ワタシはこのパンデミックが戦争を招くのでは?と大変不安です。
今アメリカの空母が4隻、この集近閉ウィルスの感染で動けなくなっています。
ワタシは軍オタではないので間違っているのかもしれませんが、米海軍は空母を11隻持っています。
そしてそれぞれ一隻の空母の周りをイージス艦や潜水艦など数十隻の軍艦が護衛する空母打撃軍と呼ばれる艦隊を作るのです。
これはものすごく強力な攻撃力と防衛力を持っているので、普通の国の全軍に相当します。
アメリカはこの空母打撃軍を11セット持っていて、3~4セットずつ3交代で、世界中の海を遊弋しています。
アメリカの制海権はこれによって守られているのです。
ところがこの空母のうち4隻が感染で動けなくなったという事は、アメリカの制海権確保の為の空母打撃軍の3交代勤務が不可能になっているという事です。
この感染について、空母セオドア・ルーズベルトの艦長が公表したことで、彼は軍事秘密を公表したとして更迭されました。
アメリカの空母の役割を考えると、空母での感染拡大、任務遂行が不可能になるという話は、ワタシのような全く低学歴ネトウヨから見ても、そりゃ重大な軍事機密でしょう。
しかし普通に考えれば空母に限らず軍艦で集近閉ウィルスの集団感染が起きるというのは、凄く当たり前の話でしょう?
だってダイアモンドプリセンス号の例を見れば明らかです。
あの船は密集・近接会話・閉鎖空間と言う集団感染三条件が完璧に揃った状態で16日間の豪華クルーズをやって、乗客乗員3700人中712人が感染するという大規模集団感染をやらかしたのです。
しかし空母に限らず軍艦は、密集・近接会話・閉鎖空間という条件は全く同じです。
それどころか乗員の居住空間と言うのは、豪華客船の乗客はるかに狭く、乗員のほとんどは個室ではなく複数が同室で、密集した生活を強いられるのです。
潜水艦なんて最悪でしょう?
しかも豪華クルーズ船の航海は2週間が標準ですが、軍艦の航海は、それよりはるかに長いのが普通です。
これだと乗員に一人でも感染者が乗り込めばアウトです。
しかし本国や寄港地で、感染が蔓延すれば、乗員の感染阻止は非常に難しくなります。
こうなると軍艦での乗員の感染を阻止する方法は、当面、食料や燃料を補給するだけで、本国や寄港地の感染が終息するまで、乗員は一切上陸せず海上勤務を続けるぐらしか方法がありません。
しかし空母は陸上の基地と空母を航空機が行き来する事が前提で運用するので、それでも感染阻止は難しいのです。
けれどもそもそもアメリカ海軍艦艇で感染が起きたのは空母だけなのでしょうか?
例えば原子力潜水艦などどうなっているのでしょうか?
潜水艦で感染が起きたら、一旦は乗員を全部上陸させて、隔離し、艦内は徹底的に消毒する以外に方法はないでしょう?
だって潜水艦では個室なんかないのですから、艦内隔離なんて方法は最初からあり得ないのです。
しかしアメリカの核抑止力と言うのは、原子力潜水艦が常に海底に潜んで、アメリカ本土が核攻撃されたらいつでも報復できるという事で成り立っているのです。
ではその原子力潜水艦内で感染が起きたら?
勿論、この軍艦の中で感染が起きても、大量の死者が出るような事はないでしょう。
だってこのウィルスでの死者のほとんどは高齢者や既往症のある人です。
ダイアモンドプリンセス号のように完璧な医療が受けられた場合でも、死者は全て80歳前後ですが、イタリアのように医療崩壊が起きた国でも、死者の95%が80歳以上なのです。
しかし軍艦の乗員には、そんな高齢者も既往症のある人もいないので、殆どの人は感染しても重症化せずに終わるでしょう。
それでもセオドア・ルーズベルトからは死者が出てしまいました。
セオドア・ルーズベルトのような空母なら、ICUなど一般病院並みの設備もあったはずなのに・・・・。
こうなると民主主義国家の軍隊としては、このパンデミックを無視して通常の軍事行動をとり続けるわけにはいかないのです。
こうした米軍の足元を見て、中国はひたすら火事場泥棒に励んでいます。
勿論火元の中国軍だって感染が起きているとは思いますが、しかし中国南部での感染は殆ど問題になっていないようです。
それ以前にあの国は人権無視国家なので、軍艦内の感染で大量死が起きても、それで軍事行動が不能になっても、水兵の反乱でもならない限りは隠蔽しとおすでしょう?
