頂いたコメントには今後、必ず返信します。
今日は妹と二人で、ペット霊園に行ってよもちゃんのお葬式をし、火葬し、お骨を拾ってきました。
それでよもちゃんは小さな骨壺に入って、ワタシの家に戻ってきました。
そしてまたワタシの傍にいてくれます。
昨日の14時半、よもちゃんが逝ってから、妹を待つ間、泣く事も悲しむ事もできず、ただただブログに自分の気持ちを書きました。
そしてそれを読んだ皆様のお気持ちを考える事もなくアップしてしまいました。
そのことで皆様にも大変辛い思いをさせた事を申し訳なく思います。
でもそれで皆様がワタシの気持ちを受け止め、そしてよもちゃんを温かい言葉で送ってくださった事で、本当に慰められました。
天国のよもちゃんもきっと大喜びしていると思います。
あれからワタシは一人で薔薇色の雲が次第に色あせ、闇に沈んでいくのを眺めていました。
窓の外が暗くなるころ、妹が来てくれました。
昨日もう吹雪は収まっていたのですが、それでそれまでの降雪で道が狭まり、札幌市内の道路は、どこも大変な渋滞だったそうです。
それでも来てくれたのですから、本当にありがたいです。
妹は綺麗な花束と、お弁当やワインを持ってきてくれました。 それで二人でよもちゃんのお通夜をしました。
それから沢山のお香典を持ってきてくれました。
妹は獣医さんの往診をお願いしたときに「往診代は自分が出すから、元気になるまでずうっと往診をお願いして」と言ってくれたのですが、ホントに二月分の治療費が全部出るほどのお香典でした。
そしてこの前のお見舞いと合わせると、よもちゃんの治療費も葬儀費用も大方妹が持ってくれたことになります。
ワタシはありがたく頂きました。
ベッドの上のよもちゃんは、ホントに可愛く、ワタシと妹がよもちゃんの話をしているのを聞いて、またニャーとなきそうでした。
妹は何度もよもちゃんを優しくなでてくれました。
よもちゃんと暮らし始めてから、ワタシは二度、入院しました。 最初の入院は10日ほどだったと思いますが、妹はその時は喜んでよもちゃんを預かってくれました。
妹はワタシ同様大の猫好きですから、よもちゃんの事をホントに可愛がってくれました。 ところがよもちゃんは散々悪さをして妹をてこずらせたうえ、その後、妹が我が家に来るとベッドの下に隠れると言う忘恩ぶりでした。
二度目は2016年です。 ワタシは自転車で転んで右足を骨折し、二か月も入院する羽目になりました。
二か月!!
しかも前に散々、迷惑を掛けられたのに!!
それでも妹はワタシが退院するまで二カ月間、よもちゃんの面倒を見てくれました。
よもちゃんは勿論その二か月間、外へ出たいとか好きな事を言って泣き喚き、妹を散々にてこずらせました。
でも最近はよもちゃんも忘恩的な態度を改めました。 そして妹が来ても逃げずに大人しく抱っこされたりするようになりました。
妹は以前の忘恩行為を責めるでもなく、よもちゃんをかわいがってくれました。
だから妹と二人でのお通夜によもちゃんも満足してくれたと思います。
こうやってお通夜の夜が明けると、ワタシは漸く霊園の予約を取る決心がつきました。
ここはワタシが夏に野菜を買いに行く無人販売所の近くで、札幌の街を見下ろす高台の神社です。
その神社が数年前からペット霊園を始めたのです。
ワタシはそれでよもちゃんの万一の時にはここにお願いしようと決めていました。
でもホントにその日が来てしまうと、一人では予約取る事ができなかったのです。
それから獣医さんが往診についての電話をくださいました。 ホントは今日は休診日なのに、昨日から早朝の往診を申し出てくださっていたのです。
ワタシはよもちゃんが昨日天国へ行ってしまった事を話て、往診をお断りしました。
明日は改めて病院にこれまでのお礼を言いに行こうと思っています。
こうやってよもちゃんを送る覚悟がついたので、ワタシは妹に留守を頼んでよもちゃんを送る花を買い足しに、近所の花屋さんに行きました。
久しぶりに外に出ると、とても明るく温かく、すっかり春の気配でした。
気がつけば二月だってもうあと何日も残っていないのです。
残念な事に花屋さんには、殆ど花がありませんでした。 ここは花束の配送などを本業にしている花屋さんらしく、切り花は殆ど置いていないのです。
それで今度は妹が、さらに遠くの花屋さんまで行って、今度はとても愛らし花を沢山買ってきてくれました。
こうやって二人午前中一杯よもちゃんを送る支度を続けました。
よもちゃんはその間、静かに眠っているようでした。
本当に愛らしくて、もう目を覚まさなくてもよいから、このままずうっといてほしいと思ってしまいました。
それで愛撫せずにはいられないのですが、毛皮の下の体が次第に冷たくなるのがわかり悲しかったです。
しかし午後1時過ぎ、霊園の車がお迎えに来てくれました。
神社の霊園ですから、神主さんの司式の神道のお葬式でした。
これはネコウヨだったよもちゃんにピッタリです。
だからよもちゃんも満足だったと思います。
そしてこれで最後のお別れになりました。 よもちゃんは妹が買ってきてくれた花に埋もれて旅立ちました。
葬儀から骨拾いまで、妹にホントに助けて貰いました。
ワタシは泣くばかりで役立たずでした。
そもそもワタシ一人なら、哀しくてよもちゃんのお骨も拾えなかったと思います。
火葬の間、外に出てみると、真っ白な手稲山が真正面に見えて、素晴らしい景観です。
霊園ではよもちゃんの卒塔婆を用意して祭ってくれるとのことですから、少し落ち着いたらまたここに来て、よもちゃんと二人でこの景色を見ようと思います。
よもちゃんはこうやって妹にも、またこのブログにアクセスしてくださった皆様にも、最後まで可愛がっていただきました。
そして真っ白な山の上の青空のかなたへと旅立ちました。
向こうではチコ様やミケちゃんやご隠居さん、パトカーさんや白様やモモちゃん達が待っていてくれます。 だからきっと淋しい事も辛い事もないと思います。
西野神社の二度の大吉は恐ろしい結果になったけれど、でも神様には感謝しています。
以前よもちゃんを自由にお外に出していた時、よもちゃんがなかなか帰ってこない時が何度もありました。
そういう時、ワタシはいつも半泣きで「神様!! 仏様!! どうかワタシによもさんを返してください。 いつの日か必ずよもさんとはお別れしなければならないでしょうが、でもその時はちゃんとよもさんを看取らせてください!! こうやってどこに行ったかもいわからないままのお別れなんて絶対に嫌です!!」と言って探し回りました。
すると神様はちゃんとよもちゃんを返してくれました。
それでワタシはこうしてよもちゃんを見送る事ができました。
神様、本当にありがとうございました。
そして最後にもう一度、皆様にお礼を言います。
本当にありがとうございました。