ワタシは英語ダメ子ですが、CNNのニュースを時々みます。
「テレビがやらないニュース」さんのところで、ニコ動のCNNの翻訳版の動画をアップしてくれるのです。
しかし酷いですね。
アメリカの生の報道という事で、見ていたのですが、トランプ大統領叩きがドンドンひどくなってきて、どんなニュースでもひたすらトランプ大統領叩きに持って行くのです。
それがあまりに露骨で聞いていて気分が悪いです。
トランプ大統領はアメリカの大統領だから、ワタシには関係ない話ではあるのですが、しかしひたすら悪意を持って人の悪口を言い続けるのを聞くって、気分悪いじゃないですか?
日本のマスゴミの安倍叩きも酷いけれど、CNNはもっとひどい感じです。
それにしてもこのアメリカの一部の人達の反トランプ感情って、本当に理解不能です。
ワタシが初めてこれに驚いたのは、実はトランプ大統領が就任した直後、you tubeでテレビ番組を見ていて、ケビン・メアと宮家邦彦の発言を見たときです。(別々の番組だったと記憶していますが)
トランプ大統領就任直後ですし、二人とも外交問題の専門家として番組に出ていたので、当然トランプ大統領の外交についての意見を求められたのですが、すると二人ともそれまでの冷静な外交評論家口調がコロリと変わって、トランプ大統領への侮蔑と嫌悪が丸出しで、まるで幼児かDQN女が「何であんな奴のこと聞くんだよ? アイツは馬鹿で悪党に決まってるだろう?」でも言っているようでした。
ワタシはこれには本当に驚きました。
だって二人とも、外交評論家として出演したわけだし、ケビン・メアはもともとアメリカ人の政府高官、宮家邦彦も元外交官です。
そういう立場の人が、こんな風にミットモナク感情剥き出しで、自国・一番大事な同盟国の大統領への侮蔑と嫌悪を剥き出しにするなんて・・・・・。
そもそもこんな風に感情剥き出しにしてしまったら、幾ら合理的な話をしても、言ってる事に説得力がなくなるでしょう?
そんなことはこの二人なら、十分自覚できるはずでしょう?
ところが二人は自分の感情に圧倒されたのか、その後トランプ大統領への嫌悪と侮蔑剥き出しの口調で話しをつづけたのです。
CNNの報道はこの感情が完全に固定化している感じで、報道の内容以前に彼等のトランプ大統領への憎悪が溢れ出しているのです。
こうなると聞いている方としては、話半分どころか10分の1にしてもダメで「どうせコイツラ、トランプ大統領が大嫌いなのだから、トランプ大統領のやったことを悪く言う為に、こういう事を言ってるんだろう。」という感覚で聞くしかありません。
ワタシの昔の友達に、会えば必ずお姉さんの悪口を言う人がいました。 ワタシは最初は同情していたのですが、しかしあまりに執拗に悪口ばかり言うので、これは少しオカシイのでは?と思い始めました。
そして彼女と付き合うのがだんだんイヤになり、ついに友達付き合いをやめてしまいました。
彼女は根は善良で無邪気な人だったのですが、しかしとても裕福な家庭でお母さまから溺愛されて育ったので、世間知らずのお嬢様の典型でした。
だから中年を過ぎてもこういう幼稚な面があったのです。
しかしねえ・・・・。
宮家邦彦やケビン・メアは、このレベルの人じゃないでしょう?
ましてCNNは個人でなないのです。 いくら民主党支持のリベラルメディアとはいえ、報道機関なのですから、感情剥き出しで、特定の政治家への嫌悪と侮蔑の連発を続け、それがドンドンエスカレートするばかりって・・・・・。
もうどう考えても尋常じゃありません。
そんなことをやっているから視聴率がドンドン落ちるんでしょう?
しかしトランプ大統領ってなんでここまで嫌われるんでしょうね?
ワタシには全然わかりません。
そりゃ就任直後は政府高官を次々とクビにしたり、習近平や金正恩に異様に近づいたり、何をやっているんだか?と思われる事もあったけれど、しかし全体としてみればむしろ極めて合理的な外交をやっているでしょう?
習近平や金正恩とも、話し合いの努力はきちんとする。
自分で会って、相手と直接話、和解の糸口は探す。
でもそれでダメだと分かったら、アメリカと自由と民主主義を守る為に必要な対応をとる。
これってすごくマトモな外交でしょう?
これはケビン・メアや宮家邦彦などの立場からしても、文句のない外交ではないのですか?
そして経済についてはこのコロナパンデミック以前までは、文字通りの絶好調でしたし、コロナパンデミックで最悪化した後の対応もまた神業のような迅速さで、その為株価などすでに殆どパンデミック前に戻っているのです。
コロナパンデミックでは大量の死者を出していますが、しかしこの大半がNY州など反トランプ州知事の州からでしょう?
