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2022-11-15 12:17

死刑雑感

 先日、法務大臣が法務大臣の役職について「朝、死刑のはんこを押して、昼のニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職だ」と言った事で、辞任に追い込まれました。
 ワタシはこの発言どこがどう問題なのか全くわかりません。
 実際法務大臣の役職は非常に地味で、ニュースになるのは死刑の判子を押したときぐらいと言うのは全くその通りです。
 でも葉梨法務大臣はしかしその法務大臣の仕事を地道にやっていたのだから、全く無問題でしょう?

 問題があるとしたら「死刑の判子を押したとき」ぐらいしか、法務大臣の仕事を報道しない報道機関の側でしょう?

 しかしなぜか報道機関の側は、この発言を大問題であるかのように騒ぎだし、すると岸田総理はこの部下を全く庇わず、そのまま辞任させました。
 
 これは完全にワタシの推理ですが、マスコミ内の死刑反対派が、仕組んだ「暴言製造」だったのではないでしょうか?
 そういえばこれと呼応するように、11月13日の「サンデーモーニング」の出演者が、「先進民主主義国で死刑を続けているのは、日本とアメリカの一部の州だけ」と言っていました。

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 死刑を廃止しているのは先進民主主義国だけではありません。 ボリビアなど殺人の発生率が世界最高レベルで、刑務所の管理も全くできていないような途上国でも、死刑を廃止しているのです。
 一体何のために?

 一方、フランスなど先進民主主義国で死刑を廃止した国では、テロリストなど制圧逮捕する代わりにその場で射殺することが横行しています。

 サンデーモーニングの出演者は死刑について「死刑制度ってものを肯定するにせよ、否定するにせよ、国家の名の下に人の命を奪うっていうのは、これ以上の最高度の国家の権力の行使って基本ないんですよ。それを冗談にするっていう政治家っていう以前に、人間としての限りない精神の退廃っていうかね、これは本当に凄まじい精神の退廃だと僕は思う」と言っていたそうです。

 彼だけでなく死刑反対派は「国家権力が人の命を奪う」事が絶対悪として、反対しているようです。

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 確かにワタシも死刑が好ましい制度だとは思っていません。
 死刑制度を廃止しても、殺人などの凶悪事件が防止できるなら、是非廃止するべきだと思います。
 しかし現実を見ると、全然そのような事にはなっていません。
 
 それどころか死刑廃止国の中で、日本より犯罪発生率の低い国は一つもありません。
 と言う事は、日本よりはるかに多くの人が、犯罪者に命を奪われ、その遺族は犯人が「のうのうと生き延びる」のを、黙って見逃さなければならないという事です。
 
 これっていいんですか?
 なるほど国が犯罪者に与える刑罰と言うのは、復讐の為ではなく、犯人の更生の為だというのはわかります。
 だから死刑は間違っているというのです。

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 しかしそれで犯人が更生するとして、殺された人や遺族は救われるのでしょうか?
 勿論、自分の大切な人が無残に殺されたときに、復讐よりも犯人の更生を願うのは立派な事だと思います。

 でも、そんなこと普通の人間にできるのでしょうか?
 自分の大切な肉親を殺されて、その人の希望や未来は完全に喪われたのに、犯人は更生して立派に生きて幸福になってほしい。
 そんなことを並の人間が望めるのでしょうか?

 殺人が行われたとき、被害者・加害者に全く無関係な人が、自分の倫理道徳や宗教から、或いは人権思想から、犯人の更生と降伏を願うのは自由ですが、しかしそれで被害者や被害者の遺族を蔑ろにしてよいのでしょうか?

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 しかしこれまでの死刑反対派の言動を見ていると、被害者の遺族を愚弄しているとしか思えないのです。 
 彼等は「自分達は国家権力が人の命を奪う事を許すべきでない」と言う崇高な教理の為に邁進しているのであって、それを理解しない人間は、被害者の遺族と雖も許さない、そのような愚か者、不信心者は愚弄され、嘲笑されてしかるべきである」と、考えているようです。

 しかしこんな人間がマトモでしょうか?
 そもそも「国家権力が人の命を奪う事は絶対に許さない」なんて考える必要があるのでしょうか?
 
 封建時代など国家に近代的な司法制度を運営する能力がなかった時代は、自分の家族が殺されるなど、犯罪の被害に遭った場合は、自分達の一族で復讐しました。
 これで被害者と遺族は一定の安らぎを得られたし、また復讐が行われる事で、犯罪の防止にもなっていました。

 けれども近代的な司法制度が確立したら、犯罪に遭っても、個人が勝手に犯人を処罰したり復讐したりすることは許されなくなり、その代わり政府が犯人を見つけて処罰してくれることになったのです。
 だったら殺人のような凶悪犯罪については、国家が被害者の遺族達の復讐心を満たす義務があるのではないでしょうか?

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 ところが死刑反対派の脳内には、そもそも被害者や被害者の遺族は存在しない、存在してほしくないようなのです。
 何でこんなことになっているかと言うと、近代の人権思想や司法制度の理念の中では、犯罪者の人権や国家秩序の維持などばかりが議論されてきて、被害者の人権や被害者の遺族の立場は、そもそも考慮されてこなかった、それどころか完全に抹殺されていたようです。
 だから死刑反対派の人達の脳内には、被害者や被害者遺族と言うのは、死刑反対論の邪魔者でしかないようです。

 そして死刑反対派の人達は、自分達は人権派、死刑を続けよという人達は反人権派と言う理解のようです。

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 しかしワタシは自分の愛する家族が、親友が、理不尽に殺されて悲しみにくれる人々の人権を無視する人々が人権派だと全く思えません。
 むしろ完全な反人権派だと思っています。

 そして凶悪事件が減る目途も立たないのに、なぜこのような反人権派が世界の先進国で多数派になり、実際に死刑が廃止されてしまうのか?と、いう事を考えると、結局これは一種のファシズムではないかと思うのです。

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 なぜ先進国で死刑廃止国が増えるのか?
 それは「国家権力は人の命を奪ってはならない」とか「犯人の更生を第一に考えるべき」とか言うのは、凄く簡単で分かりやすいので、マスコミが簡単に飛びつくし、国民を扇動するのも簡単です。

 一方いかに治安が悪く凶悪事件の多い国でも、殺人の被害者やその遺族は国民全体から見れば完全なマイノリティです。
 だから結局、人権ごっこに酔いしれたいマジョリティーが、家族を奪われて悲嘆にくれるマイノリティーの人権を抹殺し、死刑制度が廃止になるのです。

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 それにしても死刑廃止論者ってインチキ臭いです。 
 だってそんなに人権が大事なら、人命が大事なら、今中国で起きているジェノサイトとかにもっと関心を持つべきでしょう?
 犯罪被害者の支援とかはしなくてよいんですか?

 でも連中、そういう現実的な問題には完全に無関心で、死刑廃止に執着しているのですから。
 要するに死刑廃止論って、純然たる「人権」理念の遊びなのです。
 しかし殺された人は何も言えないし、被害者の家族の僅少なので、この遊びに抵抗できないのです。

 しかし日本人はこういう場合、芯の所でこの種の安直な「人権思想」のオカシサに気づく為、未だに死刑廃止などと言う馬鹿な事はやっていません。
 ワタシはこれは誇りに思います。

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 どんなに美しい理念でも、どんなに素晴らしい思想でも、それを不運な人に強制するような制度は間違っています。
 どんな凶悪犯であっても、犯人の更生とその後の幸福な人生を願うというのは、文句なく人道的で美しい話です。
 
 でもそれは犯人に殺された人、家族を奪われた人が悲しみを深めるのは間違いないでしょう?
 こういう不幸な人々が絶対少数派だからと言って、こういう人々を無視してよいわけはないのです。

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 因みにワタシは死刑制度は絶対に守るべきとは思っていません。
 例えば死刑制度を廃止している国が、全部日本より凶悪犯罪の発生率が少ないなら、廃止も考えてよいと思います。
 でも現実は、先進民主主義国も含めて死刑制度を廃止した国の中で、日本より凶悪犯罪発生率が低い国は一つもないようですから、犯罪防止の点から死刑廃止なんて論外です。
  1. パヨクの世界
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2022-11-14 12:20

