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2019-04-30 22:57

リセット済み 日韓関係

 韓国中央日報が社説で、「令和をきっかけに、日韓関係をリセットしよう」と書いています。
 殆ど読む意味がないので貼りませんでしたが、お暇な方はリンク先で読んでください。

 何で読む意味がないかと言うと、日韓関係は昨年末に既にリセット済みだからです。
 しかも韓国側が一方的にリセットしたのです。

 わかりますよね?

 1947年に成立した大韓民国と日本は、1965年の日韓条約の成立で初めて正規の国交を開始しました。
 それまでは現在の北朝鮮との関係と同じような物だったのです。

 それが日韓基本条約で初めて、日韓併合に関する問題も解決し、普通の主権国家同士の関係になったのです。

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 日韓条約の内容に関しては、日韓双方の国民にとって少なからぬ不満がありました。
 特に日本側は竹島を不法占拠されたままだったのです。

 しかし米ソ冷戦が続く中、韓国が貧困で、それ故に不安定状態であり続ける事は、日本の国防上非常に危険でした。
 一方韓国の側も、貧困状態で不安定では自国の国防どころではなかったのです。

 だから双方の政府は国民の不満を抑え込んで、日韓併合の問題を解決し、国交を正常化し、それによって韓国が日本から経済支援を得られるようにしたのです。

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 そしてその後、日本はこの条約を忠実に守ってきました。
 それどころかその後、事あるごとに韓国を支援し続けたのです。 
 
 ところが昨年末、韓国側がこの条約を事実上破棄してしまいました。 
 そうです。

 あの自称徴用工裁判の判決の結審です。

 韓国政府はこの日韓条約違反の判決に対して未だに一切適切な対応をしていません。 
 そしてこの不当判決により日本企業の資産が差し押さえられたままです。

 これでは韓国政府は日韓条約を破棄する、つまり日韓関係を1965年以前の状態に戻そうとしているとしか言えません。
 
 つまり日韓関係は完全にリセットされたのです。

 だから経済界などの民間交流が途絶えるのは当然だし、勿論G20で日韓の首脳が会談するなんてこともあり得ないのです。

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 こうしてリセット済みになり、改めてこれまでの日韓関係を考えてみると、これはもう外交の失敗の見本ではないかと思います。
 
 だって日韓条約それ自体も殆ど韓国を支援する為のような条約だし、その後もひたすら韓国を支援したのに、支援すればするほど韓国は執拗な悪意を返すという関係になってしまったのですから。

 そして最後に韓国はこの条約を完全に踏みにじったのです。

 こんな結果になってしまったのを見ると、韓国への対応は最初から間違っていたと思わざるを得ないのです。

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 何が間違っていたか?
 
 それは韓国も他の国と同様、善意を示せば善意を返してくれる国だと勘違いしたことでしょう?

 日本は戦後、アジア・アフリカ・中南米諸国の殆ど全てに、経済支援や技術支援を行ってきました。
 するとそういう国々は、国連等で日本の側についてくれるなど、それぞれの国のできる範囲で、日本を助けてくれました。

 だからアジア・アフリカ・中南米諸国への援助外交は正解でした。

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 ところが韓国と言う国は、慰安婦強制連行捏造や、東京オリンピック開催決定直前に福島第一原発事故を理由に日本の海産物を輸入禁止するとか、日本に対してできる限りの嫌がらせを繰り返してきたのです。

 つまりこの国は善意には悪意で返す国なのです。

 因みに韓国を独立させてやり、朝鮮戦争では5万5千人の戦死者を出して韓国を守ってやったアメリカに対しても、韓国は徹底した反米でお返しをしているのです。
 そして「世話になったからこそ反米になるのだ」と言うのですから。

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 それでは悪意には?
 平身低頭するのです。

 これは同じ韓国の北朝鮮や中国への平身低頭振りを見ればわかります。

 つまりこれは韓国の扱い方は中国や北朝鮮が正解と言う事でしょう?

 中国や北朝鮮は、韓国が頭を下げて近づいてきたら、いきなり顔を殴り、韓国が悲鳴を上げると、今度は思いっきり蹴とばし、それでも韓国が跪いて這い寄ってくると、頭を踏みつけて「オイ、何しに来た?」と言うのです。
 すると韓国は「中国様、殴ってくださってありがとうございます。 お礼に何でもいたします。」と言うのです。

 だから今後は日本もこれで行くべきでしょう?

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 でも幾ら嫌いな奴でも、殴ったり蹴ったりするのは、イヤだよ。
 そんなことするの気持ち悪いし。

 そうですね。
 ワタシもイヤです。
 
 だったらもう韓国とは、国交を断絶したままにすればよいのでは?
 遠からず北朝鮮か中国の一部になってしまうでしょうから、敢えて国交を回復する時間もないかもしれません。

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 今日は曇天でした。
 でも平成最後の日も、素晴らしい花で一杯でした。

  1. 特亜
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2019-04-30 14:00

桜並木

 昨日の午後になって漸くタイチョウ殿の禁足命令が解けました。

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 それで喜んで出かけてみれば、空は青く澄み、桜は満開です。

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 だから当然ですが、まずは発寒川沿いの桜並木の沿って進みました。

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 発寒川の河岸にはずうっと公園が続き、桜並木が続いています。

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 川の上流の方は満開が遅れるので、昨日は農試公園の方まで下ってみました。

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 対岸にも、対岸の山の上でも辛夷や桜が咲いています。

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 気温もグンと上がって、桜満開に相応しい陽気です。

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 この並木道が先週まで唯黒々とした枯れ木だったのが嘘のようです。

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 ここは普段は犬の散歩をする人や、ジョギングをする人ぐらいしか通りません。

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 そうだよ、ここは俺達の専用なんだよ。

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 でも昨日は大勢の人が花につられてそぞろ歩いていました。

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 河原ではもうバーベキューをしている人達もいました。

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 漸く外でバーベキューができる季節になったのです。

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 桜花爛漫、そして温かい風。

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 新帝の御即位を祝うのに最高の季節です。

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 桜は日本の新しい春、令和を祝って咲き誇ります。

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 そして桜並木は続きます。

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 北一条通りを横断する前に振り返ると、発寒川に沿って山を登っていました。

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 勿論咲いているのは桜だけではないのです。

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 梅も辛夷もモクレンも、令和の春を寿ぐのです。

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 そもそも令和は梅に絡んだ故事から来た元号ですからね。

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 そしてまた道路を渡っても、桜並木は続きます。

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 本当に花が一杯で、もうどれを見たら良いかわかりません。

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 札幌は今が一年で一番華やかで美しい季節です。

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 だからもし北海道旅行をするのなら、一番良いのは5月の連休だと思います。

