浴を拒否する事は不可能になります。 

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 しかし海外ではこれで強姦犯が公判中に「自分を女性だ」と言い出して、女子刑務所に収監されるようになっています。
 強姦犯であっても本人の性自認で性別を変える事が、権利として法で認められているからです。 そしてそれで性別を変えたら、何人のこの強姦犯を男性として扱う事はゆるされないのです。

 この異常な事態が生まれた原因に2006年に起草されたジョクジャカルタ原則と言うのがあります。
 このジョクジャカルタ原則で、手術は勿論、医師の診断書なども一切必要とせず、性別を変更する事が権利として認められたのです。
 そして公共機関は勿論、個人もまた、その人間を変更した性別に従って扱うように定められています。

 以下のリンク先に、このジョクジャカルタ原則の制定の経緯から、問題点が書かれています。

 結構な長文ですが、しかし一読すると驚きます。

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 まずわかるのはジョクジャカルタ原則は弁護士・人権活動家・トランス活動家等に寄って起草され署名されたものだと言う事です。
 公的な機関は関わっていません。
 またこの制定には女性も関わっていません。
 女性の権利も考慮されていません。

 男性が肉体を一切変える事なく、自認だけで性別変更をして、女性とて扱われる事が権利となれば、男性性器そのままで女湯等に入り込む事が想定できます。
 これは女性にとっては、非常な脅威だし、防犯上も大問題です。
 
 女性として扱う事が権利になれば、必ず女性施設の使用権が不随するです。 
 一方女性施設と言うのは、防犯やセクハラなどを防止する為、男女で分けた事で生まれた施設なのです。
 だからそこに男性性器を持つ人間を入れる場合は、女性の安全や権利を考慮するべきなのです。
 
 しかしこのジョクジャカルタ原則を起草した人権活動家や弁護士やトランス活動家は、これを一切考慮しなかったと言うから驚きます。

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 実はこの会議には一応女性も参加していたのですが、しかしその女性は女性と言う言葉を使う事を拒否しました。

>この会議の女性共同議長であるブラジルの性的権利活動家ソニア・コレア(sexual rights activist Sonia Correa)は、人権に関する言説から男女間の不平等についての言及を排除したいと考えている。彼女がジョグジャカルタ原則を倣うべき模範としている理由は、「女性」という言葉に言及していないからだ。

>コレアは、「女性の権利」という言葉を使うことを拒否しているという。というのも、フェミニズムは女性の身体に関係するべきではなく、生物学的性別は19世紀の西洋の社会構造であると考えているからだ。
彼女の主張では、男女の生物学的差異が物質的に重要であるという見解は「原理主義者:fundamentalist」だ、ということなのだ。

 先日ワタシは「ジェンダー」と言う言葉についてエントリーしたのですが、その時に一部のフェミニストが性別を抹殺しようとしていると言う話を紹介しました。
 このフェミニスト達は男性と女性でジェンダーで分ける事で、身体の性別を抹殺しようと言うのです。 
 
 そして実際にこのジョクジャカルタ原則の起草に加わったのは、正にそのようなフェミニストだったのです。

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 一方、ジョクジャカルタ原則起草については、男性の体そのままの人間が、女性施設に入り込む事の問題について一切考えていなかったと言います。
 参加者の一人がこのように証言しています。

「トランスジェンダーの人たちが苦しんでおり、これこそ彼らが必要とすると示しているものだ…という感覚がありました。2006年当時、手術をしないことやセルフIDの意味合いは、私たちには理解できませんでした。なので、私の記憶では、手付かずの性器を持ったままの男性が女性の空間にアクセスするとは、誰も考えておりませんでした。

 これはまた非常に不思議な話です。
 日本では昔から女装痴漢が、女子トイレや女湯に入り込むと言う事件が時々起きています。
 欧米でも公衆トイレは防犯上非常に危険とされていて、防犯の為に日本以上の配慮がされています。
 しかも強姦など凶悪な性犯罪の発生率は日本より遥かに高いのです。

 そういう国々で「自分は女だ」と言えば女で通る事になれば、犯罪者達がこれを利用する事を想定できなかったと言うのは本当なのでしょうか?
 
