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2019-08-30 16:39

偽装右翼に気を付けよう!! 東京新聞・佐藤圭記者

 東京新聞の佐藤圭記者のツィートが、ネットで注目されています。
 
安倍の言うことなすこと全部ウソ。安倍を見たら泥棒と思え。安倍自体がフェイク。安倍は息を吐くようにウソをつく(すいません、語彙が貧しくて、これ以上の罵詈雑言が見つかりません)。
6:40 - 2019年8月27日

売れ残りのトウモロコシを押し付けられることこそが侮辱であり国辱である。今の安倍首相ほど売国奴という言葉が似合う人物はいない。国辱外交、売国奴外交。侮辱されているのは我々国民だ。安倍政権下では日々、日本が敗戦国であることを思い知らされている。
7:21 - 2019年8月27日
https://twitter.com/tokyo_satokei/status/1166355131924979716

 裏の桜さんはこうした記者の存在が新聞の衰退を招いていると指摘しておられますが、それは全くその通りです。

 ところで二つ目のツィートに出てくる「国辱」「売国奴」そして「敗戦国」と言う表現は何でしょうか?

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 最初のツィートを見ればわかりますが、この佐藤圭記者は熱烈な反安倍派です。
 しかしそれだけでなく、彼は前々から自称リベラリスト、つまりパヨクとしてネット上では有名な方です。

 パヨク、つまり共産主義者だとは名乗らなし、勿論左翼であるとも言わず、リベラリストを自称するだけでなく、日本と言う国家や日本民族をひたすら憎悪し、侮辱し、貶める事に熱中する人々です。
 
 だから日本と言う国の伝統と文化を体現する天皇陛下と皇室を破壊するためなら、偏執狂的に努力します。

 そして靖国神社・慰安婦・徴用工などについてはに、ひたすら中国共産党や北朝鮮や韓国に同調し、あたかも自身がフランクリン・ルーズベルトにでもなったかのように踏ん反り返って「日本軍国主義、許さん!! 反省しろ!! 謝罪しろ!!」と喚き続けるのです。

 一方、北朝鮮の核実験や日本人拉致は勿論、中国の南沙諸島侵略やチベットやウィグルでのジェノサイト、そして香港での反共産党デモについても完全にだんまりを決め込んでいます。

 そしてこの手の人々は皆揃って、日本国憲法の改正には「絶対反対!!」、改憲については「議論も許さない!!」、そんなことをしたら「軍靴の響きが~~~!!」と大騒ぎするのですが、佐藤圭記もこの点については第一人者の一人なのです。

 それなのに「国辱」とか「売国奴」とか「日本が敗戦国であることを思い知らされている。」なんてまるで極右じゃないですか?

 敗戦国が嫌なら、まずは国際法違反で強制された日本国憲法を改正するべきでしょう?

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 実は前々から気になっているのですが、佐藤記者のようなパヨクがこの種の極右用語を使う事が、最近ドンドン増えているのです。
 
 ワタシの記憶では、最初にパヨク達がこれを始めたのは、2002年の小泉訪朝で北朝鮮の日本人拉致が明らかになった頃です。

 それまで彼等パヨクは北朝鮮の日本人拉致は日本側の捏造だと言って擁護し続けていたのですが、小泉訪朝で金正日が拉致を認め、拉致被害者達が帰国したことで、北朝鮮の擁護が不能になりました。
 そして拉致が原因で、日朝国交正常化が頓挫しました。
 
 すると彼等は揃って「北朝鮮と国交正常化は国益だ。」と言い出したのです。
 パヨク誌は繰り返し「北朝鮮には膨大な地下資源が眠っており、国交正常化する事で日本はその権益を得る事ができる。 だから拉致問題で国交正常化交渉を棚上げにする事は、国益に反する」など言う記事を掲載しました。

 ワタシはこのとき、非常に驚きました。
 なぜならそれまでの言論界では「国益」と言う言葉は、「政府が国家の利益の為に個人を犠牲にする」ような非常にマイナスのイメージのある言葉でした。

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 なぜなら戦後教育の中では、そもそも国家その物が悪でした。
 
 戦争は絶対悪。
 だから戦争を行う軍隊は絶対悪。
 軍隊を持つから国家は絶対悪。

 国家は個人を犠牲する。
 国家は個人の敵である。
 国家は本来破壊されるべき悪である。

 これが戦後教育の中での国家の位置づけですから、その国家の利益を守ろうという国益と言う言葉が肯定されるわけもないのです。

 そして80年代には戦中派世代は全て現役を退き、社会の全てを戦後教育世代が仕切るようなりました。
 だから、90年代にはNHKはじめ大手マスコミは勿論、タカ派と言われる人でも国会議員や首長なら、この種の言葉は絶対に使わなくなっていたのです。
 
 ワタシも戦後生まれで戦後教育しか受けていない人間なので、この頃は国益と言う言葉には余り良いイメージがなかったのです。
 だからこの頃までは、何となく使ってはイケナイ言葉だと思っていました。

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 ところが拉致問題発覚で、日朝国交正常化が頓挫すると、リベラルを自称する左翼達が自ら「国益」と言う言葉を使いだしたのです。
 
 これにはホントに驚きました。 

 そして彼等は「日本の利益の為に、拉致被害者を犠牲にしろ」と言っていたわけですから、彼等にとっては間違いなく国家は個人の人権を蔑ろにする存在なのです。

 しかしこうして彼等は自ら「国家は個人を犠牲にするべき」と公言し始めたのですから、その後ドンドン、国家主義的な言葉を使うようになって行ったのは当然でしょう?

 そしてこの数年はパヨク達は安倍政権を非難するのに、売国奴、国辱、国益など言う言葉を普通に使うようになりました。
 だから佐藤記者も使うのです。

 そもそもこの方はご自身が仰るように、語彙が乏しいのです。
 そして知性や洞察力はさらに乏しく殆ど皆無と言える方です。
 だから中年になっても中学高校で受けた戦後教育の理念をそのまま喚く事だけに専念していらっしゃいます。

 自分で学んだり考えたりすることができなければ、死ぬまで子供の時に学校で教わった事以外何も言えないでしょう?

 でもそういう方であるからこそ、仲間内で流行っている言葉はそのままお使いになるのです。
 逆に言えば、佐藤記者が「国辱」「売国奴」などとツィートなさるのは、今やパヨク言論界では、極右用語が一般化したという事の証拠です。

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 これはパヨク達が、自分達がこうした言葉を使う事で、安倍総理の支持者のネトウヨ達を、安倍総理から引きはがせると考えているからでしょう?

 しかしワタシはそれだけではなく、彼等の中の佐藤記者よりは大分賢い連中が、自分達の旗色の悪さに気付き、パヨクであることを隠蔽して、保守や右派に偽装した方が有利だと判断したからではないでしょうか?

 これには既に前例があります。
 現在、佐藤記者等、反日パヨクは「リベラル」を自称しています。
 
 しかしソ連崩壊以前は、彼等は「革新」を名乗っていたのです。
 中身はソ連や中国や北朝鮮を崇拝する連中なのですから、「共産主義派」とでも名乗るべきなのですが、それでは国民から警戒されるので、「革新派」と名乗っていたのです。

 つまり彼等は元来嘘吐きで、偽名を名乗って国民を欺く事に何の罪悪感も持っていないのです。
 だから「通名使うニダ!」と言う民族とは、限りなく相性が良いのでしょう。

 ところがソ連崩壊で共産主義の破綻が明らかになると、「革新派」でも具合が悪くなりました。
 そこで「リベラル」を自称し始めました。
 そして今も「リベラル」を自称しているのです。

 笑っちゃうのはその自称リベラルが、安倍総理を非難している事です。
 安倍総理は自民党の総裁です。
 自民党って英語ではLiberal Democratic Partyなんですよね。

 自称リベラルがLiberal Democratic Partyの総裁を「保守だ!!」と非難しているのですから笑うしかないでしょう?

 野党が揃ってこんなレベルだから、安倍政権は平気で増税できるのです。

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 しかし彼等は何度選挙に惨敗しても、自分達の在り方を反省する代わりに「安倍総理が保守で支持されているなら、ウリも保守名乗るニダ!!」と考えたのです。

 そこで連中は今度は、自分達が「保守だ」と名乗り始めました。

 マジに一昨年、核マル派や枝野や二重国籍レンホーが「保守」を名乗ったのを見た時には、連中の厚顔さに呆れたけれど、連中はそもそもそういう人間だから中身に関係なく「リベラル」を名乗っていたのです。

 だったらこれからは連中が「保守」を名乗って、極右用語をドンドン使うのも当然ではありませんか?
 
 そもそも彼等は中国や北朝鮮が大好きなぐらいですから、完全な全体主義者なのです。
 国家権力が大好きで、意見の違う相手とは議論する代わりにスラップ訴訟やヘイトスピーチ規制と言う形で黙らせる事を選ぶ人達です。
 その意味では実は極右とは非常に相性が良いのです。

 ホントに彼等が国家主義や民族主義を嫌うのであれば、朝鮮学校の教育など絶対に擁護できないはずですが、彼等は必死に擁護しているのです。
 それどころか戦後教育を主導した日教組は、北朝鮮とは非常に親密で、北朝鮮の教育を絶賛していました。

 その北朝鮮は当にヒトラーも呆れるほどの、超民族主義国家、全体主義国家なのです。

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 そして歴史を学べば、戦前軍国主義を推進したのも、実は共産主義者が右翼に偽装した偽装右翼でした。
 典型は志位正二でしょう?

 彼は陸軍参謀で強硬な主戦論者でしたが、戦後は大手を振って共産党に入党しています。 その甥が志位和夫です。

 そういう軍部を全面的に支持して、国民を煽動したのが朝日新聞です。

 彼等は自分達に反対する者を「売国奴」「非国民」として、暗殺などあらゆる手段を使って沈黙させて、日本を戦争に追い込んだのです。

 彼等は日本に勝てない戦争をさせて、国家を破綻させて、それにより革命を起こそうとしたのです。
 所謂「敗戦革命」です。 

 佐藤圭記者のような人間が「売国奴」なんて言葉を使うようになっているのですから、これからはこの手の偽装右翼がまたドンドン湧いてくるのではないでしょうか?
 
 そうなったらホントに危険でしょう?

