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2020-04-27 13:39

戦争の予感

 ワタシはこのパンデミックが戦争を招くのでは?と大変不安です。

 今アメリカの空母が4隻、この集近閉ウィルスの感染で動けなくなっています。
 ワタシは軍オタではないので間違っているのかもしれませんが、米海軍は空母を11隻持っています。
 
 そしてそれぞれ一隻の空母の周りをイージス艦や潜水艦など数十隻の軍艦が護衛する空母打撃軍と呼ばれる艦隊を作るのです。
 これはものすごく強力な攻撃力と防衛力を持っているので、普通の国の全軍に相当します。
 
 アメリカはこの空母打撃軍を11セット持っていて、3~4セットずつ3交代で、世界中の海を遊弋しています。
 
 アメリカの制海権はこれによって守られているのです。

 ところがこの空母のうち4隻が感染で動けなくなったという事は、アメリカの制海権確保の為の空母打撃軍の3交代勤務が不可能になっているという事です。

 この感染について、空母セオドア・ルーズベルトの艦長が公表したことで、彼は軍事秘密を公表したとして更迭されました。

 アメリカの空母の役割を考えると、空母での感染拡大、任務遂行が不可能になるという話は、ワタシのような全く低学歴ネトウヨから見ても、そりゃ重大な軍事機密でしょう。

 しかし普通に考えれば空母に限らず軍艦で集近閉ウィルスの集団感染が起きるというのは、凄く当たり前の話でしょう?
 だってダイアモンドプリセンス号の例を見れば明らかです。

 あの船は密集・近接会話・閉鎖空間と言う集団感染三条件が完璧に揃った状態で16日間の豪華クルーズをやって、乗客乗員3700人中712人が感染するという大規模集団感染をやらかしたのです。

 しかし空母に限らず軍艦は、密集・近接会話・閉鎖空間という条件は全く同じです。
 それどころか乗員の居住空間と言うのは、豪華客船の乗客はるかに狭く、乗員のほとんどは個室ではなく複数が同室で、密集した生活を強いられるのです。

 潜水艦なんて最悪でしょう?

 しかも豪華クルーズ船の航海は2週間が標準ですが、軍艦の航海は、それよりはるかに長いのが普通です。

 これだと乗員に一人でも感染者が乗り込めばアウトです。
 しかし本国や寄港地で、感染が蔓延すれば、乗員の感染阻止は非常に難しくなります。
 
 こうなると軍艦での乗員の感染を阻止する方法は、当面、食料や燃料を補給するだけで、本国や寄港地の感染が終息するまで、乗員は一切上陸せず海上勤務を続けるぐらしか方法がありません。
 
 しかし空母は陸上の基地と空母を航空機が行き来する事が前提で運用するので、それでも感染阻止は難しいのです。

 けれどもそもそもアメリカ海軍艦艇で感染が起きたのは空母だけなのでしょうか?
 例えば原子力潜水艦などどうなっているのでしょうか?

 潜水艦で感染が起きたら、一旦は乗員を全部上陸させて、隔離し、艦内は徹底的に消毒する以外に方法はないでしょう?
 だって潜水艦では個室なんかないのですから、艦内隔離なんて方法は最初からあり得ないのです。

 しかしアメリカの核抑止力と言うのは、原子力潜水艦が常に海底に潜んで、アメリカ本土が核攻撃されたらいつでも報復できるという事で成り立っているのです。

 ではその原子力潜水艦内で感染が起きたら?
 
 勿論、この軍艦の中で感染が起きても、大量の死者が出るような事はないでしょう。
 だってこのウィルスでの死者のほとんどは高齢者や既往症のある人です。

 ダイアモンドプリンセス号のように完璧な医療が受けられた場合でも、死者は全て80歳前後ですが、イタリアのように医療崩壊が起きた国でも、死者の95%が80歳以上なのです。

 しかし軍艦の乗員には、そんな高齢者も既往症のある人もいないので、殆どの人は感染しても重症化せずに終わるでしょう。

 それでもセオドア・ルーズベルトからは死者が出てしまいました。
 セオドア・ルーズベルトのような空母なら、ICUなど一般病院並みの設備もあったはずなのに・・・・。

 こうなると民主主義国家の軍隊としては、このパンデミックを無視して通常の軍事行動をとり続けるわけにはいかないのです。

 こうした米軍の足元を見て、中国はひたすら火事場泥棒に励んでいます。

 勿論火元の中国軍だって感染が起きているとは思いますが、しかし中国南部での感染は殆ど問題になっていないようです。
 
 それ以前にあの国は人権無視国家なので、軍艦内の感染で大量死が起きても、それで軍事行動が不能になっても、水兵の反乱でもならない限りは隠蔽しとおすでしょう?  
 そして隠蔽できる限り、軍事行動は通常通り続けるでしょう。
 
 だからアメリカが国内と海軍でのパンデミックの対応に追われる中、中国は南沙諸島と西沙諸島に軍管区を設定したし、尖閣諸島への侵入は一時も休まず続けているし、空軍機の領空侵犯の増えているので、自衛隊機のスクランブルの5割増しになっています。

 どう考えても、米軍が普段通りには動けない事を見澄まして、最低でもアメリカのパンデミック終息までに盗れるものは盗っておこうとしているのでしょう。

 こういう中国の動きを見れば、トランプ大統領が中国に喧嘩を売り続けるのもわかります。
 またアメリカ国内外で中国へのパンデミックの損害賠償訴訟が続くのもわかります。

 オマイ、自分がうつした病気でふざけた事しくさって!!
 そんなことをしてたら、オマイの持ってる米国債を紙くずにしてくれるぞ!!

 中国と言う国はこれまでも国際信用がなく。それどころか国内中国人も自国政府も通貨も信用してないのです。
 そして中国は貿易立国です。
 マスク(世界のマスクの半分は元来中国製)や防護服など軽工業製品から、スマホまで色々作って海外に輸出し、それで食料や石油を買っていたのです。

 現在の中国は食糧もエネルギーも自給できません。 
 また国内市場が貧弱なので、工業製品の輸出が止まると、経済が破綻します。

 そういう経済で中国経済と、中国の通貨「元」の信用の根源になっているのは、中国政府が保有する米国債でした。

 中国はこの米国債の保有率が世界一でしたが、このところ随分減って、今一位は日本です。
 それでもまだ十二分な保有量を誇り、元と言う通貨は「米国債本位制」を維持できているのです。

 ところでこの米国債って、アメリカ政府がアメリカに敵対すると認定した相手の保有分はチャラにできるという条件が付いているんですよね。
 それに米国債って昔の株券や借金の証文のような紙製の証書もなく、アメリカ側で電子的に登録されているだけの物なのです。

 だから今回のパンデミックの件で中国に賠償請求をする訴訟で原告が勝てば、中国が保有する米国債を差し押さえて現金化する事は十分可能です。
 それにアメリカが中国を敵国認定すれば、全額チャラになってしまいます。

 こうなると中国は「元」の信任を喪ってしまいます。

 勿論こんな事をすれば米国債の信用だって棄損しますが、しかしアメリカの怒りに世界中が同調していればその棄損だって最小限で済むでしょう?