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 因みに最悪なのは3月下旬から4月上旬です。
 
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 なぜならこの時期は街中雪融けで泥んこで、凄く汚らしいからです。
 その上、下手をすると吹雪に遭ったりします。

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 後11月下旬から12月上旬もダメです。 
 雨が多く日が短くて、非常に陰気で、しかも紅葉は終わり雪はまだで、只寒々とした冬枯れの景色しか見る事ができませんから。

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 おお、この前はまだ3分咲きだったソメイヨシノも満開でした。

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 立ち止まって花ばかり見ていたので、農試公園まで来た時には、もう大分日が傾いていました。
 農試公園の分はまた後でアップします。
  1. 札幌の四季
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2019-04-29 13:20

拉致被害者は全部殺したニダ ザマはみろ!! 朝鮮学校の教育

 朝鮮学校の生徒がこのようなツィートをしています。

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 既に朝鮮民主主義人民共和国が報告書を提出しました。そこに拉致被害者のうち、生存者は見つからなかったとあります。それがいやならご自分で生存者がいることを証明してください。我々は答えを出しております。いくらわめいても無駄なのです。あなたはここで意地をはることしかできないですか? 

 東京朝鮮中高級学校の美術部ツイッターアカウントが26日、拉致問題について「生存者は見つからなかった、いやなら自分で証明してください」「いくらわめいても無駄なのです」と投稿していたことが判明した。批判を受け発言を撤回し、投稿は既に削除されている。 
 https://hosyusokuhou.jp/archives/48848734.html

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 これが朝鮮人、特に在日コリアンの本心でしょう。
 しかし実に呆れた言い草です。

 拉致被害者の方が生きていらっしゃると思うから、我々日本人は忍耐強く北朝鮮との交渉を続けて行こうとしているのです。

 しかしもし本当に全員亡くなっているなら、話は別です。
 もう北朝鮮とは話し合う意味はありません。

 勿論国交正常化もする必要はありません。 
 そもそも正常でない国と正常な国交など不可能なのです。

 こういう人間の国とどうやって「正常」な「国交」が持てるのでしょうか?

 実際このツィートを見ればわかりますが、北朝鮮は在日朝鮮人まで含めて全人民が、罪もない日本人を拉致したことを一切反省していないのです。

 つまり彼等には人間としての良心が完全に欠落しているのです。

 もし彼等に良心があり、拉致を欠片でも悪い事と認識していたら、罪もない人を拉致した上に、その人を故郷の肉親の下に返す事もしないまま死なせてしまった事に対して忸怩たる思いがあるでしょう?
 そして祖国の政府発表がどうあれ、一人でも多くの拉致被害者が生存していて、肉親の下に帰る事ができる事を祈るのでしょう?

 しかも原敕晁さん拉致の犯人の一人は、大阪朝鮮学校の校長です。
 そういう学校に今を通い続けなけらばならない事を悲しみ、何とか学校の罪を償う努力をするでしょう?

 だから祖国の犯罪を謝罪した上で、自分達もできる範囲で祖国に働きかけて、被害者の奪還を求めるでしょう?

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 しかし彼等にはそういう気持ちは欠片もないのです。
 だから「そこに拉致被害者のうち、生存者は見つからなかったとあります。それがいやならご自分で生存者がいることを証明してください。我々は答えを出しております。」などと言えるのです。

 これってつまり「拉致被害者は全部殺したニダ!! ザマは見ろ」と言ってるのと同じでしょう?

 ええ、ワタシも考えたくないけれど、拉致被害者の内相当の方が北朝鮮に殺されたと思っています。
 
 だって北朝鮮は自国民だって大量に粛清した国です。
 そういう国だから自国の犯罪に利用するために、日本人始め多くの外国人を拉致したのです。
 
 だったらそうやって拉致してきた外国人が、命令に背いたら?
 或いは用済みになったら?

 簡単に殺すでしょう?

 朝鮮学校の生徒はまだ10代で、日本に暮らしているので、粛清される心配もなければ、北朝鮮の同胞のように飢餓に苦しむ事もないのです。
 それはつまり日本政府の庇護の下にいるからです。
 
 しかし彼等はそれに感謝する事も、祖国の犯罪を謝罪する事もなく、「拉致被害者を殺してやった!!」とうそぶいてみせるのです。

 10代でこんな事を平然と言うのが、朝鮮人の国民性です。

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 だったら北朝鮮本国で、拉致に関わった部署の人間が、マトモな倫理など持つはずもないでしょう?

 だからワタシも哀しいけれど、相当数の拉致被害者が殺されたと考えざるを得ないのです。

 でも最後の一人が生きている可能性があれば、ワタシ達はその人を助ける為の全力を傾けます。
 それを諦めるならもう人間をやめるしかありません。

 しかし本当に最後の一人もいないのであれば、もう北朝鮮との交渉は全部放棄するべきです。
 そしてアメリカが武力行使をするのであれば、日本は全面的に支援するべきです。

 勿論武力行使の前に、日本に在留する北朝鮮人は全員強制送還するべきです。
 彼等の頭にも爆弾を降らせてやりましょうね。

 そしてこういう国との「国交正常化」など全く必要はないのです。

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 だって正常でない国と、どうやって正常に国交するんですか?

 これは個人と個人でも、国家と国家でも同じです。
 
 悪意には悪意を返されても、誠意には誠意を返す相手なら、相手が人間でなくても、動物とだって至って「正常」な関係を持つ事ができます。

 けれどいくら善意を尽くしても、悪意しか返さない相手とどうやって正常な関係を持てるのでしょうか?

 在日朝鮮人の大多数は、朝鮮戦争前後、韓国での虐殺を逃れて日本に来たのです。
 当時の日本はまだ貧しく、そこに大量の難民を抱えこむのは大迷惑でした。

 しかし返せば殺されるのがわかっているのですから、返せなかったのです。 
 そして生活保護まで与えたのです。 これは民潭のHPにも書かれていますが、当時の在日コリアンの生活保護受給率は25%にもなったのです。

 彼等に最低限の良心があれば、寛大に自分達を受けれて、しかも生活の保障までしてくれた日本政府と日本人にどんなに感謝してもしきれないと思うでしょう。

 これはユダヤ人なんかと比べるとわかるでしょう?
 ユダヤ人は何度も迫害されて何度も難民として彷徨った民族です。
 そして受け入れ先でも差別や迫害を被りました。

 でも彼等は自分達を受け入れてくれた国には感謝しているのです。
 そりゃそうでしょう?
 受け入れてくれる国がなければ皆殺しになっていたのですから。

 ところが彼等は感謝するどころか、「差別された」と恨み続けて、北朝鮮の犯罪を支援しつづけてのです。
 そして「自分達は強制連行されてきたニダ」などと言う虚偽を、吹聴したのです。

 こういう人間達が作る国とどうやって「正常」に国交するのでしょうか?