 それ以前に「2006年当時、手術をしないことやセルフIDの意味合いは、私たちには理解できませんでした」と言うも呆れます。
 だったらこの人権活動家や弁護士達は、自分達には意味合いのわからない話をジョクジャカルタ宣言に書き込んでいたと言う事になります。

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 しかしアムネスティー・インターナショナルが、このジョクジャカルタ原則を全面的に支持しました。
 そして世界中の国々にこの原則に従うように圧力をかけるようになったのです。

 アムネスティー・インターナショナルは、女性の人権とトランスの人権の衝突の存在を認める事さえトランスフォビアだと言う見解を採用しています。 
 実は国連の女性の人権推しは気持ちの悪いレベルなのですが、しかし一方でこういう事をやっているのですから、ホントに気持ちが悪いです。

 なぜアムネスティーがこのジョクジャカルタ原則を支持しているのかわかりません。
 しかしアムネスティーがこれを支持し、国連加盟国に圧力をかけ続けた事が、このジョクジャカルタ原則が欧米先進国の多くに大きな影響力を与えた事は間違いないでしょう。
 
 そして勢いづいたトランス活動家達は2017年、ジョクジャカルタ原則に更に踏み込んだ内容の10項目を加えました。
 例えば「すべての国は出生証明から性別の登録を廃止しろ」と言うのです。

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 なるほどトランスの権利、トランスの人権だけを考えたら、ジョクジャカルタ原則は間違いではありません。
 そしてトランスジェンダーの人達の中には苦しんでいる人がいるのも事実です。

 しかし当然ですが、女性にも人権があるのです。
 また権利を付与すればそれを濫用したり悪用したりする人間が出るのも事実です。
 そもそもどんな場合でも人権を考える場合は、特定の人達の人権だけを極大化するのではなく、他の人達の人権とのバランスで考えていくしかないのです。
 ましてそれを法制化する場合には、濫用や悪用される事を前提で、その防止策を込みで法案を作るのです。

  ところがこのトランスジェンダーの問題については、こうした問題を全部吹き飛ばして、ひたすらトランスの権利の擁護だけが全てなのです。
 これは実に異様な話です。

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 トランスは大変でしょう。 しかしトランスの苦しみは、結局内面の問題であり、自分でで気持ちの持ち方を変えたら済む話なのです。

 そもそもジョクジャカルタ原則によれば、誰でもいつでも性別を変える権利があるのです。 そして国家も個人もその人間を望む性別の人間として扱う義務があります。
 だから強姦犯が逮捕後、「性自認は女性」と言い出しせば、司法は強姦魔を女性として扱い、強姦魔を女子刑務所に収容しなければならないのです。
 ジョクジャカルタ原則に従えば、強姦犯も、正真正銘のトランス女性です。
 では「彼女」達はトランスである事でどう苦しんでいたのでしょうか?

 ジョクジャカルタ原則を適用すれば、強姦魔もオートガイネフェリアと言われる女装趣味の変質者でも痴漢常習犯でも、痴漢常習者でも、女性になれるのです。 
 こうなるとトランスジェンダーを装った男性が、女子トイレや女湯に入り込んで性犯罪を犯すのではなく、こうした犯罪者は皆トランスジェンダーと言う事になります。

 実はこのようなジョクジャカルタ原則に一番危機感を持っているのは、本当に性別の問題で苦しみ続けた人々、つまりGIDの性同一障害の人達です。
 こんな状況になってしまえば社会の認識は、トランス女性=性犯罪者になります。 

 変質者や犯罪目的、女性への嫌がらせ目的での性別変更を行った男性達は、トランス女性の社会的評価が厳しくなれば、簡単に男性に戻るでしょう。
 しかしGIDの人達には、どんなに辛くても苦しくても、男性として生きられないのです。 その為、性犯罪者が作ったトランス女性の悪評は、GIDの人達が背負う嵌めになります。
 だからGIDの人達とすれば、性別変更の要件を厳密に定めて、性犯罪者の性別変更を阻止しないと自分達の立場がなくなります。