 中国なんかのさばらせてなものか!!
 アメリカよくやった!!
 中国の米国債なんか紙屑にしろ!!

 こういう国際世論が世界の主流になれば、アメリカとしてはしめたものでしょう?
 
 中国保有の米国債をチャラにすれば、アメリカの「借金」の相当部分が消えますから、今回の感染対策の為の大盤振舞で、財政赤字がいくら膨らんでもヘイチャラです。

 しかしこれは中国には悪夢です。
 それでなくても今回のパンデミックの件で、世界中が中国への不信を強め、中国に置いたサプライチェーンの引き上げも出てきました。
 
 そりゃマスク一つとってもわかるけれど、絶対必要な時に、輸出を止められるのでは、多少安いからって中国製に頼るわけにはいきません。

 こうなるともう中国経済は今後ボコボコになります。

 つまり中国は現在、経済的に追い詰められて、しかも軍事的には攻勢にでる事が可能な状況なのです。

 これって凄く怖いですよね。
 
 だって中国は平和国家ではないのです。
 中国共産党政権は「銃口から生まれた」政権なのです。

 そういう政権がこの状況を大人しく受け入れて、ボコボコにされたままでいるとも思えません。

 アメリカだって中国だって、これで本当に戦争をしたいとは思っていないにせよ、こういう状況では何が起きるかわかりません。

 更に今年は世界的に天候不順のようです。
 札幌もこの一週間凄く寒く陰気な日が続き、雪まで降りました。

 これは感染防止にはよいのですが、しかし農作物は大丈夫なのでしょうか?

 実際、今後の食料不足を警告する話はイロイロ出てきました。

 パンデミック、食料不足、軍事バランスの崩壊、そして経済の悪化。

 これだけ材料が揃えば、これがいつ戦争に発展しても不思議はないでしょう?

 ワタシはだから非常に不安です。

 でも不安を感じているのはワタシだけではないのでは?

 今日本で一番忙しいのは、保健所と厚労省だと思うけれど、でも実は防衛相と自衛隊だって大変なのでは?
  1. 習近平ウィルス
  2. TB(0)
  3. CM(28)

2020-04-26 12:20

4日待たされたから死んだ?

 相変わらず検査推進派が必死にデマを飛ばしています。
 例えばこれは「WHOの方からきました」渋谷健司氏の発言です。

  だが、発熱しながら自宅待機をしている間に容体が急変し亡くなった女優・岡江久美子さんのケースがきっかけの1つとなり、国内ではその方針に対して、大きな疑念が湧き上がっている。

 ??
 岡江久美子さんの病状については色々報道されていますが、大体皆これで一致しています。
 
関係者によると、今月3日発熱し、医者からは4〜5日様子をみるように言われていたが、6日に容体が急変したという。そのため、都内の病院に救急搬送されて入院した、すぐにICUで治療を受け、人工呼吸器を装着。PCR検査を受け、新型コロナウイルスの感染が確認された。昨年末に初期の乳がんの手術を受け、1月末から2月半ばまで放射線治療を受けたという。関係者は、免疫力が低下していたのが重症化した原因ではないかと推測した。

 しかしこれをどう読んでも国の方針により自宅待機をしたとは読めません。

 国の方針の「発熱しながらの自宅待機」とは、以下の通りです。

 若くて健康な人は37.5℃以上の熱が4日間続いた後で、保健所に電話をして相談し、コロナ感染が疑われる場合は、保健所の指示によりPCR検査を受ける。
 但し高齢者は既往症のある人の場合は、2日で保健所に相談。

 因みにこれはあくまでコロナウィルスの感染を疑う場合で、それ以外の体調不良や発熱で、病院を受診する事には制限はありません。
 
 強いて病院受診への制限があると言うなら、発熱の原因がコロナだった場合には、受診した病院にコロナを持ち込む可能性があるので、慎重に考えてくださいと言う事です。

 ところで岡江さんの場合ですが、記事によると岡江さんは3日に発熱し、医師から4~5日様子を見るように指示されたのですが、6日に容体が急変したので救急搬送されています。
 そしてそこでICUに入るとともにPCR検査を受けてい陽性になっています。

 また岡江さんは昨年末乳癌の手術を受けて、1月から2月末まで放射線治療を受けました。
 おそらく制癌剤も使用していたでしょう。
 年齢も63歳で、若いとも言えません。

 こういう状態の人は、国の指針に従っても発熱後2日待てばよいのです。

 しかし岡江さんは3日に発熱後、医師の指示に従い「4~5日様子を見る」ことにしたのですが、6日に容体が急変して救急搬送されました。
 そこで直ぐにICUに入り、PCR検査を受けて、陽性になっています。

 この医師って誰でしょうか?
 少なくとも国は関係ありません。

 保健所でPCR検査の相談を受けるのは医師じゃないです。

 この医師はおそらく岡江さんの主治医ではないですか?
 
 岡江さんは放射線治療が終わったばかりですから、体調が悪くなればまずはこの影響を考えるでしょう。
 そしてかかりつけの医師に相談したのではありませんか?
 信頼できる医師がいるなら、直ぐに保健所に電話する必要はないのです。

 また医師もまたまずは放射線治療の影響を心配します。
 だから医師も「4~5日様子を見ましょう。」と言う指示を出したのです。

 しかし6日に容体が急変したので救急搬送されて、直ぐにICUに入り人工呼吸器を使い、PCR検査を受けて、陽性になり、そして23日に亡くなりました。

 この病気では、いきなり容体が急変する例は多いのだそうですから、素早い対応が必要と言うのはわかりますが、岡江さんの場合容体の急変は発熱3日後であり、即日入院しICUに入っている所を見ると、「国の方針で待機したら死んだ」と言う事にはなりません。

 そもそも彼女は6日に入院して亡くなったのは23日です。
 それまで17日間医師達は彼女を助けようと手を尽くしていたのです。
 
 これで熱の出た当日3日にPCR検査を受けていたら助かった何てことになるのでしょうか?
 そもそもこの武漢肺炎には対症療法以外の治療法はないのです。

 因みに志村健さんが亡くなった時も、ネットには「志村健さんが国の方針に従って4日待機したから死んだ」と言う書き込みがたくさんでていました。

 しかし志村さんの場合も、かかりつけの医師の指示で数日様子を見た後、入院・治療を受け、その入院先でPCRを受けているのです。
 志村さんも70歳の高齢で、しかもこれまでにいろいろな病気をしていたので、いつでも相談できる主治医がいたのです。
 
 志村さんも岡江さんも有名人ですから、それなりに優秀な主治医だったのでしょうし、普通に考えれば体調に異変が起きればまずは保健所なんかより自分の主治医に相談するのは当然でしょう?