 因みにワタシは今も在特会の会員だし、ネトウヨである事を誇りに思っています。
 しかし朝日新聞や東京新聞が、愛国心を肯定し、自衛隊や天皇陛下を礼賛するようになったら、在特会もネトウヨも止めなければならないと思っています。

 歴史を学べば、この種の人間達が、軍隊や国家を礼賛するようなれば、行きつく先は全体主義と戦争による破滅以外にない事は明らかなのですから。

  
 オマケ

 佐藤圭記者が「国辱」「売国奴外交」と悲憤慷慨するトウモロコシ輸入の真相がわかりました。

 米国トウモロコシ「250万トン追加輸入」は本当か 農水省に聞くと...

 そもそも輸入じゃないじゃん!!
 しかも決まったのは8月8日で、日米貿易交渉の前の話!!

 佐藤圭記者のお仲間の「ジャーナリスト」は誰一人、この話の裏取りをせずに、妄想だけで騒いでいたのですね。

 これじゃ新聞が売れるはずもないです。

 
  1. 戦後民主主義
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2019-08-29 15:21

自転車解禁、万歳!!

 月曜日に病院に行くと、右肩の剥離骨折が完治したと言われました。

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 先生によるとレントゲンでは完全に骨が着いているとのことでした。 
 そして「万歳をしてみて」と言われました。

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 ワタシは両手を真っすぐ挙げて万歳をしました。
 すると先生から「骨折が治ってもそのまま拘縮してしまう人も多いのに、貴方は拘縮もなく綺麗に治って良かったですね。」と言われました。

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 「あのう、自転車に乗っても良いでしょうか?」
 「いいですよ。」
 先生は至って簡単に自転車を許可してくれました。

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 万歳~~!!
 ワタシはもう一度万歳をしてから先生にお礼を言って病院を出ました。 

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 6月20日の深夜転んで脱臼し、その時右肩の骨を剥離骨折してから2カ月の我慢で、漸く生活が元に戻りました。

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 翌日の午後遅くなってから、晴れ間が見えたので、久々山の上の農家まで野菜を買いに行きました。

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 こんにちは。 お散歩ですか?
 
 小別沢の農家へ野菜を買いに行くんです。
 小別沢の農家の直販店だと、安くて新鮮な野菜が沢山あるんですよ。

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 そう、ウチの奥さんもあそこは贔屓にしているよ。
 でも最近また羆が出たの知ってる?
 犬を連れないで行んだったら、十分気を付けてね。

 ありがとうございます。 
 気を付けます。

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 ええ、クロシバ君の言う通りです。
 最近またあの辺りに羆が出たのです。

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 南区に出た羆は、パトカーのサイレンにも臆さず住宅街を歩きまわって全国ニュースになっていました。
 でも小別沢に羆が出たのは、南区の羆が殺された後なので、あれとは別な羆です。

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 札幌市の南西部には手稲山・藻岩山・円山・三角山など大小の山々が切れ目なく続き、山脈をなしています。
 そしてこれらの山々は所謂「里山」ではなく、完全な原生林です。

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 だから住宅街の裏や公園がそのまま原生林に繋がっているのです。
 そして近年狩猟をする人が減る一方なので、羆は増加する一方で、しかも人を恐れなくなりました。
 その為、住宅街から3~4キロのところで子育てをする雌羆もいるというのです。

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 だから山の近くの住宅街であれば、いつ羆が出ても全然不思議ではないのです。
 ワタシが大好きな農家の直販店のある小別沢は、まだ宅地化しておらず山を背景に畑が広がっているのですから、羆が出ない方が不思議です。

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 羆は開拓時代からいたのですから、農家の人達も対応には慣れていると思いますが、いい気持ちはしないでしょうね。

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 小別沢についた頃には、日は傾き始めましたが、それでもまだ直販店は営業していました。
 24時間営業かも?
 だって無人だから店員の人権費は必要ないし・・・・。

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 バナナピーマン、ワサビ菜等を大量に買い込んで300円!!
 これ以上買っても冷蔵庫に入りません。
 羆を恐れず来た甲斐がありました。

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 因みにこの辺りの農家は専ら野菜やトウキビを作っています。
 また農園の一部を細かく仕切って家庭菜園として貸し出しています。
 今回出た羆は、この貸し菜園のトウキビとプラムを食たのです。

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 今の時期、菜園にはトウキビや枝豆やカボチャやトマトが実り、プラムは熟し、林檎や梨も色づき始めます。
 一方、山は青葉が茂るばかりで、羆の食べ物が一番少ない時期なのです。

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 ワタシが羆だったら夜中に直販所を襲って、商品の野菜を全部強奪するかも? 
 だって羆君は、百円玉もってないし。

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 無人直販所は消費税がかからなくて嬉しいのですが、おつりをくれないので、百円玉が必要なのです。

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 羆君の遭遇して百円玉を強奪されても困るので、もう帰る事にしました。

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 久しぶりに広い所を自転車で走るのは、ホントに良い気持ちでした。

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 もうこれで帰るけれど、これからはまた野菜が欲しくなったら、いつでもここに来ることができます。

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 こうして自由に動きまわれるって素晴らしいですね。
 でもこれからは二度と怪我をしないように気をつけなくちゃ!!

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 自転車解禁、万歳!!! 
  1. 札幌の四季
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2019-08-28 13:28

悪口の真意 トランプ大統領対文在寅

 夕べ鳴子百合さんのコメントで知りましたが、トランプ大統領凄いですね。

 「文大統領 信用できない」 トランプ大統領 G7の席で

8/26(月) 20:30配信


 G7サミットで、アメリカのトランプ大統領が、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領を「信用できない」などと、2日にわたって痛烈に批判していたことが、FNNの取材でわかった。
 トランプ氏が文大統領を批判したのは、フランスで開かれているG7(主要7カ国)首脳会議の初日の夜で、首脳らが外交安全保障に関する議論をしている最中に、「文在寅という人は信用できない」などと切り出したという。
 政府関係者によると、トランプ氏はさらに、「金正恩(キム・ジョンウン)は、『文大統領はウソをつく人だ』と俺に言ったんだ」と重ねて批判したという。
そして、トランプ氏は、2日目の夜に行われた夕食会でも、文大統領について、「なんで、あんな人が大統領になったんだろうか」と疑問を投げかけ、同席した首脳らが、驚いた表情をする場面もあったという。
 一連の発言に対して、安倍首相が反応することはなかった。
 政府内には、トランプ氏の発言の背景には、韓国が日韓のGSOMIA(軍事情報包括保護協定)を破棄したことなどが念頭にあるとの見方がある。
(フジテレビ) 

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文在寅という人は信用できない

金正恩(キム・ジョンウン)は、『文大統領はウソをつく人だ』と俺に言ったんだ

なんで、あんな人が大統領になったんだろうか

 凄いね。
 こんな事、日米首脳会談で安倍総理にだけこっそり言うだえけでも凄いのに、G7に集まった各国首脳が全部揃っているいる場所で公言しちゃうんだから。

 同盟国の元首を公然と人格攻撃するなんて、近代外交史上で初めてではないでしょうか?

 それどころか小学校のクラス会でもこれはないでしょう?
 小学校のクラス会で、先生から「皆さん、寅君は嘘吐きです。 なんで寅君のような子が、この学校にいるのでしょうか?」なんて言われたら、寅君は不登校になっちゃいます。

 だから他の首脳も驚いたし、安倍さんとしては黙っているしかなかったのでしょう。

 因みに他のニュースでは、トランプ大統領は韓国の態度はひどい。賢くない。彼らは金正恩(キム・ジョンウン)(朝鮮労働党委員長)になめられている」とも言ったそうです。

 それは全くその通りなんですけど。

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 しかしこんな事を言ってしまって、米韓関係は大丈夫でしょうか?
 トランプ大統領だって政治家として素人でも、70過ぎまで大会社のオーナーとしてやってきた人ですから、こんな事を言ったら米韓関係が大変な事になるぐらいわかっているでしょうに。

 でもワタシはこれ、わかっているからやったのではないかと思います。

 つまりトランプ大統領は、文在寅政権が続く間は、韓国は相手にしない、韓国を助けないと公言したのです。
 これで韓国側が怒って、米韓同盟を破棄するなら、それはそれで構わないという覚悟ではないでしょうか?

 但し韓国国民がこれに危機感を感じて文在寅政権を倒したら、米韓同盟を維持しても良いと言う事でしょう?
 だから文在寅の個人攻撃をしているのです。

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 トランプが文在寅に怒り心頭なのはわかります。
 GSOMIA破棄も問題なのですが、しかし文在寅はこれより遥かに深刻な事をやっています。

 昨年(2018年)9月の文在寅と金正恩の「歴史的板門店宣言による軍事協定」です。

 この軍事協定で韓国側は南北の緊張を緩和するという名目のもとに、北朝鮮との国境付近での警戒監視を事実上止めてしまい、対北朝鮮防衛能力を大幅に削減してしまったのです。

 ソウルは北朝鮮の長距離砲の射程内にあり、北朝鮮は大量の長距離砲を所有しています。 
 だから北朝鮮兆候にソウル攻撃の兆候があれば、韓国側は即座に反撃しないと、ソウルは文字通り瓦礫の山になってしまいます。

 そこで韓国軍は毎日何度も国境付近を偵察飛行して、北朝鮮側の動きを監視していたのです。 そして北朝鮮軍が長距離砲をソウルに向けて並べるなど、ソウル攻撃の兆候を見つけたら、速攻で反撃を開始して北朝鮮軍の長距離砲群を破壊できる体制を作っていたのです。

 ところが昨年、文在寅が金正恩と締結した軍事協定に基づいて、韓国側は国境から20~40キロの間での偵察飛行は行わない事を決めてしまいました。

 協定では南北が「お互いに」監視を止める事で、偶発的な衝突を防ぐという事になっているのですが、そもそも北朝鮮には偵察機などないから、結局韓国だけが一方的に丸腰になるのです。
  
 韓国の首都ソウルには韓国の総人口の4分の1が集中しています。 周辺部も含めたら、韓国の総人口の半分弱にもなるでしょう。
 しかもソウルは38度線から40キロ前後しか離れていないのです。

 だからこそ韓国軍もソウル防衛の為に、海から空からの警戒監視と、防衛体制敷いています。
 しかしこの軍事協定では、前記の偵察飛行だけでなく、海上の警戒監視体制もまたほぼ無力化されました。

 更に北朝鮮から奇襲された場合の韓国軍の反撃が、大幅に遅れるような体制になってしまいました。
 つまり北朝鮮から攻撃を受けても、現場で直ぐに反撃せずに、何度も北朝鮮側に真意を問い合わせた上で、政府の命令を待って反撃するという体制になってしまったのです。

 これでは一旦北朝鮮がソウル攻撃を決意したら、防衛は不可能です。
 韓国軍が反撃する頃には、ソウルは瓦礫になってしまいます。

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 しかし米韓同盟が維持されていれば、アメリカには韓国を守る為に戦う義務があります。
 しかも作戦統帥権は既に韓国に返還したのですから、在韓米軍は文在寅の指揮下に入るのです。

 こんなのアメリカとしては絶対イヤでしょう?
 
