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2023-01-31 12:02

「外套」とプリンター 

 1月24日の午前中、プリンターがトラブルを起こした件をブログに書きました。
 プリンターの用紙を買いに行こうか?とも思ったのですが、午後から体調が悪くなったし、それに無茶苦茶寒いのでそのまま休んでいました。

 しかし夜になってから体調も戻ったので、また少しプリンター君の相手をしてみました。
 試しにコピーを取ってみると、コピーはすんなりできたので、トラブルの原因は紙やインクではないようです。
 だったらパソコンとの接続とかでパソコンから指令がプリンターに伝わらないか、或いはプリンター君がパソコンからの指令で動くの拒否しているかです。

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 それで何とかプリンターのトラブルシューティングとかと言うの見つけて、そこをクリックすると、突然プリンター君が勝手に動き出し、午前中命令していた印字を始めましたのです。
 しかしまた途中で紙が切れたので、また追加して続きを印刷させようとしたら、今度はうまくいきました。
 
 それじゃホントに何が気に入らなくてプリンター君は、命令遂行を拒否したのでしょうか?
 でもとにかくこれで必要な物は全部印刷できたので、後暫くプリンター君に用事はありません。
 しかしこれからちゃんと働いて貰う為に、プリンター君に名前を付けてあげる事にしました。

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 アカーキー・アカーキーウェッジ・バシマチキン

 これがプリンター君の名前です。
 実はこれゴーゴリーの「外套」の主人公の名前です。
 「外套」の主人公は、ザンクトペテルスブルグに暮らす国家公務員で、仕事は「書写」なのです。

 アカーキー・アカーキーウェッジが生きた時代は、プリンターは勿論、コピー機やガリ版さえもありませんでした。 だから役所などで書類の複製が必要な場合は、人間が書写したのです。
 これは読み書きさへできればできる仕事なので、事務職としては最低の仕事です。 しかし人間なので、才能ややる気があればそこから昇進捨て行く事も可能でした。

 しかしアカーキー・アカーキーウェッジには、書写以外には何の才能もありませんでした。
 また書写以外の仕事をする気もありませんでした。

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 でも彼は書写の仕事を天職と思い、心から愛していました。 
 どんな書類であっても、彼は上司から書写を命じられると、ただそれを丁寧に正確に書き写す事に集中したのです。
 だから彼の書写した書類は、一字の間違いもなく、また非常に美しく仕上がりました。
 上司も同僚も皆彼の誠実で真摯な仕事ぶりは評価していました。
 
 しかし仕事が仕事ですから、公務員の中では最下級の給与です。
 だから独身者であるにも関わらず、生活は倹しい物でした。
 それでも彼は日々の仕事と生活に満足して幸福に暮らしていたのです。

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 ところが冬のある日、彼は自分の外套がボロボロになっていて、このままではもう外套として寒さを防ぐ役に立たない事に気づきました。
 それで同じアパートに住むドイツ人の仕立屋に修理を頼むと、彼は「いや、もう生地が弱り切っているから、新しい外套を新調するしかねいです。」と言うのです。

 アカーキー・アカーキーウェッジは愕然としました。
 だって外套を新調するようなお金はありません。
 しかしザンクトペテルスブルグで外套なしに生きていく事はできません。

 現代の感覚では想像できないのですが、当時の一般庶民にとって、服を一着新調するのは、ホントに大変だったのです。

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 爾来半年余、彼は涙ぐましい節約と、それに職場には内緒のアルバイトを続けました。
 アルバイトは勿論、書写です。 近所に貼り紙をして広告を出して、書写の依頼を募集して、役所の仕事が終わってから頼まれた書写をこなして、手間賃を稼いだのです。

 これは大変厳しい日々でしたが、しかしアカーキー・アカーキーウェッジはそれで初めての仕事以外に目標と言う物を持つ事が出来たのです。
 彼は節約とアルバイトと仕事に明け暮れながら、新しい外套を夢見るようになったのです。 
 そして仕事中に外套の事を考えていて、字を書き間違えました。 こんなことは就職して以来初めてでした。

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 そしてザンクトペテルスブルグに次の冬が訪れる頃、遂に新しい外套が仕上がりました。
 その着心地が素晴らしい物で、彼は全く寒さを感じる事なく、職場につく事ができました。
 職場の人々は、新しい外套を着た彼を見て驚き、そしてそれを祝い、更に上司は彼は自宅での夜会にまで招待してくれたのです。

 彼は上司の好意を無にせず夜会に出たのですが、日頃そうした席に出た事のない彼は全然楽しむ事はできませんでした。
 それでもその夜会が無事に終わって、夜道を帰宅途中、追剥に襲われて、外套を奪われてしました。

 これが彼にとってどれだけの打撃だったかは言うまでもありません。
 間もなく彼は正気を失い、更に亡霊となって他人の外套を奪うようになったのです。

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 これがゴーゴリーの名作「外套」です。
 しかし主人公アカーキー・アカーキーウェッジの人となりを知れば、この名を冠するのはプリンターとして最高の名誉になるのではないかと思います。
 プリンター君もアカーキー・アカーキーウェッジと呼ばれたからには、その名を汚さないように頑張ってくれるのではないかと期待しています。

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 ゴーゴリーの作品は、この「外套」や「鼻」のような、ザンクトペテルスブルグの庶民の生活をリアルにユーモラスに描いた物が有名ですが、しかしそれとは全く趣の異なる、「ターラス・ブーリバ」や「ヴィーイ」「ディカーニカ近郊夜話」などウクライナの民話や歴史を美しく描いた作品でも有名です。
 そしてどちらもロシア人に深く愛されてきました。
 特に「ターラス・ブーリバ」や「ヴィーイ」「ディカーニカ近郊夜話」は、スターリン時代にさへ映画化されていますし、プーチン時代にも再度映画化されています。
 ワタシはYou tubeで見つけて楽しみました。

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 ゴーゴリーがウクライナを舞台にした作品を多数書いたのは、ゴーゴリーがウクライナ人だったからです。
 但し作品をロシア語で書いているので「ロシア文学」に分類されます。

 ザンクトペテルスブルグを舞台にした作品では、ゴミゴミとした街並や貧しい生活が描かれるのに対して、ウクライナを舞台にした作品では、ウクライナの沃野や自然が、この上もなく美しく描かれています。
 
 ウクライナを舞台に活躍するコサック達は、皆陽気でひたすら勇敢なのですが、しかしまた途方もない大酒飲みで、それが原因で失敗もやらかします。 けれど彼等は知恵と勇気でそれを克服して勝利するのです。

 こうしてみると、ゴーゴリーにとってはウクライナは現実に自分の故郷であるとともに精神の故郷、あるべき自分の理想が生きている世界だったのでしょう。
 そしてそれはゴーゴリーの作品に惹かれるウクライナ人にとっては勿論、ロシア人にとっても同様なのでしょう。 

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 ロシアのウクライナ侵略戦争が始まってから、ワタシは毎日ウクライナの戦況を解説する動画を見ています。
 戦争研究所などのデータを元に作られた動画は、グーグルマップや気象データと合わせて、小規模な集落を巡って行われている戦闘の状況まで克明に伝えてくれます。
 
 そして時々この中で、ゴーゴリーの小説に出てきた地名が出ています。
 子供の時、ゴーゴリーの描くウクライナの民話の映画を楽しんだ人達は、一体どういう思いでこの惨状を見ているのでしょうか?