浴衣と目玉

 昨日も半日、裁縫をしていました。
 昨日は一日雨が降り陰気な日だったのですが、裁縫をしていたので楽しかったです。

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 またシャツを縫っていました。
 母の浴衣を潰して、半袖シャツに縫い直していたのです。

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 ワタシはこの浴衣の柄が子供の時から大好きでした。 
 でもワタシが子供の頃、母は忙しかったのか浴衣を着る事は殆どありませんでした。
 だからワタシも母がこの浴衣を着ている所は、一度か二度しか見た記憶がありません。

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 浴衣はずうっと母の箪笥に横たわっていたのです。
 それでもワタシは箪笥の中の浴衣の柄が好きでした。

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 ワタシは大人になったらこの浴衣を貰って着たかったのですが、でも大人になって見るとワタシは母より背丈が10㎝余り高くなってしまいました。
 それで裄丈が全然足りなくなって、結局母の浴衣を着る事はできませんでした。

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 そして母が浴衣を着る事はその後もなく、結局浴衣を残したまま母は父の所に行ってしまいました。
 それで浴衣はそのまま箪笥の中で眠り続けました。

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 妹は10年ほど前、浴衣に凝って、自分で結構な粘弾の浴衣を誂えたりしたのですが、しかし妹も背丈はワタシとほぼ同じなので、母の浴衣は裄丈が足りません。
 だからこの浴衣は、もう誰も着られないのです。

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 そうやって長い長い間、箪笥で眠る間に、浴衣はドンドン黄ばんでいきました。
 このまま置けば、最後にはゴミとして捨てられるでしょう。
 それは絶対に嫌だ!!

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 それでワタシはこの浴衣を潰してシャツにしようと思い続けていました。
 浴衣を夏物のシャツにすると、凄く涼しくて快適なのです。

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 そして浴衣に限らず着物は縫い目をほどけば、完全な直線の一枚布になりますから、リフォームはとてもやりやすいのです。 
 それに浴衣地のようなしっかりした木綿生地は一番縫いやすいのです。

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 でも形のある物を解体するというのが凄くイヤでした。
 ワタシは形のある物を壊すのが凄く苦手なのです。
 それでずうっと箪笥にしまい込んでいたのです。

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 でも先週遂に解体し、裁断にかかりました。
 解体の前に、二回洗濯したら黄ばみは大分とれましたが、まだ完全に純白にはなりません。
 それでも結構綺麗になったので問題ないです。

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 裁断した時に確認したのですが、浴衣一着から半袖シャツが二枚作れます。
 だから今作っているシャツが仕上がったら、もう一着作る心算です。

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 ところで昨日、ミシンを使っていて気づいたのですが、ミシン針に糸が実にスムーズに通るのです。
 ミシン針だけでなく、仕付け糸を針に通すのも全然苦になりません。

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 そういえば先月シャツの縫製に嵌ってから、糸通しで苦労した覚えがないのです。
 これは不思議です。
 実は夏頃まで、ワタシは針に糸を通すのに大苦心していたのです。

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 何度やってもうまく通らず、結局百斤で買った糸通しを使って、何とか通しました。
 だからこれから百斤の糸通しなしにはやっていけないと思っていたのです。
 ところがシャツの縫製に嵌って以来、なぜか糸通しの厄介になっていないのです。

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 そしてこれが今、裁縫に嵌っている理由ではないかと思いました。
 針に糸を通すのに大苦心していた頃は、必要な繕いモノもできる限り後回しにしていました。

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 特に意識して後回しにするわけではないのですが、他の事を先ににやったり、何もやらずに怠けたりして後回しにするのです。
 そうやって目に負担のかかる事は無意識に避けていました。
 ところが今はミシンの糸が抜けても、全然苦にならず、さらりと通してまた縫い始めているのです。

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 前はミシンの糸が抜けてしまうと、

 ああ~~!!
 抜けちゃった!!
 失敗した!!
 どうしうよう!!
 どうしよう!!

 とひとしきりパニックになっていたのに・・・・・。
 これだとシャツを縫うどころじゃなかったのです。

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 それにしても何で目玉の調子が良くなったかわかりません。
 ワタシのデジカメだって、ダメになったのでしまい込んでいたのを、この間引っ張り出して使ったら、なぜか絶好調になっていました。

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 だから目玉だって何かの理由で治るのでしょうか?
 実はあのデジカメ、この前またダメになったのです。 
 だったら目玉もまたダメになるのでしょうか?
 ワタシとしてはデジカメはダメになっても諦めますが、目玉にはこのまま絶好調を続けてほしいです。

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 ワタシは目玉の事では、学生時代から随分な思いをさせられてきました。
 だから最後の日々は何と今の調子を維持してほしいです。
 でもそれは神様次第だから、あまり期待してもダメなんでしょうね。

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 因みシャツ昨日まででシャツの本体は仕上がりました。 後は襟とポケットをつけ、ボタンをつけて完成です。
 浴衣の柄が大きかったので、裁断次第では柄の配置がヘンなったりするのですが、しかし余り考えずに裁断したにもかかわらず、なぜか凄く自然で綺麗な配置になりました。

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 これはきっと母が助けてくれたのだと思います。
 だからこれからポケットと襟の柄もうまく合わせて、かっこよく仕上げる心算です。
 ボタンもピッタリと似合うモノを選んでつける心算です。

  1. 札幌の四季
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2022-11-13 12:28

神様は冷酷で残忍 境界児の思い出

 少し前にベストセラーになった本で「ケーキの切れない非行少年」と言うのがありました。 少年院の非行少年に円を三分割させると、普通の人がやるように中心から120度ずつ分割する事ができないというのです。
 著者・宮口幸二氏は少年達は「境界児」と言われる知能の持ち主だと言います。

 現在、知的障害者とされるのはIQ70以下の人達です。
 しかし知的障碍者とそれ以外の人達の間に断絶があるわけではなく、多くの人達のIQを調べて分布を見ると、知的障碍者から天才と言われる非常に知能の高い人達まで、ほぼ綺麗な正規分布をします。

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 それで知的障害者ではないけれど、平均よりかなり知能の低い境界知能と言われる人達が、一定数いるのです。
 上の表はNHKの特集記事「何をしても上手くいかなかった私、境界知能でした」から拾ったものですが、ここでは総人口の14%が境界知能だとしています。
 因みに「ケーキを切れない非行少年達」の著者・宮口氏は10%前後を境界知能としています。

 いずれにしてもこの境界知能の人達は、生まれついて与えられた知能が低い為に、生涯大変な苦労をすることになります。

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 先日、ツィッターで「四則計算できない高校生がいる日本の厳しい現実」と言う記事を拾ったのですが、これも高校進学率が95%を超える中で、境界知能の人が10~14%と考えれば至極当然のことだと思います。
 高度成長期なら高校進学率も70%程度でしたから、境界知能の人が敢えて高校に進学することはなかったのですが、進学率が95%を超えるとそうもいきません。

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 ワタシは90年代までは、学習中塾の講師をしていたのですが、当時の札幌では、普通学級に通い、非行などのトラブルを起こしていない中学生は全部高校に進学していました。
 境界児は普通学級に通いますから、当然高校に進学するし、そういう生徒を受け入れる高校もあるのです。

 そして当時の経験から言えば、実際中学生になっても九九ができない子は結構いましたし、中学三年になってもアルファベットが書けない子もいました。
 そういう子に歴史など社会科系の教科書を読ませると、一行に2つぐらい読めない漢字があるし、文章の意味も殆ど理解できないようです。
 なんかワタシが英語でニューズウィークなど英米系の高級紙を読んでいるような感じなんですね。

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 ワタシは自分自身が小中学校時代、勉強はダメ子だったので、そういう子でも普通に勉強すれば、中学の課程ぐらいはちゃんと理解して、札幌市内の進学校に行ける程度の成績は取れるだろうと思っていたのですが、現実はそんなに甘くなかったです。
 いくら何でも三年間中学校に真面目に通い、授業時間中、ちゃんと教室にいて、アルファベットが覚えられない子がいる事に驚愕しました。