 文在寅は朝鮮労働党の秘密党員と言う説まであるのです。
 そんな大統領の指揮下で、そんな大統領を選んだ国民を守る為に、米兵を死なせるなんてあり得ないでしょう?
 
 だったらもうアメリカとしては、

 米韓同盟なんか、や~~めた!!
 同盟続けたいなら、韓国人が自分で文在寅始末しろや!!

 と言う事ではないでしょうか?
 
 問題児を学校から追い出したい場合だって、賢い先生なら学校側から放校を宣言するより、当の問題児が自主的に退学してくれるように持って行きますからね。

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 ところで昨日からブスは切り落とした手首を持って何やら喚き始めました。

 韓国首相 優遇対象国からの除外前に再度撤回を要求

 ワタシは23日までは韓国は24日の午後12時まではチキンレースを続けるだろうし、それでも要求が通らないとGSOMIA破棄の通告はしないだろうと思っていました。

 ところが韓国が23日に公式に破棄を通告したので驚きました。

 しかし何と韓国はまだチキンレースを続けていたのです。
 厚顔無恥もここまでくれば立派な物です。

 でも日本側は容赦なく28日の午前0時をもって、韓国をホワイト国から除外しました。
 
 これはもう幾ら韓国が土下座しても、覆らないでしょうね。
 だって日本がホワイト国除外に対して、文在寅は「北朝鮮と一緒になって日本に勝つニダ」と演説したのです。

 北朝鮮への横流しが懸念されるからホワイト国から除外したのに、大統領自ら「北朝鮮と一緒になって日本に勝つニダ」って、これじゃもう「ウリは北朝鮮に戦略物資の横流しをしているニダ」と公言したのと同じです。

 こんな国をホワイト国にできるわけないでしょう?
 だからアメリカもこの件に関して一切韓国を擁護しないのです。

 そして思うのです、日本もアメリカもGSOMIA破棄について韓国を非難しています。
 しかしホントは韓国に破棄させたかったのでは?

 と言うのはGSOMIA(軍事情報包括保護協定)って元来、情報の交換協定ではなく、相手国から得た情報を他の国に流さないという「情報保護」の協定なのです。
 だからGSOMIAがあるからと言って、相手から欲しい情報を貰えるわけでもないのです。

 でも情報を得やすくなることは確かです。
 それでGSOMIAがありアメリカの同盟国でもある事から、日本は韓国に色々な情報を提供してきました。

 しかし韓国が約束を守る国ではない事は、自称徴用工問題を見ても明らかです。 
 こんな国と情報保護協定を結ぶ意味がありますか?

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 実際こんな話まで出ています。
 
 GSOMIA問題<韓国は日本や米国が提供した機密情報を中国に漏らしている

 これじゃもう韓国には情報を与えるわけにはいきません。 しかし米韓同盟が続きGSOMIAもあるのでは、日本やアメリカは韓国にある程度の情報提供を求められます。

 だったらもう日本は韓国とのGSOMIAなんてやめて正解でしょう?

 一方韓国側はGSOMIAを止めると、中国や北朝鮮に情報を流せなくなるのです。
 だったら何で韓国側からGSOMIAを止めたのか?

 それは日米が「破棄するな!!」と言ったからです。
 
 もし日本側があらかじめ「韓国が徴用工問題に対応しないなら、日韓自GSOMIAを破棄する」と言っていたら、韓国は「歴史問題に安全保障を持ち出すのは許せないニダ!!」と憤激し「絶対にGSOMIAを継続するニダ」と頑張ていたでしょう。

 そういう国なのです。

  1. 特亜
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2019-08-25 12:49

スカーレット・オハラは移民二世 移民と愛国心

 「風と共に去りぬ」のヒロイン、スカーレット・オハラは、移民二世です。

 彼女の父親ジェラルド・オハラは20歳でアイルランドからアメリカに移民した移民一世なのです。
 
 「風と共に去りぬ」は多くの方が読まれていると思いますが、それでもこの小説の中で描かれたジェラルド・オハラの人生を紹介したいと思います。

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 「風と共に去りぬ」の描写から推定すると、ジェラルド・オハラが生まれたのは1800年前後です。
 しかし彼の祖国アイルランドは1801年、完全に国家主権を喪い大英帝国に併合されました。

 イングランドのアイルランド支配は1167年のノルマンコンクェストに始まります。 しかし始めはイングランドもアイルランドも同様に異民族であるノルマン人の支配を受けるというだけの話でした。

 けれどもイングランドではノルマン人とサクソン人が次第に融合していきました。
 ノルマン人とサクソン人が合体してアングロ・サクソンになり、二つ民族の言語が合体して英語が生まれました。
 それと同時進行で国家統一と近代化が進んだのです。

 そして近代化と国家統一と同時進行で、イングランドは国家としてアイルランドへの支配を強めて行きました。
 これに対してアイルランド人達は、激しく抵抗しましたが、その度に弾圧されて、より厳しい支配を受けるようになりました。

 致命的だったのは、清教徒革命です。
 アイルランドは革命の混乱を機にイングランドの支配から脱するべく、国王側についてイングランドと戦いましたが、結果は惨敗でした。
 そしてこれ以降、アイルランド対イングランドの対立は、それまでの民族対立にカソリック対プロテスタントと言う宗教対立が加わり、より過激ですくいのない物になってしまいました。

 因みにこの時生まれた、宗教対立は今もそのまま続いており、IRAのテロやブレグジッド混乱の原因となっています。

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 しかもこの頃からイングランドは近代資本主義に突入しました。
 その為、アイルランドに対して帝国主義的な植民地支配を始め、搾取を恣にするようになりました。
 アイルランド人は以降、農地を奪われ、再々大量餓死が起きるようになりました。

 一方資本主義を確立したイギリスは、さらなる植民地の獲得を続け、日の没する事のない大帝国となって行ったのです。
 しかしアルランド史を見ていると、イギリスは植民地の獲得と支配、そして搾取の方法を、まずはアイルランドで学び実践したのがわかります。
 
 イギリスの植民地獲得が続く中で、前記のように1801年、完全に併合されて、アイルランドと言う国家は消滅したのです。
 
 しかしアイルランド人はそれでもイングランドに屈服せずに、抵抗を続けました。
 ジェラルド・オハラの一家もまたイングランドに抵抗を続けました。

 その為、ジェラルドが物心つく頃には、彼の長兄と次兄は既にイングランド官憲に追われて、アメリカに移民していました。
 
 そしてジェラルドも20歳になった時に、アイルランドを侮辱したスコットランド人を射殺してしました。
 そこで彼もまた、兄達を頼ってアメリカに逃亡する事になったのです。

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 ジェラルドの兄達は、ニューオリンズで商人になっていました。 だからジェラルドも渡米直後は、兄達の仕事を手伝っていました。
 しかしジェラルドは暫くすると、南部では商人の社会的地位はそれほどない事を知りました。 南部で最も尊敬されるのは農園主でした。
 だから彼は農園主になりたいと願うようになりました。
 
 そしてジェラルドは持ち前の才気と度胸、さらに幸運にも恵まれて、渡米20年程でジョージア州オーガスタのクレイトン群に、自身の農園を手に入れました。
 彼はそれを「タラ」と命名し、その経営に成功したのです。

 因みに「タラ」は、アイルランドの伝説でアイルランド建国の始まりとされる丘の名前です。

 勿論、南部の農園は黒人奴隷を使う奴隷農園です。 だからジェラルドも百人を超える黒人奴隷を所有していました。
 しかし彼は奴隷制度を疑問に思いませんでした。

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 因みにジェラルドが「タラ」を手に入れたころ、彼の祖国アイルランドでは、ジャガイモ飢饉が起きていました。
 これはアイルランド人の主食だったジャガイモが伝染病で全滅した事により起きた飢饉で、これによりアイルランドの総人口の3分の1が餓死したとも言われます。

 恐ろしいのはこの時期もアイルランドでは大麦やライムギなどの主要農産物は普通に収穫されていた事です。
 しかしこれらの農産物は殆どがイングランドに送られて馬の飼料になっていたのです。

 イギリスの支配下でアイルランドの農地の殆どはイギリス人の地主の物になりました。
 その小作料は収穫の9割ともいわれました。
 アイルランド人は小作人として小作人に貸し与えられる小屋に付属した菜園で取れるジャガイモで生き伸びていたのです。
 ところがそのジャガイモが伝染病で全滅したので、大飢饉に陥ったのです。

 しかしイギリス人の地主達は自分達の利益と、イングランドの馬の飼料を確保するために、アイルランド人の小作人を餓死させることを選んだのです。

 一方、ジェラルドも他の南部農園主達も、自分の黒人奴隷を飢えさせたりはしませんでした。 
 ジェラルドのような南部農園主達は、自分の奴隷には、プアーホワイトと呼ばれる貧しい白人達より豊かな生活を保障していました。
 
 イギリスはジェラルドの同胞であるアイルランド人を大量餓死に追い込んでも「紳士の国」として通るです。
 だったら黒人奴隷を食を保障している奴隷農園主達だって「紳士」を自負するのは当然でしょう?