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 実際、北朝鮮は国家ぐるみで、ありとあらゆる犯罪を行って恥じていません。
 そして国民10代の少年少女でもそういう国家の犯罪を恥じるどころか、「やってやったぞ!! ざまあ、見るニダ!!」とうそぶくのです。

 これはもう組織暴力団が独立国になったような物です。

 全て国民が暴力団員で、その妻は不法売春や美人局や詐欺に励み、子供は暴走は恐喝や暴行に明け暮れるという国でしょう?

 組織暴力団と正常な関係を持てますか?
 
 日本の法律では一般企業が組織暴力団と関係を持ってはイケナイ事になっていますよね?

 だったら政府だってこんな国と関係を持ってはイケナイのです。

 こういう国と関係を維持するには、嘗て中国がやってきたように、徹底的に屈辱を与えて絶対服従させるようにするしかないのではありませんか?

 何しろスターリン時代のソ連でさへ北朝鮮との関係には手を焼いてきたのですから。

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 それにしてもこういうツィートを見たらわかりますが、日本は拉致被害者の奪還交渉の方針を変えるべきです。

 拉致被害者を返してもらう為の交渉なのだから、もし北朝鮮が拉致被害者を全員殺していたというなら、もう二度と国交正常化の為の交渉はしないと言う姿勢に返るべきでしょう?
 
 そうしないと北朝鮮は今生きている拉致被害者だって殺しますから。

 だってこの朝鮮学校の生徒のツィートを見ればわかりますが、彼等には人間としての良心はありません。
 平然とこんな事をツィートするのですから、そういう民族だと思われたいのでしょう?

 だったらそう思ってあげるべきなのです。
  1. 特亜
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2019-04-29 11:05

寒い花見とその結果

 それじゃ、行ってくるから、お留守番お願いね。

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 Zzzzz。

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 25日の午後、ワタシはよもちゃんにこういって出かけました。

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 外が素晴らしい快晴である事は、窓を開けなくてもわかりました。

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 なぜなら窓から射し込み光が素晴らしく明るかったからです。

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 そしてこの二日前から桜の蕾はほころんでしました。

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 だから何が何でも出かけなくてはならないのです。

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 実際出てみると、素晴らし春景色でした。

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 しかしとても寒く、その上非常に冷たい風が吹いていました。

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 しかし写真に風も気温も写りませんからわかると思いますが、文字通り見ての通りの桜花爛漫の春景色なのです。

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 だからワタシも風に負けず、寒さにも負けず、花見に夢中になって、写真を撮りまくりました。

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 冬の日や曇りの日は、写真を撮りたいと思う場面があんまりないので、そんなに枚数はトラなのだけれど、この日は4ギガのメモリーが満杯になるまで撮りました。

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 そして予備に持っていたメモリーと入れ替えると、また続けて撮りました。

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 だってどこもかしこもワタシの大好きな花が一杯です。

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 そしてこういう明るい快晴の日なら、ワタシの下手くそな技術でも、結構綺麗に撮れるのです。

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 だからいつもの散歩道を写真を撮りながら歩き続けたのです。

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 この日、まだ花は三分咲きで、木によっては殆ど咲いていませんでした。

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 でもさ、一度に全部咲いたら、一度に全部散ってしまうよ。

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 そうです。
 だからそれでよいのです。

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 しかし梅は早々と咲いていました。

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 札幌は例年、梅は桜より数日遅れて咲くのですが、今年は雪融けが早かったのか、梅が桜に負けずに早々と咲いています。

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 寒さの中に咲く紅梅は桜を圧倒する美しさでした。

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 しかし桜だって勿論負けていません。

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 それにそもそも桜の本番はこれからなのです。

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 しかし寒かったです。

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 ふわ~~!
 こんな日に寒いって何言ってるの?

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 だって寒いんです。
 ホントに寒いのです。

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 そして日が傾いてくると、ドンドン寒くなっていきます。

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 農試公園にたどり着いた頃には、すっかり凍えていました。

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 こんなに美しい快晴なのに、こんなに綺麗に花が咲いているのに、人出が殆どないのは、余りに寒かったからでしょう。

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 この後ワタシは3日間寝込みました。
 それで頂いたコメントへのお返事も遅れました。
 ごめんなさい。
 26日と27日は天気が悪かったので、諦めがつきました。
 でも昨日28日は素晴らしい快晴なので、外出できないのは悲しかったです。
 前々からタイチョウ殿から警告が出ていたので、自重するべきだったのですが、しかしそれをしなかったのでこんな目に遭ったのです。
 でも今日はもう回復したので、何とかまた外出できると思います。
 だって春は短いのです。
 そうそう寝込んではいられません。


  1. 札幌の四季
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2019-04-27 00:00

一体一路は東インド会社?

 中国の一帯一路政策は、イギリスの東インド会社と同様の植民地政策だそうです。
 つまり相手国の支配層を金で誑し込んで、植民地化するというのです。

 

 なるほどね。
 それでわかりました。

 ワタシは随分前ですが「マハラジャ歓楽と陰謀の日々、インド裏面史」と言う本を読みました。 
 それは植民地時代のインドのマハラジャの途方もない奢侈と、藩王国内での意味不明の権力闘争を描いた本でした。

 しかし何で植民地支配を受けている状態で、そんな途方もない奢侈に耽る事ができたのでしょうか?

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 ムガール帝国はサマルカンド出身の豪族バブールが、インドを征服して作った王朝です。
 バブールはチンギス・ハーンの後継者であったティムールの子孫であると名乗っていたので、その帝国はムガール、つまりモンゴル帝国を名乗ったのです。

 バブールがサマルカンドを後にしたのは、実はサマルカンド周辺での豪族同志の争いに敗れたからです。

 当時のインドは統一国家ではなく、小王国が群雄割拠している状態でした。
 しかしこうしたインド小王国の軍事技術は、サマルカンド周辺のそれに比べて格段に劣っていました。
 
 それでバブールはこうした小王国を難なく個別撃破していき、彼の存命中に現在のインドとパキスタンにあたる領域を、全て支配下に置き、ムガール帝国を成立させました。

 これは小王国の上にムガール帝国皇帝が乗っかるという形で、小王国の王様、つまりマハラジャはそのまま自分の王国を支配し続ていました。 
 これって日本の幕府と同じような形態なのですが、但し皇帝の支配力は江戸幕府は勿論、室町幕府に比べても弱体だったようです。

 だってムガール帝国皇帝には、全然権威がありません。
 ヒンズー教徒のマハラジャ達からすれば、異教徒でしかも外来の皇帝など、権威どころか本来ならアウトカーストなのです。
 しかも軍事的に絶対的に優越しているわけでもないのです。

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 だからイギリスが入り込む前、ムガール帝国の最盛期でも、マハラジャ達は皇帝への反乱を繰り返しました。
 またムガール帝国がモンゴル系遊牧民の特徴で、長子相続ではなく兄弟の中の実力主義での相続制を取っていた事から、皇帝が死ぬと殆ど必ず皇位継承をめぐって兄弟間の内戦を繰り返す事になりました。

 だから皇帝は常にモグラたたきのように、反乱や内戦を戦い続けました。

 東インド会社は、こういう世界に入り込んだのです。
 こういう世界であれば、商人が私兵を養うのも全然問題にされないでしょう?