 手術要件の撤廃とは、特例法廃止のことである~「トランスジェンダー国会」を受けて~

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 一方この世には、本当に苦しんでいる人が多数います。
 トイレ一つとっても人工肛門や車いすに対応するトイレだてってまだ十分設置されているわけではありません。
 厄介な慢性病を抱え込んだ場合、経済的な救済策は生活保護しかなく、資産や支援してくれる家族のない人はホントに悲惨な事になります。
 しかし僅少な人が苦しむからと言って、社会全部をその人の為に変えるような事ができるわけはありません。
 
 ところがトランスジェンダーについては、国連や一部先進国がホントに僅少な人の為に男女の性別と言う人類が人類なる以前から人間の社会に存在した大原則を破壊しようとしているのです。

 ワタシはこれはもう狂気としか思えないし、またこういう狂気を生み出した弁護士や人権活動家の知性のお粗末には唖然としました。

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2023-04-04 12:52

「ジェンダー」という造語と性別の抹殺

 90年代ぐらいから所謂フェミニスト達が、「ジェンダー」と言葉を使うようになりました。 
 
 「ジェンダー」とは各人の性別に押しけられた、ないしは期待された社会的役割の事です。

 人間は女児や男児として生まれるのですが、しかしそれだけで女性や男性になるのではなく、生まれた国や地域、時代によって、男性・女性に期待される社会的役割を果たせるように教育されます。
 要するに女の子は女らしくなるように、男の子は男らしくなるように、親や学校、社会全体から言われて育つのです。

 この男女によるジェンダーの違いが、男性と女性の言動の違いに大きな影響を与えていると言うのです。

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 ワタシもここまでは十分理解できます。
 
 しかしその後、フェミニスト達はジェンダー重視を推し進めて、ジェンダーが性別に圧倒的に優越するようになり、更に過激なフェミニスト達は性別を抹殺していきました。

 今、LGBT理解増進法でトランスジェンダー、トランス女性と言われる「自分は女性」と名乗る男が女子トイレや女湯に入ってくる事が懸念されています。
 そしてLGBT差別が法で厳禁となった欧米では、トランス女性が女子スポーツに進出して、記録を塗り替えています。
 さらには強姦犯が「自分は女」だと言えば、女子刑務所に収監されて、そこで他の囚人を強姦すると言う事態になっています。

 これは女性にとって極めて深刻な人権侵害なのですが、しかし日頃「セクハラが~~!!」「キモイ!!」と喚きまくるフェミニスト達が、なぜかこの問題に無関心でした。
 それどことかむしろトランス女性を女性施設に入れる事を応援してきた観さえあります。

 これは大変不可解ですが、しかしフェミニストとして活動し来た女性達、特に学者など高学歴者がフェミニズムの理論の中心を「ジェンダー」に据えてしまい、性別を抹殺してきたの事を考えると当然の話です。
 彼女達の中では既に性別は消滅しているのです。

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 性別は肉体的な男女の違いですが、ジェンダーは社会的な男女の違いです。 
 肉体が男の人の性別は男性です。
 でも彼が女装して女らしく振舞えば、ジェンダーは女性です。
 だからジェンダーを性別に優先させてたら、彼は完全に女性なのです。

 だったらトイレでも女湯でも自由に入って当然ではありませんか?
 ジェンダーを性別に優先させる、性別を抹殺したら、トランス女性と生得的な女性を区別せず全て女性に含めるべきではありませんか? 

 勿論、これはあまりに馬鹿馬鹿しい空論なのですが、しかし90年代以降、女性学とかフェミニズムなどの学問に関する世界は、この理論で進んできたのです。
 それどころかこの理論が遂に現実の法として実現したのです。
 結果、ホントにトランス女性と自称すれば、「自分は女性」と言えば、男が女湯にはいっても処罰されないし、強姦犯が女子刑務所に収監されると言う社会が実現したのです。

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 ホントにこれでは女性は恐ろしくて暮らせないのですが、しかし過激派フェミニストにとっては大変満足な結果でしょう。
 
 これで法的には、「男女の差は全てジェンダーの差」と言う事になったのですから。
 男女の差が肉体の差であれば、これは天然自然の物ですから、フェミニスト等社会活動家が幾ら喚いても変えられません。
 しかしジェンダーは元来社会的、政治的に決まる物ですから、変えられるのです。