 でもそういう子供達と接して分かったのですが、この子達は怠けているわけでも、サボっているわけでもなく、授業中はちゃんと真面目に先生の話を聞いているのです。
 むしろ頭のいい子の方が、退屈して怠けるのです。
 でも理解できない。
 授業中に教えられたことを、覚える事もできない。
 一度頑張って覚えても、授業が進んでいる間に訳が分からなくなって忘れてしまう。
 こういう状態が続いて、中学三年生になっても、アルファベットをきちんと書けないという状況になるのです。

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 しかしこういう子供達が、人間として劣っているとか、そういう事は全くありません。
 実はワタシはそのころ、病気とか色々あったとはいえ、ホントにダメ人間になっていたこともありますが、少なくとも中学生でもワタシより人間ができている、人間として上と思える子の方が多かったです。

 ワタシは小学校や中学生の前半は、勉強については全然マトモに努力をせず、当然成績は下位だったのですが、しかし高校受験が近づいて不味いと思って少し真面目に勉強し始めたら、速攻で札幌市内の進学校に楽々合格できる成績になりました。
 だから凄く世の中を舐め、人を舐めていたのです。
 それで「ワタシが、やる気出せばなんでもできる。」なんて思っていたのです。 
 それなのに難病なんか抱え込んで「こんなはずじゃなかった。」とばかり思って、世を恨み人を恨むという最低の状態に陥りました。

 でもこの子達は努力しても努力しても報われない、努力を評価されないばかりか、努力してもその努力をしているとさえ思われない状態で、ずうっと生き続けていたのです。
 それでも明るく振る舞い、毎日元気に学校に通い、ちゃんと高校受験にも挑戦していたのです。
 なるほどワタシなんかより人間として遥かに上なのは当然でしょう。

 そもそもIQで測られる知能は、記憶力・推論・演算など、パソコンの性能を測るのと全く同類同室の機能ですが、しかし人間の人格はそういうモノとは別なのですから。

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 それにしても神様は不公平で残忍だと思いました。
 宮口氏は非行少年の中に境界児がいると言うのですが、しかしワタシが務めていた学習塾の生徒を見ると、明らかに頭のいい奴が、アタマをリーゼントにして学校をさぼったりしていました。
 ある日、リーゼントの番長に、数学の問題を解説した所、中三の問題を楽々と解いたのです。
 そいつは中一から立派にぐれていて、中三までマトモに登校していなかったのにです。

 そいつだって根は悪い奴じゃないから、ワタシは「オマイはアタマが凄く良いんだから頑張れ!! オマイならこれから受験まで真面目に勉強したら、西高でも行けるから。」と励ましたんですけどね。
 
 でもさ、ホントに不公平でしょう?
 こんな奴がこれで札幌有数の進学校に入れて、あんなに真面目に勉強を続けて人柄も立派な子供達が、札幌最低の底辺校に入れるかどうかだなんて・・・・・。

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 しかしまた思ったのです。
 優れた知能の恵まれても非行に走っている奴を「お前はアタマがいいんだから頑張れ」と励ますのは気楽なのですが、持って生まれた知能が低い為に、幾ら努力しても底辺校に入るのやっとだという子をどうすればよいのでしょうか?

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 「人間、努力すれば何でもできる!!」
 と言う言葉は、逆に言えば結果的にできなければ、努力しなかった事になってしまいます。
 知能の低い人に、勉強でひたすら努力を強いるなんて、心臓の弱い人に、長距離走の練習をさせて、記録が悪ければ「お前が努力しないからダメなんだ!!」と言うような話です。
 これはあまりと言えば余りに残酷な話です。

 しかし「お前は境界児で知能が低いのだから、無理な努力はしなくてもよい」と言うのもまた余りに残酷です。
 心臓が弱い事なら本人も家族も、何とか受けれられますが、日常生活で特に問題もないのに「境界児だから、努力しても勉強はできない。」なんてことを受けれるのは容易ではないでしょう。

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 知能と言うのは、所詮脳の機能であり、脳は心臓や筋肉と同様臓器です。
 だから心臓や筋力と同様、生まれつきである程度決まるし、またその能力が劣っていても、人間として劣っているわけではないはずです。
 しかし現実の社会で、人間はそのようにすっきりと割り切れるわけではないのです。
 
 でも神様は不公平で残酷で、天才を作る一方で、境界児と言われる人々も作り、彼等を苦悩させるのです。

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 そしてこれは社会全体でも深刻な問題です。
 なにしろ総人口の10~14%がこのような人々であるなら、社会としてはこうした人々もまたちゃんと「人並」の生活を送れるような仕組みを考えいかなければならないからです。
 
 こうした人々が「底辺」と蔑まれ、貧窮のままに放置されたら、国家とか社会全体がうまくいきません。
 そもそも10~14%と言うのは、例えば最近左翼やたらに執着しているトランスジェンダーなんかを遥かに超える数で、社会の1割強の人が希望を持てない社会と言うのは、どう考えても健全な社会ではないからです。

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 そしてその意味では高校進学率、そして大学進学率が無暗に上がっている社会と言うのは、実は結構危機的な社会とも言えます。
 しかし現在の所、知的障碍者へのサポートは結構進んでいるのですが、境界知能の人達へのサポートは全くありません。
 小中学校で落ちこぼれても、そのまま放置されている状態です。

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 勉学のサポートも必要ですが、そもそも落ちこぼれた理由が知能が足りない事であれば、勉学だけ何とかサポートして将来的に困難が出るのは明らかです。
 だから今後はこうした人達へのサポート、と言うよりこうした人々がちゃんと働けて、努力相応の給料をもらえる社会と言うのを考えていかなければなりません。

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 そして世界的に見ると更に問題が出てきます。
 日本ではIQ70以下を知的障害者、70以上から85ぐらいを境界知能といているのですが、それは日本人のIQの平均が100強だからです。
 実はこれは世界最高レベルです。
 何種類かのランキングがあるのですが、どれを見ても日本は1~3位ぐらいに入っています。

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 でも実は世界にはIQの平均が70ぐらいの国もあるのです。
 それでも国家として独立した以上は、自力で国家を運営していかなければならないのです。
 そして移民国の場合は、こういう差がそのまま人種差別にならないように対応しなければなりません。

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 ホントに神様って酷い事をしますね。

  1. 人間の尊厳
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2022-11-11 12:11

民主党は分断と憎悪の党になった? イーロン・マスク

 ツィッター買収の少し前、今年の五月の話ですが、イーロン・マスク氏の投稿が問題になっていました。

 これまで民主党に投票してきた。しかし、彼らは分断と憎悪の党になったので支持できず、(今後は)共和党に投票するつもりだ

 そして彼がツィッターを買収すると、「言論の自由を守る」としていきなり左翼社員を大量に解雇したのです。
 しかしイーロン・マスク氏の言う「民主党が分断と憎悪の党になった」ってどういう事でしょうか?
 民主党の分断と憎悪って何でしょうか?

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 で、これに対して民主党支持の左翼側が回答してくれました。

 「マスク氏の主張する言論の自由は、加害者が罰を受けることなくLGBTQ+などマイノリティの人々を公に誹謗中傷できることを意味するようだ

 これはツィッターでこれまでなぜかやたらに出てきたハフィントンポストの記事の一節ですが、元記事を読むと更によく意味がわかります。
 
イーロン・マスクのTwitterは、LGBTQにとって安心できない場所になりつつある(11月5日ハフィントンポスト)

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 この記事で取り上げられているのは、LGBTQの問題ですが、しかしこれを読むと民主党の「分断と憎悪」の中身がよくわかります。
 
 民主党支持者の左翼って、社会を被害者と加害者に分断するのです。
 因みに被害者と加害者は、彼等が独断で決めます。
 そして彼等にとって、被害者は絶対正義、天使で、神聖侵すべからざる存在、加害者は絶対悪で、悪魔で、社会から完全に抹殺すべき存在です。
 だから被害者は未来永劫、加害者に対して無限の償い、無限の賠償を要求することができますし、一方加害者がそれに抵抗したら抹殺するべきと言う事になります。
 