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 因みにワタシはプリンター君が仕事を済ませた直後から、寝込んでいました。
 久しぶりに猛烈な眼痛を食らって、25・26・27・28と4日間、左目に保冷剤を宛てて寝込むより何もできなかったのです。
 
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 でも29日あたりから何とか回復しました。
 でもなんかまだ現実の世界に戻った気がしません。  いつまでボ~~~ッとしてちゃいけないんですけどね。
  1. 古本
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2023-01-24 13:06

寒波

 一昨日頃からやたらに寒波の報道が目立ちます。
 なんかすごい大寒波が日本を襲うのだそうです。
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 そういえばこの数日ずうっと真冬日です。
 昨日は午後から買い物に出かけたのですが、ー8℃でした。
 さすがに寒くて、帽子と手袋をはめたままでした。
 これがー5℃前後だと歩いている途中で暑苦しくなって帽子も手袋は脱いで、リュックにしまい込むのですが。

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 で、巨大なキャベツ、長ネギ、ジャガイモ、海老カツとイカカツ、福神漬、お菓子など色々買い込みました。
 キャベツが重くて閉口しました。
 バッグからはみ出した長ネギが途中で凍り、ポキンと折れてしまいました。

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 一月も終わりになって、日は少し長くなりましたが、それでも4時過ぎには薄暗くなります。
 だから午後から買い物に出かけると、帰りはどうしても薄暮になります。
 それに天気も悪いからどうしても暗い景色ばかり見る事になります。

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 ワタシは寒いのは平気です。
 だって寒いのは外だけです。
 だから外出するときに十分着込んでいけば済む話です。
 これが暑さとなると、家の中は冷房できても、外に出た時の暑さは防ぎようがありません。
 だから寒さの方が余程性質が良いのです。

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 でも暗いのは嫌です。
 勿論、家の中は電気をつければ済む事です。
 電灯の電気代なんて元々微々たる物だったのが、LEDで益々減りました。
 だから家の中は目いっぱい明るくしています。

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 でも外がねえ・・・・。
 街路灯の灯りと雪明りがあれば、歩くのに全然不自由はないけれど、それでなくても陰気な天気で、その上早々と日が暮れると言うのは切ないです。

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 ところで今さっきまでプリンターを使ってネット上の書類を印刷しようとしたら、途中で紙が切れてしまいました。 それで家にあった紙を補充したのだけれど、なぜかプリンターが動きません。
 紙が悪いのだろうか?
 ちゃんとプリンター用の用紙を使わないとダメなんだろうか?

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 実はこのプリンターは去年の秋に妹のお古を貰ったのだけれど、そもそもワタシはプリンターなんて使う事がないので、今日の今日まで使っていなかったのです。
 だから使い方も今一自信がありません。
 とりあえず近所のコンビニまで用紙を買いに行くべきだろうか?
 
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 今の所、外は-8℃ですが、午後から-13℃まで下がりそうです。
 別に急いでプリントしなければならない書類じゃないし、紙が悪くてプリンターが動かないかどうかもわかりません。
 それに急いでプリントしなければならないわけじゃないのです。
 だからこんな極寒の中、態々出かける事のないのでは?
 などと考えてしまいます。

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 それから上二枚の写真は、この前作った帽子です。
 この1月15日にアップした写真の帽子と同じタイプですが、色と模様を少し変えました。
 耳の部分が二重になっているので、凄く暖かいです。
 ワタシは前にも色違いでこのタイプの帽子を編んでいるのですが、これだと-8℃でも十分暖かいです。
 但し-5℃ぐらいなら、暖かすぎて被っていられません。
 
  1. 札幌の四季
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2023-01-23 12:31

Colabo問題で李下に冠を正しまくる足立康史衆議院議員

 Colabo問題に奇妙な人物が飛び込んできました。
 維新の足立康史衆議院議員です。
 足立議員が自分のチャンネルで質問者に回答している時に、暇空茜さんが直接質問したのす。
 この状況は足立議員、暇空さん双方が動画を挙げています。


足立康史 衆議院議員とのトーク(概要欄読んでね❤(2023年1月18日)

 なぜ暇空さんが足立議員に質問をしたかは?この動画の概要欄でわかります。
 ここに足立議員のツィートのコピペが貼られてますので、そのままコピペしますね。

**足立議員のツィート**

 コラボ問題って、もう終わったの…かな…

 今夜の魚屋のおっチャンネルで、触れたいことあるんですが、タイミング悪いかな。

 自民都議のYouTubeとか、須田慎一郎さんのYouTubeとか見たけど、論点か違うと思うのよね。

 とにかくね、自民都議が仰ってた4600万円増額問題は厚労省が決めたことで、コラボの責任でもなければ東京都の責任でもない。有識者会議に仁藤氏は個人として参加しているので、これ以上切り込めない。須田慎一郎さんが取り上げてられた厚労省の通知も補助金の対象が被らないようにするための規定。

 以上のような雑音は議論の焦点から除外して、その上で、本件に、大騒ぎする価値のある「本質的な論点」があるかどうか。私は、あると思いますが、ネット上で騒がれている諸論点は何れも「本質的」とは思えないので、もう終わりましたか、と揶揄しました。残る本質的な論点は、NPO法人の政治性です。

 なんか、コラボ問題関係者がいろいろ仰ってるみたいですが、触れられない可能性はあると申し上げていましたので、ご理解下さい。本当にコラボ問題の本質を正していきたいなら、私と正面から向き合った方がいいですよ。これからスペースやるし、明後日のYouTubeライブ #あだトーク にご参加下さいませ。

 で、暇空さんがあだトークで、足立議員に足立議員の言う「本質的な問題とは何か?」と言う事について質問したのです。
 
 しかし何とも足立議員の回答が何とも奇妙なのです。
 なんだか必死になってColabo問題を矮小化して、話をそらそうとしているようにしか見えません。

 非常に長い動画なのですが、しかし中身の結局、青字で示した、足立議員のツィートと同じことをです。
 動画ではこれに加えて以下のようなことを言っていました。

* Colaboのような杜撰さは、行政では普通の事で、国会議員は誰もこの問題に関心を持っていない。
* 自分(足立議員)はこの問題に一番関心があり理解している議員である。
* Colabo問題をモリカケにしてはならない。 モリカケで国会のエネルギーは大きく削がれ、行政改革は頓挫した。

 しかし有権者としては全然納得がいきません。
 
 実はワタシはこれまで足立議員に対して悪い印象は持ってきませんでした。
 それどころか国会がモリカケで空転し続けた時にも、野党議員としては殆ど唯一、常に政策について的を得た質問を続けた議員として評価していました。 
 因みに青字の足立議員のツィートで名前の出ている須田氏も、足立議員を「よい質問をする国会議員」のトップにしていました。

 しかしそれでもやっぱり、足立議員の話には全然賛同できないのです。 そもそも言っている事がオカシイでしょう?
 
 だって「Colabo問題をモリカケにしてはならない」と言うけれど、そもそもモリカケが騒ぎになり国会が空転し続けたのは、野党議員が殆ど全てが質問時間をモリカケに費やし続けたからです。
 しかし国会議員の誰もこの問題に興味がなく、マスコミもほとんど報道しないのであれば、そもそもモリカケにはなりようがないのです。

 しかしそれは別としてColaboの会計の杜撰さと、その杜撰な会計報告書を鵜呑みにして予算を増やし続ける東京都や国の対応は問題ではないのでしょうか?
 何でここまで杜撰な事が許されるのか?
 こんな杜撰なやり方で公金を支出し続けてきたのなら、それは十二分に大問題ではないのか?
 と、思うのですが、足立議員はどうやらこれを問題にしたくないようなのです。

 そこでこの動画の中では、足立議員は経理の杜撰さより、政治資金規正法の問題、つまり都から事業を委託されている団体が、政治活動をやりまくっている事の方が問題だと言うのです。
 勿論それは大問題なのですが、一有権者、一都民でしかない暇空さんにはこれを追求する手段はありません。
 