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 こうして農園主となり、その経営が安定すると、ジェラルドは妻を欲するようになりました。
 農場経営にも、また近隣の農場主達との交際にも、妻が必要なのです。
 ところがジェラルドはこれにもまた素晴らしい幸運に恵まれ、ニューオリンズ有数の名門ロビヤール家の令嬢で15歳だったエレンと結婚する事ができたのです。

 そして翌年には長女スカーレットが誕生しました。 
 夫婦は更に二人の女の子に恵まれました。

 このようなジェラルドを近隣の農場主達は、自分達と同等の南部紳士として受け入れました。
 ジェラルド自身もまた自分を完全な南部紳士と認識していたのです。

 ジェラルドは生涯アイルランド訛りの英語しか話せなかったし、正確な読み書きと計算ができる以上の学歴はなかっし、そもそも「紳士」階級の出身でもなかったし、それどころか殺人犯だったのですが、それでも南部を愛し、南部農園主達を愛し、彼等の生活様式に完全に馴染んだジェラルドを、南部紳士達は完全に自分達の仲間と看做したのです。

 一方ジェラルドも完全に南部紳士の価値観を受け入れ、南部に対して近隣の南部紳士達と全く変わらない「愛国心」を持っていました。

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 ジェラルド・オハラが結婚する以前から、アメリカでは奴隷解放を巡って南部と北部の対立が深刻化していました。
 この時奴隷解放を唱えて北部を代表した政党が共和党であり、南部を代表して奴隷制度の維持を訴えたのが民主党です。

 そして奴隷解放に反対する南部諸州は、連合してアメリカ合衆国から独立するという方向に進みます。
 
 そしてオハラ夫婦の長女スカーレットが成長して、恋に目覚める頃には、南部全域で武力での独立が規定路線になり、独立戦争の為の軍隊の編成が本格化していたのです。
 
 南部の地主達はこれに呼応して、各地で騎兵隊を作り始めました。 こうした騎兵隊に参加するのは農園主の子弟達です。

 これらの騎兵隊は馬は勿論、従卒とその馬など、必要な物は全て騎兵自身が自分で用意する事が前提です。
 そして南部では従卒として騎兵に同伴するのは黒人奴隷でした。
 
 つまり二人分の馬(換え馬も必要なので二頭以上)と屈強な男性の奴隷一人と、その食料弾薬を全部騎兵が負担する事になるのです。
 だから富裕な農園主の子弟でもなければ、入隊できないのです。

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 少し脱線するけど、古代ローマの共和制時代に騎士階級と言われる階級がありました。
 これは高校世界史では、これはローマの富裕層だと教わったのですが、なぜ富裕層=騎士階級か意味がわかりませんでした。

 しかしこの「風と共に去りぬ」の南部の騎兵隊の話で、やっと意味がわかりました。
 古代ローマの兵役は兵士自身が自分の使う武器や食料が自弁なので、騎士つまり騎兵になるのは馬を調達できる富裕層と言う事になるのです。

 もう一つ脱線するけれど、南部の奴隷農園主達は奴隷解放を唱える北部との戦争に、従卒として黒人奴隷を連れて行くことに何の不安も抱いていない事です。
 前線で反乱を起こされたり逃亡されたりしたら大変だと思うのですが、それを全く心配していないのです。

 つまり当時の黒人奴隷と主人には強い信頼関係があったという事でしょう。 
 実際南北戦争の混乱期にも、黒人奴隷の反乱のような事は起きていないのです。

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 ジェラルドの農園のあるクレイトン群でも、農園主達が騎兵隊の結成を決めました。
 そして郡内の農園主の子弟達は皆これに志願しました。

 しかしクレイトン群は開拓の歴史が浅く農園主は少ないので、農園主の子弟だけでは隊員が足りません。

 その為、小規模自作農始や猟師までもの参加を認めたのですが、彼等の馬やその他装備は、全て農園主達が負担する事にしたのです。
 
 ジェラルドも南部の奴隷農園主として、近隣の農園主同様、全面的に民主党を支持し、南部の独立を賛同していました。

 そこで彼はウィルックス家の当主等、近隣の農園主等数名と共にこの騎兵隊の編成の中心になり、馬その他の装備品の調達に奔走しました。
 こういう仕事を引き受けると、他の農園主以上に経済的な負担は大きいでしょうが、しかし彼には息子がいません。
 他の農園主達の息子は皆志願しているのですから、このぐらいは人並み以上にやらねばと言う感覚なのでしょうか?

 それにして凄いですね。
 現在の日本人の感覚では軍隊に志願するだけでも凄いのに、国の為に戦う為に、自費で軍隊を作るというのですから。
 
 因みに南部同盟って完全な民主主義国家なのですが、こういうのを見ると本来の民主主義ってこういう覚悟があって初めて守られる物だと思います。

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 そしてスカーレットが16歳になり、ウィルックス家の園遊会で、アッシュレー・ウィルックスの自分の想いを打ち明けたその日、遂に南北戦争が勃発したのです。

 南北戦争は最初は南軍優位でしたが、しかし南部は人口で半分以下、海軍はなく、工業力もゼロですから、開戦後数か月で苦境に陥ります。
 それでも4年余り頑張りますが、最後には南部同盟全土が北軍に制圧されて敗戦しました。
 
 ジェラルド・オハラはしかし最後まで南部同盟に尽くしました。
 所有する金融資産をすべて南部同盟の国債につぎ込み、南部同盟軍に送る兵站の為に農場の産物を提供し続けました。

 しかし遂に彼の農園「タラ」にも北軍が侵入します。 黒人奴隷達は逃亡し、屋敷は荒らされ、この混乱の中で最愛の妻エレンは病死してしまいました。
 彼はこのショックで、痴呆症になってしまいました。

 そして南部同盟も間もなく敗北し、国家主権を喪い北部の支配下に入りました。

 それでもジェラルドは南部同盟への忠誠を捨てませんでした。
 
 南部を支配下に置いたアメリカ合衆国政府は、南部人達に合衆国への忠誠を誓えば戦争で被った損害を賠償するとしました。
 その為、ジェラルド次女スエレンはジェラルドにこれを薦めましたが、ジェラルドは断固拒否しました。

 そして窮乏の中で死んだのです。

 南北戦争が始まった時、ジェラルドは既に60代で、しかも片足が不自由でした。
 だから出征できませんでした。
 しかし彼もまた南部同盟の為に戦い抜いき、南部同盟に殉じたのです。

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 こうしてみると彼の「愛国心」は本物です。
 しかし前記のように彼は移民一世であり、元来アイルランドの名誉を傷つけた人間を殺害するほど熱烈で過激なアイルランドの愛国者だったのです。

 彼の中で、アイルランド人である事の誇りと南部同盟への愛国心は完全に共存していました。
 
 元来アイルランド人ってアメリカでも差別されていたのです。
 アメリカ人の人種や民族による序列って、出身国の国際的な地位をそのまま反映しているような面があるのですが、アイルランドはインドやケニアと同様イギリスの植民地なのですから、白人の中では最低なのです。

 実際、イギリスでは第二次大戦後もなを「白いニグロ」と呼ばれる程の差別を受けていました。
 南北戦争後一世紀経ってジョン・F・ケネディがアイルランド系として初めてアメリカ大統領になった時は、オバマが黒人として初めて大統領になった時のような扱いで報道されていました。

 しかし彼はそれでもアイルランド系である事を誇り続けたのです。
 そして南部を愛し続けたのです。

 このようなジェラルド・オハラの生き方は、アメリカ人の理想の姿ではないでしょうか?
 アメリカ人は元来皆移民なのです。

 アメリカに移民する人達は皆、アメリカに救いを求め、成功を求めてくるのですが、しかし出身国への愛国心を捨てたわけではないし、民族や人種に至ってはどんな努力しても変更は不可能なのです。

 しかしアメリカに移民した以上は、アメリカを愛しアメリカに忠誠を尽くすべきである。
 そうでなければ移民国は国家として存続できません。
 
 「風と共に去りぬ」の主人公はあくまでジェラルドの長女スカーレットです。
 だから父ジェラルドの人生は、小説の中ではあくまでスカーレットの生きざまを描く為の背景としてしか扱われていません。

 しかしジェラルド・オハラ始め、背景として描かれる南部人達もまた、アメリカ人の多くが心から共感できるからこそ、この小説はアメリカ最大のベストセラーになったのではないでしょうか?

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 因みにワタシは一昨年、アメリカでリー将軍像の破壊事件が頻発し、「風と共に去りぬ」の映画の上映が中止される騒動が起きたのを機会に、数十年ぶりにこの本を読み返しました。

 するとそれまで単なる背景でしかなかったスカーレットの父親ジェラルドの生き方に興味をそそられました。
 それはワタシがネトウヨになって、移民や移民の在り方に興味を持つようになっていたからです。

 移民の受け入れが国益になるか否かは、結局移民がいかに移民先の国に適応するかによって変わります。
 アメリカが国家として成功したのは、これまでアメリカに移民した多くの人々が、ジェラルド・オハラのような生き方を選んだからでしょう。

 しかし在日コリアンやアメリカのコリアンコミュニティーを見ていると、ジェラルドのように民族の誇りと新しい祖国への愛国心を共存させることができる民族ばかりではないのもわかります。

 アメリカが現在移民の受け入れに対して懐疑的になり始めたのも、民族や出身国に執着して、アメリカを利用するだけの移民が増えたからでしょう。
 
 今後、日本にも移民が入り込みます。
 日本人もこうした問題を考えざるを得なくなりました。 

  1. 古本
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2019-08-23 14:01

チキン屋が増えるわけ GSOMIA

 夕べ手首斬るブスについてエントリーした後、こんな記事を見つけました。

 韓国 GSOMIA破棄を発表 日本に今後も強硬姿勢か

 見出しだけなら昨日ワタシが引用したNHKの記事と同様で、韓国は完全にGSOMIA破棄を決定しと思えます。

 しかし中身を読むと微妙に違います。

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 韓国大統領府はGSOMIA更新期限の24日を前に記者会見を開き、「GSOMIAを終了する」と発表しました。日本が貿易管理上の優遇対象国から韓国を除外したことを理由に挙げました。これによって北朝鮮のミサイルなどに関する軍事情報を共有できなくなり、日米韓の連携にも深刻な影響が出そうです。韓国では日本の輸出規制に対する反発が続いていて、韓国政府高官は21日に「韓国を信頼できないという国と敏感な軍事情報をやり取りすることが適切なのかという面では最後の瞬間まで悩み、慎重な決定を下すつもりだ」と述べていました。
 
 つもり??

 んじゃ、まだ破棄は決定してないってことでしょう?