 それではこの主治医たちが、判断を誤ったのでしょうか?

 志村さんの主治医は「もっと早く病院に搬送していれば」と後悔されているようです。
 
 しかし熱の出る病気なんかコロナ以外にいくらでもあるわけで、主治医の判断で数日様子を見る事が、間違った判断と言うわけにもいかないでしょう?
 
 と言うより熱が出て1~2日で「検査しろ!」「入院しろ!!」という方が異常なのです。

 熱の出る病気は武漢肺炎以外にも実にイロイロあります。
 その中にはもっと致死性の高い恐ろしい病気もたくさんあります。
 それでも発熱初日に「検査しろ!!」「入院しろ!」なんてことになるんですか?

 しかしこんな事を言ってパニックを煽る人間もいます。

欧州ESPMH(医療哲学学会)会員 澤田愛子氏
https://twitter.com/aiko33151709/status/1253350451430465538?s=21
37.5度以上の熱発があっても4日間は待てが政府と政府専門家会議の指示だった。が、この指令で既に何人の尊い命が失われたことか。手遅れになってからPCRをしてては助かる命も助からない。政権も政府御用専門家達もまだこの方針を捨てぬのか。間違いでは?熱発段階ですぐに受診しPCR検査をするべきだ。

 ??
 
 それで4日間待って死んだ人っているのでしょうか?
 そもそも「4日間待て」は、若年で健康な人ですが、死者のほとんどは60代以上、圧倒的多数は80代です。

 そして再度書きますが、高齢者や既往症のある人の場合は2日待てばよいし、また一般病院に行くのは無問題なのです。

 それを「4日間待て」だけを強調して、高齢者や既往症のある人たちまでが4日間待たなければならないように誤解させるのは極めて悪質です。
 
 コイツラ、岡江さんや、志村さんのようのような既往症のある高齢者を殺したいのでしょうか?

 因みにイギリスなど38.5℃以上の熱が7日間続いてからでないとPCR検査は受けれれません。

 そもそもPCR検査を受けても命が助かるわけではありません。
 だってただの検査ですから。

 これは歯科検診を受けても虫歯は治らないし、癌検診を受けても癌は治らないのと同じです。
 それでも虫歯も癌も、治療法があるのですが、しかしこの新型コロナウィルスには治療法はありません。
 だから武漢肺炎には早期発見・早期治療の原則は当てはまらないのです。

 勿論、現在アビガンなど有望な薬が出てきましたが、しかし確実に誰にでも効くという程でもないようです。

 そういう状況で、こうやって無責任に検査を煽るって一体何でしょうね?

 これをやる連中は、大量の人から検体を取る検査官と、その膨大な検体を処理する設備と検査技師をどこから集めるのか?その手段を示すべきでしょう? 
  1. 習近平ウィルス
  2. TB(0)
  3. CM(33)

2020-04-23 18:22

巨大タケノコと数の子入りニシンと雪

 先週末、スーパーに行くと巨大なタケノコがありました。 
 このサイズで980円でした。

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 タケノコはワタシの大好物なので、喜んで買って帰りましたが、料理をすると大鍋一杯になりまし
た。
 なんて幸せ!!
 しかし幸せはその後も続きました。
 日曜日(4月19日)は、素晴らしい快晴で、しかもこれまでの寒さが嘘のような温かい日よりだったのです。

 よもさん、わたし宮の丘公園に行くからお留守番してよ。

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 しょうがないわね。
 それじゃ集近閉と羆に気を付けてね。

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 しかしよもさんの忠告はナンセンスではありませんか?
 だって集近閉と羆は両立しません。
 集近閉のところに羆が出るわけもないのですから。

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 しかし宮の丘公園の芝生広場は結構な人出でした。
 ここは普段は犬の散歩をする人ぐらいしか来ないので、広い広い芝生に人間は数人なのですが、でもさすがにこの日は、百人弱程もの人がいました。

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 で、でもこれだけ広い所に百人程度なら集近閉ともいえまい・・・・・。
 しかし人出は人出なので、ここは避けて林の中に入る事にしました。

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 林の中の道は雪こそ殆ど溶けているものの、まだ枯葉が積もるばりです。

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 それでも地面に目を凝らすと、ナニワヅの花が咲いていました。
 ナニワヅが咲いているなら、エンレイソウだって・・・・。

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 あった!!
 でもまだ花は固い蕾です。

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 蕾をつけたばかりのエンレイソウは全体が5センチ足らずで、痛々しい程に可憐です。

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 木々はまだ丸裸で、林の中はとても明るいです。

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 木々が葉を茂らせる前の早春の林は、地面までお日様の光が届くので、エンレイソウやエゾエンゴサクなどの春の妖精達も花開くことができるのです。

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 野生の福寿草です。
 本当に愛らしい!!

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 そしてカタクリ。

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 おお、このエンレイソウは咲いているではありませんか? 

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 林の中の池には水芭蕉も咲いていました。

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 随分寒い日が続いたのに頑張って咲くのですね。
 しかしもう日が傾いてきました。
 
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 林の中はさすがに人が少なくて集近閉の心配はないのですが、羆が・・・・・。
 ここは例年夏になると羆が出るのです。
 この数年来、夏は羆の出没で閉鎖されました。
 というわけでこの辺で帰ります。

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 芝生の広場に出る直前に、小鳥の声がするので必死に写真を撮りました。 
 しかし安物のデジカメではこれが限界でした。
 芝生の広場では、まだ結構大勢の人と犬が遊んでいました

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 お~い!!
 いい事を教えてやるよ。

 いい事って何?

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 帰りに激安店に寄りなよ、いい事あるから。

 ホント?
 
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 ホントだよ。
 絶対に寄りなよ。

 というわけでワタシは激安店に寄りました。 
 するとニシンが4匹で100円!!

 30cm足らずの小さなニシンですが、4匹100円は安いです。
 ところが料理を初めてビックリ!!