 でもその私兵は次第に強大化して、インド最強の軍団となり、気がつけばムガール帝国皇帝の軍隊も全く敵わなくなるのです。
 
 でもこうしてみると、外国人が入り込んで、軍事力でインドを支配するというのは、イギリスもムガール帝国も同じでしょう?

 但しイギリスはムガール帝国より狡猾で、それに金を持っていたので、直接戦うよりマハラジャ達を金で抱き込む事にしたのです。

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 イギリスはマハラジャ達に地位と収入を保障してやり、その代わりに彼等の王国を完全にイギリスが支配して、搾取を恣にできるようにしたのです。
 イギリスからすればその搾取の上りを一部マハラジャに与えておく方が、反乱など起こされるより安上がりと言う計算だったのでしょうね。

 しかしそれで与えられた収入は、それまでの君主としてマハラジャの生活費をはるかに超える物でした。
 そして君主としての仕事、つまり統治や防衛に関する仕事も経費も、全部イギリスが抱えているわけですから、マハラジャ達は何もする事がなく、ただもう痴呆のような奢侈に耽るだけの存在になっていくのです。

 イギリスに抱え込まれる前のマハラジャ達は、日本の戦国大名のような状態だったのですから、収入を全部自分の奢侈に使い、歓楽に溺れて暮らす事などできませんでした。
 しかしイギリスが身分と収入を保障してからは、もう現実的な権力は全て喪い、遊んで暮らすより他にどうしようもなくなったのです。。
 
 そうなるともうマハラジャの反乱なんか全く起きなくなってしまいました。
 一方インドの民衆はひたすらイギリスに搾取され続けたのです。

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 イギリス賢い!!!

 だったら我もこれでくアル!!
 
 中国はこう思ったのでしょうね。
 中国と言う国は、元来戦争は余り強くないのです。 
 でも賄賂に関しては、まず間違いなく世界一と言える程の伝統があります。
 
 考えてみると中国は黄河文明発祥の時代から、何度も王朝が変わり、実は民族だって完全に入れ替わっているのだけれど、どの王朝でも絶対に絶えた事がないのが贈収賄です。

 中国の官僚制度など、官僚が賄賂を貰う事を前提に成り立っているぐらいです。
 それも廉官三代と言うレベルです。
 つまり清廉は官僚は、その3任中に得た賄賂で暮らせるのは3代目までと言う話なのです。

 そういう国であれば賄賂を相手国の支配層を抱き込むというのは、イギリス東インド会社ではなく「我が本家アル」と言いたいぐらいでしょう?

 実際、マレーシアのナジブ政権から鳩山由紀夫まで、親中派って皆中国の金で動いている人達なんですよね。

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 で、これで上手くいくんでしょうか?

 ワタシは無理だと思うのです。

 イギリスがマハラジャを金で抱き込む事でインドを支配できたのは、藩王国は民主制ではなく、王族を抱き込んでしまえば、それに反対する勢力などできよもなかったからです。

 でもマレーシアを見ればわかるけれど、賄賂でナジブ政権を抱え込んだら、国民がそれに怒って、マハティール首相が返り咲いてしまったのです。

 そしてイギリスのインド支配には、横槍を入れる第三国はありませんでした。
 イギリスは周到な国で、侵略政策を進める時には、邪魔をしそうな国々とは先に話をつけて、邪魔をさせないようにしておくのです。
 
 また常に良い同盟国を作っておいて、同盟関係にある間は、その同盟国をそれなりに大切にして、国家としての信用を確保しておくのです。

 イギリスはインド始め広大な植民を持ち、日の没する事のない大国だった時代でも、こうやって外交を駆使して自国の権益を守っていたのです。

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 しかし中国はどうでしょうか?

 中国には同盟国などないのです。
 それどころか国家としての中国を信用する国さへありません。

 それなのにアメリカに喧嘩を売ってしまったのです。 
 だから一帯一路にはアメリカとその同盟国が一斉に横槍を入れ始めたのです。

 実際、マハティール政権が対中政策を転換すると言ったら、日本は大歓迎です。
 
 アメリカは中国がこれまで大枚を貢いできたマドロゥ政権転覆を応援しています。

 そしてスーダンの親中政権も崩壊しそうです。
 こうなると中国はいつまでこの「東インド会社」を続けられるのでしょうか?

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 だからワタシは中国の一帯一路政策は遠からず破綻するんじゃないかと思います。
 でも油断してはいけません。

 一帯一路政策が破綻する前に日本がそれに呑み込まれて、大量の中国人が入り込んでしまえば、その後どうしようもなくなります。
 
 イギリスはインドを400年支配しましたが、しかし総人口4億人のインドに入り込んだイギリス人はたったの4万人でした。
 
 だからインド独立後、インドは簡単にイギリス人を排除できたのです。

 しかし今の日本に在留する中国人は、既にこの10倍を超えているでしょう?