 一都民である暇空さんにできるのは住民監査請求と住民訴訟、情報開示請求と情報開示訴訟ぐらいです。
 で、これについては暇空さんはやりつくしているわけですが、政治資金規正法などは追及する術はないのです。
 実は暇空さんは住民監査請求をやった時に、この追及もしようとして資料を集めたそうですが、しかしこれは住民監査請求の対象外として棄却されてしまいました。
 それを足立議員がやってくれるなら、この資料を足立議員に送ると言いました。

 これで足立議員との会話は終わったのですが、しかし後に暇空さんが足立議員にこの資料を送ったところ、足立議員は「これじゃダメ」と言ってマトモに読み込む事もしていません。
 国会議員は忙しいので、議員に動いてほしいなら、もっとちゃんと資料をまとめておくようにと言うのです。

 これでもうこの男には、実は政治資金規正法の面からColabo問題を追及する意思など皆無である事がわかってしまいました。
 なるほど暇空さんは政治活動の経験もない一有権者・一都民ですから、国会議員への働きかけのやり方など知らないと思います。
 しかし国会議員には議員秘書がついています。 給料は国費で払っています。
 また政務調査費と言う経費も出ています。

 暇空さんはColaboの件で住民監査請求をするために、数か月を費やし、自費で弁護士も雇いました。
 それで住民監査請求が受理されると、今度はColabo側からスラップ訴訟を仕掛けられています。
 さらに何者かが暇空さんの住所を漏らし、それがネットに貼られると言う事態も起きました。 その為暇空さんは引っ越しせぜると得なくなりました。
 そしてさらに殺人予告も受けました。

 文字通り命がけでやっているのです。
 このような一有権者に対して、国会議員が「オレに動いてもらいたければ、オレの都合を考えろ」と言うですから、のけぞってしまいます。

 因みに足立議員はColabo問題に関心を持っている国会議員は自分一人と言っていますが、これは間違いです。
 実はN党の濱田議員と、自民党の杉田議員が既に動き始めています。
 
 濱田議員の議員秘書、末永ゆかり氏は議員秘書として、東京都に情報開示請求をしたり、厚労省に問い合わせたりして、暇空さんが発見した問題についての情報を集め始めています。

 そして吉永ゆかり氏が東京都に、暇空さんと全く同じ情報の開示請求をしたところ、東京都はその資料を破棄したと答えました。
 暇空さんはこの情報の開示請求をしたところ、完全に黒塗りだったので、開示請求訴訟を開始したのです。
 それが破棄?
 もう滅茶苦茶です。
 東京都は一体何を隠したいのでしょうか?
 こんなことをして、暇空さんからの情報開示訴訟にどう対応する気なのでしょうか?

 もう一つ驚くのは、暇空さんがColabo問題を通じて発見した「困難な問題を抱える女性支援法案」の問題です。
 吉永氏はこれについても厚労省に質問して、資料を得ているのですが、これはやはり暇空さんが最初に推定したような公金チューチュースキームでした。
 つまりこの法案では、「困難な問題を抱える女性を支援する」と言う名目で、Colaboなどこれを行うとされている4つの民間団体(若草プロジェクト、ぱっぷす、BOND、Colabo)が、この事業を独占し、その事業の委託費を受け取り続けると言う構造ができてしまうのです。
 
 そしてこの法案作成と施行の為の「有識者会議」にはこの4つの団体の代表、更に若草プロジェクト代表の村木厚子氏の夫が参加しているのです。
 因みに実はこのメンバーは、現在東京都の若年女性支援事業を受注しているのですが、東京都への事業報告書や会計報告書を見る限り、杜撰さではColabo以上です。

 何でそんな連中が「有識者」なのか?
 何でそんな連中が勝手に法案を作っていたのか?
 これを「ネオ同和」と言った人がいましたが、全くその通りです。
 
 一有権者としては唯々驚くばかりです。

 因みにこの有識者は実は、AV新法を推進した連中でもあります。
 この法案は「騙されてAVに出演させられた女性カワイソウ」と言う事で、それを防ぐ為に成立したのですが、結果はAV業界に大打撃になり、自分の意思でAVに出演して生活していた女優さんたちの生活まで破壊しました。

 で、ここで驚いたのですが、このAV新法を推進していた議員の一人が足立康史議員なのです。
 そして今、足立議員は必死になって「Colabo問題をモリカケにするな」と騒いでいるのです。

 本人としては「Colabo問題をモリカケにしないために水をかけている」心算のようです。
 しかしColabo問題ってリチウムイオン電池で、これに水をかけると物凄い高温の炎を挙げます。 足立議員のやっている事はEV車の火災に放水しているような物なのです。
 
 実際、あれから連日、足立議員関連の疑惑がドンドン掘り出されて大炎上しています。
 だって足立議員の双子の兄がNGOを主催していて公金を1億5千万も得ているのですから、これでColabo問題の矮小化の為に必死って、李下に冠を正すその物じゃないですか?
 要するにこの男が、何とか自分の方に火が回らないようにと消火に来たのですが、完全に消火法を間違ってしまったのです。

 しかし足立議員をめぐる炎上を見ていると、この問題の根深さがわかって慄然とします。
 けれどもこうして奇跡のように問題が発覚した以上は、これを梃にこうした公金チューチュースキームを廃絶できるように頑張るしかありません。

  1. Colabo
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2023-01-22 12:14

ロシアのウクライナ侵略戦争について 何でドイツは戦車を出し渋るのか?

 昨日、少しロシアのウクライナ侵略戦争に触れたので、前々からこの戦争について不可解に感じている事を書いていきたいと思います。
 
 昨年9月末からプーチンは予備役兵に大量動員をかけて、現在その兵士達の一部をバフムト周辺の攻撃に使い、連日物凄い戦死者を出している状態です。
 それで兵士がドンドン減っているので、プーチンはさらなる動員をかけると言う噂が流れています。 昨年9月末の動員は30万人でしたが、今度は150万人動員すると言うのです。
 そしてこれまで徴兵対象から外された博士課程の学生や、子供の三人いる父親まで動員すると言うのです。

 博士課程とか子供が三人いる父親って、大多数は30歳前後で、これは社会人として、また研究者としては最も重要な人材ではありますが、兵士としては体力不足今一です。
 そういう人達を戦場に送り込み、大砲の餌食にして、ウクライナの畑の肥料にしようと言うのです。
 これはもう戦争も末期的としか言えない話です。

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 どうやらプーチンはこの戦争を総力戦に持ち込む心算のようです。
 戦争は攻め込む方が、攻められる側の3倍の兵力が必要と言われます。 
 ウクライナの総人口は4000万人、ロシアの総人口は14600万人です。 
 つまりロシアの人口はウクライナの3倍強、だったら動員できる兵士の数はロシアがウクライナ3倍です。
 
 現在ウクライナはすでに総力戦に入っています。
 だからロシアも総力戦にすれば、ウクライナに勝てるだけの兵力を動員できて、ウクライナに勝利できるとでも言う心算でしょうか?
 だったら最初からこれで行くべきでした。
 でもプーチンは最初は「特殊軍事作戦」なんて奇妙な言葉を使い、この戦争を「戦争」と言ったロシア人やロシアのメディアを処罰していました。 今もまだ「戦争」とは言っていません。

 結果、この戦争は「兵力の遂時的投入」と言う、一番まずい状況に陥っています。
 「兵力の遂時的投入」って、最初に戦争になった時に、兵力を出し惜しみ、それで負けるとチョッと補充して、また負けるとまたチョッと補充するのを続ける事を言うのです。
 こうなると敵側は敵を少しずつ確実に撃破できるので、ウクライナのような小国からすると凄く有利です。 何しろ小国なので一度にドサッと来られると対応不能なのですが、時間をかけて少しずつ来るのだから、一度に全部対応しなくて良いのです。
 一方ロシアの方からすると、小分けにして送り込んだ兵士が、その都度やられてしまうと言う無残な結果になっています。

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 プーチンがこんな馬鹿な事をしたのは、ウクライナ軍がここまで頑張るとは思っていなかったからでしょう。
 プーチンは昨年2月24日にウクライナに侵攻した時に、数日でウクライナが降伏すると信じていたのでしょう。
 そしてそれが失敗した時の事は何も考えていなかったのではないでしょうか?