 だからジェンダーを優越させて性別を抹殺した後、男女のジェンダーを均一化すれば完全な平等社会になると信じているのでしょう。

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 この理論で頑張ったのはジュディス・バトラーと言う学者だそうです。
 因みに日本では東大教授の清水晶子と言うが、これで頑張っているようです。 
 この二人の書くものって凄く難解なのだそうです。 
 しかしその難解さが、こうした問題についての議論で勝ち進む為には有効なのでしょう。

 だって難解過ぎて何を言っているのかわからない論文では、簡単に否定できないのです。 しかも学者同志の議論で相手の論文がわからないなんて言えないのですから。 
 それで「ジェンダー」はドンドン性別に優越する概念となって、性別を抹殺してしまったのです。

 でもいくら学者の頭の中で性別を抹殺しても、現実に男性から男根や睾丸を消せるわけではないし、女性から子宮や卵巣を消す事はできないのです。 そしてその性別から来る体力の違いや、妊娠・出産・育児の問題がなくなるわけでもないのです。

 だからこの性別の抹殺は、実に愚劣な社会実験だったとしか言えません。
 それでもこの学説の教祖様は、未だに自説を曲げずに頑張っているようです。


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 しかしそれにしてもよくもこんな馬鹿馬鹿しい理論で、現実の社会の法まで変えられた物だと呆れるしかありません。

 ワタシはこの論文を読んでいて、これはもう人文科学とそれを取り巻く人間の欠陥だと思いました。

 自然科学では言葉や概念は極めて厳密に定義して、中学生も大数学者も、物理学者や化学者も全く同じ意味で使います。
 でも人文科学の場合は、最初から言葉の定義が最初から曖昧なので、学者同志議論をする場合でも、それぞれが自分の都合に合わせて中身をすり替えて使うのです。
 更に彼等を取り巻くジャーナリストや活動家が、意図的に言葉の意味を変質させて煽ります。
 それで程なく元の言葉とは全く違う意味になってしまいます。
 これだと学問としてフェミニズムを進歩させるなんて事は不可能でしょう。

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2023-04-02 21:41

自民党千葉県第五選挙区支部長えり・アルフィヤ氏の「差別ですね」

 えり・アルフィヤ氏は、自民党千葉県第五選挙区支部長です。 
 衆議院の補欠選挙での自民党の公認候補です。

 ワタシは札幌市民なので千葉県の選挙事情など殆ど知らないし、このえり・アルフィヤ氏の事も殆ど知りません。
 しかしどうしても気になる発言があります。

 以下の発言です。
 動画もあるのですが、ワタシには上手く貼れないのでリンク先で見てください。
 
「親戚が中国に居るが、日本と中国が戦争状態になった時に中国と戦うことはできますか?」→ えり氏「差別的な質問ですね!日本って多様性がないよね!」
 https://sn-jp.com/archives/119028

 名前からわかるようにこの方は帰化人です。
 ご両親はウィグル人で、ご家族の国籍は中国でした。 
 中国から一家で日本に移住して、家族で日本国籍を取得されたのです。
 ご両親は高学歴エリートでご一家は裕福だったらしく、日本入国も在留や就労も、またその後の帰化手続きでも、全く問題なく合法的な手続きを踏んでおられるようです。
 そしてご本人も高学歴エリートです。

 現在日本の法律では、一旦帰化すれば翌日からでも全ての公民権が得られますから、国会議員に立候補できます。
 しかし中国から帰化一世、しかもウィグル人となると、ワタシもこの事が心配です。

 「親戚が中国に居るが、日本と中国が戦争状態になった時に中国と戦うことはできますか?」

 だって帰化一世なら、叔父叔母、祖父母、従弟などの結構近い親族が中国にいるのです。 
 しかも中国は在外中国人に中国在住の親族を人質にして、中国のスパイ活動・防諜謀略活動への協力を要求しています。

 勿論、帰化すれば法的には中国人では、ありません。
 だから中国政府や中国の法律に従う義務はありません。

 しかし近親者が中国にいると言う事実は帰化しようがしまいが関係ありません。 だから中国共産党政権からすれば、帰化人も在外中国人も関係なく人質を取っての脅迫ができるのです。
 