 何と4匹中3匹が数の子を抱えていたのです。
 そりゃニシンが数の子を抱えているのは当然と言えば当然ですが、しかし一匹25円が数の子を抱えているなんて・・・・・。

 というわけで目下この数の子を塩漬け中です。
 
 超巨大タケノコの次は数の子入りニシン、何という幸せ!!!
 尤もいい事ばかりが続くわけもなく、この翌日から天候が崩れて、また寒くなりました。
 そして今日は雪です。 

 その上タイチョウ殿もすっかり不機嫌になり、その後数日ヘタレていました。
 いくら何でもそんなに良い事ばかりが続くわけもないのです。
  1. 札幌の四季
  2. TB(0)
  3. CM(17)

2020-04-22 13:56

PCR検査推進報道の怪 BBCのフェイクニュース

 先日こんな奇妙な記事を拾いました。
 4月19日のBBCの記事です。

 長文なので全部貼りませんが、興味のある方はリンク先で見てください。

 一度は封じ込めに成功したものの……北海道から学べること、新型ウイルス第2波を受けて

 記事の前半では、北海道これまではクラスター追跡による感染防止により、第一波の感染拡大防止には成功したことを紹介した事を紹介しています。

 ここまではその通りなのですが、しかしその後が奇妙なのです。

しかし、北海道の2つ目の教訓は、安心材料にはならない。
大邱でのアウトブレイクを受け、韓国政府は大規模な検査態勢を展開し、流行を追跡した。日本政府の対応は正反対だった。
日本で最初の感染者が出てから3カ月以上がたった現在でも、日本で検査を受けたのは人口のほんの数パーセントにすぎない。

 これ完全な嘘です。

 まず韓国が大邱のアウトブレイクの後、大規模な検査を行ったのは、大邱のアウトブレイクが大規模だったからです。
 大邱の集団感染の原因はカルト教団の集団礼拝でしたが、このカルト教団の信者は20万人いて、更に信者が他所の教団の礼拝に入り込んで礼拝するという事もしていたのです。

 だからここでできた超巨大クラスターの追跡をやる為には、膨大な検査をせざる得なかったのです。
 それで韓国の検査数は激増しました。

 幸い韓国には医療ベンチャー企業が多数あり、質はともかく数だけならこうしたベンチャー企業から検査キットを調達する事ができました。
 また徴兵制度のある国ですから、医学生を多数動員して、検査官や検査技師として使用する事も可能でした。

 それであのドライブスルー検査など、希望者には誰でも検査みたいなことも可能になりました。

 しかしそれでも検査を受けたのは、韓国の総人口の1.1%程度です。

 このサイトの表の一番左端が、人口100万人当たりのテスト件数です。
 
 COVID-19 Coronavirus Pandemic

 ここで見る限り、韓国は人口100万人当たり11138人ですから、パーセンテージでは1.1%にしかなりません。
 それでも日本は人口100万人当たりで985人ですから、0.1%です。 
 だから韓国は日本の10倍はテストしている事になります。

 しかし人口1%強をテストする事で、感染者を炙り出し、感染拡大を封じ込める事などできるのでしょうか?

 そりゃ一つの国全体で、感染が特定の都市や地域だけに偏在しているのなら、その地域との交通を遮断した上で、住民を全員検査して感染者を隔離するなどすれば、一定の効果はあると思います。

 でもそれをやっても地域内での感染拡大防止も難しいでしょう。
 なぜならこのPCR検査と言うのは、感染者の3割ぐらいは、陰性になってしまうのです。 だから陽性になった人を全部隔離しても、陰性になった人から感染が広がるのです。

 それでもPCR検査が使われるのは、現在のところ、軽症者や無症状者の場合、PCR検査以外に感染の有無を確認する方法がないからです。

 逆にいうとテストを受けて、陰性になったからと言っても全然安心できないのです。

日本で検査を受けたのは人口のほんの数パーセントにすぎない。

 だからあ!!
 日本は0.1%弱しか検査してないんだよ。

 それにしても少し公開データを見たら誰でもわかる事なのに、BBCの記事がここまで低レベルだとは・・・・・。
 マジに今回のコロナ騒動で痛感したのが、マスコミのレベルの低さですが、低レベルである事にかけてはBBCも同類だったわけです。
 
 幻滅しました。

 因みに人口比で検査が多いのは、アイスランド12%、UEA8%、ルクセンブルグ5.6%など、裕福な小国です。
 ドイツやイタリアやアメリカなどの大国は概ね1~2%弱です。

 いずれにせよ、どの国も検査により「感染者を炙り出す」などと言う事のレベルではありません。

 しかも検査を盛大にやった国の多くは、死者もまた多い事です。

 感染者数だけが多いなら、それは検査を大量にやったことで軽症者や無症状者までが明るみに出た、擬陽性の人までが感染者としてカウントされていると解釈できますから、検査をやったこと自体に害はないはずです。

 しかし死者もまた非常に多いとなるとどう考えたらよいのでしょうか?

 例えば人口60万人のルクセンブルグは日本が緊急事態宣言をする頃までは、感染者数で連日日本と熾烈な競争をしていました。
 で、現在死者は78人ですが、これは人口比では日本の60倍に当たります。 

 人口60万人って、札幌市の3分の1、首都圏のベッドタウンみたいな所で、死者が78人も出ているわけですから、地獄でしょう?

 ルクセンブルグに限らず、ヨーロッパで感染爆発が始まった時から気になっていたのが、こうしたヨーロッパの小国です。

 ベルギー、オランダ、スイス、デンマーク、ノルウェー、スェーデンなどヨーロッパには、豊かな福祉国家として知られる小国が多数あります。
 
 こうした国々は皆豊かな小国であるが故でしょうが、感染爆発当初から盛大に検査をやって、それで感染者も非常に多いのですが、しかしそれに応じて死者数もまた非常に多いのです。

 ベルギーなんて1千1万人の人口で死者が5998人、人口百万人当たりでは518人が死んでおり、世界最悪です。

 豊かな福祉国家が、何で皆こんな風に全滅したのか?
 
 小国と雖も主権国家ですから、国境の封鎖等の処置はとりやすく、また豊な国ですから検査は勿論、医療体制も十分だったはずです。

 しかしそれが全滅したとなると、狭い地域内と雖もPCR検査の徹底で、感染者を炙り出し、それにより感染拡大を防止する事など不可能と考えざるを得ません。

 それどころか検査そのものに何か問題があったのでは?とさへ思えてきます。

 と、言うのはこうした検査大国は皆、自国内での感染が問題になると直ぐに「希望者全員に検査!!」と言う方針を出して、盛大に検査をやっています。

 しかしその直後からドンドン感染者が出てきたのです。
 しかも感染者の中から重症者や死者もどんどん出てきました。

 こ、こんなはずじゃなかった!!
 幾ら検査をしても、陽性になるのはほんの数名で、そいつらだけを隔離すれば、それで終わるはずだったのに・・・・・・。

 挙句に、多くの国が途中から入院中の重症者の検査をこなすのもやっとという状況に追い込まれています。

 マジにこれ一体どうなっていたんでしょうね?
 ワタシはこれホントに不思議なのです。

 しかしマスコミは今もひたすら「検査しろ!! 検査しろ!!」と喚き続けています。

 そして検査を煽る為に実在するかどうかもわからない自称葬儀屋のツィートをテレビで紹介して、「PCR検査を受けないで死んだ肺炎の死者は、コロナの死者として遺体を遺族に渡す事もなく火葬している」などと言う虚偽を報道しています。