 まあ、それも道理だと思います。
 ロシアのウクライナ侵略戦争直前の世界軍事力ランキングでは、ロシアは世界2位、ウクライナは22位です。 戦闘機や戦車の数はロシアより一桁少ないのです。
 だからアメリカのミリー参謀長だって「ウクライナは72時間で降伏する」なんて言ったのです。 そしてバイデン大統領はゼレンスキーに「逃亡の為の飛行機を提供する」と言いました。

 ところがゼレンスキーがこれを断り「自分はウクライナで戦う」と言った事で、プーチンのプランは全部ひっくり返りました。
 これはプーチンにとっても、バイデンやショルツなど西側首脳にも驚天動地だったでしょう。
 これで彼等の予想が全部ひっくり返りました。

 思うに彼等の予想では、ここまで状況が絶望的なら、ゼレンスキーはバイデンの提供する飛行機に乗ってウクライナを逃げ出し、そうなるとウクライナ軍は自動的に崩壊し、ウクライナはそのままロシア領になったのです。 
 で暫く適当にNATO側がロシアを非難していれば、「世界は平和」だったのです。

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 ところがゼレンスキーはここで逃げる事は考えず、腹を決めて徹底抗戦の指揮を執ると言い出したのです。
 実際、彼はその後キーウ市内や、危険な前線に出て、ウクライナ軍とウクライナ国民を鼓舞し続けているのです。

 これって西洋史上、非常に稀有です。
 日本史だと君主が最後まで戦って、城を枕に討ち死にとか、更には自身と親族の命と引き換えに臣下の除名を嘆願して、家族一同自決したりすることが普通にあります。
 でも西欧史ではそういうのないんですよね。
 キリスト教が自殺を禁じているからか、君主やリーダーは自身の命が危険になればとりあえず逃げるんです。 
 逃げて自身の安全を確保してから、残って戦う人達を指揮するのです。

 だからゼレンスキーがあの状況で、逃亡を拒否、徹底抗戦を宣言したことのインパクトは日本人が想像するよりはるかにすごかったんじゃないでしょうか?
 これでウクライナ人のコサック魂に火がついてしまい、これがプーチン始め西欧指導者の思惑を全部ひっくり返したのです。

 こうなったらバイデンら西欧の指導者もウクライナを支援せざるを得ません。
 だったらもうプーチンはこれで観念して引けば良いのですが、しかし彼にはそんな決断力はできないのでしょうね。
 だってここで引いたら「なんでこんなことをやったんだ?!! 馬鹿!!」と言われて、失脚するしかないですから。

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 で戦争はウクライナ優勢で現在に至り、でもウクライナ側もロシアへの止めが刺せない。 止めを刺すにはまとまった数の戦車が必要なのですが、それも優秀な戦車が必要なのですが、なぜかそれをドイツが出し渋り続けているのです。

 ウクライナはロシア軍をウクライナ領から追い出す為に、ソ連製ではなく、ドイツ製の戦車レオパルト2を300両前後欲しいと言っています。
 
 何でレオパルト2かと言うと、これは戦車として非常に優秀であり、その為NATO加盟国の戦車の殆んどがレオパルト2なので、この戦車はNATO加盟国全体で2000~3000両もあると言われています。
 だからここから300両程ウクライナに供与するのは至って簡単なのです。

 イギリスのチャレンジャーとかアメリカのエイブラムはここまで沢山はなく、戦車隊として行動するには、あんまり色々な戦車が混ざるとメンテナンス等が面倒になるばかりで大変みたいです。
 だから最初から数が揃い、性能の抜群のレオパルト2が欲しい!!

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 ところがドイツがNoin!!と言うのです。
 ドイツが外国にレオパルト2を売った時の契約で、売った先の国から別に国に渡す時には、ドイツの許可が必要と言う事になっているのです。
 ところがドイツはその許可を出さずに頑張っているのです。

 何で?
 これについてロシアが負けた時に、ドイツのせいにされるのが嫌と言う説があります。
 ドイツはロシア敗戦後もロシアとは良好な関係を維持したいので、ロシア敗戦後「ドイツが戦車を出したからオレタチは負けた」と言われたくないと言うのです。
 また第二次大戦時のトラウマが原因ともいいます。

 でもこれも不可解です。
 だってポーランドやバルト三国などは、ウクライナの勝利を切望しています。 ウクライナが敗戦し、ロシア領になれば次は自分達がロシアと国境を接してロシアに脅かされるからです。
 ウクライナ勝利後、ドイツは「ドイツが戦車を出渋ったので大変な苦労をした」と、これらNATO諸国とそしてウクライナから恨まれても良いのでしょうか?
 それに第二次大戦時にはドイツは、ポーランドやチェコなど東欧諸国にも大変な惨禍を齎しました。 それなのにロシアには配慮するけど、これら東欧諸国に配慮しないってオカシイでしょう?

 それにこんなことしちゃうと、今後、これらの国々はドイツ製の武器を買うのをためらいますよ。 
 ドイツにとってはこれ非常にまずくないですか?
 これだったら、日本が90式戦車か10式戦車を提供すれば、戦後ヨーロッパの戦車市場をドイツから奪えるかもしれません。
 だからドイツの戦車出し渋りは、全然納得できません。

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 そしてワタシはそもそもこの戦争の引き金を引いたのは、ドイツの脱炭素・脱原発だったと思っています。
 
 この戦争の前に、ドイツは脱原発・脱炭素で、自国内の原発を廃炉にし、炭鉱も閉鎖する事が決まっていました。
 それで必要なエネルギーは一部はフランスの原発から買うのですが、しかし大部分をロシアの天然ガスに依存する事になっていました。 
 ロシアの天然ガスはパイプラインで来るので、価格も安く、非常に使い勝手も良かったのです。

 しかしパイプラインって、向こうが弁を閉めたら終わりでしょう?
 つまりドイツはロシアにエネルギー源を全面依存したのです。
 これではプーチンから見ればドイツの首根っこをつかんだ、ドイツの生殺与奪はロシアが握ったと思って当然でしょう?
 だったら多少の事をやってもドイツが逆らう心配はないのです。

 プーチンはNATO最大の大国を抑え込んだのだから、安心してウクライナに侵略できると思うのは当然でしょう?
 実際ドイツは今もプーチンに首根っこを抑えられているとしか思えない言動を続けているわけだし。

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 でもレオパルト2は現実にはドイツではなく、既にポーランド他NATO諸国にあるわけで、いよいよとなれば所有国がみんな揃ってドイツとの契約を無視する事も十分あり得ます。
 ウクライナ兵への訓練などは既に始めているんじゃないですか?

 しかしこれでレオパルト2の大軍が揃い、ロシア軍をウクライナ領から追い出しても、戦争が終わらないかもしれません。
 ロシア軍がすべてウクライナ領が放逐されても、ロシアが変わらない限り、ロシアはウクライナの領有権を主張して、ロシア領内からミサイル等でウクライナへの攻撃を続ける可能性が高いと言うのです。
 そうなったらどうなるのか?

 本当に厄介です。
 こうなったらウクライナがイスラエルになるわけですが、しかしそれも想定せざるを得ない状況です。
 ホントに厄介です。 

  1. ロシアのウクライナ侵略
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2023-01-21 12:53

乃木神社の御利益 立憲民主党支持率半減とバフムトの悲惨

 立憲民主党の支持率が半減しました。
 昨年12月の調査では5.5%だったものが、1月の調査では2.5%に半減しました。
 
 世論調査の支持率は、各調査会社によって結構差があって、一桁台の差はあまり意味がない気もするのですが、それでも5%を割ると言うのはかなり深刻な状態ですね。
 もう5%台になった時点で泡沫政党なのですから、政策問題で支持率減と言うのも不可解です。
 その上、年末から新年の間ですから、益々何もないじゃないですか?