 これが更に増えたら中国共産党が崩壊しても、排除は不可能だし、残り続ければその人数だけで日本の主権を脅かします。

 だから日本は中国共産党政権が崩壊するまで、絶対に油断してはいけないのです。
  1. 古本
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2019-04-26 12:07

思い出したら腹が立つ 均衡財政主義者

 夕べ寝る前にこれを聞いていたら滅茶滅茶腹が立ちました。

 

 この前「池田信夫陥落」で紹介した南部同盟の話をしたやつが、ここで「5g惨敗云々」と言っているヤツだったんですよ。
 
 名前を思い出したので一応、コイツの南部同盟の話を貼っておきます。
 野口悠紀雄と言う高偏差値大学教授のエライ先生でした。

 南部の政府紙幣グレイバックスの失敗

 有料サイトなので、今は途中までしか読めないのですが、ワタシは無料で全部読めた時に読みました。

 で、この話を要約すると、以下の通りです。

 アメリカ南北戦争時に南部同盟は綿花を担保に大量に国際を発行した。
 しかしその綿花が南北戦争の途中でエジプト棉の流入等で、値崩れを起こした。
 その為南部同盟債が暴落し、それで南部通貨の価値が崩壊、南部同盟は敗戦に追い込まれた。

 と、言う話です。

 もう、呆れちゃうんですよね。

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 南北戦争時、南部は完全な農業地帯で工業力は殆どゼロでした。
 海軍もありませんでした。
 白人だけなら人口も北部の半分以下でした。

 だから兵器弾薬は勿論、日用品も工業製品は殆ど全部輸入に頼っていました。 その対価は南部で生産される綿花でした。
 そこで南北戦争が始まると、北部側は海軍を使って南部の港を封鎖して、南部側の輸出入をほぼ完全に止めてしまいました。

 すると南部はたちまち兵器弾薬から日用品まで不足するようになりました。
 それで戦争の途中から、軍服の服地も足りなくなって、綿花を紡いで手機織りで作った物が使われるようになる有様でした。

 勿論武器や弾薬などどうにもなりません。 
 しかし必要なのは武器弾薬だけではありません。

 食料のような南部で生産できる物も、大量に必要です。 
 しかも多くの農民が兵役についているので、食糧生産も滞ってきました。

 それで一般市民は、工業製品だけでなく、食糧不足にも苦しむようになりました。

 それでも南部同盟政府としては、戦争遂行に必要な物資は買い集めなければなりません。 
 その為には紙幣をドンドンするしかなかったのです。

 これ物価が上がらないわけないでしょう?

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 それでも南部同盟は精神力だけで頑張り続けたのです。

 しかし制海権を完全に確保した北部側は、海外から兵士を募集する事ができました。
 だから殆ど無限に兵士を動員できるのです。
 
 これでは南部同盟が勝てるわけもないのです。

 そして南部同盟が敗戦すると、南部同盟は国家としての主権を喪いました。
 また奴隷解放によって南部の経済基盤であった綿花農園が崩壊しました。

 主権を喪い、経済基盤を喪った国の通貨が、通貨価値を維持できるのでしょうか?

 ところがこの野口悠紀雄大先生の話では、こうした南部同盟の通貨価値崩壊は勿論、南北戦争での南部敗戦の原因までが、南部の国債の大量発行とその価値のコントロールの失敗であるかのように描かれています。

 イヤ違うってば!! 
 綿花を担保に国債を発行しても、港を封鎖されず、綿花を順調に輸出できていたら、話は違っていたからさ。
 南部の綿花が順調に供給されるなら、イギリスはエジプト棉の購入なんて考えないから。
 
 南部が戦争に負けたのは、通貨や国債の問題ではないよ。
 武器をはじめ工業製品を全部輸入に頼っているのに、その貿易路を保護する海軍もなしに戦争を始めちゃったからでしょう?

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 因みにこの人、元財務官僚で、均衡財政主義者で、円高イケイケ派だそうです。
 なるほどこういう人から見れば、全てのインフレは国債の出し過ぎ、金融緩和をやり過ぎでしか説明できないのでしょうね。

 実際財務省やそれに近い学者の話で出てくるハイパーインフレーションの話は、この南部同盟の話以外でも、敗戦後の日本や、第一次大戦後のドイツ、更にジンバブエやベネゼイラのような話です。
 しかしどれもそうですが、この南部同盟の話と同様、生産力の崩壊や、国家主権の喪失など、国家が紙幣の乱造に追い込まれた原因を完全に無視しています。

 彼等の話を聞いていると、国家主権は安泰で、外交も内政もこれまで通り機能していても、日用品もその他の必要な物資も、全くこれまで通りに生産され供給されていても、国債が過剰になると通貨価値が暴落し、ハイパーインフレーションになると言う事らしいです。

 これってつまり「インフレは貨幣現象」ってことでは?
 つまり現実の物資の生産や消費に関係なく、国債を大量発行したら、それが貨幣として使われるかもしれないからハイパーインフレーションになる!!と言う話ですか?

 彼等の話だと国債の乱発や、放漫財政など財政政策の失敗だけで、ハイパーインフレが起きる事になります。

 だったらもう少し国債を発行すれば、もう少しお金を刷ってばら撒けば、アベノミックスの最初の目標だった2%のインフレ目標を達成できるはずでしょう? 

 何で反対するんですか?

 だったらデフレだって財政金融政策の失敗で起きるという事ですよね?
 インフレが貨幣現象だけで説明できるなら、デフレだって貨幣現象でしょう?

 でも連中は「デフレは貨幣現象」だという説は断固否定するのです。
 デフレの弊害も完全に黙殺しています。

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 ワタシはド田舎の三流工科大学卒だから、経済学は全然習っていません。
 ネットを始めてから、初めて高橋洋一等の話を聞いて、初めて「デフレ」の意味を知りました。

 勿論高橋洋一等の説が正しいかどうかは、わかりません。
 
 しかし高橋洋一等リフレ派に対する反論が野口悠紀雄等のレベルだと、幾ら低学歴でも野口悠紀雄等を支持する気にはなれません。

 そもそも南部同盟敗戦の原因が全て南部の財政政策だなんて事がホントなら、凄い新発見だからアメリカの歴史学会で発表したら?
 ついでに物資が不足しても国家主権がなくなっても、財政さへ健全なら通貨価値が維持できるというのも、これまた超絶大発見だから、正しければノーベル経済学賞が取れるのでは?

 そんなに財政均衡主義に自信があるなら、安倍政権がアベノミックスを発表して、クルーグマン等ノーベル経済学賞受賞者達が揃って、それを称賛した時に、「イヤ、違うぞ!!」と反論したら?

 肝心の時に肝心の相手に異議を唱えないヤツの説なんか、幾ら低学歴でも信じる気にはなれません。

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 そしてワタシは思うのです。
 そもそもバブル以降30年日本の経済が停滞を続けて、日本の電子産業が崩壊したのには、財務省の責任も大きいのでは?と。

 なぜなら日本の電子産業崩壊の始まりは、産業のコメと言われた半導体の生産で、韓国に負け始めた事です。
 NECや富士通はバブルまではこれで絶対的な強さを誇っていました。
 
 しかしこの半導体産業は大変リスキーな産業で、将来の需要を見越して、2000~3000億単位で先行投資をして工場を作りっていかなければなりません。

 その為には銀行から融資が必要です。
 しかしバブル以降、日本の銀行はひたすら帳簿を綺麗する事に拘り、こうしたリスキーな投資には融資しなくなりました。
 
 そこで社債など発行するのですが、しかしデフレが続くので、幾ら低金利でも借金をしてしまうと、後が大変苦しくなります。

 こういう状況が30年も続けば、大胆な先行投資などできるわけもないのです。
 勿論経営陣のセンスや決断の遅さも問題ですが、しかしデフレの中での借金は命取りですから、決断が遅れるのは仕方がないのです。

 しかも際限もない円高が続くのです。
 エルピーダメモリーが倒産したのは、完全に異常円高が原因でしたよね?
 
