昨日の虎ノ門ニュースでは青山繁晴議員が言っていました。
世界中から情報を集めてみると、どの国もでも、新型コロナウィルス感染者は、現在中国政府が発表している数より二桁は多いと推定していると。
今日になって中国政府は感染者が4000人を超えたと言っていますから、世界中の感染症専門家のほとんどが、40万人は超えると推定しているわけです。
これだとイギリス研究チームの武漢市内だけで来週には25万人超えと言う推計と、きっちり会いますね。
そして「武漢市では病院が患者であふれて対応不能」などと言う情報とも整合性が取れます。
武漢市の人口は1100万人、東京並みの大都市で、しかも周辺に衛星都市が並んでいます。
東京で1000人程度の患者が増えても、病院が満杯ってあり得ないでしょう?
東京の病院のベッド数は10万を超えます。 これで1000人程度の患者が増えても、入院お断りなどにはならないのです。
しかし感染者が万人単位になれば、さすがに混乱するでしょう。
それにしてもいきなり感染者が万人単位になるはずもないのですから、感染拡大は前々から続いて居ていたと考えるべきでしょう?
この肺炎が最初に出たのは昨年の12月8日だという事です。
しかしどんな国のどんな名医だって、直ぐに患者が未知のウィルスに感染しているなんてわかるわけはないのです。
短期間に何人も似た症状の患者が出るので、伝染病の発生を疑い、病原菌を調べ、そしてこれまで知られてないウィルスを発見するという事になるのです。
つまりウィルスが発見された時点で、既に何人も人が感染して、発病しているのです。
それが12月8日です。
しかも中国の場合、殆どの国民は医療費を全額自己負担しなければなりません。 そして日本人が普通に行けるレベル病院の医療費は、日本よりはるかに高額です。
だから発病しても病院に行かずに済ませた人や、新型肺炎と診断されないまま死んだ人だって沢山いるでしょう。
一方、武漢市は北京、上海、広東、成都など中国全土の主要都市への交通網が交わる交点に当たります。
その地理的位置から、本田技研など多くの工場が進出しており、その製品や部品が連日、中国各地に出荷されていたのです。
また中国主要都市間を陸路移動する人の多くが、武漢を通過する事になります。
武漢新型肺炎についての報道が日本に出たのは昨年12月中旬以降です。
そして中国政府は今年の1月23日まで、武漢新型肺炎の発生は武漢市内のみと言い続けてきました。
しかし武漢市の地理的位置、そして産業構造から言って、また新型ウィルス発見の条件から考えて、ウィルスが発見された時点で、既に感染は中国主要都市全てに拡散されていたと考えるしかありません。
実際、1月19日には北京市で二人がこの肺炎で死亡しています。 そしてその時、北京市内に200人の感染者がいると言われました。
この時期、武漢市内の感染者が600人弱とされていたのですから北京での感染規模だって、ほぼ同じスケールなのです。
ところで日本で一番最初にこの事態を洞察して、対応を考えたのは誰でしょうか?
それは伊豆箱根の駄菓子屋さんです。
彼は賢明にもこの危険を認識し、1月17日には中国人の入店を禁止する貼り紙をしました。
感染症の感染を防ぐには、まずは感染者との接触を避けるしかありません。
だからどの国でも感染症患者には感染力や感染した時の危険性に応じて強制隔離等を行う事を法で定めています。
日本の場合も法定伝染病、指定伝染病などを定めて、こうした病気に感染した人を強制入院・隔離などの措置がとれるように定めています。
このほかに結核も結核予防法で、強制入院や隔離の対象になります。
日本政府は27日になって漸くこの武漢新型肺炎を指定伝染病に加える事を閣議決定しました。
逆にいえば指定伝染病にしないと、強制入院や隔離もできないのです。
少し脱線しますが、指定伝染病で強制入院した場合は、医療費は無料です。
これについて「外国人を日本の税金で治療するのか?」と怒っている人達がいるようです。
しかし伝染病の患者を入院・隔離しなければ、感染者がドンドン増えるのです。
また伝染病の患者を飛行機に乗せるわけにはいかないので、強制送還もできません。
だから伝染病患者は誰でも無料で強制入院・隔離させる、費用は全額政府持ちという措置は、公衆衛生上当然の処置であって、世界中どの国でもやっている事です。
中国政府もこの新型肺炎については、無料で治療しているでしょう。
SARSの時は無料で治療しただけでなく、北京市などは一流調理師を招集して、病人達には大変なご馳走を食べさせていると宣伝していたぐらいです。
そうやって患者の来院を促し、感染拡大を阻止しようとしたのでしょう。
日本政府の問題は、この新型肺炎の指定伝染病への指定が遅れたこと、そして今も中国から渡航者を受け入れている事でしょう。
本来であれば昨年末にこの武漢新型肺炎の存在が明らかになった時点で、指定伝染病にして、中国からの渡航を禁止もしくは制限するべきだったのです。
中国政府は情報を隠蔽すると考えるしかないのですから中国政府の情報をあてにしてはイケナイのです。
政府がこういう措置をとってくれないので、伊豆の駄菓子屋さんは自分で個人的に中国人の入店禁止と言う措置を取らざるを得なくなったのです。
これについて自民党の武井俊輔は以下のようにツィートしています。
愚かしいにもほどがあります。
風評被害??