 でも、この新年に立憲民主党の支持者にとっては、驚天動地の事件が起きました。
 党首泉健太が乃木神社に初詣したのです。

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 泉健太が乃木神社を選んだのには、特に意味はなかったようです。 
 ワタシが西野神社に初詣をしたのと同じ感覚で、泉健太宅から近いとか、年始の挨拶周りの通り道にあったからとかいう程度の意味しかなったでしょう。
 しかし立憲民主党の支持者の中には「軍国主義の神社を参拝した!!」と憤怒激怒している連中が多数いたのです。
 と言うか立憲民主党の支持者の大半がこれに憤激して、立憲民主党を支持しないと言い出したのではないでしょうか? 
 だから一気に支持率が半減したのです。

 立憲民主党(何度も名前が変わっているのでわけわからないのですが)、その全身の民主党時代は、自民党に代わる政党として期待されていた時期もあったので、支持層にも幅があったのですが、その後の政策も失敗、野党に下ってからの愚劣な国会対応で、「自民党に代わる政党」を期待していた人達は、ドンドン離れていきました。
 それで今残っている支持者の大半が乃木神社に初詣しただけでヒステリーを起こすと言う連中だったのです。
 今も残る支持者が何を期待しているかはわかりませんが。

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 ともあれ、これは乃木神社の御利益です。
 マジにこんな連中の支持政党が国会の議席の3分の1前後を占めている限り、日本の民主主義は正常に機能しません。
 なぜなら残り3分の2が分裂すると、国会決議で常にこのマジキチ政党が決定権を握ってしまうからです。
 だからマジキチ以外の人間は固く団結して、マジキチに主導権を取らせないようにしないとマトモに政治ができなかったのです。

 逆に言えば自民一強体制が壊れ、正常に政権交代が可能になるには、マジキチ政党が泡沫化して、無力化するしかないのです。
 だからワタシは前々から立憲民主党の支持率が5%を割るのを待ちわびていたのです。
 ところが今春めでたくその願いが叶いました。

 これも乃木神社の御利益、軍神乃木大将の霊力によるものです。

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 因みに司馬遼太郎の小説では、乃木将軍は極めて無能な将軍と描かれています。 
 特に旅順要塞攻撃で多数の戦死者を出した事が、この評価の原因になったようです。
 実はワタシもこの小説を読んでいて、読んだ時は「なるほど、そんなものか」と思っていました。

 しかしこの旅順要塞攻撃については軍オタの人達が、いくつも解説動画を挙げていました。 で、こういう動画を見るようになって司馬遼太郎説はオカシイと思うようになりました。
 軍オタ達は、旅順要塞攻撃を純粋に軍事的に研究した上で解説動画を作っているのですが、誰も乃木将軍を無能な将軍とは評価していないのです。 乃木将軍の攻撃法は近代要塞攻撃の正攻法であり、むしろ名将と言う評価でした。

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 旅順要塞はロシアの東洋支配にとっては最も重要な要塞でした。 
 この要塞は旅順港を陸側からの攻撃から守る為の物で、旅順港にはロシアの旅順艦隊が配備されていました。 これはバルチック艦隊と並ぶロシア最強の艦隊で、この艦隊が旅順港を根城に日本海や東シナ海に出没する限り、日本軍は中国大陸への輸送路の安全を保てないのです。
 つまり旅順要塞を守る事は旅順艦隊を守る事であり、旅順艦隊を守る事は、極東でのロシアの制海権を守る事だったのです。
 だからロシアは旅順港を守る為に、港の背後を東洋最大の要塞にしたのです。

 この旅順港は背後を大小の山々に囲まれていたのですが、ロシア側はこの地形を利用して、これらの山々を要塞化し、その要塞同志がお互いに連携して、旅順港へ近づく敵を撃退するように作られていたのです。
 
 その旅順要塞を攻略すると言う事は、このように要塞化された山々を一つ、また一つと落としていくしかないのですが、当然ですがこれには多数の犠牲者を出さずにできません。
 それで一つの山を落とすのに、3~4日かかりその間に1000人前後の死者が出ています。 最悪だったのは203高地をめぐる戦いでこの時は1日に1500人の戦死者が出ました。
 それでも203高地を攻略すると、日本軍はここに大型の大砲を据え付け、それで旅順港内の艦隊を砲撃し、殆どを撃沈しました。 
 これで旅順要塞は存在意味を喪い、ほどなく陥落しました。

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 ところでこの旅順要塞攻撃の顛末と比べて驚くのが、現在のロシアのウクライナ侵略戦争です。
 実はロシア軍は昨年10月ごろから連日500人を超える戦死者を出しています。
 それが延々と続いているのも酷い話なのですが、年が明けてからは戦死者は700名を超える日が続くようになり、昨日と一昨日は800名を超えました。

 特にバフムト攻撃が悲惨です。
 ロシアは昨年9月末に予備役兵の動員を開始したのですが、それで動員された兵士達をロクな訓練もせず、装備も与えず、肉弾突撃させているようです。

 バフムトと言う街は高台になっていて、元々守るに易く、責めるに難い地形です。 ここをロシア軍はもう半年も前から攻撃しているのです。 そして9月ぐらいからロシア軍の攻撃が激化したので、ウクライナ側も既にこの街をある程度要塞化しています。

 一方、ロシア軍はあまり有効な兵器もない状態でそのバフムト攻撃を続けているのです。
 特に予備役兵の動員を始めてからは、彼等に肉弾攻撃を指せている状態です。
 で、そうやって攻めてくるロシア兵をウクライナ側はバフムト市内の高台から砲撃で倒しているのです。

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 この辺りが旅順攻撃と似ているわけですが、戦死者の数が旅順攻略とは比較になりません。
 バフムト周辺の農地に、ロシア兵の遺体が点々と散らばる、見るに堪えない写真もネット上に出ていました。 
 ロシアでは兵隊畑から穫れると言われますが、この戦争はロシアの畑で穫れた兵隊を、ウクライナの畑に鋤き込んでいるのです。

 プーチンは一体何をしたいんでしょうね?
 ウクライナの肥沃な農地をロシアの若者の肉体で、より肥沃にしたいのでしょうか?

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 これを見るとニコライ二世って凄く立派な君主だったと思ってしまいます。
 日露戦争もロシアのウクライナ侵略戦争と同様、ロシアにとっては防衛戦争でもなく、国運のかかった戦争でもありませんでした。 勝った方がロシアの国益になるけれど、負けたからと言って特に問題もないような戦争でした。
 だからニコライ二世は、勝てないと思ったら、さっさと講和して、満州から手を引いたのです。
 
 しかしプーチンはそれができず際限もなくロシアの若者を死なせ続ける心算です。
 以前、森元総理がロシアを擁護した事が問題になっていました。
 ワタシはあの時の森元総理の言葉がずうっと気になっています。
 森元総理は「プーチンだって面子がある」と言ったのです。
 
 そうですね。 この戦争に負けたらプーチンは面子丸つぶれでしょう。
 でもそれ以外にロシアには何の問題もないのです。
 だったら自分の面子よりも、ロシアの若者の命を守るべきじゃないですか?

