集団接種会場での予約を入れた後で「?? この日は安倍総理の国葬だ。」と気づいたのです。
間抜けな話です。
でも考えてみれば、ワタシが出席できるはずもないし、献花に行くのも無理なので、そのままワクチン接種に行くことにしました。
考えてみれば、こうしてワクチンが接種できるのも安倍総理のお陰です。
2020年のコロナパンデミックが世界に広がり始めた直後に、トランプ大統領がワープスピード作戦によるワクチン開発計画、そして年内の集団接種を発表しました。
これまでのワクチン開発のペースを考えると余りに異常な速さでのワクチン開発と接種でしたが、ワクチンは計画通り完成し、集団接種も可能になったのです。
このワクチンが完成した時、真っ先にトランプ大統領と談判して、大量のワクチンを確保したのが安倍総理でした。
ワタシはこのニュースを聞いた時は、ホントに驚きました。
だって当時、アメリカやヨーロッパ諸国での感染は日本とは比べ物にならないほどの深刻さで、死者も感染者も二桁違いでした。
欧米の都市は皆厳しいロックダウンを行い、食料品の買い出し以外には自宅から出られない日々が何カ月も続いていました。 しかしそれでも死者は増える一方で、高齢者は人工呼吸器の使用を制限さるとか、遺体の冷蔵施設が満杯で、食肉冷蔵用の大型トレーラーが病院の裏に停まっているとか・・・・。
21世紀の先進国で、ホントにこんなことが起きるとは信じられない状況でした。
感染はアジアや中東や南米にも広がり、ここでも猛威を振るいました。
しかし日本はこの欧米の地獄絵図を後目に、会食や大規模イベントに自粛程度で平穏な日々が続いていました。
こんな状態で日本が他国より先にワクチンを確保できるなんてありえるのだろうか・・・・。
普通に考えたら「日本は感染者も死者も僅少なんだから、ワクチンは最後でいいだろう」と言われて当然ではありませんか?
でも安倍総理はちゃんといち早くワクチンを確保してくれたのです。
ワタシはもう申し訳ないぐらいの気持ちでした。
そしてトランプ大統領の計画通り、2020年年末にはアメリカやイスラエルでワクチンの接種が開始されました。 すると死者が激減したのです。
ところが日本でのワクチンの接種は2021年春先までできませんでした。
共産党や立憲民主党は、この期に及んで「ワクチンの効果と安全性に疑問がある。 三相試験をやるべきだ。」などと言い出したのです。
これは信じがたく愚かで許せない話でした。
三相試験とはワクチンの効果と安全性を確認する為の大規模な人体実験です。 膨大な人員と時間が必要です。 ワクチン開発で一番時間がかかるのは、この安全性と効果の試験なのです。
しかも当時日本では感染者が僅少だったので、こんな検査をしても、殆ど有為な試験結果が得られないのは自明です。
しかし共産党・立憲民主党・令和新選組は「安全性への疑問」を盾に、とにかくワクチンの早期接種に反対しました。
因みに彼等は世界中で安全性が確認されて、殆どの先進国では10代の少女に接種が義務付けられている子宮頸癌ワクチンについても、接種に反対をし接種を妨害し続けています。
子宮頸癌では毎年若い女性が3000人死んでいるのに・・・・。
子宮頸癌ワクチンは若い女性だけが対象でしたが、それでホントに危険な物なら、人権や安全性に煩い欧米先進国が使用を許すはずないでしょう?