そして隠蔽できる限り、軍事行動は通常通り続けるでしょう。
だからアメリカが国内と海軍でのパンデミックの対応に追われる中、中国は南沙諸島と西沙諸島に軍管区を設定したし、尖閣諸島への侵入は一時も休まず続けているし、空軍機の領空侵犯の増えているので、自衛隊機のスクランブルの5割増しになっています。
どう考えても、米軍が普段通りには動けない事を見澄まして、最低でもアメリカのパンデミック終息までに盗れるものは盗っておこうとしているのでしょう。
こういう中国の動きを見れば、トランプ大統領が中国に喧嘩を売り続けるのもわかります。
またアメリカ国内外で中国へのパンデミックの損害賠償訴訟が続くのもわかります。
オマイ、自分がうつした病気でふざけた事しくさって!!
そんなことをしてたら、オマイの持ってる米国債を紙くずにしてくれるぞ!!
中国と言う国はこれまでも国際信用がなく。それどころか国内中国人も自国政府も通貨も信用してないのです。
そして中国は貿易立国です。
マスク(世界のマスクの半分は元来中国製)や防護服など軽工業製品から、スマホまで色々作って海外に輸出し、それで食料や石油を買っていたのです。
現在の中国は食糧もエネルギーも自給できません。
また国内市場が貧弱なので、工業製品の輸出が止まると、経済が破綻します。
そういう経済で中国経済と、中国の通貨「元」の信用の根源になっているのは、中国政府が保有する米国債でした。
中国はこの米国債の保有率が世界一でしたが、このところ随分減って、今一位は日本です。
それでもまだ十二分な保有量を誇り、元と言う通貨は「米国債本位制」を維持できているのです。
ところでこの米国債って、アメリカ政府がアメリカに敵対すると認定した相手の保有分はチャラにできるという条件が付いているんですよね。
それに米国債って昔の株券や借金の証文のような紙製の証書もなく、アメリカ側で電子的に登録されているだけの物なのです。
だから今回のパンデミックの件で中国に賠償請求をする訴訟で原告が勝てば、中国が保有する米国債を差し押さえて現金化する事は十分可能です。
それにアメリカが中国を敵国認定すれば、全額チャラになってしまいます。
こうなると中国は「元」の信任を喪ってしまいます。
勿論こんな事をすれば米国債の信用だって棄損しますが、しかしアメリカの怒りに世界中が同調していればその棄損だって最小限で済むでしょう?
中国なんかのさばらせてなものか!!
アメリカよくやった!!
中国の米国債なんか紙屑にしろ!!
こういう国際世論が世界の主流になれば、アメリカとしてはしめたものでしょう?
中国保有の米国債をチャラにすれば、アメリカの「借金」の相当部分が消えますから、今回の感染対策の為の大盤振舞で、財政赤字がいくら膨らんでもヘイチャラです。
しかしこれは中国には悪夢です。
それでなくても今回のパンデミックの件で、世界中が中国への不信を強め、中国に置いたサプライチェーンの引き上げも出てきました。
そりゃマスク一つとってもわかるけれど、絶対必要な時に、輸出を止められるのでは、多少安いからって中国製に頼るわけにはいきません。
こうなるともう中国経済は今後ボコボコになります。
つまり中国は現在、経済的に追い詰められて、しかも軍事的には攻勢にでる事が可能な状況なのです。
これって凄く怖いですよね。
だって中国は平和国家ではないのです。
中国共産党政権は「銃口から生まれた」政権なのです。
そういう政権がこの状況を大人しく受け入れて、ボコボコにされたままでいるとも思えません。
アメリカだって中国だって、これで本当に戦争をしたいとは思っていないにせよ、こういう状況では何が起きるかわかりません。
更に今年は世界的に天候不順のようです。
札幌もこの一週間凄く寒く陰気な日が続き、雪まで降りました。
これは感染防止にはよいのですが、しかし農作物は大丈夫なのでしょうか?
実際、今後の食料不足を警告する話はイロイロ出てきました。
パンデミック、食料不足、軍事バランスの崩壊、そして経済の悪化。
これだけ材料が揃えば、これがいつ戦争に発展しても不思議はないでしょう?
ワタシはだから非常に不安です。
でも不安を感じているのはワタシだけではないのでは?
今日本で一番忙しいのは、保健所と厚労省だと思うけれど、でも実は防衛相と自衛隊だって大変なのでは?