  1. 戦後民主主義
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2023-01-20 11:29

政策評価は事実上全くしていない Colabo

 新聞テレビの報道は低調ですが、しかしネットでは相変わらずColabo問題に関する情報が次々と出ています。
 で、この中に極めて深刻な物が出てきました。

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https://twitter.com/usaminoriya/status/1615269596348678146

 実は暇空茜さんが東京都に監査請求したのは2021年度の若年女性支援事業に支払われた2600万円の予算の使途についていです。
 しかし2022年度分は4500万円に増額されており、既に支払わられているのです。

 Golaboが東京都の予算を得てやった事は、深夜の歌舞伎町などに週に2回バスを出して、そこに若い女性を呼び込み、食事を出したり、衣類等の物品を与えたりしながら相談に乗ったしたことです。
 また一部の女性の児童相談書に引き渡したり、Colaboのシェルターに保護したりしたそうです。

 しかしこれがどこまで必要な事か?
 何かの役に立ったのか?
 など、全く評価不能です。

 だってこんなことしなくても、女性達がそのまま無事に家に帰るとか、自分で警察なとに助けを求めていた可能性も十分高いのですから。
 100%自費でやるなら、構いませんが、公金を出す必要があるのでしょうか?

 それで評価不能のまま予算増額です。
 
 2600万円から4500万円までの増額って凄いのですが、そこまで増額する根拠がわかりません。
 そもそもこの事業の政策評価については宇佐美氏が厚労省に確認した所、厚労省の回答が上記のツィートの通りだったわけです。

 因みに東京都もこの事業について政策を評価はしていません。
 そもそも実際にこの事業をやっているかどうかを確認していません。
 東京都はこの事業を委託した団体の事業報告書を見ているだけです。
 これについては暇空茜氏が、東京都に確認したところ、東京都の職員が活動の現場に行って、活動状況を確認するなどの作業は一切やっておらず、委託先の団体からの報告書だけで予算を出している事を明言しています。

 政策評価もなし、また実際に事業が行われているかの調査もなしに、予算を出していたとは腰が抜けます。
 例えば北海道や札幌市は毎年、地元の建設業者に道路の除雪作業を委託しているわけですが、それで除雪作業の状況も見ない、除雪が実際に必要だったか?実際にどのような効果があったかも確認せずに、予算を出すと言うなどと言う事があるのでしょうか?
 道路除雪のようにもう何十年も前から行われていて、市民生活に死活的な仕事でも、やはり一定の政策評価は必要だと言うのが、北海道民・札幌市民の一般認識です。

 ところが国と東京都は「若年女性支援」と言う意味不明の仕事に、大枚な公金を出し、しかもその厚生労働省は「政策評価はしない」東京都は「報告書を見ただけで実際に事業が行われているかどうかも見ていない」と明言しているのです。

 そのような状況で国と東京都は2021年度「若年女性支援事業」に2600万円の予算をだしただけでなく、2022年度にはこれを4500万円にまで増額したのです。
 
 政策評価もしないのに、増額した根拠は何でしょうか?

 因みに今回、暇空氏が2021年度分2600万円に関して住民監査請求をしたところ、監査委員会は「表3」なる物を出して、Colaboが東京都の委託事業を遂行する為に実際に使った経費は2900万円かかったので、問題はないと言いました。
 
 この「表3」は東京都住民監査委員会が、委員会の権限でColaboの帳簿や領収書等を調べて、2021年度の「若年女性支援事業」にかかった経費を算出した物です。
 つまり監査委員会が調べたところ、この2021年度「若年女性支援事業」に使用した経費は2900万円だったと言う事です。

 ただしこの2900万円には領収書のない経費や、買っていない物品の経費、さらに税理士や社会保険労務士の報酬など問題になる経費も含まれています。 
 それでも2900万円で収まっているのです。

 だったら2022年度に都が出すべきは2900万で十分でしょう?
 事業計画書などを見る限り、2022年度は2021年度に比べて、事業規模を拡大する、救済する女性を増やす、活動地域を拡大するなどと言う事は全くありません。
 2021年度と同じ規模、同じ内容の活動をそのまま続けるのです。

 それなのになぜか2600万から4500万に増額になるのです。
 こんなのあり得ますか?
 
 北海道が建設業者に道路除雪を委託して、除雪する範囲が増えたわけでもない、格別な大雪が予想されるわけもでないのに、委託費を突然2倍弱に増やしたら、大騒ぎになるんじゃないですか?

 ところが「若年女性支援」と言う意味不明の仕事については、この異常なやり方が厚労省と自治体の間で定着しており、全く改善する意思はないのと言うのです。

 実はワタシも前々から男女共同参画とか、こういう訳の分からない事業についての予算の執行が凄く出鱈目じゃないかと疑っていました。
 しかしここまで出鱈目とは思いませんでした。

 因みに先日、この件について暇空茜氏と維新の足立議員でネット上で議論がありました。
 これについて足立議員は「こういう杜撰さは、普通にある事で、今更これを取り上げても国会議員は誰も感心を持たない」と言っていました。
 実はこの手の杜撰さが一般化している点については、ワタシも他で聞いた事があります。

 監査にかかるコストと労力を考えると少額の補助金、委託金などの予算の厳密な管理は難しいと言うのです。
 だったら最初からこんな事業を始めるべきじゃないでしょう?
 
 そもそも「政策評価ができない。」ような事業に国家予算、自治体予算をつけるのがオカシイのです。
 こんな出鱈目な予算の使用を止めたら、道路除雪や大学の研究費など、政策評価がきちんとできる所にもっと予算を配分できます。
 
 こんな無駄金を際限もなくばら撒きながら、福祉予算が拡大から消費税を上げると言われても困るのです。
 近年福祉予算は際限もなく増大してきました。
 これは高齢化の為と言われてきました。

 ワタシも高齢者でしかも独身ですから、ある程度は納得してきました。
 しかしこのColabo問題を見るとどうも違うのではないかと思います。
 福祉予算が増大に便乗して、若年女性支援など全く必要のない事業を口実に、公金の垂れ流しをやっているから、必要以上に増大し続けてきたのではありませんか?

 ワタシはこれはもう断固阻止するべきだと思います。 
 

 

 
  1. Colabo
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2023-01-19 10:15

自己責任について

 先日、こういうツィートを見かけました。

2023y01m19d_092414152.jpg

 その通りです。
 
 しかし「自己責任」を完全に放棄すると、最終的には「個人」なんていらないと言う話になります。
 つまり個人の意思や人格と言う物を、完全に放棄して、全て国家が管理するべきと言う話になるのです。
 
 だって国家が個人の問題の全てに責任を持たなければならないのですから、個人の意思で好きな事をさせておくわけには行きません。
 飼い主がペットを管理するように、国家が国民個人個人の生活に全て干渉し、管理しなければならなくなります。

 これは国家による人間の家畜化です。

 子供やペットは責任を問われません。
 犬が人を噛んでも、猫が他家の小鳥を襲っても、責任を問われません。
 責任を問われるのは飼い主です。
 だから飼い主としては、犬はつなぎ、猫も内飼いにして、勝手に出歩かないようにしなければなりません。
 それで犬や猫がストレスを溜めないように、去勢や避妊も当然の義務になっています。

 哀しいけれど、犬や猫であっても、その行動や安全に責任を持つとなると、彼等の自由を奪い、去勢や避妊までせざるを得ないのです。
 その代わり、こうやって飼われる犬や猫は、野良犬や野良猫に比べて遥かに安全に長生きできます。

 ワタシはこんなことは絶対に嫌なのですが、大変不思議な事ですが、所謂左翼と言われる人々は、これを切望するのです。
 彼等はおそらく国家と言う優しい飼い主が、自分達を安全に快適に暮らせるように守ってくれる社会を夢見ているのでしょうね。

 しかし人間が自由意志を放棄して、本当に幸せに暮らせるのでしょうか?