(Q.貿易管理上の優遇対象国から韓国を外したということが理由だということは、つまりホワイト国から除外したことを一番の理由にしているということか?)
 まさにその通りで今回、日本のホワイト国除外措置に対する、いわゆる対抗措置として報復措置として行ったことがGSOMIAの破棄だということです。そして、韓国政府関係者によりますと、日本が輸出規制措置を撤回したならばGSOMIAの再開を検討しても良いというような発言まで出てきています。いわば日本側の経済的な対応に安保的な対応を報復措置として出したというのが今回の発表になります。

> 韓国政府関係者によりますと、日本が輸出規制措置を撤回したならばGSOMIAの再開を検討しても良いというような発言まで出てきています。

 あらら、この期に及んでまだチキンレースをやっているのです。
 今日もまだ続けています。

 韓国 GSOMIA破棄 きょうにも日本側に通告
 
 きっと明日の午後12時までチキンレースを続けますよ。 

 では明日の12時以降は?

 明日の12時を過ぎてしまうと、GSOMIAは自動延長されちゃうのです。
 
 GSOMIAは毎年8月24日までに、日韓両国のどちらかが相手国に、破棄を通告しない限り自動延長されるのです。
 だから韓国国内で幾ら「破棄するニダ!!」と喚いても、明日の午後12時までに日本側に正式な通告がなければ、来年まで自動延長です。

 でも日本側に通告していない事を、マスコミが騒がなければ、韓国人は皆「文在寅は勇敢にもアメリカの反対を押し切ってGSOMIAを破棄したニダ!! 日本に勝ったニダ!!」とはしゃぎ続けるでしょう。

 勿論、日本とアメリカはこのことを黙っていてくれると信じ切っているのです。
 
 実は韓国には似たような話があります。
 
 韓国中央銀行側は中国との通貨スワップを延長したと言っているのですが、中国側は何も言っていません。
 中国の中央銀行側のHPにもそのような事は書かれていません。

 幾ら中国でも通貨スワップを秘密事項にはしないので、中韓通貨スワップはなくなった考えるしかありません。

 しかし韓国ではこれは問題にならず、中韓通貨スワップは延長されている事になっているのです。

 通貨スワップのような経済上の問題でさへこれで済むのですから、軍事に関わるGISOMIAの延長ぐらい幾らでも隠蔽できますよね?

 但しこうして韓国人が皆GSOMIA破棄を信じるてしまうと、韓国経済には大打撃になるでしょう。
 
 GSOMIA破棄を破棄すれば、日韓関係はもとより、米韓関係も悪化します。
 こうなると韓国経済にもその悪影響が及ぶのは必須でしょう?

 ワタシが韓国人投資家なら、とりあえず手持ちの韓国株やウォンは売って、ドルや外国株式に変えます。
 勿論韓国に投資している外国人も同様な行動に出るでしょう。

 韓国経済はそれでなくても悪化しており、頼みの輸出も減少の一途をたどっています。
 そして11月には1000億ドルの対外債務の返済期限が来るのです。

 今の状態で債務返済が不可能になっても、つまりデフォルトしても、もうIMFからも見捨てられる可能性が高いのです。 だってIMFの融資には、出資国の拒否権があるのです。 そして日本とアメリカはIMFの出資国の一位と二位を占めているのですから。

 こうなるとそのままベネゼイラになってしまいます。
 自分でチキンレースを仕掛けて、結果を胡麻化しても、結局崖から転落する羽目になるのです。

 それににしても韓国人って、ホントにチキン好きですね。
 
 韓国人は皆チキンが大好きなのですから、これでまたチキン屋が増えても大丈夫ですよね?

  1. 未分類
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2019-08-22 20:45

手首斬るニダ!! GSOMIA破棄?

 ブスが手首にカミソリを宛て喚いています。

 ウリの言う事、聞いてくれないと、明後日には手首斬るニダ!!

 と。

 しかしブスはホントに手首を斬ってくれるのでしょうか?

 

韓国 GSOMIA破棄を決定 日韓対立が安全保障分野にも波及


 日本と韓国の軍事情報包括保護協定=「GSOMIA」について、韓国政府は、延長せずに破棄することを決めたと発表しました。これについて外交ルートを通じて日本政府に通告するとしていて、日韓の対立は安全保障分野にも波及することになります。

 軍事情報包括保護協定=「GSOMIA」は、日本と韓国が2016年に締結したもので、1年ごとに延長されていますが、どちらかが毎年8月24日までに通告すれば協定を破棄できることになっています。

 自動更新の期限が24日に迫る中、韓国大統領府は、22日午後3時からNSC=国家安全保障会議を開き、日本との「GSOMIA」について協議し、その結果について大統領府のキム・ユグン(金有根)国家安保室第1次長が発表しました。

 それによりますと、日本政府が輸出管理の優遇対象国から韓国を除外する決定をしたことについて、「明確な根拠を示さなかった」と指摘し、「両国の安全保障協力の環境に重大な変化をもたらした」としています。

 そのうえで「このような状況で安全保障上、敏感な軍事情報の交流を目的に締結した協定を続けることは、わが国の国益に合致しないと判断した」として、「GSOMIA」を延長せずに破棄することを決めたと発表しました。

 これについて韓国政府は、協定の自動更新の期限のあさってまでに、外交ルートを通じて日本政府に通告するとしています。



 GSOMIAは毎年8月24日までに、日韓どちらか一方が破棄を通告すれば、それで破棄されます。

韓国政府は、協定の自動更新の期限のあさってまでに、外交ルートを通じて日本政府に通告する
 
 ところが韓国側はなぜかまだ日本側には、正式に通告していないのです。

 明後日になったら通告するニダ!!

 と、言っているのです。

 オイオイ、破棄するって決めたんでしょう?
 だったらさっさと日本政府に通告したら?
 
 まさか、日本側が「破棄しないで欲しい」と頼み込んでくるのを待ってるんじゃないだろうね?

 日本もアメリカももう韓国が破棄したいんなら破棄すればよいと思って、対応を考えているんだから、誰も止めないと思うよ。

 それとも国内向けには盛大に「破棄するニダ!!」喚いても、日本には通告しないという事もあり得ます。

 それで、韓国国内向けには「ウリはアメリカに抵抗して、GDOMIAを破棄して日本を追い込んだニダ!!」と踏ん反り返って見せるのです。

 しかしアメリカには「GSOMIAは継続してるニダ。 だってウリは日本には破棄を通告してないニダ。 だからアメリカ様怒らないで欲しいニダ。」と言う心算でしょうか?

 そして日本には「GAOMIAは継続してやったから情報寄こすニダ。」と言うのでしょうか?

 何しろこのブスの鉄面皮と虚言壁は散々見せつけられました。
 だから何をやっても驚きません。

 ワタシとしてはこの手のブスは、手首ではなく頸動脈を斬って、さっさと消えて欲しいのですが。
 

  1. 特亜
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2019-08-22 13:23

「NHKから国民を守る党」を支持します

 「NHKから国民を守る党」を必死に非難している連中がいます。

 舛添要一はナチだと言うし、江川紹子は「メディアはN国の取り上げ方をよく考えて」と言うし、古谷経衡は使い古された主張を連呼するだけだと言います。

 またNHKへの不満だけしか政策がないというのはケシカラン!!と言う非難も多いです。

 しかしワタシはN国党を支持します。
 前回の参議院選挙は結局自民党に投票しましたが、それでも実はN国党にしようかどうか悩みました。

 なぜならワタシはN国党の唯一の政策である「NHKのスクランブル化」を全面的に賛成しているし、最終的にはNHKの解体、そして災害報道など重要報道は安全保障の為にも政府が行うべきだと考えているからです。

 しかし残念な事にこれを政策として掲げてくれる政党は他にありません。 だったらこの政策の実現を切望する人はN国党に投票するしかありません。

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 他の政党・政治家がNHKのスクランブル化やその他の改革に極めて消極的であるばかりか、むしろNHKの言いなりになってNHKの肥大化に努めている理由はわかります。

 これは近代民主主義国家のアキレス腱ですが、政治家はマスメディアを敵に回せないのです。
 この数年でも、何人も政治家が新聞やテレビによるネガティブキャンペーンで政治生命を絶たれています。

 大臣の発言から前後関係を抜きに一部の文言だけを抜き出して「暴言!」と騒ぎ立てて、辞任させるなんて事は何度もありました。

 現在はネットがあるのでその気になれば一般国民も、自身でその「暴言」の前後関係を見て本当に暴言だったのかどうかを確認する事が可能になりました。
 それでもやはりマスメディアの捏造した「暴言」に煽動される人間は多いのです。

 勿論、マスメディアの煽動は選挙にも大きな力を持ちます。
 
 古代ギリシャの時代から民主主義の敵は、国民の感情を煽って政治を混乱させるデマゴジアでした。
 そして新聞が生まれ以降は、マスメディアがそのデマゴジアになったのです。

 このデマゴジアは非常に凶悪です。 
 20世紀の二つの大戦も、結局はマスメディアによる煽動に依っておきました。

 哀しいけれど普通の政治家がこのデマゴジアに逆らう事は難しいのです。
 NHKはこうしたデマゴジアの中でも、日本最大最強、そして最悪なのです。

 これではどんな政治家も正攻法でNHK改革など言いだせるわけもないのです。

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 ところがN国党はこれを逆手に取って、「NHKをぶっ壊す!!」だけを政策にしました。
 そしてそれ以外は多数派に従う、憲法改正についても「自民党がNHKのスクランブル化に賛成してくれるなら賛成する」と言い切りました。

 ここまでスッキリ「NHKのスクランブル化」だけに徹底すると、他の政策の問題でN国党を批判する事はできなくなります。

 こうしたN国党の姿勢を「ワンイッシュー」と非難する人達がいるわけです。
 しかしそれでは外交防衛から敬座福祉環境など全ての政策に、同等の関心を持ち、それらの政策の実現の為に同等に努力しているのでしょうか?

 そんなことはないのです。
 政党としては色々な政策を並べても、反原発とか基地反対だけに執着している奴は多数います。
 また特定の団体と結びついて、その団体の利権擁護だけに奔走している奴も多いです。

 更に財務省の手下になって増税の為だけに活動している奴も、これまた非常に多いのです。

 因みに安倍総理は憲法改正と拉致問題の解決こそが、最重要と考えているのでしょう。
 しかし安倍総理の党内基盤は弱く、総理の意思だけでは自民党を動かせないのです。 だから増税派と妥協しないと憲法改正に持っていけないのです。

 逆に言えば自民党増税派は憲法改正や拉致問題の解決を、消費税増税とバーターしているのです。

 だったらNHKのスクランブル化だけを政策として、その実現だけを目的として活動する政党のどこが問題なのでしょうか?
 