 このように全て人類を分類してしまえば、社会に融和とか統一とかはあり得ないのです。 被害者は未来永劫、過去にさかのぼって加害者に償いを求め続けて、一切妥協しないのですから、過去に問題があったらそれがそのまま未来永劫続き、和解などありえないのです。

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 このハフィントンポストの記事は、LGBTQについて書いているのですが、著者はLGBTQを差別をされる被害者、LGBTQに懐疑的な人を加害者と決めたうえで、加害者が被害者であるLGBTQの人々を傷つけるような意見をツィートするのは許すべきではないというのです。

 しかしこれオカシクないですか?
 これまでのアメリカのLGBTQの問題を見てきたら、思います。
 アメリカでは最近まで同性愛は違法でした。
 日本では信じられないような同性愛者への迫害や差別がありました。
 その頃は確かに同性愛者が被害者、同性愛者の迫害や差別を行っていた人々は加害者でした。

 しかしこれはアメリカの立派なところで、「同性愛者への差別は人道に反するのでは?」と言う意見が出始めると、ホントにきちんと差別が禁止されるようになりました。
 ここまでなら被害者・加害者論も、間違ってはいないし、こうした差別禁止に頑張ってきた左翼も立派だったというべきです。

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 でも問題はそのあとで、被害者・正義、加害者・悪が絶対化していき、被害者の暴走が始まったのです。

 因みに「被害者」であったLGBTQの人達の大多数は善良な社会人です。
 だから彼等が暴走しているのではありません。
 彼等はLGBTQの差別がなくなった事で、法的処罰や社会的迫害を恐れずにのびのびを暮らせるようになったことに満足しただけで、そのままこれまで通り善良な社会人として暮らしているのです。
 これだと社会から排除されいたLGBTQも社会に取り込まれる事になりますから、分断はなくなるはずです。

 しかしこれではLGBTQを被害者として、加害者を糾弾してきた左翼の活動家の出番が終わってしまいます。
 だから彼等はより先鋭的で、異常な要求をする一部のTつまりトランスジェンダーを前面に出して活動をするようになりました。
 特にトランス女性、つまり身体が完全に男性なのに「自分は女性だと認識する」人達、その中でも特に過激な人達の要求を、社会が完全に満たせと言い出しました。

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 彼等は「自分は女性だと認識する」のだから、女子トイレや女子更衣室、女湯やスポーツ競技での女子として参加、更には犯罪を犯した場合、女子刑務所への収監を完全な権利だ認めよというのです。
 そしてアメリカの多くの州では実際にこれを認めているのです。

 しかしこれはさすがに困るのです。
 実際、トランスジェンダー女性を自称する人間が、女子トイレで強姦事件を起こすなどしています。
 そもそもトランスジェンダーの診断って実は非常に難しいのです。
 だから女性達がこうした犯罪を恐れて、「女子施設を守ってほしい」と言うと、左翼はこれを「ヘイト」だと言って徹底的に攻撃してくるようになりました。

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 因みに、これまで左翼は女性は被害者・男性は加害者の論理で、女性の権利を擁護してきたはずだし、性犯罪にも大変厳しい立場をとってきました。
 しかし相手がトランスジェンダーになると、話が逆転して、「性犯罪が怖いから、何とかしてくれる」と言う女性達を徹底攻撃してくるのです。

 こんな形で被害者を祭り上げて、加害者を攻撃するのでは、左翼が分断と憎悪を扇動しているとしか言えないのではありませんか?

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 これがもっと無残なのが、人種差別への対応でしょう。
 アメリカには黒人奴隷制があったし、その残滓である人種差別もありました。
 しかし70年代に人種差別の非人道性、反民主制に気づくと、きっちりとそれを修正する方向に動き出しました。
 そして黒人の参謀総長が生まれ、黒人女性の大東慮補佐官が生まれ、遂には黒人の大統領も誕生しました。
 ここまでくれば、人種差別問題はもう終わったと考えるべきでしょう?

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 ところがアメリカの左翼達はこれを絶対に終わらせる気がないのです。
 彼等は所得格差や大学進学率など結果平等を要求し続ける一方、過去の問題を掘り返し蒸し返しして、過去への償いを要求します。
 更に芸能や文学にも介入して「人種差別的」とされた本や映画の、図書館から追放など、民主主義国家とは思えないような検閲体制まで作ろうとしているのです。

 そして「これはやり過ぎだ」と批判した人々を、「ヘイトスピーチ」「レイシスト」と非難して、言論を封殺したり、社会的に抹殺しようとしたりするのです。

 こんな事を続けられては、白人と黒人が和解することなどできるわけがないのです。

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 しかしそもそも前記のように左翼の論理からすれば、被害者は絶対正義で、永遠に被害者、加害者は絶対悪で永遠に加害者なのです。
 だから左翼の論理では、加害者は被害者の要求に未来永劫従うか、加害者を全て抹殺するかしないかぎり、被害者と加害者のせめぎあいは終わらないのです。

 普通、こういうの分断と憎悪っていうんじゃないですか?
 そしてアメリカの場合、この分断と憎悪の理論を唱える左翼に支持されているのが民主党なのです。
 だから「これまで民主党に投票してきた。しかし、彼らは分断と憎悪の党になったので支持できず、(今後は)共和党に投票するつもりだ」イーロン・マスク氏の言い分は、尤もだとしか思えないのです。

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 因みに「分断」と言う言葉がやたらに出てくるようになったのは、2020年の大統領選挙の前ぐらいからだったと思います。
 で、「分断が~~」とか言う記事を読んでみると、左翼の唱える過激な人差別反対政策やLGBTQ差別反対政策に対して「それはやりすぎだろう?」とか「そこまでやるのはオカシイ」とか意見が増えて、嘗てのように全面的に賛同されなくなったという話なんですね。

 「トランプ大統領が分断を招いた」なんていう記事もありましたけど、これなんかも典型で、トランプ大統領は青年時代からホモの弁護士を師匠と仰いでいたし、黒人の親友もいて差別なんかには縁遠い人なのですが、しかしそれだからこそ左翼式の過激な差別反対には懐疑的でした。
 すると左翼側はトランプ大統領を「レイシスト」「差別主義者」と攻撃し、挙句に「トランプ大統領が分断を招いた」などと言うのです。

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 イヤ、分断を招いているのはオマイラだから。
 尤もオマイラの言う分断って、社会が全てオマイラの従わないのが「分断」なんだよね。

 でも中学の教科書を読み直せよ。
 民主主義国家が特定の勢力に完全に従う事なんてありえないんだよ。
 だから反人種差別とか反LGBTQ差別とか、幾ら旗印が立派でも、あまりやりすぎたり、やり方がおかしければ、異論が出るのは当たりまえなのだよ。
 でもそれが理解できないのが左翼なんだね。

 マジに左翼ってどこも同じですね。
 日本の左翼も同様だけれど、しかし左翼の中でも最も左翼的で徹底しているのは、韓国・朝鮮だと思いました。

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2022-11-10 12:52

自ら化石化を選ぶ マストドンとアメリカ左翼

 イーロン・マスク氏がツィッター社を買収し、ツィッター社の左翼社員を解雇すると、アメリカのリベラル派48万人がツィッターから「マストドン」と言うサイトへ移動したそうです。
 これは何とも奇妙です。
 だってツィッター社は左翼社員を解雇しただけで、現在アカウントを持っている人達に何かするなんて言っていないのですから。

 マスク氏は「言論の自由を守る」と言っているわけで、それでトランプ大統領のアカウントも復活したのです。
 でも「言論の自由を守る」のであれば、反トランプ派のアカウントを削除するなんて事は、できるはずもにありません。

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 そもそも2020年、ツィッター社がトランプ大統領のアカウントを削除したことの方が異常でした。
 だって彼は当時現役のアメリカ大統領でしたから、彼のツィートは常に世界中の人々の注目の的になりました。

 アメリカ政府の動向を知りたければ、ホワイトハウスの公式HP以上に、トランプ大統領のツィートを見ないわけにはいきませんでした。
 だから再々新聞やテレビでも取り上げられました。

 日本でも大いに注目され、英語の苦手な人の為に、トランプ大統領のツィートを日本語に翻訳してツィートしてくれるアカウントもありました。
 思うに同様のアカウントは世界中にあったのではないかと思います。