 イラクの三馬鹿事件を思い出して下さい。

 第二次湾岸戦争の直後、イラクの治安が非常に悪化していたので、日本政府はイラクへの渡航を禁止しました。
 ところが三人の馬鹿が、その渡航禁止を無視してイラクに入国し、早速地元の武装勢力に捕まりました。
 武装勢力は三馬鹿を人質に、日本政府に対して、イラクへの自衛隊派遣を中止するように求めました。
 すると三馬鹿の親兄弟が、揃って日本政府に武装勢力の要請に従うように要求しました。

 この時、多くの国民が「自己責任!!」と言ったのです。
 政府の渡航禁止命令を無視してイラクに行ったのだから、安全確保は自己責任であると言うわけです。
 ワタシもその通りだと思いました。

 危険地域で活動するのは自由ですが、しかし日本政府には彼等の安全を確保する義務はありあせん。 自分の責任で安全を確保し、ダメなら自分の命を喪うしかないのです。
 でも自己責任で行動する限り、政府に逆らって危険地域に入り行動することができます。

 しかし政府の命令を無視して危険地域に入り、危険になれば政府が責任をもって助けろと言われたら、政府はどうしたら良いでしょうか?
 外交は国家の安全を守る為に極めて重要です。
 その外交上の約束を一部の馬鹿の為に、覆すようになれば、日本と言う国はもうマトモな外交ができなくなります。

 だからどんな馬鹿がどんなに馬鹿な事をしても、国家がその安全に責任を持てと言う話になれば、国家としては最初から国民の海外渡航を厳しく制限して、馬鹿な事をやりそうな人間は絶対に国外に出さないようにするしかないのです。
 
 つまり猫が事故に遭わない為に、内飼いにするのと同じことをやらなくてはならなくなります。
 こんなこと、国民にとって良い事でしょうか?
 
 そもそも自由と責任は磁石のプラスとマイナスのように、セットなのです。
 自由意思を持つ、自分の意思で物事を決定できると言う事は、その決定の結果は自分が受け入れると言う事です。
 好き放題やって、不味い事が起きたら、他人にしりぬぐいをしてもらうと言う訳にはいかないのです。
 
 なるほど厳しい状態に追い込まれたときに自己責任を問われるのは辛い事です。 
 しかしそれを引き受ける事で自己の自由が保障されるのです。
 だから自己責任を放棄してしまうと、自由も喪います。
 自分の意思で物事を決めて、自分の意思で生きる事ができなくなるのです。
 ところが左翼と言われる人々は、どうもこの理が理解できないのか?或いはそもそも家畜になりたいのか、ひたすら「自己責任」を忌避します。
 彼等にとっては何でも国家が面倒を見てくれる社会が理想のようです。 

 だからワタシは彼等を家畜的な人間だと思っています。
 奴隷根性の持ち主と言うが一般的な表現だとは思いますが、しかし奴隷の中にはイソップやエピクテトスのような人もいるので、左翼とは違う気がするのです。
 来世は鶏にでも生まれて、ブロイラーとして一生ケージで暮らせると良いですね。 これなら飼い主が生涯、完全に平等と安全を確保してくれますから。

  1. パヨク
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2023-01-17 15:22

現在死者のピーク 新型コロナ

 東京で救急車の事故がありました。
 新型コロナでの救急搬送が激増している状況で、救急隊員が過労しているのです。


 このまま新型コロナの重傷者数は増え続けるのでしょうか?

 これを予想するには北海道や東北の状況を見ていくと良いと思います。

 北海道では、新規感染者数は昨年11月22日にピークアウトし、死者数は11月30日にピークアウトしました。 現在は新規感染者数、死者数共に減少を続けています。

 一方、日本全体では新規感染者数は、1月6日にピークアウトし、死者はまだ減少傾向を確認できません。

 何で北海道の方が早々と感染者数、死者数共にピークアウトしたのかと言えば、北海道の方が日本全体より感染の拡大開始が早かったからです。
 
 実は北海道では昨年10月上旬から感染の拡大が始まり、その後11月22日まで増え続けたのです。 一方ぜン国的には10月一杯殆ど増加傾向がみられず、11月になってから漸く感染が拡大し始めました。

 新型コロナの感染が始まって3年目ですが、晩秋から冬に向かっての感染は、北海道は全国より一か月早く始まり、早くピークアウトすると言う傾向がはっきりわかるようになりました。
 またこの晩秋から冬に向かう波は、夏の波より大きくなります。
 実はこれは日本全体の傾向とは逆です。 日本全体では夏の波の方が、冬の波より大きいのです。

 これは完全に気候とそれに対する生活習慣の違いから来ているのでしょう。
 夏の北海道は快適で、商業施設やマンションなどを除いて冷房は殆ど普及していません。
 我が家も夏の間は、窓を開けっぱなしにしていれば十二分に涼しく快適でした。

 冷房の為に部屋を閉め切る必要がなく、快適な気候で心身に負担が少ない事から、北海道では夏の波は日本全国と比較しても小さいのです。

 しかし10月に入ると気温が下がり始め、朝夕はストーブが必要になります。 勿論日中でも窓を開ける事はありません。
 そして11月になると、しっかり寒くなります。
 この状況でコロナの感染が拡大するのです。

 北海道の10月から11月への気候の変化は、例えば東京なら11月から12月に相当します。
 そうなると東京でも感染拡大が始まるのです。

 と言うわけで北海道では感染拡大が一か月早く、よってピークアウトも一か月早く終わったのです。
 
 北海道だけでなく青森、秋田など寒い地方も同様で、その為東北地方も県も皆既に感染者数、死者数共にピークアウトしています。
 
 死者のピークは、感染者数のピークに10日前後遅れてきます。
 ところで日本全国の感染者数のピークは1月6日でしたから、この数日中が死者のピークではないでしょうか?
 
 だから救急隊員も医療現場も大変でしょうが、後数日頑張れば、次第に負担は減っていくと思われます。

 そしてこの気候と感染の関係を見ていると、ホントにコロナは風邪になりつつあると思います。
 この調子なら今後、毎年春先、夏、そして晩秋から冬に感染の波が来ることになるでしょう。

 因みにマスクはもう不用ではないかと思います。
 と言うのは昨年のサッカーのワールドカップです。 
 あの時、日本から多数のサポーターがカタールまで行って観戦し、マスクなしで絶叫したり抱き合って歓喜したりと、他国サポーターと同様の行動をとりました。 また現地の人々や他国からのサポーターとも一緒に街を歩いたりしています。

 でもそれで日本人サポーターが大量感染したとか、帰国したサポーターから次々とクラスターが出たとかいう話はなかったですよね?
 だからあれが良い人体実験だったわけで、あの人体実験の結果を見る限り、ワクチン接種が進んでいる国では、マスクなしでも無問題なのです。

 だから全体から見れば、このまま春に2種指定を解除して、5種に切り替えるのも無問題だと思います。
 
 但し一つ厄介な問題があります。
 それは中国人です。
 春節で大量の中国人が訪日するようです。

 現在中国で感染爆発になっているウィルスが新型コロナのオミクロン株か、或いは過去に日本でも見られた株ならば無問題です。

 でも中国で現在感染爆発しているウィルスが、新型コロナだと言う保障はありません。
 なぜなら中国共産党政権は、未だにウィルスのゲノム情報をWHOに報告していません。
 中国国内の民間企業にはウィルスのゲノム解析を禁止しました。
 これではどんなウィルスだかわからないのです。
 わかっているのは中国では未知のウィルスが感染爆発を起こしており、大量の死者が出ている事だけです。
 つまり2019年末の武漢と同様の状況なのです。

 こういう状況で中国人の入国を認めるのはあまりに怖くないですか?
 