 反原発や反基地に執着しているのは、一部のキチガイだけです。
 一部の利権団体の擁護は、その団体以外の全て国民の損失になります。
 しかしNHKのスクランブル化とNHK改革は、全て国民の利益になります。 

 因みに安達誠二先生によると、一家辺りの消費増税の負担は年間1万5千円程度で、NHKの視聴料負担を止めたら十二分におつりがくるのだそうです。 
 
 憲法改正のバーターとして、消費税増税を持ち出す自民党増税派と、NHKのスクランブル化を持ち出すN国党のどちらが不純で不正なのでしょうか?
 
 元来自民党が憲法改正を目指して創立された事を思えば、前者の方が余程不純で不正でしょう?

 それをなぜN国党だけを問題にするのでしょうか?

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 逆に聞けれど社民党や共産党やれいわ新選組などの泡沫政党が、実現不可能な政策をゾロゾロ主張する事に意味があるのでしょうか?
 
 泡沫政党では最初からできる事は限られているのに、防衛政策や財政政策の根幹にかかわるような政策を主張をゾロゾロ掲げた所で実現不可能なのは自明です。
 
 それどころか民主党など美味しそうな話ばかり無数に並べたマニュフェストで政権を取りましたが、結局これらのうち実現した物は何一つありません。

 こんなの完全な詐欺です。

 実現しない政策を無数に並べるのと、頑張れば実現するかもしれない政策を一つだけ掲げるのと、どちらがマトモでどちらが誠実なのでしょうか?

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 確かにN国党の党首立花氏は、参議院議員当選後もユーチューバーのノリで、一般の政治家でありえないレベルの「暴言」を吐きまくっています。
 
 マツコ・デラックスへの抗議などその典型でしょう。

 江川等、所謂知識人の常識では国会議員はタレントを批判してはならないのです。
  
 ワタシもマツコ・デラックス個人への抗議は、問題だと思います。
 なぜならこれはマツコ・デラックスの問題ではなく、マツコ・デラックスに例の発言をさせたテレビ局側の問題だからです。

 だってこれ放送法違反ですよ。
 放送法ではテレビ番組は元来公正中立を求められているのです、それをバラエティー番組だからと、お抱えのタレントを使って特定政党とその支持者に対する攻撃をさせていいのですか?

 勿論これは立花氏も承知の上でしょう?

 そして彼の場合、確信犯でテレビ局ではなく、マツコ・デラックスと言う有名タレントを標的にする事で、炎上による売名を狙っているのです。
 彼は11月には衆議院解散があると読んでいるので、その間にできる限りN国党の認知度を上げたのです。

 NHKと言う巨大デマゴジアと戦う為には、この種の非正規戦をやるしかないでしょう。
 何しろNHKは公共放送でありながら、この手の偏向報道を繰り返しているのですから。

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 江川紹子はこうした立花氏のパフォーマンスを「暴力的だ」「不寛容だ」と大問題にしているのです。

 しかし江川紹子がそれ程暴力や不寛容を問題にするなら、野田政権時に野田の演説に抗議のプラカードを挙げた人が逮捕拘束された問題や、在特会が正規の届け出を出して許可されたデモや集会を、在日コリアン等が暴力で妨害したことを何で問題にしてこなかったのでしょうか?

 結局江川は自分の気に入らない人間の「暴力」や「不寛容」だから、非難しているだけなのです。

 自分の気に入る人間なら、どのような暴力を振るおうとも、どれほど不寛容であろうとも全く問題にいないばかりか、自身がその暴力や不寛容を煽動しているのです。

 江川の気に入る人間はそのままNHKを筆頭とするマスメディアの気に入る人間です。

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 彼女は舛添や古谷や、そしてマツコ・デラックス等と同様、マスメディアお抱えてのタレントとして商売してきました。
 
 御主人様に逆らな!!!

 忠犬達はキャンキャン吠えているのです。
 
 尤も弱い犬程よく吠えるから盛大に吠えているだけです。
 それに連中は吠えるだけの能の犬なのです。

 吠えるだけで他に何もできません。

 何よりも、ワンコ達が驚愕しているのは、御主人様の煽動に乗らない民衆が現れた事でしょう?

 舛添はN国党の選挙の仕方がナチと同じで、民衆を扇動して選挙に勝ったというのですが、前記のように近代以降民衆を扇動してきた最大のデマゴジアは、マスメディアなのです。

 しかしネットの普及で、舛添の御主人様の神通力は衰亡の一途をたどっているのです。
 そして御主人様の意向を無視して、自分達の意思を通す下民共が出現しているのです。

 マジにネットがなければ舛添が東京都知事をリコールされる事もなかったでしょう。

 けれどもワンコ達はこれまで自分達が御主人様に飼われて吠えていた事さへも自覚できなかったのです。
 だから現在の事態に狂乱絶叫するしかないのです。

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2019-08-21 10:16

ムーミンパパは凄腕スパイ? 「バルト海のほとりにて」

  少し前ですが「バルト海のほとりにて」と言う本を読みました。
 著者は小野寺百合子は、ムーミンシリーズや「長靴下のピッピ」など北欧の児童文学の翻訳で有名な人です。

 彼女はこの他にも、夫と共にスウェーデンの女性運動家エレン・ケイの「恋愛と結婚」始め、スウェーデンの思想や哲学に関する本や論文を多数翻訳しています。

 「バルト海のほとりにて」には彼女がスウェーデンと更にバルト海を挟んで対岸にあるラトビアに暮らした頃の話が描かれています。

 こう書くと完全なお花畑パヨク本のようなイメージですよね?
 でもここで描かれているのは、第二次大戦前から戦中に至る日本軍の北欧での情報収集活動です。

 このころ世界中で活躍したスパイの中でも最も優秀と言われたのが、1935~1936年までラトビアの
、そして1940年から終戦までスウェーデンの駐在武官を務めていた小野寺信でした。

 その妻がムーミンの翻訳をした小野寺百合子なのです。
 彼女は妻の立場から、小野寺信の情報活動を描いたのです。

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 駐在武官が集めた情報をまとめて日本に送る報告書も、また日本から武官達に送られる指令の多くは秘密情報として暗号化されます、
 
 ドイツやアメリカなど複数の武官が駐在する国では、報告書の暗号化や指令書の暗号解読を専門に行う暗号要員も駐在します。

 しかし駐在武官が一人しかいない国では、妻がこの仕事を行うのです。
 
 その為、百合子は夫の報告書や日本から指令書を精読する事になり、夫の情報収集活動の全容を知る事になりました。
 それだけでなく百合子はまた信が情報源とした人々の多くとも、夫と共に交際していました。 その為彼等の人となりもまたよく知る事になりました。

 前記のように小野寺信は当時のスパイの中でも最優秀と言われる程優れた情報収集活動をしていたので、戦後彼に当時の事を書き残してほしいという依頼は多数ありました。
 しかしなぜか彼はなぜか自身がそれを書く事は好まず、結局妻の百合子がこれを書き残す事になったのです。
 それが「バルト海のほとりにて」なのです。

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 暗号処理と共に駐在武官の妻としての重要な仕事は、在留国の上流階級や他国の駐在武官や外交官との交際です。
 だから駐在武官や外交官は、ヨーロッパの上流階級の生活様式で暮らす事になります。
 そしてヨーロッパの上流階級の社交生活では、妻の役割が非常に重要なのです。

 その為、ラトビアでもスウェーデンでも百合子は、秘書、女中、料理人、子供の家庭教師など多数の家事使用人を使い、家事や育児からは完全に開放されていました。

 こうして百合子は、昼間は各国外交官や駐在武官の夫人達が集まるティーパーティーに、夜は夫同伴晩餐会や舞踏会に出席し、自身もまた再々晩餐会やティーパーティーを主催するという華やかな日々を送る事になりました。

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 実は小野寺信の情報の多くは、在留国の軍部や情報機関や各国駐在武官を通じて得た物でした。
 これには相手との強い信頼関係が必要ですが、しかしこうした信頼関係を築くには、まず多くの人々と幅広い交際をする事が不可欠なのです。

 例えば小野寺はラトビア勤務中にエストニア武官の信頼を得て彼を通じて、エストニアの情報機関からソ連情報を得られる体制を作りました。

 エストニアはソ連と国境を接している事から、多数の情報員を越境させてソ連に送り込んでいました。 
 彼等はソ連軍内部にまで入り込み、ソ連軍内部情報まで得ていたのです。
 
 そしてソ連がバルト三国に侵攻して、日本の外交官や駐在武官が撤退したのちも、エストニア人達は小野寺に重要情報を与え続けてくれました。

 このような体制を作るには、相手との強い信頼関係が必要ですが、しかしその信頼関係を築くには、まず多くの人々と幅広い交際をする事が不可欠なのです。

 スウェーデンでは勤務期間が長かった事もあって、スウェーデン王族や民間人までさらに広い人々と交際しました。
 
 彼はこれを通じてスウェーデン側から多くの便宜を図ってもらう事が出来ました。

 また最新式の暗号解読機の入手に成功し、これがアメリカ軍の暗号解読を可能にしました。

 そして最後にはスウェーデン王族から終戦工作を提案されます。
 スウェーデン国王が昭和天皇と連合国の間に入り、終戦に持ち込むという案でした。

 これが実現していれば原爆が落とされる事も、北方領土を喪う事もなかったでしょう。

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 このような小野寺信の交際を支えるのが百合子の仕事でした。

 因みに駐在武官や外交官の家事使用人には、必ずスパイが入り込むのと言うのが常識です。
 そこで舞踏会などで夫婦が長時間家を空けなければならない場合は、暗号解読書など重要書類は、半分は信が腹巻に入れて、残りの半分は百合子が帯芯に入れて持って行きました。

 その為、百合子は舞踏会もすべて和服で通しました。
 
 しかし夫婦揃って腹に暗号解読書を仕込んで出席する舞踏会とは・・・・・。 

 これは神経を使うでしょう? 
 サラリーマンの妻でも夫の上司夫人との交際なんか真っ平と言うのが普通なのに、国家機密に関わる情報収集に関わる交際に巻き込まれるなんて・・・・・。