 一方、インフレ状態の国なら、この種の投資は果敢にやれます。 
 投資で期待通りの収益が上がらなくても、投資の為の借金はインフレで確実に縮小していくのですから。
 
 そしてインフレで自国通貨が下がれば、輸出には絶対有利です。
 こういう相手と競争するのは無理でしょう?

 これで日本の半導体産業は衰退の一途をたどりました。
 そうなるとこれまで利益の中心だった分野が衰退したのですから、利益が細り、研究開発や他の分野に投資できる資金も減ってきました。
 そして資金繰りが苦しくなれば、技術者だってリストラされてしまいます。

 これでは衰退するしかないのです。

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 こういう状態に追い込まれたのは、IT産業だけではないでしょう?

 こういう状態から逃れる事ができたのは、自動車など海外に逃れる事で円高やデフレのリスクを早めに回避した産業だけではないですか?

 短足おじさんによれば日本はバブル以降、喪われた20年と言われた間に、日本の海外における経済力は日本1.8個分になったと言います。

 誰も知らない1.8個分の日本<レコードチャイナの報道です

 つまり日本本土がデフレで投資が不可能になったので、日本企業は仕方なく海外に投資したのです。
 その投資によって生まれた経済力が実に日本1.8個分に相当するというのです。
 だから日本は現在世界一の債権国になり、貿易収支の赤字を全部資本収支で賄えるという安楽な状態です。

 こうなると日本企業が無能だったという話ではありません。

 この経済力が日本に留まっていれば、今頃日本は現在の2.8倍の経済力を誇り、アメリカに並び、中国に脅かされる事などあり得なかったのです。
 そしてロズジェネと言われる世代などおらず、彼等が結婚して子供を産み、日本の人口減少も問題にならなかったはずです。

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 だからこれからでも遅くないのです。
 
 日本から日本の企業を追い出さない政策とれば、日本はまた息を吹き返すでしょう?
 その為にはこんなキチガイに煽られた「増税しないと、ハイパーインフレが~~~!」なんて話は無視して、アメリカがやっているようなマトモな経済政策を取るべきでしょう?

 つまりデフレ下での増税なんてありえないのです。

 そしてこういうヘンテコリンな経済政策を推進するような組織は始末して、常にマトモな政策を取れる体制を作るべきなのです。

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  因みに5Gの話ですが、5G対応のスマホ中継装置は、ファーウェーなど中国企業とスェーデンのエリクソンしか作っていません。
 と言うかスマホの中継基地装置はこれらの企業しか作っていないのです。
 日米には作れないのです。
 
 これは安全保障上、スマホが作れないより怖いでしょう?

 もっと怖いのは半導体の供給を、大幅に韓国に頼っている事です。
 韓国は事実上中国の属国です。

 中国が日本への侵略の意図を明確にし始めた以上、単純な経済原理だけからの産業政策は考え直すべきでは?
 安全保障上必要な機材は、日米で調達できるようにしていく必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか?

  1. 格差と貧困
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2019-04-25 20:35

曇天でも出かける

 昨日は曇天だったし、体調も今一なので、一日家で休んでいる心算でした。

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 でもヤッパリ桜が気になって外出しました。

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 もう出かけた時既に午後も遅く、それに何とも雲が厚く暗い日でした。

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 しかしそんなことはお構いなしに桜は咲いていました。

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 勿論桜だけでなく他の花もドンドン咲いていくのです。

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 この日はイヤに温かく、自転車で駆け回っても、フリースでは暑すぎる程でした。

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 これだから桜も開花予想よりも4~5日も前倒しで咲いてしまったのでしょう。

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 梅も咲いていました。
 例年なら桜より数日遅れて咲くのですが、今年はほぼ同時開花です。

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 なんかこうヤケクソみたいにドンドン咲くのです。

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 だからワタシも落ち着きません。

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 実はこの前からずうっとタイチョウ殿が文句を言い続けているのですが、それでもこんな天気でも花を見にウロウロ出かけてしまいます。

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 自転車でウロウロ駆け回って、下手な写真を撮りまくるだけなんですが・・・・・。

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 それで何か良い事があるのだろうか?

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 なんかの役に立つのだろうか?

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 そう考えたら答えは「No!!」以外何もないのです。

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 それでも花が咲いていると思うと出かけずにはいられません。

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 春本番はこれからなのに・・・・。
 こんな調子で大丈夫だろうか?

 因みに今日も出かけました。
 今日は昨日とは打って変わって、輝くばかりの晴天で、桜の開花も一段と進みました。
 それで馬鹿みたいに大量の写真を撮ったので、どうしたものか・・・・・と思っています。


  1. 札幌の四季
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2019-04-23 13:49

遂に咲く

 昨日も快晴で、買い物がてらまた自転車で近所を駆け回りました。

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 もう辛夷は満開で、遠くの山にも白粉をはいたように白く咲くのがわかります。

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 遠くで咲く辛夷は上手く撮れないのですが、でも間近に見るのと同様に美しいです。

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 そして何と桜が咲きました。
 勿論、まだ2分咲きにもなりません。

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 しかし樹全体が紅色に染まって、もう明らかに咲いているのです。

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 この桜の木は、いつもこの公園では真っ先に咲くのです。

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 でもこうなったら、他の樹だってドンドン咲いていくでしょう。

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 エゾエンゴサクなど他の花もドンドン咲いていきます。

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 寒さも収まったので、もう春爛漫の気分です。

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 これから札幌は花の爆発への秒読みになるのです。

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 思えば二月の下旬から、ひたすら本州の花の便りを聞かされるばかりでした。

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 毎日、雪景色を見ながら花の便りを聞くのは、何とも情けない気分でした。

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 そんなにひがむなよ・・・・・。
 その分、札幌の花の季節は豪勢なんだからさ。

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 そうですね。
 これから一カ月程は本当に豪勢な季節です。

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 これから梅も桜もモクレンも全部まとめて一発で咲くのですから。

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 心が浮き立っておろおろしてしまうような季節になるのです。

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 琴似まで行ってみると、区役所の桜が咲いていました。

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 この桜はきっと毎年、西区で一番先に咲くのだと思います。
 区役所の桜だから区民に春告げる責任感を感じているのでしょうか?