 これに本職の葬儀社から怒りの声が上がっているのです。


 
 また自称WHO上級顧問の渋谷健司なる人物を出演させて、「日本のコロナ死者は政府発表の10倍いるはず」などと言わせています。
 このBBCの記事でも渋谷健司氏が何やら言っていますね。
 
 日本は変死者も肺炎の疑いがあれば全部PCR検査をして、武漢肺炎の死者としてカウントしています。 そのような変死者がこれまで11人いた事がわかっています。
 因みにこの変死者と言うのは、医師から見て死因のわからない死者と言う事で、医師の治療を受けずに死んだ場合は、基本変死者になります。

 しかし日本人のほとんどは生死にかかわるような重い病気になれば、殆どが入院します。
 そしてもし病院側が、武漢肺炎の患者を知らずに入院させしまえば、院内感染が起きて大変な事になるのは、これまでの病院での集団感染のニュースを見ていれば誰でもわかります。

 元来、日本の方針は、感染者の増減を見ながら、その数を精密に数式処理して、それにより国民の行動規制を厳しくしたり緩めたりして、社会的・経済的影響を最小限に留めながら感染拡大を阻止するという物です。
 
 一方、PCR検査と言うのは、その性質上感染確立が少ない集団に行うと、陽性になっても感染している確率が非常に低くなります。
 「検査を希望する」人達に無暗に検査をして、本当に感染している確率が10%以下の「感染者」がワラワラ出て来ては、この数式処理の意味がなくなります。



 またPCR検査そのものが検査官と検査技師に大変なリスクと労力を強いるものである事から、そうそう簡単に検査数を増やせるものでもないのです。

 この点については医師会が繰り返し、血の涙を流すような声明をだしています。

神奈川県医師会が、「不安をあおるメディア」に投げかける疑問 「医療現場の現実を、知ってもらいたいのです」

 だからこそ世界中どの国でも「検査を受けたのは人口のほんの数パーセントにすぎない。」のです。

 しかしそういう事実を無視してマスコミが繰り返しデマを報道して、執拗に「検査」を煽るのですから、実に異様な状況です。

 一体連中は何をしたいんでしょうか? 

 先日、散歩に出ると我が家の近くの銭湯に「コロナウィルス感染防止の為、21日から31日まで休業します」と言う貼り紙が出ていました。

 ここは実は天然温泉で、凄く気持ちが良いので、ワタシはいつもここを利用しています。
 それが当分休業となると、これで愈々、集近閉ウィルスがワタシのところにも迫ってきた事を実感しました。

 4月7日に安倍総理が緊急事態宣言をしたときは、マスコミはこぞって「遅い」「手遅れ」と煽りました。
 しかしあれからほぼ2週間弱、新規感染者はそれほど減ってもいませんが、増えてもいません。
 少なくとも感染爆発と言える状況ではありません。

 これは北海道も同様です。
 
 これは例えばNY州知事が3月7日に緊急事態宣言を出してから、一気に感染爆発が始まった事に比べれば大成功と言えます。

 しかし行動規制での感染拡大防止策と言うのは、実は感染速度を抑制できるだけで、それでウィルスが消滅するわけでも、感染力がなくなるわけでもないのです。
 だから行動規制を止めたら、また感染速度が拡大するし、それどころか感染爆発に至る危険と隣り合わせなのです。

 それでも医療崩壊を阻止するためには、特効薬ができるかワクチンが普及するまでは、レベルの強弱はあっても行動規制を続けるしかないのです。

 しかし現在「ピークアウトした」と言われているイタリアやNYなども同様です。

 現在、感染者数がピークアウトしたと言っても、それは都市封鎖や外出禁止などの厳しい行動規制の結果ですから、規制を解除したらまた感染が拡大するでしょう。

 だって大量感染した大量死と言っても、まだ人口の数パーセントです。
 これでは集団免疫の獲得にはほど遠いのです。 集団免疫を獲得するには、人口の6~7割が感染する必要があると言います。

 だから外出禁止などの行動規制を緩めればまた感染が拡大します。

 つまり忍耐の続く限りは頑張り続けるしかないのです。
 これは世界中皆同じなのです。

 そして忍耐の切れた所で、本当の感染爆発が始まるのです。
 一体人間はこの過酷な我慢比べにどこまで耐える事ができるのでしょうか?

 それでも現在のところ、この我慢比べ以外にウィルスと戦う方法はないのです。


 オマケ

 以前コメントで凄いマスクを紹介していただいたので紹介します。

 香港の化学博士が発案、高機能DIYマスク「HK Mask」とは
 
 【更新:手作りマスクの作り方】香港の博士が考案「HKマスク」とは?洗い方やフィルターの交換頻度も紹介

 誰でも自作できるマスクですが、しかしこれとティッシュペーパーやキッチンペーパーをフィルターとし使うと、サージカルマスクに匹敵するフィルター効果が得られます。

 人混みの多い所へ行かなくてはならない場合は是非使ってください。


 

  1. 習近平ウィルス
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2020-04-18 12:35

42万人死ぬ? 西浦教授の予想について

 西浦教授が集近閉ウィルスについて「感染拡大防止対策を何もしなければ42万人が死ぬ」と言った事について、いろいろな批判があるようです。

 しかしワタシはこれは妥当な数字だと思います。

 そもそもこのウィルスは感染防止対策をしないで放置するとどれだけの人が感染するのでしょうか?
 
 ワタシはダイアモンドプリンセス号が良いモデルになると思います。
 あの船は1月20日に一人の感染者を乗せてから2月5日に横浜で船内隔離が始まるまで16日間、気密性の良い船内で、立食パーティ、ビュッフェでの食事、ライフハウスでのコンサート、スポーツジムなど、コロナウィルスの集団感染の為にできる限りの事をやり続けました。

 結果3700人のうち712人が感染しました。
 つまりこれが感染率の最大値と考えてよいのではないかと思います。

 全部が全部感染するわけではないのです。
 夫婦で16日間のクルーズと船内隔離期間の多くを同じ船室で過ごしながら、片方しか感染しなかった例も結構あるようですから、幾らウィルスにさらされても感染しない人も結構いるのではないかと思います。

 ダイアモンドプリンセス号乗客乗員 国籍と感染者数

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 ダイアモンドプリンセス号もこの手のクルーズ船の例にもれず乗客の平均年齢が70.1歳と言う高齢者です。
 それでも感染した人は全体の2割程度ですから、この2割と言うのが、感染率の最大値ではないかと思います。