 そもそも世界中がコロナパンデミックに襲われたのは、中国共産党政権が最初の段階で世界から情報を隠蔽し続けたからです。
 
 そしてこれはSARSでもMARSでも同様でした。 中国共産党政権が情報を隠蔽し、世界に病原菌がばら撒かれ、多数の人が死んだのです。
 しかし中国はこの前例があるにもかかわらず、新型コロナの情報を隠蔽し世界をコロナパンデミックに巻き込み、今まだ情報隠蔽を続けているのです。

 余りと言えば余りに悪質でしょう?
 もういい加減落とし前をつけさせるべきではありませんか?
 ワタシは中国人の入国は絶対阻止するべきだと思います。

  1. コロナ
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2023-01-16 12:23

共産党について今もわからない事

 10年程前の事です。
 ある日ネットを見ていたら、慰安婦の講演会の記事がありました。 講演会は共産党系の団体が開催した物で、記事も赤旗の物なのですが、この自称慰安婦が日本軍の強制連行された状況を語っているのです。
 
  ??
 なんだか聞き覚えのある名前。
 この人、前に何度も講演していたはず・・・・・。
 でも前の講演と話しが違う。

 それでワタシはこの名前を検索しました。
 すると思った通りです。
 彼女は以前から何度も何度も講演で、日本軍の強制連行されて慰安婦になった話をしているのですが、しかしその内容がその講演の度毎にコロコロ変わっているのです。
 
 家で寝ていたら、日本軍が押し入って襲われたとか、女学校へ行く途中に襲われたとか・・・・、家族構成や家族の経済状況もその度に変わっています。
 ある時は「貧しい農家だった」と言いながら、ある時は「女学校に通っていた」と言うのですから。

 それでワタシは赤旗に電話をかけて聞いたのです。

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 モシモシ、赤旗で慰安婦の方の講演のお話を聞きましたが、この方のお話どれが本当なのでしょうか?
 お名前に覚えがあるので検索したら、この方これまで6種類ぐらいの違った方法で日本軍に拉致されて慰安婦になっていらっしゃいます。
 そして今日の赤旗にまた別なバージョンが出ました。
 一人の人間が同じ期間に、何種類もの違った方法で慰安婦になる事はできません。
 一体どれが本当の話なのでしょうか?

 電話に出たのは、中年の男性でしたが「拉致されてパニック状態になっている人に、そんなことを言うのは許されない」と言うのです。

 しかしねえ・・・・。
 コイツはホントにこんな話を信じているのだろうか・・・・・。
 ワタシはむしろこんな自称慰安婦に講演をさせる共産党のセンスが理解不能なのです。
 講演の度にコロコロ違う話をする慰安婦なんか出したら、慰安強制連行の嘘を証明しているような物じゃないですか?
 
 ワタシが共産党員で慰安婦詐欺をする気なら、慰安婦問題の講演には共産党側できちんと作った話をそのまま「証言」してくれる「元慰安婦」だけを使い、その場その場でコロコロ話を変える自称元慰安婦はどこかに引っ込んでおかせます。
 まして赤旗の記事にするようなことは絶対に避けます。
 だって記事になってしまえば、またニューバージョンの嘘話として、記録されてしまうのです。 こうやって嘘の記録がドンドン増えていくって凄く不味いでしょう?

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 しかしながら共産党や一部の左翼は、今もこの慰安婦の嘘を固く信じ続けているのです。
 因みに今話題のColaboもこの慰安婦強制連行に執着しており、代表仁藤夢乃氏はColaboで保護している少女達を連れて韓国に行き、韓国の慰安婦団体正義連の集会に参加しました。
 またColaboからこの正義連に寄付をしているし、さらに正義連がドイツに建設しようとしている慰安婦像の為の寄付もしています。

 で、その正義連の元理事長が先日、公金詐取や横領などで逮捕されました。
 彼女は慰安婦問題解決や慰安婦支援の為として受け取った公金や寄付金を完全に私物化して、娘の学費その他に使いました。

 こういう感覚が仁藤夢乃氏とって非常に共感できる点なのでしょうか?

 しかしホントに訳が分からないのですよ。
 共産主義は宗教だと言う人がいます。
 ワタシもある面はその通りだと思います。

 でも例えばキリスト教の奇跡や仏教の説話なんかでも、話がコロコロ変わったりしないじゃないですか?
 コロコロ変わる話では、誰も信じないじゃないですか?

 でも共産党の慰安婦の話は話をするたびにコロコロかわるのだけれど、共産党の支持者はそれを信じているのです。
 これ一体なんでしょうね?
 ワタシは未だにわかりません。
 
  1. パヨクの世界
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2023-01-15 20:50

編み物と御利益

 先日、妹と電話した時、編み物の話が出ました。
 それでチョッと毛糸を出してみたのです。
 そしたら久々編み物をしたくなりました。
 昔買った毛糸のストックがまだいくらかあって、その色合わせを楽しんでいたら、チョッと編みたくなったのです。
 で昨日と一昨日と二日がかりで、帽子を編みました。

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 ワタシは模様編みが好きです。
 北欧風の幾何学模様を適当に作りながら編むのが楽しいのです。 帽子は模様編みを楽しむのに丁度良いので、昔から随分作りました。
 大多数は人にあげたのですが、それでも今も沢山持っています。
 だからもうこれ以上必要ないのですが、でも作るのが楽しいので作りました。

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 この帽子は下の方が二重になっており、耳までピッタリ蔽えるので、非常に暖かいです。 
 家にあったありあわせの毛糸で作り、デザインも全部ワタシのオリジナルです。
 他の人がどう思うかはともかく、自分としてはとても気に入りました。

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 でも二日続けて編み物なんかしたので、また目に痛みが出ました。
 それで午後から散歩に出ました。
 家にいるとまたネットなどして目に負担をかけてしまいます。
 だから西野神社にでも行こうと思ったのです。
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 昨日までこの前から馬鹿陽気が続き、昨日の未明には雨まで降りました。
 それが今日は、またいきなり冷え込みました。
 家を出る時、外気温を確かめたら-5℃でした。
 全てがガチガチに凍っていました。
 それは良いのですが、昨日溶けた雪が、完全に凍りついて、道が全部スケートリンク状態になっているのです。

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 怖いです。
 散歩中二回も転びました。
 今日はムートンブーツを履いて行ったのです、この靴は滑り止めがしっかりしていて、これを履いて転んだ事はなかったのです。
 でも今日は二回転びました。

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 一回目は西野神社の傍で信号のボタンを押そうとしたときで、うつ伏せに倒れて、胸を強か打ちました。
 凄く痛くて、暫く立てませんでした。
 一体何の祟りでしょうか?
 1月4日に参拝した時は、お賽銭を1000円上げて来たのに酷いです。

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 西野神社の臨時駐車場は今日も満杯でした。
 それで思い出したけど、今日は左義長なのです。
 注連縄を持った人達が、大勢集まっていました。
 参拝はまた順番待ちです。

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 ワタシもちゃんと順番待ちをして参拝したのですが、さっき転んで打った場所がまだ痛くて、なんかあんまりだと思ったので、今回はお賽銭は百円にしておきました。
 そして参拝が終わったら、そのまま真っすぐ帰る事にしました。

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 だってホントに怖いのです。
 この時期、転んで骨折する人が多いのです。
 君子危うきに近寄らずです。

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 ところがもうすぐ家だと言う所で、また転んでしまいました。
 幹線道路の歩道なので、一応除雪は綺麗にされているのですが、しかし氷で舗装されたような状態なので、少し油断すると転んでしまうのです。
 今度は後ろに倒れて、思い切り尻もちを搗き、お尻を思いきりぶつけました。
 これ絶対に青タンになっているでしょう。

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 でも、体調は完全に戻りました。 
 眼痛も収まりました
 それで帰宅するとまた編み物を始めました。 まだ毛糸があるので、今度はまた少し色と模様を変えて、最初に出したのと同じタイプの帽子をもう一つ作ろうと思ってます。

 ??
 でも、これは西野神社の御利益かもしれません。
 去年の11月末から全般的に体調不良で、何か作ると言う事が全くできなかったのです。
 それがこうやって気力が戻っているのですから。


  1. 札幌の四季
  2. TB(0)
  3. CM(2)