若い女性だけが対象と言っても、先進国のほぼすべてが長く使用しているのだから、ワクチンを接種した人は膨大な数になるはずで、ホントに危険な物なら、膨大な犠牲者が出るはずです。
しかしそんな話は全くでないのです。
そして今回の新型コロナワクチンに至っては、イスラエルなど既に全国民に接種し終えていたのです。
ところが共産党や立憲民主党はひたすらワクチン接種を遅らせようと騒ぎました。
それでも菅総理が頑張って2020年春には接種を開始したのです。
そして接種その物は至ってスムーズに進みました。
お陰で2020年夏の第5波の感染者数は第4波の感染者数の10倍にもなったのですが、死者は殆ど変わらない状態で済みました。
東京オリンピックも成功しました。
コロナパンデミックへの対応については、安倍総理とそのあとを引き継いだ菅総理には本当に感謝しています。
国葬の日あるお医者さんが安倍総理のコロナ対応に感謝するツィートを読みました。
彼はワクチンの早期接種と、アベノマスクについて感謝していました。
新聞・テレビが散々に嘲笑したアベノマスクですが、しかしあのお陰で医療現場に必要なマスクが入るようになったというのです。
ワタシもそれは事実だと思います。
マスクその物の感染予防効果は未だにはっきりしませんが、しかし医療現場や介護現場では絶対に必要です。
それがコロナパンデミック以降に起きたマスクの買い占め等で、入手困難になっていたのです。
しかしそれもアベノマスクで解消されました。
国が本気でマスクを供給する姿勢を見せた事で、こうした買い占めや転売での不当利益の確保が不可能になったからです。
ワタシはこれまでも何度もコロナパンデミックについてエントリーをしているのですが、それでわかったのはマスコミと野党は感染対策の妨害しかしないという事です。
コロナウィルスは未知のウィルスでしたから、色々わからない事はありました。
でも感染症ですから、医学的・科学的に対応できる物だったのです。
安倍総理や菅総理はこの事実を踏まえて、科学的医学的に対応法が分かった場合は、先手先手で対応を打ってきたのです。
しかしマスゴミと野党は真逆で、未知のウィルスへの恐怖と言う感情を梃に、科学的ンな根拠を無視し、ひたすら国民の不安を煽り、政府の対応を妨害しました。
その典型が昨年の9月半ば、菅総理がコロナ感染拡大の「終わりが見えた」と言った時に、マスゴミと野党が一斉に反発したことです。
けれどもワタシも同じ日に「終わりが見えた」のです。
なぜならこの日、それまで下がり続けていた実行再生産数が1を割ったからです。
実際、この日を以降感染は急速に終息に向かいました。
実行再生産数が1より上なら感染は増える、1より下なら減る。
感染予測の初歩ではありませんか?
そして実行再生産数も日々公表されていたのです。
だったら誰にでも予想できたことです。
でもマスコミと野党にはできなかったのです。
彼等はとにかく今まで「増えた」「増えた」「政府が悪い」と騒ぎたいだけで、何も見ていなかったのです。
安倍総理の国葬での菅総理の追悼の辞は素晴らしい物でした。
安倍総理と菅総理の友情と日本に対する思いが切々と伝わってきました。
二人が何と戦い続け、何を成し遂げたかを、改めて思いいたりました。
菅さんは安倍さんの後を受けて、コロナの最悪期の中での東京オリンピックの成功を成し遂げられました。
それでもワクチンの確保等、安倍総理のコロナ対策の功績について語らなかったのは、菅さんの謙虚さからでしょう。
国葬の日、ワクチンを打った帰りに農試公園まで行ってみると、鮭がいました。
実はその前日、我が家の近くの公園内の川で鮭を見たのです。 しかし今一鮭と言う確信は持てませんでした。 そこでこの川の下流にある農試公園まで行ってみたのです。
琴似発寒川が農試公園を貫いて流れるのですが、農試公園からは鮭の遡上が良く見えるのです。
すると間違いありませんでした。 農試公園より少し上流の橋の下で1mもあるような大きな番が産卵していました。
もう鮭が遡上する季節になったのです。
安倍総理が亡くなられた後も、それまでのように時は流れ、季節は進みました。
日は短くなり、トンボが飛び交い、林檎の実が赤くなりました。
そして今また世界には戦争や経済危機など、危機の兆しが広がっています。
だからマスコミと野党はまたここを先途と、人々の感情を煽り、禍々しい扇動に熱狂するでしょう。
だから愚かな人々は見事にそれに扇動されて愚かしい言動を続けるでしょう。
そしてもう安倍総理はいないのです。
だからこれからはワタシ達自身で、この愚かしい人々に負けず日本を守っていくしかありません。
ワタシ達は安倍総理の国葬で「アベを許さない」と言い続けた人間達の正体を見る事ができました。
だから「こんな人達」に負けてはイケナイのです。