 そして現在のところ死者は12人です。
 712人が感染して死者は12人と言うのは、致死率1.7%ですが、これは乗客の平均年齢が非常高いからです。
 
 このウィルスの致死率は高齢になるほど高くなり、80代になると10%を超えます。
 逆に40以下の場合はほぼゼロで、この世代で死んだ人は、殆どが厄介な既往症を抱えていたようです。

 で、ここから単純に考えると、感染拡大防止対策を何もしなければ、年齢に関係なく日本人の2割が感染します。
 しかし若い人は殆ど死なないし、治療しなくても大人しく寝ていれば治ります。

 けれども高齢者はそうはいきません。
 
 ところで日本の高齢化率は20%強です。
 つまり日本には総人口1億3千万人の2割、2600万人の高齢者がいます。

 この二割が感染するとなると560万人が感染する事になります。
 ダイアモンドプリンセス号の例に倣えば、このうち死亡するのは2~3%、10~15万人程度でしょう。
 
 因みにコロナ感染が始まる以前も、日本では毎年10万人ほどが肺炎で死んでいました。
 そしてそのほとんどは高齢者でした。 
 肺炎は高齢者にとっては怖い病気で、死亡原因の上位3位前後を占めていました。

 だからコロナが蔓延したらこれが二倍に増えると考えればよいのでしょうか?

 しかしダイアモンドプリンセス号の乗客の場合は、医療体制が万全の状態で治療を受けられたのです。
 
 イタリアやスペイン、そしてNYの状況を見ればわかりますが、感染爆発してしまえばそうはいきません。
 こうなってしまえば高齢者が重症化した場合は、モルヒネを与えて安楽死させるしかないという状況になります。

 こうなると高齢感染者の一割・二割、50万人、100万人が死ぬことだって十分あり得るのです。
 それを考えると西浦教授の42万人と言う予想は、むしろ控えめの数字と言う事になります。

 因みにイギリスは最初、感染拡大を放置して所謂集団免疫を獲得する作戦を考えたそうですが、これだとその前に医療崩壊が起きて43万人が死ぬという予想が出て、放棄したようです。
 
 この集団免疫とは6~7割の人が感染して免疫を獲得する事で、流行を終息させるという話のようです。
 しかしいずれにせよ人口が日本の半分のイギリスで43万人が死ぬという予想なら、日本はその倍死んでも不思議はないわけです。

 こういう面から見ても「感染拡大を放置すれば42万人死亡」と言う西浦教授の計算はむしろ控え目と言うべきでしょう。

 但し4月17日の、日本の死者は累計150人程度です。
 だから「この程度の疫病をそれほど恐れる事はない」という意見も出ています。

 しかしこれは日本国民が1月から感染防止に努めて、特に3月以降は、花見や宴会、潮干狩りやコンサート、結婚式までも自粛してきたからです。

 3月のお彼岸を挟んでの三連休に少し感染者数が減ったので少し気を抜いたら、たったそれだけで一気に感染者が増えたではありませんか?
 
 これだと緊急事態宣言で感染者の増加を減らすことができても、その後気を抜いたらまたまた感染者台増加と言う事も十分あり得るのです。

 というか、我慢に我慢を重ねて、人との接触を減らすことで感染者数の増加を抑えても、ウィルスは消えるわけでも、感染しなくなるわけでもないのです。
 外出禁止などの措置で感染が減るのは、あくまで感染の原因になる人と人との接触が減ったので、感染が減っただけなのです。
 だから人と人との接触が戻れば感染もまた元通りに増えていくのです。

 つまり感染拡大を抑える為には、延々と人と人との接触を制限し続けるしかないのです。
 最初からそういう作戦なのです。

 そうやって感染のスピードを抑制し続ける事で、医療崩壊を防ぎ、何とか医療の恩恵を受ける事なく死ぬ人だけはなくそうという作戦なのです。

 では一体いつまで我慢すればよいのか?
 ワタシはこれは前記のようにダイアモンドプリンセス号の例から、国民全体の2割程度が感染するまでだと思います。
 しかしそれがいつになるかはわかりません。

 これは非常に辛い持久戦です。
 
 日本はまだ欧米諸国のような厳格な外出禁止はしていませんが、しかしそれでも既に経済には甚大な影響が出ています。
 
 経済への影響も大変ですが、そもそも何か月も家から出られないなどと言う生活に、人間はいつまで耐える事ができるのでしょうか?

 日本政府は昨日、希望者全員に一律10万円の給付を発表しましたが、こんな事ができるのは実は財務省のプロパガンダと違って日本の財政が非常に良いからです。
 
 イタリアはまだ大量の死者が出ているのに、商店の開店を認めたと言いますが、これは経済的にも精神的にも国民の忍耐が限界になったという事ではないでしょうか?

 イタリアは財政もよくないし、それに忍耐強い国民性でもないから・・・・・と、言ってしまえばそれまでですが、しかし忍耐と財布に限界があるのはイタリア人ばかりではないのです。

 そして悪魔は囁きます。

 感染が爆発しても死ぬのは年寄と病持ちだけだろう?
 年寄死んでも村絶えん
 これで年寄が1~2割死んだら、福祉予算は激減するし、年金財政もぐっとよくなるぜ。
 年寄が抱え込んでいた資産が、若い世代に相続されて、経済も活性化するぜ。
 元来年寄とか病人と言うのは、さっさと死ぬべきモノなんだよ。
 コイツラが死んでも生産性が減るわけでもなければ、国力が落ちるわけでもないんだぜ。
 それをいつまでも生かしておくから、介護の為に移民を入れるとか、余計な事をしなくちゃならなくなるんだぜ。
 どうだい?
 この際、厄病神様の思うままにしていただいて、お前たちはお前たちで、今まで通りの生活を楽しんだらどうだ?
 医療崩壊を避ける為なんて言って、行動規制なんてやっているといつまでたっても感染は続くぜ。
 行動規制なんかやめて一気に感染爆発させたら、一ヶ月程でくたばる奴は全部くたばって綺麗に片がつくんだぜ。
 こんな我慢比べを続けても、御褒美はぼけ老人の介護負担が増えるだけなんだぜ。

 今後この悪魔の囁きに乗る国が必ず出るでしょう。
 そして大変恐ろしいけれども、この悪魔の囁きに乗った国は、実際に福祉負担も減り、経済が活性化して、出生率が上がったりするのではないかと思うのです。 

 どの道、途上国や内戦中の国など、感染防止が不可能な国は沢山あり、全世界的に見ればこのウィルスを撲滅させることは不可能です。
 だから鎖国でもしない限り、どんなに防疫に努めても、繰り返し繰り返し感染の波が続くことになるでしょう。 

 勿論、希望はあります。
 現在、アビガンやレムデシビルなどの薬効がわかってきましたし、いずれはワクチンもできるかもしれません。

 ともかくそれまで持久戦を続けられるかどうか?
 そしてその持久戦の先に何があるか?