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 そもそも小野寺信子は質実剛健な軍人家庭に育ち、夫と子供為に尽くすのが女性の役目と信じる古典的な良妻賢母でした。

 小野寺夫妻には4人の子供がいました。 
 信がスウェーデンに赴任した時は、信だけが先に出発し、百合子は家の始末をしてから出発する事になっていました。

 この時夫婦は学齢期の上の子3人を信の妹に預けて、末っ子だけを連れて行く事に決めていたのですが、百合子は子供達と別れるのが辛く、出発を一日伸ばしに伸ばし続けて、遂に信の友人から「奥さん、いつまでグズグズしているんですか!!」と叱咤されてしまいました。

 彼女はヨーロッパの上流階級夫人として社交界で華やかに暮らすより、糠味噌臭い女房として子供達と一緒に暮らす方が遥かに幸せな人だったのです。

 ともかくそれでも出発する事になった百合子は子供達に「お父さんだけでなく、私もお国為に奉公しなければならなくなったのだから仕方がない。」と言い残しました。
 そしてこの言葉は戦時下に両親と離れて暮らす子供達の心を支えたのです。

 もう、馬鹿フェミが見たら、怒り狂うような古典的な日本女性その者ですよね。

 しかしそれでも「お国の為に奉公する」と覚悟を決めた百合子は、スウェーデンでも暗号処理と社交生活に励みます。

 そして百合子はこれを通じて、多くのスウェーデン人と知り合い、彼等との親交を深めて行きました。 またこうしたスウェーデン人との親交を通じて、スウェーデンの文化の理解するようになりました。
 これにより百合子は後に、北欧児童文学や思想哲学の翻訳家となる事ができたのです。

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 小野寺夫妻がこうしてスウェーデン人達と築いた友情は、終生続きました。
 またスウェーデンへの愛着も終生続きました。

 夫妻は日本スウェーデン協会を設立し、スウェーデン文化の日本への紹介や、日本文化のスウェーデンへの紹介、日本スウェーデンの友好に尽くしたのです。

 小野寺夫妻はまた武官在任中に情報を提供してくれた人達とも、終生交際し続けました。

 その中の一人がポーランド人リビコフスキーです。
 彼は元々ポーランド軍参謀本部付情報将校でしたが、ドイツ軍のポーランド侵攻でポーランドが崩壊するとラトビアに逃れました。
 
 そこで小野寺の前任者だった日本の駐在武官に拾われて、武官事務員として勤務していました。
 しかし彼は元のポーランド情報部の持つネットワークから、ドイツ、ソ連について膨大な情報を得る事ができる男でした。

 このリビコフスキーを通じて、小野寺はドイツ軍のソ連侵攻の意図を知る事ができました。
 しかし当時の日本側はこれを信用しませんでした。
 
 当時日本の軍部は、ドイツがいつイギリスの上陸するかだけを知りたがっており、ソ連に侵攻する事など全く考えていなかったのです。
 
 なぜなら当時のドイツ駐在大使は、ヒトラーやリッペンドロップといつでも直接ヒトラーと話しができる程親密だったのです。
 そしてヒトラーが彼に「イギリスの上陸する」と明言していたので、日本側はそれを信じきっていたのです。

 なんのことはない駐独大使は、ヒトラーとリッペンドロップにまんまと騙されていたのです。

 一度騙されたら騙した相手を二度と信用してはいけないのに、日本はドイツのソ連侵攻後間もなくドイツの日独伊三国同盟を締結してしまいました。 

 リビコフスキー自身は亡命ポーランド軍人達がポーランド国外に作った自由ポーランド軍に所属していたのですが、日本が三国同盟に加盟し、ドイツと同盟関係になってからも続きました。

 しかしドイツの武官がリビコフスキーの存在に気づき、小野寺に彼の引き渡しを要求し始めました。 小野寺はしかし彼をイギリスに逃がしてやりました。

 リビコフスキーはイギリスに渡ってからも、別のポーランド人を通じて、小野寺に情報を送り続けてくれました。

 第二次大戦が終わりポーランドが共産圏に組み込まれると、多くのポーランド人が祖国を追われました。
 リビコフスキーも祖国に戻る事ができなくなり、カナダに移住しました。

 彼はカナダで貧しいポーランド移民を支援し、更にはカナダ政府を動かしてポーランド人のみならず貧し老人達の為のスウェーデン式の老人ホームを設立させることに成功したのでしたのです。

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 無残なのは、ラトビアの運命です。
 ソ連の侵攻で、ラトビアの指導層の殆どが殺害されました。
 またラトビアの総人口の20~30%が、ソ連に抑留されて過酷な生活を強いられた挙句、その殆どが衰弱死しました。
 そしてソ連崩壊までラトビアは完全に閉ざされてしまったのです。

 ラトビアだけでなくバルト三国は全て同様の運命をたどりました。
 こうしてみると共産主義国家に侵略されるとはどういう事かがわかり慄然とします。

 だから小野寺夫妻がラトビアで交際した人々の殆どは、ソ連に殺されたでしょう。 
 しかしそれでもソ連の手を逃れて亡命した人々は、祖国の解放を求めて活動を続けました。

 小野寺夫妻は彼等の活動も支援し続けました。

 このような小野寺夫妻の戦後を見ると、小野寺信の情報収集活動とは、当に彼の誠意その物であったと思えます。
 そして妻百合子も誠意に置いて、また知性に置いても夫に勝るとも劣らない人だったと言わざるをえないのです。

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 因みに小野寺百合子の翻訳の中で最も有名なのは、やはりムーミンシリーズですが、しかしムーミンの作者トウベ・ヤンソンはレズビアンでした。

 彼女はムーミン一家の居住地そっくりの孤島の、ムーミン屋敷とそっくりの家で、パートナーの女性と二人で暮らしながらこの作品を書いたのです。

 でもムーミン一家ってパヨクとLGBT活動家が、目の敵にする古典的な家族その物でしょう?
 小野寺百合子はムーミンを単なる児童書ではなく、深い哲学を含む本だと言います。 
 
 ムーミンママは夫を愛し、息子を愛し、そしてスナフキン始め、一家を取り巻く人々を愛し、彼等の喜びを自分の幸福とする専業主婦です。
 ムーミンシリーズの挿絵は全てヤンソン自身が描いているのですが、ムーミンママはいつもエプロン姿です。

 妻として母として生きた環境は全く違うけれど、百合子はムーミンママの生き方に深く共感したのかもしれません。

 それではムーミンパパは?
 ムーミンパパは若いころには大冒険をしたこともあるのですが、しかしママと結婚してからは職業不詳です。

 でもムーミンママが小野寺百合子の分身なら、ムーミンパパは百合子の夫のような凄腕スパイかも?

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 追記

 ワタシが「バルト海のほとりにて」を読んだのは、チャンネルクララでこの動画を見たからです。
 大変面白い動画だし、そう長くもないので、見ていない方はぜひご覧ください。


https://www.youtube.com/watch?v=1Y8kgTNijVI

 
https://www.youtube.com/watch?v=n2WjtHkli80

 
https://www.youtube.com/watch?v=hYC2OB4tGts

  1. 古本
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2019-08-18 14:34

被害者を責める文化? 女性の人権??

 ワタシは女性ですから、女性の人権は自分自身の問題として大切に思います。
 しかし馬鹿フェミとパヨクのお陰で「女性の人権」が狂っていると思います。

 「ピンクの服は危ない」痴漢被害に遭った女性、警察官の言葉に耳を疑う SHELLY「被害者を責める文化やめよう」
2019.08.17 09:00
 アーティストとして活動する増田ぴろよさん(仮名)は、父親はほぼ不在の4姉妹の女系家族で育った。 父親は暴力を振るい、母親に対して“モラハラ”をするような「クズだった」と話す。母と祖母が保育園を経営していたこともあり、周りの大人は女性ばかり。用務員の男性が保育士の女性にセクハラをした事件もあり、そんな環境から増田さんは「災いは全部男性が運んでくる」と幼少期から刷り込まれてきた。

 また、増田さんが子供だった頃に、宮崎勤事件(1988~1989年:東京都北西部・埼玉県南西部で相次いで発生した幼女を対象とした一連の連続誘拐事件)が起きた。同時期に、女子高生コンクリート詰め殺人事件(1988~1989年:被害者女子高生が不良少年グループに拉致・監禁され、コンクリート詰めにして遺棄された事件)も起こり、心には常に男性への憎しみの気持ちがあるという。

 日頃から男性を避けて暮らしている増田さんは、職場もなるべく女性の多い場所を選び、女性専用マンションを選んで住んでいる。それでも、夜道で男性から突然後ろから抱きつかれる痴漢被害に遭った。 増田さんが警察に相談しに行くと、警察官から「そんな時間に歩くのは気をつけてほしい」「ピンクの服は危ないのでやめたほうがいい」などと言われ、耳を疑ったという。 

 これにはSHELLYも「理性がなくてピンクを見ると欲情して抱きつかずにはいられない男性がいるなら、一度そういう男性を小屋みたいなところに入れないと社会は成立しない」と警察の対応にドン引き。さらに、SHELLYは「被害者を責める文化はマジでやめよう」と続け、怒りを露わにした。
朝日新聞『かがみよかがみ』編集長の伊藤あかりさんは「痴漢の被害者がきたときの駆け込みマニュアルは絶対に男性がつくっている」と推測し、「マニュアルを作るところまで女性が出世していかないといけない」と警鐘を鳴らした。 

 増田さんが痴漢に遭遇したとき、藁にもすがる思いで知らない人の家のドアを叩き「痴漢被害に遭っているので助けてください!」と伝えると、部屋の中から女性が出てきて助けてくれたという。
「椅子とあたたかいお茶を用意してくれて、その人が警察に電話をしてくれた。救いはその女性の優しさだけだった」と振り返った増田さん。増田さんは現在、男性への怒りをアーティスト活動で昇華している。 

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増田さんが警察に相談しに行くと、警察官から「そんな時間に歩くのは気をつけてほしい」「ピンクの服は危ないのでやめたほうがいい」などと言われ、耳を疑ったという。 

 痴漢に遭ったのは気の毒です。

 しかし犯罪に遭った被害者が、相談に行けば警察とすれば、次に被害に遭わない方法をアドバイスするしかありません。

 これにはSHELLYも「理性がなくてピンクを見ると欲情して抱きつかずにはいられない男性がいるなら、一度そういう男性を小屋みたいなところに入れないと社会は成立しない」と警察の対応にドン引き。

 痴漢の中には自制心が弱く、ピンクを見ると欲情して抱き着かずにいられない男性も相当数存在するのでしょう。
 しかし日本は民主主義国家ですから、現実にそのようなそのような男性をがいたとしても、実際に痴漢行為を犯さなければ、逮捕や拘束ができるわけもないのです。

 同様民主主義国家ですから、全ての男性の心理テスト等をやって、ピンクを見ると欲情して抱き着くかを調べる事もできません。

 だから警察としては被害者側に用心するようにアドバイスするしかないのです。
 これはどんな犯罪でも同様です。

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SHELLYは「被害者を責める文化はマジでやめよう」と続け、怒りを露わにした。

 被害に遭わないようにアドバイスしたら「被害者を責める文化」なのですか?
 だったらこの人は何で銀行に文句を言わないのでしょうか?