 これほど宣伝価値のアカウントが他にあるとは思えませんでした。
 そのアカウントをツィッター社は削除してしまったのです。
 しかも削除の理由は全く不合理でした。

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 ツィッター社がアカウントを削除する場合は、「差別発言があった」などの理由をこじつけた場合です。
 実はワタシも何度かやられました。

 しかしトランプ大統領はさすがにどうこじつけても「差別発言」と言える発言はしなかったし、無責任なデマや流言を飛ばした事もありません。
 あれだけ言いたい放題を言っても、そのあたりはしっかりと抑えていました。 
 さすが大統領になるだけの人です。

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 そして現役の大統領がツィートとして自身の本心をストレートにアメリカ国民と全世界に発信し、直接対話するというスタイルが生まれました。
 その為ツィッターは新聞やテレビに優越する事にさへなったのです。

 ビジネスとして考えれば、これほどのチャンスはないはずです。
 トランプ大統領のアカウントはツィッター社の看板で、できればこれを機会に、今後歴代大統領がツィッターを利用する嚆矢となるようにサービスに努めても良い話でした。

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 ところがツィッター社は奇怪な事にトランプ大統領のアカウントを削除してしまったのです。
 そしてそれだけでなくトランプ支持者やその他保守主義者のアカウントも大量に削除しました。

 それ以外にも散々言論統制をやらかし例えば、日本語でもバイデン大統領候補を非難すると削除されるので「梅田さん」と書かねばならなくなりました。
 また梅田さんの御次男、ハンター・バイデン氏については名前を出す事もできなくなったので、こちらは「梅田狩人さん」になりました。

 言論統制を避けるために、本名を使っての批判ができないので、隠語を使うとか、こんなの江戸時代か、共産圏の話だと思っていたのですが、21世紀にネットでやる嵌めになったのだから、憤るのを通り越して笑ってしまいました。

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 そんなわけでアカウント停止に追い込まれる人が続出したので、そういう人達は皆パーラーと言うツィッターと似たようなサイトへ移動しました。
 するとツィッター社とアメリカのリベラル派は、パーラーのアプリをアマゾンやアイフォンからダウンロードできなくしてしまいました。
 
 もうここまでくると彼等は、トランプ支持者や保守派に対して完全な言論封殺を図っていたとしか思えません。
 しかもそれを大統領選挙の最中にやっていたのですから驚きます。
 
 2020年の大統領選挙については不正が疑われいますが、ワタシは不正はあったと思っています。 
 だって選挙選が始まる前から、この種の異常な言論統制が行われていたのですから、アメリカ社会は完全に正気じゃなかったとしか思えないのです。

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 ところが今回、イーロン・マスク氏がツィッター社を買収し、左翼社員を解雇するというと、なぜかアメリカリベラル派が48万人もマストドンに移動したのです。

 一体何で?
 マスク氏は彼等のアカウントを削除するなんていたわけじゃないですよね?
 勿論マストドンを買収するとか、マストドンのダウロードを邪魔するなんて事もしないでしょうから、マストドンで好きな事を言い続けられると思いますけど。

 ツィッターのアカウントを削除されるわけではないのだから、これまで通り好きな事を言い続けたら良いのではないでしょうか?
 だってマストドンに移って自分達の仲間ばかりの言論空間に入っていれば、他人から批判されたり、傷つけられたりする心配はないけれど、他人を説得することも、他人の本心を知る事もできなくなってしまうでしょう?

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 ワタシもここしばらく結構ツィッターに嵌っていたけれど、実はツィッターの左翼社員が押し付ける左翼のツィートも結構見ていました。
 こういうツィートがどの程度、共感や賛同されているかはわかりませんでしが、しかし彼等の本心を学ぶのには凄く役に立ちました。
 
 現実の社会では結構交際範囲の広い人でも、自分とは全く意見の違う人に、ストレートに反論してその反応を相手の反論を知る事などできません。
 現実の社会で他人ともめると面倒なので、現実の社会では特に親しくない人とは当たり障りのない話しかできないからです。
 でもツィッターのような空間ならそれができるので、非常に有益でもあり面白くもあったのです。
 そしてその意味ではワタシが全く賛同できない左翼のツィートも結構楽しみだったのです。

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 ところが今回、アメリカリベラル派はツィッター社が自分達の味方になってくれないとわかると、追い出されもしないのに自分から逃げ出してしまいました。

 これまでもそうだけれど、左翼とかリベラル派って、ツィッター上でも議論は嫌いで、自分の気に入らないコメントをされると通報して相手のアカウントを停止させたり、ブロックしたりするんですよね。
 ワタシはその度に、コイツラ、ツィッター上でネトウヨ一人、説得できないのに、どうやって外交で戦争を防ぐつもりなのだろう・・・と思っていたのですが。

 現実の世界で同様で、植村隆とか典型ですが、著書の内容を批判されると、議論や抗議をするのではなく大弁護団を組織してスラップ訴訟です。
 
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 そして挙句の果てに集団で逃亡です。
 要するにコイツラトコトン話し合いや議論が嫌いだったんですね。
 コイツラは自分達と同じ意見同志で、「そうだ。 そうだ。 その通りだ。」と言い合う事しかできない連中だったんですね。
 だから異論を唱えられると、反論ではなく通報して相手のアカウントを削除させるか、ブロックするかできなかったのです。
 
 これだと結局、ドンドン仲間内で固まって化石化していくしかないのではないでしょうか?
 だから「マストドン」。

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 マストドンってマンモスとほぼ同時期に存在した巨大な象の仲間ですが、今は絶滅して臼歯などの化石が時々見つかるだけです。
 ワタシはこの「マストドン」と言う名前を聞いた時、アメリカ左翼は自ら絶滅して化石化する道を選んだのだと思いました。

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 一方ツィッターの方はトランプ大統領のアカウント復活で、象の大軍が出現するんじゃないでしょうか?
 化石じゃなくて生きた元気な巨像達がね。

  1. 札幌の四季
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2022-11-10 11:25

生活保護で薬物を不正入手

 生活保護受給者が不正に入手した薬物を横流ししているという話は前々から出ていました。
 しかしこれは余りと言えば余りに悪質なケースです。
 11月1日の参議院厚生労働委員会で、維新の会の東徹議員の質問です。



 生活保護受給者の医療費は全額国庫負担で、当人は全く支払う必要がありません。
 生活保護受給者の中にはこれを利用し、多数の医療機関を受診して、抗精神罪や睡眠薬などの薬物を大量に処方してもらい、それを薬物中毒者に転売している人間がいると言われていました。

 この話は前々から問題になっていたので、生活保護費の支払い等の事務をつかさどる各自治体も、様々な対策を立てていたようです。
 この東議員が取り上げているのは大阪市の例ですが、大阪市も抗精神済の処方を要求する患者には、他の医療機関で同様の薬剤を処方されていないかを確認するなどの対策を立てていたようです。

 しかしこの受給者は明らかに、こうした不正入手防止手段の裏をかいて、このような大阪府でこのような確認作業を行う部署が休業する日を狙って、複数の病院を回るなどしていました。
 そうやって回った医療機関や入手した薬剤の量も膨大な物です。

 こうしてみるとこの受給者は、明らかに薬物の不正売買のプロで、自治体側の対応策も熟知していたのです。
 そして受診した病院の数から推定すると、薬物を入手しやすい日には、多数の病院を回っていますから、タクシーを使うなど相応の金と労力もかけていたのでしょう。
 またこうした事を行える体力と知力があるのですから、十分働く事の出来る人間だったと思われます。

 これは非常に深刻な問題です。
 生活保護費が不正に使われるという事も問題ですが、こういう事を防止できないのであれば、国費で薬物中毒者を作っている事になってしまいます。
 こうやって不正に入手された薬物を買っているのは、こうした薬物を麻薬のように利用する薬物中毒者なのですから。

 現在、生活保護費の総額の半分は医療費が占めています。
 これはある程度理解できます。

 こういう不正については、度々問題になりますが、一方で現在生活保護の受給者の大多数は高齢者や病人なのです。
 特に厄介な慢性病、難病を抱えた人達の唯一のセーフティネットは生活保護です。
 障碍者ではないのです。