 悪魔の誘惑は続くのです。

 
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2020-04-17 18:15

自己申告で何が問題? 10万円

 10万円の給付が決まったのですが、給付を受けるには申告しなくてはならないそうです。
 で、それの何が問題なのでしょうか?

 麻生氏「手を挙げたら10万円」一律給付から一転 自己申告制にネットで批判殺到
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済対策として、政府が所得制限を設けず全国民に一律10万円を給付するとしたことについて、麻生太郎財務相は17日に「一方的に支給するのではなく、要望される方、手を挙げる方に配ることになる」と、給付が自己申告制になるとの見方を示した。それに対し、SNSでは反発する投稿が相次ぎ、ツイッターで「給付と麻生氏」がトレンドになった。
 麻生氏が「要望する人だけに配る」と述べたことに対し、「マスクは要望してなくても送ってくるのに、現金給付となると要望する人のみ支給ってちょっと理解できないんだけど」「要望と言って区分けするのは時間がかかるし、結局は給付したくない人間の言い訳」「この、貧乏人に仕方ねえからめぐんでやる的態度。血税を自分たちの金だと本気で考えてるんだろうな」といったリプが続いた。
 麻生氏は一律支給にしたくない理由として、給付した10万円を富裕層から確定申告などを通じて事後的に回収することが「物理的に不可能だ。ものすごく手間暇がかかる」と説明した。
 その主張に対し、ツイッターでは「金があり余ってる者が寄付するなりすれば良い話。必要とする人に、これ以上、余計な手間かけさせるな」「自分が12000円の現金給付で評判悪かったから屁理屈を言って反対してる。国民の命がかかっている」などと切実な訴えが続いた。

給付が自己申告制になる

 これなんか問題ですか?
 欲しい人は申告すればよいだけでしょう?
 
 所得制限等をつけて申告を受理するかどうかを審査するというのなら、非常に時間がかかります。
 しかし申告された額を無審査で給付するだけなら、迅速に給付できます。

マスクは要望してなくても送ってくるのに、現金給付となると要望する人のみ支給ってちょっと理解できないんだけど

 ネットには「マスクを送ったのと同様に、小切手を送れ」と言う意見も出ていましたが、しかし現実問題としてこんな事は不可能です。
 上念司氏などが「マスクと一緒に小切手を」などと言っていましたが、これは純然たる比喩でしょう?

 上念氏も含めてこれを言っている人達は、日頃10万円の小切手を普通郵便で送っているのでしょうか? 
 
 そんなことをしたら郵便配達の後ろをつけ狙って他家の郵便受けから小切手を盗む人間が続出して、大混乱になります。

自分が12000円の現金給付で評判悪かったから屁理屈を言って反対してる。国民の命がかかっている

 この定額給付金の支給でも、給付先の世帯や個人に申請書を送り、その申請書に定額給付金の振込先の銀行の口座番号を書いて、初めて支給されました。

 12000円でも公金ですから、間違いがないようにするためには、これは最低限の必要な対応でしょう?
 10万円ならなおさらでしょう?

 但しこの時は国民全員にと言う事で、各自治体が申請用紙を全世帯に郵送するのに、随分と手間がかかり、決定から給付までに3か月かかったとのことです。

 今回は自己申告ですから、5月中の給付も可能とのことです。
 自己申告なら申告書をコンビニ等においてもらい、申告したい人がそれに記入して郵送すればよいのです。
 これならより迅速に給付できますよね?

 そしてこれを機会に、申請者の口座とマイナンバーを紐づける事ができるかも?
 そうなると今後、この種の救済も更に迅速化できるでしょう。

 一体何が問題なんでしょうか?

麻生氏は一律支給にしたくない理由として、給付した10万円を富裕層から確定申告などを通じて事後的に回収することが「物理的に不可能だ。ものすごく手間暇がかかる」と説明した。

 だからこれ所得制限はないのだから一律給付でしょう?
 但しこの給付金は一次所得になるので、高所得層から自分の稼ぎ+給付金で税額を計算するという事でしょう?

 自分は高額所得者で確定申告で回収されるだけだからいらないという人は、最初から受け取らなければよいだけの話です。

 でも昨年は高額所得者だった人でも、今年はコロナで年収が激減する事を心配しているだっています。
 そういう人はとりあえず申請して、給付金を受け取ればよいのです。
 
 何が問題なんですか?
 
 ワタシとしては今回の自己申告・給付は無問題だと思います。
 本当にお金が必要な人は、給付が決まれば直ぐにも申告するでしょうから、申告を受け付けた順番に口座に振り込めば良いのです。

 勿論これは所得税の減税とセットにするのが理想ですが、しかし今本当に困っている人を救済するのが目的なら、まずは自己申告で給付するべきでしょう。

 ワタシもこの問題では安倍政権の対応の遅さに散々気をもみましたが、これで本当に自己申告だけで一人10万円が給付されるなら「よくやった」と思います。

 もう一つの課題は消費税減税ですが、これはとりあえず集近閉ウィルスの感染拡大阻止に目途がついた後で良いと思います。

 というのはこのウィルスの感染拡大が続く間、必要なのは「生命維持」であって景気回復ではないのです。
 
 いくらお金があってもこのウィルスの感染拡大が続く限りは、旅行に行ったり、繁華街に買い物を楽しんだり、楽しく外食したりという事は我慢するしかないのです。

 この状態では幾ら勤労意欲があっても、有能でもstay homeするしかない人が沢山出るのです。

 しかしそれでは失業して生活できなくなる人、倒産する企業が大量に出てしまいます。 
 だからこの人たちは何としても救済しなければなりません。

 今やらなければならないのはこの救済、つまり生命維持です。
 そしてこの状態が続く限りは、消費を喚起するような政策はするべきではないのです。
 
 日本経済再生には消費税減税は絶対必要ですが、しかしこれは景気回復策ですから、感染拡大阻止の目途が立つまで必要ないでしょう?

 と、言うより「終息の目途が付いたら消費税を減税する」と言う事にするのが良いのでは?
 そうすればみんなそれまで買い控えするでしょう?

 その分、不急不要の外出は減るじゃないですか?
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2020-04-16 13:11

ヤッパリ寒い

 一昨日(4月14日)も素晴らしい快晴でした。
 だからまた午後から散歩に出かけました。
 
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 この日はこれまで比べれば少し温かくホッとしました。
 その為でしょうか?
 辛夷の花がいくつか開いていました。

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 そうだよね?
 いくら何でももう四月半ばなんです。 
 いつまでもいつまでも寒いままでよいわけがないでしょう?