だったら何が悪いんでしょうか?
勿論、民主主義国家ですから、大統領の批判は自由です。
そしてトランプ大統領だって神様ではないので、すべての政策を完璧にやったわけでもありません。
でも習近平のようにウィグル人のジェノサイトをやっているわけでもなければ、金正恩のように拉致被害者を拘束し続けているわけでもないのです。
しかしそういう現実とは別には、とにかく「トランプ嫌い!!」「やる事なすこと許せない!!」レベルの嫌悪が今もアメリカにも、そしてアメリカの世論に同調する日本の「識者」にも溢れているようです。
そしてトランプ大統領の発言をすべて曲解して、ネチネチと誹謗中傷し続けているのです。
一体これは何でしょうか?
実は今、ベヒモスさんがアメリカの政界・官界の反トランプ活動について、詳細で長大なエントリーを続けてくださっています。
これがまあオバマ元大統領からFBIや検察や大物裁判官までがぐるになっての、トランプ潰しの為の「疑惑でっち上げ」、アメリカ版「モリカケ桜」なのですが、しかし関っている連中のレベルが日本の前川喜平とか朝日新聞などとはレベルが違っているので、ホントにすごいスケールです。
それでも潰せないのがトランプ大統領なのだから、逆に言えばトランプ大統領って汚職とか職権乱用と言った「犯罪」からは、完璧に程遠い人、アメリカ史上最も清廉潔白で公正無私の大統領なのでしょう。
それではなんで彼等は、このような大統領をこれほど憎悪するのでしょうか?
この点をベヒモスさんにお伺いしたら、こんなコメントを頂きました。
この『病』は『TDS (=Trump Derangement Syndrome /トランプ錯乱症候群』と呼ばれています。トラちゃんが絡むと、全ての礼儀も常識も完全に忘れ去られ、発狂したかのようにトラちゃんを非難しまくる。そしてその狂人ぶりに、理不尽さと無責任な本性を暴かれてしまうのです。(笑)
トラちゃんはビジネス界からですし、しかも元はお父さんから受け継いだ建築屋さんでした。話によれば、昔トラちゃんは建設現場で働く肉体労働者の人達と飯を食う方が、同僚たるホワイトカラーのお偉いさん達との食事より、よっぽど楽しかったようです。自分もお偉いさん達の一人なんですが、自分と同じ階級の人達とは馬が合わなかったようです。
『沼地』の人々は、経済力から言えば、トラちゃんと同じ階級でしょうが、彼らはほとんどが現場を知らない(⬅︎見下している)人々です。政治の世界にどっぷりと浸かって、それ以外の世界を知らない人々とも言えるでしょう。バイデンもヒラリーも40〜50年近く政治ばかりやっている人達ですから、『沼地』以外の世界を知らないと言っても過言ではない。そして、、、ここは個人的な経験からも言えるんですが、、、欧米のエリートは、自分が知らない事や、自分が知らない事を知っている人を、無視するか、見下す傾向があります。いや、見下すと言うより、こき下ろす!と言う感じです。自分が知らない世界がある事への恐れが『侮蔑』と言う形で現れるのかな、、、と、以前から思うところがあったんです。
トラちゃんを前にすると、『沼地』の人々の多くは『自分の知らない世界』を目の前にした気になるのかもしれません。それを恐れるあまり、徹底的にこき下ろす方向に無意識で行ってしまうのかな、、、と、何となく感じています。でこのような大統領がこれほど憎まれるのでしょうか?
何と言ったものやら?
でもあの「エリート」達のトランプ大統領への、おおよそエリートらしからぬミットモナイ感情剥き出しの憎悪や侮蔑を見ていると、エリートならぬ人間には理解できない何かが彼等を動かしているとしか思えません。
逆に言えば、トランプ大統領がマスコミの努力も空しく支持率を維持しているのは、こうした「エリート」への嫌悪を共有する人々もまたアメリカには多いという事でしょうか?
それにしても自分達の優越性の理由を「知性」と「理性」に置くはずのエリートたちが、実は極めてレベルの低い感情に振り回されているのを見ると、人間って哀しいと思います。
因みに彼等は現在トランプ大統領を「レイシスト」にしようと必死なのですが、しかし人種差別の根源ってつまりはコイツラのトランプ大統領への嫌悪と侮蔑と同じ、論理では説明不能な人間感情から生まれるのです。
だったら人種差別をなくそうと思ったら、まずは自分の胸に手を当てて、自分がなぜどのようにトランプ大統領を憎み続けるのかを、じっくり考えるべきじゃないでしょうか?