 実は障碍者の場合、障碍者である事を申請し、障碍者手帳を得られると、障碍者年金が支給されます。 これは障害に応じて差がありますが、そこそこの金額になるので、ホントに重度の障碍者であれば、生活保護を申請する必要はないのです。

 しかし厄介な慢性病や難病を抱えて入退院を繰り返すという状態になったら、仕事は解雇されて新しい仕事は見つかりません。
 実はワタシも難病患者ですので、この辺りの話は結構見てきました。
 結構重い症状でも働いているというから「凄い!」と思ったら、実は親の稼業を手伝っているなんて話ばかりでした。 
 入退院が重なると公務員でも結構職場にいづらくなってやめる人も多いようでした。

 ワタシは父が幾ばくか残してくれたので、生活保護の厄介にならずに済んだのですが、しかしもしこれがなければ絶対に生活保護に頼るか、或いは無理に働いて障害を抱えて障碍者年金を狙うしかなかったと思います。
 因みにワタシの抱えている病気は「多発性硬化症」なのですが、これは悪化すると四肢の麻痺や失明などの症状が出て、そのまま固定化します。 最悪下半身麻痺など非常に深刻な状態になります。

 しかしワタシのようにグータラ暮らしてストレスを溜めず、好き放題休んでいれば病状の悪化も結構防げます。
 だからワタシは病気がわかってから30年余、時々気持ちの悪い麻痺は体験したけれど、それも暫く休息を取れば収まって、無事グータラ生活を続ける事ができてきました。
 そして障害を抱え込んだ病気仲間を思い出すと、皆凄い頑張り屋さんだったなあ‥‥、などと思うのです。

 で、こういう現実を見てきた身からすると、生活保護って絶対に必要なのです。
 実際、一家の大黒柱の立場で難病を抱え込んだ人など、「首を吊りたい」と言っていましたし。

 だって難病を抱えて長期入院でされても、新しい就職先なんて見つかるわけもないし、生命保険等に加入していも、保険の対象にもなりません。
 障害を抱え込まないで済んだのラッキーでも、障碍者年金ももらえないし、障碍者の支援や保護などの対象にもなりません。
 市営住宅等の入居さへ、難病患者や慢性病患者に対する優遇なんかないのです。
 だからこれで生活保護制度がないと、貯えが尽きたらホントに一貫の終わりなのです。

 それ故にこそ生活保護と言う制度は大切にするべきだと思うのです。
 しかし大変奇妙な事に、弱者の味方を自称する人達は違うようです。
 彼等は今ある制度をトコトン食いつぶそうとしているようにしか見えません。

 実はワタシはこの問題を以前もエントリーしました。
 その時も大阪で生活保護受給者が薬物を横流しする事が問題になって、その時大阪市側は「医療機関登録制度」と言うモノを作ってこれを防止しようとしました。

 これは大阪市が生活保護受給者が受診できる医療機関をあらかじめ登録し、その医療機関の診療や投薬の情報を一括管理しようというモノでした。
 なるほどこれなら一人の受給者が数百もの病院を回って、同じ薬を大量に処方してもらうなどと言う事はできません。

 しかしこれには「弱者の味方」を自称する左翼団体が、反対の声明を出して、結局この制度を潰しました。
 今回の東議員の国会質問を見る限り、大阪市はそれでも頑張って何とか薬物の不正入手は防ごうとしたようです。
 しかし確定的な方法にはならなかったので、こういうプロが出現したわけです。

 そして生活保護受給者の医療費が無償である事は、山本病院事件のような恐ろしい事件も引き起こしました。
 これは奈良県の山本病院が、多数のホームレスに生活保護を申請させたうえで、入院させ140人余に必要のない手術を行って、その中からかなりの死者が出たという事件です。
 ホームレスになるような人は、全く身寄りがなく、手術で死亡しても遺族から抗議される事もないし、さらに言えばホームレスの中には精神障碍や知的障害の為に、自分で生活保護を申請することもできなし、病院に何をされても抵抗できない人も多いのです。

 山本病院はこれに目をつけて、ホームレスに生活保護を申請させて過剰医療を行って稼ぐというビジネスを続けていたのですが、余りに死者が多い事で発覚しました。

 これは生活保護受給者の医療費は全額国庫負担と言う事が招いた最悪の結果です。
 だから当然「弱者を守る」立場の人々からは、大変な抗議が出る物と思っていました。
 しかしワタシの知る限り、これに抗議した「弱者の味方」は全くいませんでした。

 そんなわけで生活保護費受給者の医療国庫負担と言う制度は、色々と問題はあります。  
 但し生活保護と言う制度が病人にとって死活的に必要な制度であり、そうであるならば医療費の国庫補助も絶対に必要でしょう。

 だからこそ山本病院のような病院による過剰医療から受給者を守り、一方で受給者が薬を横流しするような事も絶対に阻止しなければなりません。
 その為には大阪府が最初に考えた「医療機関登録制度」のようなモノは結構有効だったのではないかと思います。 
 最初から受給できる医療機関を選抜して、そこを集中的に監視すればよいのですから。

 だから今度、このような制度を作ると言う話が出た時に、これに反対する連中がいたら、彼等は確実に生活保護受給者など弱者を食い物にする気満々のハイエナなのだと認識してよいと思います。
  1. 生活保護
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2022-11-09 23:25

こんな人達 反安倍派

 安倍総理が暗殺されたことで、喜びを隠せない人達が沢山いるようです。

 前川喜平、安倍元総理殺害に「悲しいとは思わなかった」武蔵野政治塾会場から拍手と笑い、立憲の五十嵐えり都議も肩を揺らして笑う

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 彼等が安倍総理を嫌いなのはわかります。
 だから安倍総理が死んでも「悲しいとは思わなかった」のは当然でしょう。

 実際、ワタシも自分の嫌いな人が死んでも悲しいとは思いません。 
 例えば菅直人や鳩山由紀夫が死んでも、ワタシは全然悲しくないだろうし、前川喜平が死んでも全く気にしないでしょう。
 だから彼等が安倍総理の死を悲しまない事について責める気はありません。

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 しかし例え菅直人でも殺されたら、その殺人を喜ぶようなことはしません。
 ワタシもそんなに道徳的な人間ではないと思うのですが、しかしどんな人間でも最低限の倫理観のある人間なら、幾ら嫌いな人でも、その人が殺された場合に、公衆の面前で喜んで見せるようなことはしないでしょう。

 なぜなら人が殺されたことを喜ぶ事は、殺人を肯定することになり、「嫌いな人間なら殺してよい」と言う事になってしまうからです。

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 そしてこのような発想が常識になってしまえば、もう気に入らない人間はドンドン殺してよい社会、恐怖の暴力社会になってしまいます。
 だから社会に責任を持つ人間なら、他人が殺された事を喜んで見せたりしないのです。

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 しかし反安倍派の人達は、そういう責任感はない人達だったとわかりました。
 彼等は日ごろは「命」と言う言葉を振り回すのが大好きで、人命とか人権とかを大げさに取り上げて自民党や安倍総理を攻撃し続けてのですが、しかし実際には、自分の嫌いな人間は殺しても構わないと思っていたわけです。

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 それどころか実は彼等は、自分達に邪魔になる人間なら、どんな人間をいくら殺しても構わないと思っているのではないでしょうか?