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 でも他の桜も結構頑張っていたのです。

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 しかし浮かれて歩いているうちに、日は傾てきました。

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 桜の蕾は夜の間も膨らみ続けるのでしょうか?

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 春の夕暮れは甘くたおやかでした。






  1. 札幌の四季
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2019-04-22 12:53

池田信夫陥落 増税論

 池田信夫が陥落しました。


 池田信夫は他の「一流大学」の経済学者と一緒になって、ひたすら増税論を唱えていました。
 
 「増税しないとハイパーインフレになる」と言って、高橋洋一にかみつき続けていました。
 「激論クロスファイア」だかでこれについて高橋洋一と議論したこともあります。

 ところがとうとう陥落してしまったようです。

 何で今になって陥落したかはわかりません。

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 動画を見るとIMFの議長の発言が原因のようです。
 そのIMF議長が経済学のエライ人だったようです。

 でも経済学のエライ人が「増税するな!!」と言ったのは、現在のIMF議長が初めてではありません。
 安倍政権発足以降、クルーグマン、スティグリッツ、シムズなどノーベル経済学賞受賞者がずらりと揃って「増税するな!」と言ってきたのです。

 増税せずに財政出動と金融緩和をする事で、日本経済を成長軌道に持って行くというのがアベノミックスです。
 そのアベノミックスの実現の為に安倍政権の内閣参与になった浜田宏一先生も、ノーベル経済学候補の偉い人です。

 だから何で池田信夫が今更、増税論を引っ込めたのかわかりません。

 でも引っ込めたのは大変良い事なので、それで池田信夫を虐めてはいけません。

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 ワタシは三流大学工学部卒なので、経済学は全く学んでいません。
 代わりに共産主義者の助教授から社会学を学びました。 そしてその時使った教科書を読んで、「何これ? こんなの学問じゃないでしょう?」と呆れた記憶があります。

 だってその教科書には「資本主義社会では不貞が横行する。」と書かれていたのです。 ところがその頃は結構上映されていたソ連映画でも、不貞、不倫の話は結構描かれていました。
 ソ連って政治では凄く締め付けが厳しかったのですが、不貞、不倫みたいなソ連の国家体制に関わりない所での締め付けは緩く、むしろガス抜き的に好きにやらせていたのです。

 脱線してすみません。

 そんなんですから経済学に関してはネットを始めてから、三橋貴明などのブログからリフレ論に入り、高橋洋一の解説を読むようになった程度しか知りません。

 しかしワタシは高橋洋一の解説は、数理的に極めて明快なので、取り合えず高橋洋一の説を支持しています。

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 一方、反リフレ派=増税派の説は全然支持できません。

 だって「消費が増えないのは、国民が将来の財政破綻を心配しているからだ」とか言うのですが、それではどうやってその心配を亡くすかと言うと、消費税増税で政府予算を毎年2兆円余の増収にすると言うのです。
 
 ふうん。
 でも「日本の借金」って1000兆円もあるんでしょう?
 それを2兆円の増収で返すって、500年かかるじゃないですか?
 それで安心する人がいるんですか?

 もう馬鹿々々しくて聞いてられません。

 でもさらに馬鹿馬鹿しいのは「ハイパーインフレが~~!!」の話です。
 
 これはもう少し手が込んでいて、ジンバブエとかヴェネゼイラとか、更に日本の軍事国債と第二次大戦後のインフレの例を出して、無制限な国債の発行が、その後の通貨価値の崩壊につながったというのです。

 名前は忘れたけど(野ナントカ)と言う人は、南北戦争時の南部同盟を引き合いに出していました。

 でも南部同盟も日本も戦争に負けたんですよね?
 戦争に負けて、国家が主権を喪ったのです。
 そしてその戦争で、生産力の殆どを喪ってしまいました。

 国債の発行量が少なければ、国家が主権を喪ってもその国家が発行した通貨は価値を持つのでしょうか?
 
 生活に必要な物資が絶望的に不足していても、国債の発行量が少なければ、インフレにならないのでしょうか?

 もう言っている事がぶっ飛んでるとしか思えないのです。

 ワタシとしては自分は経済学に無知な低学歴である事を重々承知しているので、増税派の意見だって結構真面目に見てきたつもりです。
 
 でもこんなんばかりでは、「これ、インチキでしょう?」としか言いようがないのです。

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 そしてこういう意見を読んでいつも不思議に思っていました。

 一体、日本の経済学はどうなっているの?
 一体、日本の財政金融行政は、どんなレベルなの?

 クルーグマン等、ノーベル経済学賞の意見に真っ向から反対するような増税論を唱えると言うなら、クルーグマン等に反論する論文を書けばよい。
 その論文が正しければ、ノーベル経済学賞を貰えるでしょう?

 でも連中は高橋洋一には反論しても、クルーグマンには反論しないのです。
 言っている事は同じなのに・・・・・。

 高橋洋一は繰り返し「中央銀行の仕事は雇用の安定化」と言っています。
 そしてアメリカの連邦準備銀行などは、この原則によって、常に雇用を見ながら金利を操作しているのだと言います。

 雇用がないというのは、一般勤労者にとっては死活問題ですから、これは普通に理解できます。

 しかし日銀の白川前総裁の回想録には、雇用の問題は一切書かれていないそうです。
 
 そしてそもそも高橋以前に、中央銀行の総裁にとって、雇用の安定が重要な仕事だという話をワタシは聞いた事がないのです。

 と、言う事は日銀のやっている事は、他の国のそれとは全く違う珍事業だという事でしょうか?

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 そもそも日銀総裁ってどんな人がなっているんでしょうか?
 白川前総裁は一応経済学者で、浜田宏一教授の愛弟子だったそうです。

 しかし現黒田総裁も、白川以前も、財務省の役人上がりで、実は金融の専門家ではないのです。

 だから金融関係の専門知識はなく、それで日銀総裁になるので、部下達が虐め方々、総裁の前で金融の専門用語を使って議論するのだそうです。
 そうすると新総裁は完全にお手上げなので、部下達の言う事を聞かざるを得ないという事になります。

 

 イヤ、こんな事で虐められるような人間を日銀総裁にしちゃダメでしょう?

 だってアメリカとかその他の国では、中央銀行の総裁は勿論、財政のトップだって、超のつく財政・金融の専門家なんだから・・・・・。
 
 中央銀行総裁の仕事は、高度な専門知識を使って雇用を安定化させる事なのに、そういう知識もない、そもそも中央銀行総裁は何をするべきかと言う事自体よくわかってない人にやらせているのでは、マトモな金融政策なんかとれるわけないでしょう?

 こんなんで中央銀行総裁会議なんか出ると、世界中の物笑いになるから、日本の立場を主張するどころじゃないでしょう?