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 いかんせん風が冷たく、この日もダウジャケット、ムートン手袋、冬物ズボンという本州なら完全に真冬の装いです。

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 しかしフクジュソウは健気に咲いていました。

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 この辺りにはニリンソウやエゾエンゴサクも咲くのですが、それはちょっぴり芽が出ているだけで、まだしばらく咲きそうもありません。

 遅いよ!!
 遅いよ!!

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 しかし頑張って西野神社の方まで登っていくと、キクザキイチゲは満開でした。

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 カタクリの花も増えました。

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 遅ればせながら春はちゃんと来るようです。

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 そこで気をよくして西野西公園の方まで行ってみました。

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 公園に着くと、頭上からキツツキが木を叩く音が響いてきました。 それが結構な音で、近隣数十メートルに響き渡ります。
 住宅街でこんな音を出したら、絶対に近所中から苦情の出るほどの音です。
 キツツキの音に驚いていると、通り縋りの女性が「クマゲラかアオゲラでしょう。」と教えてくれんした。

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 この公園にはクマゲラもアオゲラも出るそうです。
 彼女は立派なカメラを持っていて、クマゲラを狙っていたのです。 
 クマゲラはカラス程もあるのですが、しかし木の裏側に隠れたりして、なかなか写真は撮れないそうです。

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 それじゃワタシのドジカメじゃ到底無理でしょう?
 だからクマゲラはあきらめて、林を散策するとエゾエンゴサクが咲いていました。
 春を告げる天使の青いラッパです。

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 林の中にはところどころまだ雪が残り、そしてお約束の「羆出没注意」の看板が立っています。
 クマゲラの写真は撮りたいけど、羆は遠慮します。
 でもヒグマさんも冬眠が終わるころですし・・・・・。

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 札幌も集近閉ウィルスのお陰で農試公園など桜の名所でのお花見の飲食は禁止です。 
 それでワタシは飲食禁止になってなくて、お花見ができる場所としてこの西野西公園や宮の丘公園など何か所か考えています。
 でもねえ・・・・・、飲食禁止にならないところは、皆人出が少なく静かで感染の心配もないし、景色だってよいのですが、全部「羆出没注意」の看板が出ているのです。

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 だから札幌のロックアウトは絶対に困るのです。
 去年の夏はロックアウトなんかなくても、街中に羆が出たのです。 
 ワタシの散歩コースにも出たのです。 
 それじゃロックアウトなんかしたらどうなるんでしょうか?

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 林の散策を終わり西野西公園を出ると、ゾクゾクするほど寒くなってきました。 
 日はまだ高いけれど、気温は下がり始めたし、それに自転車で風を切るからどうしようもなく冷えるのです。
 だから我慢できなくなって帰る事にしました。

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 帰り道に同じ辛夷の木を見たけれど、行きと比べても全然様子は変わりません。
 辛夷もワタシと同じで一日寒い思いをしてたんでしょうね。

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 因みに桜はこの有様です。
 これで連休に間に合うのでしょうか?
 それでも待ちきれなくて、天気が良いと凍えながら散歩に出てしまいます。
 お陰で昨日はワタシの事を心配するコメントをいただきました。
 ご心配かけてすみません。
 でも大丈夫です。
 こんなところを駆け回っているのですから、風邪をひくことはあっても集近閉とは無縁ですから。
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2020-04-15 23:31

死ぬほど寒い その3

 月曜日(4月13日)も素晴らしい快晴でした。
 それで午後から琴似まで買い物に出ました。
 オレンジが安かったので喜んで大量に買い占めました。

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 その後、農試公園まで行ったのですが、まだポプラも芽吹いていませんでした。
 そして公園の中に早出回しに「感染防止の為、公園内での飲食はご遠慮ください」との看板が出ていました。

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 例年なら連休のころには桜が満開になり、大勢の人が花見に来ます。
 そしてジンギスカンと花見酒を楽しむ人で一杯になるのです。

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 しかしこの日もやっぱり死ぬほど寒くて、お花見なんて遠い遠い先の事としか思えないです。
 この公園の辛夷だってまだ殆ど開いていないのです。

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 柳こそ少し青んだけれど、全然お花見なんてありえない寒さです。
 ホントにこれで後半月余りで桜が咲くのだろうか?

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 まあ、そう腐るんじゃないよ。
 春の来ない冬はないんだから。

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2020-04-15 23:06

死ぬほど寒い その2

 日曜日(4月12日)は朝から素晴らしい快晴でした。
 それで喜んで昼過ぎからまた散歩に出ました。

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 しかし辛夷の花は金曜日とそう変わらない様子でした。
 だってこの日も死ぬほど寒かったのだから仕方ないです。

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 それでカタクリの花を見に行きました。

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 大方はまだつぼみのままですが、でも咲いている花もありました。

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 しかしヤッパリ寒いです。
 せっかくの快晴の日曜日だというのにこんなに寒いなんて・・・・・。

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 これはつまりは「浮かれて出歩いて感染してはならぬ」と言う神様の思し召しなのでしょうか?

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 この写真の木はレンギョウなのですが、枝先が黄色くなっているものの、まだまだ固いつぼみです。
 こんなに寒くてはレンギョウが咲くはずもないのです。

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 道端にはまだ雪も残っています。

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 とにかく寒くて我慢できません。
 空は限りなく済んで美しいけれど、結局我慢できなくなって2時間余で帰宅しました。

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 これなら出歩く人間も限られているから、感染は減るでしょう。
 これは西野神社の御利益でしょうか?

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2020-04-15 22:38

死ぬほど寒い

 先週はずうっと陰気な曇天が続いたのですが金曜日の午後遅くなってから漸く晴れました。

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 それで喜んで散歩に出たのですが、凄く寒かったです。

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 がっちり着込んでいったのですが、それでも寒くて寒くて・・・・・。

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 毎年の事ですが、一番寒い思いをするのは真冬じゃないです。
 晩秋と早春です。
 真冬の間は、ちゃんと着込んで出かけるので、そんなに寒い思いはしないのです。

 でも早春と晩秋は、油断して比較的薄着だし、それに自転車に乗るから、芯から凍える羽目になります。
 分厚いムートンの手袋をしているのに、自転車のハンドルを持つてがかじかみます。

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 それでも久々に見る青空は、限りなく清らかで美しく、そしてその空に向かって辛夷のつぼみが膨らんでいました。
 
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 ついに花の季節がきたのです。
 今年は暖冬だから花の季節も早いだろうと思っていたら、もう4月も半ばなのです。
 
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 それなのに四月になってから寒く陰気な日が続きました。
 そして寒かったのです。

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 そしてこの日も死ぬほど寒かったけれど、漸く辛夷が咲いたのです。

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 寒いよう。
 もう帰ろうよ。

 老犬が完全にうんざり顔になるほどの寒さでした。
 けれどもとにかくこの日、辛夷が咲いたのです。
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