 だってこの反安倍派の人達は、重信房子の行った無差別殺人を一切非難していません。
 反安倍に徹していたメディアは、安倍総理の死後に行われた重信房子の出所後の講演会を極めて肯定的に報道しました。

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 重信房子の日本赤軍が行ったテロは、どれも完全な無差別テロで、被害者達は彼等に何一つ悪い事をしたわけではなかったし、安倍総理のような権力の中枢にいた人でもなかったのです。
 テルアビブ空港での乱射事件の被害者など、唯その時、空港で飛行機に乗り降りしようとしていたり、空港へ家族や友人を出迎えへに行った為に殺されたのです。

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 彼等は唯、自分達の政治的アピールの為だけに罪もない人々を殺しました。
 重信房子は講演中、自身の獄中生活の苦痛を訴え「人権侵害」だと言いました。
 しかし彼女は自分と仲間が「革命達成の為」として殺した罪なき人々の人権には一切言及しませんでした。

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 あの講演会について、駐日イスラエル大使が「ショックだ。」とツィートされていましたが、この講演関係者からの謝罪はなかったよです。

 逆に言えば、自分達のアピールの為だけに罪もない人々を殺害して恥じない人間を礼賛するような人間達が、自分の嫌いな人間が殺されたら「幸せ無限大」なのは当然でしょう。

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 反安倍派って「こんな人達」なのです。

 しかしそういう人達が政治権力を持ったら、どんな恐ろしい事になるか?
 これは十分考えておくべきです。

  1. 安倍バッシング
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2022-11-07 20:15

無花果

 昨日、妹が無花果を二つ持ってきてくれました。
 黒無花果と白無花果ですが、二つともデパ地下で買ったので、結構な値段だったようです。
 でも懐かしくて買ってしったと言い、ワタシにも分けてくれたのです。

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 ワタシも妹も大阪で生まれました。
 そしてその後、名古屋に引っ越しました。 
 北海道に来たのは、ワタシが中学二年、妹は小学校5年生の時です。

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 大阪の家にも、名古屋の家にも無花果の木がありました。 
 大阪の家の庭は1坪あるかないかの小さな庭でしたが、その庭一杯に無花果の木が茂っていました。
 そして初夏から、夏にかけてボコボコ実がなりました。

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 我が家は両親共に庭の手入れとか好きな方ではないので、無花果の手入れなどしていたのを見た事もないのですが、それでも季節が来るとボコボコ実がついて熟します。
 フラっと庭に出て、熟した実を摘み取ると、笊一杯になったのを覚えています。
 だから無花果が成る頃には、家族皆、毎日好き放題食べていました。

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 そんなに安直に収穫できるからでしょうか?無花果を店で売っているのを見た事はありません。
 ワタシにとって、無花果はただで好き放題食べられる果物でした。
 但しその分、有難みのない果物ではありました。
 結構美味しいのだけれど・・・・。

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 でも北海道に引っ越すと無花果とはお別れになりました。
 果物屋にも並ばないので、ホントに無花果を見る事もなくなりました。
 尤も無花果の木を見かけた事はあります。

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 実は前の家の近くにあるお宅の庭に無花果の木があったのです。
 大きな掌のような独特の葉で直ぐにわかりました。
 実もついていました。 でも熟さないのです。
 北海道でも無花果の木は育つし、実もつけるのですが、実が熟する頃には寒くなり、葉は散り、実は熟さないまま朽ちてしまうのです。

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 干し無花果と言うモノがあるのを知ったのは高校一年の時です。
 当時ワタシは古代ギリシャに嵌っていました。
 それで図書館でアリストパネスの戯曲など読んでいたら、「雲」の主人公のセリフに出てきました。

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 「雲」の主人公は農業で成功し富を得て、名家の令嬢と結婚したのです。 それは良かったのですが、令嬢育ちの妻はなべて実家の習慣に従い、息子を貴族的育てたたがり、その上貴族的に散財するのです。
 お陰で彼はその費用の工面に大苦心する嵌めになます。
 そしてチーズやオリーブそして干し無花果など収穫物で一杯だった昔の事を思い出して、現在の境遇を嘆くのです。

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 このような境遇で、彼は息子を教育の為にソフィストとして名高いソクラテスの下に弟子入りさせました。
 すると息子は師に倣って詭弁を弄して父親を馬鹿にするようになり、彼の生活は益々混乱するようになってしまいました。

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 だからこれは文字通り喜劇なのですが、但しここで描かれたソクラテスの姿が、アテネ市民の大多数のソクラテスのイメージになった事が、後にソクラテス裁判でソクラテスが処刑される一因になってしまいます。

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 ソクラテスは「弁明」の中で、アテネ市民が知る自分の姿が、アリストパネスの戯曲によるものだけであることを、繰り返して嘆いています。
 あれは本来の自分ではない。
 でもそれをアテネ市民に知らせる術もなく、あのような自分として裁かれてしまう。

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 アリストパネスが「雲」を書いた当時、アリストパネスに悪意はなく、ユーモアを込めて友人ソクラテスを描いただけでしょう。
 アリストパネスの戯曲には、ソクラテス以外にも当時の政治家その他有名人が実名で出てくるのです。
 だから「雲」も当初は純然たる喜劇でした。

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 けれどもその後の数十年の間に、アテネ市民はペロポネソス戦争の敗戦、そしてその後のアテネの政治的な混乱とそこで起きた粛清など、深刻な悲劇を体験しました。
 そうなると嘗ては笑ってみていた喜劇の中のソクラテスの姿は、詭弁を弄して若者達を誑かす許すべからざる扇動者となったのです。
 そしてアテネ市民達はソクラテスに死刑を宣告したのです。

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 これは喜劇が悲劇に転じた最悪の例でしょう。
 また人間の認識は、状況次第、いくらでも変わると言う事の事例でもあります。 

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 でもワタシがこの戯曲で一番頭に残っていたのは干し無花果でした。
 無花果が干物になる、干し葡萄のように無花果を干して食べる国があるのと言う事が、凄く印象的だったのです。
 だから昨日、無花果を食べるまで、「雲」とソクラテス処刑の話を結び付けて考えた事もありませんでした。

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 因みにワタシが本物の干し無花果を見たのは、10年ぐらい前だったと思います。
 干し無花果と胡桃の入ったパンと言うの見つけて買ったのです。
 高校一年以来、気になっていた干し無花果でしたから、パンから引っ張り出して、じっくり観察した後食べました。

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 ミイラみたいになっていたけれど、無花果独特に粒粒した果実はちゃんと残っていて、なるほど「これは無花果を干したもの」だとわかりました。
 味も無花果でした。

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 このパンの中の干し無花果は、「雲」の主人公が、そしてアリストパネスやソクラテスやソクラテスを処刑にしたアテネ市民達が食べていた干し無花果と同じでしょうか?
 完全に同じではないにしても余り変わらないでしょうね。
 だってただ干すだけなので、2300年前とでもそう変えようもないでしょうから。

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 妹が買ってくれた無花果も、中学時代と同じ味がしました。
 もう60年以上昔の話なので、正確な味は覚えていないのですが、でも無花果は他の果物と違って滅多に店先に出ないのですから、その分品種改良等も進まず、昔の味のままではないかと思います。

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 でも随分と小さい気がしました。
 昔、大阪にいた頃、食べたのは、握りこぶしぐらいあった気がしたのです。
 しかしデパ地下で結構な値段で売られている無花果が標準より小さいわけもありません。
 大阪にいた頃と比べて、ワタシの握りこぶしが大きくなっていたのでした。

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2022-11-04 20:17

寒い

 今朝、起きて眼鏡をかけたら、直ぐに落ちてしまいました。
 不思議に思ってよく見ると、鼻の部分の部品がなくなっていました。

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 何でそんなことになったのかはわかりません。
 でもこれでは困るので、昼過ぎ眼鏡屋に行きました。

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 ワタシの眼鏡を作った眼鏡屋は、近所のスーパーに入っています。 だから自転車で気楽に出かけたのです。

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 今日は朝から、晴れたり曇ったり不安定な天気でしたが、でも風もなく穏やかな日でした。
 特に寒いとも思えませんでした。

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 でも一応、きっちりと着こんでいきました。
 シャツの上に、ダウンジャケットを着て、更にウィンドブレーカーを着ました。
 首筋はスカーフできっちり蔽いました。

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 眼鏡屋に行くと、店員さんがすぐに無くなった部品をつけてくれました。
 部品代、1000円余で元通りになりました。

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 眼鏡屋を出ると、隣の靴屋にはもう冬靴が並んでいました。
 しっかりとしたすべり止めと、模造毛皮の内張のついた、防寒靴が安売りになっていました。

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 今の季節、靴屋や洋服屋は、去年売れ残った冬物の安売りをするのです。
 勿論、今年の商品も並んでいます。

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 ストーブや湯たんぽなど、暖房用具は10月から並んでいました。
 もう冬支度のラストスパートなのです。