風評被害って、福島県の農産物のように、科学的には何の根拠もないのに、悪質なマスコミ等が煽るイメージ操作で起きる被害の事です。
しかし武漢新型肺炎は風評ではなく、現実に存在するのです。
そして中国政府がこれについての情報を隠蔽し続けた事は、昨年から明らかでした。
更に前記のように世界中の感染症専門家が推定している中国での感染拡大状況を考えたら、昨年末からこのウィルスは中国全土に蔓延したいたと考えるしかないのです。
さすがは「大和魂があればアメリカに勝てる」と煽った新聞です。
完璧に無意味な精神論がすべてなのです。
しかし常識で考えたらわかるでしょう?
マスクや手洗いなど風邪対策で対処できるようなウィルスなら、中国政府が武漢市とその周辺都市の封鎖など言う事をするでしょうか?
前記のように武漢市は中国交通の要衝です。
それなのに武漢市を封鎖してしまえば、武漢市だけではなく、中国国内の陸の流通が大混乱して、中国経済に甚大な被害が出ます。
それでも中国政府はあえてこの決断をせざるを得なくなったのです。
一方アメリカ政府は武漢のアメリカ領事館職員の撤退を発表しました。 本来であればこういう非常時に自国民や自国企業を守るのが領事館員の仕事です。
そしてアメリカと言う国は、自国民保護には全力を尽くす国なのです。
そのようなアメリカが領事館員の撤退を決めたという事は、このウィルスの感染力もまた病状も「風邪」なんか比ではないと判断せざるを得ないという事でしょう。
思い返せばSARS流行時でも、都市封鎖やアメリカ領事館員の撤退などはなかったのです。
この二つの事実を見ても、今回の新型コロナウィルスがどれほど危険が想像できるでしょう?
このように実際に存在し感染拡大を続ける新型ウィルスは「風評」ではありません。
それどころかこれは実在し、チェルノブイリ原発事故を遥かに超える程の厄災なのです。
武井に欠片でも知性と良心があれば、武漢新型肺炎の指定伝染病の指定が遅れて、中国からの渡航禁止措置が遅れた事を、国民に謝罪するべきなのです。
ところがこの売国奴は、政府対応の遅れを恥じる事もなく、自衛のために正しい措置を取った国民に対して「不適切」と言うのです。
これはつまりこの男に知性や良心と言う物が、完全に欠如しているか、あるは売国ウィルスに感染して脳が真っ赤になっているからでしょう。
中国売国ウィルスは中国企業からの札束を通して感染します。
また中国人の異性からの性感染する場合もあります。
そしてメディアリテラシーの漸弱な人は、売国ウィルスの感染した日本の新聞やテレビ情報からも感染します。
だから武漢新型コロナウィルスだけではく、中国売国ウィルスにも気をつけましょうね。
因みにワタシが「差別」と言う言葉に違和感と不信を持ち始めたのは、80年代半ばHIVウィルスの感染拡大が問題になった頃です。
あの頃、マスゴミではひたすら「HIV患者を差別するな」と喚き続けていました。
今も続いているテレビ朝日の自称「報道」番組では「健康な人は、仕事や日常生活では、絶対にHIVウィルスに感染しない。 だから患者を差別してはイケナイ。」と喚きました。
それじゃ健康でない人は?
実はワタシはその頃、難病にかかっている事がわかり、その薬を飲んでいました。 その薬には免疫力を弱める副作用があるので、感染症に気を付けるように言われていました。
しかしワタシは薬を飲みながら仕事を続けていました。
世の中には病気を抱えて働いている人がいくらでもいるのです。
従業員が10人を超える職場で、持病のある人が一人もいないなんてところは皆無でしょう?
「健康な人は感染しない」と言われても、それじゃ持病のある人はどうなのでしょうか?
またこの世の職場がすべてデスクワークではありません。 刃物や針を使うので切り傷や刺し傷が絶えない職業もあるのです。
そういう場合はどうなのでしょうか?
踏ん反り返って「HIV患者を差別するな!!」と喚く連中の脳内には、持病を抱えて働く人々や、デスクワーク以外の仕事をしている人達は存在しないのだとわかりました。
持病を抱えて働かなければならない人を完全に無視して、「HIV患者を差別するな」ってある意味凄いですよね?
しかしこの手のパヨクの本性は変わらないのです。
だから日頃「人権が~~!!」と喚くけれど、実は人権を守る意志など欠片もないのです。
中国からの渡航を止められないので、現在空港やその他交通機関の職員はマスクをして働いています。
そして東京ディズニーランドは、中国人の立ち入りも禁止しないし、従業員にはマスクの着用も認めないのです。
こうなると持病を抱えた人、そして白血病等、免疫疾患のある家族を抱えた人達は、どうしたらよいのでしょうか?
感染するかもしれない・・・・。
自分が持って帰ったウィルスで家族が死ぬかもしれない・・・・・。
だからと言って持病や病気の家族を抱えた人が、簡単に辞職や転職ができるわけもないのです。
一方、中国人の大多数は観光客です。
日本に来れなくてもがっかりするだけで終わりです。
しかしもし感染したら、ウィルスを持って帰れば自分や家族が死ぬかもしれないのです。
だから従業員の生命や健康、人権を考えたら感染地からの客など受け入れないようにするべきなのです。
それを高々物見遊山に来た人にイヤな思いをさせないだけの為に、従業員をこんな恐怖に追い込むほうが余程非人道的で人権蹂躙でしょう?
しかし日頃「人権が~~~!!」と喚く自称リベラリスト達も、また「労働者の味方」を自称する政党も、こうした労働者を守る意志はないようです。
そして代わりに売国ウィルスに感染した政治家とマスコミが「中国人差別をするな!!」と喚いているのです。
だからワタシは「差別が~~!!」と喚く人間は、とりあえず全員、人権感覚ゼロ、人命軽視の悪人だと考える事にしています。