 そしてケバブ屋とか日本語留学生とか、国家権力に無縁な庶民でも、中国は親族を人質に脅迫して、スパイ活動に協力させるのです。 日本だけでなくアメリカなどスパイ活動の監視が遥かに厳しい国でもやっているのです。
 一方国会議員になれば、一般国民が知りえない情報も得られるし、また国政や立法にも大きな深く関与できます。
 このような人を中国共産党が放置するとは思えません。

 こういう現実を考えたら、中国出身の帰化人が、中国にいる親族の安全と、自分自身の良心を守りたければ、中国出身者はできるだけ権力に近づかない、中国政府が欲しがるような情報や影響力とは縁のない仕事を選ぶしかありません。

 またこうした帰化人を受け入れた国としても、彼等を権力や情報から遠ざけておくように心がけるべきです。
 ワタシはこれを差別だとは思いまえん。
 親族が人質になって苦しむような状況に追い込むのは、人道的ではありません。
 仮にその帰化人が、親族の生命よりも、帰化した国への忠誠心を優先したとしても、それで無辜の人が殺されるのです。 
 こういう事は戦時など余程の事態でない限り、絶対避けるべきです。

 ところがこの問題について質問されると、えり・アルフィヤ氏は「差別的な質問ですね!日本って多様性がないよね!」と答えるのです。
 これはどういう意味でしょうか?
 
 対中防衛は現在の日本の安全保障上最大の問題です。
 そしてウィグル人ジェノサイトは国際的な人権問題です。

 国会議員になるなら、この問題を無視するわけには行きません。
 親族が中国の人質にされる状況で、これに対応できるのか?
 有権者としては当然の質問です。
 むしろ絶対に質問するべきなのです。

 勿論、親族を人質にされいる立場であれば、率直に答えるのは難しいかもしれません。 その場合「回答できない」と言うなら、我々も理由を察します。
 しかし「差別的な質問ですね!日本って多様性がないよね!」との答えでは、もうこの人は絶対は信用できません。
 
 確かにこんな質問をするのは、えり・アリフィヤ氏が元中国人だからです。
 元アメリカ人やアメリカに親族がいる人にはこんな質問はしません。

 でもそれはアメリカは日本の同盟国であり、また親族を人質に取って、在日アメリカ人を脅迫したりしない国だからです。
 これは玉城デニー沖縄県知事を見ればわかります。
 彼の父親はアメリカ人です。 だからアメリカにも親族がいるはずですが、しかし反米親中のやりたい放題でしょう? 
 でも、中国は違うでしょう?

 えり・アリフィヤ氏は「差別」を持ち出して、有権者にこうした現実を無視する事を強要するのです。
 こういう人は民主主義国家の国会議員にふさわしくありません。
 彼女は「差別」とか「多様性」とかいう言葉を持ち出して、中国に都合よく日本人の言論を統制しようとしているのと思えてしまいます。

 因みに彼女の政策姿勢は以下の通りです。
 実際彼女のツィッターやHPにある政策も大体この通りです。 
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 人権とか多様性を非常に重視しておられます。

 だったらウィグル人の人権問題を聞くのが何で間違いなんでしょうか?
 夫婦同姓でも強制収容所にぶち込まれるわけでもないし、処刑されるわけでもありません。

 帰化一世の立候補は合法ですが、しかしそれを批判するのは国民の権利です。
 因みに移民国、アメリカやオースラリアでも、帰化一世の公民権は制限しています。 イヤ、移民国だからこそこうした制限を厳密にやるのです。
 移民国でなく、移民が僅少なら、態々法律を作って公民権を制限する必要はないからです。

 しかし日本も外国人の移民が増えたのですから、アメリカ等移民国を見習ってこうした制限を考えていくべきです。 
 そしてそれを法や制度として実現するのは国会議員の仕事です。
 ところが彼女はこれを提言する事自体「差別」だと言うのです。 
 これではこの人は民主主義を理解しているのかどうかも疑わしくなります。

 勿論これは彼女だけの問題ではありません。
 自民党の問題でもあります。
 自民党は一体どういう心算でこの人を衆議院候補として公認したのでしょうか?

  1. 差別ニダ!!
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