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 スーパーを出るとゾクリとしました。
 寒いのです。
 家を出る時に寒くないように十分着こんできたのに、寒いのです。

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 それで結局、スーパーから真っすぐ家に帰りました。
 スーパーの帰りに少し散歩していく予定だったのですが、寒くて散歩どころではありません。

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 自転車を漕いでいると、袖口から冷気が入り込んできます。
 ウィンドブレーカーの袖口も、その下に着込んだダウンジャケットの袖口も、しっかりと閉まるタイプなのに、冷たい空気が袖口からひじの方へ入り込んでくるのがわかります。

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 とにかく家に帰りたい。
 散歩を続けるにしても、一旦家に帰って、もう一枚余分に着こまないと、我慢できない。
 必死で自転車を漕ぎました。

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 毎年、11月になると、死ぬほど寒い思いをします。
 当然ですが、一年で一番寒いのは11月ではありません。 
 でも1月、2月になって、気温が-10℃を割るようになっても、こんなに寒い思いはしないのです。

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 一年で一番寒い思いをするのは、いつも11月なのです。
 体が寒さに慣れないのと、衣類が寒さに追いつかないのとで、いつもやたらに寒い思いをする羽目になるのです。

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 勿論、毎年凍えるのだから、こちらだって用心はしているのです。
 現に今日だって、出かける前に気温を確認して、それにこの前に外出した時よりは、少し暖かく着こんでいったのです。

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 でもやっぱりダメでした。
 用心をしても、寒さの方が先回りしていて、こちらがやられてしまうのです。
 それで11月には必ず何度か芯まで凍える目に遭わされるのです。

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 家に帰りつくと、家の中は嘘のように暖かでした。
 でも帰り道に凍えたので、体の調子がオカシクなってしまいました。

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 お茶を飲んで一休みしていて気づきました。
 今日は引っ越しの一周年記念日でした。
 去年の11月4日にこの家に引っ越して来たのです。 それで去年の今頃は毎日ドタバタしていて、散歩どころじゃなかったので、紅葉を楽しむ事もできなかったけれど、余り寒い思いもしていないかったのです。


  1. 札幌の四季
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2022-11-03 13:08

白人至上主義者の実例 LGBT

 イギリスの外相が非難されています。
 しかしこれでイギリスの外相非難するって筋違いじゃないですか?

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 英外相に批判殺到、カタールW杯に向かうLGBTQファンへの発言で
 2022年10月27日 時事

AFP=時事】英国のジェームズ・クレバリー(James Cleverly)外相は26日、2022年サッカーW杯(2022 World Cup)でカタールを訪問するLGBTQ(性的少数者)のファンは、現地の法律や文化を尊重するようにと発言した。これを受け「驚くほど感覚が鈍い」との批判の声が上がっている。

11月20日に開幕する大会のホスト国、カタールで同性愛は違法となっている。クレバリー外相は英ラジオ局LBCに対し「サッカーファンに言いたいことの一つは、当たり前だが、ホスト国に敬意を払ってほしいということ」と発言した。

「彼らは皆さんが自分らしくあり、サッカーを楽しめるように努力している。両者が少しだけ柔軟に歩み寄れば、安全で安心かつエキサイティングなW杯になるだろう」

 イングランド代表のLGBTファン団体「スリーライオンズ・プライド(Three Lions Pride)」は、クレバリー外相のコメントは「極めて不親切な介入」であり、「許容可能で適切な安全対策が『クィアでなくなること』とほのめかすのは、同性愛であることを隠している状態に戻るのを強制するもので、精神衛生上の危機にさらされる」と反発した。

 また、野党・労働党の影の文化相であるルーシー・パウエル(Lucy Powell)氏は、クレバリー外相の発言を「驚くほど感覚が鈍い」と断じた。【翻訳編集】 AFPBB News

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 記事を読めばわかりますが、イギリスの外相は「ホスト国に敬意を払ってほしい」と言っているのです。
 そんなのどこの国でも、どこの国へ行く場合でも、基本的なマナーでしょう?
 まして訪問先の国で違法行為になるようなことをしたら、逮捕投獄もあり得ます。
 そういう目に遭いたくなければ、ちゃんと渡航先の国のマナーや法律を守るしかないのです。

 カタールでは同性愛は違法です。
 イスラム諸国は元来は同性愛に対してきわめて寛大だったのですが、この20年来、イスラム原理主義化が進み、イスラム法やコーランを厳格に解釈して、コーランやイスラム法で禁止されている事は、国法でも厳格に禁止するようになっています。
 その流れで同性愛も、違法行為になってしまったのです。

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 勿論、これはイギリスのLGBTからすれば理不尽だと思います。
 けれどカタールは独立国ですから、カタールの法律にイギリスが文句を言う事はできないのです。

 クレバリー外相はパーマストンじゃないのです。
 パーマストンの時代なら、中東の国でイギリス人が逮捕されるなんてありえなかったでしょう。 
 ましてカタールなんて1971年までイギリスの保護国だった国です。

 20世紀半ばまでならカタールだけでなく、現在アジア・アフリカ・中東のイスラム諸国の多くが、イギリスやフランスなどヨーロッパ諸国の植民地や保護国でした。
 こういう時代なら、イギリス人やフランス人などヨーロッパ人は、現地の法律なんか殆ど気にする必要はありませんでした。

 だってそもそも国家主権を喪っているので、自国の「法」と言うモノをきちんと作れないので、宗主国の「法」がそのまま通用しました。
 現地で慣習法などがあって、それを破ってトラブルになっても、大使館に連絡すれば助けてくれました。

 でも今は違うのです。
 カタールは小国ではあっても、立派な主権国家です。
 主権国家の法を犯して逮捕された人間を、元宗主国と言えども不可能なのです。
 だからイギリス外相としては、自国民がカタールで逮捕・投獄されないように「ホスト国に敬意を払うように」と注意するしかないのです。

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許容可能で適切な安全対策が『クィアでなくなること』とほのめかすのは、同性愛であることを隠している状態に戻るのを強制するもので、精神衛生上の危機にさらされる

 そんなことを言われても、カタールの警察官からすれば、違法行為を隠さずやっていれば、逮捕するしかないでしょう?
 貴方、カタールの刑務所に入りたいんですか?
 貴方が逮捕、投獄されても、イギリス政府は何もできないのがわかっているのですか?

 しかしどうもコイツラを見ると実はわかってないんじゃないかと思うのです。

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 勿論、同性愛違法と言うはイギリス人から見て理不尽ですよ。
 イヤ、今原理主義化が進行しているいるイスラム圏の法律には、LGBTだけでなく意義リズ人は勿論、イスラム教徒以外の人間からすると凄く理不尽な物が多数あります。
 だって女性にベールを強要したり、飲酒を禁止したりしているのですから。

 でもそういう理不尽な法律でも、その国の法律なら、その国に滞在する限り尊重するしかないのです。
 それがその国の国家主権を尊重すると言う事なのです。
 そしてイギリス外相が安易に他国の法律に文句を言えば、これは完全な内政干渉ですから、重大な国際問題になります。

 だからイギリスのLGBTがカタールの法律に文句があるなら、自分達で直接文句を言うしかありません。 これなら「民間人が勝手にやった事」ですから、カタール政府も国際問題にはしないでしょう。

 しかしイギリスのLGBT団体は、なぜかカタール政府に文句を言わず、イギリス外相に文句を言うのです。

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 これってコイツラ今もまだ宗主国気取り、カタールは今も保護国でイギリス外相に平身低頭するって思い込んでいるからじゃないですか?

 これはLGBT活動家だけでなく、反差別、多様性が~~!!とか言っている連中全体に感じる事ですが、実はコイツラこそ脳内が白人至上主義、しかも学歴至上主義、階級至上主義で、西欧の白人上流階級の理念に世界は従うべき、従わなくて当然と信じているのではないでしょうか?
 
 ワタシはコイツラ大嫌いなのですが、それは彼等の鼻もちならない特権意識が、薄皮饅頭に透けて見える餡子みたいな感じで、実は特権意識を反差別の薄皮で覆っただけの連中じゃないかと思えてならないのです。
  1. 差別ニダ!!
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