 しかしこの話何が最悪って、これはこうした人選に関わる人々、つまり財務省や日銀のトップと政治家が、皆経済学の価値と、外国の現状について全く理解していないのではないか?と思える事です。
 或いは理解していても現在持っている利権に執着しているために、日銀総裁のポストに法学部卒で経済学の学位もないただの天下り役人を据えている事でしょう?

 そして国民も長くその問題点を知らなかったという事でしょう?

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 何でそれを国民が知らないか?
 
 それはマスコミと大学が共同して、隠蔽しているからでしょう?
 いやマスコミはそもそもそれを理解していないのです。

 高偏差値有名大学卒のはずなのに新聞記者達は、自分で政府の政策を理解し問題点を探す能力がないのです。
 だから財務省のレクチャー通りの記事を書くしかないのです。
 これで「権力と戦う」w

 ワタシは最初にリフレ派の話を知った時から凄く奇異に思っていた事があります。
 それはリフレ派の学者達は皆聞いた事もない大学の先生なのに、増税派の学者は東大始め、高偏差値有名大学の先生ばかりだと言う事です。

 でもこれ偶然じゃないんですよね。
 これは財務省や文科省がガッチリタグを組んで、高偏差値有名大学の教授や助教授のポストを押さえていくから、こういう結果になるんですよね。
 そしてその教授達と官僚の話しか知らないのがマスコミです。

 これではネット普及以前には、国民がこの問題点を知る術などなかったのです。

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 つまり日本の行政を動かしている官僚制度は、超後進的なのです。 
 科挙があった時代の中国と同じなのです。

 科挙は儒教に対する知識を問う試験でした。
 だから科挙の合格者は、儒教に対する知識は大変な物です。
 しかしそれ以外の専門知識は何もないのです。
 そういう人達による行政では、近代国家と対抗できないのは当然ではありませんか?

 でも日本も経済運営や財政に関する限り、東大法学部卒、つまり法学で上級公務員試験に合格した人達が、支配しているのです。
 法学について幾ら詳しくても、金融や財政についての知識の足しにはなりません。 
 
 そりゃ東大法学部に入りるぐらいの人なら、それなりに頭は良いから、その後真面目に勉強すれば、必要な知識だって学べるでしょうが、でも現実の日本を見ればそうではないのです。

 けれどもこの連中が財務省や日銀だけでなく、マスコミや労働組合(連合の増税賛成!?)まで抱え込んで、超後進的な財政金融政策を取り続けているわけです。

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 連合が消費税増税に賛成ってホントに呆れますよね。
 彼等は一体何を期待しているのでしょうか?

 これも高橋洋一の受け売りですが、リフレ派の金融財政政策は雇用の拡大をもたらすので、本来、労働者の側に立った政策です。
 だから欧米ではリフレ派の政策を支持するのは左翼だと言うのです。

 ところが日本では連合が増税派です。

 連合のトップは工場労働者から叩き上げで、中卒や高卒の人達だというなら、マクロ経済政策や海外の労働組合の動向に無知なのは、仕方がない‥‥と思う事もできます。

 しかし現実には連合など大手労働組合の幹部は、高級官僚同様の高学歴集団なのです。

 低学歴だから無知なのは仕方がないと思うけれど、高学歴で無知では救いがありません。

 けれども高級官僚・マスコミ・大学、そして労働組合までが、揃って無知で後進的な金融財政政策を支持してきたのです。
 
 なるほどこれじゃ日本が30年余デフレに苦しむわけです。

 でも池田信夫が陥落したという事は、この後進的状況にも少しは穴が開いたと言う事でしょうか?
  1. 戦後民主主義
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2019-04-21 12:35

なぜか写真写りの良いエンレイソウ

 昨日も寒かったけれど、快晴でした。

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 それで午後から宮の丘公園に行ってみました。

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 公園の木々はまだ芽吹いていないし、勿論桜だって咲いていません。

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 でも公園の林の中の春の妖精達が目覚めたかもしれないし、水芭蕉も咲いていると思ったのです。

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 前にも書いたけれど、この公園の林はそのまま手稲山の原生林につながっています。

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 そして手稲山の原生林はそのまま全部、札幌市の南西部を囲む山脈の原生林につながっています。

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 だからこの公園でも始終ヒグマの出没騒動が起きるのです。

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 そして数日前に南区でヒグマが出ました。

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 春の山で目覚めるのは妖精だけではないのです。

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 だから少し怖いのですが、それでもやっぱり妖精達に会いに行かずにはいられません。

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 そして期待通り、林の中ではエンレイソウが咲いていました。

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 咲いたばかりのエンレイソウは、花も葉も茎も本当に小さく、言いようもないほど可憐です。

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 そしてこれから5月末頃まで、全体が毎日少しずつ大きく育っていくのです。

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 花は深紅の物と、薄緑の物があります。

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 春の妖精達が目覚める頃は、林の木々はまだ葉をつけていないので、林の中は大変明るいです。

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 それで丈が10cmに満たない小さな花々も、お日様を浴びて育つ事ができるのです。

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 林の木々が葉を茂らせると、林の中は暗くなってしまい、こうした小さな花々は日の光を受けられなくなって地上部も全部消えてしまいます。
 だから春の妖精と言われるのです。

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 林を抜けると日が大分傾いていました。

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 歩いた距離は短いのだけれど、エンレイソウの写真を無暗に撮っていたので、予想外に時間が経っていたようです。

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 エンレイソウはなぜか写真写りがよいのです。

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 エゾエンゴサクやキクザキイチゲは、せっかく撮ってもボケちゃうのが多いのに、なぜかエンレイソウの場合は失敗が少ないのです。

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 同じぐらいの大きさの花を同じ光線の中で撮っているのに不思議です。

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 色の違いでしょうか?

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 一番沢山咲いていたのはエンレイソウでしたが、他の花も結構ちらほら咲いていました。
 でもニリンソウやスミレの仲間はまだでした。

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 沼にたどり着くと期待通り、水芭蕉が咲いていました。

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 木々の間から射し込む光を受けて、プリマドンナのような艶やかさです。

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 沼の岸辺にもエンレイソウがつつましく咲いていました。

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 それぞれの春です。

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 どうだった?
 ヒグマに遭わなかった?

 林を抜けたらそのまま公園に駐車場に出ます。 駐車場では芝生で一日遊んだ柴犬軍団が、帰り支度いていました。

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 そして林を見下ろすと、木立の中に辛夷の花が咲いています。
 遊歩道から見上げた辛夷です。
 春の山にはこういう辛夷が一杯見えるのです。

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 もう日が暮れてきたので帰ります。
 本当に美しい日でした。
 神様有難うございました。
  1. 札幌の四季
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