 ATMには必ず振り込め詐欺の注意が書かれています。
 この注意は振り込みをする時にも出てきます。

 痴漢に遭わない為のアドバイスを「被害者を責める文化」と言うなら、振り込め詐欺に遭わない為のATMの注意書きだって「被害者を責める文化」でしょう?

 「戸締り用心、火の用心」と言うのも「被害者を責める文化」と言う事になります。
 さらに言うと耐震耐火建築や火災保険を勧めたりすることも「被害者を責める文化」です、

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痴漢の被害者がきたときの駆け込みマニュアルは絶対に男性がつくっている

 女性が作ったら、暗い夜道を一人歩きしても、煽情的な服装をしても、痴漢に遭わない方法を書いたマニュアルができるのでしょうか?
 そういう方法があるのなら、自分でそれを実行すれば済む事です。

 実行しないから痴漢に遭ったのでしょう? 
 それってつまり自分が悪いという事です。

 因みにフェミニスト大国スウェーデンでも、移民の流入で性犯罪が激増し、今や世界屈指の強姦大国ですが、スェーデン政府や警察が推奨する性犯罪対策は、夜になったら危険な地域へ行かない、イスラム教徒に倣ってベールを被るなどです。

マニュアルを作るところまで女性が出世していかないといけない
 
 スェーデンは閣僚も官公庁や企業の幹部も、半数は女性なんですけどね。

 それにしてもベールはともかく、ここで言う危険な地域として指定されているのが駅とその周辺とか、普通の街中なのです。
 夜、駅に行くななんて言われたら医師や看護師など夜勤のある女性は、どうしたらよいでしょうね?
 いくら何でも駅の周辺ぐらいは警官をガッチリ配備して、安全を確保するべきだと思うんですよね。

 それでも現実に女性が性犯罪に遭わないようにする自分でできる事と言うのは、結局これぐらいだと言う事です。

 そして犯罪被害に遭わない為には、まず自分自身が用心するというのは、当然すぎるぐらい当然の事です。

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 これは性犯罪に限りません。
 全ての犯罪被害について同様です。

 例えば男性が多額の現金を抱えて暗い夜道を一人で歩いていて、ひったくりに遭ってその現金を奪われて警察に相談したら何と言われるでしょうか?

 「そんな時間に歩くのは気をつけてほしい」
 「多額の現金を持ち歩くのは危ないのでやめたほうがいい」

 こういわれるに決まっているでしょう?
 だってこれ路上強盗やひったくりに遭わない為の当然の用心ですからね。

 これを「被害者を責める文化」と言うべきでしょうか?

 被害者が一切用心しなくても、犯罪に遭わない社会と言うのは、一見素晴らしいのですが、しかしこれは実際には犯罪を実行する前から、「怪しい人間」を全て逮捕拘束するような恐怖社会ではありませんか?

 こんな社会を誰が望むのでしょうか?

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 ところがこの記事のようなタイプの女性達は、女性の痴漢など女性の性犯罪被害などに限って「被害者を責める文化」と解釈して騒ぐのです。

 これってもう唯の僻み根性じゃないですか?
 この記事の主役のような自分の体験からくる歪んだ男性憎悪からくる、被害妄想じゃないですか?

 不幸な家庭に育った事は同情しますが、しかし自分の不幸から被害妄想で「女性の人権」を議論されても困るのです。

 そんなことをすれば女性は今後、有益なアドバイスやサポートも得られなくなり、結局は女性の人権を棄損する事になります。

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 実は夕べ、他のブログでこんな記事を拾いました。

 現在、イギリスでは4~5人に一人の妊婦が帝王切開で出産しているというのです。 その原因は妊娠中の異常な体重増加で、その為胎児も5キロを超えるような巨大児になってしまい、正常分娩ができなくなるからだと言います。
 またこれが更に母親や子供の糖尿病などを引き起こすというのです。

 ところが「しかしながら妊婦に体重増加を指導するのは人権に反するから言えない。」のです。

 医者が患者に健康上のアドバイスをする事が「人権に反する」??

 それじゃ医者が糖尿病患者や腎臓病患者に食事制限を課したり、肝硬変の患者にお酒を禁じたりするのも「人権に反する」のですか?
 でもまさかこれはないですよね?

 それなのに妊婦の体重管理にだけ医者が口を出せないのは、つまり妊婦が女性で、女性の容姿に関わる話に他人が口を出すのは「人権に反する」と言う馬鹿フェミ独特の愚劣な理論の延長でしょう?

 妊婦の健康は妊婦本人だけでなく、生まれてくる子供の健康、それどころか命に関わる話なのに・・・・。

 一部の馬鹿フェミが狂った僻み根性による「女性の人権」を振り回し、それが多くの女性や生まれてくる子供の生命と健康まで脅かしているのですから深刻です。

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 そういえば日本でも不妊治療は年齢が上がる程効果が薄れるので、若いうちに受ける事を薦めるという小冊子の配布を、馬鹿フェミ女性議員達が「自己決定権の侵害」として反対して潰しました。

 不妊治療を受けるかどうかを決定する権利は、勿論当人にあります。

 しかし年齢が上がればその効果が薄れるというのは、医学的な事実なのです。

 どんな場合でも、自己決定権を正しく行使するためには、より多くの情報を知っておくべきなのです。
 就職や進学をする時でも、選挙で投票する時でも、投資をしたり家を買ったりするときでも、決定する前に、それに関する情報はできる限り知っておくべきだという事に反対する人はいないでしょう?

 「年齢が上がれば不妊治療の効果は薄れる」と言うのは、不妊治療に関する自己決定権を行使するのに必要な情報の一つです。 それも非常に重要な情報です。

 ところが日本の馬鹿フェミ議員達は、「自己決定権の侵害」としてこの情報を女性達から遮断したのです。
 
 これも結局、「女性は子供を産む為にいるんじゃない!!」とかいう馬鹿フェミ独特の僻み根性の発露でしょう?

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 ワタシは女性として言います。
 
 ワタシ達女性は、自分自身でこの手の馬鹿フェミを叩き潰すべきだと。
  1. 馬鹿フェミ
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2019-08-15 14:36

久しぶりの散歩

 昨日は久しぶりに散歩しました。

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 6月20日の深夜に右腕を脱臼して以来初めての散歩です。

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 腕の脱臼だけで、足は何ともなかったのです。
 
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 でも最初の脱臼してから最初の3週間は、腕を吊って、その上から巨大なゴムバンドみたいなもので固定していました。
 すると何だか凄く歩きにくいのです。

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 体のバランスが微妙に崩れるのか、少し歩くと凄く疲れるし、その上履き慣れた靴を履いていても酷い靴擦れになりました。
 家から近所の病院まで10分足らず歩く間に、靴擦れで痛くて堪らなくなったのです。

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 腕の固定は3週間で終わったのですが、やはりなかなか普通に歩けるようになりませんでした。
 勿論自転車は使えません。

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 脱臼した時に、腕の骨の先を剥離骨折したのですが、この骨がまだ完全に着いていないのです。
 だから自転車に乗っていて不用意に力を入れると、また剥離しちゃうからです。

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 剥離骨折した骨が完全に着くまでは自転車は使えないのです。
 だから大変不便です。

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 それでもワタシは元来健脚だし、冬は雪の中を長時間散歩している人間なので、自転車が使えなくても関係ないと思っていました。 
 腕にトラブルが起きると、上手く歩けなくとは想像もしていませんでした。

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 でも人間の体ってそんなに単純じゃないんですね。
 それでも腕の固定が終わってから少しずつ歩くのも楽になって行きました。

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 ところがそうやって少しずつ歩くのに慣れてきたら、今度は猛暑です。

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 33℃ぐらいで猛暑と言ったら本州の皆様には申し訳ないとは思います。
 しかし北海道150年の気象観測史上最高の気温だったのです。
 そして札幌ではこれまた観測史上初の熱帯夜になりました。

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 ワタシは元来暑さには滅法弱いので、これであっさりダウンしました。

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 買い物の為、外出しても、スーパーとか冷房の効いた所へ入ったら、出たくない!!
 それでも頑張って出ると、銭湯の浴室に入ったみたい!!

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 そんなわけで何とか普通に歩けるようになっても、散歩どころじゃなかったのです。

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 それでも8月に入って気温は少しずつですが、確実に下がり続けたようです。

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 そして昨日は、買い物を終わってスーパーを出ると、爽やかな風が吹いていました。

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 その風に誘われて、そのまま散歩する事にしたのです。

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 空が素晴らしく綺麗に澄んでいました。
 蒸気を含んだ蒸し暑い空とは完全に別物でした。

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 久々に見るいつもの散歩コースには、秋の気配が忍び寄っていました。

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 例年、札幌の夏は雨が降ったら終わりです。

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 真夏日が続いた後に、まとまった雨が降ったら、その後気温がドンドン下がっていくのです。

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 今回も8日と9日に雨が降っています。
 それでもう真夏日とは完全にお別れになったのです。

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 そして天気予報では明日もまた雨なのです。 
 この雨が終われば気温はまた一段と下がるでしょう。

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 久しぶりの散歩だったので、ごくごく近場だけで済ませたのに、帰りには日が傾いてきました。

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 日も随分短くなったのです。

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 お盆明けに診察を受けた時には、自転車が解禁になると良いのですが・・・・・。

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 山の上の農家の直販所で夏野菜が売っているウチに自転車が解禁になってほしいです。

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 それから山の上のパン屋さんのパンも食べたいのです。







  1. 札幌の四季
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